自己PRで「集中力」を効果的に伝えるには?|差別化する方法と例文を紹介

このページのまとめ

  • 企業が求めている「集中力」を理解して自己PRを作成することが重要
  • 「集中力」が短所に聞こえないよう、ほかの強みと掛け合わせて伝えるのがおすすめ
  • 集中力が発揮できる職種を把握し、志望企業に合った強みとして伝える

自己PRで「集中力」を効果的に伝えるには?|差別化する方法と例文を紹介のイメージ

自己PRで「集中力」をアピールしたい就活生は多く、ほかの学生との差別化を図るには、伝え方のポイントを押さえることが重要です。

この記事では、集中力がある人の特徴、企業が期待している「集中力」の内容、自己PRでの集中力の伝え方のコツなどを解説します。また、集中力を題材にした例文をカテゴリー別にまとめました。参考にしながら、あなたのオリジナル自己PRの作成に役立ててください。

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目 次

企業が期待する「集中力」とは?

企業が期待する「集中力」とは、「仕事が早い」「複数の業務をこなせる」などが当てはまるようです。ここでは、企業が求めている「集中力」とはどのようなものか具体的に解説します。

仕事が早い

企業は、集中力が高い人は仕事を早く終わらせてくれるのでは、と期待しています。一つの仕事に集中して取り掛かってくれる人は、途中で仕事を投げ出したりせずにテキパキとこなしてくれるので、頼れる存在となりえます。
特に、スピード感が求められる企業ではその能力が発揮できるでしょう。

質の高い仕事ができる

集中力がある人は、仕事のクオリティが高いという印象を持たれるようです。中途半端にせず一つひとつの作業と向き合っているため、ミスや問題も少なく完成度の高い業務をこなしてくれるでしょう。
間違いが許されない業務や責任の重い仕事も安心して任せられるので、企業からの評価は高くなります。

複数の業務をこなせる

集中力がある人は切り替えが早い傾向にあるので、複数の業務を任されても混同せずに行えるという印象を持たれやすいです。大きなプロジェクトに関わる業務やマルチタスクの多い企業では、安心して仕事を任せられる存在として期待されるでしょう。

面接で好印象を与える自己PRについて知りたい方は、「面接官に好印象を与える自己PRの効果的な伝え方」の記事も参考にしてみてください。

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就活に有利になる「集中力」の特徴

ここでは、就活で有利に働く「集中力」の特徴をご紹介します。自分に当てはまる部分があるかどうか確認してみてください。

感情のコントロールができる

集中力がある人は、感情をコントロールできる人が多いようです。一つのことに集中して作業を行うには、余計な感情に振り回されることなく冷静に取り組む必要があります。期限が迫っている仕事やスピードを要するタスクにおいても、冷静に対応できる能力を持っている人は安定して作業を進められる可能性が高いです。

仕事上でも発揮できる能力として、企業から評価されやすいでしょう。

中途半端を嫌う

集中力がある人は、物事を中途半端に終わらせることを好まない傾向にあります。目標や成果に向かい集中した状態を保ち続けることで、成果が上がりやすいと考えているからです。

そのため、一度始めた作業や仕事を中断せず、最後までやり遂げる力があります。このような能力は、自己PRでも高いアピールポイントになるでしょう。

短期間で結果を出せる

集中力が高い人は、限られた時間でも結果を出せる人材だと企業から期待されやすいです。

集中力が低い人や継続することが苦手な人は、一つの作業を終わらせるにも時間がかかってしまい、期限内に終わらせることができない場合もあるでしょう。一方、集中力を発揮できる人は時間を効率的に使えるので、短時間でも成果につながる可能性が高いです。

計画性がある

集中力がある人は、物事を効率的に進めるための計画を立てるのが得意、という特徴も持っています。作業にかかる時間や期間を事前に把握したうえで目標を設定し、そこから逆算してスケジュールを組むという習慣を普段から心掛けています。

無理なく着実に遂行するための計画性は、企業からの高評価につながるでしょう。

計画性をアピールする自己PRの例文が知りたい就活生は「就活に役立つ自己PRの書き方は?ポイントとコツを例文とともに解説」の記事も参考にしてみてください。

切り替えが得意

集中力のある人は、気持ちや作業の切り替えが得意という特徴もあります。会社では、一度に複数の業務をこなさなければいけない場面も多いでしょう。その際、頭を素早く切り替え、それぞれの業務に冷静に向き合えます。

特に、マルチタスクが求められる業界や職種の企業で発揮できる能力といえます。

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集中力をアピールする自己PRの構成4ステップ

自己PRで集中力を強みとしてアピールするには「具体的に説明すること」や「エピソードを加えること」が大切です。ここでは、自己PRで「集中力」をアピールするための具体的な方法を4つのステップに分けて解説します。

ステップ1:どのような集中力があるかを伝える

自己PRでは、集中力があることを最初に述べます。しかし、単に「集中力がある」だけでは抽象的になってしまうので、その集中力によって何ができるのかをアピールする必要があります。
たとえば、次のような書き出しがおすすめです。

・「私には集中力があり、一つの作業に長い期間没頭できます。」
・「私には集中力があり、限られた時間でも最大のパフォーマンスを発揮できます。」
・「私には集中力があり、ミスなく仕事をやり遂げることができます。」

ステップ2:集中力が伝わるエピソードを伝える

集中力で何ができるのか結論を述べたら、その根拠となるエピソードを加えます。集中力の裏付けとなる具体的な行動と、それによってどのような成果を得たのか具体的に説明しましょう。
「集中力」と「エピソード」は、次のように関連付けられます。

・集中力:一つの作業に長い期間没頭できる
 エピソード:毎日4時間苦手な英語の勉強を行い、希望の大学に合格した
・集中力:短い時間でも成果を出せる
 エピソード:受験時期に文化祭発表のリーダーにになり、集中して練習と準備を行った結果、金賞をとった
・集中力:ミスをせずやり遂げる
 エピソード:学習塾でのアルバイトで、生徒や保護者に間違った情報を伝えないよう集中して対応した

エピソードが思い浮かばない就活生は「自己PRが書けない!エピソードを見つけるコツとは?」の記事を参考にしてください。

ステップ3:集中力ともう一つの「強み」を掛け合わせる

集中力にはもう一つの「強み」を掛け合わせることが有効です。なぜなら、自己PRにおいて「集中力」だけのアピールでは不十分だからです。

集中力とは別の強みを掛け合わせることによって、あなたの「集中力」がよりオリジナリティのある資質として採用担当者の心に残るでしょう。

ステップ4:「集中力」を活かした入社後の展望を伝える

最後に、集中力をどのように仕事に活かすかを述べます。自分の長所である「集中力」が今後どのように役に立つかを示せば、あなたが働く姿を想像してもらいやすくなるでしょう。

そのためにも、事前に十分な業界研究や企業研究を行うことが欠かせません。あなたの強みが伝わるだけでなく、事前に志望企業について調べていることが伝わるからです。

企業に好印象を与える長所の伝え方については「自己PRで伝える強みとは?伝える際の構成や長所の見つけ方を解説」の記事でも紹介しています。

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自己PRで集中力を効果的に伝えるためのポイント

「集中力」は多くの就活生が使う自己PRの題材であるため、ほかの学生との差別化を図る必要があります。ここでは、集中力を自己PRでアピールする際のポイントを4つご紹介します。

自己分析を入念に行う

「集中力」を自己PRでアピールするなら、十分に自己分析を行うことが重要です。自己分析によって「どのような集中力があるのか」「どのようなタイミングで集中力を発揮できるのか」などを明確にしておきましょう。

下記で、集中力を発揮できるタイミングの例を挙げます。自分に当てはまるものを確認し、オリジナリティのある自己PR作成につなげてみてください。

・好きなことや興味のあることに取り組んでいるとき
・期限が短いタスクに取り組んでいるとき
・一つのものを作り上げるとき

自己分析のやり方が分からない人は「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事を参考にしてください。

エピソードには具体的な数字を使う

「集中力」のアピールにはエピソードを加えると良いですが、「数字」で表すとさらに効果的です。
たとえば、「長い時間勉強した」よりも「毎日、5時間勉強した」のほうが、より具体的で容易にイメージできます。イメージしやすいエピソードは、採用担当者の印象にも残りやすいでしょう。

また、「長時間」では、2時間や10時間など人によって想像する時間はそれぞれです。具体的な数字を加えることで、相手の持つ言葉のイメージに左右されずに伝わります。

業界研究や企業研究を十分に行う

「集中力」を強みにした自己PRには、企業分析や業界研究が欠かせません。企業の求める人物像やニーズを理解したうえで、それに見合った自分の強みをアピールすることが内定につながるからです。
企業分析や業界研究は、下記に挙げる方法によって行えます。

・企業の公式Webサイト
・会社説明会
・業界地図
・四季報
・OB/OG訪問
・インターンシップ

企業研究をしながらも業界研究の視点を持ちつつ、「集中力がどのような業務に活かせるか」というポイントを探しましょう。そうすることで、あなたの持つ「集中力」を企業へ効果的にアピールできます。

ほかの長所と掛け合わせて伝える

自己PRで集中力のみをアピールすると、伝え方によってはマイナスのイメージに取られてしまう場合があります。強みを短所と捉えられないようにするためには、ほかの強みを掛け合わせるのがおすすめです。

ここでは、集中力と掛け合わせるのに相性の良い「強み」を紹介します。

集中力+行動力

一つ目は「行動力」です。行動あってこそ成果につながるため、行動力のある人材は企業も貴重だと考えます。

また、集中力の持つ内向的なイメージを、外向的な印象の「行動力」で調和させられるメリットもあります。ミスが少なく、向上心が旺盛である印象も与えられるでしょう。

集中力+問題解決能力

「問題解決能力」も相性が良いです。問題解決能力を集中力と掛け合わせることで「視野が狭いのではないか」といった懸念の払拭が可能です。周りを観察し、さまざまな角度から物事を捉えられる強みのアピールにもなります。

また、企業側もさまざまな問題に対処できる人材を確保したいと考えているでしょう。

集中力+適応力

「適応力」も挙げられます。「融通が効かないのではないか」といった集中力への懸念を払拭できます。

また、企業運営は常に変化に晒されているため、適応力のある人材は貴重と判断されるでしょう。与えられた業務や顧客の変化に適切に対応しつつも、集中力を発揮できる旨を伝えれば効果的にアピールできます。

集中力+マネジメント力

最後にご紹介するのは、「マネジメント力」です。マネジメント力とは、「時間やタスク、人員などを管理する」「周りを見て行動できる」ことを指します。

企業に入社すると業務に納期があるのが一般的なので、集中力を持ってタスクを管理できる人材は貴重であると捉えられるでしょう。

企業研究を行う詳しい手順は「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で詳しく解説しています。

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自己PRで集中力を伝えるときの注意点と対処法

自己PRでアピールしやすい集中力ですが、伝え方には注意が必要です。ここでは、3つの注意点と対処法を紹介します。

「集中力がある」ことを長所としてきちんと伝えるためにも、注意点を確認しましょう。

周りが見えていないと思われないようにする

集中力が高い人は、「周囲の状況に気を配れなくなる」「視野が狭くなり業務全体に支障が出るのでは」と思われる可能性があります。

集中力をアピールするエピソードのあとに、「作業に集中し過ぎてほかのことがおろそかにならないよう、周りへの配慮や確認を都度行うようにしています」などと伝えると好印象です。

融通が利かないと思われないようにする

一つのことに集中する人は「頑固な性格なのではないか」と思われてしまうこともあります。自分のペースで作業に集中するあまり「周りからの指摘やアドバイスを受け入れられないのではないか」という懸念を抱かれないようにすることが大切です。

状況に応じて考えを変えられる、柔軟性や協調性などをアピールすると良いでしょう。

職場によっては集中力が評価されないこともある

集中力があることをアピールしても、職場によっては評価の対象になりにくい場合があります。もちろん、全く集中力を必要としない仕事は存在しません。しかし、一つの資質をより重視している職場では「集中力を持ち合わせているのは当然」という前提があります。

たとえば、スタートアップ企業やベンチャー企業は、チャレンジ精神やアイデア力などを重視する傾向が強く、集中力をアピールしてもインパクトに欠けてしまう場合があります。

ベンチャー企業への就職を考えている方は「ベンチャー企業に就職したい!働くメリットとデメリットとは」の記事も参考にしてみてください。

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自己PRで集中力が評価される仕事

自己PRでは、入社後に集中力をどのように活かせるか伝えることが大切です。どのような業務で集中力が評価されやすいかを理解しておきましょう。

正確性が問われる業務

集中力が評価されるのは、正確性が問われる業務です。正確に計算をしたり情報を整理したりなどの細かい作業を行うには、集中力が必要になります。反対に、集中力がなければケアレスミスを多発してしまうかもしれません。
正確性が問われる職種の例は、次のとおりです。

・細かい数字を扱う経理、財務、会計職など
・細かい設計書を扱うエンジニア職など
・器具の操作を正確に行う医療従事職など

連続的な作業を繰り返す業務

黙々と一つのことを継続して行う業務は、集中力が評価されやすくなります。集中力がない人は、同じことを繰り返すと飽きてしまい、ミスをしやすくなってしまうからです。
例としては、次のような業務です。

・連続した作業を繰り返す事務職、データアナリスト
・継続的な技術の積み重ねが必要になる研究、品質管理、メンテナンス職
・IT系、プログラマー

複数のタスクを担当する業務

集中力は、複数の業務を同時進行するマルチタスク型の業務で評価されるでしょう。集中力がある人は切り替えが上手く、限られた時間で成果を上げるイメージがあるからです。

反対に、集中力がなければそれぞれのタスクで注意散漫になってしまいます。ミスを頻発させるだけでなく、必要な成果を発揮できないかもしれません。
具体的には次のような業務があります。

・複数の業務を掛け持ちすることが多い経営企画、商品開発職など
・業務の幅が広いデザイナー、編集などのクリエイティブ職
・複数の顧客を相手にする個人営業や法人営業職
・マネジメント職

複数のタスクを掛け持つ業務は、責任ある重要な役割であることが多いです。マルチタスクをこなせる集中力を持ち合わせていることは、キャリア形成をするうえでも強みになります。

目標値が設定されている業務

ノルマなどの目標値が設定されている業務でも、集中力が評価されます。目標が明確だとやるべきことを可視化できるため、短期スパンでの集中力が発揮されやすくなるからです。
目標値が設定される業務には、次のようなものがあります。

・数字目標がある個人営業、法人営業職
・ノルマのある販売職
・締切のあるデザイナー、ライターなどのクリエイティブ職

締め切りや目標があったほうが集中力を発揮できるタイプなら、強みが活かされる業務でしょう。

また、どのような会社にも何らかの企業目標があります。企業が目標を達成するためにも、目標を達成できる集中力を持ち合わせた就活生は貴重です。

業種ごとの業務内容をさらに詳しく知りたい人は「就活前に知っておきたい!業種ごとの仕事内容」の記事も参考にしてください。

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経験別の例文6選|集中力をアピールする自己PR

「集中力」をアピールできる自己PRの例文を、経験別に紹介します。経験に当てはめて、自分なりの自己PRを作成してみてください。

アルバイト経験をもとにした例文1

私は持前の集中力を活かして、与えられた時間内で成果を出せます。私がこの強みを発揮したのは、大学3年生のときに行っていたコールセンターのアルバイトです。

その会社では時間単位でノルマが設定されており、その厳しさゆえに一日で辞めてしまう人も多い環境でした。しかし、私は目標が設定されているほうがやる気が出る性格なので、とにかく集中して電話をかけました。なかにはクレームの多い顧客もいましたが、屈せずに相手の話を聞くことで、最終的には契約を獲得することもできました。

集中して取り組んだ結果、同時期に就業をスタートしたメンバーのなかで最高の契約数を得ました。このアルバイト経験において、単に集中するだけではなく、顧客のニーズを配慮しながら効率的に業務を行うことの大切さも学びました。

貴社に入社したあともこの強みを活かし、効率的に利益を上げることを目標に精進して参ります。

アルバイト経験をもとにした例文2

私の強みは、集中力とコミュニケーション能力が高いことです。

大学時代に書店でアルバイトをしており、私の担当は文庫本コーナーの管理でした。そこで、文庫本のおすすめを一次情報としてお客さまに提供したいと考え、話題の新作本は必ず読むようにしました。

私が行ったのは、読み終わった文庫本の感想やおすすめのポイントをノートにまとめることです。おすすめのポイントをポップでアピールしたり、直接お客さまに勧めたりしました。

特に印象に残っているのは、本好きのお客さまからの信頼を得て「本を買うなら、この本屋が良い」と言っていただけたことです。このような成果を出せたのも、持ち前の集中力とコミュニケーション能力のなせるところと考えております。

ご採用頂けました際には、すべての仕事を集中してこなし、お客さまとのコミュニケーションを通じて貴社に貢献していく所存です。

「コミュニケーション能力」をアピールしたい就活生は「自己PRでコミュニケーション能力を伝えるコツは?」の記事も参考にしてください。

学業の経験をもとにした例文

私の長所は、集中力と向上心があるところです。

中学生のときにオーストラリアの女の子と文通をしたのをきっかけに、英語の勉強を続けてきました。毎朝、英字新聞で記事を4つ読むのが高校生のころからの習慣です。

最近では、英文でのシャドーイングや1分スピーチなどもトレーニングに加え、短い時間ですが集中して学習を続けています。そのことにより、目標であったTOEIC900点取得を達成できました。

自己流で伸ばしてきた英語力ですが、今後はグローバルに活躍する人材になるために実践的な力を伸ばしたいと考えています。

このように、限られた時間でも集中して取り組み、スキルや能力を向上させられるのが私の強みです。

採用頂けました際には、私の強みである集中力や向上心を活かしてさまざまな知識を身につけ、貴社に貢献できるよう努力いたします。

部活・サークル経験をもとにした例文

私の長所は、集中力と継続力があることです。

私は、大学でダンスサークルに所属していました。ダンスの振り付けを覚えるためには、集中力が必要です。入部したてのころはなかなか一つひとつの動きをものにすることができず、先輩や周囲に迷惑をかけてしまっていました。

そこで私が行ったのは、部活以外の帰宅後や休日も練習に打ち込むことです。そのうちに振り付けをものにできるようになり、ダンスも上達しました。3年生で部長として部員を引っ張る立場となれたのは、私の集中力と継続力を評価していただいたからです。

今年のダンス大会で優勝できたのも、集中して練習し続けたからこそだと自負しています。

貴社に入社できた際は、持ち前の集中力と継続力を活かし、着実に業務をこなして貢献させていただきたいと考えています。

趣味をもとにした例文

私の長所は、集中力と旺盛な好奇心だと考えています。

イラストを趣味にしており、見たり描いたりするのが好きです。

なかでも、タブレットでデジタルイラストを描くのを好んでおり、現在はオリジナル作品に取り組んでいます。イラストに取り組んでいるときは時間が経つのを忘れるほど集中し、描き終えたあとの達成感はなんともいえません。

また、お気に入りの作家がデジタルアート展を開催する際には、遠方でも足を運びます。作品に込められた思いや、創作の工夫や苦労などの話を聞いてみたい好奇心からです。実際に作品を見たり作者と話したりすることで得られる学びは、ほかに変えようがありません。

イラストの趣味を通じて培った「集中力」と、長所である「旺盛な好奇心」を貴社の業務でも発揮し、業務を成し遂げたいと考えています。

資格勉強をもとにした例文

私の強みは、決めた目標に向かって突き進む集中力です。大学2年生のときに、「将来は英語を使った仕事に就きたい」と思うようになり、TOEICでスコア700を取るという目標を設定しました。

試験までの半年間、一日2時間の試験勉強に取り組み、映画やCD付きテキストでリスニング力を上げる努力をしました。

「あと○問解いたら、好きなテレビを1時間だけ観る」など、小単位での目標を掲げることや適度な息抜きをすることで、効率的に集中できることも学びました。

その結果、スコア750という目標を上回る点数を獲得できました。限られた期間でベストを尽くす集中力を御社の業務でも発揮し、日本と海外をつなぐ人材に成長したいと考えています。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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