理系就活はいつから?学部・大学院別の就活スケジュールと成功のコツを解説

このページのまとめ

  • 理系就活を始める時期は学部卒は3年の4月ごろから、修士卒は1年の6月ごろから
  • 理系就活の博士卒は、2年の8月ごろから就活を始めるとよい
  • 理系就職は研究活動と就活の両立で忙しくなるため、スケジュールを立てるのがおすすめ

理系就活はいつから?学部・大学院別の就活スケジュールと成功のコツを解説のイメージ

「理系就活はいつから始める?」といった悩みを抱えている理系学生も多いでしょう。理系学生の就職活動は、学部卒・修士卒・博士卒といった学部・大学院別によって、最適なスタート時期が異なります。

本記事では、学部・大学院別の就活を始める時期について詳しく解説。また、一般的な理系就活のスケジュールや、研究と両立しながら就活を成功させるためのコツも紹介します。理系就職を有利に進めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目 次

理系就活はいつから?学部・大学院別に解説

理系学生の就職活動は、文系学生と比べて研究活動との両立が求められるため、そのスケジュールを把握しておくことが重要です。

ここでは、理系就活を始める時期について、学部・大学院別に解説します。

学部卒は3年の4月ごろから

大学の学部を卒業して就職を目指す学生は、一般的に3年生の4月ごろから就職活動の準備を始めます。この時期から、業界研究や企業研究、自己分析といった就活の活動を開始しましょう。

文系学生の多くもこの時期に就職活動を本格化させるため、合同説明会やインターンでの情報も得やすくなります。

修士卒は1年の4月ごろから

修士卒の方は、修士1年の4月ごろから就職活動に向けて動き出しましょう。一般的に、夏のインターンのエントリー締め切りは6月中、秋のインターンは9月中、冬のインターンは12月中とされることが多く、春ごろから準備を始める必要があります。

そのため、春から自己分析や企業研究などの就職活動を始め、夏・秋のインターンへ参加して早期選考ルートに乗る、といった流れがおすすめです。

博士卒は2年の8月ごろから

大学院博士課程を修了して就職を目指す学生は、2年の8月ごろから動き出すのが一般的な目安となります。博士課程の学生は、研究者や高度な専門職としての採用を志望することが多いため、他の学部の学生とは選考のルートや求められるスキルが異なる場合があります。

このため、より専門特化した企業へのアプローチや、アカデミア(研究機関)を含めた幅広い進路の検討を、早い時期から始めることが重要です。

理系大学院生の就活スケジュールについては、「理系大学院生の就活スケジュールを解説!効率的に進めるポイント4つを紹介」を参考にしてください。

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理系就活生限定の選考の開始時期

理系学生を対象とした選考は、内閣官房が定める広報活動開始日の3月1日より早い段階から動き出すのが通例です。まずは、自身の専門性が求められる業界の選考開始時期を正確に把握しましょう。

ここでは、理系就活生限定の選考の開始時期について解説します。

理系限定インターン経由選考の開始時期

理系限定インターンから直結する選考は、夏季インターン終了直後の10月頃から案内が始まることが一般的です。実務に近いワークを通じて評価された学生は、冬を待たずに早期選考の案内やリクルーター面談が行われるでしょう

研究が忙しくなる前に内定を確保したい学生にとっては、注力すべき時期といえます。

学校推薦による選考の開始時期

学校推薦による選考は、多くの場合、学部3年や修士1年の12月頃から具体的な募集要項の掲示が始まります。大学の就職担当部署や学科の事務室に企業の求人票が届き、それに基づいて1月〜2月頃に学内での選考・選抜が行われるのが一般的な流れです。

企業への正式な書類提出や面接は、広報活動が解禁される3月から4月に集中します。一般選考よりも合格率が高い傾向にありますが、学内締め切りは早いため、短期間での決断が求められます。また、基本的に辞退もできないため、応募する際は十分に検討する必要があるでしょう。

教授推薦による選考の開始時期

教授推薦は、研究室と企業との深い信頼関係に基づいて行われるため、開始時期は個別のケースにより異なります。教授が窓口となるため、表立った求人サイトには掲載されない非公開の選考ルートであることが特徴です。

まずは指導教員に対して、自身の就職希望や志望業界を早めに伝えておくことが活動の第一歩となります。選考が始まるとスムーズに進むことが多い一方で、研究成果がそのまま評価に直結するため日々の努力が欠かせません。

また、教授推薦を利用する際に注意すべき点は、原則として「内定の辞退ができない」ということです。教授推薦は、大学と企業との信頼関係で成り立っているため、安易な辞退は大学の後輩たちの採用枠に影響を及ぼしたり、教授と企業との関係を損ねたりする恐れがあります。

そのため、推薦を希望する段階で「内定が出たら必ず入社する」という強い意志があるかを慎重に判断しなければなりません。万が一、やむを得ない事情で辞退を検討する場合は、自分一人で判断せず、速やかに指導教員に相談しましょう。

研究室訪問から始まる選考の開始時期

理系就活における「研究室訪問から始まる選考」とは、企業の採用担当者が直接研究室を訪れ、優秀な学生にコンタクトを取るケースを指します。開始時期は、本格的な広報が始まる前の10月から2月頃が中心です。

企業は特定の技術を持つ学生を効率よく確保するため、教授の推薦を得たり、その場で早期選考へ招待したりして、「優秀な人材の早期確保」を行います。一般公募よりも有利に進むことが多いため、この時期に企業が来訪する研究室に所属している場合は、早めに研究内容を整理しておくなどの準備をしておきましょう。

技術面談から始まる選考の開始時期

技術面談を中心とした選考は、本エントリーが始まる3月前後から、あるいは早期選考の一環として2月頃に実施されます。通常の面接とは異なり、研究内容の専門的なプレゼンテーションや質疑応答が中心となるのが理系選考の特徴です。

技術面接でよく聞かれる質問について知りたい方は、「技術面接とは?理系就活生が知っておきたいポイントや質問例を紹介」をご参照ください。

技術職・研究職限定の専門採用の開始時期

技術職や研究職の専門採用は、一般職より早い1月から2月頃に応募を受け付ける企業が目立ち、早期に選考が進む傾向があります。職種別採用として入社後の配属先が明確に募集されるため、入社後のミスマッチを防ぎ、具体的なキャリアプランを描ける点が魅力です。

特定の技術に強い学生を狙い、独自の技術試験や制作物の提出を課す企業も多いため、3月の解禁を待つと希望の枠が埋まるリスクがあります。志望企業の採用ページをこまめに確認し、専門採用のチャンスを逃さないよう、年明けから選考に向けた準備を意識的に行いましょう。

修士・博士向け専門採用の開始時期

修士や博士を対象とした専門採用は、研究活動のピークに配慮して年間を通じて柔軟に募集を行う「通年採用」を実施する企業が増えています。 特に博士課程の場合は、2年次の夏から3年次の春にかけて、スカウトや個別の面談形式で選考が進むことが一般的です

学会発表や論文執筆の多忙な時期に合わせ、面接日程などを柔軟に調整してくれるケースが多く、学業と就活の両立を支援する企業も多いようです。

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学部卒の理系就活のスケジュール

学部卒の理系就活は、文系と同様のスケジュールで動くため、研究室への配属や実験の忙しさが本格化する前に活動を軌道に乗せることが重要です。ここでは、一般的な学部卒の理系就活のスケジュールについて紹介します。

3年の4月〜9月:自己分析・夏季インターンの準備と参加

就活が本格化する前に、将来のキャリアを考えるために自己分析を行い進路を明確にすることが大切です。この時期は、多くの企業が夏季インターンの募集を本格的に始めます。

実際に現場の仕事に触れることで、自分の専門知識が社会でどう役立つかを肌で感じられるだけでなく、社員との交流を通じて社風や求められるスキルを具体的に把握できます。また、インターンでの評価がその後の早期選考の案内に繋がるケースも少なくないため、目的意識を持って参加することが重要です

自己分析のやり方について知りたい方は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」をご参照ください。

3年の10月〜12月:秋季・冬季インターンの準備と参加

夏季インターンでの経験をもとに、志望業界を絞り込む時期です。10月以降は、より実務に近いワークを行う秋季・冬季インターンの募集が活発になります。

秋期・冬季インターンに関しても、「早期選考」に直結することもあるため、志望度が高い企業には積極的に応募しましょう。また、並行して研究室での実験やレポートが忙しくなる時期でもあるため、タスク管理が重要になります。

3年の1月〜3月:早期選考・本選考へのエントリー

年明けから、一部の企業では早期選考の案内や面接が始まります。3月には企業の広報活動が解禁され、多くの企業に本エントリーできるようになります。また、学校推薦を利用する場合はこの時期に学内の選考が行われます

4年の4月〜6月:面接選考・内々定

多くの企業で面接試験がピークを迎え、内々定や内定が出始める時期です。第一志望の企業から承諾を得るために、面接の準備を徹底しましょう。
なお、合格の連絡を受けた後は入社意思の確認や事後面談が行われます。

4年の10月:内定

正式な内定通知が授与される内定式が、多くの企業で執り行われます。同期入社となる仲間と顔を合わせる最初の機会となるので、積極的に参加しましょう。
内定式後は、入社に向けた書類の提出や残りの学生生活の計画を立てます。

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修士卒の理系就活のスケジュール

修士卒の就活では、自身の専門領域をどのようにビジネスで活かせるかを論理的に説明する力が求められます。ここでは、一般的な修士卒の理系就活のスケジュールについて解説します。

1年の4月〜9月:自己分析・夏季インターンの準備と参加

学部生と同様に、早い時期から専門性を活かせる業界を絞り込み、研究内容の言語化を進めましょう。また、実務に近い体験ができる夏季インターンの選考に応募するのもポイント。研究活動と両立できるよう早めの情報収集と計画が重要です

サマーインターンについて知りたい方は、「サマーインターンとは何をする?参加する意味やメリットを解説」を参考にしてください。

1年の10月〜12月:秋季・冬季インターンの準備と参加

学会発表などの研究活動が多忙になる時期ですが、この時期のインターンや先行選考がその後の内定に大きく関わります。特に理系職種では、秋から冬にかけて「ジョブマッチング(事前面談)」に近い形式のインターンが行われることもあります。

また、エントリーシート(ES)で頻出する「研究概要(A4用紙1〜2枚程度)」の作成をこの時期に完了させておくと、1月以降の選考をスムーズに進められるでしょう。

1年の1月〜3月:早期選考・本選考へのエントリー

この時期は、3月の広報解禁を待つ「準備期間」ではなく、すでに多くの企業で早期選考が進行する「本番」の時期です。
特に夏季・秋季インターンシップ参加者を対象とした選考や、リクルーター面談を通じた実質的な選考が活発化します。

2年の4月〜6月:面接選考・内々定

技術面接や役員面接が実施され、専門性を厳しく問われます。複数の企業から内定を得た場合は、研究の進捗と選考の日程を調整しながら承諾先を決定しましょう。

2年の10月:内定

企業からの正式な内定承諾を経て内定式に参加します。研修プログラムの案内や入社までの課題が提示されることもありますが、卒業できなければ内定取り消しとなるため、修士論文の執筆に集中できる環境を整えて卒業を目指しましょう。

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博士卒の理系就活のスケジュール

博士卒の就活は、高度な専門性を評価するジョブ型採用やスカウト型選考が中心となるため、一般的な選考時期よりも早い段階からの準備が求められます。ここでは一般的な博士卒の理系就活のスケジュールについて解説します。

2年の8月:研究を活かしたインターン・キャリア登録

高度な専門知識を必要とする企業へ向けた活動を本格化します。博士課程を対象とした長期インターンへの参加を検討しましょう。
また、キャリア登録サイトを通じて企業から直接スカウトを待つのもおすすめです。

2年の10月〜3年の3月:ジョブ型採用・早期選考への応募

特定の職務に限定したジョブ型採用の募集が早期に始まります。
そのほか、研究の進捗に合わせ柔軟な選考を行う企業への応募を進めましょう。志望企業を決める際は、専門分野との親和性をアピールし個別の面談を重ねることも大切です。

3年の4月〜6月:本選考・推薦応募の面接

一般選考の開始時期に合わせて最終的な応募手続きを行います。教授推薦を活用する場合も、この時期に選考が実施されます。
研究の独自性とビジネスへの貢献可能性を論理的に説明できるよう、準備しておきましょう。

3年の6月〜10月:内々定

選考を通過した企業から内々定の通知が順次届くようになります。入社時期や配属される研究部門の詳細について確認し、納得出来れば内々定を承諾しましょう。承諾した後は、企業との連絡を継続しつつ学業へ戻ります。

3年の10月〜:内定・研究の最終仕上げ

内定式を終えたら、学位取得に向けた論文の完成と予備審査の準備に全力を注ぎます。
無事に修了要件を満たし入社の日を迎えられるよう努めましょう。

博士課程の就活を成功させるコツについて知りたい方は、「博士課程の就活で失敗しないために!求人探しや成功のコツなどを解説」をご覧ください。

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理系学生は就活に強い?文系と比較して解説

厚生労働省の「令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します」によると令和6年度の理系の就職率は97.3%、文系の就職率は98.2%とされています。このデータを見る限り、就職のしやすさに文系理系で大きな差はないといえるでしょう

分野 就職率
理系 97.3%
文系 98.2%

引用元:厚生労働省の「令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します

しかし、文系就職と理系就職には、就職活動の「進め方」や企業から「求められる能力」に違いがあります。

1つ目の違いとして、理系学生は、特に専門知識や論理的思考力を重視するメーカーやIT企業などの専門職で高い需要があります。
2つ目は、先述の通り、理系就職では大学や大学院の推薦制度を利用できることがあり、文系就職と比較してエントリー企業数が少ない傾向にありながらも、比較的早い時期から内定を獲得しやすいという特徴があります。

理系就活の平均エントリー数や選び方について知りたい方は、「就活は何社受けるべき?文系・理系の平均と後悔しない選び方を解説」をご一読ください。

参照元
厚生労働省
令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します

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理系学生の就活のよくある悩み

理系学生はその専門性の高さから、文系学生よりも企業からの需要があるといわれていますが、思うように進まないという人も存在します。

ここでは、理系学生の就活のよくある悩みをご紹介します。後ほど解説する「理系就活を成功させるコツ」もあわせてご覧ください。

研究が忙しくて両立が難しい

理系学生の多くは、日々の実験や論文執筆に追われており、文系学生に比べ就職活動に割ける時間が不足しがちです。 研究の進捗を優先するあまり、企業研究や書類作成を後回しにしてしまい、志望度の高い企業の締切を逃すといった失敗も少なくありません。

研究室の拘束時間が長いほど企業説明会への参加や面接の日程調整が困難になるなど、就職活動が制限されるため、周囲との情報格差が広がり就活への焦りや不安を感じる原因となります。限られた時間で成果を出すには、早期から効率的なスケジュールを組み、研究と並行して戦略的に動く高い自己管理能力が求められます

研究内容を専門知識のない人に噛み砕いて説明できない

面接などで研究内容(専攻・課題)などを伝えるときは、誰でも理解できるようにわかりやすく説明する必要があります。
しかし、専門知識のない人に対して説明をするのが難しいというケースも。

「専門用語を使わずに説明できない…」と悩んでいる場合は改善の余地がありますが、そもそも「専門知識のない人に噛み砕いた説明をする」という発想がない人もいるようです。

面接対策として、日頃から人に自分の研究について簡潔に説明する練習をしておきましょう。今後働き始めても、相手に理解してもらえるように物事を説明するという力は必須です。

専門的知識や技術以外の能力が欠けている

理系学生に限らず、就活ではコミュニケーション力が求められます。多くの理系学生が就職を検討するエンジニアや専門職、研究職は、もくもくと作業をするイメージが強いかもしれません。しかし、実際はチームメンバーやクライアントとの交渉、プロジェクト進行などコミュニケーション力が必要です。

同じレベルの技術や知識を持っている学生がいた場合、コミュニケーション能力に長けている学生を企業は選ぶでしょう

就活によくある悩みや失敗談について知りたい方は、「就活でよくある悩み20選!不安になる理由や解消法もご紹介」を参考にしてください。

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理系就活を成功させるコツ

先述したとおり、理系学生は研究や実験、論文執筆などで多忙なため、限られた時間の中でいかに効率よく活動できるかが大切です。専門性を武器にできる一方で、選考範囲を絞り込みすぎてしまい、選択肢を狭めてしまうケースも少なくありません。

事前の準備と柔軟な視点を持つことが、納得のいく内定を獲得するための第一歩となります。ここでは、理系の就職活動をスムーズに進めるためのポイントをご紹介します。

早めに準備をする

理系の就職活動は、早ければ早いほど有利になります。理系学生は文系と比べて学業が忙しく、就活が開始・本格化する時期に多くの企業説明会に参加することができません。

理系学生は、大学1年次から時間のある時にインターンシップに参加したり、業界・企業研究をしたりして、本命となる企業を絞っておいた方がよいでしょう。大学4年次になると卒業論文も加わって手一杯になってしまう傾向にあります。

理系学生向けのインターンシップについて詳しく知りたい方は、「理系学生向けのインターンシップとは?特徴や参加するメリットを解説!」をご参照ください。

スケジュールを立てる

理系学生の就職活動は、研究活動や卒業論文の作成と並行して進める必要があり、タイトなスケジュールになりがちです。そのため、事前に就活全体の流れと自身の研究計画の全体像を把握し、計画的に就職活動を進めることが重要となります。

具体的には、自身の研究スケジュールや学会発表の時期と、企業のエントリー・選考・内定出しの時期を照らし合わせ、無理のない計画を立てましょう。

特に、推薦応募を利用する場合は辞退できないケースもあるため、応募企業を絞り込む前に研究室の進捗や指導教員との相談を踏まえた上で計画を立てることが重要です。

専門分野以外の企業にも応募する

企業に応募する際は、企業の幅を広げて応募することをおすすめします。理系の学生は、自分の専門分野が活かせる企業を選ぶことが多いため、文系の学生に比べるとエントリー数が少ない傾向にあります。

大学で学んだ専門知識や技術が活かせる企業のみに志望先を絞ると、選択肢が狭くなり、結果として内定がもらえない、という可能性も否定できません。

そのため、自分の専門以外の業界や企業、例えば、専門知識を直接使わない技術職(専門外の理系就職)や、営業職や企画職などの文系職種(文系就職)もエントリー数に含めるのが良いでしょう。
ただし、先述したように、理系の就活スケジュールはタイトになりがちなため、選考の予定が被らないように注意が必要です。

応募書類の完成度を上げる

理系就活でも、文系就活と同じく書類作成は選考につなげるための重要なステップです。応募書類では、以下の点に特に注意しましょう。

企業の求める人物像に合った内容か

志望動機や自己PR、ガクチカなどの選考書類には、企業の求める人物像にマッチした内容にしましょう。同系統の企業・職種・仕事内容でも、人材に求める能力・人柄は異なります。書類は、応募する企業ごとに内容を書き換えましょう。

正式名称などの表記に間違いがないか

社名や資格名などは正式名称を用います「(株)」という表記を見慣れているためつい使いがちですが、これは実は略式。「株式会社」が正しい表記です。後株なのか前株なのかにも注意してください。
また、年月日の表記は、同じ書類内で和暦か西暦のどちらかに統一するのが基本です。

面接対策をしっかり行う

面接は、人と人との「対話」です。企業から見極められていると思うと、過度に緊張してしまい表情がかたくなったり、話し方も単調になりがちです。

そのため、面接はお互いをよく知るための対話を行う場と考えるようにして、怖がらずに挑むことが重要です。面接は以下の点に注意し、模擬面接を繰り返し行いましょう。

面接での態度にも気を付ける

緊張すると顔が強張り、早口になるほか声のトーンが低くなる傾向があります。
これらはネガティブな印象となりやすいため、姿勢を正して口角を上げ、聞き取りやすいトーンと口調で対応することを心がけましょう。

可能であれば、模擬面接などの様子を録音したり動画に撮ってみることをおすすめします。そうすることで、客観的に自分の様子を確認できるため、新たな改善点が見つかるかもしれません。

回答を準備しておく

よくある質問に対しては、あらかじめ回答を準備しておきましょう。自己紹介や自己PRなどは時間制限を設けられることもあるので、1分用、2分用などいくつかパターンを作っておくのがおすすめです

このときに気をつけておきたいのが、回答を丸暗記しないという点です。回答を丸暗記すると安心かもしれませんが、答える際に棒読みになる可能性が高め。また、一部を忘れてしまうと、その後が続かない場合があります。

「このような内容をこのような流れで話す」「KWだけ覚えておき、本番では自分の言葉で話す」など、ある程度の回答を準備しておきましょう。

身だしなみを整える

理系・文系にかかわらず、就活やビジネスシーンでは、身だしなみを整えることもビジネスマナーです。面接前に、下記のポイントをチェックしましょう。

シワや汚れ、サイズ感をチェック

スーツさえ着ていれば大丈夫、と思っているのは危険です。サイズが合っていないスーツはだらしなく、シワやシミ、汚れなどがあると人に不快感を与えかねません。「ビジネスシーンで通用するか」という意識を持ち、細かな部分までチェックして臨みましょう。

髪はまとめる

ヘアスタイルも重要な身だしなみの一部です。耳やおでこにかかる髪はピンやゴムで止めるか、ワックス、ヘアスプレーなどを使ってまとめましょう。髪の長い人は必ずゴムで結んでください。ゴムやピンはシンプルなものを選びます。
身だしなみでマイナスな印象を与えないように気をつけましょう。

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理系就職を成功させたいあなたへ

理系就活は、研究活動と並行して就活を進めなければいけないため、できるだけ早い段階から、挑戦してみたい業界や企業を絞り就活に向けて準備をしておく必要があります。また、就職を成功させるために、スケジュールを立てて就活を進めたり、専門分野以外の企業にも応募したりすることが大切です。

自分のスキルを活かせる企業を選びたい、スケジュール調整が難しくて就活が進まない、という人はぜひキャリアチケット就職エージェントにご相談ください。

キャリアチケット就職エージェントなら、あなたの経験・スキルにぴったりの求人をご紹介でき、面接日程の調整や企業との連絡なども代行しています。多忙な理系学生の方も無理なく就活を進められるよう、専任のアドバイザーが親身になってサポートするので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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理系就活はいつから始めるべきか悩んでいる人向けのQ&A

理系就職はいつから始めるべきか悩んでいる方からのよくある質問をまとめました。

Q.理系大学生が4年生から就活を始めるのは遅いですか?

A.理系大学生が4年生から就職活動を本格的にスタートしても、まだ間に合う段階と言えます。採用スケジュールは企業によって様々で、秋ごろに採用を実施する企業もあるからです。

また、採用枠が埋まっているように思えても、内定辞退によって枠が再び空くこともあり得ます。自己分析を行い、目指すべき業界や職種を明確にした上で、落ち着いて就活に取り組みましょう。

Q.理系就活がきついです…全落ちから内定を得るには?

A.全落ちという状況はつらいものですが、内定獲得のチャンスはまだあります。きつい状況を打開するには、まずこれまでの選考を振り返り、不採用になった原因を徹底的に分析することが重要です

自己PRや志望動機が研究内容に偏りすぎていなかったか、面接でのコミュニケーションは適切だったかなどを客観的に見直しましょう。また、視野を広げ、研究職・技術職だけでなく、専門外の理系職や文系職にも応募を広げることをおすすめします。

Q.理系大学院の就活はいつからスタートすべきですか?

A.理系大学院生の就職活動は、春から夏ごろにスタートするのがよいでしょう。企業の研究職や開発職といった専門性の高いポジションを志望する場合、多くの企業が修士1年の夏に開催されるサマーインターンシップを実質的な選考の場としています。

このインターンシップに参加するためには、1年の春頃には業界研究や企業研究、自己分析を済ませておく必要があります。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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