就活のエントリーは平均何社?多ければ多いほど良いわけではない?

このページのまとめ

  • 就活のエントリーが平均何社かは、理系と文系によって異なる
  • 個人のキャパシティや学業との両立もあるので、平均何社かは気にし過ぎない
  • 就活の初期段階では幅広い業界に目を向け可能性を広げよう
  • エントリー数は増やし過ぎてもバランスが悪いことに注意しよう
  • たくさん受けて落ちるときは、就活マナーや選考対策を見直そう

就活でのエントリー数が平均何社か気になる人は多いようです。自分のエントリー数が少ないのではないかと不安になっている人もいるのではないでしょうか。
確かに、エントリー数が少な過ぎるのはリスクですが、かといって多ければ多いほど良いわけでもありません。
このコラムでは、適切なエントリー数の考え方と、無理なくエントリー数を増やす方法を紹介。企業選びの方法を見直し、就活を成功させましょう!
 

就活のエントリー数は平均何社?

就活のエントリー数は学生1人につきおおよそ30社前後が平均といわれています。ただし、以下の条件によって平均が変わることも覚えておきましょう。

理系と文系で平均エントリー数は異なる

一般的に、理系の学生のエントリー数は文系の学生と比べて少なめ。理系の人は学生時代の研究に関連する企業・職種に的を絞って応募するため、エントリー数が少なくなると考えられます。また、研究で忙しく就活にかけられる時間が限られており、一点集中で内定を獲得したい背景もあるでしょう。
一方、文系は専門性を活かして就職する人の割合が少なく、幅広い職種や業界を志望します。さらに、就活に割ける時間も理系に比べて多いため、エントリー数が増える傾向にあるようです。

売り手市場・買い手市場もエントリー数に影響する

就活をする時期が売り手市場か買い手市場かによっても、エントリー数の平均は変わります。
売り手市場とは、採用したい企業の需要に対して学生の数が少ないこと。つまり、学生にとっては就職に有利な状況です。
買い手市場とは、企業の需要に対して学生の数が多いこと。企業はたくさんの学生の中から優秀な人材を選べますが、学生にとっては就職のハードルが上がる状況です。

平均を気にしすぎない

このように、エントリー数の平均は文系・理系やそのときの採用市場の状況によって異なります。選考に参加できる数は、個人のキャパシティや学業とのバランスにも左右されるでしょう。
就活は多くの学生が同じ時期に動くので、周りの状況が気にななるもの。しかし、周りと比較しすぎると、自分のペースを失って疲れてしまいます。エントリー数や内定のタイミングは周りと比較しすぎず、冷静に自分に合った企業を探しましょう。
 

エントリー数の増やし方

平均を気にし過ぎる必要はありませんが、「1~3社しかエントリーしていない」というのは考え物。エントリー数が少ないとすぐに持ち駒がなくなり、就活に行き詰ってしまいます。
エントリー数が増えない人は、以下の方法をお試しください。

幅広い業界に視野を広げる

就活の初期段階では、幅広く業界を見ることで自分の可能性を広げられます。最初から特定の業界・企業のみに的を絞ると、適性に合った仕事を見落とす危険があるでしょう。
知っている業界だけにエントリーしている人は、世の中にある全ての業界を調べたうえで、ほかに興味分野がないか探してください。
業界の全体像をつかむには、業界地図や就活四季報などの書籍が便利です。

BtoBや中小企業に目を向ける

有名・大手企業にしかエントリーしていない人は、BtoB企業や中小企業にも目を向けましょう。BtoB(Business to Business)企業とは、法人(企業)を顧客としてビジネスを行う企業のこと。一般消費者向けではないため馴染みがない企業も多いですが、数多くの優良企業が存在しています。
また、中小企業の中にも、業績が安定していたり、ワークライフバランスがとれた働き方ができたりと、魅力ある企業があります。就活中は名前を知っている企業に目を向けがちですが、視野を広げることで選択肢が広がるでしょう。

2次募集・3次募集をチェックする

エントリーに出遅れてしまった場合は、2次募集・3次募集を行う企業がないか定期的にチェックしましょう。
大手企業であっても、内定辞退者が出ると追加の人員を募集することがあります。追加募集は採用人数が少なく難関の可能性もありますが、興味がある企業であれば応募する価値はあるでしょう。

大学のキャリアセンターや就職エージェントに相談する

自分でエントリー可能な求人を探しきれない場合、どんな企業にエントリーすれば良いか分からない場合は、第三者にアドバイスを求めましょう。大学のキャリアセンター(就職課)や民間の就職エージェントでは、求人を提案や選考対策をしてくれます。
特に就職エージェントは専任の担当者が自己分析や仕事選びのアドバイスをしてくれるので、自分のやりたいことが定まっていない人におすすめ。プロの助言を受けて、就活の方向性を決めましょう。

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エントリー数は増やしすぎてもバランスが悪い

エントリー数の増やし方をお伝えしましたが、実は多すぎるエントリーには弊害もあります。

志望度が低い企業が混ざる

闇雲にエントリーをすると、志望度の低い企業が混ざる可能性が高まります。志望度が低い企業は選考対策に熱が入らず、説得力のある志望動機も考えづらいでしょう。そのため、選考に通りにくく、費やした時間が無駄になりがち。
仮に就職できたとしても、就職後に「やっぱり違った」とミスマッチを起こす恐れがあります。

すべての企業を受けられるわけではない

どんなに多くの企業にエントリーしたとしても、すべての選考に参加できるわけではありません。多くの企業で会社説明会の時期、面接の時期は似通っており、参加できる数には限りがあります。
たくさんの企業にエントリーしても、結局選考に参加する企業・しない企業の振り分けが必要になると、二度手間になる可能性が。説明会や面接スケジュールの調整も大変になってしまうでしょう。

選考対策の負担が大きくなる

スケジュール調整が難しくなるのと同様、応募企業が多いと選考対策や就活にかける時間の負担が大きくなります。具体的なイメージを持つために、1社に内定するまでに必要な時間を考えてみましょう。

会社説明会 3~4時間(移動時間含む)
エントリーシート、履歴書作成 3時間
面接準備 3時間
面接 3~4時間(移動時間含む)

上記の仮定だと、1社あたりの内定までにかかる時間は合計12~14時間です。
1ヶ月で30社受けるとすると、かかる時間は合計360~420時間。1日あたり12~14時間ほどを就活に費やすことになりますが、これはほぼ不可能でしょう。実際には、多い場合でも月あたり15社弱を受けるのが現実的ではないでしょうか。

選考対策が手薄になる

エントリー数が多く1社ごとにかけられる時間が少ないからといって、選考対策が手薄になるのは好ましくありません。対策が不十分だとどの企業を受けても落ちてしまい、結局時間を無駄にしてしまいます。

自分に合った企業を厳選し、必要以上にエントリー数を増やすより選考対策を

持ち駒をなくさないためにある程度のエントリー数の確保は必要です。しかし、就活を成功させるには、闇雲にエントリーするのではなく、自分に合った企業を見極めることが大切。過度にエントリー数を稼ぐよりも、1社1社の選考対策を入念に行うことで内定に近づけます。

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たくさん受けて落ちたときに考えること

「たくさんの企業を受けたけど内定が出ない…」という人は、以下のポイントを見直してみましょう。

自分に合った業界・企業を受けていたのか見直す

どの企業にも落ちてしまう人は、本当に自分に合った業界・企業を受けているのか見直しましょう。企業は学生を採用するにあたって、自社との相性を重視しています。たとえ優秀な人材であっても、企業の社風との相性が悪かったり、仕事の適性がなかったりすれば、内定は得られません。
選考になかなか通らないときは、もう一度自己分析をやり直し、自分の適性を洗い出しましょう。

基本的なマナーを見直す

一次面接といった選考の初期段階で落ちている場合は、挨拶や身だしなみなどの基本的なマナーに問題がある可能性があります。
面接では限られた時間で評価が決まるので、第一印象が非常に重要。スーツの着こなしはもちろん、靴の汚れや髪型の清潔感、メイクの濃さにも気を配ってください。
また、はきはきとした声で話すこと、アイコンタクトをとることも忘れずに。着席するときは「本日はよろしくお願いいたします」、面接が終了したら「ありがとうございました」と言うなど、基本の挨拶ができているか振り返りましょう。

選考対策が十分だったか見直す

選考対策が不十分だと、何社受けても内定は得られません。
志望動機は応募企業だからこその理由になっているか、自己PRには十分な裏づけがあるか、今までの選考対策が十分だったか見直してください。
面接の質問内容は企業によって異なりますが、定番の項目は決まっています。よくある質問でスムーズに回答できないと、「準備不足=入社意欲が低い」と捉えられるので要注意。定番の質問は書籍やインターネットを使って調べ、回答を考えておきましょう。
選考対策のやり方に自信がないときは、就職エージェントなどのプロに相談するのがおすすめです。

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