就活は何社受ける?平均エントリー数と文系・理系の目安を解説

このページのまとめ

  • 就活で受ける企業数の平均は文系で約13社、理系で約11社
  • 多く受けると選択肢は広がるが、対策不足や漏れのないスケジュール管理に注意が必要
  • 受ける企業を絞れば対策に集中できるが、選択肢や可能性をせばめてしまうこともある

「就活では何社くらい受ければ良いの?」と悩む方もいるでしょう。受け過ぎて疲れてしまわないか、逆に少な過ぎて内定がもらえないのではと、不安になるものです。

本記事では、文系・理系別の平均社数、企業を多く受けるメリット・デメリット、効率良くよく就活を進めるポイントなどを分かりやすく解説します。自分に合った受ける社数を考えるための参考にしてください。

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目 次

就活の応募は平均12社が目安

就活で実際に応募する企業数は、平均で12社ほどが一つの目安です。就職みらい研究所の「就職白書2026(46p)」によると、エントリーシートなどの書類を提出した社数の平均は、全体で約12.4社でした。

ここでは、文系・理系別の平均エントリー数や選考フェーズごとの平均応募社数について解説します。

文系・理系別の平均エントリー数

文系学生と理系学生では、平均エントリー数に違いが見られます。文系・理系の平均エントリー数は以下のとおりです。

分類 平均エントリー数
文系 13.31社
理系 10.91社

引用:就職みらい研究所「就職白書2026(46p)

文系のほうが応募先の選択肢が幅広く、理系はやや少なめになる傾向があります。理系の学生は、研究や学業と並行して就活を進めなければいけません。また、専門分野に近い企業へ絞って応募しやすいことも理系の平均エントリー数が少ない理由として挙げられます。

ただし、理系学生であっても、研究職以外の職種を検討する場合はエントリー数が増える可能性があるため、一概に平均値だけで判断しないほうが良いでしょう。

段階別の平均社数(応募〜面接)

就活では、プレエントリーから面接まで、進む段階ごとに受ける企業数が変わっていきます。各段階の平均社数は次のとおりです。

区分 プレエントリー社数 応募(ES提出)社数 面接(対面)社数
全体 24.22社 12.43社 5.08社
文系 26.07社 13.31社 5.61社
理系 21.01社 10.91社 4.13社

引用:就職みらい研究所「就職白書2026(46p)

プレエントリーは全体で約24.2社と多めですが、書類提出(応募)の段階では約12.4社、対面での面接になると約5.1社と、選考が進むほど数が絞られていくのが分かります

エントリー段階で応募先が少な過ぎると、選考が進む中で持ち駒が不足するリスクが高まるため、最初の応募数はある程度多めに確保しておくのがおすすめです。

はじめは幅広く情報を集め、選考が進むにつれて本命に力を注ぐという流れを意識すると、無理なく就活を進めやすくなるでしょう。プレエントリーの適切な数やエントリーとの違いは、「プレエントリーに適した数はどのくらい?エントリーとの違いや注意点も解説」をご覧ください。

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就活の平均内定は約3社

就活で内定を得た人は、平均で約3社の内定を獲得しています。文系・理系別の内定取得率と平均内定取得社数は以下のとおりです。

区分 内定取得率 平均内定取得社数
全体 91.6% 2.85社
文系 93.4% 2.86社
理系 89.0% 2.83社

引用:就職みらい研究所「就職白書2026(14p)

応募が平均12社ほどで、内定を得た人の平均が約3社なのをふまえると、受けた企業のすべてから内定をもらえるわけではないことが分かります。

多くの学生は、複数の内定を得たなかから自分の価値観やキャリア観に合う1社を厳選し、承諾しているのです。ただし、平均値はあくまで目安。1社に絞って深く対策し、納得のいく結果を得る人もいれば、リスクを分散させるために幅広く受けて複数社から選ぶ人もいます。

大切なのは内定数そのものよりも、自分が納得できる企業に出会えるかという点です。周囲と比較し過ぎず、自分にとって最適なペースで活動を進めることが、後悔のない就活につながるでしょう。

内定率の詳しい現状や挽回のポイントは、「27卒の内定率を解説!2データから読み解く現状と挽回するポイント」の記事にまとめています。

参照元
就職みらい研究所
就職白書2026

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就活の受験社数は志望先・状況で決める

ここまで見てきた平均は、あくまで全体の目安です。最適な受験社数は、志望する企業や自分の状況によって変わります。応募数の平均である12社前後を基準にしながら、多めに受けるか絞るかを判断してみてください。

ここでは、3つのケースに分けて社数の決め方を紹介します。

就活の受験社数は志望先・状況で決めるのイメージ

大手中心なら平均より多めに受ける

大手企業や人気企業を中心に受ける場合は、平均より多めの社数を確保しておくと安心です。人気企業は応募が集中して採用倍率が高くなりやすく、選考に通過できないことも珍しくありません。

持ち駒が途中でなくならないよう、本命の大手だけでなく、同じ業界の中堅企業なども組み合わせて受けておくとリスクを分散できます。平均の12社前後を下回らない範囲で、余裕をもったエントリー計画を立てましょう。

中小・ベンチャー中心は絞って深く受ける

中小企業やベンチャー企業を中心に、志望が明確な場合は、社数を絞って一社ごとに深く向き合う進め方もおすすめです。企業ごとの理解を深めれば、志望動機や面接での受け答えに説得力が増すでしょう。

ただし、絞り過ぎると持ち駒がゼロになったときのリスクが高まります。気になる企業は幅広く見ておき、応募する企業を厳選するという順番を意識してみてください。ベンチャー企業の具体的な探し方や大企業との違いは、「ベンチャー企業の選び方!大企業との違いや優良企業の探し方も解説」をご参照ください。

就活に出遅れたら平均を確保して補う

就活のスタートが遅れてしまった場合は、まず平均前後の社数を確保することを目標にしましょう。焦って手当たり次第に応募するのではなく、応募できる企業を効率良く見つけることが大切です。

募集を締め切る企業が増える時期でも、通年採用の企業やスカウト型サイトを活用すれば応募先を補えます。限られた時間のなかでも、受けられる企業を着実に増やしていきましょう。

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就活で何社も受けるメリット

就活で何社も受けると、多くの選択肢から比較できる、選考経験を積めるなどのメリットがあります。ここでは、就活で何社も受けるメリットについて詳しく解説するので、参考にしてください。

就活で何社も受ける3つのメリット

  • 多くの企業から比較できる
  • 持ち駒が多く気持ちに余裕ができる
  • 選考経験を多く積める

1.多くの企業から比較できる

多くの企業を受ければ、自分のなかに客観的な判断基準をもてるようになります。受ける企業が少ないと、その企業の条件や社風が業界の標準なのか、自分にとって特別に魅力的なのかを判断しにくくなることもあるでしょう。

多くの企業の選考を受けると、「この企業の教育制度は充実している」「この職場の雰囲気は自分に合う」などの具体的な比較ができるようになります。多くの選択肢を検討する過程で、自分が仕事に何を求めているのかが明確になり、納得できる進路選択につながるでしょう。

2.持ち駒が多く気持ちに余裕ができる

何社も受けると持ち駒が多くなり、気持ちに余裕ができる点もメリットです。選考に落ちてしまっても、「まだ選考中の企業がある」と安心できるでしょう。

選考に落ちて持ち駒が減ってくると「もう失敗できない」「落ちたらどうしよう」などと追い込まれ、実力を発揮しにくくなる恐れがあります。

選考で実力を発揮するには、気持ちに余裕をもって臨むことも大切です。何社も受けておくと、焦らず就活と向き合えるでしょう。

就活で持ち駒がなくなるリスクについては、「就活の持ち駒の平均は?全滅を防ぐ対策となくなったときの対処法を解説」の記事を参考にしてください。

3.選考経験を多く積める

何社も受ければ、書類選考や面接などの経験を多く積めます。選考の経験が増えていくと、その分学びも増えて対策しやすくなるでしょう。

たとえば面接の場合、回数を重ねるほど特有の緊張感に慣れていける利点があります。初めての面接では誰もが緊張して本来の自分を出しにくいものですが、場数を踏めば自分の考えをスムーズに伝えられるようになります。

選考経験が増えるほど、良かった点や反省点を振り返って改善できるでしょう。

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就活で何社も受けるデメリット

就活で何社も受ける場合、スケジュール管理が大変になる、就活の軸が定まりにくくなるなどのデメリットがあります。メリットだけでなくデメリットも把握して、何社受けるのか考えてみてください。

就活で何社も受ける3つのデメリット

  • 1社ごとに使える時間が減る
  • スケジュール管理が難しくなる
  • 就活の軸がぶれやすくなる

1.1社ごとに使える時間が減る

エントリー企業数が多過ぎると、1社あたりに割ける時間が大幅に削られてしまいます。その結果、業界・企業研究やES・面接対策が浅くなり、どの選考も準備不足で臨むリスクが高まるでしょう。

就活では、企業ごとの特徴や求める人物像に応じた個別の対策を行わなければ、面接官に刺さるアピールができず、高い評価は得られません。手当たり次第に応募したものの、準備不足が原因で「どれも一次選考で落ちてしまう」という状況に陥りかねないため注意が必要です

企業研究の方法は「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

2.スケジュール管理が難しくなる

受ける企業数が増えると、会社説明会や面接の日程が重複しやすく、スケジュール管理が一気に難しくなります。また、エントリー数に比例して提出するエントリーシート(ES)や履歴書の数も増加するでしょう。

その結果、提出期限の管理に追われるだけでなく、1社あたりにかける志望動機の作成や選考対策の時間が削られ、準備不足に陥るリスクが高まります。

スケジュール管理を問題なく行うためには、就活ノートを作るのがおすすめです。就活ノートの作り方を「就活ノートの作り方は?まとめたい内容やポイント・サイズも解説」の記事で解説しているので参考にしてください。

3.就活の軸がぶれやすくなる

応募する企業の数が多くなり過ぎると、就活の軸がブレてしまう原因になります。

「とにかく応募数を増やさなければ」と焦るあまり、本来の目的を見失って手当たり次第にエントリーしてしまうと、自分の軸に合わない企業まで選考に進めてしまいがちです。その結果、入社後に理想と現実のギャップを感じ、早期離職や後悔につながるリスクが高まります。

複数社を受ける場合こそ、「自分の就活の軸に沿っているか」を常に意識することが重要です。まずは興味のある業界を2〜3つ程度に絞り、自分の中で譲れない条件や優先順位を明確にしたうえで、エントリーを進めましょう。

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就活で受ける企業を絞るメリット

就活では、多くの企業にエントリーすると忙しくなりがちです。そのため、受ける企業を絞れば効率良く準備に時間を使えたり、自分の目標がはっきりしてモチベーションを保ちやすくなったりするメリットがあります。

ここでは、企業数を絞って得られる具体的なメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

就活で受ける企業を絞る3つのメリット

  • 自己分析・企業研究の質が上がる
  • 焦らず冷静に判断ができる
  • スケジュール管理がしやすくなる

1.自己分析・企業研究の質が上がる

応募する企業数を絞ることで、1社あたりの自己分析や企業研究に十分な時間を割けるようになります。たとえば20社同時に応募する場合、各企業を深く調べる余裕がなく、業界や企業の理解が曖昧なまま面接に臨むことになりがちです。

一方で、選考を受ける企業を5〜10社程度に絞り込めば、企業ごとの特徴や社風、求める人物像を細かく分析できます。「自分との相性は本当にあるか」をじっくり見極められるため、ミスマッチのない企業選びが可能です。

また、企業研究が深まることで志望動機や自己PRの説得力が増し、採用担当者からも「自社を深く理解している」と高い評価を得やすくなります。

2.焦らず冷静に判断ができる

受ける企業数を絞ると就活のスケジュールに余裕が生まれ、精神的に落ち着いた状態で選考にのぞめるでしょう。

過度に多くの企業に応募すると、面接日程の重複やエントリーシートの提出期限に追われ、精神的な焦りが生じやすくなります。その結果、企業間の比較検討が不十分なまま「内定をもらうこと」自体が目的化してしまうリスクも否定できません。

あらかじめ応募数を絞っておけば、選考ごとに情報を整理しながら冷静に判断する時間と心の余裕が得られます。早期に内定が出た際も、他社の選考状況と比較しながら慎重に進路を検討できるため、「焦って決めて後悔する」といった失敗を防げるでしょう。

3.スケジュール管理がしやすくなる

受ける企業数を絞るメリットとして、スケジュール管理が容易になる点も挙げられます。就活中は会社説明会やエントリーシート(ES)の提出期限、面接などが短期間に集中しがちです。

多くの企業に応募すると、日程の調整や移動に追われ、肝心の選考対策が不十分になってしまう恐れがあります。一方、志望度の高い企業に厳選しておけば、スケジュールが過密化するのを防ぎ、一つひとつの選考に十分な準備をして臨むことが可能です。

また、時間的な余裕があれば、選考を受けるごとに自身の回答や面接の振り返りを行えます。そのプロセスを通じて自己分析をさらに深め、次の選考へ向けた改善策を講じる時間も確保できるでしょう。

ゆとりを持った計画的なスケジュール管理は、焦りや不安を和らげ、結果として納得のいく就活の実現へとつながります。

「受ける企業をさらに絞り込み、第一志望の内定を確実に狙いたい」と考えている方は、「就活で一社だけにエントリーするリスクとは?内定をもらうための対策も解説」の記事もあわせてチェックしてみてください。

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就活で受ける企業を絞るデメリット

受ける企業を絞る場合、注意すべきデメリットもあります。選択肢が狭まる、経験不足から本命企業の選考で緊張しやすくなる、持ち駒がなくなるなどのリスクもあるため、バランスを考えた計画が重要です。

ここでは、受ける企業数を絞ることで起こり得る主なデメリットを詳しく紹介します。

就活で受ける企業を絞る3つのデメリット

  • 自分の選択肢を狭めてしまう
  • ぶっつけ本番で選考を受けることになりやすい
  • 持ち駒がなくなってしまうリスクがある

1.自分の選択肢を狭めてしまう

受ける企業数を絞り過ぎるデメリットの一つは、自身の選択肢や可能性を狭めてしまう点です。就活はただ内定をとることではなく、自分の価値観や適性を見直すプロセスでもあります。

そのため、 最初から厳しく絞り込み過ぎるのではなく、ある程度の幅をもたせたうえで選考を進めながら徐々に絞っていきましょう。 視野を広げて志望企業を選択すると、より納得のいく就活につながります。

就活では、当初はあまり興味がなかった業界や企業の説明会・面接に参加したことで、「想像以上に自分と相性が良い」と新たな魅力に気づくケースは少なくありません。視野を広げて複数の企業に触れることは、自分に合う企業を見分ける大切な機会となります。

2.ぶっつけ本番で選考を受けることになりやすい

選考数を絞り過ぎると、第一志望の企業の選考をぶっつけ本番で受けることになりやすいというデメリットがあります。

就活の選考形式は、エントリーシート(ES)や適性検査、グループディスカッション(GD)、面接など多岐にわたります。これらに自信を持って臨むためには、事前の実践経験が欠かせません。

たとえば、第一志望の選考にGDがある場合、未経験のまま臨むと発言のタイミングや立ち回りに戸惑ってしまう可能性も。しかし、他社で類似の選考を経験していれば、全体の流れや雰囲気を把握でき、本番でも冷静に対応できます。

場数を踏んで面接や課題に慣れておくためにも、適度に選考経験を積んでおくことが大切です。

3.持ち駒がなくなってしまうリスクがある

受ける企業数が少ないと、不採用が続いた際に持ち駒が一気になくなってしまうリスクがあります。

1社ごとに深い対策を立てられるメリットはあるものの、就活の倍率は高く、万全の準備をしていても不合格になることは珍しくありません。手持ちの企業が少ない状態での不採用は、「どこからも内定がもらえないかもしれない」という強い焦りや精神的負担につながります。

さらに、就活の中盤以降は募集を終了する企業が増えるため、持ち駒がゼロになってから新たに応募先を探そうとしても選択肢が限られてしまうことも。精神的な余裕を保ちリスクを分散させるためにも、適度な持ち駒を常に確保しながら計画的に選考を進めましょう。

リスクを最小限に抑えつつ、納得感のあるエントリー数を決めたい方は、「就活で「とりあえず受ける」はあり?メリット・デメリットを紹介」のご一読ください。

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就活で多くの企業を効率的に受けるためのポイント

就活で複数の企業に効率良くエントリーし、選考を進めるためにはいくつか押さえておきたいポイントがあります。

ここでは、企業ごとのエントリー期間の確認や選考日程の管理、志望度による企業の分類方法など、忙しい就活を無理なく進めるコツを紹介するので、参考にしてください。

就活で多くの企業を効率的に受けるためのポイントのイメージ

1.選考の応募期間を確認しておく

企業によってエントリーの受付期間は異なります。3月に締め切る企業もあれば、6月まで受付可能な企業もあるため、志望企業のエントリー期間は事前に確認しておきましょう。

エントリー受付期間が後に設定されている企業は「まだ時間があるから」と後回しにしがちですが、うっかり締め切りを過ぎてしまうことも。受けると決めた企業は、期間に関わらずその場でエントリーしておきましょう

2.志望企業の選考日程を確認しておく

企業によって選考期間はさまざまです。早ければ夏までに採用活動を終える企業もあれば、冬ごろまで続ける企業もあります。特に人気企業は早期に採用を完了する傾向があるので、注意が必要です。

また、エントリーはあくまで興味があるという意思表示であり、自動的に選考へ進めるわけではありません。 エントリー後に提出するESや適性検査の受付期間が別に設けられていることが多いため、選考の締め切り日を必ずチェックしましょう

「エントリーしたけどESの提出期限が過ぎていた」といった事態を避けるためにも、各企業の選考スケジュールをしっかり把握し、期限が近いものから優先的に対応することが大切です。就活の全体スケジュールは、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事でご確認ください。

3.志望企業に優先順位をつけておく

エントリーする企業に優先順位をつけておくと、就活のスケジュール管理が楽になります。たとえば、第一志望群、第二志望群、第三志望群のようにグループ分けをしておくと、優先的に取り組むべき企業がはっきりするでしょう。

面接日やESの提出期限が重なることも多いので、すべての企業の選考を完璧にこなすのは難しい場合があります。 そのようなとき、志望度による区分けがあれば「まずは第一志望群の選考を最優先に対策しよう」といった判断が素早くでき、時間を効率的に使えるでしょう。

4.スカウト型サイトを活用する

自分から企業を探すだけでなく、スカウト型サイトを併用すると効率的に複数の企業を受けられます。プロフィールや自己PRを一度登録しておくだけで、それを見た企業から直接選考のオファーが届くため、一社ずつリサーチして応募する手間を削減できるのが利点です。

スカウトを送ってくる企業は、学生の経歴や強みにあらかじめ関心をもっているため、通常の応募よりも選考プロセスが短縮されたり、書類選考が免除されたりすることも少なくありません。自分で探すだけでは出会えなかった優良企業を知るきっかけにもなり、視野を広げながら着実に持ち駒を確保できます。

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就活で何社受けるか迷ったときにおすすめの8つの行動

就活でのエントリー数に悩んだら、自己分析を改めて行い自分の志望先について把握しましょう。ここでは、何社受けるか迷ったときの8つの対策を紹介します。

1.改めて自己分析をし直す

何社エントリーするべきか迷っている人は、改めて自己分析をし直してみましょう。決めきれない人は、「どの企業を受けるか」ではなく、「何社受けるか」で考えている可能性があります。

就活で大切なのは、企業数を数多く受けることではありません。自分に合う企業を見つけ、内定を獲得することです。自己分析をし直して、「本当に志望したい企業はどこなのか」を改めて考えてみてください

受ける企業と受けない企業の選択基準を明確にすれば、何社受けるかも決めやすくなります。

自己分析の進め方については、「自己分析とは?就活での目的や簡単なやり方9選を解説」の記事で解説しているので参考にしてください。

2.幅広い業界に視野を広げてみる

エントリー数に迷っている人は、視野を広げて幅広い選択肢に目を向けてみましょう。当初の希望条件に固執し過ぎると、自分でも気づいていなかった適性や、魅力的な社風の企業を見落としてしまう可能性があるからです。

たとえば、志望業界と関連の深い周辺業界や、BtoBをメインとする企業などを探してみるのが有効です。複数の業界を比較検討する過程で、自分の強みが活かせる新たなフィールドが見つかることも少なくありません。

もし新境地が見つからなかったとしても、比較対象があれば現時点での志望先に対する納得感が増します。多角的な視点をもつことは、ただエントリー数を調整するだけでなく、自分らしい進路を確信をもって選ぶためにも大切です。

3.就活スケジュールを確認する

何社エントリーするか迷ったら、就活スケジュールを確認しましょう。就活は大まかに以下のスケジュールで進みます。

時期 主なスケジュール・取り組み
大学3年生 6月頃〜 ・インターンシップ参加
・業界研究
・企業研究
大学3年生 3月頃〜 ・エントリー開始
・会社説明会参加
・業界研究や企業研究の深掘り
大学4年生 6月 ・本選考
・面接のピーク終了(内定解禁)

スケジュールを把握しておくと、何社の選考を受ける時間があるかを考えられます。自分のキャパシティと相談し、エントリー数を決めてみてください。

4.インターンに参加してみる

就活の初期段階で企業のことを深く知るには、インターンに参加するのが有効です。 インターンでは実際に働く体験ができるため、企業の雰囲気や仕事内容をリアルに感じられます。

大学1年生から3年生のうちに参加できるインターンも多く、特に長期インターンでは業務にじっくり関われることも。そうした経験は企業研究の大きな助けになるので、実際に「ここで働きたい」と感じたら、その企業へのエントリーを検討してみましょう。

5.合同企業説明会に参加しておく

就活で効率良く多くの企業情報を集めたいときに役立つのが、合同企業説明会です。一度に多くの企業が集まるため、短時間で幅広い業界や企業をチェックできます。

合同企業説明会とは、1つの会場に多くの企業が集まって合同で開催される説明会のことです。通常の企業説明会は1社あたり半日ほどかけて行われます。しかし、合同説明会では1日に5~10社程度の説明をコンパクトに聞けるため、時間を効率的に使えるのです

気になった企業にはチェックを入れておき、帰宅後にじっくり検討してエントリーすると良いでしょう。

6.OB・OG訪問をする

実際にその企業で働いている先輩から話を聞くOB・OG訪問は、優先順位をつける際に役立ちます。求人票や公式サイトの情報だけでは分からない仕事のやりがいや、職場のリアルな雰囲気を知り、自分がその企業に合うかどうかを判断する材料が得られるためです。

先輩の体験談を聞くうちに、自分が大切にしたい価値観が明確になり、自然とエントリーすべき企業が絞られることもあります。選考に進む前に納得感を高めておけば、迷いなく対策に集中できるようになるでしょう。

具体的な訪問の進め方は、「OB・OG訪問とは?意味からメリット・流れ・質問例まで就活生向けに解説」で詳しく紹介しています。

7.キャリアセンターに相談する

学内のキャリアセンターで客観的なアドバイスをもらうのも有効な手段です。キャリアセンターでは、その大学の過去のデータに基づき「先輩たちが平均して何社ほど受けていたか」「今の時期ならどの程度動くべきか」といった、具体的な目安を教えてもらえます。

また、自分の適性や現状の進み具合を話せば、無理のないエントリー数を一緒に考えてもらうのも可能です。一人で悩んでいると視野が狭くなりがちですが、経験豊富な相談員と対話すれば、自分の状況を冷静に把握できるようになります。

少しでも不安を感じたら、まずは身近な相談窓口として活用してみてください。

8.就職エージェントに相談する

何社受けるか迷ったら、就活のプロである就職エージェントに相談しましょう。就職エージェントと話し合いながら進めれば、自分のペースを守って就活と向き合えます。

就活は初めての経験であり、「何社受ければ良いか」「どの程度の数の選考なら受けられるか」などは分からなくても当然です。困ったときは就職エージェントに教えてもらい、何社受けるかを考えてみましょう。

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就活で何社も受ける際の4つの注意点

就活で何社も受ける場合には、質を重視して自分に合う企業を選びましょう。エントリー時の注意点を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

何社も受ける際の4つの注意点

  • 自分に合う企業を選ぶ
  • 量より質を重視する
  • 内定獲得を目的にしない
  • 自分に無理のないスケジュールを立てる

1.自分に合う企業を選ぶ

就活で受ける企業を選ぶ際には、自分に合う企業を選ぶことが大切です。合わない企業を選んでしまうと、入社後にミスマッチに悩まされてしまいます。

企業選びを始める前に、自分なりの譲れない基準を決めておきましょう。 基準に合う企業が選べていれば、エントリー数が増えてもミスマッチを防ぎやすくなります

どのように企業を選べば良いか分からず不安な方は、「企業の選び方の基準13選!就活で失敗しないコツや面接での回答例文も紹介」の記事をぜひ読んでみてください。

2.量より質を重視する

何社も受ける場合でも、量より質を重視しましょう。やみくもにエントリー数を増やしても、内定をもらえるわけではありません。

企業は就活生を評価する際、「自社にマッチするか」の基準で選んでいます。自分の特徴や強みに合わない企業にエントリーしても、書類選考で落とされてしまうでしょう。

エントリーしても選考に通過しなければ、エントリーシートや履歴書作成の時間、説明会参加への時間を使っただけになります。何社も受ける場合であっても、質を意識してエントリーを行いましょう

3.内定獲得を目的にしない

内定獲得を目的にすると、就活で失敗しやすくなります。ただ内定獲得だけを目指すと、「どの企業でも良いから内定が欲しい」という状態になってしまいがちです。内定をもらってから後悔し、就活をやり直す就活生もいます。

就活はただ内定を獲得するだけでなく、自分の将来を決める時期です。 入社後の未来も見据えて就活を進めましょう。

4.自分に無理のないスケジュールを立てる

受ける企業を増やす際には、自分のキャパシティを超えない範囲で予定を組むことが重要です。エントリー数が多くなると、説明会やESの締め切り、面接などが同時期に重なり、一つひとつの準備が不十分になってしまう恐れがあります。

特に面接が続く時期は、移動時間や企業研究に使う時間も考慮しなければなりません。無理な詰め込みによって体調を崩したり、精神的に余裕がなくなったりしては、本来の力を発揮できなくなってしまいます。カレンダーアプリや手帳を活用して余裕をもったスケジュールを組み、しっかりと選考対策ができる状態を維持しましょう。

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就活で何社も選考を受けて落ちたときに考えるべきこと

選考に落ち続けてしまった場合は、原因を冷静に分析し、次の行動に活かす視点が重要です。感情的に落ち込むだけでなく、具体的な見直しを行うことで、今後の選考結果を改善できる可能性があります。

選考に落ちた際の見直しポイント

  • 自分に合った業界・企業を受けていたのか見直す
  • 基本的なマナーを見直す
  • 選考対策が十分だったか見直す

ここでは、就活で選考に落ち続けてしまった際の見直しポイントについて解説するので、次の選考に向けた具体的な改善策を見つけてみてください。

1.自分に合った業界・企業を受けていたのか見直す

選考に落ち続ける場合、そもそも自分に合わない業界や企業ばかりを受けていた可能性があります。自己分析と応募先の方向性がずれていると、面接でも説得力のある回答ができず、不合格が続いてしまうこともあるでしょう

改めて自己分析を行い、自分の強みや価値観と応募先の求める人材像が一致しているかを確認してみてください。ずれを感じた場合は、思い切って志望業界を見直すことも一つの選択肢です。

2.基本的なマナーを見直す

一次面接といった選考の初期段階で落ちている場合は、挨拶や身だしなみなどの基本的なマナーに問題がある可能性があります。

面接では限られた時間で評価が決まるので、第一印象が重要です。スーツの着こなしはもちろん、靴の汚れや清潔感に気を配りましょう。

また、はきはきとした声で話すこと、アイコンタクトをとることも忘れないようにしてみてください。着席するときは「本日はよろしくお願いいたします」、面接が終了したら「ありがとうございました」など、基本の挨拶ができているか振り返りましょう。

3.選考対策が十分だったか見直す

落選が続く場合、選考対策が十分だったかを見直してみてください。選考に落ちた理由として、エントリーシートの内容や面接での回答準備が不十分だったことも考えられます。

企業ごとの特徴を踏まえた対策ができていないと、他の候補者と差別化できず、選考を通過しにくくなるでしょう。

選考対策を見直す際は、模擬面接を録音・録画して自分の話し方を客観的に確認する方法や、友人やキャリアセンターの職員に添削を依頼する方法が効果的です。準備の質を高めることで、次の選考結果につながる可能性が高まるでしょう。

面接の質問内容は企業によって異なりますが、定番の質問は決まっています。面接でよく聞かれる質問を「【面接質問集】就活面接で好印象を与える答え方のコツも解説」の記事で紹介しているので、参考にしてください。

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就活で何社受けるか迷っているあなたへ

就活で何社受ければ良いかは、明確な正解はありません。そのため、何社受ければ良いか、どの企業にエントリーすれば良いか悩む方も多いでしょう。

就活への不安を解消するためには、就職エージェントへの相談がおすすめです。 抱えている不安を解消し、前向きな気持ちで選考に臨めるようサポートしてもらえます。

エージェントのなかでもおすすめなのは、キャリアチケット就職エージェントです。マンツーマンでサポートを行うため、あなたの悩みや不安解消に向けてアドバイスができます。

また、あなたの希望や特性を見極め、ピッタリの企業の求人も紹介。ES添削や模擬面接など選考対策もしっかりサポートするので、就活をどうするか悩んだらぜひご相談ください。

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就活で何社受けるかお悩みの人向けQ&A

就活を進める中で、周囲のエントリー数と比較して不安を感じることもあるでしょう。ここでは、多くの就活生が抱きやすい疑問にお答えします。

就活で10社しか受けないのは少な過ぎる?

10社という数字が必ずしも少な過ぎるわけではありません。 就活において重要なのはエントリーした数そのものではなく、一社一社に対して十分な対策を行えているかという点です。

たとえば、特定の専門職や地域に絞って活動している場合、必然的に候補となる企業数は限られます。その分、深い企業研究や自己分析に基づいて選考に臨めるため、少ない社数でも着実に内定を獲得できるでしょう。

ただし、10社すべてが採用倍率の高い人気企業ばかりだと、持ち駒がゼロになるリスクも考慮する必要があります。自分の志望度や企業の採用難易度を冷静に判断し、必要に応じて少しずつ選択肢を広げておくと、より安心して活動を進められるでしょう

就活では平均何社落ちる?

「何社落ちるか」を直接示した公的なデータはありませんが、応募数と内定数から大まかな傾向はつかめます。就職みらい研究所の「就職白書2026」によると、書類を提出した社数の平均は全体で約12.4社、内定を得た人の平均内定取得社数は約2.85社でした。

つまり、応募した企業のうち内定に至るのは一部であり、多くの就活生が選考の途中で不採用を経験しています。落ちた数そのものよりも、なぜ通過できなかったのかを振り返り、次の選考に活かすことが大切です。

参照元
就職みらい研究所
就職白書2026

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