就活における面接の流れを知ろう!質問される順番や対策のコツも解説

このページのまとめ

  • 就活における面接の流れは、受付→待機→入室→面接→退室が基本
  • 就活の面接はアイスブレイクや自己紹介から始まり、逆質問で終わる流れが一般的
  • 就活では面接の流れを把握し、模擬面接を繰り返し行うと自信をもって臨める

就活における面接の流れを知ろう!質問される順番や対策のコツも解説のイメージ

就活が始まった学生のなかには、「面接はどのように進むんだろう」「どんな対策をすべき?」と不安を感じている人もいるでしょう。面接全体の流れを知ることで必要な対策が見えてくるため、自信をもって本番に臨めるようになるはずです。

この記事では、対面・Webに分けて面接の流れを解説します。また、面接で質問される順番や対策のコツもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目 次

【対面編】就活における面接の流れとマナー

就活における面接の流れを理解していれば、本番で過度に緊張することなく臨めるようになるはずです。

以下で、対面面接における流れとマナーを解説するので、就活における面接のイメージができない方は、当日のイメージを膨らませてみてください。

【対面編】就活における面接の流れとマナーのイメージ

1.受付:氏名と用件をハキハキと伝える

面接会場に着いたら、まず受付を済ませましょう。受付では、以下のように、自分の身元と来社目的を正確に伝えることが重要です。

「△△大学の△△(氏名)と申します。本日△時からの面接に伺いました。採用担当の△△様にお取次ぎをお願いします」

企業の受付担当者は、受付から応募者の第一印象をチェックしているケースも少なくありません。会場に到着した瞬間から評価は始まっていると考えて受付で明るく丁寧な対応を意識すれば、社会人としての基礎スキルの高さをアピールできるでしょう。

なお、コートなどの防寒具は、建物に入る前に脱いでおくのがマナーです。スマホの電源を切り、身だしなみを最終チェックしてから受付へ向かいましょう。

2.待機:控室では静かに姿勢を正して待機する

受付が完了したら、控室で待機します。控室や待機場所では、いつ誰に見られても恥ずかしくない姿勢で待つのがマナーです。

案内された場所で静かに待つ態度は、誠実さや自律心の表れとして評価されます。たとえ周囲にほかの学生がいなくても、リラックスし過ぎて背もたれに寄りかかったり、足を組んだりするのは厳禁です。

待機中の過ごし方として、以下の注意点を守りましょう。

・スマホやノートを見過ぎず、前を向いて待つ
・提出書類の最終確認は受付を済ませる前に終わらせ、せわしなくかばんを確認したりむやみに動いたりするのは避ける
・周囲の社員やほかの学生との私語は慎む

不意に社員の方から声をかけられる場面もあるため、常に「見られている意識」をもつことが大切です。落ち着いて呼吸を整え、面接への集中力を高めておきましょう。

3.入室:3回ノックして明るく挨拶する

面接の順番がきたら、ドアを3回ノックして入室し、明るく挨拶しましょう。入室の瞬間は、第一印象を決定づける重要な場面です。正しい手順で入室することで「マナーが身についている学生」という信頼感を与えられます。

具体的な入室プロセスは、以下のとおりです。

・ドアをゆっくり3回ノックする
・室内から「どうぞ」と声がしたら、「失礼いたします」と言ってドアを開ける
・入室したらドアのほうを向いて静かに閉める
・椅子の左横まで進み、「△△大学の△△です。本日はよろしくお願いいたします」と挨拶し、深く一礼する

緊張のあまり声が小さくなりがちですが、意識的にトーンを上げて挨拶しましょう。明るい笑顔とハキハキした受け答えをすることで、好印象を与えやすくなります。

4.面接:指示されてから着席する

挨拶を終えたら、面接官から「お座りください」と言われてから椅子に座るのがマナーです。座るときは、以下のポイントを意識しましょう。

・背筋を伸ばし、背もたれとの間に握りこぶし1つ分の隙間を作る
・男性は握りこぶしを膝の上に、女性は両手を重ねて置くのが一般的
・面接官の目を見て、適度な相槌を打つ

着席後の冒頭では、改めて名前を伝え、面接の機会をいただいたことへの感謝を述べます。ここでの自己紹介は、詳細なエピソードを語る場ではなく、あくまで「導入」であることを意識しましょう。

簡潔かつ丁寧に自己紹介することで、そのあとの質疑応答へスムーズにつなげられます。

5.退室:感謝の言葉を述べて静かに扉を閉める

面接が終了したら、まずは着席したまま感謝の言葉を述べ、退室の際も扉の前で一礼して静かに退出しましょう。具体的な手順は、以下のとおりです。

・座ったまま「本日はお忙しいなか、ありがとうございました」とお礼を言う
・立ち上がり、椅子の横で深く一礼する
・ドアの前まで移動し、再度面接官のほうを向いて「失礼いたします」と挨拶する
・音を立てないよう、静かにドアを閉める

面接が終了しても、会場を出るまでは気を抜いてはいけません。建物を出て最寄り駅に到着するまでは「就職活動中」である自覚をもち、最後まで丁寧な振る舞いを徹底しましょう。そうすることで、面接官に「ビジネスマナーが身についている」と好印象を残せます。

面接とあわせて就活全体の流れを把握したい方は、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事をチェックしてみてください。

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【Web編】就活における面接の流れとマナー

Web面接は対面と異なり、「会場に行く」「受付」といった工程がなかったり、デジタル特有のマナーが求められたりします。また、通信トラブルや映り込みへの配慮など、事前の準備が必要となるでしょう。

ここでは、Web面接の流れとマナーを解説するので参考にしてみてください。

1.待機:開始5分前にはログインしておく

Web面接では、開始時刻の5分前にはログインを済ませておきましょう。直前にログインしようとすると、OSのアップデートやツールの不具合によって、時間に間に合わないリスクがあるからです。

余裕をもって待機することで、カメラの角度やマイクの音量を再確認する時間を確保できます。以下のチェックリストを確認し、万全の状態で臨みましょう。

・デバイスの充電は十分にあるか
・Wi-Fiの通信環境は安定しているか
・背景に余計なものが映り込んでいないか
・使用するデバイスおよび周囲の機器の通知音がオフになっているか

準備が整ったら、最後は姿勢を正して表情を和らげ、いつ面接が始まっても落ち着いて挨拶ができるよう準備をしておきましょう。

2.入室:対面よりも明るい声で挨拶する

画面がつながった瞬間は、対面時よりも明るいトーンで挨拶することを意識してください。画面越しでは声のトーンが低く聞こえやすいため、相手に与える第一印象が暗くなってしまう可能性があるためです。

接続直後は、まず「お世話になっております。△△大学の△△(氏名)です。本日はよろしくお願いいたします」とハキハキ伝えましょう。面接官との音声確認も兼ねて、相手のリアクションを確認してから次の言葉へ移るのがおすすめです。

3.面接:カメラのレンズに視点を固定する

面接中は、画面上の面接官の顔ではなく、デバイスのカメラレンズを直視して話すことが重要です。画面を見つめてしまうと、相手の視点からは伏し目がちに見えてしまい、熱意が伝わりにくくなります。

どうしても視線が泳いでしまう場合は、カメラのすぐ横に付箋を貼るなどの工夫をすると、視点を固定しやすくなるはずです。視線を安定させることで、対面での面接と同じように、相手の目を見て堂々と話しているという印象を与えられるでしょう。

4.退室:相手が退室してから接続を切る

面接が終了したら、感謝の意を伝えて相手が退室するのを待つのが基本のマナーです。対面での面接と同様に、最後まで丁寧な姿勢を見せることで、礼儀正しい学生であるという印象を残せます。

「本日はお忙しいなか、貴重なお時間をいただきありがとうございました」と述べ、深く一礼しましょう。もし面接官から「先に切ってください」と促された場合は、「失礼いたします」とひと言添えてから退室ボタンを押してください。

接続を切ったあとも、通信のタイムラグで数秒間は画面が映り続けている可能性があります。そのため、完全に画面が消えるまでは気を抜かずに姿勢を保つことが大切です。

Web面接を控えている方は、「Web面接の準備は何が必要?事前に確認すべき7つのポイント」の記事もあわせてチェックしておきましょう。

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就活の面接における質問の流れ

面接全体の流れのほかに、質問される順番が気になる方もいるでしょう。質問の流れを把握しておくことで、落ち着いて本番に臨めるはずです。

ここでは、就活の面接における質問の流れを解説するのでチェックしてみてください。すべての企業がこの順番というわけではないものの、大まかな流れを知って対策に役立てましょう。

1.アイスブレイク

面接の冒頭では、緊張をほぐすためのアイスブレイクから始まるのが一般的です。これは本格的な質問に入る前に、日常的な話題を通じて受験者の素の表情を引き出したり、話しやすい雰囲気を作ったりすることを目的としています。

話題としては、以下のような内容が振られることが多いようです。

・会場までの交通手段や所要時間
・当日の天気や気温
・最近のニュースや関心事

こうした会話は評価に直結しないと思われがちですが、実は第一印象を左右する重要な場面といえます。明るい笑顔でハキハキと受け答えをすることで、コミュニケーション能力の高さをアピールできるでしょう。

2.自己紹介

アイスブレイクのあとは、まず「自己紹介をお願いします」と促されるのが基本です。ここでは、面接官に対して自分のプロフィールを簡潔に伝え、これからの対話のベースとなる情報を提供します。

自己紹介で盛り込むべき要素は、以下のとおりです。

・大学名/学部名/氏名
・学生時代に取り組んできた活動の概要
・面接への意気込み

時間は1分程度、文字数にすると300文字前後が目安となります。長々と話し過ぎると「要点をまとめる力がない」と判断されるリスクがあるため、簡潔さを意識してください。

Web面接の場合でも、画面越しに明るい表情を見せることが大切です。

自己紹介のまとめ方は、「就活の自己紹介を1分で伝えるコツは?作り方を例文付きで解説」の記事で解説しているのでチェックしてみてください。

3.学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)

自己紹介に続いて、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)についての質問をされるでしょう。面接官は、学生がどのようなプロセスで課題を解決し、その経験から何を学んだのかを知ることで、入社後の再現性を確認しようとしています。

ガクチカを話す際は、以下のフレームワークを意識しましょう。

・何を成し遂げたか
・なぜ取り組んだか
・どのような困難に対し、どう動いたか
・何を得て、どう成長したか

具体的な数字やエピソードを用いることで、話の信憑性が一気に高まります。たとえば、「アルバイトで売上を向上させた」という話なら、「前年比で10%アップさせた」と伝えると、より説得力が増すはずです。

ガクチカが見つからないと悩む方は、「『ガクチカがない』から脱出!見つけ方やアピールできる経験別に例文を解説」の記事を参考にしてみてください。

4.自己PR

自己PRでは、自分の強みが企業の業務においてどのように役立つかをアピールします。ガクチカが「過去の行動」に焦点を当てるのに対し、自己PRは、「自分の強み」をどう仕事に活かせるかに重点を置くのが特徴です。

強みを伝える際には、その根拠となる具体的なエピソードをセットで仕事への再現性をアピールしましょう。自分の強みと企業の求める人物像を合致させた内容にすることで、評価につながりやすくなります。

評価される自己PRを作成したい方は、「就活に役立つ自己PR例文27選!書き方や高評価につながるコツも解説」の記事をチェックしてみてください。

5.志望動機

中盤から後半にかけて、なぜその企業でなければならないのかという志望動機が問われます。自社への熱意や志望度の高さを確認し、早期離職のリスクがないかを見極めようとするためです。

志望動機を作成する際は、「なぜその業界か」「なぜその会社か」「なぜその職種か」という3つの問いに答えられるようにしてください。他社でも通用するような内容では、熱意が十分に伝わりません。

その企業独自の強みや社風をリサーチし、自分の価値観とマッチしている部分を具体的に伝えましょう。Webサイトの情報だけでなく、OB・OG訪問などで得た生の声を取り入れるのもおすすめです。

志望動機の基本的な構成は、「志望動機の組み立て方は順番が大事!好印象を与えるポイントや例文をご紹介」の記事で解説しているので参考にしてみてください。

6.キャリアプラン

志望動機とセットで聞かれることが多いのが、入社後のキャリアプランです。これは、学生が将来的にどのような姿を目指しており、それが自社の環境で実現可能かどうかを判断するために質問されます。

具体的なビジョンをもつ学生は、意欲が高いと評価されやすい傾向にあります。実際に、厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況(2)若年正社員の採用選考にあたり重視した点(p.7)」をみると、新卒の採用活動で企業が最も重視している点は、「職業意欲・労働意欲・チャレンジ精神(79.3%)」です。

キャリアプランを語る際は、以下の時間軸で考えると整理しやすくなるでしょう。

・短期(1〜3年後):基礎を固め、一人前として貢献する時期
・中期(5〜10年後):専門性を高め、リーダーやマネージャーとして活躍する時期

単に「何でもやります」と伝えるだけでなく、自分の将来像が企業の成長方向と重なっていることを強調しましょう。

キャリアプランの伝え方は、「キャリアプランの例文20選!見つけ方や企業から評価されるポイントを解説」の記事でまとめています。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

7.逆質問

面接の最後には、「最後に何か質問はありますか?」という逆質問の時間が設けられます。これは単なる形式的なものではなく、志望意欲の高さをアピールするチャンスです。

そのため、「質問は特にありません」と答えてしまうと、「入社意欲が低い」「熱意が伝わらない」と判断されやすくなるため準備しておくことをおすすめします。

逆質問の例は、以下のとおりです。

・御社で活躍している若手社員の共通点は何ですか?
・入社までに学んでおくべきスキルや知識はありますか?
・配属予定の部署において、現在どのような課題や目標を掲げられていますか?

このように、事前に3〜5つほど質問を用意しておけば、当日も焦ることなく落ち着いて質問できるでしょう。

面接でよく聞かれる質問を知りたい方は、「就活の面接対策をしたい!新卒におすすめの方法や頻出質問110選を紹介」の記事がおすすめです。

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面接の流れとあわせて確認したい対策のコツ

面接の流れを把握したあとは、具体的な選考対策に取り組むことが重要です。万全な準備を整えることで、本番での緊張を和らげ、自分らしさを発揮しやすくなります。

ここでは、面接の流れとあわせて確認したい対策のコツを解説するので参考にしてみてください。

自己分析を深掘りして就活の軸を固める

面接に臨む前に、自己分析を深掘りして就活の軸を固めることが大切です。軸が定まっていないと、質問の角度が変わっただけで回答に矛盾が生じ、面接官に不信感を与えてしまいます。

まずは過去の経験を振り返り、「なぜその行動をとったのか」「そこから何を学んだのか」を言語化しましょう。自分自身の経験や価値観を整理しておくことで、一貫性と説得力のある回答につながります。

さらに、自分の強みと企業の求める人物像が重なる部分をアピールすれば、「自社で活躍してくれそう」と好印象を与えられ、内定への近道となるはずです。

企業研究で事業内容や理念をリサーチする

企業研究で事業内容や理念をリサーチすることも、面接対策に欠かせないプロセスの一つです。企業は、入社意欲が高く、企業で活躍してくれる人材を求めています。

そのため、企業の事業内容や理念を深く理解していなければ、自らのキャリア観とその企業の方向性を結びつけられず、「なぜ他社ではなくこの会社なのか」という熱意を伝えられません。

企業のWebサイトだけでなく、採用ページや中期経営計画にも目を通しましょう。競合他社と比較した際の強みや課題を把握することで、より具体的で熱意の伝わる回答ができるようになります。

企業研究の方法は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事を参考にしてみてください。

模擬面接を繰り返して本番に近い緊張感に慣れる

面接を成功させるには、模擬面接を繰り返して本番に近い緊張感に慣れるのがおすすめです。頭のなかで回答を準備するだけでなく、実際に声に出して練習することで、自分では気づかなかった話し方や表情、内容の改善点を発見できます。

自分の話す姿をスマートフォンで撮影して、客観的な視点でチェックするのが有効です。また、キャリアセンターの職員や友人に面接官役を頼み、入退室のマナーから逆質問まで一通り練習するのも良いでしょう。

面接の準備を詳しく知りたい方は、「面接準備を完璧にしよう!必要な対策とマナーや持ち物などを紹介」の記事を参考に進めてみてください。

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面接の流れが分からず就活が不安な方へ

面接は、受付→待機→入室→面接→退室の順番で行われるのが基本です。また、「自己紹介」「自己PR」「志望動機」など、質問される内容も多岐にわたります。

流れを覚えたうえで、質問に対する対策を行うことで内定獲得に近づけるでしょう。

「どのように面接が進むのかイメージできない」「一人で面接対策できるか不安」という方は、就職エージェントに相談するのがおすすめです。

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また、志望企業に合わせた傾向と対策もお伝えするので、効率良く準備を進められるでしょう。自信をもって面接に臨みたい方は、ぜひご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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