このページのまとめ
- 志望動機は「仕事上の目標」「応募企業を魅力的だと思う理由」「入社後について」で組み立てると効果的
- 抽象的で具体性のない志望動機は伝わらない
- 志望動機の一番の理由が待遇や職場環境ではアピールにならない
- 志望動機は、応募企業でなければならない理由になっているかが大切
自分の中では志望動機は固まっていても、それを伝えるのは思っている以上に難しいもの。
就活では、志望動機をどう伝えるかで採用結果が大きく変わることもあります。
今回のコラムでは、採用に繋がる志望動機の書き方を解説。ぜひ、参考にしてください。
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志望動機の組み立て方
企業の関心を引く志望動機を書くには、説得力が不可欠です。
下記のポイントを押さえ、企業に伝わる志望動機を作成しましょう。
(1)仕事上の目標
まず、応募企業で成し遂げたいことを記載します。
目標だけでは説得力のあるものにはなりません。なぜその目標を設定したのか、過去の経験から論理立てて詳しく説明しましょう。
目標にこだわる理由が明確になれば、応募企業に対してどれだけ本気なのかが伝わります。
(2)応募企業を魅力的だと思う理由
立派な目標があっても「他の企業でもいいんじゃないか…」と思われてしまっては意味がありません。
応募企業でなければならない理由を説明しましょう。
応募企業の強みや特徴を取り上げ、自分の目標とリンクさせるのが効果的です。
(3)入社後について
最後に入社後どのように活躍したいか、どんな形で貢献できるかについて具体的な働き方を提示。
自分の長所や強みをどう活かせるかを伝えることで、自己PRにつなげることができます。
次の項目では、志望動機を書く際の注意点を説明します。
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こんな志望動機は避けよう!
前項でも述べたように、志望動機は説得力が重要です。
抽象的な表現や具体性に欠けた内容では、あなたの熱意は伝わりません。
特に注意したいのは、他の企業でも通用する内容を志望動機にしてしまうこと。業界研究や企業研究が足りないと思われ、応募企業に対する本気度が全く伝わりません。
前項を参考に、応募企業でなければならない理由を明確にし、具体性のある志望動機を目指しましょう。
志望動機の一番の理由が、職場環境や条件、待遇面というのも考えもの。もちろん、長く働くうえで職場環境はとても大切なものです。
しかし、企業は会社に貢献してくれる人物・活躍できる人材を求めているので、志望動機からあなたがどのように会社で活躍できるかを見極めるのが難しくなってしまいます。
また、よくある「社会貢献」「自己の成長」「環境への取り組み」がしたいという志望動機も、応募企業でなければならない理由にはなりません。
書く際は、「本当に応募企業でなければならない理由になっているか」「裏付けとなる経験や動機が記されているか」という点に注意して内容を組み立てましょう。
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志望動機の基本例文
それでは例文をご紹介します。上記のポイントを確認しながらご覧ください。
「私は貴社の製品を海外にも広めることで、日本の文房具の魅力を世界中に伝えたいと考えています。
私は大学時代にアメリカ留学を経験しました。その時に日本の文房具が留学先で素晴らしいと話題になったことがきっかけです。
日本の文房具は、高品質でありながら手の届きやすい価格が魅力的なだけではなく、常に使う人の気持ちに応えるよう進化してきました。この時から、日本の文房具をもっと多くの人に使ってもらいたいと考えるようになりました。
貴社は他社に先駆け、いち早く海外を視野に入れた積極的な事業展開をなさっています。貴社でなら、日本の文房具の魅力をより世界へ届けられると思い志望いたしました。
入社できた際は、語学力を活かし海外部門の営業として、製品の更なる普及に貢献したいと考えています。」
志望動機について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
組み立て方や例文を参考にして、オリジナリティのある志望動機を作成してください。
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