履歴書の志望動機の書き方とは?新卒向け例文10選を人気職種別に紹介!

このページのまとめ

  • 履歴書の志望動機は一次選考の通過を左右する重要な要素
  • 履歴書の志望動機では書き出しで結論を提示し、その後のエピソードで補足する
  • 履歴書の志望動機の締めくくりでは、採用担当者に入社後の活躍をイメージさせる

履歴書の志望動機の書き方とは?新卒向け例文10選を人気職種別に紹介!のイメージ

履歴書のなかでも志望動機は、採用担当者が重視するポイントです。だからこそ「どうやって書き進めたらよいか分からない」と頭を抱えている就活生も多いのではないでしょうか。

この記事では、企業への思いや自分の強みをアピールできる志望動機の書き方を3ステップで解説します。さらに、就活生から人気が高い10職種の履歴書の志望動機例文や注意すべきNG表現についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

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目 次

履歴書の志望動機は就活の成功に大きく影響する

新卒時、転職時問わず、就職活動において多くの企業から提出を求められるのが履歴書です。

一般的に履歴書は、応募者の基本情報を確認するための書類ですが、選考の合否に影響するケースもあります。特に、志望動機は、履歴書のなかでも選考の結果に影響を与えやすい項目です。

採用担当者は履歴書の志望動機を通して「多くの企業のなかからなぜ自社に応募したのか」「自社の強みや独自性を理解しているか」を知りたがっています。その内容から、長期にわたって自社で活躍できる人材なのかを見極めているわけです。

そのため、履歴書の志望動機を適当に作成してしまうと、多くの企業が一次選考として実施している「書類選考」に受からなくなってしまいます。どれほど面接や実務面で自信があったとしても、一次審査を通過できなければ、内定にはつながりません。

内定取得の第一関門となる書類選考をスムーズに突破するためにも、採用担当者の目に留まる志望動機を作成しましょう。

志望動機の重要性や書き方を知りたい人は「就活を乗り切る!志望動機の書き方と例文」も合わせて参考にしてください。

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企業が履歴書の志望動機でチェックするポイント3選

評価につながる履歴書の志望動機を書くためには、企業の採用担当者が重視しているポイントを把握しておくべきです。

企業の採用担当者が重視している3つのチェックポイントを紹介するので、履歴書の志望動機を書き始める前にしっかり確認しておきましょう。

自社を志望した理由

履歴書の志望動機でもっとも重要視されるのは「なぜ自社を志望したのか」です。つまり、同業界の他社ではなく、応募先企業にした理由を知りたがっています。

採用担当者は、自社にしかない独自の理由を求めています。たとえば、食品メーカーで「食の安全に関わってみたい」という理由を挙げたら「食品メーカーならどの企業でもよいのでは?」と思われてしまうでしょう。

ほかの企業・ほかの業界でも通じる理由ではなく、応募先企業ならではの魅力や特徴を踏まえた志望動機を作成しなければ高評価は期待できません。

応募先企業の具体的な魅力や特徴を理解し、志望動機の材料とするためにも、早めに企業研究を進めましょう。

企業研究の具体的な進め方を知りたい人は「企業研究のやり方と就活に活かすコツを解説!効率的な進め方とは?」も合わせて参考にしてください。

経験・能力・スキル

採用担当者にとって、応募者の経験や能力、スキルは見逃せないポイントです。とはいえ、ただ単純に経験の豊富さやスキル、資格の数をアピールすればよいわけではなく、できるだけ具体的に伝える必要があります。

たとえば、どのようなプロセスでその経験を積み、結果的に何を学んだのかを伝えると、より具体的に魅力が伝わる志望動機になります。

また、スキルや資格をアピールする場合でも、なぜそのスキル・資格を取得しようと考え、どういう行動に至ったのかを伝えられると、あなたの考え方や努力の過程がみえるため、高評価につながりやすいです。

そこから、いままで得た経験やスキルを仕事にどう活かせるのかを結びつけると、採用担当者から入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなるでしょう。

将来のビジョン

採用担当者は応募者のビジョン、つまり「将来どんなビジネスパーソンになりたいと考えているか」も履歴書の志望動機から読み取っています。

応募者は長ければ、数十年にわたって自社で働くことになる人材です。だからこそ「この人物が将来自社にどのように貢献してくれるのか」という長期的な視点で、志望動機をチェックしています。

したがって、現状できることだけでなく「将来的にどうなりたいのか」「入社後どのように活躍していきたいのか」といった将来像も伝えましょう。

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履歴書における志望動機の書き方3ステップ

履歴書における志望動機の書き方を3ステップで解説します。志望する業界・企業を問わず、志望動機の基本的な書き方となるため、ぜひ参考にしてください。

書き出しで結論を簡潔に伝える

最初の一文となる書き出しでは「結論=志望動機」を簡潔に伝えましょう。たとえば「社風に惹かれた」「自分の経験・スキルを活かせる職場だと感じたから」など簡潔に応募した理由を伝えてください。

ただし、結論をシンプルに伝えるだけでは、ほかの就活生との違いや競合他社でなく応募先企業を志望する理由が伝わらないため、独創性と志望企業に入社したい理由を含めた文章を執筆する必要があります。

書き出しは、読み手の第一印象を決定づける志望動機のなかで最も重要な部分です。書き出しで採用担当者の興味・関心を惹きつけられれば、その後に続く文章も真剣に読んでもらえるでしょう。

逆に「またこの志望動機か」というありきたりな印象を与えてしまうと、その後にどれだけよい内容が書いてあっても、採用担当者に響かない可能性があります。

書き出しで採用担当者の興味を惹きつけ、その後のアピールの効果を高めるためにも、独自の視点から「応募先企業でなくてはならない理由」を簡潔にまとめた一文を執筆しましょう。

書き出しの重要性や具体的な書き方について詳しく知りたい人は「志望動機は書き出しが超重要!本気度を見せる方法とコツを紹介します」も合わせてご確認ください。

具体的なエピソードで結論を補足する

採用担当者の興味を惹きつける書き出しが完成したら、続く文で志望動機の具体性・説得力を高めていきます。具体的には、自分の経験をエピソードとして紹介し「なぜこの業界・職種に興味を持ったのか」「そのなかでもなぜ志望企業を選んだのか」を伝えましょう。

あくまで一例ですが、以下のような流れで考えてみると、説得力のある志望動機を作成するためのヒントになるかと思います。

・大学時代部活動でキャプテンを任された→
・チームをまとめるために試行錯誤した結果、全国大会に出場→
・チームワークやコミュニケーションの大切さを学ぶとともにチームで1つのことを成し遂げる楽しさ、喜びを知った→
・だからこそ社員を大事にし、和を重んじる貴社で働きたいと思った

また、このときに自分の強みやスキル・実績についても言及し、その経験を入社後どのように活かせるのかを述べるのも重要なポイントです。

スキルや実績に関しては、志望動機を直接的に補足する内容ではありませんが、締めくくりパートに向けての布石になるため、自然に盛り込んでおくと後の展開へスムーズにつなげられます。

締めくくりで入社後の活躍をイメージさせる

志望動機の最終パートとなる「締めくくり」では、入社後の活躍をイメージしてもらえるように熱意や将来のビジョンを伝えましょう。

簡単な例としては「商品企画に携わり、社会的に価値のある新商品を生み出したい」「営業として活躍して貴社の売り上げに貢献したい」などが挙げられます。

ただし、このままでは入社後、活躍している姿はいまいちイメージできません。だからこそ「この人ならビジョンを達成できそうだな」と感じてもらうために、自身のスキルや実績を伝える必要があります。

なお、新卒の採用は基本的にポテンシャルが重視されるため、必ずしも仕事と直接関係のある実績・スキルである必要はありません。

たとえば、部活動で全国優勝したという実績は多くの企業において、関連性が高いとはいえません。しかし、コミュニケーション能力や継続して努力できる姿勢、目標を実現する意志の強さ・行動力など、人としてのポテンシャルをアピールする材料にはなります。

そのため、企業がどのような人材を求めているかを考慮し、あてはまりそうなエピソード・実績を紹介することが重要です。

締めくくりは、読み手の印象に最も残るパートであり、最終的な評価につながりやすい文章です。書き出しと同じくらい重要な部分なので、少しでも採用担当者の印象に残るような魅力的な文章を執筆しましょう。

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履歴書の志望動機を書くときの3つの注意点

履歴書の志望動機を書く際に、意識するべき3つの注意点について解説します。採用担当者にあなたの魅力が十分伝わる志望動機を仕上げるためにも、3つの注意点をしっかりと確認しておきましょう。

履歴書の基本的な書き方や注意事項について知りたい人は「履歴書の内容をまるごと全部解説!詳しい書き方や注意事項も」も合わせてご確認ください。

自分の経験や強みをアピールするだけではNG

志望動機において、自分の経験や強みをアピールするだけでは不十分です。

ただ、自分の経験や強みを紹介するだけでは「自己PR」になってしまうため、それをどうやって志望動機と紐づけ、最終的に自分を採用する価値を見出してもらうかを考えなければなりません。

最終的に自己アピールへつなげる形にはなりますが、あくまでも作成するのは「志望動機」であることを忘れず、入社したい理由を軸に内容を展開していきましょう。

エントリーシートと整合性があるか確認する

転職や中途採用とは異なり、新卒の場合、履歴書と合わせてエントリーシート(ES)の提出が求められます。その場合、履歴書とエントリーシートの内容に矛盾がないか確認したうえで提出しなければなりません。

履歴書とエントリーシートには、それぞれ志望動機の記入欄が設けてあるケースがほとんどです。

履歴書の志望動機と先に提出したエントリーシートの内容に食い違いがあった場合「信用できない」「論理的思考ができない」といった印象を与え、評価を下げてしまう恐れがあります。

なお「履歴書とエントリーシートの志望動機が同じだとまずいのでは」と考える学生もいらっしゃいますが、その点は問題ありません。むしろ、2つの書類で志望動機が同じでないと整合性がとれないため、無理に別の理由を探さなくて大丈夫です。

ただし、一字一句同じ文章を掲載してしまうと、手抜きと判断されてしまう可能性もあります。表現を変更したり、履歴書では簡潔に説明した部分をエントリーシートではもう少し掘り下げてみたりなど、採用担当者からの印象を変えるための工夫を心がけましょう。

適切な文章量にまとめる

履歴書の志望動機は、記入欄の大きさや形式にもよりますが、約200〜300文字前後、記入欄の7〜8割以上を目安に書くとよいといわれています。

ただし、上記はあくまで目安でしかありません。就活生のなかには、履歴書とは別にA4サイズの用紙1/2〜1枚程度を目安として「志望動機書」を作成し、より強く入社意欲をアピールする手法を取っている人もいます。

大切なのは、志望動機・熱意を過不足なく、採用担当者に伝えられる文章が作成できているかです。とはいえ、短すぎるのはやる気不足と判断されかねないため、最低でも200文字程度の文章は作成しましょう。

また、いずれの場合も小さな文字でぎっしりと記入するのは、読みにくいだけでなく、採用担当者への配慮が欠けていると判断されてしまいます。記入欄や用紙に合わせた適切な文章量を心がけましょう。

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履歴書の志望動機を書く前に必要な準備3選

採用担当者を納得させる志望動機を書くためには、応募先の企業や業界、自分自身のことをよく知る必要があります。

志望動機を作成するために必要となる3つの準備について解説するので「なかなかスムーズに書き進められない」とお困りの学生は参考にしてください。

業界・企業研究

応募先企業の独自の特徴や魅力を捉えた志望動機を書くためには、業界研究と企業研究は欠かせません。

業界研究を通して、業界の風土や特徴、競合となる他社を理解することで、応募先企業を取り巻く環境の全体像が把握できます。その後、応募先企業の社風や業界内の地位、商材などについて詳しく研究していくと体系的に知識を得られます。

なお、業界研究を行う場合は、書籍で発行されている業界地図を利用するとスムーズです。

企業研究の場合は企業の公式サイトを基本として、パンフレットや企業説明会などを活用して、情報を収集します。さらに、その企業の商品やCM、プレスリリースなどもチェックして最新の情報を手に入れましょう。

業界研究のやり方をさらに詳しく知りたい人は「業界研究のやり方とポイントを詳しく解説!自分に合った仕事を見つけよう」を合わせてご確認ください。

自己分析

自分を知るためには自己分析が最適です。過去の経験を振り返って、自分が今まで何に力を入れてきたか、どんなことにやりがいを感じるのかを洗い出してみましょう。

その結果、今まで気づかなかった自分の強みや特性、忘れていたエピソードなど、志望動機の材料が見つかります。また、自分が今後何を目指して働きたいのか、どんな職種に就きたいかなど、ぼんやりしていたビジョンもはっきりしてくるはずです。

あなたの魅力を余すことなく企業に伝えるためにも、まずは自分自身を理解するところから始めてみましょう。

自己分析のやり方をさらに詳しく知りたい人は「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」を合わせて参考にしてください。

OB・OG訪問

特に志望度が高い企業にはOB・OG訪問をすると効果的です。OB・OG訪問では、外部からは分からない社内のリアルな情報を入手できます。

また、OB・OG訪問を通して社員の人となりを知ることで、社風も窺い知れるでしょう。さらに、志望動機に「OB訪問で△△さんからお聞きしましたが」というエピソードを盛り込めば、企業研究に熱心に取り組んだアピールにもなります。

OB・OG訪問の進め方やマナーについて知りたい人は「OB・OG訪問のやり方とは?流れやマナー、注意点を知ろう」をご確認ください。

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履歴書の志望動機における5つのNG表現

履歴書の志望動機における5つのNG表現について解説します。

一見、なんの違和感もないように感じる表現でも、使い方次第では、マイナス評価につながってしまう可能性もあります。「知らない間に評価を落としていた」と後悔しないためにも、不適切な表現をしっかり確認しておきましょう。

履歴書やエントリーシートのおけるNGワードについてさらに詳しく知りたい人は「エントリーシートや履歴書のNGワードは?就活で気を付けたい言葉を解説」も合わせてご確認ください。

「待遇や福利厚生に魅力を感じた」

応募する企業を選ぶうえで、待遇や福利厚生といった働く条件も、就活生にとっては重要な要素の一つです。

とはいえ、条件面にフォーカスしすぎた志望動機を提出してしまうと、採用担当者に「自社を選んだのは条件目的なのか」「もっとよい条件の企業が見つかれば、すぐに転職するのでは」などの懸念を抱かせてしまいます。

たとえ、条件面を魅力的に感じていたとしても履歴書の志望動機は、仕事内容に関わるものを中心に組み立てるのが無難です。

どうしても条件面を志望理由にする場合は「その条件を活かして自分の成長につなげ、企業に貢献したい」など、一歩踏み込んだ内容にするとよいでしょう。

「学ばせていただく」

履歴書の志望動機では、熱意や謙虚さが伝わると思い「学ばせていただく」という表現が使われがちです。

しかし、会社は仕事をする場所です。学ぶ・教えてもらうなどのスタンスばかりを強く押し出していると受動的なイメージを抱かれてしまい、マイナス評価につながりかねません。

採用担当者に受け身な印象を与えないように、志望動機では「仕事をするうえでプラスとなる知識は積極的に吸収していきたい」「新しいスキルを身につけ貢献していきたい」などの表現を使うとよいでしょう。

「スキルや知識を身につけたい」

企業の多くは、採用した人にはスキルや知識を身につけ、自社で活躍し、成果を出せる人材になってほしいと考えています。

そのため、企業に貢献することが目的で「スキルや知識を身につけたい」のであれば問題はありません。

しかし、将来的に起業するために「スキルや知識を身につけたい」といった内容の志望動機は「スキルや知識を身につけたら退職する」と捉えられてしまう可能性があります。

たとえ、自分のなかで明確なキャリアプランが決まっていたとしても「貴社のなかでスキル・知識を身につけ、より高いステージで活躍できる人材に成長したいと考えています」など、オブラートに包んだ表現を心がけましょう。

「理念に共感した」

「理念に共感した」は比較的よくある志望動機ですが、説得力がないと採用担当者には響きません。

多用されやすい表現だからこそ「理念に共感した」という表現を使う場合には、必ず自分の考えや経験を根拠として示す必要があります。

その志望動機に至るまでの道筋を具体的なエピソードを交えて説明し、できるだけ説得力のある内容に仕上げましょう。

また、単純に「理念に共感した」だけでは抽象的かつ、手抜きとも捉えられかねないので「△△という理念に共感した」と具体的に説明するようにしてください。

「貴社」と「御社」の使い分け

「貴社」と「御社」はどちらも相手企業を表す敬語ですが、書き言葉では「貴社」、話し言葉では「御社」とするのが通例です。

1990年代までは話し言葉でも「貴社」が使用されていましたが、「記者」「帰社」など同音異義語が多いため、口頭では「御社」を使うことが増えたといわれています。

したがって、履歴書では「貴社」、面接では「御社」と使い分けるようにしましょう。

なお、応募先が一般企業ではなく、銀行や信用金庫、役所などの場合「貴」と「御」の使い分けは同様ですが、「貴行・御行」「貴庫・御庫」「貴所・御所」など、それぞれ異なるので注意が必要です。

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人気職種別!新卒向け履歴書の志望動機例文10選

就活生に向けて履歴書の志望動機例文を紹介します。特に、就活生から人気の高い職種別に10の例文を用意したので、採用担当者の心に響く自分なりの志望動機を書くためにご活用ください。

志望動機の他の例文も確認したい人は「就活の志望動機に悩む方はチェック!作成方法の基本と例文をご紹介」も合わせてご確認ください。

製造・開発職の例文

私が貴社を志望する理由は、未来の人々の暮らしや環境にまで目を向けて自動車の開発を行う貴社の姿勢に魅力を感じたからです。

近年は環境問題や運転者の高齢化など、自動車そのもののあり方について考えさせられるような問題が叫ばれていますが、地方で暮らしていた私には、車は生活の必需品であり、暮らしを豊かにするものという実感があります。

そのため、この先も人々や環境にとって幸せなものであり続けられるような自動車の開発に携わりたいと思っております。貴社は、世界に先駆けて環境に配慮した技術開発を行い、誰もが安心して運転できるシステムを導入するなど、常に未来に目を向けた自動車の開発に注力しています。

私は、貴社において多くの人を笑顔にする車を提供するべく邁進してまいります。

エンジニア職の例文

私が貴社を志望したのは、他社企業に先んじて最先端技術をいち早く導入している貴社に就職できれば、常に自己成長を追求できる環境に身を置けると考えたからです。

私は学生時代からプログラミングに興味を持ち、自己学習で開発を行いました。その結果、自分自身で課題を解決した時の達成感や喜びを感じることができました。

また、チーム開発でも、自分が担当した部分が完成した時に感じる達成感は格別でした。エンジニア職に就くことで、このような自己成長を追求しながら、先進技術の習得やプロジェクトの成功に貢献したいと思っています。

私は挑戦的な仕事を好むため、新しい技術や知識を習得することへの意欲も高いです。私がこの意欲を持って技術習得に取り組めば、社内においてエキスパートの1人として活躍できると考えます。

採用担当者の方々には、自己成長に取組む意欲が高く、会社の成長に貢献できる社員になることをお約束します。

企画・マーケティング職の例文

私が貴社を志望する理由は、そのブランディング力やエコロジーを考慮した企業理念に共感を覚えたからです。

大学時代に参加した地球環境問題に取り組むサークル活動で、持続可能であるべき社会に興味を抱くようになりました。そのため、貴社の環境配慮に対する取り組みに強い共感を覚えました。

私には、企画・マーケティング職に必要なユーザー視点を持って商品開発を進める力があると自負しています。

インターン先で、広告プランの企画を手がけた経験を通じて、ユーザーの心理やニーズを理解することの重要性を学びました。また、ビジネスレベルの英語力を持っており、資料制作やプレゼンテーションにも対応可能です。

入社後もユーザー視点を失わず、顧客の声に耳を傾けたソリューション提案を第一に日々邁進していくつもりです。貴社の仲間たちと共に、よりよい社会の実現に向けて、エコロジーに配慮した商品開発や持続可能なビジネスモデルの構築に携わっていけたらと思います。

コンサルタントの例文

志望のきっかけは、貴社の「コンサルティングは課題発見から始まる」という思想に共感したことです。

私の実家は美容室を営んでいます。顧客データや売上管理は手入力で効率が悪いものの、どこを良くしていったらよいのか家族も気づかずにいます。

私は大学入学時はSEを目指しており、プログラミング言語の勉強を進めてきました。しかし企業が持つ課題の根本的な解決に取り組みたいと考え、ITコンサルティングを志望しました。

貴社のような課題発見から取り組む姿勢があれば、私の実家のような行き詰まった事例でも解決に導くことができると考えています。

また、個人で学んできたエンジニアとしての視点も忘れず、内外において最適な解決法をもたらせるコンサルタントとして活躍したいです。

事務職の例文

私が貴社の事務職に応募した理由は、組織のなかでしっかりと裏方として働き、会社を支えることができる魅力的な職種だと考えたからです。

事務職には、細かな作業を効率よくこなし、社内外のコミュニケーションを円滑に進めるスキルが求められます。私は営業アシスタントとしてアルバイト勤務していた際、営業担当者をサポートすることで、組織全体を支える重要性を体験しました。

そのなかで、事務職が自己実現につながるキャリアグロースの一つだと感じました。貴社であれば、自己実現を達成するためのキャリアアップが可能であり、自己成長を促す環境が整っていると思いました。

実際に、貴社が社員のキャリアアップ支援や、教育研修制度に力を入れていることを知り、改めて私にとって理想的な労働環境であることを実感しました。

私は、組織にとって必要不可欠な役割を担い、貴社と共に成長を遂げることを望んでいます。これまでの経験を貴社で活かし、日々の業務に励み、貴社の更なる発展に貢献できるよう努めます。

医療・看護職の例文

私は人々の健康をサポートし、できるだけ多くの人に心身ともに豊かな生活を送ってもらいたいと考えております。そのためにも貴院のような最先端の医療現場に携わることで、経験や知識を身につけながら、多くの方々の健康をサポートしたいと考えています。

私は高校時代に体調を崩し、看護師さんに親切かつ丁寧に看ていただいた経験があります。その時の優しさや親身さに感銘を受け、自分も同じように誰かの役に立てる存在でありたいと思いました。

また、医療・看護職に興味を持ったもう一つのきっかけとして、病院でのインターンシップ経験が挙げられます。病院の職員の方々は、困難な状況でも慌てずに冷静に対処している様子が印象的でした。私もそのような存在になれるよう、学んで成長したいと思っています。

最後に、私は入社後は、常に患者様やご家族様、また職員の方々のニーズに耳を傾け、最善のサポートができるよう心がけたいと考えています。自分自身の成長を通じて、医療現場に貢献し、信頼される存在となりたいと思います。

介護職の例文

私が貴施設に応募した理由は、人との関わりのなかで利用者様の生きる意味や尊厳を共に考え、支援することができるやりがいのある職場だと感じるからです。

私が介護職に興味を持ったきっかけは、祖父が認知症になり、一緒に生活するなかで、認知症の方の症状や介護の必要性を知ったからです。

看護師や医師とは異なり、患者さんとの関係性が長期化する介護職は、相手の生活環境・生きる意味を共に考え、支援することができると思い、就職活動を始めました。

企業研究を進めるなか、貴施設は地域に根ざし、地域社会と密着した介護を提供していることが分かりました。利用者様やその家族と共に地域課題に取り組んでいくという志を持っている点からも、介護職として働くにあたって、最適な環境だと考えております。

入社後は、利用者様やその家族との信頼関係を大切にしながら、職員としての誇りを持ち続け、利用者様にとってグッドサポーターとなるよう、全力で努めていく所存です。

営業職の例文

私が貴社を志望する理由は、貴社の営業戦略や取り組みに共感を持ったからです。貴社は、素材からこだわった商品開発や、顧客のニーズに合わせた提案が評価され、業績を伸ばしており、さらなる市場拡大に向けた挑戦を積極的に行っていると耳にしました。

また、大学時代に企業向けの販促キャンペーンの企画・運営を行った経験から、貴社のマーケティング手法や提案力の素晴らしさを強く実感しました。

課題解決型の提案を行うことで顧客満足度を高める取り組みや、顧客との長期的な信頼関係を築くためのカスタマーサポートの充実は、私が目指す営業スタイルとリンクするものと感じています。

入社後には、様々な業界や分野に関する知識を身につけながら、社会に貢献する営業活動に取り組んでいきたいと考えています。私自身も粘り強く一歩一歩前進することができる人間ですので、ぜひ一度お話しする機会をいただけると幸いです。

サービス・販売系の例文

私が貴社を志望する理由は、お客様に誠実で親切な対応ができ、商品を分かりやすく提供するために徹底的な教育を行っている点にあります。

前職でアルバイトとして販売業務に従事していた際、お客様に対して満足いく商品提供ができず、自己反省が必要だと感じておりました。

そこで、貴社が従業員に向けて行っている研修体制に深い関心を持ち、これからも大切にされるお客様とのコミュニケーション能力を身につけるためにも入社したいと考えています。

私の性格は人懐っこく、お客様に対して気持ちを伝える事が得意です。そのため、貴社で学ぶ事によって将来的には中心となってお客様に寄り添った提案ができる社員として貴社に貢献できると考えております。

研究職の例文

私が貴社を志望する理由は、研究職として技術や知識に没頭し、成長できる理想的な環境であると感じたからです。

貴社には、今後の技術革新に向けて先進的な研究開発が行われていることを知り、自分自身のスキルアップにつながると考えました。具体的には、貴社のある発明品に深い興味を抱き、その背景や技術を調べたところ、驚くほどのテクノロジーに魅了されました。

その後も、インターンや企業説明会で貴社の社員の方々にお話を伺うなかで、自ら問題解決に向けた取り組みが求められる研究職としてのやりがいを感じました。

私自身も、今後業界を牽引する研究者の一人になれるよう、貴社で働くことができれば幸いです。貴社の研究開発部門で、世界に通じる技術を生み出し、社会のために貢献することができるよう、邁進する決意があります。

 

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ほかにも、自己分析や業界・企業研究、面接対策など就活に関する総合的なサポートを無料で行っているので、合わせて他の対策を進めたい人にも最適です。

履歴書の志望動機にお悩みの人はもちろん、スムーズに履歴書を完成させて別の対策に注力したい人も、ぜひお気軽にご相談ください。

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