就活中に聞かれる志望動機。NG表現は?

志望動機は、志望度の高さのほか、きちんと企業研究ができているかを表しています。志望動機を答える際に、陥りがちなNG表現を具体的に紹介します。また、就活中に相手に失礼にならない書類送付や面接時のマナーを紹介します。

目次
 

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志望動機にNGワードはある?

面接時に志望動機を答える際、「これがNGワード」とは言えませんが、避けたい表現は以下3点です。

・抽象的
・非現実的
・根拠のないアピール

抽象的表現である「さまざまな」「いろいろな」を多用することは、全体像がぼやけがちで肝心の中身が伝わりません。また、十分に理解していないカタカナワードの乱用も「本当に分かって使っているのか?」と疑問視されてしまうので避けましょう。
また、やりたいことや、将来のキャリアプランに現実味を感じない非現実的な表現は、応募企業の事業内容や社風などをきちんと把握していないように思われてしまいます。企業側は、「何をしたか」という目に付きやすいエピソードよりも、「なぜしたか」「どう活かすか」という実務に繋がる事例を知りたいと思っています。何を思って行動し、その経験をどう活かすかという過程は、あなたの人柄を表します。
さらに、面接の際には、やる気や経験をアピールすることが大事ではありますが、その根拠や入社後の活かし方、行動の仕方を関連付ける必要があります。
面接官が、入社後に働く姿をイメージしにくい表現は避けたほうが良いでしょう。

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志望動機を書くときのコツ

履歴書などの提出書類にも、ほぼ必須項目となっている志望動機。記入する際にも注意するべきポイントは以下の3つです。

・複数の企業で使い回さない
・強みや経験は、「どう活かすか」までを説明する
・提出先企業のニーズに合わせる

応募している複数の企業間で、使い回せるような志望動機は避けましょう。その企業でなければならない「動機」を記入することが肝心です。「自分を活かせる社風で頑張りたい」や「優秀な企業で魅力を感じる」など、どの企業にも使い回せるものは、漠然とした表現で印象に残りません。
また、前項で述べたように、経験したことよりも、その経験を入社後に「どう活かせるか」「こう活かしたい」という書き方が好ましいです。
さらに、志望動機や仕事に対する価値観、アピールポイントが提出先の応募企業とズレがないようにしましょう。企業がどんな人材を求めているかを理解することは、企業研究がきちんとできている証拠。志望度が高いというアピールができます。

上記3つのポイントを網羅するには、きちんとした企業研究が必要です。応募する企業の詳細を知った上で、自分の能力とを併せた動機を記入することをお薦めします。

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就活中はマナーにも気をつけよう

ここまでは、志望動機を答える際の注意点を紹介しましたが、就活生は志望動機の内容に気をつけるだけでは不十分です。
応募書類を郵送する際や面接時など、さまざまなシーンでマナーが必要となります。とくに注意したいのは、以下の2つのシーンです。

・応募書類の送付マナー(封筒選びや宛名書き、切手など)
・面接時のマナー(身だしなみ、受付、入退室、言葉づかいなど)

封筒サイズは、A4サイズの書類を折らずに入れられる角2サイズがベスト。定形外郵便なので、50g以内であれば120円切手を貼ります。
宛名は、省略して書くのは失礼にあたるので正確に書き、宛名面には赤いボールペンで「履歴書在中」と何が入っているかを明記しましょう。

また、面接時の服装は、サイズが合った清潔感のあるものを選び、女性はノーメイクは避け、顔色の良く見えるナチュラルメイクにしましょう。会社内に入り、受付や待っている間、会社を出るまでが面接と考え、姿勢よく礼儀正しい受け答え、挨拶を忘れないでください。

面接官や採用担当者とやりとりをする就活は、学生だとしても相手に失礼の無いよう、社会人としてのマナーを心がけましょう。

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