志望動機の構成はどうやって作る?作成時の手順と5つの構成要素を解説

このページのまとめ

  • 志望動機は全体的な構成がとても重要
  • 志望動機は5つの要素で作成する
  • 志望動機は一貫性を持った説得力のある内容にしよう

志望動機を構成する4つの要素を解説!書き方のコツも例文付きで紹介のイメージ

「志望動機の構成をどのように作ればいいのか分からない…」や「そもそも志望動機はどの順番で作るの?」と不安や疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

志望動機は、採用担当者が注目するため就活生にとって重要な部分。伝えたいことを詰め込むのではなく、構成から考えて作り込むことが大切です。この記事では、志望動機の構成に必要な5つの要素と、作成手順を詳しく解説します。

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目 次

志望動機を構成する5つの要素

志望動機の構成は大まかに分けて5つの要素でできています。そのため、志望動機の構成や書き方が分からない…と悩んでいる人も、5つの要素を考え、正しい順序に沿って進めれば納得のいく志望動機を作ることができるでしょう。

では、志望動機を構成する5つの要素の詳細を解説します。

志望動機の結論を最初に述べる

志望動機の構成で最初に持ってくる要素が結論です。志望動機においては、結論=その会社を志望した理由だと考えていいでしょう。なぜその会社に入りたいのか?なぜ志望したのか?を簡潔にまとめることが大切です。

そのため、まずはなぜその会社を志望したのかの理由を明確にしておきましょう。

その会社を志望した理由の背景や根拠

次に考えたいのが、志望した理由に至った背景や根拠です。どんな文章や論文でも、結論→理由の順番は基本的な構成であって、読み手にとっても読みやすく要点が伝わりやすくなります。志望動機の結論に至った理由は何なのか、どんな背景から来ているのかを今一度振り返って考えてみましょう。

ここで注意したいのが、志望した理由は多ければよい訳ではないことです。欲張ってあれもこれも志望動機に入れてしまうと、要点が分散されてしまい印象に残りづらくなってしまいます。志望動機の文字数やボリュームにもよりますが、志望理由は1〜3つまでにとどめるのがベターです。

具体的なエピソードや学んだこと

志望動機の構成において結論→理由まで考えられたら、次は具体的なエピソードを考えていきましょう。「〜なので貴社を志望しました」「〜の理由で志望します」だけでは具体性や説得力に欠け、採用担当者の印象に残りにくくなります。

自分自身のこれまでの経験やエピソードに加え、そこから何を学んだのかを述べることで、志望動機のクオリティも高くなるでしょう。考えたこと・得た経験・学んだことの3本柱で考えるとより具体的な内容を作成できます。

さらに、具体的なエピソードを志望理由に入れると、差別化が難しかったオリジナル性も担保できるので、志望動機の構成において外せない要素であると言えるでしょう。

自分をアピールする要素

就活生がよくやりがちなのが自己アピールを含めてないまま志望動機の構成を作成してしまうことです。自分がやりたいことやできることなど、何かしら意志を見せないと当事者意識のない、内容が薄い志望動機になってしまいます。

ただ単に志望動機を述べるだけで終わってしまうのではなく、入社後にどんな風に活躍して会社に貢献できるかまでもセットで構成しましょう。そうすることで、採用担当者にも「この仕事を任せよう」「この就活生は入社後、ここの部署に配属しよう」とより入社後のイメージをしてもらいやすくなります。

それだけでなく、仕事に対しての熱量や本気度が高い姿勢であることや、入社後のビジョンを今から考えるほどの志望度の高さもアピールできます。

その会社じゃないといけない理由で締めくくる

志望動機の構成の1番最後に持ってくるのが締めくくりです。締めくくりは、その会社じゃないといけない理由を述べましょう。ここは志望動機の構成する要素の中でも重要度がとても高い部分になります。

例えば「Aがいい」よりも「BではなくAがいい」と伝えた方が、志望度が高いことが伝わりますし、説得力もあるように感じます。他の会社ではなく、なぜこの会社を志望しているのかを伝えることを意識して作成してみましょう。

志望動機のテーマがなかなか思いつかない!という方はぜひ「就活の志望理由にもう困らない!基本的な作り方や伝え方を例文つきで解説」も参考にしてください。

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志望動機を作る3つの手順

志望動機を構成する5つの要素の詳細が理解できたら、続いては志望動機の構成を作成する手順を3ステップに分けてみていきましょう。材料さえ揃えば、あとはその枠組みに沿って内容を入れ込んでいけば良いので難しく考える必要はありません。順番に解説します。

構成要素の詳細を考える

まずは上記で解説した5つの要素1つ1つの内容を考えていきましょう。なかなか内容が思いつかない…という方はまずは単語や箇条書きでも構いません。ざっくりでも自分の言葉でアウトプットすることが何よりも大切です。

余裕のある方は複数のパターンや実際に受ける会社をイメージして何個か出してみるといいでしょう。志望動機はその会社ごとにあった内容にする必要があるのでいくつかパターンを用意しておくことが大切です。

起承転結を意識する

志望動機の構成していく2つ目のステップは「起承転結」の意識です。志望動機全体の起承転結はもちろんのこと、特に具体的なエピソードの部分でも起承転結を意識することによって、読み手を引き込む魅力的な内容になります。エピソードから学んだことや経験もセットで考えるといいでしょう。

起:私は学生時代〇〇に力を入れてきました
承:そこの中で▲▲の問題がありました
転:〇〇を実施した結果、▲▲となり改善できました
結:私はそこから〇〇を学んだ経験があります

一見起承転結の構成は簡単そうに思えますが、意識するとしないとでは志望動機の流れや分かりやすさに差が出るので、ぜひ意識してみてください。

時系列順に並べ替える

志望動機の構成を作成する最後の手順は、時系列順に並び替えることです。就活生がよくやりがちなのが、構成を考えずに時系列がバラバラの状態で志望動機を作成してしまうケース。時系列順に並んでいないと、話が行ったり来たりしてとても分かりにくくなってしまいます。

時系列の流れに沿ってあらかじめ志望動機の構成を考えるときに並び替えておくことがポイント。志望動機の構成は、内容をスピード感を持って上手に書くための大切な下準備でもあります。構成を考えるのが面倒だな…と思う方もいるかもしれませんが、志望動機は就職活動の中でも必ず聞かれる質問でもあるのでしっかり準備しておきましょう。

そもそも志望動機で何を書けばいいのか分からない…テーマが思い浮かばない…などの悩みを抱えている人には「志望動機が思いつかない原因は?対処法をご紹介します!」も参考にしてください。

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志望動機の例3選

では、続いて志望動機の例文を見ていきましょう。前段でも述べたように、志望動機はその会社ごとに合った内容にする必要があります。そのため、業界ごと会社ごとに志望動機の構成や内容は違ってきます。今回は人材業界、IT業界、不動産業界の3業界に関しての志望動機の例文を紹介します。

人材業界の志望動機の例

まずは人材業界の志望動機の例からみていきましょう。

私が貴社を志望する理由は、1人1人が仕事にやりがいを感じ活き活きと働ける社会を作りたいからです。

大学生時代、私は飲食店でのアルバイトを3年間ほどしておりました。しかし、そのアルバイト先の後輩で人とのコミュニケーションが苦手でよく店長からも指導されている人がいました。そこで私は店長に他の業務内容を任せてみてはどうかと提案をしました。その後輩は、ホールスタッフだったのですが業務内容をオペレーション部分に変更すると、マルチタスクが得意だったのか仕事ぶりが変化し、それまでとは一転してスピード感を持って働いてました。その時の後輩はとても活き活きしており、アルバイトが楽しいと言っていたのです。

私はこの時に、人は自分が活躍できる場所や自分の得意分野を活かせる環境だと、もっとやりがいや楽しさを感じて働けることを学びました。

私は、さまざまなコミュニティに所属することで人の得意不得意を見抜く力を身につけられたと思っています。そこで企業と労働者双方のメリットを生み出すことで、働く人のパフォーマンスを最大化させ、1人1人がやりがいを感じながら働ける社会の実現を成し遂げたいと思っております。貴社は企業と人材のマッチング度やその後の満足度も非常に高く、サポートが充実していることでも有名かと存じます。

そのため、私は企業と人材両方の支援を行うことで、1人でも多くの人が満足して働き人生を豊かにする社会づくりに貢献したいと考え、貴社を志望させていただきました。

どのような経験をして、そこから何を学んだかもセットで伝えているのがポイントです。

IT業界の志望動機の例

2つ目の志望動機の例はIT業界です。近年、需要が高まってきているIT産業は毎年多くの就活生が選考を受ける人気な業界でもあります。

私が貴社を志望する1番の理由はインターネットやWebを通して世の中の利便性をさらに上げていきたいからです。

ECサイトやSNSを通して多くの人に情報を届けられる点にとても魅力を感じたからです。

私は学生時代、サークルに所属しておりましたが新型コロナウイルスの影響で満足に新入生歓迎の活動もできず、人が集まらなかったため存続の危機に陥ったことがあります。なんとかしてサークルの魅力をたくさんの人に伝え、人を集めようとした時に活用したのがWebサイトやSNSの活用でした。この策が功を奏し、例年の2倍もの新入生に入会してもらうことができました。質の高いコンテンツを作り、情報を伝えたい人たちのニーズを深掘りすることでより多くの人に有益で便利な情報を届けられるWebをはじめとしたIT業界全般に興味が湧き、将来性もあるこの業界で働いてみたいと強く思うようになりました。この一連の経験から、トライアンドエラーをしPDCAを回すことの大切さを学びました。

貴社はIT業界の中でも特に質の高いコンテンツや、企業理念にかかげていらっしゃる内容にとても感銘を受けました。常にツールの機能やコンテンツのアップデートを行っている貴社の事業展開に魅力を感じ、私もここで常に新しいことに挑戦し続け、世の中に少しでもいいものを提供したいと思い、今回貴社を志望いたしました。

エピソードの具体性を意識した志望動機になります。実際の数字などを用いるとより説得力のある内容になります。

不動産業界の志望動機の例

最後に紹介するのが不動産業界の志望動機の例です。

私はお客様のニーズに真摯に向き合い、最大限の提案と高い技術を提供している点に魅力を感じ貴社を志望させていただきました。

私は大学生になったタイミングで1人暮らしを始めたのですが、当時家を探してくださった不動産の担当者が私の要望や不安を全て受け止めてくださり、さまざまな提案をしてくださいました。このことを通して、私も希望条件や相手のニーズをしっかり汲み取り、より良い提案ができる。そんな仕事に就きたいと感じるようになりました。

私は塾講師のアルバイトをしていたのですが、塾に通う生徒は性格も学力もさまざまで同時に指導することの難しさを日々感じておりました。そこで私は生徒全員に同じ教え方、接し方をするのではなく、1人1人にあった指導を意識しました。そうすると、私が担当していた生徒の学力がグングン伸びていき、生徒たちからも分かりやすかった、頑張れたなどの嬉しい言葉をいただきました。私はこの経験を通して、相手のニーズを汲み取りそれを行動にうつすことの重要さを学びました。

私はこのように人の表情をみたりニーズにアンテナを張ったりなど傾聴力があるのが強みだと思っております。

貴社は不動産業界の中でも非常に顧客満足度が高く、1人1人のお客様の要望や提案に注力されている点に惹かれました。私も貴社に入社ができましたら、自分の強みを活かして生活の基盤となる大切な「住」の提案を全力でしたいと思っております。お客様が喜んでくれ、貴社のサービスを通して生活を豊かにする手伝いができればと思い今回志望させていただきました。

このように体験談を通して志望動機を伝えると、より説得力が増し採用担当者の目にも留まりやすくなります。

業界の志望動機についてさらに詳しく知りたい方は「業界の志望理由の答え方とポイント徹底解説」も参考にしてください。

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志望動機の構成でお悩みのあなたへ

就職活動を始めた段階で、志望動機を書こう!と思っても、構成が分からずなかなか作成が進まない方もたくさんいるのではないでしょうか。採用担当者の目を引くためには、論理的な構成をもとに志望動機を書く必要があります。

何も分からないまま、1人で志望動機を作成する自信がなかったり不安な人は、就活アドバイザーに相談してみるのもおすすめです。

就活エージェントであるキャリアチケットでは、自己分析や業界研究から志望動機の書き方や添削まで、新卒向けに悩みを解決するサポートをしています。志望動機の書き方で悩んでいる方は、ぜひ利用してみてください。

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志望動機の構成に関するよくある質問

志望動機の構成に関するよくある質問をまとめました。

Q.志望動機は何パターンも必要ですか?

A.志望理由は会社ごとにあったパターンを作成しましょう。そのため、志望動機を複数の会社の選考時に使い回すのはNGです。

どの業界にも当てはまる志望動機は、ありきたりな内容になってしまいがち。採用担当者にも志望度が低いと思われてしまう可能性があります。そのため、志望動機は会社ごとに合った内容でその都度作成することが大切です。

Q.志望動機と自己PRの違いはなんですか?

A.志望動機と自己PRの違いは「理由」と「自分の強み」の違いです。

志望動機にはその会社に入りたい、志望した「理由」を書き、自己PRには「自分の強み」を用いてその会社にどう貢献して活躍していくのかを書きます。

志望動機と自己PRに違いについては「例文で学ぶ、エントリーシートの自己PRと志望動機」も参考にしてください。

Q.志望動機の添削は誰に依頼すればいいですか?

A.志望動機の添削は、志望する企業のOB・OGや学内のキャリアセンター、就活エージェントなどへの依頼がおすすめです。志望動機は添削してもらうと質が高まり、結果として選考を通過しやすくなるといえるでしょう。

志望動機の添削を依頼する流れについては、「ES添削は誰にお願いすべき?依頼先の選び方とメールの書き方をあわせて解説」も参考にしてください。

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