このページのまとめ
- 企業選びの軸を決めることは、効率的かつ納得のいく就活のために必須
- 自己分析と企業研究を徹底し、価値観に合った企業選びの軸を見つける
- 面接やESでは企業選びの軸を結論から述べ、企業とのマッチ度や貢献意欲を伝える

「企業選びの軸が定まらない」「面接で企業選びの軸を聞かれたときの答え方が分からない」と悩んでいる就活生もいるでしょう。
企業選びの軸は、志望企業を効率的に絞り込むための基準です。面接では、企業選びの軸を通して入社への意欲や企業とのマッチ度を伝える必要があります。
この記事では、企業選びの具体的な軸や見つけ方、面接やESで質問されたときの答え方を解説。回答例文も紹介するので、ぜひ就活に役立ててください。
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- 企業選びの軸とは?就活で重視することランキング
- 企業選びの軸を決めるメリット
- 1.納得のいく企業を見つけられる
- 2.説得力のある志望動機を考えられる
- 3.面接やESの回答に一貫性が出る
- 4.入社後のギャップが減る
- 企業選びの軸を聞かれる理由
- 入社に対する熱意を確認するため
- 企業と合う人材か判断するため
- 企業に貢献してくれる人材かを見極めるため
- 企業選びの軸の決め方3つ
- 【Will】やりたいことで決める
- 【Can】強みで決める
- 【Must】求められることで決める
- 企業選びの軸がない場合の見つけ方
- 自己分析をする
- 業界研究・企業研究をする
- OB・OG訪問をする
- インターンシップに参加する
- 企業選びの軸を面接やESで聞かれたときの答え方
- 1.結論のあとに理由やエピソードを伝える
- 2.応募先とのマッチ度をアピールする
- 3.入社後のビジョンをアピールする
- 【基準別】企業選びの軸の回答例文10選
- 1.やりがい
- 2.社会貢献
- 3.給与や勤務条件
- 4.ワークライフバランス
- 5.成長できる環境
- 6.企業規模や安定性
- 7.ビジョンや企業理念
- 8.将来性とキャリアパス
- 9.社風
- 10.社員の人柄
- 【業界別】企業選びの軸の回答例文10選
- 1.商社
- 2.メーカー
- 3.金融
- 4.不動産
- 5.インフラ
- 6.マスコミ
- 7.コンサルティング
- 8.IT
- 9.アパレル
- 10.医療・福祉
- 企業選びの軸を決めて就活を成功させたいあなたへ
企業選びの軸とは?就活で重視することランキング
企業選びの軸とは、志望企業を選ぶ基準であり、就職先を決定するうえでの外せない条件のことです。企業選びの軸を決めることで、多くの企業の中から自分に合った就職先を効率的に見つけ出すことができます。
キャリアチケットが25卒を対象に実施した調査によると、就活生が企業選びで重視していることは以下のとおりでした。

調査結果から、25卒の就活生は業務内容や待遇、働き方などを企業選びの軸としていることが分かります。これらの項目を参考に、自分にとって譲れない条件を明確化することが、納得のいく応募先探しの第一歩です。
企業選びの軸に沿って応募先を絞り込むには、企業研究も欠かせません。「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で、企業研究のやり方も確認しておきましょう。
参照元
キャリアチケット
【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査
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企業選びの軸を決めるメリット
企業選びの軸を明確にすることは、就活を効率的かつ納得のいくものにするためのカギとなります。ここで具体的なメリットを理解し、早めに自分にとっての企業選びの軸を定めましょう。
1.納得のいく企業を見つけられる
企業選びの軸が明確だと、知名度や噂に惑わされることなく、自分に合った企業を絞り込めます。企業研究で得た情報を軸に照らし合わせることで、事業内容や社風が自分のキャリアプランや希望に合っているかを客観的に判断できるからです。
たとえば、「成長段階のベンチャー企業で裁量権を持って働きたい」という軸がある場合は、安定志向の企業を迷いなく候補から外せるでしょう。
企業選びがスムーズに進むと、自分の価値観や希望と合致した企業の選考対策に集中して時間を割くことができます。これによって、納得のいく企業に就職できる可能性が高まるでしょう。
2.説得力のある志望動機を考えられる
企業選びの軸が決まっていると、質の高い志望動機を作れます。「なぜこの企業を選んだのか」という質問に対し、自分の重要視しているポイントと企業の魅力がどのように合致しているかを説明できるからです。
たとえば、「御社の環境問題への取り組みが、私の企業選びの軸である『社会貢献性の高い仕事』に合致しているため志望しました」といった、論理的で説得力のある志望動機を作れるでしょう。
自分と企業の接点を示すことで、採用担当者にも熱意が伝わりやすくなります。
3.面接やESの回答に一貫性が出る
企業選びの軸が明確になっていると、面接やESでの回答にブレが出ません。企業選びの軸は、「なぜこの業界を志望するのか」「企業選びで何を重視しているか」など、さまざまな質問の答えに影響します。
企業選びの軸が確立していれば、面接の回答が一貫した価値観に基づいたものになるので、採用担当者に「なんとなく選んだ」という印象を与えません。志望度の高さや熱意が伝わりやすくなるので、選考突破につながるでしょう。
4.入社後のギャップが減る
企業選びの軸を定めてから就活を進めることで、入社後のギャップを防ぐこともできます。なぜなら、軸に沿った企業を見極めるため、徹底的に企業研究を行うからです。
たとえば、ワークライフバランスを企業選びの軸とするなら、残業時間や有給消化率などを事前にしっかり調べるでしょう。その結果、入社後のギャップを抑えることが可能です。
逆に、企業選びの軸が定まっていないと「有名な企業だから」「就活を早く終わらせるため」などの理由で企業を選択することに。入社してから会社と自分との間でギャップを感じ、短期離職につながるリスクもあります。
「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事では、就活で業界や企業について調べることの重要性を解説しているので、ぜひご覧ください。
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企業選びの軸を聞かれる理由
面接やESで的確な回答をするには、常に質問の意図を理解する必要があります。ここで、選考の際に企業選びの軸を問われる理由を理解しておきましょう。
入社に対する熱意を確認するため
企業は、応募者が入社に対する熱意を持っているか確認するため、企業選びの軸を聞くことがあります。
企業の採用担当者は、熱意のある学生を採用したいと考えるのが基本。厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」では、新卒の正社員の採用選考にあたり、企業側が重視した点として以下の結果が出ていました。
| 重視した点 | 重視した企業の割合 |
| 職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 | 79.3% |
| コミュニケーション能力 | 74.8% |
| マナー・社会常識 | 58.6% |
| 組織への適応性 | 53.2% |
| 体力・ストレス耐性 | 36.2% |
| 業務に役立つ専門知識や技能(資格・免許や語学力) | 30.4% |
| 柔軟な発想 | 29.3% |
| 学歴・経歴 | 22.4% |
| 従順さ・会社への忠誠心 | 20.1% |
| 業務に役立つ職業経験・訓練経験 | 14.7% |
参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況 (p.7)表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合」
新卒の正社員の採用選考において、企業側が最も重視しているのが「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」です。つまり、仕事に対して熱意を持ち、困難に遭遇しても前向きに挑戦できる人材が求められています。
また、2013年と2018年の調査でも「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」が1位で、企業が熱意のある学生を求める傾向は変わりません。
企業選びの軸を持っていることで、入社意欲が高いと考えられます。なぜなら、企業選びの軸を決めるときに、自分の過去を振り返り、将来のビジョンを考え、自己分析を徹底して行ったうえで志望企業を決定した過程が分かるからです。
採用担当者は、入社後に困難があっても簡単に辞めず、強い意志を持って働き続けてくれる人材を見極めるため、面接やESで企業選びの軸について問う傾向があります。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
企業と合う人材か判断するため
採用担当者が企業選びの軸を問う理由の一つが、応募者の企業選びの軸と自社の社風や企業理念が合っているかを判断するためです。
企業によって、大切にしている社風や理念は違います。当然、採用担当者は自社の気質や考え方に合った人と一緒に働きたいと考えるでしょう。
面接やESで企業選びの軸を聞くことで、企業と合う人材かどうかを見極め、ミスマッチを防いでいると考えられます。
企業に貢献してくれる人材かを見極めるため
応募者が企業に貢献してくれるかどうかを見極めることも、採用担当者が面接やESで企業選びの軸を聞く理由です。企業選びの軸が事業内容やビジョンに結びついている場合、応募者が入社後にどのような利益をもたらすのかを具体的にイメージできます。
たとえば、「社会貢献性の高い事業に携わりたい」という軸を持ち、企業が展開する再生可能エネルギーの事業に触れることで、入社後どの分野で活躍するかイメージが湧くでしょう。
企業選びの軸は、応募者が企業の成長に貢献してくれる人材かを確かめるための手がかりとなるのです。
就活の軸との違い
面接やESで聞かれる企業選びの軸と就活の軸は、似た概念ですが、意味に違いがあります。
就活の軸は、就活全体を通して重視する価値観や条件、働くうえでの指針など。一方、企業選びの軸は、「数ある企業のなかからなぜその企業を選ぶのか」という、応募先の選定理由に焦点を当てた言葉です。
たとえば、「成長できる環境」が就活の軸だとすると、企業選びの軸は「入社3年でマネジメントを経験できる」といった具体的な企業の特徴に落とし込んだ説明になります。
面接やESでは、まず自身の「就活の軸」を明確にし、そのうえで「企業選びの軸」として応募企業との接点を論理的に説明することが求められるでしょう。
「就活の軸の回答例文12選!企業の質問に対する答え方のコツや注意点を解説」では、就活の軸について問われたときの回答例文を紹介しているので、ぜひご一読ください。
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企業選びの軸の決め方3つ
先述したように、企業選びの軸を決めることは、納得のいく就職活動を行うための土台となります。
ここでは、「Will」「Can」「Must」の3つの視点から、企業選びの軸を決める方法をまとめました。この3つの要素をバランス良く組み合わせることで、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的に活躍できる企業を見つけられるでしょう。
【Will】やりたいことで決める
「Will」は、仕事を通じて実現したいことや将来の目標、キャリアビジョンから企業選びの軸を決める方法です。たとえば、「将来はグローバルに活躍したい」というWillがある場合、「海外事業に積極的で、若いうちから海外挑戦のチャンスがある企業」が企業選びの軸になります。
心からやりたい仕事を選ぶと、入社への熱意が自然と高まります。また、困難な状況に直面してもモチベーションを維持して乗り越えられるでしょう。
「Will」から企業選びの軸を決める場合は、「将来どんな自分になりたいか」「どんな仕事なら熱中できるか」「どんな社会貢献がしたいか」などを考えてみてください。
【Can】強みで決める
「Can」は、自分の強みや得意なことから企業選びの軸を決める方法です。たとえば、「粘り強く交渉する力」が強みなら、「法人営業で顧客と長期的な関係を築ける企業」を企業選びの軸にできるでしょう。
自分の強みを発揮できる環境を選ぶことで、入社後の貢献度が高まり、仕事で成果を出しやすくなります。自信を持って働けるため、モチベーションの維持にもつながるでしょう。
「Can」から企業選びの軸を決める際は、アルバイトやサークル活動、学業などの経験を通じて培ってきたスキルや、人から評価されてきた強みを整理してください。
【Must】求められることで決める
「Must」は、企業や社会から求められていることを考慮して決める企業選びの軸を決める方法です。
たとえば、AI技術の進展という社会のMustに対して、「技術開発に最前線で取り組んでいる企業かどうか」のように、企業や業界が現在直面している課題や社会的なニーズを理解し、その要求に応えることができるかどうかを基準に企業を選びます。
「Must」を踏まえて企業選びの軸を立てると、企業の成長戦略やビジョンと自分の希望が一致するため、入社後のミスマッチを防げるでしょう。
「自己分析のやり方おすすめ10選!正しく長所を理解するコツも解説」の記事でも、「Will」「Can」「Must」の視点で企業を探す方法を解説しているので、ご参照ください。
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企業選びの軸がない場合の見つけ方
企業選びの軸を見つけるために必要なのが、自己分析や企業研究です。ここでは、自己分析や企業研究などの具体的な方法を紹介します。
「企業選びの軸が定まらない」「企業選びの軸の見つけ方が分からない」という人は参考にしてみてください。
自己分析をする
企業選びの軸を見つけるにあたって必要不可欠なのが「自己分析」です。自己分析を行うことで自分の強みや弱み、アピールポイント、やりたいことなどが明確になります。
自己分析が深まると、「自分が何をしたいのか」「どんな職場環境を希望しているのか」「どのような働き方がしたいのか」などの企業選びの軸が定まってくるでしょう。効率的な自己分析のポイントを3つご紹介します。
自分史を作る
「自分史」とは、今までの自分の人生を振り返り、経験したことや考えたことなどを書き起こすことです。「自分史」を作ることで、時系列に沿って起こったできごとや、そのときの感情などが整理され、自分を客観的に理解できます。
自分史の書き方は、「小学校」「中学校」など段階で分け、表にまとめるのが一般的。時代によって分けたら、それぞれ掘り下げたい項目をあらかじめ決めておきます。
項目は自由に設定してOK。大切なのは、そのできごとを深く掘り下げ、就活に役立てることです。
モチベーショングラフを作る
自分の価値観を発見するために、「モチベーショングラフ」を作る方法もあります。モチベーションが高かったとき、低かったときの状況やできごとを思い出してみましょう。
そのときの行動や気持ちから、自分の大切にしたい価値観が見えてきます。どんなときにモチベーションが上がるのかを知ることで、希望する職場環境が明確になるでしょう。
自分史を作成した人は、できごとや経験にあわせて、モチベーションの上下を書き加えるのもおすすめです。
自分の理想像を考える
過去を振り返るとともに、将来自分がどうなりたいかを思い描くことも自己分析において欠かせません。「どんな仕事をしたいか」「どんなキャリアを積みたいか」「どんな職場でどんな人と働きたいか」など具体的にイメージしましょう。
理想の自分になるための企業を探すことが、企業選びの軸の構築につながります。
業界研究・企業研究をする
企業選びの軸を定めるにあたって、業界研究・企業研究も大切です。世の中にどんな業界や企業があるのか理解を深めることで、自己分析によって得た自分の希望と照らし合わせながら理想の就職先を見つけられます。
その際、業界の幅を広げて志望企業を決めることが大切。視野を広げて業界研究・企業研究を行うことで、今まで目を向けていなかった業界で自分と合致する企業が見つかったり、自分の譲れない軸が見えてきたりするでしょう。
企業研究のやり方については、「企業研究のやり方と就活に活かすコツを解説!効率的な進め方とは?」の記事をご確認ください。
OB・OG訪問をする
企業選びの軸を決めるには、OB・OG訪問をして先輩の声を聞くことも効果的です。実際に働いている社会人の話を聞くことで、求人サイトや企業のWebサイトには載っていないリアルな情報を得ることができます。
先輩が就活生だったときに、どんな企業選びの軸を持っていたのかを聞くのもおすすめです。また、実際に社会人として働いている先輩たちの姿や雰囲気から、なりたい自分の姿が見つかることもあるでしょう。
インターンシップに参加する
企業選びの軸を見つけるために、インターンシップに参加するのも一つの方法です。実際に業務を体験したり、職場で社員と交流したりすることで、企業文化や社風を肌で感じられます。
「思っていたのと違う」「これこそ自分が求めていた環境だ」など、働くことに対する具体的なイメージを持つことができ、企業選びの軸が定まりやすくなるでしょう。
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企業選びの軸を面接やESで聞かれたときの答え方
企業選びの軸について、面接やESで聞かれた際の答え方を紹介します。回答に説得力を持たせるコツを解説しているので、就活準備のために役立ててください。
1.結論のあとに理由やエピソードを伝える
「あなたの企業選びの軸は何ですか?」という質問に答える際は、最初に結論を述べることが大切です。「私の企業選びの軸はやりがいです」というように結論を述べておくことで、採用担当者にその先の話の内容を理解してもらいやすくなります。
次に、理由やエピソードなどについて説明しましょう。企業選びの軸を決めた根拠となる体験を添えることで、話に説得力が増します。
2.応募先とのマッチ度をアピールする
企業選びの軸が応募先の企業にどのように当てはまっているかを具体的に説明し、マッチ度の高さをアピールすることも大切です。事業内容や企業理念、社風などに触れながら、自分が企業に合っている人材だとアピールしましょう。
たとえば、「私の軸である『挑戦を歓迎する環境』は、御社の若手社員にも重要なプロジェクトを任せる風土に合致していると感じました」というように伝えます。
具体的な事実と企業選びの軸を結びつけると、企業への理解度の高さと本気度を効果的に示すことができるでしょう。
3.入社後のビジョンをアピールする
自分の企業選びの軸を理解してもらったうえで、最後に入社後のビジョンを伝えることが重要です。「その企業にどんな仕事で貢献したいのか」「どうキャリアアップしたいのか」「自分のどんな強みが活かせるか」をアピールしましょう。
入社後のビジョンを伝えることで、採用担当者はあなたが働いている姿をイメージしやすくなります。
ESを書くときは、基本的な書き方を押さえておきましょう。「就活のエントリーシートの書き方を一から解説!落ちないための注意点」では、ESの書き方や例文を解説しているので、参考にしてみてください。
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【基準別】企業選びの軸の回答例文10選
面接やESで企業選びの軸を問われたら、具体的かつ論理的に答えることが重要です。
ここでは、「やりがい」や「社会貢献」など、10の基準に基づいた回答例文を紹介します。例文を参考に、自分の言葉で説明できるように準備しておきましょう。
1.やりがい
私の企業選びの軸は、「仕事を通じて、顧客の笑顔を引き出すことに、強いやりがいを感じられるかどうか」です。
特に、御社が提供するBtoCのサービスは、ユーザーの反応がダイレクトに伝わり、それが次の改善意欲につながるため、働くモチベーションを高く保てると確信しています。自身の努力が誰かの喜びになる瞬間を、最大のやりがいとしたいです。2.社会貢献
私の企業選びの軸は、社会貢献性です。御社の「誰もが平等に教育を受けられる社会の実現」というビジョンは、私が学生時代にボランティア活動を通じて抱いた問題意識と一致しています。
御社の教育プラットフォーム開発を通じて、より多くの人々に質の高い学びを提供し、社会に貢献していきたいと考えました。3.給与や勤務条件
私の企業選びの軸は、成果に応じた正当な評価と報酬制度があることです。これは、より高い目標設定と自己成長のための強いモチベーションにつながると考えています。
御社は、インセンティブ制度や実力主義の評価体制が整っており、高いモチベーションを持って業務に貢献できると考えました。4.ワークライフバランス
私の企業選びの軸は、高い集中力と創造性を維持するために、ワークライフバランスが尊重される環境です。御社のフレックスタイム制度や有給取得率が高い点に魅力を感じています。
プライベートでの自己啓発や健康維持をすることで、より質の高いアイデアやパフォーマンスを仕事に還元できると考えます。5.成長できる環境
私の企業選びの軸は、若いうちから裁量権を持って挑戦し、圧倒的なスピードで成長できる環境です。御社が導入されているOJT制度と新規事業提案制度は、私が求める実践を通じてスキルを磨くという軸に完全に一致しています。
失敗を恐れずに挑戦し、御社の事業拡大に必要な専門知識とリーダーシップを早期に身につけたいです。6.企業規模や安定性
私の企業選びの軸は、圧倒的な市場シェアと安定した財務基盤を持つ企業で、大胆な長期プロジェクトに腰を据えて取り組めることです。
御社の業界におけるリーディングカンパニーとしての安定性があれば、短期的な利益に囚われず、将来を見据えたイノベーションに挑戦し続けられると考えました。7.ビジョンや企業理念
私の企業選びの軸は、自身の価値観と企業のビジョンが一致していることです。御社の「失敗を恐れず、常に市場の先を行く」という企業理念は、私が学生時代に困難な課題に立ち向かうなかで培った「前向きな挑戦こそが最良の学習である」という信念と一致しています。
この理念が浸透した組織では、常に高いモチベーションを持って業務に励むことができると確信しました。8.将来性とキャリアパス
私の企業選びの軸は、自身のキャリアパスと企業の将来性が連動していることです。特に、御社がAI技術を活用した業務効率化のためのSaaS開発分野に注力されている点に、非常に大きな将来性を感じています。
私はこの分野の専門性を高めたいと考えており、御社の成長フェーズに乗ることで、5年後には事業の海外展開を担うスペシャリストとして活躍したいという具体的なキャリアパスを描いています。この成長市場で、ともに高みを目指したいです。9.社風
私の企業選びの軸は、活発な意見交換ができる風通しの良い社風です。チームで成果を出すためには、役職に関係なく誰もが意見を言える環境が不可欠だと考えています。
OB訪問でお聞きした月に一度の部署横断ミーティングは、まさに私が求めるオープンな議論ができる場だと思います。私の積極的な提案力を活かし、組織全体の連携強化に貢献したいです。10.社員の人柄
私の企業選びの軸は、お互いを高め合えるプロフェッショナルな社員の人柄です。インターンシップや面接を通じて、御社の社員の方々が持つロジカルな思考力と粘り強い課題解決への姿勢に感銘を受けました。
このような高いレベルを持つチームの一員となることで、私自身も刺激を受け、常に自己ベストを更新できる環境に身を置きたいと考えています。「就活の軸一覧100選!納得がいく決め方や面接での答え方を例文付きで解説」の記事では、就活の軸について答えるときの例文を紹介しているので、ぜひご参照ください。
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【業界別】企業選びの軸の回答例文10選
面接やESで企業選びの軸について聞かれたら、業界に合わせて回答するのもおすすめです。志望する業界の特性やビジネスモデルと深く関連づけることで、より説得力が増すでしょう。
ここでは、主要な業界における企業選びの軸の回答例文を紹介します。例文を参考に、業界特有の魅力と自身の価値観を結びつけた回答を考えてみましょう。
1.商社
私の企業選びの軸は、国境を越えたネットワークを活用し、ゼロから新たなビジネスを創造できる点です。特に御社が強みとする途上国へのインフラ輸出は、日本の技術と私の交渉力を活かし、大きな経済圏の発展に貢献できるやりがいのあるビジネスだと確信しています。
世界を股にかけ、多様な関係者を巻き込みながら事業を成功させるプロセスに魅力を感じ、御社を志望しました。2.メーカー
私の企業選びの軸は、「確かな技術力に基づいた製品で、人々の生活を豊かにできること」です。特に御社の環境配慮型素材の開発におけるリーディングポジションに魅力を感じています。
高い技術力を持つ御社で、私の培った分析力を活かし、ものづくりを通して社会に貢献し続けたいと考えています。3.金融
私の企業選びの軸は、高い信頼性と専門知識を通じて、企業や個人の未来を支えられることです。特に、御社が地域経済の発展に深く関わる金融機関として、資金提供だけでなく、経営課題の解決にも貢献している点に魅力を感じています。
顧客から信頼されるパートナーとして、社会の安定と成長に貢献したいです。4.不動産
私の企業選びの軸は、人々の生活基盤となる空間を創造し、街の未来をデザインできることです。御社が手掛ける大規模な再開発プロジェクトは、数十年にわたって地域に価値を提供し続けるという点で、私の価値観に合致しています。
人々の暮らしに深く関わる不動産業を通じて、魅力的な街づくりに挑戦したいです。5.インフラ
私の企業選びの軸は、社会の根幹を支えるという大きな使命感を持って働けることです。御社が担う電力・交通・通信というインフラは、人々の安全かつ安定した生活に不可欠であり、その責任の重さにやりがいを感じます。
社会を支えるインフラ企業で、長期的な安定供給に貢献したいです。6.マスコミ
私の企業選びの軸は、世の中の動向を正確に伝え、人々の意識や行動にポジティブな影響を与えられることです。御社の報道における高い影響力と公正性は、私の社会に対する問題意識と合致しています。
マスコミという立場で、価値ある情報を発信し、より良い世論形成に貢献したいです。7.コンサルティング
私の企業選びの軸は、経営の最前線にある高難度の課題解決に、専門知識を駆使して挑戦できる環境です。御社のコンサルティングを通じて、多様な業界・企業の変革を支援できることに、大きな成長の機会とやりがいを感じます。
短期間で圧倒的な知見を身につけ、顧客の真の価値向上に貢献したいです。8.IT
私の企業選びの軸は、最先端の技術に触れながら、従来の仕組みを変革し、社会に大きなインパクトを与えることです。御社のAI技術を活用したソリューションは、その最たるものだと考えます。
このスピード感のある環境で、私のプログラミングスキルを活かし、技術革新に貢献したいです。9.アパレル
私の企業選びの軸は、心から愛着を持てるブランドの世界観を、顧客とともに創造できることです。御社の「サステナビリティとデザインの両立」という企業理念に深く共感しています。
単に服を売るだけでなく、アパレルを通じてお客さまのライフスタイルや自己表現を豊かにすることに貢献したいです。10.医療・福祉
私の企業選びの軸は、人の命と健康という最も大切なものを支えるという高い倫理観と専門性です。御社が提供する在宅医療サービスは、利用者さまのQOL向上に直結しており、社会貢献性を強く感じます。
学生時代に福祉施設でのボランティアを通じて得た傾聴力とチームワークを活かし、利用者さまとそのご家族に寄り添いながら、地域医療の最前線で献身的に働きたいです。「志望業界はどう決める?業界の選択肢やおすすめの見つけ方を解説」では、自分に合った業界の見つけ方を解説しているので、ぜひご確認ください。
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「企業選びの軸が決められなくて困っている」「面接やESの対策について、プロからの専門的なアドバイスが欲しい」と思っている就活生もいるのではないでしょうか。そんな人には、就職エージェントのキャリアチケットがおすすめです。
キャリアチケットでは、専任のキャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングをもとに、あなたが活躍できる企業を紹介しています。ESの添削や面接練習など、選考対策も徹底的にサポート。
サービスはすべて無料なので、困ったことがあったら一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
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