このページのまとめ
- 就活でのTOEICはエントリー開始の1ヶ月にまでに受験が必要
- 就活でのTOEICは一般企業なら600点以上が目安
- 就活までにTOEICが間に合わなくても英検などの資格や留学経験もアピールできる
「就活に向けてTOEICはいつまでに受けるべき?」「どれくらいの点数であればアピールできる?」などと気になる就活生も多いでしょう。就活は基本的に大学3年生の3月にエントリーが開始されるので、その1ヶ月前までに受験することをおすすめします。
この記事では、就活生がTOEICを受けるタイミングを解説。評価されるために必要な点数も紹介しているので、参考にしてください。
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- 就活でのTOEICはいつまでに受けるべき?タイミングを解説
- エントリー開始の1ヶ月前に受検しておく
- TOEICのスコアに有効期限はない
- 公式認定証は受検日から2年しか発行されない
- 就活でのTOEICは何点からアピールできる?一般的な基準を解説
- 履歴書に書くのは600点以上がおすすめ
- 英語を使う企業なら730点以上が目安になる
- 就活でTOEICをアピールする際のポイント
- 取得日や種類を記載する
- TOEICを重視する企業か調べておく
- 点数が低い場合は履歴書に書かない
- 就活で嘘のTOEIC点数を報告するリスク
- 内定取り消しの可能性がある
- 入社後も減給などの可能性がある
- TOEICの受験が就活までに間に合わないときの対処法
- TOEIC以外の手段で英語力をアピールする
- 英語力以外のアピールポイントを探す
- 就活でTOEICをいつまでに受けるかなど準備方法を知りたいあなたへ
就活でのTOEICはいつまでに受けるべき?タイミングを解説
就活でTOEICをアピールしたい場合、選考が始まる前に受けておく必要があります。受検から合格通知まで時間がかかるため、余裕をもって準備しておきましょう。ここでは、就活に向けてTOEICをいつまでに受ければよいかについて解説します。
エントリー開始の1ヶ月前に受検しておく
就活に向けてTOEICを準備する場合、企業にエントリーする1ヶ月前までに受検しておきましょう。TOEICのスコアが記載されている公式認定証が届くまで、1ヶ月は必要だからです。
就活でTOEICをアピールするためには、正式な点数を書く必要があります。点数がわからないと履歴書やエントリーシートに書いても評価されないので、認定証が届くまでの時間も想定して受検してください。
また、TOEICテストは、1年に10回行われます。2月と8月以外の時期で行われるので、就活に間に合うタイミングで受検しておきましょう。
TOEICのスコアに有効期限はない
TOEICのスコアに有効期限は設定されていないので、早めに受検しても問題ありません。過去にTOEICを受けている場合はテストを受けなおさず、過去の成績をアピールできます。
しかし、受験してから時間が経ち過ぎている場合、企業によっては評価されないことも。テストを受けたときから期間が空いており、今の英語力がわからないからです。
もし、自分の英語力に不安がある場合は、もう一度勉強したり再受検したりしておくとよいでしょう。TOEICの有効期限については「TOEICスコアの有効期限が2年は本当?履歴書には書けるの?」の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
公式認定証は受検日から2年しか発行されない
TOEICの公式認定証は、受検日から2年間しか発行されません。スコアそのものに有効期限はないものの、2年過ぎると認定証がもらえず、スコアを証明できないので気をつけましょう。
就活ではTOEICのスコアを確認するために、認定証の確認を求める企業もあります。認定証が手元にあるかを確認し、ない場合は再発行しておきましょう。また、公式認定証は、申請から4営業日を目安に発送されます。提出に間に合うように余裕をもって申請してください。
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就活でのTOEICは何点からアピールできる?一般的な基準を解説
就活でTOEICをアピールする場合、600点が目安になります。ただし、志望企業によって必要な英語力は変わるので、違いを知っておかなければなりません。ここでは、就活でTOEICスコアをアピールする際に目安となる基準を解説します。
履歴書に書くのは600点以上がおすすめ
履歴書に書くスコアは、600点以上が目安。TOEIC公式の「公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧」によると、2021年度の平均スコアは「611点」でした。平均以上のスコアを取っていれば、アピールにつながるでしょう。
参照元
TOEIC
公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧
英語を使う企業なら730点以上が目安になる
英語を使う企業の場合、730点以上を目標にしましょう。TOEIC公式の「PROFICIENCY SCALE」によると、730点以上で「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」と評価されています。
「通常会話は完全に理解でき、業務上も大きな支障はない」ともされているので、英語を使う企業でも十分なアピールになるでしょう。
就活でアピールできるTOEICの点数については「TOEICは就職活動で評価される?アピールの目安点数や勉強法を解説」の記事でも解説しているので、参考にしてください。
参照元
TOEIC
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就活でTOEICをアピールする際のポイント
就活でTOEICをアピールするため、履歴書やエントリーシートへの書き方を知っておくことが大切です。TOEICをアピールするためのポイントを解説するので参考にしてください。
取得日や種類を記載する
履歴書などにTOEICを記載する場合、取得日や種類も書いておきましょう。TOEICには、以下の3つがあります。
・TOEIC® Listening & Reading Test
・TOEIC® Speaking Test
・TOEIC® Speaking & Writing Tests
それぞれ違う試験になるため、どのTOEICを受けたかわかるように記載してください。
また、いつ取得したか、日付も記載しましょう。履歴書などに書く際は、「2024年10月 TOEIC® Listening & Reading Test」のような表記になります。
TOEICを重視する企業か調べておく
志望企業がTOEICを重視するかどうかも確認しておきましょう。企業の方針によって、どれだけ評価されるか、どれだけの点数が求められるかが変わります。
たとえば、英語を仕事で使わない企業の場合、TOEICの点数が評価されない場合もあります。一方で、英語を仕事でよく使う企業の場合、低い点数では記載しても評価されないでしょう。
就活でTOEICをアピールする際は、企業がどれだけ英語を重視してるか確かめることも必要です。企業が求める基準に足りているか確認しておきましょう。
点数が低い場合は履歴書に書かない
TOEICの点数が低い場合、無理に履歴書に書く必要はありません。点数が低いせいで、評価を下げてしまう恐れもあります。
一般的に、就活で評価されるTOEICのスコアは600点といわれています。400点のように平均を下回る場合は、書かないことも選択肢の一つです。就活で求められる英語のレベルについては、「就活に必要な英語レベルは?評価される職種やアピールのコツを解説!」の記事を参考にしてください。
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就活で嘘のTOEIC点数を報告するリスク
就活で嘘のTOEIC点数を伝えてはいけません。内定取り消しなどのリスクがあるので覚えておきましょう。ここでは、TOEICの点数で嘘をついた場合、どのようなリスクがあるのかについて解説します。
内定取り消しの可能性がある
TOEICの点数をごまかした場合、内定が取り消しになる可能性があります。就活の選考で嘘をついた場合、内定取り消しの理由として十分だからです。
就活では嘘をつく必要はないので、TOEICのスコアも正直に報告しましょう。点数が足りないのであれば、勉強した過程をアピールしたり、今後の将来性を伝えたりする必要があります。
TOEICの点数に限らず、就活で噓をつくのは避けましょう。詳しくは「就活で嘘をつくとどうなる?ばれる理由やリスクも解説」で解説しているので、読んでみてください。
入社後も減給などの可能性がある
就活でついた嘘が、入社後に発覚する場合もあります。入社後にわかった場合、減給などの処分を下される可能性が高いでしょう。
また、社内での評価が下がり、今後の出世に影響が出る場合もあります。不必要なリスクを発生させないためにも、嘘はつかずに正直に話すようにしてください。
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TOEICの受験が就活までに間に合わないときの対処法
就活までにTOEICの受験が間に合わなくても、英語力をアピールする方法はあります。ここでは、TOEIC受験が間に合わない場合の対処法を紹介するので、参考にしてください。
TOEIC以外の手段で英語力をアピールする
TOEIC受験が間に合わない場合、「TOEFL」「英検」などの資格でアピールする方法もあります。既に受験できているのであれば、点数や級を書いておくのがおすすめです。
就活生によっては、英語に関する資格を取得していない場合もあるでしょう。その場合、「留学経験」「英語を使用したエピソード」などを話す方法もあります。
英語力以外のアピールポイントを探す
英語力以外に、アピールできる特徴を用意しておくのもおすすめです。就活生は、英語力だけではなく、「協調性」「コミュニケーション能力」などの特徴や個性も評価されます。
アピールポイントを見つけるためには、自己分析が重要です。就活生は全員行う作業なので、まだ済んでいない場合は早めに実施してください。自己分析の進め方については、「自己分析とは?おすすめのやり方8選や実施時の注意点を紹介」の記事で解説しています。
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就活でTOEICをいつまでに受けるかなど準備方法を知りたいあなたへ
「就活に向けてTOEICはいつまでに必要?」と、悩んでいる就活生もいるでしょう。就活についての情報を知りたい場合は、キャリアチケットにご相談ください。
キャリアチケットでは、就活生が内定を獲得できるように、就活準備や面接対策などをサポート。就活生一人ひとりに適した企業の紹介も実施しています。
内定を獲得するためには、TOEICのアピールはもちろん、自分の長所や特徴を的確に伝えなければなりません。ほかの就活生よりも有利に選考を進められるように、キャリアチケットを活用してみましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。