このページのまとめ
- 自己PRを作成する際は、自己分析・企業研究を通して自己理解を深めることが重要
- 自己PR作成では企業に合った強みを選び、エピソードは一つに絞って具体的に伝える
- 得意なこと・短所の言い換え・周囲の意見から自分の強みを見つけて自己PR作成しよう
自己PR作成がうまくいかないと悩んでいる就活生も多いでしょう。自己PRは、企業にあなたの魅力を伝える大切な機会です。うまくまとめられれば、書類選考や面接でも大きな武器になります。
この記事では、自己PR作成に必要な自己理解の深め方から、伝わる構成のコツ、注意点や例文まで詳しく解説。自分の強みを言語化し、自信をもってアピールできるように準備を進めましょう。
- 自己PRとは?自己紹介との違い
- 企業が自己PRで重要視している点
- 自社の社風に合う人材かどうか
- 自分をアピールする力があるかどうか
- 自己PR作成に必要な自己理解を深めるための3つの手段
- 1.自己分析
- 2.他己分析
- 3.企業研究
- 「伝わる」には秘訣がある!自己PR作成の4ステップ
- 1.結論から述べる
- 2.具体的なエピソードを織り交ぜる
- 3.強みによって得た成果を伝える
- 4.入社後の貢献度を示す
- 自己PRを作成するならPREP法を意識する
- P:Point(結論)
- R:Reason(理由)
- E:Example(具体例)
- P:Point(再結論)
- 自己PR作成時に押さえておきたいポイント
- 企業が求める人物像に合う強みをアピールする
- 自己PR欄は7割以上埋めて意欲をアピールする
- 自己PRは100〜200文字程度で簡潔にまとめる
- 実績を数字とエピソードで具体的に伝える
- 自己PR作成時の注意点
- エピソードは一つに絞る
- 短所についての回答も用意しておく
- 誤字脱字に気を付ける
- 自己PR作成に必要な強みの探し方
- 得意なこと・好きなことから探してみよう
- 短所を強みに言い換えてみよう
- 周囲の人に聞いてみよう(他己分析)
- 当たり前にやっていることを振り返ろう
- 強み別!自己PRの作成に使える例文9選
- コミュニケーション力
- 企画力
- 負けず嫌い
- 慎重性
- 行動力
- チームワーク
- 適応力
- 粘り強さ
- 計画力
- 書類通過できる自己PRを作成したい方へ
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自己PRとは?自己紹介との違い
自己PRとは、強みや身につけたスキルなど、「企業で活躍できるかどうか」ということをアピールし、自分を売り込むことを指します。自己PRに盛り込むのは、仕事をするうえでプラスに働くような事柄です。
一方、自己紹介では、初対面の採用担当者に自分という人間を知ってもらうための、基本的な情報を伝えます。自己紹介は自分の概要、自己PRは自分の魅力をアピールするもの、と理解しておくと良いでしょう。
自己紹介の書き方のコツについては、「自己紹介の書き方のコツは?好印象を与えるポイントと6つの例文を紹介」の記事も参考にしてみてください。
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企業が自己PRで重要視している点
ここでは、採用担当者が自己PRで重視する点を紹介します。ほかの学生との差別化を行うためにも、しっかりと確認しておきましょう。
自社の社風に合う人材かどうか
企業は、自己PRから応募者の強みや人間性が自社の社風とマッチしているかを見極めています。自己PRの内容から見えてくる応募者の人間性から、自社の社風や業務内容と相性が良いか、今必要としている人材かを判断します。
自分の強みが入社後どのようなかたちで貢献できるのか、採用担当者に理解してもらえるような自己PRを作りましょう。
自分をアピールする力があるかどうか
自分の性格を客観的に把握し、簡潔で伝わりやすい内容の自己PRを作る、というスキルは、社会人になっても必要とされる能力です。限られたスペースや面接時の短い時間の中で、効率的に自分をアピールできているかが見られています。
採用担当者の心を掴む自己PRを作成したい方は、「就活に役立つ自己PR例文25選!書き方や高評価につながるコツも解説」も参考にしてください。
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自己PR作成に必要な自己理解を深めるための3つの手段
より企業に響く自己PRを作成するためには、自分に対する理解を深める必要があります。自己理解を深めれば、企業との共通点や根拠のあるアピールができ、好印象を与えられるでしょう。
1.自己分析
自己PR作成では、就活の基本である自己分析が不可欠です。過去の出来事を振り返り、今まで経験した内容から好きだったことや継続していたこと、改善したことを具体的に書き出してみましょう。
自己PRに取り入れたい経験の具体例は以下のとおりです。
・学業や資格試験の勉強
・ゼミや研究などの活動
・海外留学
・ボランティア活動
・アルバイト経験
・趣味や習慣
自己分析のやり方については「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事を参考にしてください。
2.他己分析
より客観的に自分の性格を把握したい場合は、他人からの評価を得られる「他己分析」をすると良いでしょう。家族や友人などの第三者による客観的意見を加えることで、より説得力のある自己PRが作れます。
複数の人にインタビューやアンケートを行い、他人が持つ自身の印象を引き出すことで、自分では分からなかった部分に気づけるでしょう。
他己分析のやり方については「他己分析とは?有意義かつ効率的なやり方のポイントや質問例30選を紹介」の記事で紹介しています。
3.企業研究
自己PR作成において、企業研究も重要な作業です。企業の理念や業務内容、どのような職種があるかなどの詳細を調べます。企業のことを把握することで、企業が必要とする人物像がよく分かり、自己PRに書ける具体的な内容を絞れるでしょう。
企業の社風を知ることで、企業側のニーズと自分の長所や性格がマッチしている点をアピールしやすくなります。
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「伝わる」には秘訣がある!自己PR作成の4ステップ
ここでは、自己PRを伝わりやすい文章にするためのステップをご紹介します。履歴書や職務歴書などの重要な応募書類で使用できる構成なので、参考にしてください。
1.結論から述べる
自己PRで強みや自分の長所を伝えるときは、「私の強みは△△です」と冒頭で結論を言い切ることが重要です。長々と理由や説明から述べてしまうと、一番の要点がぼやけて伝わりにくくなります。相手の印象に残るためにも、これから何の話をするのかを最初に述べましょう。
2.具体的なエピソードを織り交ぜる
次に、自分の「強み」となった根拠となる過去のエピソードを具体的に述べます。エピソードを織り交ぜることで、自己PRの内容に説得力が増します。
エピソードは、必ずしも輝かしい経歴や成功したことである必要はありません。努力したことや得た学びがあれば、日常にあるささいな出来事でもあなたらしい自己PRとしてアピールできます。
3.強みによって得た成果を伝える
エピソードや経験を語る中で、必ず強みによって得た結果や成果を伝えましょう。たとえば、ただ「学生時代に△△の経験をし強みを発揮した」だけでなく、「直面した困難をどう乗り越え、どのような結果につながったのか」という過程を伝えることが重要です。
4.入社後の貢献度を示す
これまでに述べた自分の長所を活かして、入社後に「どう活躍したいか」や「どう貢献できるか」を伝えましょう。そうすることで、企業が求めている人物像との一致度の高さや、志望の熱意を理解してもらえます。
ここでは、採用担当者に「一緒に働きたい」「入社後仕事を頑張ってくれそうだ」といった、ポジティブなイメージを持ってもらうことが重要です。企業HPを確認し、志望先の企業が「どのような人材を必要としているのか」を理解して、自分の強みをアピールしましょう。
自己PRの構成についてさらに知りたい方は「新卒採用における自己PRのポイントは?構成や書き方のコツを解説」の記事も参考にしてみてください。
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自己PRを作成するならPREP法を意識する
自己PRを考えるとき、「どこから書き始めたら良いのか分からない」と悩む方も多いでしょう。そのようなときに活用したいのが、ビジネスシーンで広く使われている「PREP法」です。
PREP法とは、「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→再度の結論(Point)」という順で構成する伝え方の手法。話の筋道がはっきりするため、履歴書やエントリーシートで自分の強みを整理し、採用担当者に分かりやすく伝えるのに効果的です。
ここでは、PREP法を使って自己PRをどう構成するか、各ステップのポイントを解説します。
P:Point(結論)
自己PRでは、最初に「私の強みは△△です」と結論から述べることが重要です。いきなり経験や実績の話から始めてしまうと、「結局、何が言いたいのか」が伝わりづらくなってしまうでしょう。
結論を先に述べると、話の要点が明確になり採用担当者に印象づけやすくなります。
たとえば、「マーケティングの研究をして、ゼミのコンペで入賞したのですが…」という始め方では、聞き手は「結局、あなたの強みは何?」と感じるかもしれません。また、実績ばかりを強調してしまうと、自己PRというより単なる自慢話のように受け取られる可能性も。
エントリーシートなどの書類選考では、応募数が多い大手企業や人気企業ほど、一人ひとりの書類を丁寧に読み込む時間は限られています。最初に強みを明確に提示しないと、最後まで読んでもらえない可能性もあるのです。
だからこそ、自己PRは「結論ファースト」が鉄則。冒頭で自分の強みをしっかりと言い切ることが、読み手に伝わる文章づくりの第一歩になります。
R:Reason(理由)
強みを結論として伝えたら、次に「なぜ自分にその強みがあるのか」を補足しましょう。結論だけでは、採用担当者にその信ぴょう性を納得してもらえません。
たとえば、「私の強みは行動力です」と伝えても、「なぜそう言えるのか」「根拠は何か」が分からなければ説得力に欠けてしまいます。そこで、実際にその強みを発揮した背景や、自分の考え・習慣といった補足情報を添えることで、印象がぐっと強まるでしょう。
ただし、この段階では詳細なエピソードまで掘り下げる必要はありません。次の「Example(具体例)」で深掘りしていくため、理由は簡潔に伝えましょう。ポイントは、「自分の強みを支えている行動や思考の習慣」「その強みが表れた場面」を、分かりやすく伝えることです。
E:Example(具体例)
Reason(理由)で伝えた内容をさらに深掘りするのが、Example(具体例)のパートです。ここでは、自分の強みを実際に発揮したエピソードや、その強みを身につけたきっかけなどを具体的に紹介しましょう。
エピソードを伝えるときに大切なのは、以下の2つのポイントです。
当時の自分の考えや行動の背景をしっかり示すこと
強みそのものはほかの学生と似てしまうこともありますが、実際の体験やそこで感じたこと・学んだことは一人ひとり異なるでしょう。だからこそ、企業の採用担当者はこのエピソード部分を重視しています。
書類でも面接でも、読み手や聞き手に情景がしっかり伝わるよう、できるだけリアルに描写することが大切です。自分の強みがどう発揮されたかを具体的に伝えることで、「実際に活躍してくれそうだ」といった印象を与えられます。
P:Point(再結論)
最後に、自己PRの締めくくりとして、最初に伝えた自分の強みをもう一度明確に伝えましょう。「私の強みは△△です」と再提示することで、読み手の記憶に残りやすくなります。
加えて、その強みを入社後にどう活かすのかを具体的に伝えることも大切です。企業は「この学生が自社でどう活躍してくれるのか」を重視しています。どれほど優れたスキルや経験を持っていても、自社の業務と結びつかない場合は、採用の決め手になりにくいのです。
具体的には、企業が注力している事業領域やサービスなどに関連づけて、自分の強みがその中でどう活かせるかを説明しましょう。企業が今後目指す方向性に対して、自分の強みがどう貢献できるのかを伝えることで、自社と親和性があると感じてもらえる可能性が高まります。
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自己PR作成時に押さえておきたいポイント
自己PRは、自分の強みを一方的にアピールする場ではありません。企業が求める人物像に対して、自分ならどう貢献できるのかを的確に伝えることが重要です。ここでは、履歴書やエントリーシートで好印象を残す自己PRを作成するために、最低限知っておきたい基本のコツをご紹介します。
企業が求める人物像に合う強みをアピールする
企業に刺さる自己PRを作るには、自分の強みがどのような貢献につながるかを具体的に伝えることが大切です。企業は「この学生は活躍してくれそうか?」といった部分を重視しています。そのため、自分の強みだけをアピールするのではなく、企業が求める人物像に合った行動や成果を示す必要があるでしょう。
たとえば、「責任感があります」という表現にとどまらず、「サークルの代表としてメンバー全員の意見をまとめ、イベントを成功に導いた」といった具体的な経験と成果を盛り込むことで、自社に必要な人材と思ってもらえる可能性が高まります。
自己PRではほかの応募者と似た強みになることも多いため、自分ならどんな価値を提供できるかという視点を持ち、差別化することが大切です。
自己PR欄は7割以上埋めて意欲をアピールする
履歴書の自己PR欄は、最低でも7割以上を埋めることで、志望度の高さや意欲を伝えられるでしょう。採用担当者は、自己PR欄の分量からもあなたの熱意を読み取っています。記入欄にスペースが目立つと「やる気が感じられない」「入社意欲が低い」といったマイナスの印象を与えてしまいかねません。
反対に、熱意を伝えたいからといって欄いっぱいに書き過ぎると読みづらくなり逆効果です。適度な余白を残しつつ、7割以上の記入を目安にすると、読みやすさと熱意の両立ができます。
履歴書は第一印象を左右する重要な書類。文章の内容だけでなく、どれだけ真剣に書かれているかも評価されていることを意識しましょう。
自己PRは100〜200文字程度で簡潔にまとめる
履歴書に書く自己PRは、100〜200文字を目安に簡潔にまとめるのがベストです。自己PR欄を7割以上埋めようとして、文字を不自然に大きくしたり無理に文章を引き延ばしたりするのは、良い方法とはいえません。
一般的な履歴書なら、100〜200文字程度で収めると、読みやすく内容も伝わりやすくなります。もし、履歴書が2枚構成だったり、記入欄が広い場合は300文字程度までで調整しましょう。
自己PRはあくまで要点のまとめです。詳細なエピソードや補足は面接の中で話し、読み手がもっと聞きたいと感じる程度にまとめるのが書類選考を突破するコツです。
実績を数字とエピソードで具体的に伝える
自己PRに説得力を持たせるには、数字と具体的なエピソードのセットが効果的です。たとえば「提案力があります」だけでは印象に残りにくいですが、「相手の立場に立った提案を行い、売上が150%に向上した」と書けば、実際の成果が明確になり、信頼性もアップします。
数字が出せない場合でも、「どんな工夫をし、どう課題を乗り越えたのか」を具体的に説明することで、行動力や思考力を伝えられるでしょう。つまり、「強み+成果または工夫」をセットで伝えることが、選考突破につながる自己PRのコツです。
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自己PR作成時の注意点
自己PRを作成するときに注意してほしいポイントを解説します。履歴書や職務経歴書など応募書類のほか、面接でも活用できるので、回答を考える際の参考にしてください。
エピソードは一つに絞る
自己PRで語る経験やエピソードは一つに絞って伝えましょう。「私の強みは△△と△△で、△△と△△の経験をし、」といった文章になってしまうと、何が言いたいのか伝わりづらくなってしまいます。自分の一番アピールしたいエピソードを選んで深い内容にしましょう。
短所についての回答も用意しておく
自己PRの質問では、長所と一緒に短所を質問される場合があります。回答を考える際は、自己分析や他己分析で見つかった短所の中から、ポジティブに言い換えられるものを選ぶのがおすすめです。
誤字脱字に気を付ける
自己PRの作成時には、誤字・脱字にも注意が必要です。履歴書やエントリーシートなどの応募書類で誤字脱字があると、内容が良くてもマイナス評価につながります。社会人としての基本的な文章能力もチェックされている認識を持って、ミスがないか確認しましょう。
エントリーシートでの自己PR作成の仕方については「自己PRをESに書く際のポイントは?13の例文もあわせてご紹介します」の記事も参考にしてください。
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自己PR作成に必要な強みの探し方
自己PRを書くためには、まず自分の「強み」を知ることが欠かせません。ここでは、自分の強みを見つけるための4つの具体的な方法をご紹介します。
得意なこと・好きなことから探してみよう
まずは、自分が得意なことや好きなことから強みを見つけていく方法です。これまでの経験を振り返って、自分が夢中になって取り組んだことや、他人に褒められたこと、自然とできていたことなどを思い出してみましょう。
コツは、時系列で整理すること。小学校・中学校・高校・大学といったステージごとに、自分の行動や経験を紙に書き出してみると、意外な共通点が見えてきます。他の人にとっては難しいことでも、自分には自然にできていたことは、まさに強みのヒントになります。
短所を強みに言い換えてみよう
自分の長所はなかなか思いつかないけれど、短所ならすぐ出てくるという人も多いでしょう。実は、短所の裏には強みが隠れていることがよくあります。短所を強みにする例は以下のとおりです。
短所 | 強みへの言い換え |
心配性 | 計画的に行動できる、リスク管理に強い |
飽き性 | 好奇心が旺盛、チャレンジ精神がある |
楽観的 | 切り替えが早く、前向きに行動できる |
流されやすい | 協調性がある、柔軟に対応できる |
負けず嫌い | 向上心がある、目標に向かって努力できる |
優柔不断 | 慎重に判断できる、周囲の意見をよく聞ける |
自分では短所だと思っていたことも、視点を変えれば立派な強みになります。自信がないときほど、前向きに考え方を転換してみましょう。
周囲の人に聞いてみよう(他己分析)
自分自身の強みが思い浮かばないときは、家族や友人、サークルの仲間などに聞いてみるのもおすすめです。たとえば、「私ってどんなところが長所だと思う?」といった質問をしてみましょう。
さらに、「その理由は?」「それを感じた具体的な場面は?」と掘り下げることで、思わぬ視点から強みを発見できることもあります。他人の視点は、自分を客観的に見つめるヒントになります。
当たり前にやっていることを振り返ろう
自分では当たり前と思っていたことに、実は大きな強みが隠れていることがあります。たとえば、以下のとおりです。
提出期限を必ず守る → 計画性・責任感がある
周囲の空気を読んで行動する → 協調性・気配りができる
自分にとって「普通」でも、他人から見れば「すごい」と思われることは意外と多いもの。何気ない日常の行動や習慣こそ、強みの宝庫です。一度立ち止まって、自分の日常を見つめ直してみましょう。
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強み別!自己PRの作成に使える例文9選
ここでは、強み別に自己PRの例文を紹介します。履歴書や職務経歴書、面接でも活用できますので参考にしてみてください。
コミュニケーション力
私の強みは、コミュニケーション力の高さです。大学時代に飲食店でアルバイトをしていたときに、その強みを発揮した経験があります。
人気のお店だったので、ピーク時には忙しさのあまり、料理を間違えて運んだりしてしまうことが度々ありました。そのときのメンバーの中では私が一番先輩だったので、何か改善策はないかと考え、自分から積極的にスタッフに声掛けをすることから始めました。
挨拶の際も、「今日は何時に団体のお客さまが来るので、忙しい中でも落ち着くことを心掛けましょう」と話したり、料理の名前を声に出して確認したり工夫しました。また、お客さまに対しても、「お待たせして申し訳ございません、どうぞゆっくりしていってください」など積極的にお声掛けするよう心掛けました。
その結果、スタッフ間も連携が取れるようになり、ミスも減っていきました。また、常連になるお客さまの数も増え、お店の売上にも貢献することができました。貴社でも、社内外でのコミュニケーションを大切にしながら、業務に活かしてまいります。企画力
私の強みは、目的に向けて実行できる企画力があることです。大学2年生のとき、学園祭の実行委員会のリーダーとして、学園祭の成功に向けて取り組んだ経験があります。
学生の要望に耳を傾け、学生にも来場者にも満足してもらえるものにする、ということが目標でした。そのためには、事前の企画・運営を徹底することが重要だと考え、より幅広い層の方に楽しんでもらうために、さまざまな工夫・配慮を行いました。
全力で取り組んだ結果、当日は多くの方にお越しいただき、大成功を収めることができたのです。
貴社に入社後は、担当する仕事に対して準備を万全にし、周りの方々の意見を取り入れながら企画を進めていくことで、企業に貢献していきたいと考えています。負けず嫌い
私は負けず嫌いな性格であり、それが強みだと自負しています。大学ではダンス部に所属しており、練習していたコンサートの前に足を怪我してしまったことがありました。仲間に置いて行かれたくないという気持ちが強く、通院しながら慎重にリハビリし、自分でできるトレーニングを毎日続けました。
その結果、誰もが不可能と思っていたコンサート出場を果たすことができました。その後も、特に後遺症などなく、引退前の死後のイベントでも悔いなく踊ることができました。
御社でも、自分が置かれた環境に屈せず、負けじ魂で課題や目標に突き進んでいくことで成果を上げていきたいと思っています。慎重性
私の強みは、慎重であることです。その慎重さを活かしてミスを防ぐことに努めています。
私は、食品工場のアルバイトで検品業務をしていました。次々と流れてくる食品に対して、時短のために2つ同時に検品するスタッフがいる中、私は正確な手順で丁寧に検品をしました。
時短に関しては、事前にチェックポイントを決めてスピードを意識することで克服しました。チームリーダーからは、仕事が丁寧で早いと褒めていただくこともありました。
私はこの慎重な性格を活かし、御社の事務職では、丁寧で早い仕事で事務作業効率化を実現したいと思っています。行動力
私は、夢を実現するための行動力に自信があります。
幼少のころから英語を習っていましたが、将来の仕事で活用するための能力に不安を感じていたので、大学2年生の半年間アメリカ留学をすることに決めました。
留学先の学校や住まいを自分で探し、手続きを済ませました。両親の費用面での負担を軽減するために、現地での生活費として留学前のアルバイトでの給料をすべて貯金しました。
現地では、積極的にディスカッションの授業や課外授業に参加することで、帰国後に受験したTOEICのスコアは、トータルで750となり手応えを感じております。
自ら行動することの大切さを学び、それを活かして御社のマーケティング業務で世界各国の顧客に、最適なサービスを提案できればと思っております。チームワーク
私は、チームワークを大切にして物事を進めることが得意です。大学では、サッカー部のマネージャーを務めていました。
備品の整備や練習場の管理、水分補給のサポートなどのほか、チームが一眼となって練習に集中するには、チームワークを意識することが大事だと常に考えていました。
良いプレーには大きい声で褒め、失敗にはフォローする言葉を積極的に掛けるなど、皆が一緒の目標に向かっていることをメンバーに意識してもらうよう心掛けていました。
その結果、現役最後の試合では準優勝することができ、メンバーや監督からも、「メンバーが一眼となったプレイができた」と感謝していただきました。
御社へ入社後も、チームワークを意識することを忘れずに、御社の業務功績に貢献していきたいと考えております。適応力
私の強みは、どんな環境にも馴染める適応力です。大学時代、アメリカへ1年間へ留学していた経験があり、国籍の異なる学生たちとともに過ごす中で、その適応能力が磨かれました。
授業では、文化の違いや考え方の違いから意見が衝突することもありましたが、それぞれの主張を尊重し、認め合うことでお互いが理解できるようになりました。言葉の壁はもちろんありましたが、語学とともに、自分とは違う意見を聞き入れることの大切さを学びました。
グローバルな職場環境である御社へ入社後も、アメリカでさらに自信がついた適応力を持って、外国国籍の社員の方や海外プロジェクトにも積極的にかかわっていきたいです。粘り強さ
大学のゼミの学期末研究で、ジェンダー平等性についての研究を選んだのですが、研究資料が思うように見つからず、英語の資料から情報を収集しなければならない項目もあり、思った以上に難しい研究テーマでした。
途中で研究テーマを変えようかとも思いましたが、以前から興味を持っていたテーマでもあったので、責任をもって最後までやり遂げようと思いとどまりました。辞書を使いながら資料を読み込み、一日何時間も大学の図書館で勉強を続けるなかで、研究内容の奥深さを知り、研究が楽しくなってきました。
渾身の想いでまとめた研究結果をプレゼンした結果、ゼミ内でも高く評価され、ほかのゼミからも参考にさせてほしいという声をいただきました。
この経験から、どんな課題にも粘り強く続けることの大切さを学びました。御社へ入社後は、この忍耐力を活かし、困難な業務に対してもあきらめることなく努力し、会社へ貢献できる人材になっていきたいと考えています。計画力
私の強みは、決めた目標に対して計画的に作業を進めることです。
高校生で英検準2級を取得していましたが、大学2年生のときに、TOEICテストを初めて受験しようと決心しました。スコア700点という目標を掲げ、試験日から逆算して勉強計画を練りました。
参考書を数冊購入し、はじめの1か月で1冊を終わらせ、2か月目からは2冊目と1冊目の復習、3か月目から試験前日までは、模擬試験を繰り返し解く、というスケジュールに沿って勉強を進めました。
途中、分からない単語が多いことに気付き、単語帳を購入して通学時間などを利用して覚え、模擬試験を繰り返す、ということを続けました。
そして試験当日、スコア750点という、目標を上回る成果を達成しました。この経験を活かし、社会人になってからも、締切日に備えて計画的に業務を進めていき、イレギュラーなことが発生しても臨機応変に対応しながら、確実に成果を出せる人材になりたいです。上記以外の自己PRに使える具体的な例文を知りたい方は、「就活に役立つ自己PRの例文6選!評価される構成やアピールのコツを解説」も参考にしてください。
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「強みや長所をアピールできる自己PR作成がうまくいかない」と悩む就活生も多いでしょう。どんな構成にするのか、どのエピソードを選ぶのかなど、企業の求める人材とアピールできるような内容にするには、就活のプロに相談するのがおすすめです。
自己PRの作り方に悩んだら、キャリアチケットに相談してください。キャリアチケットでは自己PRの作り方のアドバイスや、模擬面接をとおしてのアピール練習などを実施しています。
就活を効率的に進めるためには、就活エージェントの活用が重要です。無料で登録できるので、ぜひご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。