このページのまとめ
- 自己PRで積極性を伝える際は、具体的なエピソードと成果が重要
- 自ら動くだけでなく、周囲を巻き込んで企業の利益につなげる姿勢が評価される
- 自己PRで積極性をアピールするなら、選考でも主体的な態度を示す

自己PRで積極性をアピールしたい就活生は、「どう伝えれば企業から評価されるの?」と悩むことがあるでしょう。積極性をアピールする際は、自ら考えて行動した経験を具体的に伝えると効果的です。
この記事では、積極性を効果的にアピールするためのコツや注意点を紹介します。経験・職種別の例文や企業が評価する積極性の特徴も解説しているので、自己PRに悩む方はぜひ参考にしてください。
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- 自己PRで積極性を効果的にアピールするコツ
- 1.最初に強みを明確に伝える
- 2.積極性を示す具体的なエピソードを入れる
- 3.仕事での積極性の活かし方を伝える
- 自己PRで企業が評価する積極性
- 人が敬遠する仕事にも自分から取り組む
- 未知のことに挑戦する
- 目標に向かって努力する
- 周囲を巻き込み成果を出す
- チーム全体の利益を考えて行動する
- 【経験別】積極性をアピールする自己PRの例文6つ
- 部活動・サークル活動
- 学業・ゼミ
- 留学
- ボランティア活動
- アルバイト
- インターンシップ
- 【職種別】積極性をアピールする自己PRの例文5つ
- 営業職
- 企画職
- 事務職
- 販売職
- エンジニア職
- 積極性の自己PRが評価されやすい企業の特徴
- 成長意欲を重視している
- 売上目標を重視している
- チームワークを重視している
- 自己PRで積極性を伝える際の注意点
- 抽象的な表現を控える
- 自分勝手な印象を与えない
- 目的をもたずに動いたエピソードは避ける
- 志望動機や長所・短所と一貫性をもたせる
- 選考で消極的な振る舞いをしない
- 自己PRで積極性をアピールしたいあなたへ
自己PRで積極性を効果的にアピールするコツ
就活において、積極性は多くの企業で評価される強みです。しかし、ただ「私は積極的です」と伝えるだけでは、ESや面接で高評価を得るのは難しいでしょう。ここでは、自己PRで積極性を効果的にアピールするためのコツを解説するので、ぜひご覧ください。
1.最初に強みを明確に伝える
自己PRの冒頭では、結論として自分の強みを簡潔に述べましょう。たとえば、「私の強みは、現状を打破するために自ら動く積極性です」といった形です。
最初に結論を述べると、採用担当者は話の要点を理解でき、そのあとのエピソードを理解しやすくなります。
2.積極性を示す具体的なエピソードを入れる
自己PRで強みを効果的にアピールするためには、具体的なエピソードが必要です。「積極性があります」と伝えるだけでは、本当に自ら動ける人物なのか分かりません。
サークル活動やゼミ、アルバイトなど、過去の経験のなかから積極性が発揮された場面を選んで自己PRに盛り込みましょう。自分だけのオリジナルエピソードを話すことで、ほかの就活生と差別化でき、採用担当者の印象に残りやすくなります。
行動の動機を明確にする
エピソードを述べる際、なぜその行動を起こしたのか、動機を明らかにしましょう。動機をはっきり伝えることで、積極性がより明確に伝わります。
たとえば、部活動で積極的に練習した経験には、「入賞したかった」「バラバラなチームをまとめたかった」などの動機があるでしょう。入賞を目指していたなら「目標達成に向けて努力できる人」、チームをまとめたかったなら「周囲を巻き込んで動ける人」という評価につながります。
自己PRで行動の動機を伝えれば、採用担当者に「入社後も、同じような状況で自ら動いてくれる人」と評価してもらえるでしょう。
積極性がもたらした成果に触れる
積極的に行動した結果、どのような成果や変化につながったのかを忘れずに伝えてください。「売上が20%向上した」といった数字での実績はもちろん、「周囲の士気が上がった」「作業時間が短縮された」などの変化も十分なアピールになります。
結果を伝えると、自分の積極性が「独りよがりな動き」ではなく「成果につながる行動」だと証明できるでしょう。客観的な評価や周囲からの反応を添えれば、自己PRの信頼性が高まります。
3.仕事での積極性の活かし方を伝える
最後に、積極性を仕事でどう活かすかを伝えましょう。自己PRのゴールは、採用担当者に「この人を採用したら、自社で活躍してくれそう」と思ってもらうこと。そのため、積極性が業務でどう活きるか伝えることが重要です。
たとえば、営業職なら「新規顧客の開拓に積極的に挑戦したい」、エンジニアなら「開発中に生じた課題に対し、自ら解決策を提案したい」などとアピールします。職種や具体的な業務内容と結びつければ、積極性が「企業の力になること」を証明できるでしょう。
「自己PRとは?書き方や強み・職種別の例文と合わせて回答のポイントを解説」の記事では、自己PRの書き方や例文を紹介しているので、ぜひ選考対策のヒントにしてください。
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自己PRで企業が評価する積極性
企業が評価する積極性とは、以下の図の3つの要素が重なり合う部分にあります。

企業が求めているのは、「指示を待たずに動く」「チームを活気づける」「組織に利益をもたらす」という特徴をもつ人です。
この3つの要素をベースに、具体的にどんな行動が評価につながるのかを紹介します。自分のエピソードがどれに当てはまるか、照らし合わせながら確認してみましょう。
人が敬遠する仕事にも自分から取り組む
人が嫌がる仕事に自ら取り組む積極性は、企業から高く評価される傾向があります。なぜなら、「自発的に動ける」「企業に利益をもたらす」「周囲に貢献する」という企業が求める3つの要素を満たしているからです。
仕事では、地道な作業や責任の重い仕事など、多くの人が敬遠しがちな業務に直面することがあります。企業にとって、人が避ける業務に率先して取り組む人材は貴重です。自己PRでアピールすると、組織を支える人材として評価してもらえるでしょう。
未知のことに挑戦する
未知のことに積極的に挑戦する積極性は、就活の自己PRで武器になります。前例のない環境や未経験の分野に対し、自ら進んで踏み出す力は、変化の激しいビジネスシーンで高く評価されるからです。
実際に、厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」でも、「チャレンジ精神」は新卒採用を実施する企業が最も重視する項目として挙げられています。
※複数回答
※上位5項目
| 企業が新卒選考で重視した点 | 重視した企業の割合 |
| 職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 | 79.3% |
| コミュニケーション能力 | 74.8% |
| マナー・社会常識 | 58.6% |
| 組織への適応性 | 53.2% |
| 体力・ストレス耐性 | 36.2% |
参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7)表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合」
未知のことに挑戦する姿勢を積極性としてアピールする場合、単に「興味があったから」で終わらせず、「現状の課題を解決し、より大きな成果を出すため」という視点を加えましょう。
「組織を良くするために、自発的に挑戦した」という動機を伝えれば、採用担当者に「新しい価値を生み出し、自社に貢献してくれる存在」として評価してもらえる可能性があります。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
目標に向かって努力する
高い目標を設定し、その達成のために自発的に動き続ける積極性も、企業に評価されやすいポイントです。企業が求めているのは、人から与えられたノルマをこなすだけの人材ではありません。現状に満足せず、より高い結果を目指して自発的に動ける人材が求められています。
自己PRでは、「努力した」という結果だけでなく、途中で直面した壁をどう乗り越えようとしたか、プロセスを具体的に伝えてください。壁を乗り越えるために試行錯誤できる就活生は、「入社後も自ら課題を見つけ、成果につなげられる人材」と評価され、選考突破につながりやすいでしょう。
周囲を巻き込み成果を出す
周囲に働きかけ、組織の力を最大化させる積極性は、企業から高評価を得やすい強みの一つ。なぜなら、大きな仕事を成し遂げるためには、チーム全員の力を引き出す必要があるからです。
たとえば、以下のエピソードを自己PRに盛り込むと、周囲を巻き込んで結果を出す積極性を伝えられます。
・部活動でチーム全体の目標を再確認して士気を高めた
・ゼミ全体で共通の目標を設定し、協力体制を作り上げた
「周りのやる気に火をつけ、同じ方向を向かせる力」をアピールすると、将来のマネージャー候補として期待が高まるでしょう。
チーム全体の利益を考えて行動する
自分の担当範囲を超えて、「チーム全体が良くなるために何が必要か」を考えて動く積極性も、企業から高く評価されます。なぜなら、そうした行動は組織に利益をもたらすだけでなく、周囲にも良い影響を与えるからです。たとえば、以下のような経験は自己PRでアピール材料になります。
・部活動でチームが勝つために後輩のフォローに回った
・アルバイトで非効率な業務フローを改善した
チームの利益のため、積極的にサポートに回れる姿勢を見せると、自己PRが評価されやすくなるでしょう。
自己PRを作成する際は、自分がどのような積極性をもっているのか理解しておくことが重要です。「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事を参考に、自己分析してみてください。
自己PRで積極性を伝えるときの言い換え例
自己PRでは、「積極性」をほかの言葉に言い換えたほうが自分の強みが伝わりやすくなる場合があります。
また、言い換えることでほかの就活生と差別化でき、採用担当者に強い印象を与えられる可能性も。たとえば、以下の言葉への言い換えを検討してみましょう。
| 言い換え例 | 意味 |
| 主体性 | 自分の意志で判断して行動し、その結果に責任をもつこと |
| 課題発見力 | 現状を把握し、真の課題を見つけ出す力 |
| チャレンジ精神 | 未経験のことや困難に、前向きに挑戦すること |
| 行動力 | 目的や計画をもち、即座に行動に移す力 |
| 推進力 | 目標達成のため、周囲を巻き込みながら前に進む力 |
自分の強みが正確に伝わる言葉を選び、説得力のある自己PRを作成してください。
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【経験別】積極性をアピールする自己PRの例文6つ
ここでは、部活動や学業、アルバイトなど、学生時代の経験別に積極性をアピールする自己PRの例文を紹介します。自身のエピソードに近いものを選び、自分なりの言葉に書き換えてみてください。
部活動・サークル活動
私の強みは、組織の課題を自分事と捉えて行動できる積極性です。大学のバドミントンサークルでは、初心者の退会率が高いことが課題でした。
私は「全員が楽しめる環境を作りたい」と考え、経験者が初心者にマンツーマンで教える「バディ制度」を自ら提案し、導入しました。また、練習メニューをレベル別に作成し、定期的に親睦会を企画した結果、1年間で初心者の退会者をゼロに抑えられました。
この経験から、周囲を巻き込んで改善に動く大切さを学びました。貴社でも、現場の課題に対して積極的に改善策を提案し、組織の活性化に貢献したいと考えています。
学業・ゼミ
私は、未知の分野にも自ら飛び込み、知識を深化させる積極性をもっています。経済学のゼミで地域活性化をテーマに研究した際、文献調査だけでは限界があると感じました。
そこで、私は実際に過疎化が進む自治体の役場へアポイントを取り、ヒアリング調査を敢行しました。現場でしか得られない住民の生の声を反映させた論文は、ゼミ内でも高く評価され、優秀賞をいただきました。
仕事においても、デスクワークにとどまらず、現場の声を大切にしながら納得のいく成果を追求する所存です。
留学
私の強みは、慣れない環境でも物怖じせず、自らチャンスを掴みに行く積極性です。カナダへの半年間の留学中、当初は語学力不足からクラスメイトの輪に入れませんでした。そこで、現状を打破するため、毎日必ず3人以上の学生に自分から話し掛けるというルールを課しました。
さらに、地元のボランティア団体に自ら連絡して参加し、英語を使わざるを得ない環境を作り出した結果、帰国前には日常会話に困らない語学力を身につけられました。貴社においても、困難な状況を恐れず、自分から解決の糸口を見つけるために行動し続けたいと思います。
ボランティア活動
私は、ニーズを先読みして行動する積極性を大切にしています。児童館での学習支援ボランティアでは、集中力が続かない子どもたちに対して、ただ教えるだけでなく「勉強を楽しくする工夫」が必要だと感じました。
そこで、クイズ形式の教材を自作し、達成感を得られるよう「頑張りシール帳」の制度を導入しました。結果として、子どもたちが自発的に机に向かう時間が増え、保護者の方々からも感謝の言葉をいただきました。
仕事においても、言われたことの先にある「本当のニーズ」を考え、付加価値を生み出すために自ら働きかけていきたいです。
ボランティア活動は、積極性をアピールしやすいエピソードの一つ。自己PRでアピールする場合は、「自己PRでボランティアを伝える際のコツは?評価される強みや例文を紹介」の記事を参考にしてみてください。
アルバイト
私の強みは、主体的に業務改善に取り組む積極性です。3年間続けたカフェのアルバイトでは、ランチタイムの回転率の悪さが課題となっていました。私は、レジ待ちの列ができる前にメニュー表を配布する改善案を提案し、実行に移しました。
その結果、回転率が改善し、ランチタイムの売上を前年比で15%向上させられました。与えられた業務をこなすだけでなく、店舗や企業にとってプラスになることは何かを常に考え、主体的に行動することで貴社に貢献したいと考えています。
インターンシップ
私は、自ら仕事を取りに行き、成果にコミットする積極性があります。
IT企業の営業インターンに参加した際、当初は資料作成の補助が主な業務でした。しかし、より実務に近い経験を積みたいと考え、社員の方に同行をお願いするだけでなく「新規アポイントの獲得」に挑戦させてほしいと直訴しました。
断られることを恐れず、1日50件のテレアポを継続した結果、1ヶ月で3件の成約につながり、最終日には社長から表彰していただきました。貴社においても、与えられた役割以上の価値を提供できるよう、常に攻めの姿勢で業務に取り組んでいきたいです。
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【職種別】積極性をアピールする自己PRの例文5つ
ここでは、志望職種別に積極性をアピールする自己PRの例文を紹介します。志望職種で求められる資質を考え、適性をアピールできる自己PRを作成してみてください。
営業職
私の強みは、目標達成に向けて泥臭く行動できる積極性です。大学時代の個別指導塾のアルバイトでは、担当生徒の志望校合格率を上げるため、校舎内で誰も取り組んでいなかった「過去問分析シート」を自ら作成しました。
近隣10校の過去5年分の出題傾向を独学で分析し、ほかの講師にも共有した結果、校舎全体の合格率を前年比15%向上させられました。この積極的な姿勢を活かし、貴社でも顧客の潜在的な課題を先回りして見つけ出し、期待を超える提案をして売上に貢献します。
営業職を目指している人は、「新卒営業職で評価される自己PRの書き方!ポイントと例文を紹介」の記事も参考に自己PRを作成してみましょう。
企画職
私は、周囲を巻き込んで新しい価値を創造する積極性をもっています。所属していた100人規模のテニスサークルでは、新入生の定着率が低いことが課題でした。そこで私は、初心者向けの「基礎練習会」と「交流ランチ会」を新たに企画し、運営チームを立ち上げました。
反対意見もありましたが、一人ひとりと対話して協力を仰ぎ、実施に漕ぎつけた結果、例年3割だった定着率を7割まで改善しました。貴社においても、既存の枠組みに捉われず、市場のニーズを汲み取った新しい施策を積極的に形にしていきたいと考えています。
事務職
私の強みは、周囲の状況を察知し、先回りして行動する積極性です。大学のキャリアセンターでの事務補助アルバイトでは、学生の待ち時間が長くなってしまうことが課題でした。私は受付業務の傍ら、よくある質問をまとめたQ&Aシートを自主的に作成し、待機スペースに設置しました。
結果として窓口への問い合わせが整理され、職員の方からも「本来の業務に集中できるようになった」と感謝されました。入社後も、自分の役割に線を引かず、周囲が円滑に仕事を進められるよう積極的にサポートしていきたいです。
販売職
私は、お客さまの期待を超える価値を提供するために、自ら動く積極性を大切にしています。アパレルショップのアルバイトでは、入店されたお客さまから声を掛けられるのを待つのではなく、コーディネートに悩んでいる方へ積極的に「お試し」を提案しました。
また、商品の良さを伝えるために自分から商品知識を深める勉強会をスタッフ間で主催しました。その結果、個人の売上で店舗内1位を獲得し、店舗のリピーター数増加にも寄与しました。
貴社でも、お客さま一人ひとりに寄り添った積極的な接客を行い、ブランドのファンを増やすことで店舗の売上拡大に貢献します。
エンジニア職
私の強みは、課題に対して自ら解決策を模索し、実装する積極性です。高校3年生から通っているプログラミングスクールのチーム開発では、ユーザーの利便性を高めるため、当初の仕様にはなかった「リアルタイム通知機能」の実装を提案しました。
未経験のライブラリが必要でしたが、公式ドキュメントや技術記事を読み込み、自力でプロトタイプを作成してチームに共有し、最終的に実装を完了させました。貴社のエンジニアとしても、常に最新の技術にアンテナを張り、サービスの価値を最大化できるよう積極的に行動します。
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積極性の自己PRが評価されやすい企業の特徴
企業が積極性を重視するのは、組織の成長を促すためです。現代のビジネス環境では、社員が自ら考えて行動できることが、企業の成長スピードに直結します。そのため、就活では「指示待ちではなく、自発的に動ける人材」が評価されるでしょう。
実際、優れた戦略や制度があっても、社員一人ひとりが受け身では、組織全体としての成果にはつながりません。逆に、社員が主体的に課題を見つけ、改善に動いたり、新しいことに挑戦したりできれば、企業はより迅速に成長していけるでしょう。
ここでは、積極性のある人材を求める企業の特徴を具体的にまとめたので、ぜひご覧ください。
成長意欲を重視している
成長意欲を重んじる企業は、積極性をもつ人材を求める傾向があります。なぜなら、現状に満足せず「もっと良くしたい」「新しいスキルを習得したい」と動く姿勢こそが、企業の成長を支える原動力と考えているからです。
特にベンチャー企業や新規事業に注力している企業では、未知の領域に挑む積極性が評価されます。自己PRでは、「自身の成長がどのように企業の利益や発展に直結するか」を伝えることが重要です。
売上目標を重視している
売上目標を重視する企業では、個人の主体的な行動が成果に直結するため、選考でも積極性が重視されます。収益は組織の成長に不可欠であり、競合に打ち勝つためには、社員一人ひとりが高い目標意識をもって行動しなければいけません。
特に営業職や販売職では、指示を待つのではなく、自ら数字に責任をもって工夫を重ねる姿勢が求められます。自己PRでは、目標達成に向けて行動したエピソードや、困難を乗り越えた工夫などをセットで伝えると説得力が増すでしょう。
チームワークを重視している
チームでの協働が重視される企業では、他者と積極的に連携して動く姿勢が求められます。個人で成果を出すだけでなく、組織全体のパフォーマンスを上げるために自ら動く積極性が重視されるでしょう。
たとえば、複数の部署との連携やリモート環境では、物理的な壁を超えた密な連携が不可欠です。そのため、「自分から情報を発信する」「困っている人に声を掛ける」など、一歩踏み込んだ配慮が積極性として評価されます。
志望企業がどのような人材を求めているか把握するには、企業研究が必要です。企業研究のやり方は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事でご確認ください。
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自己PRで積極性を伝える際の注意点
自己PRにおいて、積極性の伝え方を間違えると「自分勝手」「計画性がない」など、ネガティブな印象を与える恐れがあります。
ここでは、積極性をアピールする際の注意点をまとめました。注意点を押さえ、より高評価を得られる自己PRを作成してください。
抽象的な表現を控える
「私は積極性があります」と抽象的な表現だけで自己PRを終わらせるのは避けましょう。積極性の定義は、「人が敬遠する仕事に自ら取り組む」「周囲を巻き込んで成果を出す」など人によってさまざまです。具体的なエピソードがないと、本当の強みが正確に伝わりません。
自己PRでエピソードを伝えるときは、具体的な数字や事実を伝えることが重要です。たとえば、「積極的に周囲とコミュニケーションをとった」よりも「部活動で毎日10人に声を掛けた」のほうが、強みが伝わりやすくなります。
自分勝手な印象を与えない
積極性をアピールしようとするあまり、「周囲の意見を聞かずに独走した」という印象を与えないよう注意が必要です。
ビジネスにおける積極性とは、一人で突き進むことではありません。厚生労働省の「令和6年度 能力開発基本調査 結果の概要」でも、企業が最も重視する能力が「チームワークや協調性」であることが示されています。
| 最も重要と考える能力・スキル | 重視する企業の割合 |
| チームワーク、協調性・周囲との協働力 | 58.6% |
| 職種に特有の実践的スキル | 36.9% |
| コミュニケーション能力・説得力 | 34.6% |
| 課題解決スキル(分析・思考・創造力等) | 31.5% |
| マネジメント能力・リーダシップ | 29.4% |
参照:厚生労働省「令和6年度 能力開発基本調査 結果の概要(p.5)図 8 最も重要と考える能力・スキル」
自己PRの際は、エピソードに「周囲への相談」や「周りをサポートした経験」などを含めましょう。自分の行動がチームにどのようなプラスの影響を与えたかを伝えると、「組織の調和を保ちながら、積極性を発揮できる人材」として評価される可能性があります。
参照元
厚生労働省
能力開発基本調査:結果の概要
目的をもたずに動いたエピソードは避ける
目的のない行動は、ビジネスの場では「無計画」や「ただの思いつき」と捉えられかねません。自己PRでは、結果だけでなく、なぜその行動が必要だと思ったのか根拠を伝えることが不可欠です。
たとえば、「なんとなく交流会に参加した」ではなく、「人脈を広げて情報収集を効率化するために参加した」と目的を伝えましょう。目的意識をもって行動した経験をアピールすれば、「入社後も目標や課題に対して積極的に取り組める人材」という評価につながります。
志望動機や長所・短所と一貫性をもたせる
自己PRで伝える強みは、志望動機や長所・短所と一本の軸でつながっていることが大切です。アピールに一貫性がないと、説得力がなくなるため注意しましょう。
たとえば、自己PRで「リスクを恐れず挑戦する」とアピールしたのに、短所で「慎重になり過ぎて行動に移せない」と伝えると、強みや人物像がぼやけてしまいます。
就活では、多くの魅力を伝えたくなりますが、限られた時間で印象を残すには一貫性が重要です。アピールポイントを絞り込み、一本の軸でつなげれば、より信頼感ある人物として評価されるでしょう。
選考で消極的な振る舞いをしない
書類や言葉でどれだけ「積極性」を伝えていても、実際の振る舞いが消極的では説得力がありません。採用担当者は、面接やグループディスカッションでの振る舞いからも就活生の資質を判断しています。選考の場を「強みを証明する機会」と捉え、以下のポイントを意識してみてください。
・自分から明るく挨拶する
・ハキハキと自信をもって受け答えする
・逆質問で意欲的な姿勢を見せる
積極的な行動の一つひとつが、自己PRの内容を裏付ける証拠になるでしょう。
自己PRに不安がある人は、「自己PRのダメな例は?悪い例文から考える就活で失敗しないアピール方法」の記事をご参照ください。NG例を紹介しているので、書類選考や面接の前に当てはまる項目がないかチェックしておくのがおすすめです。
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自己PRで積極性をアピールしたいあなたへ
「積極性には自信があるけれど、どう伝えれば評価されるのか分からない…」と悩んでいる就活生もいるでしょう。自己PRで大切なのは、「自ら動いた」という事実だけでなく、「なぜそうしようと思ったのか」という理由や、その結果「何が変わったのか」を具体的に伝えることです。
もし「自己PRが不安」「内定に直結する伝え方を知りたい」と思ったら、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、就活のプロがあなたの強みを深掘りし、志望企業に刺さる自己PRの作成をサポートします。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。