行動力を身につけるには?

このページのまとめ

  • 行動力のある人の特徴は、「オープンマインド」「好奇心旺盛」「前向き」など
  • 行動力を身につけるためには、目標を明確化し、失敗を恐れないことが大切
  • まずは小さな目標からコツコツと達成していくことがポイント
  • 自己PRで行動力をアピールするなら、具体的なエピーソードを盛り込もう

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生活をしていると「もっと行動力があれば…」という場面が出てくることが多いのではないでしょうか。
働いているとより行動力が求められてきます。どうしたら行動力をつけることができるのでしょうか?
こちらのコラムで詳しくご紹介していきます。

 

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仕事で「行動力」が大切なのはどうして?

行動力があるということは、自ら物事に取り組み、失敗を恐れずに立ち向かう力だと捉えられているようです。
自発的に仕事に取り組む姿勢やポジティブに向き合うことは、どの業界、職種においても大切なことといえます。
新しい事業の進出に力を入れている企業やグローバル化に取り組む企業においては特に、行動力のある人が評価されやすくなるでしょう。
ただ、企業が求めているのは「すぐに指示に従うイエスマン」でも「自己中心的に行動する人物」でもなく、的確な状況判断をしたうえで行動する人物のことを指すようです。

 

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行動力がある人の特徴

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行動力がある人は具体的にどのような特徴があるのでしょうか?
次は、特徴を詳しく見ていきたいと思います。

オープンマインド

行動力がある人は、誰にでも心を開いてコミュニケーションを大切にするという特徴があるようです。
日本人の傾向としては、一般的に初対面の人と話すときは緊張したり壁を作ったりしがちですが、行動力のある人は、相手との距離を縮めることに長けています。
相手の警戒心を解くためには、まずは自分から心を開くことが大切だと考えているようです。

好奇心旺盛

積極的に行動する人の原動力となるのが、好奇心ではないでしょうか。
行動力がある人ほど、常にアンテナを張り新しいことをたくさん吸収します。
ものごとへの興味はもちろんですが、人への好奇心も高いのが特徴です。業界や職種関係なく、相手から学ぼうという意識があります。

気持ちの切り替えが早く、前向き

行動力がある人の中には、新しいことに挑戦したものの、失敗や挫折した経験を多く持つ人がいます。
通常であれば、同じ失敗はしたくないため、困難なことは避けるでしょう。しかし行動力のある人は、一度失敗したことに再度トライし、成功することを目指す傾向にあります。
ポジティブにものごとを捉え、気持ちをうまく切り替える習慣が身についているといえるでしょう。

 

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行動力を身につけるためには

自分に行動力がないと思っている人が身につけるにはどうしたらいいのでしょうか。
いくつかコツがあるようなので、詳しくご紹介していきます。

「何のためにするのか?」を明確にする

「周りがやっているからなんとなく…」という気持ちでは、行動したあとに挫折してしまう可能性があります。
そのため「自分はどうしたいのか」に重点を置いて考えるようにするといいでしょう。まずは小さなことでも、ノートに手書きしたり、スマホのメモに書き溜めたりしておくとヒントがあるかもしれません。
そこから目標をいくつか挙げてみて「いつまでに」「何のために」「どうなりたいのか」などを自問自答することで、目標を明確化することができるでしょう。また、目標を達成するために優先順位をはっきりさせてスケジュールを立てることも有益といえます。
さらに目標とは別に「行動することで得られるメリット」を考えておくことでモチベーションアップに繋げられるでしょう。
たとえば「◯◯が達成できたらカフェでゆっくりコーヒーを飲む」など、目標の大きさに合わせて自分へのご褒美を考えておくと効果的といえます。

行動の自分ルールを決める

人は「先延ばし」が癖になっていて、常に期限のギリギリで動くことが習慣になってしまっていると、なかなか行動に移せないようです。
まずは小さなことでも決めたことは実行するように習慣を身につけておくことが大切。ただ、何もかも全て行動に移すのは難しいものです。そこで、自分の中で行動する基準を設けておくのがおすすめといえます。
たとえば「興味があることか」や「仕事に関係することか」「体力や精神力が持つか」など、一定の基準を設けておくと、行動するかしないかの2択に絞りやすくなります。
このような自分ルールを作っておくことで、決めたことに対して集中力が高まり、効率的に行動することができるのではないでしょうか。

ミスを恐れない

過度にミスを恐れていたり完璧主義だったりすると、なかなか行動力を身につけることが難しいようです。
他人と比べてしまいがちですが、自分は自分と考えることも大切。完璧な人を目標にしてしまうと心が折れてしまうことが多いので、昨日の自分と比べてどうかを基準に考えていくといいかもしれません。
また継続できなかったといって落ち込む人も多いのではないでしょうか。しかし一般的にはやる気を持続させることは難しいといわれています。
三日坊主になってしまったとしても、「1カ月に5回できた」など長期的に見たら継続できているとポジティブに考えましょう。
せっかく頑張った行動を忘れないように、細かくメモに残しておくことをおすすめします。そこからなぜ続かなかったのか、やる気はどのようなときに上がっていたのかなど、分析して次に活かすことも大切です。

まずは行動あるのみ

考えることも大切ですが、とにかく動くことが重要です。
行動することにより、そこから反省したり次のアイディアが浮かんだりしてきます。
逆にあれもこれもと考えすぎると、できないことの理由が多く出てきてしまうかもしれません。まずは目標に向かって行動することから始めてみましょう。
たとえば知識を得るために「読書をする」こと、新しい資格を取るために「具体的なスケジュールを立てる」ことも大きな行動といえます。
あまり高い目標設定をせず、小さな目標からコツコツと達成できるようにすると自信をつけていくことができるでしょう。
また、大きな目標に挑戦したいのであれば、達成できたときの瞬間をイメージすることでやる気に繋げられます。

 

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自己PRで行動力をアピールする方法

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単に「行動力がある」と言うだけでは説得力に欠けてしまう可能性があります。具体的なエピソードを含めることで効果的に伝えることができます

経験談の流れとしては「理由やきっかけ」→「実現のために努力した点」→「成果」→「経験を仕事にどのように活かせそうか」にすると伝わりやすくなります。

目標達成のために行動した経験は、計画性や実行力も同時にアピールできるので、盛り込むようにしましょう。
スピードが要求される場面で示した行動は、判断力や課題解決力と併せて伝えると効果的といえます。
また、アイデアを求められたときに取った行動力であれば、企画力や発想力もアピールすることができるでしょう。

自己PRの書き方に決まりはありませんが、数々の書類を読んでいる採用担当者の立場から考えると、先に結論を述べたほうが目に留まる可能性があるといえます。
行動力を自己PRに繋げる例文を用意したので、ぜひ参考にしてみてください。

<例>
私は、ポジティブシンキングで行動できる力が強みです。
小さい頃はどちらかというと慎重派でしたが、「何の冒険もしないなら何も得られない。」という言葉に出会い、少しずつ自分を変えていくことができました。
学生時代にベンチャー企業でインターンをした際、初めは思うような成果を出すことができず挫折しそうになった経験があります。しかし心に刻んだ言葉を思い出し、失敗を恐れすぎていたことに気がつきました。それからポジティブに考えるようになり、初対面の先輩方にも積極的にご指導をお願いしたり、新しい◯◯の知識を吸収したりと、行動に移すよう努力しました。結果として先輩からお褒めの言葉をいただき、自信に繋がっております。
計画性や事前の準備はもちろん必要ですが、まずは積極的に経験を積み、そこから分析してさらに次の行動に繋げることの大切さを学びました。
社会に出てからは、課題や問題に直面することが多々あるかと思いますが、この経験を活かして貴社の◯◯で活躍したいと考えています。

こちらの文章はあくまでも例なので、自分の言葉で書くようにすることが大切です。
採用担当者があなたの働いていることをイメージできるように、具体的にかつわかりやすく伝えましょう

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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