このページのまとめ
- 説明会当日にエントリーシートの提出を求められる場合もある
- 説明会当日に、会場でエントリーシートを書く場合もあるので準備しておく
- 説明会でのエントリーシート提出に備えて、自己分析などはメモしておくのが大切
説明会でエントリーシートの提出を求められるのかどうか、気になる就活生もいるでしょう。説明会よりも前に提出を求めたり、会場での記入を求めたりと、企業によって異なります。
急にエントリーシートが必要になった場合でも対応できるよう、準備しておきましょう。
この記事では、説明会でエントリーシート提出を求められた場合の対応や準備について解説します。選考にも影響するので、高評価を得られるように参考にしてください。
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- 説明会ではエントリーシートの提出を求められる場合がある
- 説明会よりも前に提出するケース
- 説明会に持参するケース
- 説明会で記入するケース
- 説明会よりも前にエントリーシートを提出する際のポイント
- 提出日がいつまでか確認しておく
- 提出方法を確認しておく
- 採用担当者の印象に残る内容にする
- 説明会にエントリーシートを持参して提出する際のポイント
- 白い封筒に入れて提出する
- 提出書類はクリアファイルに入れて提出する
- 提出時のマナーを確認しておく
- 説明会でエントリーシートを記入して提出する際のポイント
- 説明会の事前案内を確認する
- 筆記用具や証明写真を用意しておく
- 開始時刻よりも少し早めに到着しておく
- エントリーシートに書く内容を用意しておく
- 説明会で聞いた内容も盛り込む
- 説明会でのエントリーシート提出に備えて準備しておきたい内容
- 基本情報
- 志望動機
- 自己PR
- ガクチカ
- 長所・短所
- 時事問題
- 説明会でエントリーシートを提出しない場合は辞退と受け取られる
- 説明会でのエントリーシート提出に備えたいあなたへ
説明会ではエントリーシートの提出を求められる場合がある
企業説明会では、参加時や参加前にエントリーシートの提出が求められる場合があります。提出を求められて慌てないように、よくあるケースを知っておきましょう。
説明会よりも前に提出するケース
説明会よりも前にエントリーシートの提出が求められる場合は、エントリーシートの提出が説明会参加の条件になるため準備しておきましょう。
説明会よりも前にエントリーシートの提出を求めるのは、参加人数を絞るためです。応募者が多い企業は全員に会社説明会を行うのが難しく、エントリーシートの提出で参加者を決めています。
説明会に持参するケース
説明会までにエントリーシートを用意し、会場で提出するケースもあります。持ち物にエントリーシートとある場合は、記入済みのものを持っていきましょう。
エントリーシートを忘れてしまうと、そのあとに行われる選考に参加できない場合もあります。あとからの提出が認められない企業もあるので、気を付けてください。
説明会で記入するケース
説明会でエントリーシートが渡され、その場で記入するケースもあります。エントリーシートを書くと事前に周知されていないケースもあるため、もしものときに備えて準備しておくのがおすすめです。
準備なしでもエントリーシートの記入はできますが、クオリティは下がります。また、内容が思いつかず、制限時間までに書き終わらないこともあるでしょう。
企業はエントリーシートの提出を求めることで、「企業についてどれだけ知っているか」「志望度はどれほどあるか」などを見ています。志望度が高い企業の場合は、事前に準備を行い、スムーズに回答できるようにしておきましょう。
エントリーシートを考えるコツについては、「エントリーシートとは?選考を突破する書き方のコツを例文付きで解説」の記事で紹介しているので、参考にしてください。
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説明会よりも前にエントリーシートを提出する際のポイント
説明会よりも前にエントリーシートの提出が求められる場合、提出日や提出方法などの確認が大切です。ここでは、説明会よりも前にエントリーシートが必要な場合の準備について解説します。
提出日がいつまでか確認しておく
まずは提出日を確認しておきましょう。提出日を過ぎてしまうと、エントリーシートを受け付けてもらえません。
企業によっては、締め切り日がいくつか分かれている場合もあります。その場合、早い方の締め切りまでに出しておくのがおすすめです。企業はエントリーシートの提出が早い順に見る傾向があります。また、「早めに出す就活生は意欲が高い」と好意的に思う採用担当者もいるでしょう。
そのため、提出日を確認したら、早めに提出し、期限を過ぎないようにしてください。
エントリーシートの提出タイミングについては、「エントリーシートはいつまでに提出する?早めの準備がおすすめの理由を解説」の記事でも解説しています。
提出方法を確認しておく
提出方法についても、確認しておきましょう。「郵送」「採用ページから」「メール」など、複数の方法があります。
提出方法を間違えてしまうと、「確認事項を読んでいない」とマイナスの評価になる可能性も。必要のない部分で評価を下げないためにも、提出方法は確認しておきましょう。
採用担当者の印象に残る内容にする
提出するだけではなく、採用担当者に評価される内容が必要です。企業によっては、エントリーシートの内容を評価し、合格者のみが説明会に参加できるといったケースも。
特に、事前にエントリーシートを求める企業は応募者が多いことが予想されます。ほかの就活生と同じような内容では評価されず、選考に通らないでしょう。
評価されるためには、オリジナリティのある内容にし、印象に残すことが大切です。「これだけ読めば、エントリーシートの書き方がすべて分かる!」を参考に、クオリティにも気を配ってください。
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説明会にエントリーシートを持参して提出する際のポイント
エントリーシートを持参する場合には、マナーを確認しておきましょう。渡し方のマナーを守り、好印象を与えるのが大切です。
白い封筒に入れて提出する
エントリーシートは白い封筒に入れて提出しましょう。直接カバンに入れたエントリーシートを渡してはいけません。
白い封筒を選ぶのは、ほかの書類と混同されないようにするためです。よく見かける茶封筒は事務書類を入れる際によく使われるもので、ほかの書類にまぎれてしまう可能性も。エントリーシートを見落とされないためにも、白い封筒に入れておきましょう。
就活で使う封筒については、「就活で使う封筒の色やサイズは?封筒の選び方から提出時の注意について解説」の記事で詳しく解説しています。
提出書類はクリアファイルに入れて提出する
エントリーシートなどの提出書類は、クリアファイルに入れて提出してください。書類が汚れたり、カバンの中で折れたりしないようにするためです。
クリアファイルは透明なものを用意し、サイズはA4にしましょう。A4サイズであれば書類を曲げずに提出しやすいためです。
提出時のマナーを確認しておく
提出時のマナーも確認し、実践できるようにしておきましょう。たとえば、採用担当者に渡すときは、相手から見て正面になるようにし、封筒を渡します。
また、エントリーシートを手渡しする場合は、封筒に封をしないのもマナーです。郵送とは違う部分もあるので、事前に確認しておいてください。選考書類を直接渡す場合のマナーは、「履歴書を直接持っていく場合は封筒が必要?渡し方は?正しいマナーを解説」で紹介しています。
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説明会でエントリーシートを記入して提出する際のポイント
説明会でエントリーシートを記入する場合は、持ち物や記入内容など事前準備が欠かせません。準備を万全にしておけば、会場でも落ち着いて記入できるでしょう。ここでは、説明会でエントリーシートを記入し、提出する際のポイントについて解説します。
説明会の事前案内を確認する
まずは説明会の案内を確認し、エントリーシートの扱いを見ておきましょう。企業によっては、「当日エントリーシートを記入していただきます」のように、アナウンスしている場合があるからです。
また、「筆記用具を持参してください」とある場合も、エントリーシートを記入する可能性があります。突然言われても問題ないように、心構えをしておいてください。
筆記用具や証明写真を用意しておく
筆記用具は使い慣れたものを持参しましょう。企業が用意している場合もありますが、使いにくかったり壊れてしまったりすることもあります。
また、エントリーシートに証明写真を貼るケースもあるので、用意しておくのもおすすめです。写真を貼る用ののりも持っておきましょう。
開始時刻よりも少し早めに到着しておく
会場でエントリーシートを書く場合は説明会後の記入が一般的ですが、時間よりも少し早めの到着がおすすめ。資料の1つとしてエントリーシートが配られ、事前に内容を確認できるケースがあるからです。
エントリーシートの内容がわかっていれば、何を書けばいいのか考える時間が生まれ、心にも余裕ができます。説明会も、エントリーシートの記載内容を意識して聞けるなど、会場で記入する場合であっても、慌てずに済むでしょう。
ただし、早く着きすぎるのはマナー違反になるので気を付けてください。早すぎるとまだ会場の準備を行っている可能性もあり、迷惑になることも。10分前到着ぐらいが、ちょうどいい時間です。
説明会でのマナーについては、「企業説明会への参加方法は?参加のメリットやマナーを解説」の記事で解説しています。時間以外のマナーも参考にしてください。
エントリーシートに書く内容を用意しておく
エントリーシートでよく聞かれる質問については、書く内容を準備しておきましょう。メモや就活ノートに書いて持っていくと、その場で内容を考えずに済むので安心です。
たとえば、志望動機や自己PR、ガクチカなどは、企業問わずエントリーシートで聞かれる内容。ある程度内容を覚えていても、当日は緊張で何を書くのか忘れてしまうかもしれません。箇条書きやポイントだけでもいいので、書きたい内容をまとめておきましょう。
説明会で聞いた内容も盛り込む
エントリーシートには、説明会で聞いた内容も入れるのがおすすめです。話を聞いていたことをアピールできます。たとえば、「△△さまの△△について、△△と感じました」「△△についてうかがい、より貴社への志望度が増しました」のように答えられるでしょう。
前もって準備している内容もよいですが、当日の話しもうまく織り交ぜながら答えてみてください。
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説明会でのエントリーシート提出に備えて準備しておきたい内容
エントリーシートでは、志望動機や自己PRなど、聞かれる内容が想定できます。よく聞かれる内容を紹介するので、事前準備の参考にしてください。
ただし、エントリーシートの内容は企業ごとに異なります。想定していない問題が出題されることも多い点は覚えておきましょう。
基本情報
基本情報とは、「住所」「氏名」「大学名」のように、あなた自身の情報のことです。「正式名称で書く」「誤字脱字に気を付ける」などに注意しておけば問題ありません。
志望動機
志望動機は聞かれる企業が多いので、必ず対策しておいてください。企業への志望度や熱意が見られています。
志望動機でアピールするには、企業研究を入念に行うのが大事。ほかの企業ではなく、「なぜこの企業なのか」が明確に伝われば、評価される志望動機になります。
志望動機のコツについては、「志望動機の組み立て方は順番が大事!好印象を与えるポイントや例文をご紹介」の記事も参考にしてください。説明会で聞いた内容も交えて作成すれば、さらに評価してもらえるでしょう。
自己PR
自己PRでは、自分の強みやスキルをアピールします。採用担当者に、「強みを発揮し、仕事で活躍できそう」とイメージさせるのがコツです。
自己PRでは、最初に強みを答えるようにしてください。「私の強みは△△です」のように、結論から伝えれば、強みが明確になります。自己PRについては、「受かる自己PRの書き方とは?基本的な構成や評価されるポイントを解説」の記事を参考にしてください。
ガクチカ
ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略です。アルバイトやサークル、ボランティアなど、力を入れたことを答えましょう。ガクチカを考える際によくある悩みが、自己PRとの違いです。ガクチカは「頑張った出来事」、自己PRは「自分の強み」をアピールすれば問題ありません。
そのため、ガクチカに回答する際は、「私が学生時代に力を入れたことは、△△です」のように伝えてください。「どのように頑張ったのか」「どのような経験をしたか」を伝えれば、よりよいアピールにできます。
ガクチカについては、「ガクチカの例文18選!書き方の3ステップや企業の評価基準を解説」で詳しく解説しているので、参考にしてください。
長所・短所
長所短所が聞かれる場合もあるので、準備しておきましょう。「企業に合いそうな人物か」「仕事で活かせる長所はあるか」などが見られています。
注意点は、「特にありません」と回答しないことです。マイナスなイメージを避けるため「短所はありません」と答える就活生もいるので気を付けましょう。
短所を答える際は、「どのように改善しようとしているか」を伝えるのがポイント。伝え方次第でアピールになることを知っておきましょう。長所・短所の答え方については、「就活で「長所・短所」の魅力的な伝え方!26個の長所一覧と例文付き」の記事で解説しているので、参考にして考えてみてください。
時事問題
時事問題について質問し、学生の興味関心や勉強度合いを確認する企業もあります。新聞やニュースを確認し、答えられるようにしておきましょう。
時事問題では、内容を説明するだけではなく、自分の意見が問われる場合もあります。普段から時事問題について考え、自分なりの意見を伝えられるように準備しておきましょう。時事問題の対策については、「就活の時事問題はどう対策する?聞かれやすい問題はコレ」の記事も参考になるでしょう。
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説明会でエントリーシートを提出しない場合は辞退と受け取られる
説明会でエントリーシートを出さない場合、選考辞退と受け取られます。選考を受けたい企業のエントリーシートは、必ず出しましょう。
また、エントリーシートを出すタイミングによっては、辞退連絡が不要な場合もあります。たとえば、説明会の予約をせずに、エントリーシートの提出が求められる場合です。この場合、エントリーシートの提出がなければ、そのまま辞退扱いになるのが一般的。メールや電話などで、連絡する必要はありません。
選考を辞退するケースについては、「選考辞退は怖くない!就活生が企業に連絡する正しい方法」の記事で解説しています。説明会や選考への参加が決まっている場合、連絡が必要なことは覚えておいてください。
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説明会でのエントリーシート提出に備えたいあなたへ
説明会でのエントリーシートの提出を行うためには、事前準備が欠かせません。必要な持ち物や内容を書いたメモなどを用意しておけば、会場で記入する場合も対応できます。
しかし、「エントリーシートには何を書けばいい?」と悩む人もいるでしょう。エントリーシートの書き方やアピール方法に悩む場合は、ぜひキャリアチケットに相談してください。
キャリアチケットは、就活生の内定獲得をサポートする就活エージェントです。エントリーシートの書き方はもちろん、自己分析や企業研究など、必要なサポートもお任せください。
エントリーシートの選考を突破するには、ほかの就活生との差別化が必要です。就活のプロにアドバイスを受け、あなたの魅力をアピールできるエントリーシートを作成しましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。