このページのまとめ
- エントリーシートは早めの提出が好印象、就活スケジュールの早い業界に注意
- エントリーシートの提出期限は厳守、間に合わなかった場合は無効に
- エントリーシートの質問は事前準備で時短、類似質問は加筆修正して流用
就活が始まると、まず直面するのがエントリーシートです。いつまでに提出すればいいのかや、そもそも入手する方法がわからない人もいるかもしれません。
この記事では、ESの入手方法や早めの提出がおすすめな理由、注意点、準備のコツを詳しく紹介します。
ギリギリで焦らず、就活のいいスタートをきる参考にしたい方は、ぜひご一読ください。
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- エントリーシート(ES)はいつまでに出す?早めの提出が重要
- 大学4年生の3月~5月がほとんど
- 提出時期が早い業界・企業に注意
- 二次締切を用意している企業もある
- エントリーシートの入手方法
- エントリーシートは早めの提出がおすすめな3つの理由
- 1.エントリーシートは受付順にチェックされるから
- 2.早めに読まれる方が採用担当者のモチベーションが高いから
- 3.合否を迷った際に合格する場合があるから
- エントリーシートを提出する際の3つのポイント
- 1.提出締め切りを厳守する
- 2.送り状を入れる
- 3.郵送時は白い封筒に入れる
- エントリーシートを早めに準備するための3つのコツ
- 1.よくある質問はあらかじめ考えておく
- 2.似た質問は言い換えて流用する
- 3.企業の求める人物像を調べておく
- エントリーシートをいつまでに出すかなど就活へ不安がある方へ
エントリーシート(ES)はいつまでに出す?早めの提出が重要
エントリーシートは早めに提出しましょう。企業にもよりますが、大学4年生の3月ごろには提出がスタートします。ここでは、エントリーシートの提出期限について解説するので、参考にしてください。
大学4年生の3月~5月がほとんど
エントリーシートをいつまでに提出するかは会社によって様々です。しかし、6月ごろには選考が開始され、10月には内定がでる会社が多くあります。そのため、大学4年生の3月〜5月ごろに、ESの提出期限を設定し、6月以降の選考に備えるケースが多いと覚えておきましょう。
ESは提出期限内であれば読んではもらえますが、早く提出することで、採用担当者に熱意をアピールでき、好印象を抱かれやすいメリットがあります。事前に情報収集ができていると、プラスの評価にもつながるかもしれません。
ただ、ESは中身も重要です。できるだけ余裕を持って就活を進められるよう、計画的に準備を進めましょう。
提出時期が早い業界・企業に注意
提出時期がほかの会社よりも早い企業もあるので注意してください。就活のスケジュールは、あくまでも目安です。
たとえば、1年を通して採用活動を行う会社は、提出時期が決まっていない場合もあります。また、秋採用を実施しており、夏休み後すぐに選考を行って内定を出す会社もあるでしょう。
志望する業界や企業について研究し、「いつの間にかエントリーシートの提出期限を過ぎてしまった」のようなミスを防ぐようにしてください。
就活のスケジュールが早く、注意が必要な業界について詳しく知りたい人は、「内定時期はいつごろ?早期に内定が出る企業と早めに獲得するためのコツを解説」の記事を読んでおきましょう。
二次締切を用意している企業もある
企業によっては、エントリーシートの二次締切を設けている場合もあります。一次締め切りから数週間後が提出時期になりやすいので覚えておきましょう。
二次締切がある背景には、「1度の募集だと数が多すぎて選考ができない」「1度目の選考では募集人数が足りなかった」などが挙げられます。志望する会社の場合、二次締め切りがあるかまで確認しておくといいでしょう。
ただし、二次締切は一次締め切りに比べて、選考を突破できる人数が少ない傾向にあります。基本的には一次締切で応募し、どうしても間に合わない場合は二次締切を狙いましょう。
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エントリーシートの入手方法
エントリーシートの入手方法には、「会社説明会での配布」「資料請求と同時の郵送」「Webでのダウンロード」などがあります。
Webでダウンロードする場合は、自分で行わなければなりません。ダウンロードのし忘れがないように、早めに入手しておきましょう。
また、エントリーシートをダウンロードする際は、どの学年を対象にしているか気を付けてください。会社によっては4年生向けと3年生向けでわかりにくい場合もあるので、対象学年を確認しておきましょう。
また、会社説明会後にそのままエントリーシートの記入を求められるケースもあります。自己PRや学生時代に力を入れたことなど、よく聞かれる設問はあらかじめ用意しておくといいでしょう。
まずは早めにプレエントリーをし、スムーズに本エントリーできるよう準備することが重要です。
エントリーシートの入手方法については、「エントリーシートの書き方を項目別に解説!例文や5つの注意点もご紹介」を参考にしてください。
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エントリーシートは早めの提出がおすすめな3つの理由
エントリーシートを早めに出すのがおすすめなのは、「受付順にチェックされやすい」「早めに読まれた方が採用担当者に評価されやすい」などの背景があるからです。ここでは、早めの提出がおすすめな理由を紹介します。
1.エントリーシートは受付順にチェックされるから
企業の採用担当者は受け付けた順番にエントリーシートに目を通します。早く提出した就活生のエントリーシートが全体の基準になるため、期限ギリギリに提出するよりも選考通過のハードルは低いでしょう。
また、エントリーシートが到着した人から順に選考がスタートするため、エントリーシートの最終期限を待たずに通過者が定員上限に達する可能性もあります。その場合、選考通過が難しくなるので、早めに提出するようにしてください。
2.早めに読まれる方が採用担当者のモチベーションが高いから
早めに提出したほうが、採用担当者のモチベーションは高くなります。採用担当者は毎日多くのエントリーシートに目を通すことになり、後半になると疲れてきやすいからです。
また、早めに送ってくる就活生に対して、「やる気がある」と好意的に捉えるケースもあります。遅い時期になるよりも、早めに送った方が印象をよくできるでしょう。
3.合否を迷った際に合格する場合があるから
もし、合否を悩むラインだったとき、エントリーシートを早めに提出していたなら暫定的に選考通過となる場合があります。早めの時期は選考を通過させる枠に余裕があるからです。
同じ内容のエントリーシートなら、早めに送った方が選考を通過しやすくなります。後から見てもらうよりも、先に見てもらった方が有利なので覚えておきましょう。
エントリーシートの提出時期が就活の結果に及ぼす影響については、「ESは提出期限ギリギリで出しても大丈夫?不利にならないための提出時期を解説」の記事でも解説しているので、参考にしてください。
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エントリーシートを提出する際の3つのポイント
エントリーシートを提出する際は、締め切りを守り、提出方法にも注意しておきましょう。ここでは、提出時のポイントを3つ解説します。
1.提出締め切りを厳守する
基本的に、提出期限を過ぎたエントリーシートは見てもらえません。
郵送で提出する場合は、必要な日数を差し引いて提出することを忘れないようにしましょう。郵送にかかる日数は、日本郵便のホームページから確認できます。配達方法や、投函した時間によっても変わるので、注意が必要です。
また、Webで提出する場合は、締切間際はインターネット回線が込み合う可能性も念頭においておきましょう。
2.送り状を入れる
送り状を入れておくと、好印象を与えやすくなります。下記のような内容を記載して、作成してください。
・日付(記入日ではなく提出日)
・正式な会社名、人事部 △△様(わからない場合は採用ご担当者様)
・自分の郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、名前
・表題(エントリーシート送付について、など)
・あいさつ文、要旨
・記(エントリーシート1部など)
ただし、送り状は送付不要とされている場合があります。その場合は指示に従い、送らないようにしましょう。
3.郵送時は白い封筒に入れる
郵送で送る場合は、白の封筒に入れましょう。サイズはA4の紙を折らずに入れられる角2サイズがおすすめです。
封筒の表面には、次の内容を記載しましょう。
・宛名(企業名)を正式名称で記入
・送り先は部署名まで明記
・赤字で左下に「エントリーシート在中」と記入
裏面には、次の内容を記載してください。
・自分の住所と名前を記入
・のり付け後「〆」を記入
また、投函しても料金が不足していると届きません。切手は過不足のないよう、注意が必要です。不安な場合はポストではなく、郵便局まで直接持っていくといいでしょう。
また、提出期限ぎりぎりになってしまった場合は、速達を利用する方法もあります。
ただ、時間にルーズな人物という印象を与えかねないため、最後の手段とするのが賢明でしょう。
速達を利用した際のデメリットについては、「速達で応募書類を送るのはOK?書き方と送り方のマナー」を参考にしてください。
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エントリーシートを早めに準備するための3つのコツ
エントリーシートは早めの提出がいいと分かっても、入手してから取り掛かっていては、時間がかかってしまいます。効率よく就活を進めていくためにも、エントリーシートを作成するコツを掴みましょう。
1.よくある質問はあらかじめ考えておく
エントリーシートには、「どの企業でも共通して聞かれる質問」と「企業独自の質問」の2種類があります。
共通して聞かれる質問として代表的なのは
・長所を問うもの
・仕事の意欲を問うもの
が挙げられます。
これらの質問に対する答えは、エントリー受付開始前に考えておくといいでしょう。時間に余裕が生まれれば、そのほかの質問に対する答えに時間をかけられます。
2.似た質問は言い換えて流用する
質問の言い回しが違っても、聞きたい内容は共通している場合があります。その場合は、細かい表現を変えながら流用することで、エントリーシートにかける時間を短縮しましょう。
例えば、長所を問う場合は「長所はなにか」や「学生時代に力を入れてきたことはなにか」と言い換えることができます。
仕事の意欲を問う場合は「志望動機」や「入社してやりたいこと」などと言い換えられるでしょう。
3.企業の求める人物像を調べておく
とはいえ、志望動機や自己PRは企業の求める人物像にマッチした内容が望ましいため、部分的な変更は必須です。
志望する企業が求める人物像についてはあらかじめ調べ、適宜、加筆修正するなどの事前準備を忘れずに。エントリーシートを入手したらすぐに記入できる項目を増やし、気持ちに余裕をもって早めの提出を目指しましょう。
就活のエントリーシートをより効率よく準備するための方法は、「就活のES提出の時期はいつ?書き方のポイントや注意点もご紹介」を参考にしてください。
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エントリーシートをいつまでに出すかなど就活へ不安がある方へ
エントリーシートは早めの提出がおすすめです。早めに提出をしておけば、提出時期を忘れることもなく、採用担当者からの印象もよくなります。
しかし、エントリーシートを早く提出するために、いつまでにどんな準備をしておけばいいの?と思う人もいるでしょう。そんなときは、OBの意見を参考にするほか、就活のプロである就活エージェントに頼ることも一つの手段です。
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