このページのまとめ
- 就活初期の就職先の決め方では、自己分析や就活の軸の優先順位付けが大切
- 複数内定獲得後は、条件やメリット・デメリットを可視化し各企業を比較する
- 就職先の決め方で迷っても知名度や条件だけで選ばず、価値観とのマッチ度を重視しよう
「志望企業が絞れない」「内定をもらったけれど、本当にここで良いの?」と、就職先の決め方に迷う学生は少なくありません。人生における重要な岐路だからこそ、失敗したくないと不安になるのは当然です。
この記事では、大学生が仕事を選ぶうえで重視したい基準をランキング形式で紹介します。就活初期と内定獲得後に分けて、具体的な就職先の決め方を解説するので、ぜひ参考にしてください。
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- 大学生が重視したい就職先の決め方の基準ランキング
- AIによる代替の有無を基準にしている学生が増加
- あなたはどっち?就職先の決め方で迷うタイミング
- 【状況別】就職先の具体的な決め方
- 就活初期の場合
- 就活後期の場合
- そもそも就職先を決められない・迷う理由
- 就活初期の場合
- 複数の内定先から1つを選ぶ場合
- 就職先を決めるときの注意点
- 1.企業規模や知名度だけで判断しない
- 2.給料や福利厚生など表面的な魅力だけで決めない
- 3.周囲の意見やSNSの情報などに流され過ぎない
- 4.懸念点を放置しない
- 5.将来的に自分の考えや価値観は変わる可能性がある
- 6.配属先が希望どおりにならないリスクも踏まえておく
- 就職先の決め方で悩んでいるあなたへ
- 就職先の決め方についてよくある質問
- Q.就職先の決め方を給料の高さにするのは良くない?
- Q.迷ったら直感で就職先を決めても大丈夫?
- Q.家族や友人に反対された就職先は避けたほうが良い?
- Q.就職先が選べないときはとりあえず内定承諾すれば良い?
大学生が重視したい就職先の決め方の基準ランキング
大学を卒業して働き始めると、年間約2,000時間もの時間を職場で過ごすことになります(1日8時間、週5勤務の場合)。就職先とのミスマッチが生じると、早期離職のリスクが高まるだけでなく、ストレスや体調不良の原因になることも。だからこそ、就職先の決め方は重要です。
まずは、キャリアチケットが21卒の学生を対象に行った「就職動向に関する調査」をもとに、大学生が仕事選びで重視したい判断基準をランキング形式で紹介します。
| 順位 | 基準(回答数割合※複数回答可) |
|---|---|
| 1位 | 仕事内容(33.6%) |
| 2位 | 給与(28.9%) |
| 3位 | 職場の雰囲気(25.6%) |
| 4位 | 勤務地(25.1%) |
| 5位 | 福利厚生(23.5%) |
このランキングは、「もう一度就職活動するならどのような判断軸で就職活動をするか」という質問への回答をもとに作成しました。これらの基準を参考に、「自分にとって何が一番譲れないか」を明確にすることが、後悔のない選択への第一歩といえるでしょう。
ほかに仕事探しの軸となる基準はさまざまです。「就活の軸一覧100選!選び方や答え方のポイントを回答例文とともに解説」の記事も参考にしてみてください。
参照元
キャリアチケット
就職動向に関する調査(2021年卒)
AIに置き換えられるかを基準にしている学生が増加
近年、急速に進化するAIに仕事が代替されるかどうかを、仕事選びの基準にする学生が増加傾向にあるようです。
キャリアチケットの「2027年卒の就活実態調査(前編)」によると、「AIに将来の仕事を代替されるかもしれない」と不安を抱いている学生は41%という結果が出ています。

また、同調査では「AIの進化が志望職種に影響を与えた」と回答した学生は46.7%となっており、就活におけるキャリア選択にも影響を与えていることが分かるでしょう。

キャリアチケットの「28卒の就職活動に関する実態調査【後編】」では、AIが普及する中でのキャリア選択において「専門性」や「現場知見」の習得を重視すると答えた学生は、78.6%にのぼっています。

このように多くの学生が、人間の強みを発揮できるキャリアを模索しています。
具体的には、ただ技術的なスキルを磨くだけでなく、創造性や対人スキルといった「AIには代替しにくい領域」で専門性を身につけようとする動きが目立っているといえるでしょう。実際、同調査における志望職種を見ると、マーケティングなどの企画職や営業職に人気が集まる結果となりました。
こうしたデータからも、これからの就活では「AIとどのように共働し、どのような経験を積めるか」という視点を持つ重要性が高まっていることが予想できます。数年後の市場価値を見据えた企業選びを行うためにも、志望する仕事の将来性や、入社後に得られるスキルについてあらかじめ整理しておくのがおすすめです。
職種ごとの将来性をさらに詳しく比較したい場合は、「今ある仕事の半数はAIに代替可能?AIによってなくなる仕事、なくならない仕事」の記事もチェックしてみてください。
参照元
キャリアチケット
2027年卒の就活実態調査(前編)
28卒の就職活動に関する実態調査【後編】
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あなたはどっち?就職先の決め方で迷うタイミング
就職先の決め方で迷う瞬間は、就活のフェーズによって大きく2つのパターンに分かれます。

1つ目が就活初期のエントリー企業を選ぶ段階、2つ目が内定獲得後に入社する1社を絞り込む段階です。あなたが今どちらの段階にいるかによって、とるべきアプローチが異なります。それぞれの状況に応じた具体的な解決策については、次項で詳しく見ていきましょう。
就活に欠かせない業界や企業、職種に関する研究の重要性を解説している「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事も、あわせてチェックしてみてください。
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【状況別】就職先の具体的な決め方
ここでは、就活初期と内定獲得後の2つの状況に分けて、具体的な就職先の決め方を解説します。自分の状況に当てはまる方法を参考にしてみてください。
就活初期の場合
就活を始めたばかりの段階では、自分自身を深く理解し、明確な軸をもつことが重要です。この時期に行うべき4つのステップを紹介します。
自己分析の深掘りをする
就職先を決めるためには、まず自分について深く理解する必要があります。以下のような方法で自己分析に取り組んでみてください。
ポイント
- 過去の経験(学業、アルバイト、課外活動など)を振り返る
- 自分の性格や行動パターンを分析する
- 興味・関心のある分野を特定する
- 得意なこと、不得意なことをリストアップする
ただ過去の経験や興味関心を整理するだけでなく、「なぜ楽しいと感じられたのか」「なぜ興味をもっているのか」について深掘りしてみることが大切です。自分の強みや弱み、価値観を理解すると、就職先を選ぶ基準が明確になってくるでしょう。
また、自己分析を進めるうちに、無意識に自分の強みを志望業界が求める強みに寄せてしまったり、性格診断で当てはまる箇所だけに目を向けてしまったりする場合があります。そのため、他己分析や第三者の客観的な意見なども含め、総合的に考えることが重要です。
就職エージェントを利用すると、就活のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを受けながら、自己分析が進められます。就活エージェントについて詳しく知りたい方は、「就活エージェントとは?無料で使える仕組みや選び方を解説」の記事をご一読ください。
就活の軸に優先順位をつける
就活の軸とは、就職先を選ぶ際の判断基準となる要素のことです。自己分析の結果を踏まえ、自分にとって優先すべきことを見極め、優先順位をつけてみましょう。
就活の軸を定めるには、以下の観点のうち、どの要素を企業に求めるかを考えてみる必要があります。
ポイント
- 仕事内容(やりがい、専門性、社会貢献度など)
- 企業の特徴(規模、知名度、成長性、安定性など)
- 労働条件(給与、福利厚生、ワークライフバランスなど)
- キャリアパス(成長機会、海外勤務の可能性など)
- 勤務地(都市部か地方か、転勤の有無など)
これらのなかから、自分にとって特に重要な要素を3~4つ選び、優先順位をつけてみてください。「仕事内容」「成長機会」「ワークライフバランス」を重視する人もいれば、「給与水準」「企業の安定性」「勤務地」を重視する人もいます。人によって重視するポイントは異なるので、自分なりの譲れない軸を定めてみましょう。
企業・業界研究で理解を深める
求める条件が整理できたら、条件に合致する求人を探すために業界・企業研究を進めます。興味のある業界のビジネスモデルや将来性を調べ、そのなかで各企業がどのような立ち位置にいるのかを比較していきましょう。
企業の公式サイトだけでなく、IR情報や業界地図なども活用して、客観的なデータに基づいた理解を深めることが重要です。企業理解はミスマッチを防ぐだけでなく、面接での説得力ある志望動機の作成にも直結します。
あわせて、企業の口コミサイトを確認したり、OB・OG訪問で実際に働く社員の声を直接聞いたりすることも、公式サイトだけでは分からない実態を把握するうえで有効です。
企業研究のやり方は「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就活成功を目指そう」の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目指すキャリアプランを言語化する
将来自分がどのような社会人になりたいのか、長期的なキャリアプランを言語化しておくことも企業選びの重要な指標になります。「5年後に専門スキルを身につけて独立したい」「マネジメント層として組織を牽引したい」などの目標が明確になれば、それを実現できる制度や環境が整った企業を選べるでしょう。
明確なキャリアプランを描くのが難しい場合は、堅苦しく考えず「将来の理想の働き方」から想像してみるのがおすすめです。たとえば、「公私をしっかり分けて、休日は自分の時間を大切にしたい」「場所にとらわれずリモートワークで働きたい」など、ライフスタイルの希望も立派な基準になります。
就活後期の場合
就活後期は、内定を得た企業の中から「本当にここで良いのか」を最終的に見極める段階となります。1社のみの場合はもちろん、複数から選択する際も、入社後のミスマッチを防ぐための慎重な判断が不可欠です。納得のいく決断を下すためにも、この時期はより具体的で客観的な基準を用意しましょう。
希望条件に配点をつけてスコア化する
複数の内定先を客観的に比較するために、希望条件に配点をつけてスコア化する方法が効果的です。この方法により、感情に左右されずに合理的な判断ができます。
まず、自分にとって重要な項目を5〜6個ピックアップしましょう。そして、以下のように各項目の重要度に合わせて配点を設定し、各社を採点します。
| 条件 | 配点 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|---|
| 仕事内容 | 30点 | 25点 | 20点 | 28点 |
| 成長環境 | 25点 | 20点 | 23点 | 22点 |
| 給与・待遇 | 20点 | 18点 | 19点 | 15点 |
| 職場環境 | 15点 | 12点 | 14点 | 13点 |
| 勤務地 | 10点 | 8点 | 6点 | 9点 |
| 合計 | 100点 | 83点 | 82点 | 87点 |
感情だけで悩んでいると堂々巡りになりがちですが、このようにスコアを出すと、自分の価値観との合致度を判断しやすくなります。
各企業のメリット・デメリットを可視化する
各内定先のメリットとデメリットを整理し可視化することで、より深い比較検討ができます。以下のように各社の特徴を書き出し、比較してみましょう。
| 企業名 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| A社 | ・充実した研修制度 ・安定した経営基盤 ・業界トップクラスの技術力 |
・転勤の可能性 ・年功序列の文化 ・新しい挑戦がしにくい環境 |
| B社 | ・若手にも裁量権 ・成長業界での事業展開 ・フレックス制度 |
・給与水準がやや低い ・将来性に不安 ・激務の可能性 |
このように整理すると、自分にとって許容できるデメリットと、絶対に譲れないメリットを冷静に判断しやすくなり、納得感のある決断ができるでしょう。
内定後面談をして企業の雰囲気を再確認する
迷いが晴れない場合は、内定先企業の担当者にお願いして内定後面談の機会を設けてもらうのがおすすめです。面接という評価の場ではなく、フラットな雰囲気でリアルな働き方や職場の雰囲気を直接聞くことで、企業との相性を確かめやすくなります。
現場の生の声を聞き、一緒に働く人たちの顔を見れば、「この人たちと働きたい」という精神面の一押しを得られるケースは少なくありません。
内定後面談について詳しく知りたい方は、「【新卒向け】内定後面談とは?当日の流れや聞くべき質問リストを紹介!」の記事を参考にしてみてください。
第三者からアドバイスを受けてみる
最終的な判断を下す前に、信頼できる第三者からアドバイスを受けることも有効です。客観的な視点での意見は、自分では気づけない重要なポイントを教えてくれる可能性があります。大学のキャリアセンターの職員や信頼できる先輩、就職エージェントなどに意見を求めてみましょう。
ただし、最終的な決断を下すのはあくまで自分自身です。周囲の意見は「視野を広げるための材料」として捉え、最後は自分の意志で選択してください。
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そもそも就職先を決められない・迷う理由
適切な対策を講じるためには、自分がなぜ迷っているのかを正しく理解することが大切です。以下に挙げる主な原因を参考に、自分が就職先を決めかねている根本的な理由を紐解いてみましょう。そうすることで、前述した就職先の具体的な決め方を効果的に活用できるようになります。
就活初期の場合
就活初期の段階では、自分に合う企業が見つからずに行き詰まる人が多いようです。この段階での悩みは、主に以下の3つのパターンに分類されます。
・選択肢が多過ぎて応募先を選べない
・やりたい仕事や向いている仕事が分からない
・世の中にどのような企業があるのかを知らない
まず、膨大な求人情報を前にして「選択肢が多過ぎて応募先を選べない」というケースです。条件の絞り込みができず、情報過多で思考がフリーズしてしまっている状態を指します。
次に、自己分析が不十分なために「やりたい仕事や向いている仕事が分からない」というケース。目指す方向性が見えないことで、将来への不安から行動が鈍ってしまいます。
そして最後が、身近な大企業ばかりに目が向き、「世の中にどのような企業があるのかを知らない」というケースです。独自の専門技術をもつBtoB企業や、特定の分野でトップシェアを誇る中堅企業など、視野を広げれば知名度が低くても優れた企業は多く存在します。
自分に向いている仕事の見極め方は「向いてる仕事がわからない就活生へ!適職を見つける7つの方法を解説」の記事をご参照ください。
複数の内定先から1つを選ぶ場合
この段階では、企業の良い面だけでなく懸念点も具体的に見えてくるため、人によっては迷いがより深まることがあります。内定をもっている学生が抱えやすい悩みは、主に以下の3つです。
・「本当にこの企業に決めて良いのか」と不安になる
・どの企業も魅力的で1社に決められない
・どの企業も決め手がなく選べない
まず、1社に絞る段階で「本当にこの企業に決めて良いのか」と不安になるケースです。これが最良の選択なのか確証がもてず、自問自答を繰り返してしまっている状態といえます。
次に、条件が異なる複数の優良企業を前に「どの企業も魅力的で1社に決められない」というケースです。他社を捨てる責任の重さや、期限が迫る焦りから決断の難易度が上がってしまいます。
そして最後が、企業の一長一短が目につき「どの企業も決め手がなく選べない」というケースです。妥協して今の内定先から決めるべきか、それとも納得いくまで就活をやり直すべきかという選択を迫られ、立ち往生してしまっている状態といえるでしょう。
就職先選びで迷うのは、あなたが自分の将来と真剣に向き合っている証拠です。まずは「なぜ迷っているのか」という自分の現在地を受け止め、納得のいく決断に向けて一歩ずつ歩みを進めていきましょう。
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就職先を決めるときの注意点
就職先を決める際に、学生が陥りがちな落とし穴があります。後悔のない就活を行うために、以下の6つの注意点を押さえておきましょう。
1.企業規模や知名度だけで判断しない
企業の知名度や世間的な評判だけで、就職先を決めないように注意しましょう。大手企業や有名企業が、必ずしも自分に合った環境であるとは限りません。表面的なイメージと実際の職場環境や仕事内容は、しばしば異なることがあります。
就職先を選ぶ際は企業のイメージではなく、実際の業務内容や企業文化、社員の声に注目しましょう。知名度は低くても、自分の価値観やキャリア目標に合致する中小企業やベンチャー企業も存在します。それらを見逃さないよう、応募先や内定承諾先を決める前にしっかり調査を行うことが大切です。
2.給料や福利厚生など表面的な魅力だけで決めない
就職先を選ぶ際には、高額な初任給や充実した福利厚生など、表面的な魅力に惑わされないよう注意することも大切です。長期的なキャリアや満足度を得るには、より本質的な要素で企業を選ぶ必要があります。
給与は高くても極端な長時間労働が常態化している企業や、福利厚生は充実していても社員の成長機会が限られている企業などもあるので、表面的な魅力の裏にある実態をしっかり見極めるプロセスが必要です。
なお、厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、2025年の大卒初任給の平均は26万2,300円で、前年から5.6%増加しました。初任給の相場観を押さえておくと、給与だけで即決するのではなく、ほかの条件と合わせて冷静に比較しやすくなります。
表面的な魅力で判断しないためにも、企業研究を徹底的に行う必要があります。「企業研究のやり方6ステップ!新卒向けに就活で調べる項目や情報源を紹介」の記事を参考に、志望企業の魅力を探してみてください。
参照
厚生労働省
令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況
3.周囲の意見やSNSの情報などに流され過ぎない
親や友人からもらった意見、SNSの口コミを鵜呑みにし過ぎるのは危険です。他人の価値観と自分の価値観は異なるため、周囲が良いと思う就職先が自分にも合うとは限りません。インターネット上の口コミも、不満をもつ一部の人の偏った意見である可能性があります。
あくまで参考程度にとどめ、最終的には自分で集めた一次情報と自分の意思で就職先を決めることが重要です。
4.懸念点を放置しない
就職先を検討するなかで感じた違和感や不安は、軽視せずに向き合うことが大切です。これらの懸念点を放置したまま入社すると、後々大きな問題に発展するリスクがあります。
たとえば、以下のような懸念点は要チェックです。
チェックリスト
- 業界の将来性に不安がある
- 企業の経営方針に疑問を感じる
- 職場の雰囲気が自分に合わなそう
- 仕事内容が自分のスキルや興味と合致しない
懸念点がある場合、積極的に情報収集を行い、可能な限り解消するよう努めましょう。企業の担当者に直接質問したり、OB・OGに相談したりすることで、より具体的な情報を得られる可能性があります。
懸念点を完全に解消できない場合、そのリスクを受け入れられるかどうかを慎重に検討しなければなりません。懸念点が大き過ぎると判断できる場合は、その企業を選択肢から外すことも検討すべきでしょう。
5.将来的に自分の考えや価値観は変わる可能性がある
今の自分がこの仕事がやりたいと思って選んだ企業でも、実際に働き始めたり、ライフステージが変わったりすることで、価値観が変化する可能性は十分にあります。そのため、現在の価値観だけで判断するのではなく、将来の変化も考慮に入れた柔軟な選択をすることが大切です。
たとえば、現在は仕事のやりがいを重視していても、結婚や子育てを経験すると安定性やワークライフバランスを求めるようになる場合があります。また、実際に働き始めると、想像していた仕事と現実のギャップに気づき、新たな興味や関心が生まれることもあるでしょう。
価値観の変化に対応するためには、将来的にキャリアチェンジがしやすい企業を選んだり、幅広いスキルを身につけられる環境を重視したりすることも検討すべきといえます。
6.配属先が希望どおりにならないリスクも踏まえておく
就職先の決め方で注意すべきポイントとして、配属先が希望どおりにならないリスクも踏まえておきましょう。たとえ希望が通らなかった場合でも、その企業で働く目的やメリットを見出せるかどうかを、入社を決める前に自分自身に問いかけておくことが大切です。
会社説明会や面接では配属に関する質問を積極的に行い、企業の配属方針や過去の実績について情報収集しておくと安心できるでしょう。
配属先が決まるまでの流れや希望部署に行くためのポイントは、「配属とは?勤務先が決まるまでの流れや希望部署へ行くコツを解説」の記事でご紹介しています。こちらもご参照ください。
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就職先の決め方で悩んでいるあなたへ
就職先は、人生における重要な選択の一つです。悩むのは当然であり、慎重に検討することは決して悪いことではありません。まずは、自分がどの段階で就職先選びにつまずいているのかを特定したうえで、この記事で紹介した具体的な決め方を参考に、冷静に考えてみてください。
キャリアチケット就職エージェントは、就活のプロが一人ひとりの状況に合った求人を紹介します。自己分析を一緒に行うので、就活初期に「自分に合う仕事が分からない…」と悩んでいる場合も安心です。
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就職先の決め方についてよくある質問
最後に、就職先の決め方についてよくある質問への回答をご紹介します。
就職先の決め方を給料の高さにするのは良くない?
給料の高さを就職先を選ぶ判断材料にすること自体は、決して悪いことではありません。労働に対する正当な対価を求めるのは自然なことであり、高いモチベーションにつながるためです。
ただし、給料が高い背景には成果へのプレッシャーが強い、残業時間が多いといった理由が隠れているケースも考えられます。給料の高さだけを見て安易に決めるのではなく、対価として求められる働き方が自分の許容範囲内であるかをセットで確認することが重要です。
初任給の相場は年によって変動するため、この記事の「就職先を決めるときの注意点」で紹介した最新データも参考にしながら、給与以外の条件と合わせて総合的に判断しましょう。
迷ったら直感で就職先を決めても大丈夫?
論理的に条件を比較検討したうえで、最後の最後に迷ってしまったときは、自分の直感を信じた決め方をするのも一つの手段です。説明会や面接を通じて感じた「雰囲気が良さそう」「この人たちと一緒に働きたい」という直感は、言語化できない相性の良さを反映していることもあります。
情報収集や比較検討をせず直感で決めるのはおすすめできませんが、十分な情報を集めて懸念点もクリアにした状態での直感であれば、入社後に後悔するリスクは比較的少ないと考えられるでしょう。
家族や友人に反対された就職先は避けたほうが良い?
家族や友人の意見は参考にすべきですが、最終的な判断は自分自身で行うことが重要です。反対の理由を詳しく聞き、それが合理的な根拠に基づいているかを検討しましょう。
理由が合理的で、あなた自身も納得できる場合は、その就職先を避けるのも一つの選択肢となります。しかし、偏見や誤解に基づく反対であれば、正しい情報を提供して理解を求めることも必要です。
反対意見を鵜呑みにしたり反発したりせず、冷静に検討しましょう。最終的に自分の人生に責任をもつのは、自分自身であることを忘れてはいけません。
就職先が選べないときはとりあえず内定承諾すれば良い?
どうしても決めきれない場合、ひとまず内定を承諾してキープしておくこと自体は可能であり、法律上の問題もありません。しかし、他社への就活を続けたり、辞退を長引かせたりすることは、企業側に多大な迷惑がかかる行為でもあります。
期限の許す限りは内定後面談などを活用して判断材料を集め、自分の意志で結論を出す努力をしてください。納得感をもって内定をもらった企業を選べない場合は、内定を辞退して就活を継続することも一つの立派な選択です。
就活をやり直す場合は、「就活をやり直したいと思う理由は?リスクや決断したときにやることも紹介」の記事にも目を通してみてください。
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