新卒でWebデザイナーになるには?未経験から就職するためのコツを紹介

このページのまとめ

  • 新卒未経験からでもWebデザイナーへの就職は十分可能である
  • 選考では、デザインやコーディングの基礎知識と論理的思考力が確認される
  • 内定獲得には、制作プロセスを明記した質の高いポートフォリオが必須

「新卒で未経験からWebデザイナーになれる?」と悩む就活生もいるでしょう。Webデザイナーは競争率の高い職種ですが、正しいステップで対策をすれば、新卒から内定獲得を目指すことは十分に可能です。
この記事では、新卒Webデザイナーの就職先や求められるスキル、内定を勝ち取るための5つのステップを紹介します。ポートフォリオの作り方や面接対策も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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目 次

新卒でWebデザイナーを目指すことは可能!

新卒でWebデザイナーとして就職することは、就活の進め方次第で十分可能です。

Webデザイナーとは、Webサイトやアプリの画面をデザインし、ユーザーにとっての見やすさや使いやすさを形にする職種のこと。単に見た目を美しくするだけでなく、デザインの力で「商品の売上を伸ばしたい」「認知度を上げたい」といった企業の課題を解決する役割を担っています。

専門性の高い仕事だからこそ待遇面も良く、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)「Webデザイナー(Web制作会社)」によると、平均年収は539万6,000円です。これは日本の平均年収と比較しても高い水準であり、スキルを磨けば高収入を目指せます。

一方で、同サイトによる有効求人倍率は0.12倍となっており、求人数に対して就職を希望する人が多い狭き門です。

しかし、「未経験の新卒には厳しいのでは」と過度に不安になる必要はありません。同サイトの調査によると、入職前の実務経験について、「特に必要ない」という回答が39.6%と最多を占めていました。

職業情報提供サイト(job tag)「Webデザイナー(Web制作会社)の引用画像

引用:職業情報提供サイト(job tag)「Webデザイナー(Web制作会社)

実務経験のない新卒にも門戸は広く開かれているため、正しいステップで対策すれば十分に内定を狙えます。

一般大学からもWebデザイナーになれる

美術大学や専門学校の出身でなくても、一般大学からWebデザイナーの内定を獲得することは可能です。

職業情報提供サイト(job tag)「Webデザイナー(Web制作会社)」によると、入職前の訓練期間について「特に必要ない」との回答が28.3%で最多を占めていました。

職業情報提供サイト(job tag)「Webデザイナー(Web制作会社)の引用画像

引用:職業情報提供サイト(job tag)「Webデザイナー(Web制作会社)

このデータからも、専門的な教育を受けていなくても挑戦できる環境があることが分かります。

Webデザインは自己表現のためのアートではなく、企業の課題解決を目的とした商業デザインです。そのため、美的センスだけでなくユーザーの行動分析やマーケティング視点など、一般大学で培った多角的な知見も大きな強みになるでしょう。

企業はポテンシャルを評価する

新卒選考において、企業は現在のスキルよりも将来の成長性(ポテンシャル)を重視する傾向があります。厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、企業が新卒選考で重視する項目のトップは「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」でした。

企業が新卒選考で重視した点 重視した企業の割合
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 79.3%
コミュニケーション能力 74.8%
マナー・社会常識 58.6%
組織への適応性 53.2%
体力・ストレス耐性 36.2%

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7)表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合

実務経験がないのは当然だからこそ、どれだけ伸びしろがあるかが採否を分けるポイントです。具体的には、デザインへの熱量や自発的に学び続ける姿勢、周囲と円滑に業務を進めるコミュニケーション能力などが評価対象になります。

学生時代に作ったポートフォリオを通じて、技術レベルだけでなく、制作の背景にある思考プロセスや成長への意欲をアピールすることが成功の鍵です。

Webデザイナー以外にも自分に合った職種を見つけたい人は、「就活における職種の一覧とは?自分に合う仕事の見つけ方も紹介」の記事をご参照ください。

参照元
職業情報提供サイト(job tag)
Webデザイナー(Web制作会社)
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

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新卒Webデザイナーの就職先と仕事内容

新卒でWebデザイナーを目指すなら、どんな職場で働けるのかを知っておくことが大切です。働く環境によって、任される仕事の範囲や求められるスキルは異なります。ここで、代表的な5つの就職先とその仕事内容を確認しましょう。

Web制作会社・デザイン事務所

Web制作会社やデザイン事務所は、クライアントから依頼を受け、多種多様なWebサイトを制作する会社です。会社のコーポレートサイトやキャンペーン特設ページなど、幅広いジャンルのデザインに携われます。

Web制作会社やデザイン事務所のメリットは、短期間で圧倒的な場数を踏める点です。さまざまな業界のデザインに触れるため、引き出しが格段に増え、Webデザイナーとしての基礎スキルが素早く身につきます。

「まずは若いうちに圧倒的なスキルを身につけ、プロとして自立したい」という成長意欲の高い人におすすめです。

事業会社(インハウスデザイナー)

事業会社とは、自社で独自のブランドや製品、サービスを展開している会社。社内(インハウス)のWebデザイナーとして、自社サイトの運用やパンフレットなどの制作物を幅広く担当します。

制作会社との違いは、作ったWebデザインの効果を数値で追い続けられる点です。「バナーを変えたら売上が伸びた」といった成果がダイレクトに分かるため、マーケティング視点が自然と鍛えられます。自社のサービスや製品の成長を、デザインの力で長期的に支えていきたい人に適しているでしょう。

広告代理店

広告代理店での主な仕事は、Web広告の企画やそれに伴うWebサイト・LP(ランディングページ)の制作です。デザインの美しさだけでなく、「いかにユーザーの目を引き、購入や申し込みにつなげるか」という成果がシビアに求められます。

プロデューサーやコピーライターなど、社内外の多くの専門家とチームを組んで動くため、コミュニケーション能力が養われる環境です。最先端のマーケティング知識や、人の心を動かす仕掛けを間近で学べる機会も充実しています。

デザインの力でビジネスを動かすダイナミズムを実感したい人におすすめです。

Webサービス

Webサービスは、SNSや求人サイト、スマートフォンアプリなど、インターネット上の仕組みそのものを開発・運営しています。ここでの主な仕事は、ユーザーが直感的に操作しやすい画面を設計するUI/UXデザインです。

常に新機能の追加や改善を繰り返すため、エンジニアと密に連携しながらチームでものづくりを行う点が特徴として挙げられます。自分が手がけたサービスが何万人ものユーザーに日常的に使われるため、大きなやりがいを味わえるでしょう。

ITトレンドの最先端に身を置き、最新のデジタル技術に囲まれながらデザインを追求したい人におすすめです。

ECサイトの運営代行会社

ECサイトの運営代行会社は、インターネット通販(ECサイト)の立ち上げや、売上アップのための運用を専門的に行います。Webデザイナーの主な担当業務は、商品の魅力を伝える商品ページの制作やセール用のバナー作成、季節ごとの特集ページの構築などです。

実務では「この配置にしたら商品の注文が増えた」という結果が即日で数字に反映されるため、デザインの効果をリアルタイムに実感できます。Webデザインの技術だけでなく、ネットショップの仕組みや流通のノウハウまで学べるため、将来的にEC領域のスペシャリストになりたい人にとって絶好の環境です。

就活では、業界や企業の研究が欠かせません。「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」を参考に、企業や仕事について理解を深めましょう。

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自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない仕事を選んでしまうと、せっかく就職しても早期退職のリスクがあります。そこで活用したいのが、「適職診断」です。

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新卒Webデザイナーに必要なスキル

新卒でWebデザイナーを目指すなら、基本的なスキルを身につけておくことが大切です。早い段階から実務に近い経験を積むと、就活でも実力をアピールしやすくなります。ここでは、特に意識して身につけたいスキルについてまとめました。

デザイン・コーディングの基礎知識

Webデザイナーの土台となるのが、ツールの操作技術と制作を形にする実装スキルです。デザイン面では、画像加工を行うPhotoshopやIllustratorに加え、現代の現場で主流となっているFigmaやXDなどのUI設計ツールの基本操作が欠かせません。

同時に、Webページの骨組みを作るHTMLや、見た目を整えるCSSといったコーディングの基礎知識も重要です。学生のうちにこれらの一連のスキルに触れておくと、就活のポートフォリオ制作がスムーズになり、即戦力として評価されやすくなるでしょう。

論理的思考力

ロジカルシンキング(論理的思考力)は、Webデザイナーにとってセンスと同じくらい重要と考えられています。なぜなら、Webデザインの本質はアートではなく、ユーザーの課題を解決することにあるからです。

「なぜこの色にしたのか」「なぜここにボタンを配置したのか」というすべてのデザイン要素に対して、明確な理由を説明できる力が求められます。

就活の面接やポートフォリオの発表でも、感覚だけで作っていないことを論理的にアピールできれば、実務で活躍できるポテンシャルを面接官に強く印象づけられるでしょう。

論理的思考力を鍛えたい人は、「ロジカルシンキングとは?就活で差がつく活用例や鍛え方を解説」の記事で紹介しているトレーニング法を試してみてください。

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新卒でWebデザイナーになるための5ステップ

新卒でWebデザイナーになるための5ステップのイメージ

新卒でWebデザイナーを目指すなら、スキルを磨きつつ、計画的に就活の準備を進めていくことが大切です。ここでは、スムーズに内定を目指すために意識したい5つのステップを紹介します。

1.ツールに触れる

まずはWeb制作の現場で必須となるデザインツールを実際に触ってみましょう。最初はツールの基本的な操作方法を覚えるだけでも問題ありません。独学のほか、YouTubeの解説動画やオンライン講座なども活用しながら、自分で簡単なバナーやレイアウトを作ってみてください。

2.自己分析でなぜWebデザイナーかを言語化する

自己分析は、志望動機やポートフォリオに説得力をもたせるための基盤となります。「なぜWebデザイナーを目指したのか」を整理することが大切です。

たとえば、「デザインで人の課題を解決したい」「視覚的な表現を通じて思いを伝えるのが好き」などの動機がある場合は、それが伝わる具体的なエピソードを整理しておくと面接でも話しやすくなるでしょう。

自己分析のやり方は、「自己分析とは?就活での目的や簡単なやり方9選を解説」を参考にしてみてください。

3.業界研究で自分に合うデザイン領域を見極める

Webデザイナーとひと口にいっても、会社によって仕事内容や求められる役割は大きく異なります。Web制作会社や広告代理店など、それぞれの特徴を比較して自分の適性を見極めましょう。

業界全体のトレンドや各企業の強みを調べると、自分がどの領域で活躍したいのかが具体的に見えてきます。ミスマッチを防ぐためにも、早い段階から合同説明会や企業のWebサイトで情報収集を進めておくのがおすすめです。

4.インターンシップに参加する

インターンシップは、実際の職場でWebデザインの仕事を体験できる貴重なチャンスといえます。以下のようなメリットがあるため、参加を検討してみましょう。

・現時点でのスキルや課題を把握できる
・ポートフォリオに成果物を載せられる
・選考に直結するケースがある
・業界理解を深められる
・働くイメージを具体的につかめる
・言葉遣いやマナーを学べる

インターン先は、大学のキャリアセンターや就職情報サイトで探すほか、自分で企業の公式Webサイトから直接応募する方法もあります。インターンには数日間の短期型と、数ヶ月以上におよぶ長期型があるため、自分の目的に合わせて選びましょう。

5.選考対策をする

Webデザイナーの就活で重要となるのが、自身の作品をまとめた「ポートフォリオ」の作成です。採用担当者はこの内容を見て実力を判断するため、早い時期からブラッシュアップを重ねて完成度を高めておきましょう。

あわせて、ESの作成や面接の練習など、一般的な選考対策も進めてください。ポートフォリオの制作には予想以上に時間が掛かるため、計画的に作業を進めておくことが内定獲得の鍵です。

スケジュールに合わせて早めに行動する

新卒のWebデザイナー就活は、一般職に比べて選考時期が早い傾向にあります。作品制作やインターン参加には多くの時間が必要となるため、就活スケジュールを把握し、前倒しで行動することが成功の秘訣です。

4年生になってから慌ててポートフォリオを作り始めても、納得のいくクオリティに仕上げるのは困難といえます。3年生の春ごろからポートフォリオの作成を始め、夏以降のインターンに向けて着実に準備を進めていきましょう。

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Webデザイナー選考のポートフォリオの作り方

新卒でWebデザイナーになるには、質の高いポートフォリオを作ることが重要です。ここでは、採用担当者に高く評価されるポートフォリオの作り方を紹介します。

制作プロセスを言語化する

ポートフォリオでは、デザインだけでなく、完成に至るまでの制作プロセスを文章で説明することが重要です。「誰のどんな課題を解決するために、なぜこのデザインにしたのか」という思考の過程を明記してください。

企業の採用担当者は、単なる見た目のきれいさだけでなく、論理的に考えてデザインを作る能力を見ています。ターゲット設定や情報整理のステップをしっかり言語化すれば、実務でも通用する論理的思考力をアピールできるでしょう。

作品数よりも質を重視する

未完成の作品やクオリティの低いものをたくさん載せるより、自信のある作品を数点に絞って掲載するほうが高評価につながります。新卒の就活であれば、まずはWebサイトのデザインが3〜5作品ほど掲載されていれば問題ありません。

一つの作品に対して、企画からバナー、トップページ、下層ページまで丁寧に作り込まれているかがチェックされます。細部のフォント選びや余白の取り方にまでこだわり抜き、自分の現時点での最高クオリティを提示しましょう。

現実の課題を扱う

ポートフォリオに入れる作品は、スクールの課題や自分でテーマを決めた自主制作(架空のサイト)で問題ありません。ただし、単に見栄えが良いきれいなサイトを作るだけでなく、「現実にあるような課題の解決」をテーマに据えることがポイントです。

たとえば、「地元のカフェのWebサイトをリニューアルする」と仮定し、実際の店舗が抱えそうな「集客を増やしたい」「メニューを見やすくしたい」といった悩みを想定して制作します。

リアルな課題に向き合った事実を見せると、架空のサイトであってもデザインに実用的な説得力が生まれ、面接官への強いアピールになるでしょう。

スマートフォン表示を考慮している

現代のWebサイト制作において、スマートフォンで見やすく表示させるレスポンシブ対応は必須です。ポートフォリオに作品を掲載する際は、パソコン用の画面だけでなく、必ずスマートフォン用のデザインやレイアウトもセットで載せてください。

多くのユーザーがスマートフォンからWebサイトを閲覧する時代だからこそ、画面サイズに合わせた情報の並び替えや、ボタンの押しやすさへの配慮が重視されます。スマートフォン表示のUI(ユーザーインターフェース)まで丁寧に設計できるスキルを示しましょう。

新卒の就活では、ポートフォリオとともにエントリーシート(ES)の提出を求められるのが一般的です。ESの書き方は、「就活のエントリーシートの書き方を一から解説!落ちないための注意点」の記事でご確認ください。

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新卒向けWebデザイナー求人の効率的な探し方

Webデザイナーの求人は、一般的な就活サイトでは見つけられないことがあります。ここで紹介する方法で、自分に合った企業の求人を見つけてみてください。

特化型のWebサイトを使う

総合型の就活サイトに加え、クリエイティブ業界やIT・Web職種に特化した求人サイトを活用しましょう。特化型のサイトには、一般的な検索では見つかりにくいWeb制作会社やデザイン事務所の求人が豊富に集まっています。

あらかじめデザインに関心のある学生が集まる仕組みになっているため、企業側も新卒採用に意欲的です。最初からWebデザイナーの募集枠に絞って効率良く企業を探せるため、就活をスムーズに進めやすくなるでしょう。

逆求人サイトにポートフォリオを掲載する

作品を登録しておくことで、それを見た企業の採用担当者から直接スカウトが届く「逆求人サイト」の利用もおすすめです。自分で1社ずつ応募する手間が減り、思わぬ優良企業から声が掛かる可能性もあります。

プロフィール欄に制作したポートフォリオを載せておけば、自分のデザインスキルや思考力に魅力を感じてくれた企業とだけマッチング可能です。オファーが届くこと自体が自信になり、就活を進めるうえでの大きなモチベーションになるでしょう。

SNSを活用する

求人を探す際は、SNSを活用することをおすすめします。従来の求人媒体を使わずにSNS上で直接新卒Webデザイナーを募集したり、インターン生を募ったりする企業が存在するためです。気になる企業をフォローしておき、募集の告知が出た際にすぐ動けるようアンテナを張っておきましょう。

SNSで就活情報を収集するコツを知りたい人は、「SNSで行う就活の情報収集とは?効率よく行う方法とメリットを知ろう」の記事をご一読ください。

就職エージェントに相談する

就職エージェントに相談するのも、効率的に求人を探すための一つの方法です。就職エージェントでは、就活のプロが希望やスキルに合った求人を紹介してくれます。

さらに、ポートフォリオの添削や面接のフィードバックを個別に受けられる点も大きなメリットです。初めての就活で何から手を付ければ良いか不安な就活生にとって、心強い味方になってくれるでしょう。

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新卒Webデザイナーの面接で頻出の質問と回答例

Webデザイナーの面接では、一般的な職種の就活とは異なる質問が出されるケースがあります。面接本番に焦らないように、あらかじめ頻出の質問と回答例を確認しておきましょう。

なぜWebデザイナーになりたいのですか

面接官は「ものづくりがしたい理由」だけでなく、紙媒体や動画ではなく「なぜWebなのか」という動機を知りたがっています。ただ「デザインが好きだから」と答えるのではなく、Web特有の強みに魅力を感じたエピソードを伝えましょう。

回答例

私がWebデザイナーを目指す理由は、デザインを通じてユーザーの行動をリアルタイムに変えられる点に魅力を感じたからです。大学のサークルでイベントのWebサイトを制作した際、ボタンの配置や導線を工夫したことで、前年比1.5倍の申し込みを獲得できました。

自分のデザインが数値として結果に表れ、サイトを訪れた人の課題を直接解決できる面白さを知り、仕事にしたいと考えるようになりました。

回答例のように、自身の原体験を踏まえたうえで、Webならではの「数値で効果が分かる面白さ」に結びつけると説得力が増します。単なる憧れではなく、Webの特性を理解している姿勢を示すことが高評価を勝ち取るコツです。

最近気になるWebサイトやアプリはありますか

この質問では、日常的に新しいデザインや技術へのアンテナを張っているか、プロとしての視点をもっているかがチェックされます。単に「デザインがおしゃれだから」で終わらせず、機能面や操作性(UI/UX)の良さを論理的に説明してください。

回答例

私が最近注目しているのは、△△という飲食店の公式アプリです。一般的なアプリと違い、メニューの閲覧から注文、決済までが3タップ以内で完結する画面設計になっており、ユーザーの手間を徹底的に省いている点に感銘を受けました。

また、写真の邪魔をしないシンプルな配色でありながら、購入ボタンだけが目立つように工夫されている点も魅力を感じたポイントです。このように、美しさと使いやすさを両立させたデザインに惹かれます。

回答例のように、単に見栄えを褒めるのではなく「操作性の良さ」や「情報設計の工夫」という作り手側の視点で語ることが重要です。日ごろからアプリを使う際に「なぜ使いやすいのか」を考える習慣をつけておくと、説得力のある回答が作れるでしょう。

自分のデザインにダメ出しされたらどうしますか

実務では、クライアントやディレクターからデザインの修正指示をされる場面が少なくありません。この質問を通じて、面接官は他人の意見を素直に受け入れる柔軟性や批判を成長の糧にできる素直さを見極めています。

回答例

ご指摘をいただいた際は、まずは真摯に受け止め、なぜその修正が必要なのかという意図や背景を相手にしっかりと確認します。自分のデザインにこだわりをもつことは大切ですが、独りよがりになってはいけないと考えているからです。

求められている本質的な課題をクリアするために、指摘された視点を取り入れながら、より客観的で効果の高いデザインへと迅速にブラッシュアップします。

回答例のように、自分のこだわりを大切にしつつも、チームや目的のために柔軟に動ける協調性を示すと好印象につながるでしょう。指摘を否定と捉えず、作品をより良くするためのヒントとして前向きに対応できる姿勢をアピールしてみてください。

選考を突破するには、自己PRや学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)など、新卒の面接で定番の質問への対策もしておく必要があります。「面接でよくある質問26選!逆質問の例や面接官が見ているポイントを紹介」の記事を参考に、自分なりの回答を考えてみてください。

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新卒でWebデザイナーを目指したいあなたへ

「Webデザイナーに興味はあるけれど、自分にできるのか不安」「ポートフォリオの書き方が分からない」と悩むこともあるでしょう。そんなときは、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。

キャリアチケット就職エージェントでは、多様な職種を扱っており、あなたの希望や適性にマッチした企業を厳選して紹介します。応募書類の添削や模擬面接など、厳しい選考を勝ち抜くための選考対策も無料で実施可能です。

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新卒でWebデザイナーを目指す人によくある疑問

ここでは、Webデザイナーを目指す就活生の疑問にQ&A形式で回答します。就活を成功させるため、ぜひご覧ください。

Q.新卒でWebデザイナーになるのは厳しい?

A.簡単ではありませんが、正しいステップを踏めば十分に目指せます。Webデザイナーは即戦力を求められやすい業界であるため、新卒採用の枠自体は一般職に比べて多くはありません。

しかし、実力主義の業界だからこそ、学生のうちから基礎スキルを学び、クオリティの高いポートフォリオを用意できればライバルに大きな差をつけられます。ポテンシャルや熱意を重視して新卒を育てる方針の企業も多いため、早期から準備を始めればチャンスは豊富にあるでしょう。

Q.新卒でWebデザイナーとして大手に就職できる?

A.可能性はありますが、高いスキルと徹底した選考対策が必要です。大手企業や有名IT企業の新卒Webデザイナー枠は、全国から優秀な学生が集まるため非常に倍率が高くなります。

選考を勝ち抜くには、サービスの課題解決を見据えた高度なポートフォリオが必要です。まずは大手に絞り過ぎず、中小のWeb制作会社などで圧倒的な実務経験を積むルートも視野に入れながら、選択肢を広げて就活を進めるのが現実的でしょう。

Q.Webデザイナーの年間休日数や残業時間は?

A.勤務する企業の種類や形態によって大きく異なります。一般的に、自社サービスを運営する事業会社はスケジュールのコントロールがしやすく、残業が少なめでカレンダーどおりに休める会社が中心です。

一方で、クライアントワークを行うWeb制作会社や広告代理店は、納品間際になると残業が増えやすく、比較的タフな環境になりがち。完全週休2日制の導入など労働環境の改善を進める企業も増えているため、事前の企業研究で実績を確認しておきましょう。

Q.未経験者はどうやってスキルを身につけるべき?

A.オンライン教材やスクールを活用し、小さな制作から始めてみてください。完全な未経験からスタートする場合、まずはYouTubeの解説動画や安価なオンライン教材を使い、主要なデザインツールの基本操作を覚えるのが効率的です。

基礎が身についたら、既存のWebサイトをそっくりそのまま真似して作る「模写」や、架空のバナー制作に挑戦してください。インプットだけで終わらせず、実際に手を動かしてアウトプットを繰り返すことが、実務で使えるスキルを効率的に習得するコツです。

デザイナーの種類とは?職業ごとの仕事内容や求められるスキル解説」の記事では、Webデザイナーを含むデザイナーという職種について紹介しています。仕事で役立つ資格も解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

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