このページのまとめ
- 28卒の就活は、大学3年生の夏インターンが実質的なスタートになる
- 就活は政府が要請する日程より前倒しで進むため、早めに動くのがおすすめ
- 就活に出遅れても、秋冬インターンや3月以降の本選考から合流できる
28卒の就活は、大学3年生の夏インターンシップが実質的なスタートラインになりつつあります。とはいえ「何から手をつければいいのか」「周りより遅れていないか」と不安になる方も多いでしょう。
この記事では、28卒がいつ・何をすればよいのかを、時期別のやること一覧で整理します。早期化の実態や、出遅れたと感じたときの立て直し方も解説するので、「今、やるべきこと」が分かるでしょう。
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- 28卒の就活スケジュール
- 政府のスケジュールより早く内定を得る学生は多い
- 志望企業の個別スケジュールを調べる方法
- 大学3年生の夏:インターンシップと土台づくり
- 夏インターンシップに積極的に参加する
- 自己分析・業界研究のスタート
- SPI・Webテスト対策の開始
- 大学3年生の秋冬:早期選考とエントリー準備
- 秋冬インターンシップへの参加
- 早期選考への参加
- OB・OG訪問の実施
- 応募書類の準備
- 大学3年生の3月:エントリーの開始
- エントリーの実施
- 会社説明会への参加
- 大学4年生の5月:選考の本格化
- 面接選考・内々定
- 正式内定は10月1日
- 夏以降も採用は続く
- 早めに準備を始める3つのメリット
- 1.自己分析に十分な時間をかけられる
- 2.企業を見極める余裕が生まれる
- 3.知らなかった業界・企業に出会える
- 就活スケジュールが変わる4つのパターンと対応策
- 1.理系は学校推薦と研究との両立がカギ
- 2.公務員併願は試験日程との調整が必要
- 3.留学からの帰国が秋以降の場合はオンラインを活用
- 4.部活動の引退が遅い場合はスキマ時間で準備を進める
- 就活に「出遅れた」と感じたときの立て直し方
- 全体像を書き出して現在地を確認する
- 興味のあることから手をつける
- 就職エージェントを活用する
- スムーズに就活を進めるためのスケジュール管理のコツ
- 志望業界の日程から逆算する
- 締切をカレンダーで見える化する
- 学業・体調も含めて余裕を持たせる
- 28卒の就活スケジュールに不安がある方へ
- 28卒の就活スケジュールに関するよくある質問
- Q.28卒の就活はいつから始めるのが普通ですか?
- Q.早期選考はいつ頃から始まりますか?
- Q.政府ルールの日程は守らなくてもいいのですか?
- Q.エントリーは何社くらいするべきですか?
28卒の就活スケジュール
28卒の就活スケジュールは、大学3年の3月から本格的にスタートするものの、夏からインターンシップや早期選考が始まっているのが実情です。
| 時期 | 主な動き |
|---|---|
| 大学3年生/6月〜9月 | ・夏インターンシップの応募、参加 ・自己分析・業界研究の開始 |
| 大学3年生/10月〜2月 | ・秋冬インターンシップの応募、参加 ・早期選考の案内、参加 ・OB・OG訪問 ・ES準備 |
| 大学3年生/3月〜 | 広報解禁。エントリー・会社説明会・ES提出が本格化 |
| 大学4年生/6月〜9月 | ・面接選考の開始 ・内々定が出始める |
| 大学4年生/10月1日〜 | 正式内定(内定式) |
新卒採用の日程は、政府が経済団体等に要請する形で目安が示されています。
28卒の場合、大学3年の3月(2027年3月1日以降)に広報活動が解禁され、ここから会社説明会やエントリーの受け付けがスタート。実際の採用選考活動の解禁は大学4年になってからの6月(2027年6月1日以降)とされています。
また、正式な内定日は大学4年の10月(2027年10月1日以降)。内定式が多く行われる日でもあり、この目安日はここ数年で大きな変化はありません。
参照元
内閣官房
新卒者の就職・採用活動に関する要請
政府のスケジュールより早く内定を得る学生は多い
日程はあくまで政府から企業への「要請」であり、法的な拘束力はありません。実際の就活は、この日程よりかなり前倒しで進んでいます。
就職みらい研究所の「2027年卒学生 就職内定率調査」によると、27卒の就活生のうち、広報活動が解禁される3月1日時点ですでに38.1%が内々定(内定)を得ていることが分かります。さらに、選考が解禁されるはずの6月1日時点では77.2%に増加。つまり、公式ルール上の「選考開始日」を迎える前に、大勢が決まっているのが実態です。
これは、企業側が少子化による人材不足を背景に、インターンシップなどを通じて早くから学生と接点を持ち、公式日程を待たずに選考・内々定出しを進めているからです。
だからといって、ルール通りに動くと失敗するというわけではありません。大切なのは、公式の日程と実際の進み方の両方を知ったうえで、自分の志望する業界や企業がどちらに近い動き方をするのかを個別に調べることです。早期選考に興味のある方は、「早期選考はどうやって受ける?主な7つの方法や内定獲得に必要な準備を解説」の記事をご覧ください。
参照元
就職みらい研究所
就職プロセス調査
志望企業の個別スケジュールを調べる方法
早期化が進む今、政府ルールだけを見ていても志望企業の動きはつかめません。「政府のスケジュールどおりだと思っていたら、すでに選考が終わっていた」という事態も起こりえるため、企業ごとの選考スケジュールを把握することが大切です。
多くの企業は、インターンシップやESの受付を前年と近い時期に始めます。志望企業の過去の開催時期・受付時期を調べてカレンダーに記録しておき、その時期が近づいたら採用ページを確認する、という運用にすると見逃しを防げるでしょう。
また、気になる企業の採用マイページに登録しておけば、募集開始や説明会の案内を直接受け取れます。早期選考の案内を登録者のみに送るケースもあるため、「受けるかどうか迷っている」という段階の企業も、登録をしておくのがおすすめです。
参照元
就職みらい研究所
就職プロセス調査
就活でいう「28卒」とは、2028年3月に卒業予定の学生のことです。現在の大学3年生と大学院1年生(修士)がこれにあたります。年齢ではなく「いつ卒業するか」で決まるため、浪人や留年をしている場合も、2028年3月卒業予定であれば28卒です。
卒年が重要なのは、企業の採用情報やインターンシップの募集要項が、すべて卒年ごとに区切られているからです。同じ企業でも「27卒向け本選考」と「28卒向けインターンシップ」は別の募集であり、応募できる対象も異なります。応募の際は、自分が「2028年卒」の枠に該当することを必ず確認しましょう。
なお、似た言葉に「卒業年度」があります。年度は4月1日から3月31日で区切るため、2028年3月卒業は「2027年度卒」と表記されます。就活サイトでは基本的に「卒年」で区別されているので、書類やフォームで年度を問われたときに混同しないよう注意してください。
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大学3年生の夏:インターンシップと土台づくり
近年は、就活が本格的にスタートする前年の夏にインターンシップに参加するのが一般的です。インターンシップから早期選考のチャンスにつながるケースもあるため、積極的に参加しましょう。
また、夏はまとまった時間を就活の準備に使える貴重な期間でもあります。ここでの動き方がスピーディーな本選考の参加につながるので、入念に準備を行いましょう。
夏インターンシップに積極的に参加する
2025年卒から、インターンシップと呼ばれるプログラムは大きく整理されました。どの類型に参加するかで「採用選考に情報が使われるかどうか」が変わるため、違いを知っておきましょう。
| 具体的な内容 | 特徴 | |
|---|---|---|
| オープンカンパニー | 企業や情報サイト、大学が主催する会社説明会 | ・職業体験は行われない ・年次不問で誰でも参加できる ・「インターンシップ」には該当しない |
| キャリア教育 | 自分のキャリアを考えるプログラム | ・就業体験はプログラムによって異なる ・年次不問で誰でも参加できる ・「インターンシップ」には該当しない |
| 汎用的能力・専門活用型インターンシップ | 今までのインターンシップが該当 (汎用能力活用型は5日以上、専門活用型は2週間以上) |
・学部3年4年、修士1年2年が対象 ・指導社員からのフィードバックがある ・学生情報を採用活動に利用できる |
| 高度専門型インターンシップ | 今までの長期インターンシップが該当 (試行中のため今後変更の可能性あり) |
・参加できるのは大学院生 |
オープンカンパニーとキャリア教育は、いわゆる「企業説明会」や「座談会」の要素が強いためインターンシップには該当しません。そのため、早期選考につなげたいと考えるなら汎用的能力・専門活用型インターンシップに参加する必要があります。
ただし、参加すれば必ず早期選考に参加できたり内定が出たりするわけではないので注意。インターン参加者全員を早期選考に案内する企業もあるようですが、特定の参加者に選考の案内が届き、そこから改めて選考を受けるのが一般的な流れです。
なお、キャリアチケットの調査によると、28卒がサマーインターンシップの参加企業を選ぶ際に重視するポイントとして「本選考の優遇が期待できること」が上位に挙がっており、選考への入り口としてインターンシップを捉える学生が多いことがわかります。

自分が応募しようとしているプログラムがどの類型かは、募集要項の開催日数や対象学年の記載から判断できます。大学1・2年生や、まず業界を広く知りたい段階の方は、参加しやすいオープン・カンパニーから始めるとよいでしょう。
インターンシップの種類については「インターンの種類は大きく分けて3つ!それぞれの特徴と選び方を解説」の記事でもご確認いただけます。
参照元
キャリアチケット
28卒の就職活動に関する実態調査【前編】
インターンシップに参加したら振り返りをしよう
夏インターンシップに参加したら、必ず振り返りを行いましょう。具体的には、プログラムが終わったその日のうちに、「企業や社員の雰囲気はどうだったか」「興味のある仕事内容はあったか」「自分に合う勤務環境だと思えたか」「想像と違った点はどこか」などを書き出しておきます。
振り返りをすることで、この記録がそのまま自己分析の材料になり、秋以降のESや面接で「なぜこの業界なのか」を語る根拠になります。志望動機などでインターンに参加したことをアピール材料にする際、単に「参加した」だけでなく、参加して何を感じたか、そこから何を考えたかを伝えることで、志望度の高さをアピールできるでしょう。
秋冬インターンシップの情報収集・応募にも目を向ける
夏インターンに参加したあとは、夏インターンに参加できなかった企業や夏インターンを実施していなかった企業などを中心に、秋冬インターンの情報収集を行いましょう。また、夏インターンを経て視野が広がっているかもしれません。
注意したいのが応募時期。夏インターンの開催期間中に、秋のプログラムのエントリーが始まる企業もあります。「秋になってから探せばいい」と考えていると、気づいたときには締め切られている可能性もあるため、気になる企業の募集時期は、8月〜9月のうちに確認しておきましょう。
インターンの参加に際してESや履歴書を求められる可能性があるため、書類に添付する証明写真は早めに準備するのがおすすめ。夏インターンの募集は5月前後がピークになるため、進学後すぐに撮影すると安心です。
また、対面の選考が始まると、スーツ一式が必要になります。応募から選考日までの期間が短いこともあるため、「始まる前に揃える」を意識しましょう。
自己分析・業界研究のスタート
自己分析とは、これまでの経験を振り返って、自分の価値観や強みを言葉にする作業です。就活における基本となるもので、自己分析の結果をもとに「自分に合う企業」「適性のある仕事」「仕事において重視すること」などを定め、企業選びを行います。
就活の基礎となる作業ではあるものの、難しく考える必要はありません。これまでの人生のなかで印象に残っている出来事を書き出し、「そのとき何を考えたか」「なぜそう行動したか」を掘り下げることから始めます。部活動やアルバイト、ゼミなど、題材は日常の経験で十分です。
並行して、業界研究にも手をつけましょう。興味のある業界のニュースを追う、企業の採用ページを読む、身近な社会人に仕事の話を聞くなど、方法は何でも構いません。世の中にどんな仕事があるのか、業界によってどんな仕事をしているのかを把握できれば十分です。
自己分析の進め方に不安がある方は、「自己分析のやり方9選!うまくいかないときの対処法や就活での活用法も解説」もあわせてご覧ください。
自己分析は「完成」を目指さなくていい
自己分析でつまずきやすいのが、「完璧に終わらせてから次に進もう」としてしまうことです。しかし、自己分析は明確な終わりのない作業。さらに、自己分析は一度やって終わりではなく、インターンシップや選考の経験を重ねるたびに更新していくものです。
そのため、夏の時点では「印象に残っている経験を書き出し、そのとき考えたことを言葉にする」ところまでできていれば十分。完璧を目指して止まってしまうより、粗くても言葉にして、インターンの応募書類で実際に活用してみましょう。書類や面接で伝わらなかった部分を改善していくことで、完成度の高い自己分析に仕上がります。
SPI・Webテスト対策の開始
SPIをはじめとする適性検査は、多くの企業が選考の初期段階で実施します。問題自体の難易度は高くありませんが、制限時間が短かったり、出題形式が独特だったりするため、直前の詰め込みで対応しにくいのが特徴。そのため、時間に余裕のある3年生の夏から対策をスタートさせるのがおすすめです。
インターンシップの選考で適性検査が課されることもあるため、早めに着手しましょう。SPIの対策方法を詳しく知りたい方は、「SPIのWebテストとは?問題の傾向や対策方法を知って高得点を狙おう!」もあわせてご覧ください。
こんなお悩みはありませんか?
- 何から手をつければいいか分からない
- 選考で落とされる理由が分からない
- 自分にピンとくる会社が見つからない
自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない仕事を選んでしまうと、せっかく就職しても早期退職のリスクがあります。そこで活用したいのが、「適職診断」です。
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大学3年生の秋冬:早期選考とエントリー準備
秋から年明けにかけては、インターンシップと選考準備が同時に進む、就活の密度が上がる期間です。
秋冬インターンシップへの参加
秋冬のインターンシップは、夏に比べて実務に近い内容や、志望度の高い学生向けのプログラムが増える傾向があります。企業側も採用を意識した設計にしていることが多く、参加後に早期選考の案内が届くケースもこの時期から増えていきます。
夏の経験と振り返りを踏まえて、業界をある程度絞り込みながら参加しましょう。
早期選考への参加
インターンシップ参加者向けの限定イベントや早期選考の案内は、秋から年明けにかけて届き始めます。案内は突然届くことが多く、エントリー開始から締切までが短いケースもあるため、あらかじめ書類の下地を作成しておくのがポイント。
ESの土台や面接でよくある質問の回答を準備しておけば、短い締切にも対応できます。「案内が来たら受ける」ではなく「いつ来ても受けられる状態を作っておく」という意識で準備を進めましょう。
OB・OG訪問の実施
OB・OG訪問とは、志望する企業や業界で働く先輩を訪ね、直接話を聞く活動です。Webサイトや説明会では得にくい、実際の働き方・職場の雰囲気・仕事のやりがいや大変さを知ることができ、志望動機に具体性が生まれます。
動くならこの時期がおすすめ。就活が本格化する3月以降は、自分の予定が埋まるだけでなく、訪問依頼が集中して相手の都合もつきにくくなります。大学のキャリアセンターで卒業生を紹介してもらえる場合もあるので、まずは窓口で相談してみましょう。
応募書類の準備
年が明けると本選考が始まり、ESの締切が集中します。情報が解禁されてからESを書き始めると、提出数を確保するだけで手一杯になり、1社ごとの内容が浅くなりがちに。魅力的なエントリーシートを作成できず、書類選考を通過できない可能性が高まります。
それを防ぐためにも、年内に志望動機や自己PR、ガクチカの土台を準備しておきましょう。すでにインターンで提出している場合も、本選考用にブラッシュアップするのがおすすめです。
また、書き上げたら第三者に読んでもらうことをおすすめします。自分ではしっかり書けているつもりでも、初めて読む人には伝わらない部分が必ずあります。キャリアセンターやキャリアアドバイザーを活用し、魅力的な書類作成の準備を行いましょう。
ガクチカの書き方に迷う方は、「ガクチカとは?評価される書き方や経験別の例文15選を紹介!」をご覧ください。エントリーシートの書き方は、「エントリーシートの書き方を一から解説!項目別の例文10選と注意点も紹介」の記事がおすすめです。
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大学3年生の3月:エントリーの開始
3月1日の広報解禁を境に、就活は情報収集のフェーズから応募のフェーズへと切り替わります。この時期にやるべきことを押さえましょう。
エントリーの実施
3月1日の広報解禁とともに、就活情報サイトで企業情報が一斉に公開され、エントリーと会社説明会の予約が始まります。
企業によってエントリーの期間が決まっているため、志望企業のスケジュールを事前にチェックしてエントリー漏れを防ぎましょう。ただし、「予定人数に達した」などの理由で早めに締め切られる可能性もあるため、注意が必要です。
また、「エントリーできるのは会社説明会に参加した学生に限る」「何らかの事前試験を受けないとエントリーできない」といったケースもあるため、情報収集はしっかりと行いましょう。
会社説明会への参加
企業説明会も3月1日から頻繁に実施されます。人気企業の説明会は予約開始からすぐに埋まることがあるため、志望企業の公開日をあらかじめ確認し、スケジュール帳やカレンダーアプリで管理しましょう。
3月1日までに志望企業が定まっていない場合は、複数の企業が参加する合同説明会に参加するのがおすすめです。一度に多くの企業と接触できるだけでなく、就活セミナーや相談会なども実施されるので、効率よく情報収集ができるでしょう。
「合説ってどんなもの?参加するメリットと有益に過ごすコツ」で詳細を解説しているので、参考にしてください。
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大学4年生の5月:選考の本格化
大学4年生になると面接選考が本格化し、内々定から正式内定へと進んでいきます。この時期の流れを押さえておきましょう。
面接選考・内々定
政府日程の目安では6月1日から面接などの選考が解禁され、内々定の通知が続きます。しかし、冒頭で説明したように、実際にはこれより早く面接を行う企業も多いため、志望企業ごとの日程を個別に把握しておきましょう。
面接を終えて企業から内々定の連絡を受けたら、まずはお礼を伝えます。入社の意思が固まっている場合は承諾の意思を伝え、企業の案内に沿って内定承諾書などの書類を提出します。
他社の選考結果を待ちたい場合は、正直にその旨を伝え、いつまでに返事ができるかを相談しましょう。
回答を迫られても即答しなくていい
内定通知の際に、「今この場で承諾してほしい」「他社の選考を辞退してほしい」と強く迫られる、いわゆるオワハラ(就活終われハラスメント)と呼ばれる行為が問題になることがあります。
覚えておいてほしいのは、入社先を決める権利は学生にあるということ。プレッシャーを感じても、その場で即答する必要はありません。「家族と相談してお返事します」と伝え、冷静に判断しましょう。対応に困った場合は、一人で抱え込まず、大学のキャリアセンターに相談してください。
正式内定は10月1日
10月1日以降、内々定が正式な内定となり、多くの企業で内定式が行われます。内定式への参加をもって就活を終える学生も多いでしょう。
なお、複数の内々定を持っている場合は、この日までに入社する1社を決め、他社には早めに辞退の連絡をするのがマナーです。内定辞退の伝え方は、「【新卒】内定の断り方は?マナーや電話・メール別のコツと例文を紹介」もあわせてご覧ください。
夏以降も採用は続く
6月〜9月に内定が出なくても、秋採用・通年採用を行う企業は一定数あります。就活のゴールは「早く決めること」ではなく「納得できる企業に出会うこと」です。内定に納得できなかったり、そもそも内定を得ていなかったりする場合は焦らず活動を続けましょう。
秋採用の探し方については、「秋採用とは?実施の時期や探し方は?新卒向けに内定のコツを解説」もあわせてご覧ください。
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早めに準備を始める3つのメリット
就活の準備を早めに始めておくと、余裕を持って就活に向き合えるため選択肢を広げられます。ここでは、早めの着手をおすすめする3つの理由を紹介します。
1.自己分析に十分な時間をかけられる
就活は内定を取ることだけがゴールではなく、その先の社会人生活をどう歩むかを決める機会です。早く動き出すほど、「自分は何を大切にしたいのか」「どんな働き方が合うのか」を考える時間を確保でき、入社後のミスマッチを防ぐことにつながります。
また、自己分析が不十分だと自分に合う企業が分からないため、志望動機や自己PRが不十分になることも。時間をかけることで「なぜその企業を志望するのか」「入社したら何をしたいのか」など納得感のある説明に昇華するチャンスが増えるため、選考突破の機会が増える可能性があります。
2.企業を見極める余裕が生まれる
選考解禁の直前に慌てて企業を探すと、名前を知っている企業や日程の合う企業だけで選んでしまいがちです。しかし、時間に余裕があれば、事業内容や社風を一社ずつ調べ、自分に合うかを冷静に判断できます。
焦りからくる妥協を減らせるのは、早く始める大きな利点となるでしょう。
3.知らなかった業界・企業に出会える
世の中には多くの企業が存在しており、知名度の低い企業もあるでしょう。早く動き出せば、インターンシップや合同説明会を通じて新しい業界と接点を持つ機会が増え、選択肢そのものが広がります。
選択肢が広がることで内定を得るチャンスが増えるだけでなく、自分のキャリアを考える機会にもなるでしょう。エントリー先を絞り込むのは、選択肢を広げた後でも遅くありません。
企業の選び方は、「会社選びのポイントは?後悔しない企業の見つけ方と面接の例文紹介」の記事でも紹介しています。
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就活スケジュールが変わる4つのパターンと対応策
ここまで紹介したスケジュールは、主に文系・自由応募を想定した標準形です。理系や留学など、立場によって変わるポイントを押さえておきましょう。
1.理系は学校推薦と研究との両立がカギ
理系には、研究室や大学に届く「学校推薦」という応募ルートがあります。自由応募より選考が有利に進む場合がある一方、推薦を使うと内定辞退が難しいことが多いため、「推薦を使うか、自由応募で幅広く受けるか」の方針は早めに決める必要があります。
推薦枠の募集時期や対象企業は大学・専攻によって異なるので、研究室の先輩や就職担当の教員に確認しておきましょう。また、研究や実験で時間が制約されるため、「応募先を広げすぎない」「学校推薦やエージェントの紹介を活用する」など、限られた時間で効率的に動く段取りが文系以上に重要です。
2.公務員併願は試験日程との調整が必要
公務員試験と民間就活を併願する場合、試験勉強と選考準備を並行させるスケジュール管理が必要になります。公務員試験は筆記の勉強量が多く、結果が出る時期も遅い傾向があるため、民間企業の就活も並行して進めておくと、精神的な余裕につながります。
民間の選考時期と試験日程が重なるのは、大学4年生の春〜夏です。この時期に慌てないよう、年内から「どの時期にどちらへ比重を置くか」の計画を立てておきましょう。
3.留学からの帰国が秋以降の場合はオンラインを活用
留学先の授業日程やプログラムによって異なるものの、日本の学校と学期の区切りが異なるため、日本で就活を行う場合は調整が必要です。ただし、夏インターンに参加できなくても、秋冬のインターンシップや3月以降の本選考から合流できます。
また、留学中もオンラインの説明会やオープン・カンパニーには参加できる場合があるため、現地からできる情報収集は続けておきましょう。帰国後に慌てないよう、自己分析だけでも留学中に進めておくと合流がスムーズです。
4.部活動の引退が遅い場合はスキマ時間で準備を進める
体育会系の学生は、引退時期と就活の本格化が重なりがちです。すべてを標準通りに進めようとせず、スキマ時間での自己分析・Webテスト対策など、短時間でできる準備を優先しましょう。競技と両立してきた経験自体が、時間管理能力や継続力の証明になります。
「体育会系は就職に有利?企業が抱く印象や就活のポイントを解説」の記事も参考に、就活を進めていきましょう。
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就活に「出遅れた」と感じたときの立て直し方
「周りに比べて遅れている」と感じても、就活は十分に立て直せます。焦りを落ち着かせ、次の一歩を踏み出すための考え方を紹介します。
全体像を書き出して現在地を確認する
「遅れている」という感覚は、ゴールまでの道筋が見えていないことから生まれる場合が多いものです。感覚や周囲との差ではなく、この記事のスケジュールをもとに、卒業までの残り期間とそこでやるべきことを一度書き出してみましょう。
「まだこれだけ時間がある」と見通しが立てば、漠然とした不安は和らぎます。
興味のあることから手をつける
「自己分析をやらなければ」「みんなやってるからエントリーしないと」といった義務感で就活を始めても、主体的になれず気持ちが入らないでしょう。
就活は、自ら考えて行動を起こすことが大切。好きな業界のニュースを読む、気になる企業の採用ページを見てみるなど、ハードルの低いことから始めましょう。小さな一歩が、本格的な準備につながっていきます。
就職エージェントを活用する
一人で進めるのが不安なときは、就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談する方法があります。就職エージェントでは、自己分析の深掘りから自分に合った企業の紹介、ES添削、面接練習、選考スケジュールの整理まで、無料で一貫したサポートを受けられます。
「何から手をつければいいか分からない」という段階の相談でも問題ありません。一人で進める不安を減らし、限られた時間を効率的に使う手段として活用してください。利用に不安がある方は、「就活エージェントとは?無料で使える仕組みや選び方を解説」の記事がおすすめです。
「周りはもうインターンに参加している」と焦りを感じても、就活の進み具合は人それぞれです。早く始めた人が必ず良い結果になるわけではありません。また、焦って自分に合わない企業に決めてしまう方が、長い目で見ればリスクになります。比較の対象は他人ではなく、昨日までの自分に置きましょう。
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スムーズに就活を進めるためのスケジュール管理のコツ
複数の企業の選考が並行する就活では、日程管理の巧拙が結果を左右します。「気が付いたらエントリーの締め切り日を迎えていた」「書類の提出まで日が少ない」といった状況を防ぎ、無理なく続けられる管理のコツを3つ紹介します。
志望業界の日程から逆算する
政府によるスケジュールの目安はあるものの、業界や企業によって、選考の始まる時期は大きく異なります。そのため、企業ごとの日程把握が重要です。
ただし、広報活動が解禁になるまでスケジュールを公表しない企業もあるため、志望する業界の一般的な選考時期を調べ、「いつまでに自己分析を終えるか」「いつインターンに参加するか」を逆算して決めると、今やるべきことが明確になります。
締切をカレンダーで見える化する
説明会の予約日、ESの締切、面接日程など、就活は日付管理の連続です。カレンダーアプリや手帳に記入し、リマインダーを設定しておくと、うっかり見逃しを防げます。
カレンダーに登録せずにメモで済ませると、勘違いや見落としが発生しやすくなるので注意が必要。ぱっと見てその週・月の予定が目に入る形で管理するのがおすすめです。
学業・体調も含めて余裕を持たせる
就活中も授業・ゼミ・試験・アルバイトは続きます。予定を詰め込みすぎると、学業に支障が出たり体調を崩したりする原因になります。「選考とどうしても参加しないといけない授業がかぶってしまった」「体調を崩して選考に参加できなかった」という事態を防ぐためにも、余裕のあるスケジュールを意識しましょう。
予備日を設けることで、選考の日程を変更する機会が増えます。また、「試験期間は就活を控えめにする」「就活のピーク時はアルバイトを減らす」など、無理のない計画を立てることが、結果的に就活の質を高めます。
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28卒の就活スケジュールに不安がある方へ
就活は時期ごとにやるべきことが多く、「何から手をつければいいのか」「この進め方で合っているのか」と一人で抱え込みやすいものです。とくに早期化が進む今は、周囲との比較から焦りを感じてしまう場面も少なくありません。
そうした不安は、自分だけで解決しようとするとかえって時間がかかることがあります。全体像を客観的に整理し、自分に合った進め方を一緒に考えてくれる相手がいると、限られた時間を有効に使えます。
キャリアチケット就職エージェントでは、自己分析の深掘りから、あなたに合った企業の紹介、ES添削、面接対策、選考スケジュールの整理まで、就活のプロが無料でサポートしています。「何から始めればいいか分からない」という段階からでも相談できるので、28卒の就活を計画的に進めたい方は、ぜひ一度利用してみてください。
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28卒の就活スケジュールに関するよくある質問
28卒の就活スケジュールについて、よくある質問をまとめました。
28卒の就活はいつから始めるのが普通ですか?
大学3年生の春〜夏に動き出す学生が多く、夏インターンシップが実質的なスタートラインになっています。
ただし、開始時期そのものより「始めてからどう動くか」が重要です。早くから就活を始めていても、自分に合う企業が分からなかったり選考対策を行っていなかったりすれば結果につながらないことも。始める時期よりも、質にこだわって就活を進めましょう。
早期選考はいつ頃から始まりますか?
明確な定義はありませんが、大学3年生の秋から年明けにかけて案内が届き始めるケースが多いようです。インターンシップへの参加や企業の採用ページへの登録が早期選考の入り口になっていることが多いため、気になる企業があれば早い段階から情報収集をスタートさせましょう。
政府ルールの日程は守らなくてもいいのですか?
政府の示す就活ルールは学生を守るための目安であり、学生側に守る義務があるものではありません。また、企業に対しても「要請」であり、守らなくてもペナルティなどは課されません。
しかし、企業側の採用活動が前倒しで進んでいる以上、学生も実態に合わせて準備を早めるのが現実的です。早く動くこと自体が就活の目的にならないよう、自分のペースと学業とのバランスは保ちましょう。
エントリーは何社くらいするべきですか?
キャリアチケットが27卒の学生に実施した調査では、就職先を決定するまでに受けたい企業数は「1〜4社」が49.1%で最多、「8社以内」が全体の約8割でした。
受ける企業を絞って丁寧に対策する傾向が強まっていますが、持ち駒が少ないうちは応募の幅を確保し、選考が進んできたら絞り込むのが現実的です。「就活は何社受ける?平均エントリー数と文系・理系の目安を解説」の記事も参考にしてください。
参照元
キャリアチケット
2027年卒の就活実態調査(後編)
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