キャリアプランの例文20選!作成時のポイントや面接での答え方を解説

このページのまとめ

  • キャリアプランは、企業の意図を理解し自分の価値観と仕事内容を繋げて伝える
  • 職種や状況別の例文を参考に、自分の強みや経験を活かした具体的な行動計画を作成する
  • 思いつかない時は、自己分析や企業研究を行い目標達成から逆算して考えよう

キャリアプランの例文20選!作成時のポイントや面接での答え方を解説のイメージ

「キャリアプランの例文を参考にして回答を作りたい」「将来のイメージが湧かない」と悩む就活生は多いでしょう。キャリアプランは、企業の質問意図を踏まえつつ、自分の価値観や希望する働き方に合った内容を伝えることが重要です。

この記事では、職種や状況別の例文に加え、キャリアプランを作成する4ステップを解説します。面接で答える際のポイントも紹介するので、選考突破に向けた準備にぜひ役立ててください。

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目 次

キャリアプランとは?基本の定義と重要性

キャリアプランとは、「人生の中で仕事を通してどのような目標を持ち、どのような方法で成し遂げていくか」という計画のことです。「キャリア」は積み重ねてきた経験を指し、仕事の知識やスキルだけでなく「働くことを通して得た人間性や自分なりの生き方」も含まれます。

なお、就活では「キャリアビジョン」「キャリアデザイン」などの言葉を聞くこともあり、違いが分からず混乱する場合もあるでしょう。それぞれの定義と、キャリアプランとの関係性を以下の表にまとめました。

用語 定義・特徴
キャリアプラン ビジョンを実現するために、いつまでに何をすべきか定めた具体的な行動計画
キャリアビジョン 仕事だけでなくプライベートを含めた最終的な理想像
キャリアデザイン 将来の理想像を実現するために、自らの仕事においての人生を設計すること
キャリアパス 1つの企業内で役職に就くための道標や昇進ルート
ライフプラン 結婚や老後など人生のステージごとの全体的な計画

「キャリアパス」は1つの企業内での歩みを指すため、キャリアプランという大きな人生設計の中の1要素です。また、「ライフプラン」を立てることで、将来必要になる蓄えなどの課題が明確になり、より現実的なキャリアプランを描けるようになります。

自分自身の将来像を明確にすることは、納得感のある会社選びを助けるだけでなく、日々の業務に意欲的に取り組むための確かな指針となるでしょう。
キャリアプランの作成は、就職活動のいわば「土台」となる重要なステップです。この土台を固めたら、次は具体的な選考スケジュールや、内定獲得までに必要なアクションを確認していきましょう。

就活全体の進め方や各ステップでの注意点を詳しく知りたい方は、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」を参考にしてください。

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企業がキャリアプランを聞く3つの意図

企業がキャリアプランを聞く3つの意図のイメージ

企業がキャリアプランを聞くのは、自社の環境を理解したうえで「長く貢献してくれるのか」を確認することが目的です。
早期離職は企業にとって大きな損失となるため、将来のビジョンを問うことで、応募者の価値観と自社の進むべき方向性が合致しているかを慎重に見極めています。

ここでは、企業がキャリアプランを聞く意図について解説します。それぞれのポイントを正しく理解し、面接官の意図を汲み取った回答を作るためのポイントを整理していきましょう。

入社後のミスマッチを防ぐため

企業は、自社が提供できるキャリアパスと、あなたの「やりたいこと」が合致しているかを重視しています。厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します」によると、大卒就職者の就職後3年以内の離職率は34.9%となっており、3人に1人が早期に職場を離れていました

学歴別就職後3年以内離職率の推移のイメージ

引用:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します

企業にとって早期離職は大きな損失であるため、キャリアプランを通じて「現場のリアルな業務内容」を正しく理解しているかを確認しているのです。

あなたが描く未来と、企業の現場が提供できる環境が一致していることは、双方が納得感を持って長く活躍し続けるための不可欠な条件となります。

参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します

自己分析力と計画性の高さを測るため

説得力のあるキャリアプランを作るには、自分の強みや弱みを客観的に把握する「自己分析力」と、目標から逆算して道筋を立てる「論理的思考力」が不可欠です。
企業は、あなたが「なんとなく」将来を考えているのか、あるいは自分の特性を活かして着実にステップアップしようとしているのかを見ています。

具体的な行動計画を伴うプランを提示できれば、仕事においても自ら目標を定め、計画的に成果を出せる人物であるという高い評価につながるでしょう。

主体性や適性を判断し配属の参考にするため

キャリアプランからは、あなたの仕事に対する「主体性」が見えてきます。企業は、誰かに育ててもらうのを待つ受動的な姿勢ではなく、自らどう成長し貢献したいかという意欲があるかを確認しているのです。

また、将来的にマネジメントに回りたいのか、現場のスペシャリストを極めたいのかといった意向は、配属先を決定する際の重要な参考資料になります。あなたの適性を最大限に活かせる場所を用意するために、企業は未来の展望を具体的に引き出そうとしているのです。

キャリアプランは面接でも問われる重要な項目です。新卒採用における面接で企業がみているポイントやそのほかの頻出する質問への対策をさらに深めたい方は「就活の面接対策はどうする?方法やよく聞かれる質問54選と回答例を解説」をご参照ください。

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【職種・希望別】新卒のキャリアプランの例文20選

新卒採用において、キャリアプランは「入社後の活躍イメージ」を具体化するために不可欠な要素です。ここでは、多くの就活生が志望する主要な職種や希望する働き方について、中長期的な軸を意識した具体的な例文を紹介します。

自分の志望動機や強みと照らし合わせながら、最適な表現を取り入れてみてください。

職種別キャリアプランの例文15選

就職活動で頻出する15の職種別に、評価されやすい例文をまとめました。職種ごとに求められるスキルやキャリアステップ(昇進・役割の変化)が異なるため、それぞれの専門性や企業の成長フェーズに合わせた内容にすることがポイントです。

キャリアプランの例文1.営業職

営業職は数字という目に見える成果が求められる一方で、顧客との信頼関係の構築や将来的なチームマネジメント能力も評価の対象となります。初期段階では基礎知識の習得を、中長期的には組織への貢献を軸に構成すると説得力が増すでしょう。

【例文】
私は、御社の製品である△△を世界的に広めたいと考えています。入社後1年間は商品の知識や需要を正しく理解しながら、お客さまに私自身と商品を知って頂き、その後は新規の顧客を開拓して成績を上げていきたいです。

また、私は人に物事を分かりやすく教えるのが得意なため、自分の考えや知識を後輩に伝えながら、10年後までには営業部のリーダーとなり、メンバーを引っ張っていく存在になることを目指します。

将来のリーダー像を提示することで、個人の成績だけでなく組織全体の成長を考えている姿勢が伝わります。また、自身の「教えるのが得意」という強みと結びつけると、プランの再現性を高められるでしょう。

キャリアプランの例文2.事務職

事務職のキャリアプランでは、単なる「正確な作業」を超えて、いかに業務効率化や組織のサポートに貢献できるかが鍵となります。専門性の深さや、他部署を巻き込んだ改善活動を視野に入れることで高く評価されるでしょう。

【例文】
入社後3年目までは、日々の定型業務を正確かつ迅速に遂行できるスキルを身につけ、周囲から信頼される存在を目指します。5年後には、業務フローの見直しやITツールの導入を自ら提案し、部署全体の残業削減やコストカットに貢献したいです。

10年後には、各部署のニーズを先回りして把握し、会社全体の意思決定をサポートできる専門性の高い管理部門のプロフェッショナルとして、組織を支える中心人物になりたいと考えております。

「正確さ」という基礎から「改善提案」という付加価値へステップアップする姿勢を示すことで、主体性のある事務職としての魅力をアピールできます。

キャリアプランの例文3.経理職

経理職は数字を通じて会社を支える役割であり、資格取得などのスキルアップと、経営への参画意識の両立が求められます。専門性を高めた先に、どのような経営支援を行いたいかを具体化しましょう。

【例文】
私は、御社の財務管理に携わり、経営状況を読み解く立場になりたいと考えております。現在は簿記の勉強に励んでおり、先日△級の資格も取得できました。入社後3年目までは、経理や財務の基礎的な仕事に真摯に取り組み、一つひとつの仕事を把握します。

そして、5年後までには社内全体の経営状況を俯瞰的に捉えられるよう、財務諸表の読み解きや資金繰りの調整を重点的に経験したいです。10年後は、縁の下の力持ちとして経営企画に参加し、戦略の立案にも携わり経営を支える存在になることを目指します。

簿記などの具体的な努力を背景に置くことで、計画に現実味が生まれます。将来的に経営企画への参画を目指す姿勢は、成長意欲の高い人材として好印象を与えられるでしょう。

キャリアプランの例文4.販売職

接客の第一線に立つ販売職は、現場での顧客満足度向上から始まり、将来的な店舗マネジメントや本部機能(バイヤーなど)への展開を語ることが一般的です。

【例文】
私は学生時代のアルバイト経験で養った提案力を活かし、お客さまの人生において最も輝くスタイルをアドバイスしたいと考えております。入社後3年目までは店舗で自社商品を把握しつつ、トレンドの流れやスタイルの変化を常に追って勉強し、お客さまに合ったスタイルを提案したいです。

5年後はバイヤーとして全店舗の商品の仕入れを任される立場に就き、10年後までには地域やお客さまの属性といった面をアンケートやヒアリングで分析しながら、店舗ごとの独自性を大切にしたブランドを確立させたいと考えております。

現場での「提案力」を核に、商品開発やブランド構築まで視野を広げるプランは、多角的な視点を持つ人材であることを印象づけましょう。

キャリアプランの例文5.企画職

企画職は、自由なアイデアだけでなく、その根拠となる市場分析力や、形にするための実行力が問われます。まずは現場やデータでニーズを掴む姿勢を示し、段階的に大きなプロジェクトへ繋げる構成が望ましいです。

【例文】
私は自身のアイデア力を活かして、斬新で面白い文具を開発し、子どもたちに生活をより楽しく過ごしてもらいたいと考えています。そのために、入社3年目までは、マーケティング部門でニーズや市場の動きを把握しながら商品企画に携わりたいです。

5年後には御社が展開している海外への輸出事業に携わり、まずはアジア圏からシェアを広げます。10年後には、企画や海外取引に精通した立場として、商品を通して日本と海外の子どもたちをつなぐ架け橋となるよう、交流会などの事業を展開したいです。そして、子どもたちがグローバルな視点を持つ機会の創出に関わることを目指します。

自身の夢を語るだけでなく、マーケティングという根拠を重んじる姿勢を見せることで、ビジネスとしての企画力をアピールできます。また、海外展開など企業の事業戦略に沿った展望を示すとより効果的でしょう。

キャリアプランの例文6.総務職

総務職は、組織の基盤を支え、社員が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を作る社内コンサルタントのような役割です。正確な実務遂行能力に加え、主体的な改善意欲をアピールしましょう。

【例文】
私は、労働環境が大きく変化しているなかで、働き方や業務改善を推進していく立場になりたいと思っています。まずは総務の一員として正確に業務を行いながら、徐々に迅速化していきます。入社2年目ごろからは自身のコミュニケーション力を活かして、労働環境について直接社員にヒアリングするなど、積極的に実態を把握したいです。

そのうえで、提案を行いながら環境の改善に取り組み、将来的に時代の変化に合わせながら臨機応変に業務を効率化します。また、突発的な事態にも迅速に対応しながら統率していける人材になるため、日々努力してまいります。

「正確性」から「自発的な改善」へのステップアップを示すことで、受動的な事務作業者ではなく、組織を活性化させる意欲のある人材として評価されます。

キャリアプランの例文7.製造職

製造職のキャリアプランでは、技術の習得だけでなく、品質に対する責任感や安全意識の高さをアピールすることが重要です。
現場での実務経験を経て、将来的に品質管理やマネジメントへと視野を広げていく姿勢を示すと、長期的な活躍を期待されるでしょう。

【例文】
私は、御社の住宅用の建材を利用したお客さまに、安心感を提供したいと考えております。製造は1つのミスが製品の良し悪しだけでなく、エンドユーザーの命に関わる場合もある重要な仕事です。

私は入社後、まずは工場ラインの仕事を熟知できるよう知識や技術を学びます。5年後には生産チェック部門に異動し、製品の欠陥や動作をくまなく確認し、問題解決や再発防止の提案をします。

そして、10年以内にリーダーとして部下の育成を担い、製造に関する技術だけでなく、仕事への取り組み方を指導したいです。20年以内には工場長として、工場の運営はもちろん、製造および品質チェックの全体的な管理を通して社員を指導し、お客さまに最良の商品を届けたいと考えております。

工場長という具体的な最終目標を掲げることで、自身のキャリアに対する熱意と責任感の強さが伝わります。
また、単なる作業員に留まらず、品質改善や後進の育成を通じて会社全体の信頼を守りたいという視点は、製造現場において高く評価されるでしょう。

キャリアプランの例文8.教育職

教育職のキャリアプランでは、目の前の生徒や利用者に教えるだけでなく、教育現場が抱える課題をどう解決したいかという広い視点が求められます。
特にEdTech(教育×IT)分野では、最新技術をいかに活用して教育の質や機会を均等にするかという具体的な道筋を示すことが大切です。

【例文】
教育では英語の発音が苦手な教員もいると知り、教育の不公平をなくすことも課題に感じております。

御社はAIを活用した英会話レッスンを導入されており、日々進化し続けていると伺いました。私が入社後、まず英会話レッスンの現場経験を積みながら、お客さまの年齢や属性ごとのつまずきやすい部分や発音が難しい部分を調査します。そして、3年以内に個人ごとの統計データとしてAIに反映させ、より個人に合ったサービスの開発に貢献したいです。

さらに、5年後にはAIを活用した英会話レッスンが学校教育にも流通するよう働きかけ、10年後には子どもたちが苦手意識なく英語を話せる日本社会を目指します。

現場での「調査・分析」から始まり、将来的な「社会貢献」へと繋げることで、実務への誠実さと高い志を同時にアピールできています。

自身の原体験や問題意識に基づいた目標を掲げることで、教育に携わる者として不可欠な情熱と使命感を面接官に印象づけられるでしょう。

キャリアプランの例文9.医療職

医療職のキャリアプランでは、専門資格を活かした正確な実務に加え、患者や地域社会に対してどのような付加価値を提供したいかを明確にすることが大切です。
特に薬剤師などの対人業務を伴う職種では、単なる調剤業務に留まらず、予防医療や健康増進への積極的な関与を示すと、より高い評価に繋がります

【例文】
私は薬剤師として、地域の皆さまの健康を守る専門家になりたいと考えております。入社後はお客さまからの相談に乗りつつ、一人ひとりに薬の正しい使い方をレクチャーします。

また、5年後までには、店舗で定期的に行われている健康チェック会について、多くの企業でも開催したいです。企業に広めれば、日々の自分の体調を考えてもらい、不調時に休みやすくする環境を整えることにつながると思います。そして、人生100年時代を健康で元気に過ごす人が増えるよう尽力してまいります。

専門知識を「目の前の患者」だけでなく、企業や地域といった「広いコミュニティ」へ波及させる具体的な提案が含まれており、社会貢献への高い志が伝わります。
時代のニーズである「人生100年時代」というキーワードを盛り込むことで、将来を見据えた一貫性のあるプランとして説得力が増すでしょう。

キャリアプランの例文10.生産技術職

生産技術職は、高品質な製品を効率的に世に送り出すための「仕組みづくり」を担う重要な職種です。現場の技術を深く理解したうえで、コスト意識やグローバルな視点を持ってどのように生産体制を最適化したいかを伝えると、実務への適性と意欲が伝わります。

【例文】
私は、御社のマウンテンバイクのシェアをより広げ、オフロード界を盛り上げたいと考えております。

私は御社に入社後、まずは製造工程や技術を熟知したいと考えております。そして、3年以内には生産技術職として質を担保しながら安定して生産力を上げるよう、コストや人員配置、新しい技術の導入などに携わりたいです。

また、5年後には海外拠点に異動し、現地のスタッフの生産技術をより向上させるよう取り組みます。大学時代に培った英語力を駆使してコミュニケーションを取りながら、何が必要でどのような部分をカットできそうか検討し、コストや計画の見直しに携わりたいです。

そして、10年以内には管理職となり、国内と海外拠点の情報交換を密に取りながら、より国内外で求められるマウンテンバイクの開発にも携わりたいと考えております。

このように、語学力や現場経験などの具体的な強みを絡めて将来のキャリアを描くことで、目標達成に向けた一貫性をアピールできます
また、国内だけでなく海外拠点での活躍を見据えたプランは、事業の拡大に貢献したいという強い熱意として評価されるでしょう。

キャリアプランの例文11.エンジニア職

IT業界のエンジニア職では、技術の進歩が速いため、常に学び続ける姿勢と具体的な技術習得のステップを示すことが重要です。
まずは現場の実務で基礎を固め、将来的にどのような専門性を持って貢献したいかを明確にすることで、成長への意欲をアピールできます。

【例文】
私のキャリアプランは、ネットワーク分野のスペシャリストになることです。まずは、運用保守を行いながら、設計の知識やスキルを身につけて開発ができる人材を目指します。

その後は、好奇心旺盛で行動力のある強みを活かし、新しい技術を敏感にキャッチしながら設計や要件定義を行い、5年後にはコスト管理なども考えて、ネットワークに関してはトータル的に任せていただけるようになりたいと思います。

上記の例文では、保守から設計、さらにはコスト管理へと視座を高めていく具体的な流れが示されています。自分の強みである「行動力」を技術習得に結びつけると、計画の実現可能性が高いことを面接官に印象付けられるでしょう。

キャリアプランの例文12.クリエイティブ職

クリエイティブ職のキャリアプランでは、単に作る技術を磨くだけでなく、その作品がどのような価値や成果を生むのかというビジネス視点を持つことが重要です。
技術の習得から始まり、どのように専門性を広げて組織に貢献していくのか、具体的なステップを提示しましょう。

【例文】
私は広告映像を通じて、お客さまの潜在的なニーズを呼び起こし、より豊かな社会を作ることを目指します。入社して3年後までは、基礎的な映像制作ができるようスキルを磨きます。そして、5年以内にマーケティング職に異動し、お客さまのニーズを捉えるための分析や調査に携わりたいです。

その後、10年以内には管理職としてクリエイティブ部門に戻り、自分の培ったマーケティング技術を制作に落とし込んだり、マーケティング部門との調整をよりスムーズに行ったりして、さらにお客さまの心を掴む洗練された映像を作成したいと考えております。

制作スキルとマーケティング視点の両立を掲げると、論理的に「売れる・響く」ものづくりができる人材であることをアピールできます。
また、最終的に管理職として他部署との橋渡し役を担う意欲を示すことで、組織全体の最適化を考えられる視座の高さが伝わるでしょう。

キャリアプランの例文13.コンサルティング職

コンサルティング職のキャリアプランでは、論理的思考力に加え、いかに早く現場で価値を発揮し、将来的にはプロジェクト全体を動かすリーダーへ成長するかという視点が重要です。
まずは、基礎業務から着実にスキルを磨く姿勢を示し、最終的な目標を組織全体の成果へと繋げることが評価の鍵となります。

【例文】
私は御社のコンサルティング職として、中小企業の経営課題を解決し、日本全体の経済を活性化したいと考えています。入社後は先輩社員の補佐としてデータ分析や資料作成などを行い、コンサルティングの基礎を学びます。

5年目までには、コンサルタントとして顧客企業の課題解決に取り組みたいです。そして、自身のリーダーシップ力を活かして、将来的にはコンサルタントを指揮監督する管理職として、社員の育成や相談に乗りながら、全体的な方針を考える立場になりたいと考えております。

このように、個人の成長だけでなく「社員の育成」や「組織方針の策定」まで視野に入れると、長期的な視点を持った責任感のある人材であることを印象づけられます。また、中小企業支援という具体的な目的を提示すれば、その企業で働くことへの強い意欲が伝わるでしょう。

キャリアプランの例文14.銀行員・金融職

金融業界では、高度な専門知識の習得と、顧客からの「信頼」がすべての基盤となります。資格取得などの具体的なスキルアップのプランと、顧客の人生に寄り添う誠実さをセットで伝えましょう。

特にお金というデリケートな領域を扱うため、自身の成長がどのようにお客さまの安心や利益に繋がるのかを論理的に説明することが求められます。

【例文】
私は「金融のプロ」として、お客さまの挑戦や生活を資金面から支えるパートナーになりたいと考えています。入社後3年目までは、預金や為替の実務を完璧にマスターしつつ、FP2級などの資格取得に励み、金融知識の基礎を固めます。

5年後には、融資担当として中小企業の経営課題に深く入り込み、資金提供だけでなく事業成長のアドバイスができる存在を目指します。10年後には、培った専門知識を活かして、地域経済の活性化を牽引するプロジェクトを主導できるマネージャーとして貢献したいです。

金融の専門性と、それを使ってどのように社会・顧客に貢献したいかという「目的」を明確にすることで、誠実さと意欲の両面をアピールできるでしょう。
また、具体的な資格名を挙げることで、目標達成に向けた計画性の高さも証明できます。

最終的に「地域経済」や「マネジメント」といった大きな視点に繋げることで、組織の核として長く活躍したいという強い意思が伝わります。

キャリアプランの例文15.公務員・団体職員

公務員や団体職員は、営利目的ではなく「公共の利益」のために動く仕事です。特定の誰かのためだけでなく、地域全体や社会基盤を支えるという広い視野が評価のポイントになります。
また、法令遵守の精神を持ちつつも、時代の変化に合わせて柔軟にサービスを改善しようとする姿勢を示すと、より現代的な公務員像として好印象を与えるでしょう。

【例文】
私は、地域住民の方々が「この街に住んで良かった」と思えるような、安心感のある街づくりに貢献したいです。最初の3年間は、窓口業務等の現場で住民の方々の声を直接伺い、現在の行政サービスに対するニーズや課題を正確に把握します。

5年後には、現場で得た知見を活かし、子育て支援や防災対策など、地域の重点課題に対する具体的な施策立案に携わりたいです。10年後には、部署横断的なプロジェクトを調整・推進する立場として、より持続可能で活気ある地域社会の実現に尽力します。

「住民の声を聴く」という謙虚な姿勢と、それを「仕組み」に変えていく成長意欲を示すことで、公務員としての適性を高く評価されるでしょう。
数年ごとの異動がある公務員特有のキャリアパスを踏まえ、どの部署においても汎用的に活かせる「課題解決力」を強調するのが効果的です。

公務員の仕事内容について詳しく知りたい方は、「公務員の仕事内容とは?種類と職種別でご紹介!」をご覧ください。

状況別キャリアプランの例文5選

特定の職種に限らず、自分がどのような「働き方の軸」を持ってキャリアを築きたいかに焦点を当てた例文です。志向性を明確にすることで、企業はあなたの価値観が自社の文化と合致するかを判断しやすくなります。

キャリアプランの例文1.仕事の専門性を深めたい場合

特定の分野を極めるスペシャリストを目指す場合は、単に知識を蓄えるだけでなく、その専門性をいかに企業の利益や顧客満足に繋げるかを語ることが重要です。
変化の激しい業界においても、揺るぎない専門知識を持てば、組織にとって代替不可能な存在になれることを強調しましょう。

【例文】
私は仕事を通じて、専門性を上げアクセサリー販売のスペシャリストとなることを目指します。アクセサリーのトレンドは移り変わりますが、思い入れのあるものは半永久的に身につけてくださると考えます。

私はお客さまに思い入れを持ってもらうためにも、御社に入社後は商品のすでに知られている情報だけでなく、素材の原産地の状況やどのような加工が施されているかといった深い内容をインプットし、知識を蓄積したいです。

並行して接客技術を向上させ、3年以内には、知識と接客技術で社内ナンバーワンの売上を目指します。そして、10年後も、御社のアクセサリーを購入されたお客さまがリピートしてくださることを目指して、専門性を磨き続けてまいります。

「原産地」や「加工工程」など、一歩踏み込んだ知識習得への意欲を示すことで、プロ意識の高さが伝わります。
最終的に「リピーターの獲得」という具体的な貢献に結びつけることで、企業側も入社後の活躍を具体的にイメージしやすくなります。

キャリアプランの例文2.幅広い業務に携わりたい場合

特定の分野に特化するのではなく、さまざまな部署や業務を経験して多角的な視点を持つ「ゼネラリスト」を目指すプランです。
複数の業務を並行して進める能力や、異なる立場を理解して組織を円滑に動かす調整力を重視する企業において、心強い存在として映ります。

【例文】
私は自分のマルチタスクが得意な性格を活かして、ゼネラリストを目指します。御社に入社後、まずはバックオフィスの事務として総務や人事、営業補佐といった複数の仕事を経験し、業務の会得はもちろん、物事を細やかに見る視点を養いたいです。

5年以内には営業職に異動し、バックオフィスで培った視点を武器に、お客さまに細やかな対応を行い、顧客満足度を90%まで上げたいと考えます。10年後には「何を聞いても答えてくれる人」のポジションを確立させ、新入社員の育成に携わったり、社内の課題に取り組んだりして貢献してまいります。

「何を聞いても答えてくれる」という目標は、組織全体の流れを把握しているからこそ到達できる、ゼネラリストの理想的な姿といえます。
バックオフィスから営業、さらに育成へとステップを踏む具体的な道筋を示すことで、変化を恐れず挑戦し続ける意欲を伝えられるでしょう。

キャリアプランの例文3.管理職を目指したい場合

将来的にマネジメント層を目指す場合は、単なる「出世欲」ではなく、組織をどのように良くしたいかという視点が欠かせません。
自身の強みを活かして、チームや会社全体にどのような好影響を与えたいかを具体化することで、リーダーとしての素養をアピールできます

【例文】
私のキャリアプランは、人の本心を引き出す傾聴スキルを活かして、人事部門の管理職を目指すことです。仕事では、社員を適材適所に配置することは欠かせないと思います。

入社後は、まず人事担当として、労務管理や採用業務のサポートを行います。3年以内には採用のメイン担当を任せて頂けるように知識や経験を積み、就活生のサポートも行いたいです。

また、5年以内には、社員の希望を聞き取ったうえでの社内異動を実現するため、ヒアリングを行いすり合わせを行います。そして、実績を積み10年以内には人事部門の管理職として、若手にも出世のチャンスのある職場改革や、より働きやすい環境改革を進めたいと考えております。

「管理職になりたい」という目標に対し、現場での実務経験から組織改革へと繋げる具体的なステップを示しましょう。
自身のスキルである「傾聴力」を軸に据えることで、独りよがりではない、周囲に寄り添ったマネージャー像を印象づけられます。

キャリアプランの例文4.未経験の分野に挑戦したい場合

未経験分野への挑戦では、現状のスキル不足を補うための具体的な学習計画と、これまでの経験をどう転用できるかが焦点となります。
単に「頑張ります」と伝えるのではなく、知識の欠如をどう埋め、どのような独自の強みを発揮できるかを論理的に示すことが重要です。

【例文】
私は未知の領域に対しても自ら学び、適応していく力を武器に、御社の〇〇事業において早期に戦力となりたいです。入社後1年間は、業界知識や専門技術を吸収するために通常の数倍の密度でインプットを行い、まずは実務の基礎を完璧にマスターします。

3年後には、異分野での経験(大学での研究等)を活かした新しい視点での提案を行い、既存のやり方に捉われない改善を実現したいです。5年から10年後には、未経験からスタートした自分ならではの教育手法を確立し、多様なバックグラウンドを持つメンバーが活躍できる組織づくりを牽引したいと考えています。

「学び続ける姿勢」と「異分野の経験を活かす」という2点を強調すれば、未経験であることを強みに変えられます。
さらに、将来的に後進の教育を見据えたプランを提示することで、組織の長期的な成長に貢献しようとする姿勢が伝わるでしょう。

キャリアプランの例文5.長期的な安定を望む場合

安定した環境での貢献を望む場合、単に「長く働きたい」と伝えるだけでは「現状維持に甘んじる」という消極的な印象を与えかねません。
大切なのは、自身の誠実さや正確性を「組織の基盤を強化する強み」として再定義し、企業の安定成長に寄与する意欲を示すことです。

【例文】
私は、一つの環境で専門性をじっくりと深め、組織の盤石な支えとなることに大きな価値を感じています。入社後は、日々の業務に真摯に取り組み、誰よりも正確でミスのない仕事を完遂することで、周囲から「安心して任せられる」という信頼を積み上げていきたいです。

5年、10年と経過しても、基本を疎かにせず常に最新の知識を取り入れ続けることで、社内の専門家を目指します。長期的な視点で業務の効率化やリスク管理を行い、変化の激しい時代でも揺るがない強固な組織基盤を維持・発展させることに尽力してまいります。

「安定」を「正確な実務」や「リスク管理能力」という言葉に言い換えると、組織にとって不可欠な堅実な人材であることを効果的にアピールできます。
派手な成果ではなく、長期にわたって組織の質を下支えするという視点は、多くの企業において高い信頼を得るポイントとなるでしょう

就活で志望できる一般的な職種の内容について知りたい方は、「就活における職種の一覧とは?自分に合う仕事の見つけ方も紹介」をご参照ください。

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説得力のあるキャリアプランを作成する4ステップ

説得力のあるキャリアプランを作成する4ステップのイメージ

説得力のあるキャリアプランとは、「将来の夢」ではなく、過去の経験から未来の行動までが一本の線でつながった論理的な計画でなければいけません。自分自身の本音と企業の進む方向性が重なる点を見つけることが、面接官の心を動かす鍵となります。

これから紹介する4つのステップを参考に、「なぜこの会社で、その目標を目指すのか」という問いに対し、あなただけの確固たる答えを導き出しましょう。

自己分析から「絶対に譲れない軸」を抽出する

まずは、これまでの人生で心が動いた瞬間や、苦難を乗り越えた経験を振り返り、自分の価値観を深掘りしましょう。自分が何を大切にし、どのような瞬間にやりがいを感じるのかという「譲れない軸」が明確になれば、キャリアプランの土台が揺らぐことはありません

この軸は、将来困難に直面した際の指針となるだけでなく、面接官に対して「一貫性のある人間である」という印象を与える根拠になります。

自己分析の簡単なやり方について知りたい方は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」をご一読ください。

10年後の「ありたい姿」を言語化する

次に、10年後の自分はどうなっていたいかを具体的にイメージします。「年収を上げたい」「役職に就きたい」といった条件面だけでなく、どのようなスキルを持ち、周囲からどのような存在だと思われていたいかという「ありたい姿」を言語化しましょう。

仕事だけでなく、プライベートを含めた理想のライフスタイルを想像するのもおすすめです。遠い未来を定義することで、目先の業務に対する意味付けが変わり、キャリアの全体像が鮮明に浮かび上がってくるようになります。

企業の「キャリアパス」と自分の希望を照らし合わせる

自分の理想が見えたら、次は志望企業の現実と照らし合わせる作業です。企業の採用ホームページにある社員インタビューやOB・OG訪問を通じて、その会社で実際にどのようなキャリアステップが可能か、どのようなロールモデルがいるかを調査します。

自分の理想がその企業で実現可能であることを論理的に説明できれば、企業側は「自社の環境を正しく理解し、長く活躍してくれる人材だ」と確信します。自分の「やりたい」と企業の「できる」の重なりを丁寧に見つけましょう。

目標から逆算して行動計画に落とし込む

最後に、10年後のゴールから逆算して、5年後・3年後、そして「入社直後」に何をすべきかを具体的な行動に落とし込みます。

たとえば「10年後にマネージャーになる」なら、「5年後にはリーダーとしてチームを率い」「3年後にはトップセールスを記録し」「1年目は基礎を完璧に習得する」といった通過点を設定します。

このように「今、この瞬間」の行動まで明確にすることで、プランの実現可能性が一気に高まり、面接官に「即戦力として成長し続ける覚悟」をアピールできます。

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キャリアプランのNG例文と改善ポイント

良かれと思って作成したキャリアプランが、実は評価を下げてしまうケースは少なくありません。企業はプランの「内容」だけでなく、その背景にある「自社への理解度」や「仕事への姿勢」を厳しくチェックしています。

ここでは、新卒が陥りがちな4つの代表的なNGパターンを紹介します。自分の回答がこれらに当てはまっていないかを確認し、改善のヒントを掴んでいきましょう。

企業で実現不可能な目標を掲げている

キャリアプランで企業で実現不可能な目標を掲げてしまうケースは、企業のビジネスモデルや職種の役割を正確に理解していない場合に起こりがちです。どれほど熱意があっても、その会社で叶えられない夢を語ることは「企業研究不足」を露呈する結果となります。

【NG例文】
「私は御社の事務職として入社し、3年後にはマーケティング部門の責任者としてヒット商品を連発したいと考えています。現場の声を直接形にできる企画力を磨き、市場を牽引する存在を目指します。」

この例文の最大の問題は、事務職のキャリアパスとマーケティング責任者という目標が直結していない点です。職種ごとの役割を無視したプランは、現実味に欠けると判断されます。

改善ポイント

改善のコツは、その職種の延長線上にある「現実的な成長ステップ」に沿って目標を立てることです。企業の採用HPにあるキャリアパスを参考にし、その職種ならではの貢献の形を明確にします。

【改善後の例文】
「私は事務職として、まずは各部門の業務フローを完璧に把握します。

5年後には、事務の視点から販促活動をサポートするデータの可視化や効率的な管理体制を構築し、間接的にヒット商品創出の基盤を支える存在になりたいです。」

このように、事務職としての専門性を活かして「どのように会社に貢献するか」という視点に書き換えることで、説得力と現実味が大幅に増します。

企業研究のポイントについて知りたい方は、「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」をご覧ください。

志望動機と整合性が取れず一貫性がない

志望動機と整合性が取れず一貫性がない内容になってしまう場合は、志望動機で語った「入社したい理由」と、キャリアプランで語る「将来の姿」が矛盾していることが考えられます。話の一貫性が欠けると、面接官は「本音はどこにあるのか」と不信感を抱いてしまうでしょう

志望動機で「地域密着の営業で顧客に寄り添いたい」と伝えた際に整合性が取れないNG例文は以下のとおりです。

【NG例文】
「キャリアプランとしては、5年後には海外事業部の立ち上げに参画し、グローバルな視点で大規模な取引を主導できるダイナミックな人材に成長したいと考えております。」

「地域密着」と「グローバル」は方向性が正反対であり、どちらが本当の志望理由なのか分かりません。軸がブレていると、早期離職の懸念を持たれるリスクがあります。

志望動機で避けたいNGワードについて知りたい方は、「志望動機のNGワード集!避けたい例文や企業から評価されるコツまで解説」を参考にしてください。

改善ポイント

自身の「過去(経験)」「現在(志望動機)」「未来(キャリアプラン)」を一本の線でつなげることが大切です。なぜその目標を目指すのか、動機に基づいた必然性をプランに持たせましょう。

【改善後の例文】
「地域密着の営業を通じて顧客の課題を深く理解したあと、5年後にはその知見を活かして、地域経済をさらに活性化させるための新規サービス立案に携わりたいです。

顧客の声を最も知る存在として、現場と経営を繋ぐ架け橋を目指します。」

志望動機にある「地域貢献」という軸をキャリアプランでも維持することで、一貫性が生まれ、入社への熱意に真実味が加わるでしょう。

転職や独立を前提とした内容になっている

キャリアアップの手段として「数年後の転職や独立」を口にするのは、新卒採用では極めてリスクが高いです。企業は多額のコストをかけて採用を行うため、長く定着してくれる人を求めています。

【NG例文】
「御社で3年間、トップレベルの営業スキルと人脈を築かせていただいた後は、その経験を活かして起業したいと考えています。

若いうちから裁量権を持って働ける環境を、自分の夢へのステップにしたいです。」

「会社を自分の踏み台にする」という印象を与えてしまい、組織への忠誠心や貢献意欲が低いと見なされます。企業は自社の利益のために働く人を求めていることを忘れてはいけません。

改善ポイント

将来的に独立の夢があったとしても、まずは「その会社でどのような価値を提供し続けるか」に焦点を当てます。「この会社でしかできないこと」を目標に据えるのが鉄則です。

【改善後の例文】
「御社の新規事業開発において、10年後には事業部長として一つの組織を率いる立場になりたいです。

若手から挑戦できる環境で、自ら利益を生み出し、御社の収益の柱となるような新サービスを成功させることに全力を尽くします。」

会社の中でのステップアップとして目標を語ることで、挑戦意欲と組織貢献の両方をバランス良くアピールできます。

学ぶ意欲のみで貢献の視点が抜けている

「成長したい」「学ばせてほしい」という言葉は一見前向きですが、行き過ぎると「受動的」な印象を与えるでしょう。会社は学校ではなく、利益を生む場所であることを自覚する必要があります。

【NG例文】
「入社後は充実した研修制度を活用して、一日も早くプロのスキルを身につけたいです。先輩方から多くのことを学び、成長させていただける環境で、自分自身の市場価値を高めていきたいと考えています。」

「成長させてくれるのが当たり前」という受け身な姿勢は、貢献意識の欠如と捉えられます。自分の成長が、結果として会社にどう利益をもたらすのかが抜けているのが原因です。

改善ポイント

「成長」と「貢献」をセットで語りましょう。「〇〇というスキルを身につけることで、会社に〇〇という成果をもたらしたい」という能動的な表現に変換します。

【改善後の例文】
「入社1年目は、研修や現場での実践を通じて誰よりも早く実務スキルを習得し、早期に戦力として数字で貢献することを目指します。

自ら学びとる姿勢を貫き、5年後には専門性を武器にチームの目標達成を牽引できる存在となります。」

自律的に学ぶ姿勢と、それを会社の成果に還元する意志を明確にすることで、企業が「投資したい」と思える魅力的な人材として映ります。

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キャリアプランを面接で答えるときのポイント

面接でキャリアプランを述べる際は、履歴書の経験などと整合性を保ち、自信を持って答えることが大切です。ここでは、キャリアプランを面接で回答する際に、着目しておくべき点について解説します。

履歴書やESと齟齬がないようにする

キャリアプランを面接で回答する際は、履歴書やESに書いた内容との整合性を保つようにしてください。自分の今までの経験が記載されている履歴書や、強み・長所などを書いたESの内容から大きくかけ離れたキャリアプランでは、アピール内容に一貫性がないと捉えられる恐れがあります。

また、「自分の培ってきたことを活かそうとは考えていないのか」と思われ、目標達成の可能性が低いと捉えられかねません。キャリアプランは選考書類の内容と齟齬が出ないようにして、自分の強みを活かしていくことを説明しましょう

ハキハキと自信を持って答える

面接では、はつらつとした声でキャリアプランを伝えるのがおすすめです。ハキハキと答えれば、自信があり達成できそうな雰囲気を出せます。

また、声だけでなく表情にも注目してください。キャリアプランは自分の理想の未来を語る項目なので、明るい表情で伝えましょう。自信に満ちた姿勢で話せば、熱意を持って取り組んでいく意気込みも伝わるため、採用担当者に「モチベーション高く仕事をしてくれそう」と思ってもらえる可能性が高まります。

面接でよく聞かれることや答え方について詳しく知りたい方は、「【面接質問集】就活でよく聞かれること40選!答え方のポイントや回答例も解説」をご覧ください。

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キャリアプランの例文を参考に選考突破したいあなたへ

キャリアプランを考える際、例文を参考にするのは有効な手段ですが、最も大切なのは「自分の価値観」と「企業の方向性」を一本の線でつなげることです。企業がキャリアプランを問う真意には、応募者と組織のミスマッチを防ぎ、ともに成長できるかを見極めることにあります。

キャリアプランが分からない場合は、自己分析で理想の自分や働き方を見つけたり、企業のロールモデルを参考にしたりするのがおすすめです。考え方のポイントや例文を参考にしてもキャリアプランの作成につまずく場合は、キャリアチケット就職エージェントを利用してみてください。

キャリアチケット就職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが一人ひとりに合ったサポートをマンツーマンで実施しています。キャリアプランを作成するための自己分析や企業研究のサポートから、面接での伝え方まで一貫した相談が可能です。

面接や選考書類でキャリアプランを効果的に伝え、選考突破につなげたい人は、ぜひキャリアチケット就職エージェントに相談してみてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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