このページのまとめ
- 簡単な自己紹介では、氏名や学歴とあわせて必要最低限のパーソナルな情報を話す
- 200~300文字以内に納め、1分以内に話し終えるのが簡単な自己紹介のポイント
- 簡単な自己紹介では、例文をそのまま使うのではなく自分の言葉で話すと自然な印象になる

面接官から「簡単な自己紹介をしてください」と言われ、混乱する就活生も少なくありません。
簡単な自己紹介では、1分程度の時間で名前や学校名などの基本情報に加え、必要最低限のパーソナルな情報を盛り込むのが一般的です。簡潔に分かりやすくまとめられれば、面接の冒頭から面接官に良い印象を与えられるでしょう。
この記事では簡単な自己紹介の例文を11個紹介します。印象をアップし、内定を勝ち取りましょう。
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- 簡単な自己紹介とは
- 簡単な自己紹介の文字数
- 簡単な自己紹介の時間
- 簡単な自己紹介と自己PRとの違い
- 簡単な自己紹介の例文【アピール項目別】
- 1.例文:趣味
- 2.例文:アルバイト
- 3.例文:ゼミ
- 4.例文:ボランティア活動
- 5.例文:インターンシップ経験
- 簡単な自己紹介の例文【業界別】
- 1.例文:商社
- 2.例文:IT
- 3.例文:金融
- 4.例文:サービス
- 5.例文:広告
- 6.例文:メーカー
- 企業が簡単な自己紹介を求めるのは何のため?
- 学生の基本情報を知るため
- 面接の場の空気を和らげるため
- コミュニケーション能力や説明能力を確かめるため
- 応募書類にはない情報を得るため
- 好印象を与える簡単な自己紹介6つのポイント
- 1.聞き取りやすい声で話す
- 2.笑顔を心掛ける
- 3.姿勢を良くして面接官の目を見る
- 4.適度なユーモアを取り入れる
- 5.自分の言葉で話す
- 6.企業が求める人材を意識する
- 簡単な自己紹介の失敗例
- 大幅に時間をオーバーする
- 魅力が伝えられない
- 簡潔に話せていない
- 自己紹介になっていない
- 応募書類と内容が合ってない
- 簡単な自己紹介で自分を印象づけたいあなたへ
簡単な自己紹介とは
簡単な自己紹介とは、初対面の相手に必要最小限の情報を話し、自分が何者であるか説明することです。
就職面接では、面接官に「簡単な自己紹介をお願いします」と言われることがあります。簡単な自己紹介では、学校名や氏名のほか、特技や趣味など自分のパーソナルな情報を適宜盛り込むのが一般的です。
面接の初めに質問される場合が多く、答え方で第一印象を左右するため、よく内容を考える必要があるでしょう。
ここでは、就職面接で行う簡単な自己紹介の適切な文字数や時間について解説します。
簡単な自己紹介の文字数
簡単な自己紹介の文字数は、200~300文字程度が適切だといわれています。この程度の文字量だと、自分の基本情報と興味を持ってもらえそうなエピソードを簡潔に盛り込めるでしょう。
内定を得たい企業なら、伝えたい情報はたくさんあるのは当然です。しかし、これ以上長くなると「簡単な自己紹介」の範囲を超えてしまうでしょう。あくまで面接の「掴み」として、簡潔に終わらせるのが賢明です。
簡単な自己紹介の時間
簡単な自己紹介は1分程度に収めるのをおすすめします。200~300文字程度の自己紹介は、1分で収まる速さで話すと聞き取りやすく自然です。もちろん、多少前後するのは問題ありません。
なお、企業によっては「30秒で話してください」と時間をされる場合もあります。本番で慌てないよう、何パターンか用意しておくと良いでしょう。
簡単な自己紹介と自己PRとの違い
自己紹介と自己PRは似て非なるものです。下記で、それぞれの違いを確認しておきましょう。
・自己紹介…初対面の相手に、自分はどこの誰なのか最初に説明すること
・自己PR…長所や特技など、自分の強みを相手にアピールすること
自己紹介は初対面での挨拶の一環、自己PRは相手に自分を売り込むことといえます。両者の違いを意識したうえで、ひと言の自己紹介を考えましょう。
面接の自己紹介で話すべき内容については「自己紹介の基本的な項目とは?自己PRとの違いや注意点を例文つきでご紹介」の記事で詳しく解説しています。
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簡単な自己紹介の例文【アピール項目別】
ここでは、アピールしたい項目別の「簡単な自己紹介」の例文を紹介します。自分の経験や経歴に置き換えて考えてみましょう。
1.例文:趣味
◯◯大学◯◯学部4年の◯◯と申します。
ゼミでは流通について学び、情報がヒトとモノをどう動かすかを研究しています。特に、SNSが飲食業界に及ぼす影響をテーマとしています。
学業以外では、趣味のロードバイクに力を入れ、2年の夏休みには日本1周を果たしました。道中は自転車の部品が折れたり、宿泊場所がなかったりとトラブルがありましたが、無事に目的を達成し、総走行距離1万5,000kmを達成しました。逆境がある分燃える性格で、壁にぶつかってもすぐ立ち直りよじ登ります。
本日は、貴重な時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。
2.例文:アルバイト
◯◯大学◯◯学部4年の◯◯と申します。
ゼミでは化粧品業界のマーケティング戦略を研究テーマとしています。
学業以外では、書店で3年間アルバイトをしており、アルバイトリーダーを務める古株です。店長からは「ポップ職人の◯◯(氏名)」と呼ばれており、店内のポップを1人で制作しています。独自のキャッチフレーズと、愛のあるイラストを入れることがこだわりです。
楽しいことは独り占めせず、多くの人と共有したいと思う性格です。人を笑顔にすることに喜びを感じます。
本日は、私のアピールポイントを伝えたいと思い、張り切って参りました。少し緊張していますが、よろしくお願いいたします。
3.例文:ゼミ
◯◯大学◯◯学部4年の◯◯と申します。
大学ではマーケティング戦略のゼミに所属し、商店街のブランディングについて研究しています。研究ではフィールドワークを行い、店主に話を聞いたり、商店街主催のイベントに参加したりしてきました。現場に飛び込み、データでは分からない課題を見つけることに喜びを感じます。
学業以外では、軽音楽部に所属し、バンドではベースを担当しています。人と関わることが好きで、コミュニケーションが世界を広げると思っています。
本日は、面接の機会をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。
4.例文:ボランティア活動
◯◯大学◯◯学部4年の◯◯と申します。
大学では国際関係を専攻し、開発途上国の支援について研究しています。学業以外では、毎年夏に地域の福祉施設でボランティア活動をしています。
特に、子どもたちと関わる活動が好きで、昨年は施設のイベントでリーダーを務めました。リーダーシップとチームワークの重要性を学び、この経験が自分を成長させてくれました。
本日は、この経験を通じて学んだことを活かし、積極的にお話しできればと思います。よろしくお願いいたします。
5.例文:インターンシップ経験
◯◯大学◯◯学部4年の◯◯と申します。
ゼミではデジタルマーケティングを専攻し、データ分析の技術を学んでいます。昨年、広告代理店で3ヶ月のインターンシップに参加し、実際にクライアント向けのマーケティングキャンペーンの企画に携わりました。
その経験を通して、データを基にした意思決定の重要性を学びました。今後も、この分野でさらにスキルを伸ばしていきたいと考えています。
本日は貴重な機会をいただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
面接では30秒の自己紹介をお願いされることもあります。どのくらいの内容を用意すればよいか知りたい方は、「例文あり。『30秒で自己紹介してください』への対処法」の記事もあわせてご覧ください。
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簡単な自己紹介の例文【業界別】
簡単な自己紹介を聞かれた際に、選考を受ける業界を意識すると興味を持ってもらえる可能性が高まります。以下の例文を参考に、各業界の選考に合った自己紹介を作成しましょう。
1.例文:商社
◯◯大学◯◯学部4年の◯◯と申します。
学生時代は1年間イギリスに留学し、英語と国際経済について学びました。現地ではさまざまな国籍やバックグラウンドを持つ学生と積極的に交流をし、さまざまな価値観に触れることができました。
また、8歳から10歳のときまで親の仕事の都合でシンガポールに在住した経験があり、国際感覚を養うことができたと自負しております。御社に入社できた際は、これまでの経験を活かし、国際取引業務に貢献したいと考えています。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
2.例文:IT
◯◯大学◯◯学部4年の◯◯と申します。
大学では情報工学について学んでいます。在学中に生成AIの目覚ましい発展に関心を持ち、将来はこの分野でさまざまな社会課題の解決に貢献していきたいと考えるようになりました。
大学内のAI学習コミュニティにも参加し、日々進化する技術を網羅できるよう日々精進しています。
御社に入社できた際は、これまでの経験を活かしつつ、常に学ぶ姿勢を忘れずに御社の生産性向上や業務効率化に貢献していきたいです。
本日は緊張していますが、精一杯思いを伝えられる時間にしたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
IT業界の志望動機については「IT業界の志望動機の書き方は?アピールのコツや例文11選を紹介」の記事で詳しく解説しています。
3.例文:金融
◯◯大学◯◯学部4年の◯◯と申します。大学では経営学について学んでいます。
私の父親は地元で工場を営んでおります。地元銀行からの融資が大きな助けとなって父のアイディアを実現できたとき、銀行というさまざまな機会を提供する機関での仕事に興味を持ち始めました。
コツコツと目標に向かって努力するのに達成感を覚える性格で、在学中にファイナンシャルプランナー2級や証券外務員二種などの資格を取得しています。
本日は、面接の機会をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。
4.例文:サービス
私は旅行好きの両親の影響で、幼少期からさまざまな国に行き多様な文化に触れて育ちました。大学入学後は空港内のカフェでアルバイトをしており、海外から来た方が心地良く店舗を利用できるよう、得意の英語や中国語を活かして接客を行っています。
社内の接客コンテストで店舗代表に選ばれ、同僚と一緒に夜遅くまで練習し3位入賞できたのはとても良い経験になりました。御社に入社できた際は、この経験を活かしてさまざまな立場の人に商品を知っていただくきっかけ作りをしたいです。
本日は、面接の機会をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。
5.例文:広告
私は中学生のときから月に何冊もファッション雑誌を買って読み込んでいました。洋服や化粧品が、見せ方やキャッチコピー一つで見え方が変わるのが面白く、夢中になったのを覚えています。
大学入学後は、SNSで自分の購入した化粧品や日用品を紹介するインスタグラムのアカウントを運用し、フォロワーを2年で5,000人にまで増やすことができました。商品の良いところを分かりやすく伝えるために工夫する作業が面白く、広告業界を目指すきっかけになりました。
本日は自分の強みや熱意をできる限り伝えたいです。よろしくお願いいたします。
6.例文:メーカー
車の運転が好きで、休日に各地の道の駅に行ったり名産品を味わったりするのが趣味です。
自然の豊かな場所で育ったことから、環境問題にも強い関心があります。自分の技術を将来の地球環境保全に活かしたいと思い、EV関連事業へ関わりたいと思いました。
本日は、面接の機会をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。
就活を成功させるには、自己紹介をはじめとした基本的な流れを理解しておくことが重要です。「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事では、大まかな流れを解説しているのでぜひ参考にしてください。
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企業が簡単な自己紹介を求めるのは何のため?
企業は、学生の基本情報やコミュニケーション能力などを確かめるために自己紹介を求めます。また、アイスブレイクの意味合いもあるでしょう。
ここでは、企業が簡単な自己紹介を求める理由を解説します。
学生の基本情報を知るため
企業が採用面接で簡単な自己紹介を求めるのは、学生の基本情報を把握するのが目的です。直接本人の口から聞くことで、応募書類で確認するよりも情報を整理しやすくなります。
大学名や氏名、専攻などの基本情報は分かりやすく簡潔にまとめて、自己紹介の冒頭で話しましょう。
面接の場の空気を和らげるため
簡単な自己紹介は、場の空気を和らげるアイスブレイクの役割も持っています。
いきなり面接官の質問から面接を始めると、緊張がなかなか解けず、本来の力を発揮できない可能性があるでしょう。学生が緊張して力を発揮できないまま面接を終えるのは、人柄や能力を知りたい企業にとって望ましい状況ではありません。
面接の第一声は最も緊張するタイミングです。簡単な自己紹介であらかじめ用意してきた文章を話すことで、緊張が和らぎそのあとの面接がスムーズに進みやすくなります。
面接の緊張は、事前の対策である程度防ぐことが可能です「就活の面接対策は何をする?具体的な方法とよく聞かれる質問50選」を参考に、面接対策を進めましょう。
コミュニケーション能力や説明能力を確かめるため
企業が簡単な自己紹介をさせるのは、コミュニケーション能力や説明能力を確認する目的もあります。
厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況 2 若年労働者の採用状況」によると、新卒採用でコミュニケーション能力を重視していると答えた事業所は74.8%と高い水準になっていました(複数回答)。

引用元:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況 2 若年労働者の採用状況(2p)」
コミュニケーション能力はさまざまな職種で必要となる能力なので、多くの企業が重視しています。
自己紹介で自分の情報を分かりやすく話し、面接官の興味を引き出せる学生は、コミュニケーション能力があると判断されるでしょう。
また、短い時間で自分の情報をしっかり伝えられる学生は説明する力に長けていると判断されます。
簡単な自己紹介は、ただ情報を知るだけでなく社会人として欠かせない能力を確かめる意味合いもあるのです。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
応募書類にはない情報を得るため
企業は、簡単な自己紹介で応募書類にない情報を簡潔に知ろうとしています。
就活生に自己紹介をしてもらうことにより、自己PRや志望動機といった応募書類にない情報を知ることが可能です。その後の面接で質問する際のネタになったりより深く人となりを知ったりするきっかけになるでしょう。
面接で簡単な自己紹介をする際は、情報の重複にならないよう、自己PRや志望動機にはない情報をできるだけ盛り込むのがおすすめです。
自己PRは、就職面接において非常に重要なアピール機会。「自己PRとは?企業が求める理由や回答のポイント・例文を紹介」では、自己PR作成のポイントや例文を紹介しているので、ご参照ください。
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好印象を与える簡単な自己紹介6つのポイント
面接では第一印象が重要なので、簡単な自己紹介の伝え方を工夫しましょう。好印象を与えるポイントは下記のとおりです。
1.聞き取りやすい声で話す
簡単な自己紹介をする際は、はきはきと聞き取りやすい声で話しましょう。
自己紹介をするタイミングは面接の一番最初なので、第一印象に影響します。ぼそぼそと聞き取りにくい話し方では、いくら魅力的な自己紹介をしていても面接官に良い印象を持ってもらえません。
面接のスタートを良い形で始められるよう、声の大きさやリズムに気を配って話しましょう。お腹から声を出すよう意識すると、少し離れた位置にいる面接官にも声が届きやすくなります。
2.笑顔を心掛ける
無表情では暗い印象を与えてしまうので、面接中は笑顔を心掛けましょう。
ただし、満面の笑みは面接の場では相応しくありません。目は三日月型、口角を上げて自然な微笑みを作るのがポイントです。
上の歯が数本見えるよう意識すると、印象が良くなります。
3.姿勢を良くして面接官の目を見る
面接中は、背筋をまっすぐ伸ばし、面接官の目を見て話しましょう。背中が丸まっていると頼りなく見え、声も小さくなる傾向があります。
また、目線が合わないと「コミュニケーション能力が低い」と判断される恐れもあるでしょう。
4.適度なユーモアを取り入れる
簡単な自己紹介で好印象を与えるためには、企業や職種に合わせたユーモアの使い方が効果的です。特に、クリエイティブ業界や広告業界などの個性や柔軟な思考が求められる業界では、適度なユーモアを交えて自己紹介を行うと親しみやすい印象を与えられます。
たとえば、趣味を話す際に「趣味はランニングですが、走り終わったあとのアイスが一番の楽しみです」といった軽いジョークを交えることで、面接官の笑顔を引き出し、リラックスした雰囲気を作ることができます。
ただし、金融や法務などの保守的な業界では誠実さや真面目さが求められる傾向にあるため、ユーモアな要素は控えめにするのが無難です。職種や企業文化に合わせて適切なバランスでユーモアを取り入れることで、面接官の印象に残りやすくなります。
5.自分の言葉で話す
簡単な自己紹介をする際は、自分の言葉で話すことを意識すると自然です。
あらかじめ決めた言葉を丸暗記して読むだけでは、棒読み感が出てしまう可能性があります。また、内容を忘れてしまったときにひと言も言葉が出なくなるリスクもあるでしょう。
あらかじめ話すべき順序や要点だけをまとめておき、その場の雰囲気を感じながら話すと、自然な笑顔やリズムでの自己紹介ができます。
6.企業が求める人材を意識する
企業が求める人材を意識しながら簡単な自己紹介をすると、短い時間でも効果的に自分を印象づけられるでしょう。
たとえば、サービス業であれば接客でのアルバイト経験を盛り込むと、面接官に興味を持ってもらいやすくなります。製造業界であれば、ものづくりや一つの物事に真剣に打ち込んだエピソードを話すと効果的です。
自分に合った業界を選ぶことが、就活を成功させるカギといえます。そのためには、自己分析が欠かせません。「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」では、自己紹介の方法を解説しているので、参考にしてください。
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簡単な自己紹介の失敗例
簡単な自己紹介は、短い時間で自分を印象づけられる機会ですが、以下のような失敗をすると選考に悪影響を及ぼす可能性があります。
ここでは、簡単な自己紹介の失敗例を紹介するので、面接で好印象を得たい人は参考にしてください。
大幅に時間をオーバーする
簡単な自己紹介に時間をかけ過ぎると、面接官から「ルールを守れない人」「簡潔に話をまとめられない人」といった印象を持たれる可能性があります。
先述したとおり、「簡単な自己紹介をしてください」と言われたら1分程度に収めるのが目安です。面接官から時間の指定をされたら、時間内に収めます。
たとえば、「簡単に」とだけ言われているのにも関わらず、3分以上自己紹介を続けてしまっては、面接全体の進行の妨げになるでしょう。また、自分勝手な印象を持たれる可能性もあります。
同じ内容でも話すスピードによってかかる時間が変わってくるため、事前に時計を見ながら相応しい速度を練習しておくのがおすすめです。
魅力が伝えられない
簡単な自己紹介で基本情報だけを話すと、せっかくのアピールの機会を逃してしまいます。
名前や大学名、専攻などの情報は自己紹介に必ず盛り込まなければなりません。しかし、それだけでは本当にただの自己紹介で終わってしまいます。
面接は自分についての情報を効果的に伝え、企業に採用したいと思ってもらうための場です。どのようなタイミングでも、企業に自分を売り込むチャンスを逃さないようにしましょう。
簡潔に話せていない
簡単な自己紹介では、簡潔に話したいことをまとめましょう。
以下のような自己紹介は、冗長な印象を持たれてしまうので要注意です。
・「あの~、えっと~」などの繋ぎ表現が多い
・情報を盛り込み過ぎている
・話したいことがまとまっていない
・話の流れが二転三転する
簡潔に話をまとめる力は社会人の必須スキルです。面接官に効果的にアピールできるよう、情報を分かりやすく組み立てて話すことを心掛けましょう。
自己紹介になっていない
氏名や大学名、専攻などといった基本情報が抜けていては、自己紹介とはいえません。
企業に自分をアピールしたい気持ちが強過ぎるあまり、自己紹介を自己PRや志望動機と混同してしまう人も多くいます。
企業は簡単な自己紹介で、学生がどのような人物であるかを知りたがっています。自分の強みや入社の意欲を語るより先に、必ず自分の情報を伝えるようにしましょう。
応募書類と内容が合ってない
簡単な自己紹介の内容と応募書類に書いた内容に違いがあると、面接官に不信感を与える可能性があります。
たとえば、簡単な自己紹介で「リーダーシップのある明るい性格」だと話しているのにも関わらず、応募書類の自己PRでは「謙虚で思慮深い性格」といっていては面接官は混乱するでしょう。
面接中に話す内容に矛盾が生じないように、あらかじめ内容をチェックするのが重要です。
面接での返答に矛盾を生まないために、あらかじめ答える内容を考えておきましょう。「就活の面接で聞かれる質問集40選!答え方のポイントや回答例も解説」では、面接で頻出する質問をまとめているので、ご覧ください。
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簡単な自己紹介で自分を印象づけたいあなたへ
簡単な自己紹介で何を話せば良いのか、どこまで話せば良いのかを迷ってしまう就活生も少なくありません。そのような時は、就職エージェントの力を借りるのも一つの方法です。
就職エージェントのキャリアチケットでも面接対策を実施しています。あなたの状況に合わせた対策を行うので、安心して利用してください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。