インターンに行くべき?メリットや就活への影響は?企業の探し方も解説!

このページのまとめ

  • インターンに参加することで就活に有利になるなど得られるメリットは多い
  • インターンの種類と特徴を知ったうえで行くべき時期を決める
  • インターンへ参加する目的を明確にすることが大切

インターンに行くべき?メリットや就活への影響は?企業の探し方も解説!のイメージ

インターンに行くべきか、行かなくてもいいか、迷っている就活生もいると思います。参加すれば選考を有利に進められる可能性が高いという意見の一方で、行かなくても就活に影響は出ないという声もあります。

この記事では、インターンシップの種類や特徴、参加することで得られるメリット、参加するうえでの心構えなどを解説しています。インターンに参加する場合の目的を見つける際に役立ててください。

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目 次

25卒からインターンシップで得た学生情報が採用活動に使用可能に

2022年6月、政府が令和5年からインターンシップの取り扱いを改正することを発表しました。この改正は、2025年に卒業・修了する学生が、2023年に参加するインターンシップから適用されます。

この改正により、「一定の基準を満たすインターンシップで取得した学生情報を、広報活動・採用選考活動の開始時期以降に限り、それぞれ使用可能」となりました。いままでもインターンシップが採用に直結する事例もあったようですが、この改正により公的に認められるようになりました。

このことから、インターンシップで良い評価が得られれば、その後の選考を有利に進められる可能性が高まるでしょう。

インターンの内容やメリットを再度確認したい就活生は「インターンシップの内容と参加のメリットを知ろう」の記事も参考にしてみてください。

参照元
厚生労働省
若者の雇入れを検討している事業主の皆さまへ インターンシップについて

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インターンには行くべき?参加するメリット4つ

インターンシップは、参加することで「本選考の対策になる」「選考でのアピール材料になる」など多くのメリットが得られます。行くべきか悩んだら、参加メリットに目を向けてみましょう。

1.就活の事前対策になる

インターンに参加するための選考は、エントリーシートや面接など、本番の就活とほぼ同じプロセスで行われるケースが多いです。

そのため、自己分析や業界研究など、就活が本格化する前に準備ができることは大きなメリットになるでしょう。自己分析や業界研究を深めることで、より質の高いエントリーシートや志望動機の作成も可能になり、ほかの就活生との差別化にもつながります。

2.社会人として必要なスキルが身に付く

社会人としてのビジネスマナーを習得することができるのも、インターンシップに参加することのメリットといえます。

また、社内のさまざまな立場の人とふれあう機会があったり、インターンシップのプログラムにグループディスカッションが含まれていたりすると、コミュニケーションスキルの向上も期待できるでしょう。

3.就活の選考でアピールできる

インターンシップに参加した体験は「実績」として、就活のガクチカや面接で企業にアピールすることができます。

インターンシップに参加した企業に応募する場合はもちろん、同じ業界のほかの企業に応募する場合でも、実際に会社で働いた体験は大きな強みになります。社会人として働く意識が高い、という企業の好評価にもつながるでしょう。

4.ミスマッチを防げる

インターンシップに参加するメリットは、企業と自分とのミスマッチを減らせることです。内定をもらって入社したあとに「思っていた仕事内容と違った」「社内の雰囲気に合わない」など、自分と企業の間にギャップを感じ、早期退職してしまうケースも少なくありません。

インターンシップで実際に企業で仕事をする体験を通すことで、その仕事内容が自分に合っているのかを確認することができます。

また、企業で働いている社員と交流することで、社内の雰囲気を肌で感じることができます。オフィスの環境や社風を把握することで、入社後のイメージが具体化しやすくなるでしょう。

インターンシップについての基本情報は「インターンって何?参加するメリットと探し方のポイント」の記事にも載っています。

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インターンシップの種類

インターンのメリットを確認したところで、参加できる「インターンシップ」にはどんな種類があるのか見ていきましょう。

1dayインターン

半日~1日の期間で行われるのが「1dayインターンシップ」です。職業体験ができたり、事業説明や社内見学など会社説明会のような内容であることが多いです。

拘束時間が短く気軽に参加できる1Day仕事体験は、多忙な学生におすすめ。1日で仕事内容を把握したり社内の雰囲気を感じることができるので、短期間であっても得られるものは多いでしょう。

短期インターン

数日間~数週間の期間を設けており、就職活動においては主流となるインターンシップ。多くの企業を知りたい、気軽に参加したいという方におすすめです。

実際の仕事の疑似体験やグループワーク、企業・施設見学といった内容が主になります。社内や社員の雰囲気を感じることができ、企業によっては会社の人からフィードバックがもらえるので、その後の就活に役立てられるしょう。

長期インターン

特定の業種や職種を体験したい、スキルアップしたいという方は長期インターンがおすすめです。期間は企業によって異なりますが、3ヶ月以上の継続した仕事体験ができるプログラムが多いでしょう。

長い期間を設けているため、実際に営業として交渉を行ったり、SEとしてシステムを構築したりと、実務を体験できるのが特徴。また、長期インターンはベンチャー企業や中小企業で実施されるのがほとんどで、報酬が発生することも珍しくありません。

ただし、期間が長いので就活で忙しくなる大学3年生時の参加はあまりおすすめしません。大学1年生や2年生のインターンを受け入れている企業も多数あるので、自分のスケジュールと照らし合わせて行くべき時期を決定しましょう。

海外インターン

国内ではなく、海外で開催されるインターンシップもあります。海外インターンシップでは、海外に支社がある日本企業内での仕事を体験できます。長期が多いですが、中には3か月以内のプログラムもあり、外資系企業への就職を目指す人や、将来海外で活躍したいと思っている学生におすすめです。

また、インターンシップ期間中は海外で生活することになるので、語学力や異文化交流など海外でしか体験できないことも学べます。国内企業に就職することになった場合でも海外インターンシップでの経験は大いに活かせるでしょう。

短期・長期インターンシップについてより詳しく知りたい方は「インターンには短期と長期がある!それぞれの違いと特徴とは」の記事も参考にしてください。

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インターンは就活に有利?短期・長期インターン別に解説!

インターンシップに参加すると、どのように就活が有利になるのでしょうか。短期と長期、それぞれに分けて説明していきます。

短期インターンの場合

企業がインターンを開催する目的として「優秀な学生を見つける」ことがあげられます。そのため、企業が求める人材がインターンに参加していれば、選考につながるような対応をする場合も。

一次選考が免除になったり、参加者だけの特別な選考ルートを設けている企業も存在するようです。インターンシップ後にイベントが設けられている、リクルーターがつくなどの対応が行われることもあるでしょう。

長期インターンの場合

長期インターンは、実際に企業内で実務を行うので、本来であれば入社後に行う仕事を学生時代から体験できるのが大きな魅力。

長期インターンに参加すれば、実務体験としてアピールできることはもちろん、具体的なエピソードや身に付いたスキルがあれば、選考でほかの就活生に差をつけることができるかもしれません。

短期・長期インターン別の魅力がさらに知りたい就活生は「短期と長期どっちが良い?インターン期間による魅力とは」の記事も参考にしてみてください。

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行くべきか悩んだときに活用したいインターン先の見つけ方

インターンに行くべきだと感じたら、どのようにインターンシップ先を探せばいいのでしょうか。ここでは、その具体的な方法をご紹介します。

就活情報サイト

求人情報や就職準備活動に関する幅広い情報が載っている就職情報サイトを利用するのがおすすめです。インターンシップ関連の情報も豊富に公開されている事が多く、大手企業やベンチャー企業、期間などで検索もできるため、自分の興味のある企業のインターンシップ情報を効率的に見つけられるでしょう。

企業のホームページ

インターンシップについての情報が載っているか、企業のホームページをチェックしてみましょう。採用ページやインターンシップの特設ページが用意されている場合もあります。

ただし、企業ホームページをチェックするタイミングによっては応募期間が過ぎてしまう可能性があるため、教務のある企業のサイトはこまめに確認が必要。最近ではSNSでインターンシップの情報を発信している企業もあるので、企業へ直接連絡することも可能です。

大学のキャリアセンター

大学内にある就活生のための就職支援課やキャリアセンターでも、インターンシップの情報を得ることができます。インターン選考のための応募書類作成・添削や、面接練習など準備対策のサポートも受けられる場合もあります。

オファー型サイト

自分から探しに行くのではなく、企業からのオファーを待つ、というオファー型サイトを利用する方法も効果的です。サービスサイトに自己PRや経験、持っているスキルなどをプロフィールとして登録しておくと、企業側からインターンシップの参加に関するオファーを受け取ることができます。

オファーを送る企業は、プロフィールを見て自社とマッチングしている就活生を選んでいるので、「今までは興味がなかったが、実は自分に合っているかもしれない」という業界や仕事と出会えるケースもあります。

先輩や知人からの紹介

すでに社会人として仕事をしている大学の先輩やアルバイト先、家族や親戚などのつながりからインターンシップ先を見つけることも可能です。理系や大学院生の就活生などの場合は、研究室の教授や先生などを通じてインターンの紹介が受けられることもあります。

インターンシップの探し方についてさらに知りたい就活生は「インターンの探し方を解説!自分に合う企業を選ぶには」の記事も参考にしてください。

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インターンへ参加する際の注意点

インターンシップは多くのメリットがあるだけでなく、企業によっては本選考に影響がでることも。ここでは、参加に際して注意すべきポイントを紹介します。

インターンへの目的を明確にする

インターン選考に合格しても、ただ参加するだけでは有益な時間は過ごせません。「友達や先輩が参加したから」という理由ではなく、「何のため」「何を得たいのか」「学びたいこと」を自分の中で明らかにしてから参加するようにしましょう。

参加前に企業について入念に調べる

「選考が有利になるから、とりあえずインターンに行く」と考えているなら要注意。事前に調べなかったため「参加したものの期待していたプログラムではなかった…」というケースは多いようです。

参加申し込みをする前に、説明会が中心なのか実務が体験できるのかなど、インターンシップの内容をしっかりと調べておくことが大切でしょう。

インターン参加時のマイナス評価が本選考に影響する可能性も

期間中は自分の能力や考え方などを人事に見られているため、マイナスな印象や評価を与えることがあれば、本選考のエントリーシートやWebテストの時点で足切りとなる恐れがあります。

選考には多大な労力や時間がかけられているため、インターンの時点で採用に値しないと判断されると、本選考に進めない可能性があることを理解しておきましょう。

自分の興味のある業界だけに絞りすぎない

インターンシップ先を選ぶときには、自分が志望する企業だけに絞らず、視野を広げて検討することが大切です。複数の業界の企業インターンシップに応募することにより、選考突破の可能性を広げるだけでなく、自己分析や企業研究も深めることができるからです。

また、インターンに参加してもなお興味が持てなければ、「なぜ興味が持てないのか」を深掘りすることで自己分析が進むこともあるでしょう。特定の職種や企業にこだわらず、幅広い分野のインターンシップに参加してみるのがおすすめです。

インターンシップをより充実させたい方は「インターンシップを充実させるポイントは目的意識」の記事も参考にしてください。

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インターンに行くべきか悩んでいるあなたへ

インターンの種類や参加するメリットなどを解説してきましたが、どのような企業のインターンに参加するべきか、どのように選考対策をするべきかがわからない就活生も多いのではないでしょうか。

「キャリアチケット」は、新卒専門の就活エージェントです。インターン企業を選ぶための自己分析や業界・企業分析はもちろん、ESの添削や面接対策などといった選考対策もしっかりサポート。

インターンに参加してみたいが、企業の選び方や対策方法がわからない方はぜひご相談ください。

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