このページのまとめ
- GABとは、言語・計数・性格で構成される新卒総合職向けの適性検査
- GABでは、厳しい制限時間のなかで大量のデータを素早く読み解く力が測られる
- 合格ライン突破には1冊の問題集を繰り返し解き、解答パターンを身につけるのが重要
「GABとはどんなテスト?」「難易度が高く時間も足りないと聞いて不安…」と悩んでいる就活生もいるでしょう。GABは主に大手企業が導入する新卒向けの適性検査で、厳しい時間制限のなかで高い論理的思考力が求められるのが特徴です。
この記事では、GABの特徴や問題の傾向、ボーダーを突破するための対策法5選を詳しく解説します。計画的に対策してGABを突破したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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- GABとは総合職向けの適性検査
- GABの特徴
- SPI・玉手箱・CABとの違い
- GABが重視される主な業界と合格ラインの目安
- GABの3つの受検方式
- 【GAB】マークシート形式の筆記試験
- 【WebGAB】自宅受検のWebテスト
- 【C-GAB】テストセンターでのパソコン受検
- GAB対策のスケジュールと必要時間
- 勉強時間の目安は20~30時間
- 夏のインターンを目指す:大学3年生の春までに開始
- 本選考を有利に進める:大学3年生の夏~秋に開始
- GABの出題項目と解き方のコツ
- 言語理解:設問を先に読む
- 計数理解:図表のタイトルと単位を瞬時に把握する
- 英語:段落ごとの要旨をつかむ
- 性格検査:一貫性のある回答を心掛ける
- GABのテストに効果的な対策5選
- 1.1冊の問題集を3周以上解く
- 2.傾向が似ている「玉手箱」で数をこなす
- 3.解き方のパターンを覚える
- 4.1問30~50秒のタイマー学習を徹底する
- 5.PC画面での模擬試験で本番を再現する
- GAB対策に不安があるあなたへ
- GABのテストに関するよくある疑問
- Q.GABの結果はほかの企業に使い回せる?
- Q.GABを実施する企業の目的は?
- Q.対策なしでGABを受検すると落ちる?
GABとは総合職向けの適性検査
GAB(Graduate Aptitude Battery)とは、日本エス・エイチ・エル(SHL)が開発した総合職向けの適性検査です。主に大手企業の新卒選考で使用されており、応募者の論理的思考力や情報処理能力を測定することを目的としています。
多くの企業が書類選考や面接の前段階で実施し、応募者のスクリーニングに活用しているのが特徴です。特に、高い情報処理能力が求められる商社や金融業界などで導入が進んでおり、就活を成功させるためには避けて通れない試験の一つとなっています。
GABの特徴
GABの特徴は、ほかの適性検査と比較して難易度が高く、専門的なビジネススキルに近い能力が求められる点です。具体的な特徴として、以下の2つのポイントを押さえておきましょう。
時間制限が厳しい
GABの特徴は、時間制限が厳しいことです。たとえば、WebGABの言語理解では25分で52問、計数理解では35分で40問を解く必要があり、1問あたりの解答時間は30~50秒程度しかありません。
厳しい時間制限があるのは、応募者の情報処理速度と正確性を同時に測定するためです。実際のビジネスシーンでは、限られた時間内で正確な判断を下すことが求められるため、GABではこの能力がチェックされます。
多くの受検者が全問を解き切れずに終わってしまうため、時間配分の戦略と素早い判断力が合格の鍵となるでしょう。
データを読み解く能力が試される
GABでは、長文や図表に散らばる多くの情報から、必要な要素を正確に読み取って客観的に判断する力が重視されます。言語理解の長文、計数理解のグラフや表など、出題形式を問わずすべての科目で大量のデータを素早く処理する能力が必要です。
この能力は、現代のビジネス環境において欠かせません。企業では日々、社内外の資料や数値データから、現状を正しく把握して意思決定を行うことが求められるためです。
単なる暗記力や計算のスピードではなく、与えられた材料の背景にある意味を理解し、適切な結論を導き出す思考力が、GAB全体を通して試されています。
SPI・玉手箱・CABとの違い
就活で適性検査を突破するには、各テストの特徴を知って適切な対策をとることが大切です。以下の表では、GABとほかの適性検査の違いをまとめました。
| 適性検査 | 主な対象 | 特徴 | 実施形式 |
|---|---|---|---|
| GAB | 新卒総合職 | 時間制限が厳しい、データ読解重視 | 筆記・Web・テストセンター |
| SPI | 新卒・中途 | 基本的な学力重視 | 筆記・Web・テストセンター |
| 玉手箱 | 新卒・中途 | 問題形式が固定、効率性重視 | Web中心 |
| CAB | IT・システム職 | プログラミング的思考重視 | 筆記・Web・テストセンター |
GABは玉手箱と同じ日本エス・エイチ・エルのテストですが、より総合職向けに特化した内容となっています。SPIと比較すると、GABのほうが時間制限が厳しく、より高度な論理的思考力が求められるのが特徴です。
就活の適性検査については、「就活の適性検査とは?検査の種類や特徴、受ける際のポイントをご紹介!」の記事をご参照ください。
GABが重視される主な業界と合格ラインの目安
GABを導入している企業は、主に高い論理的思考力と情報処理能力を求める業界に集中しています。主な導入業界と合格ラインの目安は以下のとおりです。

ただし、上記の合格ラインは目安であり、企業によって基準は異なります。また、GABの結果だけでなく、エントリーシート(ES)や面接の結果も総合的に判断されることを理解しておきましょう。
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GABの3つの受検方式
GABには、受検環境や実施方法が異なる3つの方式があり、企業の採用方針や応募者の状況に応じて選択されます。
| 受検方式 | 受検場所 | 電卓使用の可否 | 英語の有無 |
|---|---|---|---|
| GAB | 企業の指定会場(筆記) | 不可 | 無 |
| WebGAB | 自宅など(PC) | 可 | 無 |
| C-GAB | テストセンター(PC) | 不可 | 有 |
どの方式で受検することになっても対応できるよう、それぞれの特徴を把握しておくことが重要です。
【GAB】マークシート形式の筆記試験
従来型のGABとは、企業の指定する会場で実施されるマークシート方式の筆記試験のこと。所要時間は合計90分間で、各分野の割り当ては以下のとおりです。
・言語理解:25分
・計数理解:35分
・性格の適性検査:30分
なお、出題科目と制限時間は上記のとおりですが、問題数は公表されていません。
GABで注意しておきたいのが、自宅などで受検するWebGABとは異なり、マークシート形式のGABでは電卓の使用が認められていない点です。試験当日は持参しても使用できないため、日ごろから電卓に頼らず、メモ用紙を使った素早い手計算に慣れておく必要があります。
【WebGAB】自宅受検のWebテスト
WebGABとは、自宅のパソコンを使用して受検する形式を指します。WebGABの場合、所要時間は例題の提示を含めて合計80分で、各出題科目の制限時間は以下のとおりです。
・言語理解:25分(52問)
・計数理解:35分(40問)
・性格の適性検査:20分(68問)
なお、性格の適性検査はすべての設問に答える必要があるため、基本的に制限時間は設定されていません。20分というのはあくまで目安です。
WebGABにおいては電卓の使用は許可されているため、必ず手元に用意したうえでテストに臨みましょう。
【C-GAB】テストセンターでのパソコン受検
C-GABとは、全国にあるテストセンター会場に出向き、会場に設置されたPCを使用して受検する形式です。受検科目に英語も出題されるのが特徴として挙げられます。C-GABテストの試験時間は例題の提示を含めて合計40分で、出題科目と制限時間は以下のとおりです。
・言語理解:15分(32問)
・計数理解:15分(29問)
・英語:10分(24問)
C-GABの場合、性格の適性検査は前もって自宅などでWeb上で受検しておきます。
なお、C-GABでは電卓は使用できません。志望企業がC-GABを導入している場合は、電卓なしでの手計算に慣れておきましょう。
C-GABについてより詳しく知りたい人は、「C-GAB対策を解説!テストの概要と短期間で高得点を狙うコツを紹介」を参考にしてください。
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GAB対策のスケジュールと必要時間
GABの対策を始めるべき時期は、就活のスケジュールによって異なります。
ここでは、勉強時間のほか、夏のインターンシップを目指す場合と本選考を目指す場合の対策開始時期について解説。全体的なスケジュールを把握して、自身の状況に当てはめてみてください。
勉強時間の目安は20~30時間
GAB対策に必要な勉強時間は、一般的に20~30時間程度です。この時間は、基礎的な学力がある学生を前提とした目安であり、個人の能力や経験によって変動します。
効果的な学習を行うためには、一度に長時間勉強するよりも、毎日1~2時間ずつ続けて勉強するのがおすすめです。たとえば、1日2時間の学習を15日間続けると、30時間の学習時間を確保できるでしょう。
ただし、数学や論理的思考が苦手な学生の場合は、40~50時間程度の学習時間が必要になる場合もあります。自分の現在の実力を客観的に評価し、必要に応じて学習時間を調整することが大切です。
夏のインターンを目指す:大学3年生の春までに開始
夏のインターンシップ選考でGABが実施される場合は、大学3年生の春(4~5月)までに対策を開始しましょう。夏のインターンシップの選考は6~7月ごろを中心に行われるため、それまでに十分な準備を完了させる必要があります。春から対策を始めると、余裕をもって基礎固めから応用問題まで段階的に学習を進められるでしょう。
なお、キャリアチケットが26卒の学生を対象に実施した調査によると、大学3年生4月末時点で適性検査の対策を実施していた学生は全体の約1割でした。

ライバルが対策を始めていない段階から動き出すと、差をつけられるでしょう。また、C-GABの場合は結果を異なる企業で使い回せます。早期に納得のいく結果を残せれば、GAB対策が不要になり、ESの作成や面接対策に集中できるのもメリットです。
参照元
キャリアチケット
2026年入社予定学生の就活状況に関する調査
本選考を有利に進める:大学3年生の夏~秋に開始
新卒採用の本選考を目指す場合は、大学3年生の8~9月ごろからGAB対策を始めるのがおすすめです。早期選考は大学3年生の秋ごろから始まるため、3年生の夏休みを目安に準備を進めておくと、余裕をもって対策できるでしょう。
選考は年々早期化しているため、早めに行動して損することはありません。
就活では、志望企業の選考スケジュールに合わせて早めに対策を始めることが大切です。就活のスケジュールについてより詳しく知りたい人は「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事を参考にしてください。
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GABの出題項目と解き方のコツ
GABの出題範囲は、言語・計数・英語・性格の4つの分野。それぞれの能力や性格を測ることにより、企業は応募者の適性や思考の傾向を判断します。ここでは、各検査項目の出題傾向や解き方のコツを見ていきましょう。
言語理解:設問を先に読む
GABの言語理解は、論理的読解力を測る長文読解テストです。1つの文章につき設問が4つあり、1問につき解答時間は30秒しかありません。時間がタイトなため、事前の練習が合否を分けます。
GABを解く際は、まずは設問を先に読み、何が問われているかを把握してから本文にあたりましょう。正誤の判断は「正しい」「間違っている」「判断できない」の3択形式です。自分の主観を交えず、文章の内容に沿って解答することを心掛けてください。
計数理解:図表のタイトルと単位を瞬時に把握する
計数理解は、図表の読み取りと計算力を問う問題です。四則逆算や表計算が出題され、1問あたり30〜50秒程度で解く必要があります。計数理解で重要なのは高度な数学力ではなく、必要な数値を素早く見つける観察力です。
問題を解く際は、図表のタイトルと単位を瞬時に把握しましょう。すべての項目を丁寧に計算していては、時間が足りなくなってしまいます。設問が求めている内容を正確に理解したら、関係のある数値だけを効率良く拾い上げてください。
選択肢をうまく活用して答えを推測し、1問ごとの正答率を上げていく意識が大切です。
英語:段落ごとの要旨をつかむ
C-GABのみで課される英語問題は、文章の論理的読解力を問う3択形式のテスト。基本構造は言語理解と同様ですが、1問あたりの制限時間は約25秒とさらに短くなっています。
長文の読み取りに割ける時間は10秒ほどしかないため、文章を頭からすべてきれいに訳すのではなく、段落ごとの要旨をスピーディーにつかむ読み方が不可欠です。自然、文化、社会、環境など出題ジャンルは多岐にわたるため、過去問を通じて内容に慣れておきましょう。
性格検査:一貫性のある回答を心掛ける
性格検査は、応募者の行動パターンや価値観、思考の癖を測定し、企業の社風や職務への適性を測るテストです。質問に対して5段階(「あてはまる」〜「あてはまらない」など)で回答していく形式であり、1問に割ける時間は20秒程度しかありません。
性格検査を受ける際のポイントは、回答の一貫性を保つこと。深く悩み過ぎると回答がブレる可能性があるため、直感で答えましょう。企業の相性チェックや配属先の判断に直結する検査だからこそ、正直に回答することが大切です。
性格検査が不安な人は、「性格検査で落ちることはある?対策のコツとは」の記事で回答のポイントをご確認ください。
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GABのテストに効果的な対策5選
難易度が高く時間制限も厳しいGABを合格するには、事前の準備が大切です。ここでは、GABで合格ラインを超えるための効果的な対策を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.1冊の問題集を3周以上解く
GAB対策の基本は、質の高い問題集を繰り返し解くことです。1冊の問題集を3周以上解き進めることで出題パターンが体に染み込み、本番でも迷わず解答できるようになります。問題集の具体的な進め方は以下のとおりです。
・1周目:出題傾向や苦手分野を把握する
・2周目:問題の解き方を徹底的に理解する
・3周目:制限時間を意識し、ミスなく解く練習をする
同じ問題を繰り返し解くと、類似問題に対する対応力が高まります。限られた時間内で確実に合格ラインを突破するには、何冊もの問題集を中途半端にこなすよりも、1冊を完璧にマスターするほうが効果的です。
問題集を選ぶコツ
効果的なGAB対策のためには、適切な問題集の選択が欠かせません。以下のポイントを参考に、自分に最適な問題集を選びましょう。
・最新版を選ぶ
・志望企業の出題方式が網羅されたものを選ぶ
・解説が充実しているものを選ぶ
・模擬テストがついたものを選ぶ
適性検査の教材は毎年改訂されているため、最新の出題トレンドを反映した本を選ぶことが鉄則です。特にGABは、受検方式によって電卓の使用可否や英語の有無が異なるため、自分が受ける形式に対応しているかの確認は欠かせません。
書店やレビューで内容や解説の分かりやすさをチェックし、これと決めた1冊をじっくり解き進めてみてください。
2.傾向が似ている「玉手箱」で数をこなす
GABテストの対策として、出題傾向が似ている玉手箱の問題を活用するのも効果的です。先述したように、GABと玉手箱はどちらも日本エス・エイチ・エルが開発したテストのため、問題の傾向や考え方に共通点が見られます。
玉手箱を活用する主なメリットは、GABよりも難易度がやや低い問題で練習できる点です。いきなり難解なGABに挑んで挫折するよりも、まずは玉手箱の標準的な問題で数をこなし、基本的な読解力やデータ処理のパターンを養うほうがスムーズに実力を伸ばせるでしょう。
ただし、問題の雰囲気は似ていても、試験時間や細かな出題バランスは異なります。玉手箱だけで満足せず、最終的には必ずGABの専用問題集に戻り、本番の厳しい時間制限に合わせた仕上げを行うことが大切です。
玉手箱について詳しく知りたい人は、「玉手箱とはどんなテスト?SPIとの違いや対策・受検の注意点を解説」の記事をご覧ください。
3.解き方のパターンを覚える
GABでは、出題される問題のパターンがある程度決まっています。頻出の型をあらかじめ頭に入れておけば、本番で問題を見た瞬間に正しい解き方を選べるようになり、大幅なタイム短縮が可能です。
たとえば、計数理解における「売上の前年比較」「市場シェアの計算」「成長率の算出」などは、典型的なパターンといえます。これらの問題を見たら迷わず手が動くレベルまで、解法のプロセスを整理して体に覚え込ませることが合格への近道です。
4.1問30~50秒のタイマー学習を徹底する
GABの厳しい時間制限に対応するため、普段の学習からタイマーを使用した時間管理を徹底しましょう。1問あたり30~50秒という制限時間を設定し、その時間内で解答する練習が効果的です。
最初は時間内に解けなくても構いません。徐々に解答速度を上げていき、最終的に制限時間内で正確に解答できるようになることを目指します。日ごろから時間を意識して練習すると、本番でも焦ることなく、冷静に問題に取り組めるでしょう。
また、時間が足りない場合の対処法も決めておくことが重要です。ひと目見て分からない問題は時間を掛けずに次に進むなど、戦略的な時間配分を身につけることが合格への鍵となります。
5.PC画面での模擬試験で本番を再現する
WebGABやC-GABを受検する場合は、本番前にパソコン画面で模擬試験を受けてみましょう。紙の問題集だけでは、画面上での問題の見え方や操作感覚が身につきません。
GAB対策向けのWebサイトでは、本番と同じ形式のWeb模擬試験を利用できます。これらを活用し、マウス操作や画面上での図表の読み取りに慣れてください。
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GAB対策に不安があるあなたへ
「GABは難易度が高くて自分だけで対策しきれるか不安……」と焦っている人もいるでしょう。そんなときは、就活のプロに頼るのも一つの手です。
キャリアチケット就職エージェントでは、就活のプロがあなたに寄り添い、選考突破に向けた丁寧なサポートを行っています。GABをはじめとする適性検査の対策はもちろん、自己分析や面接対策などトータルでアドバイスが可能です。
一人ひとりの苦手分野に合わせた対策を進められるため、効率良く自信をつけられます。就活に悩んでいる人は、ぜひご相談ください。
無料で相談!テストを突破する方法を知りたい
GABのテストに関するよくある疑問
GABテストに関して、よくある疑問をまとめました。自信をもって本番に臨むため、疑問や不安を解消しておきましょう。
Q.GABの結果はほかの企業に使い回せる?
A.受検方式によって異なります。ペーパーテスト形式のGABと自宅のPCで受検するWebGABの結果は、ほかに使い回せません。企業ごとに毎回新しく受検し直す必要があります。
一方で、専用の会場に出向いて受検するテストセンター方式のC-GABであれば、一度出した結果を他社へ使い回すことが可能です。C-GABで納得のいく高得点が取れた場合は、その後の適性検査をパスできるため、就活を有利に進める武器になります。
Q.GABを実施する企業の目的は?
A.主な目的は、ESや面接だけでは見えにくい仕事の処理能力を全員同じ条件で公平に測るためです。ESの文章や面接での受け答えが完璧でも、実際の業務で大量のデータや長文をテキパキ処理できるかどうかは分かりません。
特に応募者が殺到する人気企業では、選考の初期段階で自社の求める水準をクリアしているかを客観的に見極めるため、GABの結果が活用されます。
Q.対策なしでGABを受検すると落ちる?
A.落ちるとは限りませんが、合格の可能性は下がるでしょう。GABは1問あたり30〜50秒という極端なスピード勝負を強いられるため、事前の準備なしで高得点を狙うのは困難といえます。
どれだけ頭の回転が速い人でも、本番で初めて問題形式に触れた場合、時間配分で失敗しかねません。あらかじめ問題のパターンを把握し、タイムロスを削る練習を積んでおくことこそが、実力を出し切るための近道です。
就活ではGABのほかにも多様なテストが課されるため、まずは志望企業の選考情報を集め、必要な適性検査の準備を早期に進めておきましょう。ほかのテストの特徴を知りたい人は、「Webテストの種類20選!特徴や効果的な対策方法を解説」の記事をご一読ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。