Webテストの玉手箱とは?出題の特徴や対策方法を解説

このページのまとめ

  • Webテストの玉手箱は就活で使用される適性検査
  • Webテストの玉手箱は能力テストと性格テストの2種類で構成される
  • Webテストの玉手箱の対策では問題集を繰り返し解くのがおすすめ

Webテストの玉手箱とは?出題の特徴や対策方法を解説のイメージ

「Webテストの玉手箱ってどんな特徴があるの?」「出題される問題や対策法が知りたい」などと考える就活生も多いでしょう。就活のWebテストのなかでも玉手箱を使用する企業は多く、幅広い業界を受ける場合は対策が重要になります。

この記事では、Webテストの玉手箱の特徴や対策方法を解説します。出題される問題や攻略のポイントも紹介しているので、参考にしてください。

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Webテストの玉手箱とは?4つの特徴を解説

Webテストの玉手箱とは、就活で使用される適性検査です。能力テストと性格テストの2種類で構成されています。

受験方式は、自宅で受検を行う「Webテスト方式」と、指定された会場で受験する「C-GAB方式」の2種類です。受験形式は企業によって異なりますが、Webテスト形式が主流になっています。

玉手箱は大手企業や人気企業でも使用されるケースが多く、「SPI」と並ぶ代表的な適性テストの1つです。就活では受験するケースも出てくるので、どのような特徴があるか、試験内容なのかなどは確認しておきましょう。

ここでは、玉手箱の4つの特徴を解説します。

1.ほかのWebテストと比べて問題形式が少ない

玉手箱の特徴の1つが、ほかのWebテストと比べて問題形式が少ない点です。玉手箱の能力テストの場合、問題形式は「計数」「言語」はそれぞれ3種類、「英語」は2種類、計8種類になります。

【計数の出題】
・四則逆算
・図表の読み取り
・表の空欄推測

【言語の出題】
・論理的読解
・趣旨判定
・趣旨把握

【英語の出題】
・論理的読解
・長文読解

代表的なWebテスト「SPI」の場合、言語問題が10種類、非言語問題が19種類、英語問題が7種類、計36種類あります。英語は企業によって実施するかどうか異なりますが、言語問題と非言語問題だけでも29種類あり、玉手箱よりも多いです。

また、玉手箱の場合、すべてが出題されるわけではなく、8種類のうち数種類が選ばれて出題されます。ほかのWebテストと比べると、問題形式が少ないのがわかるでしょう。

2.同じ問題形式が連続で出題される

玉手箱の場合、同じ問題形式が連続で出題される点も特徴です。

たとえば、計数の問題では、出題形式が3つあります。しかし、3つのうち、1つの出題形式のみが最後まで出題され続けるので気を付けてください。

苦手な問題形式に当たってしまうと、大きく点数を落としてしまう可能性もあります。どの問題形式に当たっても安定して回答できるように、幅広く対策しておきましょう。

3.制限時間が少なくて厳しい

制限時間が少なく厳しいのも玉手箱の特徴です。ほかのWebテストよりも、素早く正確な回答が求められます。

たとえば、四則逆算の場合、9分で50問です。1問あたり、10秒で解かなければ間に合いません。時間配分を意識し、素早く解けるように練習しておきましょう。

4.問題ごとに難易度の幅が広い

玉手箱は、問題ごとに難易度の幅が広い特徴もあります。小学校低学年レベルから、大学生でも難しい問題まで難易度に一貫性がありません。

過去問を繰り返し解くなどして、難易度の違いに慣れておきましょう。

玉手箱の対策については「【玉手箱対策】高得点を狙うコツを就活のプロが解説します」も参考にしてください。代表的な適性検査である、「SPI」との違いも把握しておきましょう。

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Webテストの玉手箱で出題される問題と攻略ポイント

ここでは、Webテストの玉手箱で出題される問題と攻略のポイントを解説します。「計数」「言語」「英語」それぞれについて解説するので、チェックしてください。

計数

計数の問題形式は「四則逆算」「図表の読み取り」「表の空欄の推測」の3つがあります。問題数に対して時間が短いので、あらかじめ1問にかける時間を決めておくようにしましょう。

四則逆算:9分(50問)

「四則逆算」は、計算式の一部が穴埋めになっており、あてはまる数字を考える問題です。たとえば、「1 +△=5」の場合、4が答えになります。

難易度はそれほど高くありませんが、1問あたりにかけられる時間は約10秒しかありません。そのため、計算力を高めておく必要があります。

図表の読み取り:15分(29問)または35分(40問)

「図表の読み取り」は、図表から法則を理解して解答する問題です。電卓の使用が可能なので、覚えておきましょう。

制限時間と出題数は、「15分で29問」または「35分で40問」の2パターンあります。企業によって異なるので気を付けてください。

また、いずれのパターンも、1問あたり1分以内という回答スピードが必要です。電卓の使用に慣れ、素早く解けるようにしてください。

表の空欄の推測:20分(20問)または35分(35問)

「表の空欄の推測」では、表の中の「?」で示されている箇所に入る数字を回答します。法則があるので、導き出して回答しましょう。

表に加えて、そのほかの要素を比較し、関係性を見出す必要があるので、やや難易度が高い問題です。

また、ほかの問題と同様に回答スピードが重要であり、1問1分で1問が目安になります。玉手箱は、過去の問題を使いまわしていることも多いので、過去問を解いて問題に慣れておくといいでしょう。

言語

言語は、国語能力をみるための問題で、「GAB形式(論理的読解)」「IMAGES形式(趣旨判定)」「論旨把握」の3つの形式があります。

それぞれの問題の内容や特徴を解説するので参考にしてください。

GAB形式(論理的読解):15分(8長文×4問の計32問)または25分(13長文×4問の計52問)

「GAB形式(論理的読解)」は、長文を読んで設問に答える問題です。1つの長文に対して設問は4つあります。

回答の際は、「正しい」「間違っている」「どちらともいえない」の3択から当てはまるものを選択しましょう。

1つの長文にかけられる時間は2分未満と厳しい時間設定です。計数の問題と同様、スピード感を持って回答できるようにしておきましょう。

IMAGES形式(趣旨判定):10分(8長文×4問の計32問)

「IMAGES形式(趣旨判定)」の問題も「GAB形式」同様、長文を読んで設問に答える形式です。選択肢の中から、適切なものを選び回答します。

「GAB形式」との違いは、就職に関するテーマが出題されるケースが多い点です。また、制限時間も「IMAGES形式(趣旨判定)」の方が少なく、1つの長文にかけられる時間は1分30秒程度しかありません。

問題の特徴を掴み、素早く回答できるように練習しておきましょう。

論旨把握…12分(10問)

「論旨把握」とは、約1000文字の文章を読み、4つの選択肢のなかから筆者の考えに最も近いものを選択する問題です。

ほかの問題と同様に制限時間は厳しく、1問あたりにかけられる時間は1分程度です。文章を素早く読み解く力を鍛えておきましょう。

英語

英語の問題形式は「IMAGES形式(長文読解)」と「GAB形式(論理的読解)」の2種類です。言語問題の英語版と考えれば、イメージしやすいでしょう。

英語については、中学・高校レベルの力があれば問題ないといわれています。しかし、高得点を取るためには、単語や文法、英文の読解力など基礎的な英語力を高めておくのが重要です。

IMAGES形式(長文読解):10分(8長文×3問の計24問)

「IMAGES形式(長文読解)」は、設問に対して正しい答えを選択する問題です。大学受験などで出題されるような長文読解をイメージするといいでしょう。

設問ごとに問題文と選択肢が設けられているので、回答してください。

GAB形式(論理的読解):10分(8長文×3問の計24問)

「GAB形式(論理的読解)」では、長文を読み、正誤を判断します。言語の「GAB形式」と同じく、回答は3択です。

「正しい」「正しくない」「本文からは判断できない」から適切なものを選択しましょう。

玉手箱の英語対策については「玉手箱の英語対策とは?特徴と出題傾向を押さえて完全攻略!」も参考にしてください。。高得点を獲得するために、確認しておきましょう。

性格テスト

玉手箱の性格テストは68問、制限時間は20分です。時間をかけずに直感でテンポよく回答していくことがポイントになります。

対策するために、志望企業が求める人物像をリサーチし、イメージしながら回答するのもおすすめです。志望企業に好まれる結果が出せるでしょう。

ただし、嘘の回答をしてしまうと、診断結果に矛盾が生じてしてしまいます。面接で嘘がばれ、「自社にマッチしない」と判断されてしまう可能性があるので注意してください。

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Webテストの玉手箱を受ける際の練習・対策方法

玉手箱を受ける際の、6つの対策方法を解説します。高得点を取り、選考を突破するためにも、参考にしてください。

問題集を何度も解く

玉手箱の対策では、問題集を何度も解くのがおすすめです。出題される問題は、過去の問題を使いまわす傾向にあるからです。

問題集を繰り返し解けば、考え方や解き方のコツがわかり、本番でも回答しやすくなります。また、問題集を選ぶ際は、例題が多く、解き方を詳しく解説しているものを選ぶようにしてください。

Webサイトやアプリで練習する

玉手箱対策のWebサイトやアプリで練習するのもおすすめです。Webサイトの場合、本番同様の問題を体験できるものもあります。パソコンを使用しての回答や、テスト画面の見方などが参考になるでしょう。

また、アプリであれば、移動時間などのすき間時間を利用できます。忙しい就活の間も、対策できるので使ってみましょう。

ただし、アプリで対策できるテスト分野や問題形式には偏りがあったり、実際の形式とは異なる部分があったりする場合もあります。アプリだけで対策せずに、問題集と併用して対策すると効果的です。

時間配分に注意する

時間配分にも注意して練習するようにしましょう。玉手箱の制限時間は少なく、対策しなければ時間切れを起こしてしまいます。

問題集を解く際に、実際の制限時間を意識して解くのがおすすめです。回答のペースをつかんでおけば、本番も慌てずに解けるでしょう。

電卓の操作に慣れておく

電卓の使用に慣れておくのもおすすめです。素早く回答できるように、練習の段階から電卓を使うようにしてください。

パソコンやスマートフォンでも電卓機能はありますが、電池切れや通信エラーなどのトラブルも考えられます。電卓を用意し、扱えるようにしておきましょう。

集中しやすいように受験環境を整える

集中しやすいように、受験環境を整えるのも大切です。パソコン周りが片付いているか、受験場所の周りは騒がしくないかなどを確認しておきましょう。

また、インターネット環境にも気を配ってください。ネット接続が不安定な場合、回答データが送信できなくなるかもしれません。

実際の玉手箱を受けて慣れる

実際に玉手箱を受験して、慣れておくのもおすすめです。志望度が高い企業の前に、別の企業にエントリーして受験するといいでしょう。

問題集を解くのと、本番の玉手箱を解くのでは、プレッシャーが違います。志望度が高い企業の前に経験しておけば、本番では落ち着いて受験できるでしょう。

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玉手箱以外のWebテストも覚えておこう

就活では玉手箱以外にも「SPI」「Web-GAB」などのWebテストがあります。5つのWebテストがあるので、玉手箱との違いを把握しておきましょう。

SPI

SPIは、就活でも代表的なWebテストです。「商社」「メーカー」「銀行」など、幅広い業界・企業で導入されています。

SPIは、応募者の人柄や仕事の適性、どのような組織に馴染みやすいのかなどの判断に効果的なWebテストです。選考の採否や面接、入社後の配属先を決めるときに使用されています。

また、SPIも玉手箱と同様に、性格テストと能力テストの2構成です。しかし、能力テストの内容は異なり、国語的な能力を測定する「言語」と、数的な処理能力や倫理的な思考力を測定する「非言語」に分かれています。

難易度は中学から高校レベル程度で、基本的な知識を問うものが多いWebテストです。

問題集は種類が多く出版されているので、自分が使いやすいものを1〜2冊選びましょう。繰り返し解いて練習するのがおすすめです。

SPIについては「SPIのコツを知っておこう!突破するための基礎から勉強法をご紹介​​​​​​​​​​​​​」も参考にしてください。

GAB

GABとは総合職用の適性テストです。「総合商社」「証券」「総研」などの業界で取り入れられています。テスト結果からは、職務適性や性格の傾向、バイタリティやストレス耐性なども同時に測定されるケースが一般的です。

試験内容は、性格テストと能力テストの2つからなります。能力テストは「言語」と「計数」の2科目です。

「言語」の長文問題や「計数」の図表の読み取り問題は、玉手箱の出題内容とも共通しています。難易度はほかの適性テストと比べて高めといわれており、受験前の対策は欠かせません。

Web-CAB

Web-CABとは、IT関連の職種を対象とした適性テストです。SEやプログラマーなどの適性やストレス耐性、バイタリティを明らかにするもので、就活ではIT企業の選考で多く使われています。

検査内容は、性格テストと能力テストの2種類です。能力テストは、コンピュータ関連の専門職に必要な知的能力を試す「暗算」「法則性」「命令表」「暗号」の4つで構成されています。

Web-CABは問題の難易度が比較的高く、制限時間も短く設定されている点が特徴です。問題集を活用してしっかりと対策しておきましょう。

Web-CABについては「Web-CABってどんなテスト?対策方法や合格ラインを解説!」も参考にしてください。

TG-WEB

TG-WEBは、大手金融や外資系企業で実施される傾向にある適性テストです。検査内容は、性格テストと能力テストの2つで構成されています。

能力テストは「言語」と「計数」の2科目です。ほかの適性テストでは見られない、図形などの独特な問題が含まれる点には注意してください。また、企業によっては、能力テストに「英語」が加わることもあります。

TG-WEBには、「従来型」「新型」の2パターンがあり、パターンによって問題数や難易度が異なるので注意しましょう。主流とされるのは「従来型」で、「新型」と比べて難解な問題が多くなります。

TG-WEBを受験する場合は、パターンごとの対策をしておきましょう。

TG-WEBについては「TG-WEB試験って何?従来型と新型の特徴や対策方法を伝授!」も参考にしてください。

eF-1G

eF-1Gは、就活で実施される適性テストのなかでも難易度が高いテストです。近年は、幅広い業界の有名企業で導入されています。

eF-1Gは、ほかのWebテスト同様、性格テストと能力テストの2つです。しかし、能力テストの内容は、連想ゲームに似た問題や、記号を数え上げるような問題など独特な内容になります。

1問あたりの制限時間も短く、スピードと柔軟な思考力、発想力が必要です。

eF-1Gについては「適性検査の「eF-1G」とは?検査内容や対策方法を解説!​​​​​​​」も参考にしてください。

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Webテストの玉手箱対策を行って内定を獲得したいあなたへ

就活で実施される玉手箱の対策を行い、内定を獲得したいと考える就活生も多いでしょう。Webテストの対策を怠り、想像以上に問題が解けず選考落ちしてしまうケースもあります。就活では、Webテストごとに応じた対策をしておくのが必要です。

自分だけで対策を進めるのが不安な場合は、ぜひキャリアチケットに相談してください。志望先のWebテストに応じて、必要な対策方法をアドバイスします。

また、キャリアチケットは就活エージェントです。Webテストの対策だけではなく、面接対策や書類選考対策も万全。志望企業の内定獲得を実現するためにも、ぜひキャリアチケットを活用してください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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