このページのまとめ
- 志望動機は、「簡潔な志望理由」「インターンで学びたいこと」「参加への意気込み」の3つで構成する
- 「具体的なエピソードや数字を入れる」「将来のビジョンを入れる」「文字数は規定の8割以上埋める」というポイントを押さえる
- 志望動機作成に必要な企業研究には、企業サイトを見る、OB、OG訪問をするという方法がある
「インターンシップに参加したいけど、志望動機の書き方が分からない」という方に、例文を紹介します!
文章の構成や書き方のポイント、企業研究の方法も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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インターンシップの志望動機の例文5つ
まずは業種ごとに例文を見てみましょう。
IT企業の例文
私は、ITで人に感動をもたらしたいと考え、今回のインターンに志望しました。
初めてスマートフォンを持ったときの衝撃を忘れることができず、大学入学後に簡単なアプリ開発ならできる程度のスキルを習得しました。現在も、忙しくても毎日1時間の勉強時間を取ることを徹底しています。
貴社は○○という独自のツールで業界に革新をもたらしているため、ぜひその技術を目にしたいと考えました。
参加できたあかつきには、貴社の仕事のスピードを体感し、新たな発想を得る方法を学びたいと思います。そして、具体的な業務を知り、アプリ開発を仕事にするための第一歩としたいと考えています。
人材紹介企業の例文
志望動機は、人と人を繋ぐ人材紹介に面白みを感じ、この仕事をもっと知りたいと感じたことです。
私は、大学近くの市民センターで、引っ越してきて間もない人に地域の魅力を紹介する活動に関わっています。慣れない土地で発生した悩みが、地元の人の力で解決していくのを見て、人と人との繋がりが問題を解決するのだと強く感じました。
その中で仕事選びに迷っている人もいましたが、人材紹介はそんな人の手助けができる素晴らしい仕事だと感じています。インターンでは、求職者と企業のマッチングを図る決め手を知りたいと考えています。現場でこの仕事のやりがいを実感して、就職活動の糧にしたいです。
サービス業の例文
アルバイトだけではわからない、携帯電話販売の魅力を知りたいと思い応募しました。
私は携帯電話販売のキャンペーンスタッフをアルバイトとして2年半経験しました。一日の売上でトップを取ったことも何度もあります。お客さまに分かりやすい説明をし、満足して契約していただくことには自信を持っています。
今回のインターンでは、イベントの企画段階から参加し実行までを体験できると拝見して、強い興味を持ちました。社員が一丸となって行うイベントが、販売数にどれだけ反映されるのかを知りたいと考えています。
将来は、販売から営業職にキャリアアップし、販売の現場を動かせる人材になりたいです。
メーカーの例文
貴社が自動車部品の中でも○○の分野でトップを走っている理由を知りたいと考えています。
私はゼミで○○の研究をしていますが、性能を追求するとどうしても重量が増してしまいます。貴社は○○の軽量化に成功し、それが高い評価を得て現在の地位にあると伺いました。
インターンでは、ものづくりの現場が見られると拝見し、ぜひとも参加したいと考えました。貴社の優れた技術を生み出す環境とはどのようなものか、強い興味があります。製造に関わる人間としての心構えを学び、社会人になる準備を進めたいと考えています。
証券会社の例文
富裕層向けの商品に興味があり、動きや売り方を知りたいと思ったのがきっかけです。
先日伯父から、近年はラップ口座やヘッジファンドといった富裕層向けのサービスが多様化しているという話を聞きました。高齢化が進む日本では、今後こうしたサービスの需要が高まっていくと考えています。
今回のインターンは、個人資産をどのように動かしていくかがテーマですから、大きな学びを得られると期待しています。
また貴社は富裕層向けの商品に早くから力を入れているので、そのノウハウを知って理解を深めたいです。
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志望動機の構成
志望動機は、「簡潔な志望理由」「インターンで学びたいこと」「参加への意気込み」の3つで構成します。
簡潔な志望理由
まずは冒頭で、志望した理由を簡潔に示しましょう。
冒頭に結論を持ってくるのは、ビジネス文書の基本。話の主旨がすぐに分かるため、アピールに効果的です。なぜインターンに応募したか、なぜその企業を選んだのかを一言で表現しましょう。
例「私は、ITで人に感動をもたらしたいと考え、今回のインターンに志望しました。」
インターンで学びたいこと
次に、インターンで身につけたいことを書きます。インターンの内容に沿って、具体的な内容にすることが大切です。
例「貴社は○○という独自のツールで業界に革新をもたらしているため、ぜひその技術を目にしたいと考えました。」
参加への意気込み
最後は「参加できた際にはこれに取り組みたい」という、インターンへの意気込みで締めくくります。
例「参加できたあかつきには、貴社の仕事のスピードを体感し、新たな発想を得る方法を学びたいと思います。」
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志望動機を書く時のポイント
志望動機では、面接官の心を掴むために以下のポイントを押さえておきましょう。
・具体的なエピソードを入れる
・数字で表せることは数字で示す
・将来のビジョンを入れる
・文字数は規定の8割以上埋める
具体的なエピソードは、冒頭の志望理由で使うと効果的。説得力が増すのでおすすめです。
数字を盛り込むことにも、説得力を持たせる意味があります。「1時間」「2年半」などの表現を使えば、イメージしやすくキャッチーな文章になるでしょう。
長期的な視点をアピールするには、将来のビジョンも欠かせません。自分はインターンだけでは終わらず、就活、そして社会人としての未来を見据えている、と伝えることができます。
内容が固まってきたら、文字数にも気を配りましょう。規定の文字数があるなら、8割以上は埋めるのがベターです。
また「○○文字以内」なのか「○○文字以上」なのかによっても適切な文字数は変わってきます。
「250文字以内」なら200~250文字、「250文字程度」なら200~300文字、「250文字以上」なら250~300文字が目安です。
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企業研究の方法
志望動機を考えるには、企業研究が欠かせません。
なぜなら、志望動機には「他社ではなくこの企業でなくてはならない理由」が必要だから。その企業ならではの特徴を把握していないと、志望動機を書いてもオリジナリティが出ません。面接官にも「他社でも良いのでは?」と思われてしまう可能性があります。
企業研究の方法その1・企業の公式サイトを見る
企業サイトでは、以下のような情報を知ることができます。
・事業内容
・商品、サービス
・企業理念
・顧客は誰なのか
これらを同業他社の情報と比較すれば、企業の独自性が把握できます。
さらに採用ページがあれば、求めている人物像や社員のインタビューも掲載されているかもしれません。
企業によってはインターンの詳しい内容が分かることもあるので、必ずチェックしておきましょう。
企業研究の方法その2・OB、OG訪問をする
OB、OG訪問をすれば、より実情に即した会社情報が得られます。評価が高い学生の特徴や、選考に関する情報が手に入る可能性もあるでしょう。
しかし、OB、OG訪問にはさらに大きなメリットがあります。それは、OB、OGの人となりを知って「こんな人と働いてみたい」という思いを志望動機にできること。これなら他にはない志望動機が作成できるでしょう。
「OB、OG訪問に時間を割いた」という事実は、インターンや就活に力を入れている学生だというアピールにもなります。
インターンは、企業の中で仕事内容を直接体験できる貴重な機会。選考を突破し、就活への第一歩を踏み出しましょう。
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