職場見学とは?当日の流れや参加時のマナーを解説

このページのまとめ

  • 職場見学は内定承諾までに企業の雰囲気を確認できる機会
  • 職場見学では社風や職場の環境、立地などを確認する
  • 職場見学に行く前に、質問したいことをまとめておくとよい

職場見学とは?当日の流れや参加時のマナーを解説のイメージ

「職場見学は何をするの?」「職場見学に必要な準備は?」などと気になる就活生も多いでしょう。職場見学は選考前や内定後に行われるものであり、企業についてより理解を深めるイベントです、

この記事では、職場見学の流れや確認事項、マナーについて解説します。最後まで読めば職場見学がどのようなものかを理解でき、安心して参加できるはずです。

職場見学のマナーや注意点を教えてもらう

   
目 次

職場見学とは面接前に企業の雰囲気を確認できる機会のこと

職場見学は、学生に職場の様子や雰囲気、入社後の業務内容などを知ってもらうために企業が行うものです。内定者のフォローを目的として行われる場合もあります。

職場見学の担当者は、学生からの質問に随時応じながら、職場や施設などを案内するのが一般的。ひととおり職場見学を行ったあとに、担当者への質問の時間が設けられている場合もあります。

OB・OG訪問との違い

OB・OG訪問は、企業に勤めている方に会い、話を聞くことです。会社見学とは異なり、社内ではなく社外のカフェなどで話を行います。

また、会社見学の場合、複数人の学生が集まり、一緒に見学を行うのが一般的なのに対し、OB・OG訪問はOB1人に学生側も1人で話を聞きます。OB・OG訪問は1対1で行うためより詳しい話を聞ける反面、そもそも知り合いのOB・OGがいなければ実施が難しいことも。詳しい説明は「OB訪問ってどうやるの?アポ取りから進め方まで徹底解説!」の記事で解説しているので、参考にしてください。

職場見学のマナーや注意点を教えてもらう

   

職場見学で確認しておきたいこと

職場見学では、「自分に合う企業か」「企業が理念に沿って運営をしているか」を知る必要があります。また、企業の情報だけでなく、働いている社員や見学担当者の就業環境も確認するとよいでしょう。

以下の確認事項を参考にしながら、職場見学に参加してみてください。

実際に働いている社員の仕事に対する姿勢

実際に働いている社員や見学担当者の、仕事に対する姿勢を確認してみてください。

熱心に仕事をしている社員が多い場合は、モチベーションを保って業務に向き合えるでしょう。穏やかに仕事をしている社員が多い場合は、少ないストレスで働き続けられる可能性が高いです。

働いている社員を自分と当てはめ、理想とする働き方が実現できるかを考えてみてください。

後悔しない就活を行いたい方は、「仕事選びで後悔しないためにはどうする?選び方のコツや準備を解説」も参考にしてください。

上司となりうる社員の人柄

職場見学の担当者や社員は、上司になる可能性があるため、人柄や性格を確認しておきましょう。高圧的な態度を取ったり、馬鹿にしたような発言をしたりする社員がいる場合は要注意です。パワハラの被害に遭う可能性が高くなり、早期退職につながるかもしれません。

職場の雰囲気や立地

実際に働くことを想定し、就業環境や勤務場所を確認しておきましょう。毎日働くことを想定して、考えなければなりません。

たとえば、駅から職場が遠くて通勤時間がかかる場合は、疲れやストレスが溜まりやすくなります。自分が働くうえで苦手とする内容を整理し、職場見学に行く企業がそれに当てはまっていないかを確認してみてください。

職場見学のマナーや注意点を教えてもらう

   

職場見学の当日の流れ

職場見学実施に向け、どのような流れで進んでいくかイメージできるようにしましょう。職場見学の一般的な流れを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ロビーや電話での受付をする

見学先の企業に就いたら、まずロビーや電話で受付を行いましょう。職場見学に来たことを伝えてください。

受付を行う際は、大学名や氏名を名乗ります。担当者名を知っている場合は、「△時より△△様と会社見学のお約束でうかがいました、△△と申します」のように伝えるのがおすすめです。

受付をする時間は、職場見学開始の5分前がおすすめです。遅刻はもちろん、早すぎても企業側の準備ができておらず迷惑になってしまいます。

企業の説明を受ける

職場見学の際は、まず企業の説明を受けるケースが一般的です。「どのような企業か」「事業は何を行っているか」などの説明をしてもらいます。

オフィス見学を行う

企業によっては、社内の見学をしてもらえる場合があります。業務中のことも多いため、社員の方の指示に従って見学を行いますが、機密情報などの関係で、見学できない場所もあります。無理に見学を要求するのは控えましょう。

質疑応答を行う

企業のことやオフィス見学の内容をもとに、質疑応答の時間をもらえるケースが一般的です。企業に対して気になることを聞いておきましょう。

ただし、すでに説明のあった内容を繰り返して聞くのはNGです。話を聞いていないと思われるので、聞いたことはしっかりとメモしておきましょう。

また、会社のWebサイトに書いてあったり、パンフレットに載っている内容を聞いたりすることもNGです。説明をしっかりと聞いたうえで、気になることを質問してください。

職場見学のマナーや注意点を教えてもらう

   

職場見学で大切な6つのマナー

職場見学に参加する際は、マナーを守ることも大切です。職場見学に参加するうえで気をつけたいポイントや当日の持ち物についてチェックしておきましょう。

1.遅刻をしない

遅刻をしないのは、職場見学に限らず基本的なマナーです。開始時間の10~15分前には到着し、5分前までには受付を済ませておきましょう。

ただし、到着が早過ぎると企業や担当者に迷惑がかかることもあります。適切な時間に到着するように、最寄り駅から会社までにかかる時間を確認しておいてください。

2.携帯の電源を切る

参加の前には、携帯の電源を切る、またはマナーモードに設定しておきましょう。職場見学中に携帯が鳴ると流れを止めることになり、企業だけでなくほかの参加者にも迷惑がかかってしまいます。

3.きちんと挨拶する

受付の社員や職場見学の担当者への挨拶はもちろん、執務スペースに入るときやすれ違う社員などにも挨拶をしましょう。声を出せるような雰囲気でない場合は、社員と目が合ったタイミングに会釈をすると好印象です。

4.メモを取る

メモを取ることで、職場見学参加後に何が大切だったかを振り返れます。些細なことでも、担当者の話や見学中の気づきなどをメモに取り、可視化しておきましょう。

企業訪問の流れやマナーは?必要な準備や持ち物も合わせて解説!」でもマナーについて解説しています。不安な方は、こちらも確認してみてください。

5.真剣に話を聞く

職場見学の最中は、真剣に話を聞くのがマナーです。職場見学は選考に影響しないものの、態度が悪いと印象を悪くしてしまいます。見学中の態度や立ち振る舞いも見られているので、選考ではなくても就活マナーを意識し、振る舞うようにしてください。

6.積極的に質問する

質疑応答の時間では、積極的に聞きたいことを質問しましょう。「特にありません」のような回答は、会社に対して興味がないと判断されてしまいます。

職場見学中の内容だけではなく、事前に企業研究を行ったなかで気になったことを聞くのもおすすめです。説明を聞いてわからなかったこと、説明されなかったことについては、納得いくまで質問してもOKです。

職場見学のマナーや注意点を教えてもらう

   

職場見学に必要な持ち物

職場見学に必要な持ち物も確認しておきましょう。必要なものをきちんと持ってきているかも、意外と見られているものです。当日慌てることがないように必要な持ち物を確認して、あらかじめ準備しておいてください。

A4サイズが入るカバン

職場見学には、企業から渡された資料などが入るA4サイズのカバンがおすすめです。当日は、担当者から配られた資料に沿って、説明を受けながら職場を見学して回ることになるでしょう。

その場では必要ない資料をしまったり、メモを取ったりできるように、A4サイズの資料を出し入れしやすい大きさのカバンで行くと安心です。床に置く場面も多いため、地面に置いたときに自立するタイプを選んでおきましょう。

また、企業から渡される資料をまとめて保管できるように、資料を入れるためのクリアファイルを持参すると便利です。企業の資料を大切に保管している様子は、好印象にもつながるでしょう。

履歴書と証明写真

履歴書と証明写真は、予備も含めて持参しましょう。職場見学の際に、予告なく履歴書の提出を求められることもあるからです。

また、企業によっては、職場見学後に「興味がある人は残ってエントリーシートを書いて提出してください。写真は後日でも構いませんが、もしお持ちの場合は貼って提出してください。」のように言われるケースもあります。その場で提出に応じられれば、企業への志望度の高さや熱意のアピールにもなるためおすすめです。

学生証などの身分証

企業が大きなオフィスビルに入っている場合、セキュリティが厳しく、入館する際に受付で学生証の提示を求められることもあります。スマートに対応できるよう、学生証などの身分証も忘れずに携帯しておきましょう。

スマートフォンとモバイルバッテリー

スマートフォンとモバイルバッテリーも、職場見学に参加する際に必要な持ち物です。近年は、企業の採用活動もデジタル化が進んでいます。職場見学に参加した学生に対して、QRコードを提示してその場で登録やエントリーを求める企業もあるようです。

また、企業へ向かう途中の電車が遅延するといったトラブルが発生し、担当者への連絡が必要になったときにもスマートフォンは欠かせません。スマートフォンは事前に充電しておくのがベターですが、念のため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。

筆記用具とメモ帳

職場見学で気づいたことや大切なことをメモするために、メモ帳や筆記用具を持参しましょう。企業によっては、その場でアンケートやエントリーシートへの記入・提出を求められることもあります。そのため、シャープペンシルだけでなく、黒のボールペンも用意しておいてください。

職場見学のマナーや注意点を教えてもらう

   

職場見学に向けて用意しておきたい質問例

職場見学に向けて、用意しておきたい質問例を紹介します。どのような質問をすればいいか悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてください。

企業についての質問例一覧

社風や就業環境などは、会社や職場を見てある程度チェックできますが、実際に企業で働く社員や担当者に質問することで、より深い情報を得られます。気になる点は、積極的に質問するのがおすすめです。

・社内の雰囲気について教えてください
・職場の風通しはよいですか?
・入社前とあとで会社へのイメージのギャップはありましたか?

業務についての質問例一覧

具体的な就業内容も、職場見学で質問するとよいでしょう。企業は、自社の業務についてしっかりと理解してもらいたいと考えているはずです。この機会に疑問点を解消しましょう。

・1日の基本的なスケジュールを教えてください
・入社直後はどんな業務を担当していましたか?
・若手社員はどのくらいお仕事を任せてもらえますか?

やりがいについての質問例一覧

やりがいを聞くことで、企業の社員たちがどのような価値観で仕事しているのかを知ることができます。仕事で自分が得たいと考えるやりがいと、社員や担当者が感じているやりがいに差がないかも確認できるでしょう。

・業務のなかで、どんなときにやりがいを感じますか?
・業務のなかで、一番大変なのはどんなときですか?
・業務をしていて成長したと感じることを教えてください

仕事で活躍できるスキルについての質問例一覧

活躍するために必要な素質を把握すれば、自分が身につけるべきスキルや、入社後にどのような姿勢で働けば評価されるのか知ることができます。選考でも、答えに沿ったスキルをアピールすることでプラス評価につながるでしょう。

・御社で活躍している人に共通すると感じる能力はありますか?
・新入社員に求める考え方やスキルなどがあれば教えてください
・お仕事をするなかで大事にしている考え方や心構えは何ですか?

職場見学でNGの質問例

質問内容の中には、職場見学ではやめておいたほうがいい質問もあります。本番で失敗しないように、以下のような質問はやめておきましょう。

・どのような事業を行っていますか?
・御社では何人働いていますか?
・給料はどれくらいですか?
・休みはありますか?
・残業時間はどのくらいですか?
・退職者はどのくらいいますか?

給料や福利厚生など、条件面に関する質問は基本的にはさけることをおすすめします。企業ではなく、条件面に興味があると思われてしまうからです。

また、事業内容や社員数のように、調べればわかる内容もさけてください。企業研究をしていない=志望度が低いと思われてしまいます。

職場見学を行う際に質問する内容は、「会社見学でおすすめの質問例25選!質問すべき内容やマナーを解説」の記事もご覧ください。

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職場見学後のお礼メールの送り方と例文

職場見学に参加したあとに、お礼のメールを送ることも印象アップのために欠かせないマナーです。お礼のメールで感謝の気持ちを伝えることで、丁寧な印象を与えられるのはもちろん、企業への熱意や志望度の高さもアピールできます。

お礼のメールは、職場見学終了後できるだけ早く送ることが大切です。企業側の担当者の記憶が鮮明なうちに送ることで、自分をより印象づけられます。可能であれば当日中に、難しければ翌日の午前中までには送りましょう。

件名:▲月▲日職場見学のお礼(▲▲大学 氏名)

株式会社▲▲
人事採用ご担当 ▲▲様

お世話になっております。
▲▲大学▲▲学部の(氏名)と申します。

本日はお忙しいなか、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
職場見学に参加し、直に職場の空気に触れる機会を得られたことを深く感謝しております。
特に▲▲様に伺ったお話は、入社後▲▲に携わりたいと考える私にとってとても興味深く、大変勉強になりました。

貴社にて仕事に邁進したいという気持ちが、職場見学を通じますます高まりました。
取り急ぎ、職場見学のお礼を申し上げたく、メールいたしました。
ご多忙かと存じますので、ご返信には及びません。
末筆にはなりますが、貴社のますますのご発展とご多幸をお祈り申し上げます。

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▲▲大学▲▲学部▲▲学科4年
氏 名(ふりがな)
メールアドレス:▲▲▲▲▲▲▲▲
電話番号:▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
住所:〒▲▲▲▲▲▲
東京都▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

就活ではメールを送る機会も多いので、マナーを覚えておくことが欠かせません。就活におけるメールマナーの基本については、「就活メールの正しい書き方は?基本のマナーと構成のポイント」の記事も参考にしてください。

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職場見学のマナーや服装などでお悩みのあなたへ

職場見学を行うと、就業環境や具体的な業務が体感でき、入社後のミスマッチを回避できるでしょう。職場見学を有意義な時間にするために、当日の流れを把握し、企業や担当者への質問を準備することが大切です。

職場見学に行く前は、「どんな質問をしよう」「何を着ていこう」など、悩みが尽きないものです。もし、事前に誰かに相談したい場合は、就職エージェントのキャリアチケットをご利用ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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