証明写真をきれいに撮るコツは?ポイントや裏ワザをご紹介

このページのまとめ

  • 証明写真をきれいに撮るコツは、顔と体を正面に向けて椅子の奥までしっかり座ること
  • 背筋を伸ばして、あごを引くのではなくおでこを出すという意識をするのがコツ
  • 証明写真を撮る前に顔の体操をしておき、撮影時には「ウィ」の口を意識するのがコツ
  • 証明写真はサイズや有効期限、裏面に記名するなどのルールがある
  • スピード写真は安くて気軽だが、写真館だと身だしなみのアドバイスをもらえる

証明写真をきれいに撮るコツは?ポイントや裏ワザをご紹介のイメージ

履歴書の証明写真は、応募者の第一印象を左右します。履歴書の内容が魅力的であっても、写真の表情が暗かったり、身だしなみが整っていなかったりすると、高評価を得るのは難しくなってしまうでしょう。ここでは、これから証明写真を撮る就活生に向けて、きれいに撮るコツをご紹介します。スピード写真、写真館での撮影のメリットもそれぞれ解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

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証明写真の写りを良くするコツ

証明写真をきれいに撮るコツを、さまざまな項目に分けてご紹介します。すべてを1度に意識するのは大変なので、1つずつ順番に正して行き、シャッターが切られる直前に表情を作るようにしましょう。

座り方

証明写真を撮るときは、椅子の奥までしっかり座ります。そして、顔と体を正面に向けて座ることが大切です。顔は正面を向いていても、体はカメラにまっすぐ向いていない、といったことを防ぐために、自分の座った姿を事前に鏡で確認しておくことをおすすめします。

姿勢

猫背だと頼りない印象を与え、背中を反りすぎると高圧的な態度に見えてしまいます。頭のてっぺんから上に細い糸で引っ張られているイメージで背筋を伸ばすのがポイントです。1度肩を上げ、胸を思い切り開いてから肩の力を抜くと、正しい姿勢になりやすいのでおすすめです。

あごの引き方

うつむかない程度にあごを引くのがポイントです。あごを引きすぎると自信がなさそうに見え、逆に上げすぎるとだらしがない印象を与えます。「あごを引く」ではなく、「おでこを出す」という意識をすると自然な顔の角度になりやすいです。

表情

無表情だと暗い印象を与えるので、口角を上げるようにしましょう。その際、口元は自然に閉じて、歯は見せないようにします。少し微笑むような表情を心がけると、親しみやすく柔らかい印象になります。ポイントは、「ウィスキー」の「ウィ」です。「ウィ」と言うときの口の形を意識すると、自然な笑顔の表情になります。

身だしなみ

ここでは、服装や髪型、メイクなどの身だしなみのコツを、男女別でご紹介。髪型や服装を整えることは写りを良くするコツであるとともに、ビジネスマナーでもあるので、チェックしましょう。

男性編

証明写真を撮るときの男性の服装は、基本的にスーツです。色は黒や紺、シャツは白、ネクタイはグレーや青などの派手すぎないものにします。シャツなどのボタンはしっかりと留め、ネクタイはきっちり締めて、曲がっていないか確認しましょう。
髪型は、額をなるべく出します。面接に行くときと同じように、ワックスで軽くまとめ、無造作ヘアなどはやめましょう。寝癖などのハネがないかもチェックしてください。

女性編

証明写真を撮るときの女性の服装は、黒かグレーのスーツに、白のシャツかブラウスです。男性と同じように、シャツなどのボタンはしっかりと留めます。
髪型は、前髪が目にかからないようにし、ロングヘアの場合は1つで結び、またはハーフアップにして表情がしっかりと見えるようにしましょう。
メイクは清潔感のあるナチュラルなメイクを心がけましょう。ノーメイクでも濃すぎてもいけません。

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キレイに写る証明写真のちょっとした裏ワザ

ここでは、証明写真を撮るときに試してほしい、ちょっとした裏ワザをご紹介します。

顔の体操をする

顔の表情筋をほぐしておくと自然な表情を作りやすくなります。自然な笑顔を作るのは簡単なことではないので、撮影する前に顔の体操をしておくと良いでしょう。やり方は、以下のとおりです。

1.眉を上げ、目を見開き口を大きく開け「あー」と言う
2.口を横に広げ頬を左右に張り出し、「いー」と言う
3.眉間にシワをよせ、唇を前に突き出し「うー」と言う
4.舌を思い切り出し、「べー」と言う
姿勢を正し、背筋を伸ばした状態でそれぞれ、5秒間ずつを3セット行いましょう。

撮影前に「あーいーうーべー体操」をしておき、撮影時には「ウィスキー」の「ウィ」を意識しましょう。

白い紙をレフ板代わりに

スピード写真機で撮影する場合は、白いハンカチやA4サイズ程度の白い紙を膝に乗せて撮るのがおすすめです。光の反射によって、表情を明るく見せることができます。
なお、写真館で撮影する場合はレフ板(光を反射させる板)があるので、白いハンカチや紙の持ち込みは不要です。

 

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履歴書写真の基本的なルール

履歴書に貼る証明写真にもルールがいくつかあります。基本的なルールを押さえておきましょう。

サイズは間違えないように

履歴書に貼る証明写真の一般的なサイズは、縦40mm×横30mmです。企業によってはサイズの指定がある場合がありますが、一般的な履歴書の写真貼付枠は、縦36~40mm、横24~30mmと指定されています。スピード写真機で撮影する場合は、「履歴書用」を選択し、縦40mm×横30mmであることを確認しましょう。写真館で撮影する場合は、履歴書用であることを予め伝えておけば、指定サイズ内にバランス良く収まるように撮ってくれます。

有効期限は3ヶ月

履歴書に貼る証明写真は、見た目の印象が大きく変わらない3ヶ月以内に撮影したものを使用します。3ヶ月以上前に撮影した古い証明写真だと、髪の長さが変わっていたりするので印象が変わってきてしまいます。古い証明写真が残っているからといって履歴書に使用するのはやめましょう。

写真の裏には記名する

履歴書に貼る証明写真の裏面には油性ペンなどで名前を記入してから貼るのがルールです。万が一、提出したあとに剥がれてしまった場合、名前の記載がなければ誰の写真か分からなくなってしまいます。剥がれないように貼ることも大切ですが、万が一のために名前を記入しておきましょう。このルールは意外と知らない方が多いので注意が必要です。

背景色は決まりがある?

企業から指定がない限りは、証明写真の背景色に決まりはありません。ただ、あまり派手な色はマナー違反になりますのでやめましょう。ベストな色はブルーかグレーです。白でも構いませんが、背景が明るく写り過ぎる場合があるので注意が必要です。ブルー、グレーの背景色は輪郭がくっきり出るのでおすすめです。

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こんな証明写真はマナー違反

きれいに写っているか以前に、以下の行動は社会人のマナーとして評価を下げてしまうことがあるので、注意しましょう。

寝癖がついている状態で撮影したもの

髪型がぼさぼさで整っていない場合、「働く意欲が低い」「ビジネスマナーを把握していない」と判断され、社会人としてのマナーも疑われる恐れがあります。「この髪型やメイクで仕事ができるか」という視点に立って身だしなみを整えるようにしましょう。

剥がした跡がある写真

履歴書に記入する前に証明写真を貼り、書き損じた際に「予備の写真がないから、剥がして新しい履歴書に使おう」と考える人がいるようです。このとき、「また撮りに行くのは面倒…」と思ったとしても、剥がしたものを履歴書に貼るのは避けるべき。1度貼ったものを剥がすとシワができ、企業側も使いまわしに気づきます。「誠意がない」と思われるのでやめましょう。

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証明写真は写真館で撮影するべき?

履歴書に貼る証明写真は、スピード写真にするか、写真館で撮影してもらうか迷う人もいるはず。ここではそれぞれのメリットをご紹介するので参考にしてください。

スピード写真のメリット

スピード写真は、気軽に撮影できるのが大きなメリットです。写真館よりも安く済み、予約する必要もありません。駅の改札付近や商業施設などさまざまな場所にあるので、急に証明写真が必要になったときも、空き時間ができたタイミングで撮影できます。

写真館で撮影するメリット

写真館はきれいに撮影するための照明機材が揃っていることがメリットです。さらに、カメラマンから服装や髪型、表情についてアドバイスをもらえるので、より整った状態で証明写真を撮ることができます。スピード写真に比べると費用はかかるので、状況に合わせて判断する必要がありますが、写真データを購入しておけば焼き増しすることもできるので、何度も撮りに行く必要がないこともメリットです。

スピード写真の性能は徐々に上がっていますが、時間や費用に余裕があるのであれば、写真館での撮影がおすすめです。

 

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