「グループディスカッションの時間配分をどうするべきか知りたい」という方はいませんか? このコラムでは、グループディスカッションの流れや個人面接との違いのほか、時間配分のコツをご紹介します。グループディスカッションの対策を進めたい方は、参考にしてみてください。
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グループディスカッションとは
グループディスカッションは、学生を数人のグループに分け、1つのテーマについて議論した上で結論を発表させる選考方法です。
グループディスカッションで出題されるテーマは、「○○業界の10年後はどうなっているか」といったビジネスに関する題や、「働く意味」のように明確な答えがないものなどさまざまあります。
グループディスカッションは、ディベート型や課題解決型といったスタイルがありますが、就活においては自由討論型が多い傾向に。
どの形式になっても焦らないよう、パターン別に対策をしておくことが大切です。
また、個人面接とグループディスカッションでは、評価の対象となるものが異なります。
前者は受け答えの内容や身だしなみなどをチェックされますが、グループディスカッションでは、テーマの定義付けや議論の内容、進行といった「プロセス」自体が選考対象です。
決められた時間内に複数の意見をまとめてプレゼンテーションを行うためには、時間配分と役割分担がポイントとなります。
グループディスカッションについては「グループディスカッションとは?進め方や評価されるポイントを解説!」も参考にしてください。
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グループディスカッションの流れ
ここでは、グループディスカッションの流れをご紹介します。
・自己紹介
グループディスカッションの始めは、応募者が簡単に自己紹介をします。名札がない場合もあるため、必要に応じてメモをとっておくと安心です。
・役割分担
リーダーやタイムキーパー、書記、発表担当者などを決定します。
「必ず役につかなければいけない」というわけではなく、積極的に参加する姿勢が大切です。
・時間配分の決定
テーマの定義付けや、ディスカッション、まとめの時間、発表の準備・練習、プレゼンテーションの時間配分を決めます。
適正な時間配分は、結果の良し悪しに大きく影響するということを覚えておきましょう。
・タイムスケジュールに沿った展開
メンバーで決めた時間配分に従って、グループディスカッションを進めていきます。予定どおりに進行するよう、話がずれていると感じたときは、適宜方向修正を図りましょう。
グループディスカッションを円滑に行うには、適切な時間配分やスケジュールに沿った進行が大切です。
グループディスカッションの対策ついては「グループディスカッション対策をご紹介!テーマ別にポイントと対策を解説」も参考にしてください。
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時間配分のコツ
ここでは、時間配分のコツをご紹介します。
まず、時間配分と役割分担に時間をかけ過ぎないことが大切です。合わせて3分程度にし、ほかの作業に集中できるようにしましょう。
次に、タイムキーパーの「残りあと2分」といった声かけを意識し、事前に決めた時間をオーバーしないよう気を付けることが必要です。
タイムキーパーやファシリテーター、書記といった役割を担う場合は、議論に熱中せず、一歩引いて全体の流れを見ましょう。
さらに、ブレインストーミング後は、アイデアを整理してプレゼンテーションの準備に時間をかけることが大切です。納得のいく発表ができるよう、練習時間を十分にとりましょう。
グループディスカッションでは、各参加者の積極性や論理性、協議性や配慮、グループとしての課題解決力、作業効率、コミュニケーション能力などが総合的に見られています。
意見を述べる際は簡潔に伝えることを心がけ、時間を意識した行動をとりましょう。
グループディスカッションの時間配分は、実際に経験を積まないと難しいもの。キャリアチケットでは、本番さながらのグループディスカッションをして就活のプロからフィードバックがもらえるセミナーを開催しています。グループディスカッションをもっと上達させたい方はぜひ参加してみてください。
グループディスカッションのコツついては「グループディスカッションの対策の仕方!形式別にコツを解説!」も参考にしてください。自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。