このページのまとめ
- 就活でやりたいことがないと悩む人は一定数いるため、過度に焦る必要はない
- やりたいことがないときは、自己分析や業界研究で自分の興味関心を掘り下げてみよう
- 就活でやりたいことがないときは、一人で悩まず就職エージェントに相談するのも手

就活中に、やりたいことが見つからず「このままで良いのか」「どの企業に応募すれば良いか分からない」と悩む方もいるでしょう。しかし、就活時にやりたいことがないのは珍しくありません。仕事探しをしたり実際に働いたりするなかで見つかることもあるためです。
この記事では、就活でやりたいことを見つける方法を解説します。また、やりたいことがないと悩んだときの対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 就活でやりたいことがない状況でも焦る必要はない
- 大学3年生時点で志望業界を決めていない人は51.8%
- 就活を通してやりたいことが見つかることもある
- 就活で企業が「やりたいこと」を聞く理由
- 就活生の考え方や価値観を知るため
- 自社とのミスマッチ度を確認するため
- 入社後に活躍する人材かを見極めるため
- 就活でやりたいことがない状況を抜け出す4ステップ
- 1.自己分析で興味関心のある分野を明確にする
- 2.楽しかった経験から共通の価値観を見つける
- 3.価値観に合う仕事の軸を定める
- 4.仕事の軸に沿って企業を探す
- 就活でやりたいことがない人へのキャリアアドバイザーからのコメント
- 就活でやりたいことがないときの見つけ方
- 仕事に対する考え方を変えてみる
- やりたくないことから消去法で仕事を探す
- 「Will・Can・Must」で考えてみる
- 興味のあるキーワードで求人情報を検索する
- インターンシップに参加する
- OB・OG訪問をする
- 就職エージェントに相談する
- 就活でやりたいことを聞かれたときの例文
- やりたいことがない場合の例文
- やりたいことがある場合の例文
- NG例文
- 就活でやりたいことがない状態から抜け出したいあなたへ
- 就活でやりたいことがない人のよくある質問
- Q.どこも興味がないため就活が進みません
- Q.就活中にやりたいことが分からなくなってきました
- Q.やりたいことがないまま就職しても良い?
就活でやりたいことがない状況でも焦る必要はない
就活中、「やりたいことがない」と焦る必要はありません。焦って決断を下すよりも、じっくりと自分と向き合うことが大切です。
ここでは、就活でやりたいことがない状況でも焦る必要はない理由を解説します。
大学3年生時点で志望業界を決めていない人は51.8%
就活生の多くが、業界や職種の選択に迷いを抱えています。キャリアチケットが26年入社学生を対象に実施した調査「2026年入社予定学生の就活状況に関する調査」によると、大学3年生の4月時点で志望業界を決めていない人の割合は51.8%です。

このように、就活のスタート時点では過半数が志望業界を絞り込めておらず、方向性を模索しているのが一般的です。 したがって、就活でやりたいことがないからといって必要以上に焦ったり、周囲の就活生と比較して自分を責めたりする必要はありません。
「就活でよくある悩み20選!不安になる理由や解消法もご紹介」の記事では、やりたいことがないという悩みをはじめ、就活でよくある悩みと対処法をまとめました。あわせて参考にしてみてください。
参照元
キャリアチケット
2026年入社予定学生の就活状況に関する調査
就活を通してやりたいことが見つかることもある
やりたいことが見つからなくても焦る必要がないのは、就活を通してやりたいことが見つかることもあるためです。自己分析をして明確になった価値観は、環境が変化したり、経験を積んだりするなかで変化していきます。
そのため、情報収集の段階ではイメージできなくても、実際に企業説明会やインターンに参加するうちに仕事内容や企業への理解が深まるケースも少なくありません。今まで知らなかった魅力的な職業を知れたり、仕事内容への解像度が高まったりして、やりたいことが明確になることが期待できます。
また、就活の時点ではやりたいことがなくても、新卒入社した会社で働くなかで仕事の面白さが分かり、自分なりの目標やキャリアプランを見つけられることもあるでしょう。
重要なのは、「やりたいことがないから」と就活を諦めるのではなく、積極的に行動して視野を広げることです。その過程で自然とやりたいことが見つかったり、見つからなかったとしても適職と出会えたりする可能性があります。
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就活で企業が「やりたいこと」を聞く理由
就活では面接で「将来やりたいことは何ですか?」と聞かれることがあります。企業側の意図を正しく理解すれば、的外れな回答を防げるだけでなく、自分自身のやりたいことを深掘りするヒントにもなるでしょう。
以下で、就活で企業が「やりたいこと」を聞く理由を解説するので参考にしてみてください。
就活生の考え方や価値観を知るため
企業側は「やりたいこと」の質問を通じて、学生がどのような軸で物事を考え、何を大切にしているのかという価値観を確認しています。「何をしたいか」という未来の展望には、その人の「譲れないこだわり」や「モチベーションの源泉」が反映されるからです。
たとえば、同じ営業職を志望していても、個人の実力を試したい人と顧客に深く寄り添いたい人では、価値観が大きく異なるはずです。仕事に対する原動力を知ることで、企業は自社の社風やチームの雰囲気に馴染めるかどうかを判断しようとしています。
自社とのミスマッチ度を確認するため
就活で企業側が「やりたいこと」を聞くのは、自社とのミスマッチ度を確認するためです。企業は、長期的に活躍してくれる人材を採用したいと考えています。
学生が希望するキャリアビジョンと企業が実際に提供できる仕事内容にズレがないかといった確認を怠ると、入社後に「思っていた仕事と違う」という早期離職を招く恐れがあるからです。
そのため、単に将来のやりたいことを聞いているのではなく、自社の環境がその人の自己実現の場として適しているかを厳しく見極めています。
入社後に活躍する人材かを見極めるため
やりたいことを質問する理由は、入社後に活躍する人材かを見極めたいと考えるためです。「やりたいこと」が明確な学生は、目標に向かって自走する力があると見なされ、入社後の活躍イメージが湧きやすくなります。
また、具体的な目標がある人は、困難な壁に直面しても、それを乗り越える強い原動力をもっていると評価されやすくなるでしょう。さらに、自身のビジョンと企業の方向性が一致しているかを確認できれば、仕事に対する高いモチベーションを維持しやすく、結果として早期離職の防止にもつながると判断できます。
企業がやりたいことを聞く理由は、「『入社後したいこと』はどう答えたら良い?キャリアプランを聞く理由と答え方を解説!」の記事でも解説しているので、あわあせてチェックしてみてください。
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就活でやりたいことがない状況を抜け出す4ステップ
やりたいことは、正しいステップを踏むことで自分なりの納得できる道がみえてきます。ここでは、就活でやりたいことがない状況を抜け出す4ステップを解説します。
「何から手をつければ良いか分からない」と不安を感じている方は、参考にしてみてください。

1.自己分析で興味関心のある分野を明確にする
就活でやりたいことがない場合は、まず自己分析で「好き」や「得意」を書き出してみましょう。やりたいことが分からない原因の多くは、選択肢がないことではなく、判断基準となる自分への理解が不足していることにあります。
自己分析では自分史を作成し、過去の経験を棚卸ししてみましょう。たとえば、「友人に似合う服を提案するのが好き」であれば、ファッションへの興味だけでなく、「他者の課題を解決する」という適性がみえてきます。このように、多角的な視点で自分の要素を書き出し、仕事のイメージを膨らませてみましょう。
「自己分析は難しい?できないと感じる理由や効果的なやり方を解説」の記事も参考にしながら、ぜひ試してみてください。
2.楽しかった経験から共通の価値観を見つける
次に、興味のある分野をさらに深掘りし、自分がどのような状況でモチベーションが上がるのかを探りましょう。単に「楽しかった」で終わらせず、「なぜ楽しかったのか」という理由を明確にすることで、仕事選びで譲れない価値観がみえてくるからです。
中学・高校・大学時代を振り返り、「部活動で成果を出したとき、仲間の喜びを自分のことのように感じた」「地道な作業で個人のスキルが向上することに手応えを感じた」など、感情の源泉を特定しましょう。これにより、「チームプレイを重視するのか」「個人の専門性を磨きたいのか」といった、将来の仕事に求める譲れない条件が明確になります。
3.価値観に合う仕事の軸を定める
自己分析でみえてきた「興味のある分野」と「大切にしたい価値観」を掛け合わせ、自分なりの仕事の軸を定めましょう。
仕事の軸は、1つに絞り込む必要はありません。「IT業界で若いうちから裁量権をもって働きたい」「ものづくりを通じて、専門的なスキルを磨いて手に職をつけたい」など、興味と働き方の優先順位を2〜3個設定してみましょう。
自分なりの軸が決まれば、周囲の意見に流されず、一貫性のある志望動機にもつながります。
ただし、軸を固め過ぎてしまうと、選択肢を狭め、本来相性の良いはずの企業を見落とすリスクが生じるため注意が必要です。主な業界や職種を俯瞰しながら、自分の価値観を活かせる領域を柔軟に探っていきましょう。
4.仕事の軸に沿って企業を探す
最後のステップは、定めた軸をもとに具体的な企業を探しましょう。仕事の軸が定まっていれば、数ある企業のなかから選択肢を絞りやすくなります。仕事の軸に合いそうな企業をピックアップしたら、企業研究で具体的な業務内容や評価制度・キャリアパスを調べましょう。
企業のWebサイトや求人サイトだけでなく、OB・OG訪問やインターンシップを積極的に活用するのがおすすめです。現場の生の声に触れ、「自分の軸がその企業で本当に実現できるか」を確認することで、入社後のミスマッチを防ぎ、納得感のある意思決定が可能になるでしょう。
やりたいことの見つけ方は、「将来やりたいことがなくても就職できる?大学生が就活で悩む原因や見つけ方を解説」の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
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就活でやりたいことがない人へのキャリアアドバイザーからのコメント
やりたいことがないときは、仕事を通じて叶えたいことや自分が価値を感じていて広めたいものはあるか?といった観点で考えてみましょう。
企業は、お客さまに対して商品やサービスなどの価値を提供することで売上を得て、経営しています。そのため、企業に就職する以上は「誰に対して、どんな価値を届けたいか?」という観点で仕事を行う必要があるのです。
とはいえ、働いたことがないと、そもそもどんな選択肢があるのか分からないこともあります。
明確にやりたいことがない場合は、「△年後どんな自分になりたいか」という理想像を思い浮かべてみてください。その理想から逆算し、目標にたどり着くために身につけたいスキルや経験を洗い出してみましょう。
将来のビジョンを考えるコツは、「就活で将来のビジョンを聞かれたら?考え方のコツと面接で使える例文10選」の記事で詳しく紹介しています。
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就活でやりたいことがないときの見つけ方
就活を進めるなかで「やりたいことがない」と多くの就活生が同じ悩みを抱えていますが、無理に華やかな夢を探す必要はありません。大切なのは、今の自分に合ったアプローチを知ることです。
ここでは、就活でやりたいことがないときの対処法を解説します。視点を変えて、自分を追い詰めない方法を試し、納得できる目標を見つけましょう。
仕事に対する考え方を変えてみる
就活でやりたいことがないときは、仕事に対する考え方を変えてみましょう。「自分はどんな仕事をしたいのか」と考えると、答えが出ずに行き詰まってしまいます。
そこで、職種そのものを探すのではなく、「将来どんな生活を送りたいか」という人生の目標から逆算してアプローチしてみるのがおすすめです。
たとえば、「将来は海外で暮らしたい」という目標があれば、「どこでも働けるスキルが身につく環境」や「英語でコミュニケーションをとる職場」といった条件がみえてきます。
やりたいことを無理に絞り出すのではなく、理想の未来を叶えるための「手段」として仕事をとらえることで、過度なプレッシャーから解放され、よりフラットな視点で企業を比較できるようになるでしょう。
やりたくないことから消去法で仕事を探す
どうしてもやりたいことが見つからないときは、やりたくないことから消去法で仕事を探すのも手です。やりたいことは変化しやすいですが、嫌いなことや苦痛に感じることは価値観の根底にあるため変わる可能性は低く、ミスマッチを防ぐ強力な指標になります。
たとえば、以下の表を参考に、自分が避けたい要素を書き出してみてください。
・満員電車に乗りたくない
・転勤をしたくない
・ずっと座りっぱなしの仕事は嫌だ
・数字を追いたくない
・集団での作業は避けたい
このように「これだけは避けたい」という条件を明確にすれば、やりたいことが、消去法で残った職種が自分にとってストレスの少ない向いている仕事である可能性が高まります。
この方法なら、たとえ現時点でやりたいことが見つかっていなくても、入社後に「思っていた仕事と違った」「こんなはずじゃなかった」と感じるリスクを減らせるでしょう。
「Will・Can・Must」で考えてみる
「やりたいことがない」と感じるときは、「Will・Can・Must」という3つの視点でやりたいことを考えるのも効果的です。これは、「自分の欲求」「能力」「役割」の3つの要素を整理することで、納得感のあるキャリアの方向性を見出すためのフレームワークです。
・Will:やりたいこと、成し遂げたいこと
・Can:自分にできること、得意なこと、スキル
・Must:社会や企業から求められていること、期待される役割
たとえば、以下の例を参考に、自分に当てはめて考えてみましょう。
| Will(やりたいこと) | ・誰かの役に立てる仕事がしたい ・安定した給与を得て、プライベートを充実させたい |
|---|---|
| Can(できること) | ・部活動で会計の経験があり、Excelスキルがある ・細かい数字を扱い続ける集中力がある |
| Must(求められていること) | ・正確な書類作成や経費精算による組織のサポート ・バックオフィス業務における効率化やミスのない運用 |
「Will(やりたいこと)」がない場合は、まず「Can(できること)」から深掘りするのがおすすめです。人より少し上手にできることや苦にならずに続けられることは、結果として周囲から感謝される「Must(社会や企業に求められていること)」につながり、最終的にそれが「Will(やりたいこと)」へと育っていくケースがあります。
自分のやりたいこととできること、そして社会に求められていることを順番に分析していくことで、3つの要素が掛け合わさった適職に出会えるでしょう。
興味のあるキーワードで求人情報を検索する
やりたいことが見つからないときは、興味のあるキーワードで求人情報を検索するのも方法の一つです。自分が好きな分野や興味のあるジャンルからキーワードを選び、就活サイトで検索してみましょう。
たとえば、映画が好きであれば「映画」や「映画制作」などのキーワードを検索してみてください。映画に携わる仕事は監督や俳優、カメラマンといったイメージしやすい職業以外にも、宣伝広告やプロデューサー、配給、バイヤーなど多岐にわたります。
興味のあることを軸に求人情報を調べることで、「やってみたい」と思える職業や魅力的な企業が見つかる可能性があるでしょう。気になる企業や職種を見つけたら、積極的に説明会に参加して理解を深めてみてください。
どんな仕事があるのか気になる方は、「就活における職種の一覧とは?自分に合う仕事の見つけ方も紹介」の記事で職種を一覧でまとめているのでチェックしてみてください。
インターンシップに参加する
インターンシップに参加することで、やりたいことがない状況から抜け出せる可能性があります。インターンシップでは、企業のWebサイトを眺めているだけでは分からない、社員の雰囲気や仕事の流れを肌で感じられます。
実際に自分が働くイメージをもてることで、やりたいことがみえてくることがあるでしょう。
たとえ参加してみて「自分には合わない」と感じたとしても、それは立派な収穫です。インターンシップの経験によって、選択肢から外すべき業界が明確になり、より自分に合った場所を探す精度が上がるでしょう。
OB・OG訪問をする
やりたいことが見つからない方は、OB・OG訪問で、実際に働いている先輩から話を聞くのも良いでしょう。OB・OG訪問とは、すでに企業で働いている社会人の方に会いに行き、就活の体験談や実際の業務について話を聞くことです。
新卒入社した先輩からは実践的な選考対策だけでなく、就活情報サイトなどでは知り得ない仕事のやりがいや職場の雰囲気といったリアルな情報を得られます。
特にやりたいことが定まっていない場合、あえて業界を絞らず、自分と同じ大学の先輩やサークル先輩など幅広くOB・OG訪問をするのがおすすめです。先輩たちが「何を基準に今の会社を選んだのか」「入社の決め手は何だったのか」という意思決定のプロセスを深く掘り下げて聞くことで、「自分が何を大切にしたいか」という企業選びのきっかけになるでしょう。
就職エージェントに相談する
自分一人で行き詰まってしまったときは、プロである就職エージェントに相談するのがおすすめです。エージェントは数多くの学生をサポートしてきた実績があるため、客観的な視点からあなたの強みや適性を分析してくれます。
担当者との面談を通じて、自分では気づかなかったやりたいことがみえてきたり、向いている職種を提案してもらえたりするため、就活をスムーズに進められるでしょう。
また、エージェントによっては履歴書の添削や面接対策まで一貫してサポートしてくれるため、やりたいことが定まっていない状態からでも、着実に内定へ近づけます。
やりたいことが見つからず就活のモチベーションが下がっている方は、「就活したくないのは甘え?モチベーションを上げる方法と就職以外の道を紹介」の記事もチェックしてみてください。
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就活でやりたいことを聞かれたときの例文
就活の面接対策でやりたいことを聞かれた際に、「どう伝えれば良いか分からない」「やりたいことがないときはどう伝えれば…」とお悩みの方もいるでしょう。
ここでは、就活でやりたいことがないときの例文とやりたいことがないときの例文を解説します。また、NGの例文も紹介するので、自分なりの回答を作成するときに参考にしてみてください。
やりたいことがない場合の例文
「私は、特定の職種や異業に限定せず、『人との対話を通じて課題を解決し、組織の成長を支えること』に強い意欲をもっています。
大学ではサークル活動のリーダーを務め、多様な意見をもつメンバー間の調整に奔走しました。個々の想いを汲み取り、共通の目標へと導くプロセスに大きなやりがいを感じ、結果としてチームの団結力を高めることができました。
チームワークを重んじる貴社の環境において、まずは目の前の業務に真摯に取り組み、周囲と信頼関係を築きながら実務能力を高めていきたいと考えています。将来的には、現場で培った調整力を活かし、チームを力強く牽引できるリーダーへと成長し、貴社に貢献したいと考えています。」
やりたいことが具体的に定まっていない場合は、自分の強みや興味の方向性を伝え、その会社での成長意欲を示しましょう。「やりたいこと」そのものではなく、自分の強みや価値観、会社での成長イメージを伝えることで、ポテンシャルをアピールできます。
また、「やりたいことはない」と断言するのではなく、「人と関わりたい」「チームワークを大切にしたい」など、ある程度の方向性を示すことを意識してみてください。
やりたいことがある場合の例文
「私は貴社のマーケティング部門において、データ分析を軸とした新規顧客層の開拓に貢献したいと考えています。大学のゼミでマーケティングを専攻し、定量的データからインサイトを導き出すプロセスに強い関心を抱きました。現在は自主的にPythonやSQLを習得し、実戦的な分析スキルの向上に努めています。
貴社の主力製品『△△』は現在、若年層から圧倒的な指示を得ていますが、蓄積されたデータを詳細に分析することで、シニア層へ向けた新たなアプローチの勝ち筋を見出せると確信しています。自身の分析スキルを活かし、貴社の市場シェア拡大に具体的に寄与したいと考えています。」
やりたいことが明確にある場合は、それを企業の事業や理念と結びつけて伝えることが効果的です。「この職業でこんなことをしたい」「そのために自分はどう能力を発揮し、どう貢献できるか」を具体的に伝えることで、意欲や将来性を評価してもらいやすくなります。
NG例文
「入社後は、マーケティング部門でデータ分析を行いたいです。大学時代にゼミで学ぶなかで、顧客層やニーズに合ったマーケティング戦略を立て、実行する重要性を学んだためです。
ゼミで身につけた分析力を活かし、御社に貢献したいと考えています。」
この例文は「学びの報告」に終始しており、やりたいことを積極的に見つけようとする姿勢が感じられません。
また、「分析力」という抽象的な言葉ではなく、具体的な手法やツールを明示し、それが「貴社のどの事業にどう貢献できるか」まで踏み込む必要があります。このままでは主体性や熱意が乏しく、他の企業でも通用する「使い回しの文章」という印象を与えてしまう可能性があるでしょう。
この例文では、やりたいことを積極的に見つけようとする姿勢が感じられません。また、会社に貢献したいという意欲が伝わらないため、良い評価にはつながらないでしょう。
やりたいことを伝えるときの例文は、「就活で将来のビジョンを聞かれたら?考え方のコツと面接で使える例文10選」の記事でも解説いているのでチェックしてみてください。
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就活でやりたいことがない状態から抜け出したいあなたへ
「就活が始まるけどやりたいことが分からない」という悩みをもつ就活生は少なくありません。やりたいことが明確でないことで「何を目指して就活を進めれば良いのだろう」と感じ、行動に移せない方もいるでしょう。
また、「自己分析や企業研究をしてみたものの、やりたいことがよく分からない」とつまずいている方もいるかもしれません。やりたいことが見つからず悩んでいる方は、就職エージェントに相談してみるのがおすすめです。
キャリアチケット就職エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングを行い、あなたがやりたいことを見つけるお手伝いをします。
また、一人ひとりに合った求人情報の紹介や、応募書類の書き方や模擬面接などの選考対策も実施しているので、自信をもって就活を進められるでしょう。
自分のやりたいことを見つけて、後悔しない就活をしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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就活でやりたいことがない人のよくある質問
ここでは、就活でやりたいことがないときのよくある質問にQ&A形式で回答しています。
「仕事に興味がなくて就活が進まない」「就活を進めるなかでやりたいことが分からなくなった」といった悩みの対処法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Q.どこも興味がないため就活が進みません
A.「業界や企業に興味がもてない」と悩むのは、情報不足が原因の可能性があります。まずは「何がしたいか」ではなく、「どんな環境で働きたいか」といった視点で考えてみましょう。
たとえば、「安定した環境が良い」や「チーム体制だと安心して仕事ができそう」など、自分にとって心地良い働き方の基準を定めると、企業選びの軸が明確になります。そのうえで、少しでも気になった企業の現場の声を聴いてみてください。
自分に合う環境かどうかの判断基準が明確になることで、結果として「ここなら働いてみたい」という興味が湧くきっかけになるはずです。
Q.就活中にやりたいことが分からなくなってきました
A.多くの企業を調べるうちにやりたいことが分からなくなるのは、情報過多で判断基準が揺らいだり、周囲の意見に影響されたりしていることが主な原因です。まずは一度立ち止まり、外からの情報ではなく、自分の価値観に目を向けてみましょう。
具体的には、これまでの自己分析をさらに深掘りし、改めて自分の興味や得意なことを言語化してみるのが効果的です。頭のなかにある曖昧な思いを言葉に落とし込むことで「本当に大切にしたい軸」が整理され、豊富な情報量のなかから納得感のある答えを見つけられるでしょう。
Q.やりたいことがないまま就職しても良い?
A.やりたいことがないまま就職しても問題ありません。誰もが就活の時点でやりたいことが明確になっているとは限らず、就活を進めたり就職して仕事を経験したりするなかでやりたいことに気づくケースがあるためです。
ただし、やりたいことがないまま就活を進めるときは、「自分のできること」「自分の性格や価値観に合っている環境」などへの理解を深め、適性や人柄とのミスマッチのない企業を選ぶことが大切です。
「やりたいことがないまま就活を進めるのは不安…」という方は、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。