このページのまとめ
- 就活で「やりたいこと」がないのは普通のこと企業が「やりたいこと」を聞くのは、ミスマッチの防止や理解度の確認のため
- 自己分析や業界研究を通じてやりたいことを探すことがオススメ
「私ってどんな仕事をしたいんだろう」「将来、どうやって働こう」など、就活に向けて将来について考え始めた時、意外に自分のやりたいことが分からないのは、多くの就活生が経験することです。やりたいことがないのは、就活を進める上で不利になるのでしょうか。
この記事では、就活におけるやりたいことがない状況の解説と、それを乗り越えるための対策などを紹介します。ぜひ最後までお読みください。
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- 就活は「やりたいこと」から志望企業を見つける必要はない
- 企業が「やりたいこと」を聞く理由
- 入社後のミスマッチを防ぐため
- 自社の理解度を確認するため
- 就活生の考え方や伝え方を確認するため
- 就活生が「やりたいことがわからない」と悩む理由
- 自己分析が不十分で自分を理解していない
- 人生経験が少なく視野が狭い
- 選択肢が多過ぎて何から調べたら良いかわからない
- 主体性がなくて自分の考えがまとまらない
- 企業を選ぶ際の条件が多過ぎる
- 就活で「やりたいことがわからない」と悩んだときの考え方
- 仕事に対する考え方を変えてみる
- 理想のライフスタイルを設計してみる
- 就職以外の道を考えてみる
- 悩んで考える前に行動してみる
- やりたいことがないということは多くの可能性に挑戦できる
- 就活でやりたいことがない人へのキャリアアドバイザーからのコメント
- 就活でやりたいことがわからない時に「やりたいこと」を探す方法
- 自己分析で好きなこととやりたくないことを明確にする
- 業界研究でどのような仕事があるかを知る
- 気になる業界でアルバイトをする
- 興味のあるキーワードを検索する
- 企業訪問をする
- OB・OG訪問をする
- 就活でやりたいことがわからないと悩んだときの相談先
- 大学のキャリアセンター
- 身近な社会人
- 就活エージェント
- 就活で「やりたいこと」を見つけて志望企業を目指したいあなたへ
就活は「やりたいこと」から志望企業を見つける必要はない
自己分析で就活の軸を見つける際に、「やりたいこと」や「好きなこと」が分からず悩むこともあるでしょう。しかし、やりたいことを軸に仕事を探すことがプラスにならない場合もあります。むしろ、やりたいことを仕事にできている人は少数で、やりたいことがわからないと思いながら業務に励む社会人も多くいます。
「やりたいことを仕事にしなければ、やりがいを感じられないのでは?」と思う方もいるかも知れません。しかし、仕事を選ぶ場合、自分のやりたいことよりも、働く職場の環境や向き不向き、将来性などが大切となるケースも多いのが事実です。
そのため、就活を始める際にやりたいことを無理に見つける必要はありません。ただ、やりたいことを見つけられれば、前向きな気持ちで就活を進めることにつながるため、できるだけやりたいことを探すようにしてみましょう。
やりたいことが見つからず悩んでいる方は、「将来やりたいことが見つからない人へ」の記事も参考にしてください。
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企業が「やりたいこと」を聞く理由
就活では、企業側の採用担当者から面接時に「入社した後にやりたいこと」を聞かれることが珍しくありません。やりたいことがないこと自体は問題ありませんが、面接で受け答えができないと選考を突破できません。
企業がやりたいことを聞いてくる理由を押さえて、面接で対応できるように回答を考えておきましょう。
入社後のミスマッチを防ぐため
企業が「やりたいこと」を聞く理由の一つが、ミスマッチを防ぐためです。就活生が考えているやりたいことと、企業の実務内容にミスマッチがあれば、どんなに優秀な学生を採用しても早期に退職されてしまう可能性は高くなります。
これらのような理由から、企業はESや面接を通じて就活生のやりたいことを探り、仕事内容とのギャップやミスマッチがないかを事前に確認しています。
自社の理解度を確認するため
自社をどれだけ理解しているか確認するのも、「やりたいこと」が聞かれる理由です。企業研究を通じて業務内容などを理解ができているか確認し、志望度の高さを見ています。
たとえば、販売業のA社を志望した学生が、「人と関わる仕事がしたいからです」と言ってもなぜA社を選んだのかはわかりません。「どの企業でも良いのでは?」と採用担当者は思うでしょう。
同じ販売業であっても、企業ごとに考え方や取り組みは違います。「なぜその企業を選んだのか」を具体的に説明できるまで企業研究をして、面接で答えられるように準備しましょう。
志望動機を伝えるポイントは、「志望動機を面接でうまく伝えたい!ポイントを例文付きで解説」の記事で詳しく解説しています。企業理解のために、企業研究もあわせて行うようにしてください。
就活生の考え方や伝え方を確認するため
「やりたいこと」は、就活生の考え方や伝え方を確認するために聞かれることもあります。やりたいことに関する話を通じて、企業にどのように貢献しようと考えているのか、それをどのように伝えるのかをチェックしています。
面接では、自分の希望だけをアピールしても評価されません。企業が就活生を採用するメリットを伝える必要があります。「自分のやりたいことが、今後の企業活動にどのようなプラスの効果を生むのか。企業の一員として、どのように企業に貢献できるのか。
このような視点からやりたいことを語れなければ、企業側にあなたを採用するメリットが分かりづらくなってしまいます。自分のやりたいことだけを語るのではなく、自分が企業に対してどのように貢献できるかを伝えることも重要だと考えておきましょう。
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就活生が「やりたいことがわからない」と悩む理由
就活で「やりたいことがわからない」理由には、「自己分析ができていない」や「選択肢が多過ぎて混乱している」などが考えられます。わからないと悩んでしまう場合には、まずは理由を整理してみましょう。
自己分析が不十分で自分を理解していない
やりたいことがわからない人に多いのが、自己分析ができていないパターンです。自分の考えや気持ちが整理できておらず、方向性を見失っています。
就活を進めるには、自分がどのような分野に関心を持っているか、将来何をしたいかなどを考えることが大切です。自己分析を行い、自分の気持ちを知りしてみましょう。自己分析の進め方については、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」の記事で解説しています。
人生経験が少なく視野が狭い
人生経験が少ないと、働いている自分のイメージがしにくく、やりたいことがわからなくなります。経験が増えると視野が広がり、将来の選択肢を増やせます。アルバイトやサークルなど、幅広い経験を積んでおきましょう。就活が本格化する前に、様々な方面にアンテナを立てて、自分の視野を広げることを心がけてみてください。
選択肢が多過ぎて何から調べたら良いかわからない
就活では選べる選択肢が多く、混乱しやすいのもやりたいことがわからなくなってしまう原因の一つです。業種や職種で絞ったとしても選べる企業が多く、どの企業が自分に合っているかわからなくなってしまうことはよくあります。
たとえば、「営業職」「SE」などの職種を軸に企業を探すと、ほとんどの企業で求人が見つかるでしょう。業界を軸にしたとしても、業界内に無数の企業があるため、どの企業で働くべきか分からなくなってしまうのです。
選択肢が多くて困る場合は、希望の条件を追加してみましょう。勤務地や給与、休日などの労働条件で選ぶのもポイントです。
主体性がなくて自分の考えがまとまらない
自ら考え、行動しようとする主体性がないと、就職後になにをしたいのかの考えがまとまらなくなってしまいます。
これまで高校・大学選びやサークル選びなど、自分で何かを選択する瞬間は多々あったはずです。そこで「なんとなく」や「友だちがいるから」といった理由で選んできてしまった方は、主体性が身についておらず就活でも「何がやりたいかわからない」となってしまいます。
就職は、社会人としてのスタートダッシュを決める重要なステップです。周りに流されたり、他人任せにせず、自分で自分自身のことを決めるように努力してみましょう。
企業を選ぶ際の条件が多過ぎる
業界業種や給与、勤務地、転勤の有無、福利厚生など、就職先の条件が多過ぎると、全てを満たす企業はなかなか見つかりません。どの職場も魅力的に見えず、「このなかから選んでも、やりたいことはない」となってしまいます。
現実問題として、すべての希望が勤務条件と合致する企業はほとんどありません。一つでも条件が合わないからといって、その企業を除外してしまうと、最終的に選考に参加できる企業が少なくなってしまいます。希望条件に優先順位をつけたり、妥協ラインを設定したりするなどして、現実と理想のギャップを埋めましょう。
ある程度自分の希望条件を満たす企業を見つけられたら、その企業を中心に企業研究を進め、仕事内容について理解を深めます。企業選びについては、「仕事選びで後悔しないためにはどうする?選び方のコツや準備を解説」の記事も参考にしてください。
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就活で「やりたいことがわからない」と悩んだときの考え方
就活を進めるうちに、「やりたいことがわからない」と悩み始める人も多いでしょう。しかし、ある程度の希望を見つけなければ、志望業界選びや志望動機作成などが難しくなってしまいます。ここからは、やりたいことを考えるためのヒントを4つ紹介します。
仕事に対する考え方を変えてみる
「自分はどんな仕事をしたいのか」と考えると、やりたいことがわからないと感じてしまうかもしれません。そこで、「この仕事がしたい」というような考え方ではなく、夢や目標からアプローチしてみましょう。
たとえば、「将来は海外で暮らしたい」という夢があれば、「どこでも働けるように手に職をつけられる環境に身を置こう」「英語力を鍛えるために英語でコミュニケーションをとる職場にしよう」といった考え方ができます。
また、自分がどんなスキルを身につけたいかも重要です。具体的に何を学びたいか決まらない方は、長期的な視点で役に立ちそうな資格やスキルは何かを考えてみてください。
理想のライフスタイルを設計してみる
人生を仕事中心で考えるのではなく、自分の求めるライフスタイルから逆算してみましょう。
例えば「年に一度は海外旅行に行きたい」という方であれば、長期休暇の取りやすさが勤務条件に入ってきます。また、旅行代理店やエアライン関係の仕事に就くと、気軽に旅に出られる可能性もあります。
地元から離れたくない方は、支社や営業所が遠方にない企業や、転勤のない職種を選ぶのがおすすめです。あくまで仕事は自分のライフスタイルの一部だと考えると、こだわりを減らすこともできるでしょう。
就職以外の道を考えてみる
大学を卒業したら必ず就職しないといけないというわけではありません。大学院に進学して自分の研究を極めたり、海外留学やワーキングホリデーで知見を深めたりする方もいるでしょう。
就活以外の進路については、「就活を辞めるとどうなる?就職以外の進路と内定獲得のポイントを紹介」の記事も参考にしてください。
悩んで考える前に行動してみる
悩んでいる方のなかには、行動せずに立ち止まり、考え過ぎている場合も多いです。考え過ぎる前に行動すると、自己分析や業界研究からやりたいことが見つかる場合もあります。「成長」や「やりがい」などから企業を選ぶことも一つの手です。
条件や待遇面から選んで企業研究をするうちに、「この仕事楽しそう」「私の経験が活かせるな」などと思えるかもしれません。「やりたいことが分からないから」と就活を諦める前に、まずは「行動あるのみ」と考えて、自己分析や企業研究を進めてみましょう。
就職活動の軸についてより詳しく知りたい方は「就職活動の軸はどう作る?決め方のコツや面接での回答例をご紹介」の記事も参考にしてください。
やりたいことがないということは多くの可能性に挑戦できる
やりたいことが見つかっていない人は、逆に多くの可能性に挑戦できるともいえます。目標や希望職種が決まっていると、そこに集中するあまり他の選択肢を見逃してしまうことがあります。
しかし、やりたいことがない場合は、さまざまな職種や業界に目を向けることができ、新たな発見や興味のある仕事を見つけるチャンスが広がります。やりたいことがないからといって焦る必要はありません。
広い視野で多くの選択肢を検討し、自分に合った仕事を探せることは就活でのメリットとも言えます。自分にとって本当に合った仕事ややりがいを見つけるために、さまざまな業界や職種に挑戦してみましょう。
やりたいことがないことをポジティブに捉え、就活の幅を広げていくことが大切です。
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就活でやりたいことがない人へのキャリアアドバイザーからのコメント
企業は、お客さまに対して価値を届けることによって売上が立ち、存続しています。その要素がある以上、「誰に対して、どんな価値を届けたいか?」という観点は仕事をするうえで必要です。
仕事を通じて叶えたいことや、自分が価値を感じていて広めたいものはあるのか?といった観点で考えてみましょう。とはいえ、働いたことがないからこそ、そもそもどんな選択肢があるのか分からないケースも多いです。
明確にやりたいことがない場合も、△年後どんな自分になりたいか?という理想像を思い浮かべ、そこから逆算し、たどり着くために身につけたいスキルやしておきたい経験を洗い出してみましょう。
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就活でやりたいことがわからない時に「やりたいこと」を探す方法
やりたいことがわからない場合、自分の気持ちを整理したり、就活に必要な情報を得たりするのが大切です。ここでは、やりたいことを探すためにとれる方法を5つ紹介します。
自己分析で好きなこととやりたくないことを明確にする
自己分析を行えば、自分の考えや価値観を明確にできます。これまでの人生で熱心に取り組めたことや、反対に全く興味がわかなかったことを整理すれば、自分の好きなこととやりたくないことを言語化できるでしょう。
好きなことが明確に分かれば、それに関連する企業や業界を選べますし、やりたくないことが分かるだけでも「働きたくない業界」を考えるヒントが得られます。
たとえば、「多くの人と関わる仕事は自分に合わない」「土日に仕事はしたくない」などのやりたくないことがあるとします。その裏返しとして「特定の人と深くかかわる仕事」「土日休みの企業で仕事をしたい」のように、やりたいことが見えてくるでしょう。
また、自己分析の一環としてモチベーショングラフを書くことも効果的です。モチベーショングラフは、過去の出来事を振り返り、モチベーションが上がったときや下がったときをグラフ化して、そのときの出来事や気持ちを書き出す自己分析の方法です。
どんなときに楽しいと感じたのか、何がつらかったのかを一目で把握できます。グラフにすると、自分が重要視している価値観や興味が具体化され、やりたいことが見えてくるでしょう。
モチベーショングラフの詳しい作成方法については「自己分析に役立つモチベーショングラフとは?作成のコツや活用方法を解説」の記事をご覧ください。
業界研究でどのような仕事があるかを知る
業界研究や企業研究を行って就職先の情報を集め、どのような仕事があるのか具体的なイメージを持つようにしましょう。やりたいことがわからないのは、業界や企業について十分な情報を持っていないことが原因の可能性があります。知識が増えれば増えるほど、仕事の具体的なイメージがわきます。
業界研究を行う際には、業界研究セミナーに参加してみましょう。業界研究セミナーについては、「業界研究セミナーとは?気になる内容と参加するメリットを解説!」の記事で紹介しています。
気になる業界でアルバイトをする
就活が本格化する前に、就活でやりたいことがわからなくなりそうだと感じたら、興味のある業界でアルバイトをしてみてください。実際にその業界を体験してみることで、自分に向いているかどうか、長く続けていきたい職業かどうかがわかります。
アルバイトの募集がない場合、長期インターンシップをやっていないか調べてみましょう。多くの企業が行っているインターンシップの大半は、就活を控えた大学3年生が対象です。しかし、中には大学1、2年生も参加できるインターンシップを企画している企業もあるため、積極的に参加を目指しましょう。
興味のあるキーワードを検索する
自分が好きな分野や興味のあるジャンルからキーワードを選び、就活サイトで検索してみましょう。
興味のあることを軸にすれば、志望したくなる企業が見つかるかもしれません。
たとえば、映画が好きであれば「映画」や「映画制作」などのキーワードを検索してみてください。
映画に携わる仕事は監督や俳優、カメラマン以外にもあるとわかります。宣伝広告やプロデューサー、配給、バイヤーなど多岐にわたります。
これらの職種がある企業の説明会に参加してみると、自分のやりたいことが見つかるかもしれません。
企業訪問をする
やりたいことが見つからない場合は、実際に企業を訪問してみるのもおすすめです。企業訪問は、職場の雰囲気や業務内容を直接感じ取ることができる貴重な機会です。
会社説明会やオフィスツアーに参加すれば、社員の方々と直接話をすることができ、働く環境や具体的な仕事内容について詳しく知ることができます。
また、企業訪問では、ただ話を聞くだけでなく現役社員に質問することもでき、自分の興味や関心がどの職種に向いているかを見極める手助けにもなります。さらに、実際に働いている人たちの姿を見ることで、自分がその企業で働く姿をイメージしやすくなります。
インターンシップやアルバイトも効果的ですが、まずは短時間で多くの情報を得られる企業訪問から始めるのもよいでしょう。訪問先で得た知見や感じたことをもとに、自己分析を深めていけば、次第にやりたいことが見えてくるはずです。
企業訪問の方法について詳しく知りたい方は「企業訪問の流れやマナーは?必要な準備や持ち物も合わせて解説!」の記事を参考にしてください。
OB・OG訪問をする
OB・OG訪問をしてみるのも、自分のやりたいことを探すヒントになります。
OB・OG訪問とは、すでに企業で働いている社会人の方に会いに行き、就活の体験談や実際の業務について話を聞くことです。年齢が近ければ実践的な就活の話を聞けるほか、就活情報サイトなどでは知り得ないリアルな現場の情報を得られます。
やりたいことがない場合、自分と同じ大学の先輩や、サークル先輩など幅広くOB・OG訪問をするのがおすすめ。どのように今働いている企業を決めたのか、志望のきっかけはなにかなど、先輩がどのような経緯で企業を選んだのかを集中的に聞けば、自分の企業選びにも役立つでしょう。
OB訪問について詳しく知りたい方は「就活におけるOB・OG訪問の役割とは?しておくべき質問やマナーも解説」の記事も参考にしてください。
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就活でやりたいことがわからないと悩んだときの相談先
就活でやりたいことがわからないと悩んだときの相談先を紹介します。一人で悩まずに、誰かに打ち明けることも大切です。
大学のキャリアセンター
大学のキャリアセンターは、卒業後のキャリアや進路を相談できる場所です。また、就活の相談だけでなく、通っている大学生に有利な求人も紹介しています。大学で学んできたことを活かせるため、掲載されている求人を企業選びの参考にしましょう。
身近な社会人
自分が働いているイメージを持てない方は、身近な社会人に話を聞いてみましょう。業界や業種は問わず、なぜその仕事に就いたのか、仕事のやりがいは何かなどを質問してみてください。仕事への見方が変わったり、今まで興味がなかった業界をもっと知りたくなったりするでしょう。
ポイントは、OBOG訪問のようによく知らない方に話を聞くのではなく、両親や仲の良い先輩など、身近な人を選ぶことです。初対面の相手では突っ込んだ質問をしにくいですし、相手も表面的なことしか話せないというデメリットがあります。
また、実際に働いている企業の求人を紹介してくれるかもしれません。働くうえでのメリットやデメリットを知れる場合もあり、自分に合う企業探しにつながります。
身近に社会人がいない場合、大学のキャリアセンターや企業説明会を通じてOB・OG訪問を計画するのも有効です。詳しくは「就活で行うOB訪問とは?そのメリットと訪問時の注意点」の記事を参考にしてください。
就活エージェント
やりたいことがわからない場合、就活エージェントに相談してみましょう。就活エージェントは、就活のプロが学生のさまざまな相談を受け付けています。希望に沿った企業を紹介してもらえるため、上手に活用してやりたいことを見つけましょう。
就活エージェントでは、自己分析の方法や企業研究の方法など、就活のあらゆる場面における対策を教えてくれます。「やりたいことがうまく見つからない」「自己分析をやってみたけど、うまくいかなかった」などの場合にも、相談してみてください。
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就活で「やりたいこと」を見つけて志望企業を目指したいあなたへ
「就活が始まるけどやりたいことがわからない」「どんな企業にエントリーすれば良いのだろう」と悩む就活生は珍しくありません。やりたいことがわからないならば、この記事で紹介したように、理想のライフスタイルを考えたり、自己分析でやりたくないことを明確にしたりすると良いでしょう。
しかし、いくら自己分析をやっても、企業研究を進めても、なかなかやりたいことが見つからないこともあるものです。もしあなたがそのような状況に陥っている場合は、就活エージェント「キャリアチケット」に相談するのがおすすめです。
キャリアチケットでは、就活生が自分に合った職種や業界を見つけるサポートを無料で行います。アドバイザーとのカウンセリングを通して、自分のキャリアについて考えてみましょう。
また、企業選びに必要な求人情報や業界情報の紹介も行い、あなたが必要な情報を得られるようにサポートいたします。志望業界や職種が決まっていない段階でも大丈夫ですので、お気軽にご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。