グループディスカッションの種類とお題の関係性

このページのまとめ

  • グループディスカッションの種類と特徴をしっかりと把握しよう 
  • 形式によって企業側が重視するポイントも抑えるとベター
  • リーダやまとめ役が有利とは限らない。他人の意見を受け入れつつ、自分の意見をしっかりと示すことが大切

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多くの企業で導入されているグループディスカッション。
面接官がなにを見ているのか分からず苦手…という方もいらっしゃると思います。
グループディスカッションには様々な種類があり、種類によって重視するポイントが違うのをご存知でしょうか?
当ページでは、グループディスカッションの種類や、よくあるお題、対策方法を解説しています。
ポイントを押さた対策で、ディスカッション選考を有利に進めましょう!

 

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グループディスカッションには種類がある

一口に「グループディスカッション」といっても、様々な種類があることをご存知ですか?
まずは、ディスカッションの種類と特徴、どのような点を見られているのかをご紹介します。

自由討論型

自由討論型は、基本的に「答えのない問題」について自由に討論を行う形式です。
企業側は「討論に対する取り組み」を重視しており、結論や答えには重きを置いていないことがほとんどのようです。

ディベート型

ディベート型は、賛否の分かれるテーマについて2つのグループに分かれて討論を行う形式です。
この形式では、「論理的な意見を述べられるか」「相手の論理の弱点を見つけられるか」といった、論理的思考を重視するために行われています。

選択型

選択型は、複数の選択肢から1つを選び出したり、順位をつけるための討論を行う形式です。
「いかに合意形成をするか」「チーム内の意見をまとめて合意案を出せるか」といった経過を見られる傾向にあります。

課題解決型

ある事例に対する課題を提示され、その課題の解決法を討論しながら導き出す形式です。
簡易な資料やデータを企業側から与えられ、それを基にディスカッションを行っていくケースもあるようです。
他の形式との大きな違いは、「最終的に発表する」こと。時間内に討論を行い、まとめる必要があるため、時間配分や意見の整理、結論に至るまでの説明力などが問われます。

グループディスカッションのコツについては「グループディスカッションとは?進め方や評価されるポイントを解説!」も参考にしてください。

 

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形式別でよくあるお題と対策

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述したように、グループディスカッションには複数の形式が存在します。
さらに、「よく出されるお題」は、ディスカッションの形式ごとに異なっている傾向があるようです。

自由討論型

よくあるお題…誰でも自分の意見を持ちやすい、抽象的な内容が多い
・幸せの定義とは?
・できる社会人とは?
・◯◯業界の10年後はどうなる? 

対策ポイント

・答えも抽象的になりやすく、テーマの軸がブレやすいので、しっかりとした定義付けを行う
・結論から話し、根拠も合わせて発言する
・答えのないテーマが多いため、他人の意見を否定しない
・時間配分を考慮し、制限時間内で効率的に討論できるようにする 

ディベート型

よくあるお題…賛成派と反対派に分かれる、賛否のあるテーマ
・年功序列を廃止すべきかどうか
・愛とお金どちらが大切か 

対策ポイント

・意見を述べる時はPREP法を活用し、論理的かつ簡潔に述べる
・相手の意見の予測を行い、カウンター意見が述べられるようにする
・自分の意見にはしっかりと根拠を紐付けておく
・ディベートに勝つことに集中せず、自分の意見を押し付けないようにする 

選択型

よくあるお題…専門知識を擁するものから一般的なものまで、幅広いテーマを提示される
・このメンバーの中で1人採用するとしたら誰?
・小学校の教科で減らすとしたら、国語・算数・理科・社会のうちどれ?

対策ポイント

・多数決は避け、全員が納得する結論を導く
・結論を出す前に、判断基準を討論して決める 

課題解決型

よくあるお題…課題や目標が明確で、最終的に発表が必要なものが多数
・コンビニの売上を2倍にするには?
・満員電車を解消するには?
・若者の投票率をあげるためには?

対策ポイント

・時間配分をしっかりと行い、効率的に進める
・お題に対して軸をしっかりと持ち、話がずれないよう気をつける(売上を倍にするお題に対して、「いい店舗とは?」を突き詰める必要なない)
・出されたアイデアを整理し、その中から根拠を持って結論づけられるアイデアを選び出す
・わかりやすいまとめに仕上げる(PREP法を活用するなど)

グループディスカッションのテーマについては「就活のグループディスカッションで頻出するテーマとは?対策法も解説!」も参考にしてください。

 

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グループディスカッションを乗り切るには?

様々な形式で行われるグループディスカッション。
「リーダーシップを発揮する」「司会やまとめ役で積極性をアピールする」ことが、評価に繋がるとは限りません。
そもそも、グループやチームでリーダーを担える人数は限られています。役職に付けなかった場合でも、自分の立ち回りを理解して、与えられた責務をしっかりと果たすことが大切です。
さらに重要なのが、他人の意見をしっかりと聞き、受け入れること。
消極的な方やコミュニケーションが苦手な方でも、他人の意見を受け入れ、自分の意見や価値観を発信できるよう準備しておきましょう。

グループディスカッションの攻略法については「グループディスカッションで落ちる人の特徴とは?突破に向けた7つの攻略法」も参考にしてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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