このページのまとめ
- インターンに参加すると、その後の就活対策に有効なメリットが得られる
- スケジュールと照らし合わせてどの種類のインターンに参加するか判断する
周りの友人たちがインターンに参加したという話を聞くと、「自分も参加した方がいいのか」「インターンに参加しなければ就職できないの?」という疑問を抱く就活生もいるのではないでしょうか。
この記事では、インターンに参加することで得られるメリット、インターンの種類や特徴、参加するうえでの注意点を解説しています。自分にとってプラスになるインターン経験にするためにも、最後まで読んで就活を成功させてください。
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- インターンには行くべき?参加するメリット
- 企業への理解が深まる
- 就活の事前対策に効果的
- 社会人としての基本的なマナーが身に付く
- 就活の選考でアピールできる
- ミスマッチを軽減できる
- インターン選考が本選考につながることもある
- インターンの種類
- 1dayインターン
- 短期インターン
- 長期インターン
- 海外インターン
- 行くべきか悩んだときに活用したいインターン先の見つけ方
- 就活情報サイト
- 企業のホームページ
- 大学のキャリアセンター
- オファー型サイト
- 四季報インターン版
- 先輩や知人からの紹介
- インターン参加企業数と参加時期について
- インターンは5社以上応募しよう
- インターンは短期・長期それぞれ応募がおすすめ
- インターンへの参加時期はなるべく早めに
- インターンへ参加する際の注意点
- インターンへの目的を明確にする
- 志望企業や業界の視野を絞り過ぎない
- 選考対策を万全にする
- 自己分析も忘れずに行う
- インターン参加時の評価が本選考に影響する可能性も
- インターンに行くべきか悩んでいるあなたへ
インターンには行くべき?参加するメリット
インターンに参加することで得られるメリットについてご紹介します。インターンに行くべきか悩んでいる人は参考にしてみてください。
企業への理解が深まる
インターンに参加することで、その企業への理解度が深まります。インターンでは実際に職場で仕事ができるので、頭でイメージしていた仕事内容との違いが見つかることも多いです。また、企業で働いている社員の人たちと関わることで、職場環境やその企業の社風を肌で感じることができます。
就活の事前対策に効果的
インターンに参加するための選考のプロセスは、本番の就活とほぼ同じことが多いです。就活が本格化する前に、エントリーシートや履歴書の書き方を学ぶことができ、面接の練習ができることは大きなメリットになるでしょう。また、より質の高いエントリーシートや志望動機の作成も可能になり、ほかの就活生との差別化にも効果的です。
社会人としての基本的なマナーが身に付く
インターンに参加することで、社会人としてのビジネスマナーが身に付くこともメリットのひとつです。社内外でさまざまな立場の人と関わったり、グループディスカッションが含まれていたりすると、コミュニケーションスキルの向上にもつながります。また、プログラムの内容によっては、パソコンの基本的な操作スキルや、業界や職種に関する専門知識を習得できる場合もあります。
就活の選考でアピールできる
インターンに参加した体験は「実績」として、就活のガクチカや面接で企業にアピールすることができます。インターンに参加した企業に応募する際はもちろん、どの業界の企業の選考においても、実際に会社で働いた体験は強いエピソードになります。社会人として働く意識が高い、という企業からの好評価にもつながりやすいでしょう。
ミスマッチを軽減できる
インターンに参加するメリットとして、企業とのミスマッチの軽減につながることがあげられます。「自分の思っていた仕事内容ではなかった」「会社の社風に合わない」など、入社した後に自分と企業の間にギャップを感じた結果、早期退職になってしまうケースも少なくありません。
インターンでの仕事体験を通して、その仕事内容が自分に本当に合っているのかを確認することができます。また、実際に企業で働いている社員と交流することで社内の雰囲気を直接感じることができ、入社後のイメージもしやすくなるでしょう。
インターン選考が本選考につながることもある
2022年6月、政府が令和5年からインターンの取り扱いを改正することを発表しました。この改正は、2025年に卒業・修了する学生が、2023年に参加するインターンから適用されます。
この改正により、「一定の基準を満たすインターンで取得した学生情報を、広報活動・採用選考活動の開始時期以降に限り、それぞれ使用可能」となりました。いままでもインターンが採用に直結する事例もあったようですが、この改正により公的に認められるようになりました。
特に長期の場合、本選考につながる「内定直結型インターン」が増えている傾向にあります。インターンで良いパフォーマンスを発揮し、企業から高い評価を受けられれば、そのまま採用が決まることもあります。内定に直結しなくとも、インターン選考を受けることによって一次面接が免除されたり、本選考に優先的に進める場合もあるので、志望企業が定まっている学生はインターンへの参加を検討してみるとよいでしょう。
インターンシップの内容については「インターンシップとは?行う意味や期間別の特徴をご紹介」も参考にしてください。
参照元
厚生労働省
若者の雇入れを検討している事業主の皆さまへ インターンについて
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インターンの種類
インターンのメリットを確認したところで、参加できるインターンにはどんな種類があるのか見ていきましょう。
1dayインターン
半日~1日の期間で行われるのが「1dayインターン」です。職業体験ができたり、事業説明や社内見学など会社説明会と同じような内容であることが多いです。拘束時間が短く気軽に参加できるため、忙しくて長期インターンの参加が難しい学生におすすめです。1dayであっても、仕事内容を把握したり社内の雰囲気を感じることができるので、参加する価値は十分にあります。
短期インターン
数日間~数週間の期間を設けており、就職活動においては最も多いタイプのインターン。より多くの企業を見たい、複数のインターンに参加したいという学生におすすめです。実際の業務が疑似体験できたり、会社内の施設や支社見学、グループワークなどの内容が主になります。企業の人からフィードバックがもらえるチャンスもあり、その後の就活に役立てられるしょう。
長期インターン
すでに自分就職したい業種や職種が決まっている、特定のスキルを向上したい、という方に向いているのが長期インターンです。期間は企業によって異なりますが、3ヶ月以上の継続した仕事体験ができるプログラムが多いでしょう。また、長期インターンはベンチャー企業や中小企業で実施されることが多く、中には報酬が発生するプログラムを設けている企業もあります。
海外インターン
国内ではなく海外で実施されるインターンでは、海外に支社がある日本企業内で仕事が体験できます。期間は3か月~6か月など長期が多いですが、中には1か月~2ヶ月ほどのプログラムもあり、外資系企業で働きたい人や、将来は海外で活躍したい学生におすすめです。
また、インターン期間中は海外で生活することになるので、語学の向上や異文化に対する適応力が身に付くなど、海外インターンならではのスキルも得られます。また、国内企業に就職することになった場合でも、海外インターンでの経験は大きな強みになるでしょう。
短期インターンについては「インターンは何社エントリーすべき?応募時の注意点」「短期と長期どっちが良い?インターン期間による魅力とは」も参考にしてください。
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行くべきか悩んだときに活用したいインターン先の見つけ方
インターンへの参加を決めたとき、どのようにインターン先を探せばいいのでしょうか。ここでは、その具体的な方法をご紹介します。
就活情報サイト
求人情報や就職準備活動に関する幅広い情報が載っている就職情報サイトを利用するのがおすすめです。インターン関連の情報も豊富に公開されている事が多く、大手企業やベンチャー企業、期間などで検索もできるため、自分の興味のある企業のインターン情報を効率的に見つけられるでしょう。
企業のホームページ
インターンについての情報が載っているか、企業のホームページをチェックしてみましょう。採用ページやインターンの特設ページが用意されている場合もあります。
ただし、タイミングによっては応募期間が過ぎてしまう可能性もあるため、興味のある企業のホームページは、できるだけ早めにチェックしましょう。最近ではSNSでインターンの情報を発信している企業もあるので、SNS上で企業へ直接メッセージを送ることも可能です。
大学のキャリアセンター
インターンの情報を得るには、大学内にある就職支援課やキャリアセンターを利用するのも効率的です。インターン選考のための応募書類作成・添削や、面接練習など準備対策サポートが受けられる場合もあるので、利用して損はないでしょう。
オファー型サイト
自分からではなく、企業が自分のプロフィールを見てオファーを送る、オファー型サイトを利用する方法も効果的です。サイトに自己紹介や自己PR、持っているスキルなどをプロフィールに登録しておくと、企業側からインターンの参加に関するオファーを受け取ることができます。
企業は、学生のプロフィールを見て自社とマッチしている就活生にオファーを送るので、今まで興味がなかった企業のオファーを受けることにより、実は自分に合っている業界や仕事と出会えることもあります。
四季報インターン版
インターン先企業を探すときは、「四季報インターン版」を活用するのもありです。「四季報インターン」とは、東洋経済新聞社が発行している、就活生のための情報誌「就職四季報」のインターン版です。大手企業1000社以上の会社情報とインターンの情報が掲載されており、興味のある企業のインターンのプログラム内容や期間を把握することができます。
先輩や知人からの紹介
すでに社会人として仕事をしている大学の先輩やアルバイト先、家族や親戚などのつながりからインターン先を見つけることもひとつの手です。また、大学や大学院で、研究室の教授や先生などを通じてインターンの紹介が受けられることもあります。
インターンの探し方については「インターンの探し方を解説!自分に合う企業を選ぶには 」も参考にしてください。
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インターン参加企業数と参加時期について
ここでは、「インターンへは何社応募・参加すればいいの?」「インターン参加のおすすめ時期はあるの?」という疑問に対しての回答を紹介します。悩んでいる方は参考にしてみてください。
インターンは5社以上応募しよう
インターンは、できる限り数多くの会社に応募するのがおすすめです。株式会社リクルートの「就職みらい研究所」の調査によると、2023年卒の就活生の70%以上が、9月の時点でインターンに応募しています。
最近ではオンラインでのプログラムも増えており、より気軽に参加ができることが理由のひとつといえるでしょう。インターン参加が単位修得対象になっている大学もあり、確実に選考に通るためには、5社以上の企業に応募することが望ましいといえます。
インターンは短期・長期それぞれ応募がおすすめ
まだ自分の志望する業界が定まっていない場合は、1dayや2日から1週間ほどの短期インターン複数に参加してみましょう。その際、業界を絞らずに視野を広げて参加するのがおすすめです。興味のある業界・企業のインターンにはできる限りエントリーしましょう。
自分の志望業界や職種が定まっている場合、短期インターンと長期インターン2、3社に参加するのがおすすめです。複数の競合企業のインターンに参加することにより、業界・企業研究が深まり、本当に自分に合っている仕事内容かどうか比較しやすくなります。
インターンへの参加時期はなるべく早めに
インターン参加時期の決定は、自分のスケジュールと照らし合わせて決めることが大切です。長期インターンの場合は期間が長いため、就活が本格化する大学3年生の時期はあまりおすすめしません。
気になる企業のインターンが大学1年生や2年生を受け入れているかどうか調べましょう。大学3年生の夏以降に参加したい学生は、短期インターンへの参加がおすすめです。
参照元
就職みらい研究所
【2023年卒 インターン・就職活動準備に関する調査】9月時点でインターン参加割合は約7割。オンラインでの参加が拡大
インターンシップについては「インターンって何?参加するメリットと探し方のポイント 」も参考にしてください。
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インターンへ参加する際の注意点
インターンは多くのメリットがありますが、ここでは、参加に際して注意すべきポイントを紹介します。
インターンへの目的を明確にする
インターン選考に合格しても、ただ参加するだけでは有益な時間は過ごせません。「友達や先輩が参加したから」という理由ではなく、「何のため」「何を得たいのか」「学びたいこと」を自分の中で明らかにしてから参加するようにしましょう。 インターンシップの目的については「インターンシップの目標は何がいい?決め方や例文を解説」も参考にしてください。
志望企業や業界の視野を絞り過ぎない
インターン先企業を選ぶ際、自分が志望する企業だけに絞らずに応募することが大切です。視野を広げて複数の業界の企業インターンに応募することにより、自己分析や企業研究を深掘りすることにつながり、ミスマッチを減らすことができるからです。
選考対策を万全にする
選考や抽選がある企業インターンに対しては、選考対策を万全に行うことが大切です。企業研究・自己分析はもちろん、エントリーシートの作成や適性テストの対策も万全にしておきましょう。インターンの面接対策は、頻出質問事項をあらかじめ把握し、模擬面接形式で何度も練習するのがおすすめです。インターンの選考面接でよく聞かれる下記質問事項を参考にしてみてください。
・自己紹介
・自己PR
・インターンの志望動機
・学生時代に頑張ったことは何か
・インターンで何を学びたいか
・インターンで身に付けたいスキルはあるか
自己分析も忘れずに行う
複数のインターン先を探すとき、業界や企業分析を入念に行ってから応募先を決定することになりますが、自己分析も忘れずにしておきましょう。企業のことは理解できていても、自己分析が足りていないとミスマッチにつながる可能性があるからです。
インターン参加時の評価が本選考に影響する可能性も
インターン期間中にマイナスな印象や評価を与えてしまうと、本選考のエントリーシートやWebテスト選考で不利になる可能性があります。企業担当者から見られていることを忘れず、自分の精一杯の力を発揮できるようにしましょう。
インターンシップのメリットについては「インターンシップ参加のメリットと企業の選び方」も参考にしてください。
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