このページのまとめ
- 人生で一番辛かったことは、挫折を乗り越えたり目標に挑んだりした経験を選ぼう
- 部活やアルバイト、学業などの経験や学びは仕事への活かし方をアピールしやすい
- 企業は辛い経験そのものよりも、努力して克服した過程や前向きな努力を評価している

「就活で人生で一番辛かったことを聞かれたらどうこたえる?」「どんなエピソードでも良いの?」などと悩む就活生もいるでしょう。辛かった経験を選ぶときは、辛さそのものよりもそれを乗り越えた経験や努力にフォーカスして考えるのがおすすめです。
この記事では、就活で辛かったことを聞かれた場合の回答方法や、企業が質問から知ろうとしていることを解説。ぜひ参考にしてみてください。
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- 「人生で一番辛かったこと」はどう選ぶ?基準を解説
- 挫折を乗り越えたり目標に挑んだりした話がおすすめ
- 仕事に活かせない話やビジネスの場に適さない話はNG
- 就活で「人生で一番辛かったこと」を聞く企業の意図
- 1.どのようなことに辛さを感じるのか知るため
- 2.困難を乗り越える力をチェックするため
- 3.失敗から学ぶ力があるか知るため
- 4.ストレス耐性を見るため
- 「人生で一番辛かったこと」の回答を考える5ステップ
- 1.辛かった経験の概要を簡潔に述べる
- 2.辛さを数字や比較を使って分かりやすく伝える
- 3.あきらめずに努力したことをアピールする
- 4.困難を乗り越えるために工夫した点と結果を伝える
- 5.学んだことや仕事に活かせることを述べる
- 「人生で一番辛かったこと」を答えるときの注意点
- 1.単なる苦労話で終わらせない
- 2.話していて辛くなってしまう話は避ける
- 3.解決できていないエピソードは避ける
- 4.嘘をついたり「ない」と答えたりするのは避ける
- 5.履歴書やESの内容と面接での回答は一貫性を保つ
- 「人生で一番辛かったこと」の例文6選
- 例文1.大学受験の経験
- 例文2.アルバイトでの経験
- 例文3.部活動での経験
- 例文4.留学での経験
- 例文5.自分のコンプレックスに関する経験
- 例文6.辛かったことのNG例文
- 人生で一番辛かったことが思いつかないときの対処法
- 自己分析を行う
- 家族や友人に聞いてみる
- 一番大変だったことを振り返る
- 挫折経験から探す
- 「人生で一番辛かったこと」が思い浮かばないあなたへ
「人生で一番辛かったこと」はどう選ぶ?基準を解説
「人生で一番辛かったこと」という質問で、どのようなエピソードを選ぶべきか迷う方は多いでしょう。エピソードを選ぶときに大切なのは、「その困難に対してどう向き合い、どう行動したかを前向きに説明できるか」「仕事に活かせる再現性があるか」です。
ここでは、「人生で一番辛かったこと」のエピソードを選ぶときの基準を紹介します。まずは話す内容のイメージを明確にしましょう。
挫折を乗り越えたり目標に挑んだりした話がおすすめ
人生で一番辛かったことを聞かれたら、挫折を乗り越えたり目標に挑んだりした話を選んで回答しましょう。部活動やアルバイト、学業、プライベートなどカテゴリーを問わず、以下のようにマイナスをプラスに変えたエピソードがおすすめです。
| 経験 | 具体例 |
| 目標達成のために壁を乗り越えた経験 | ・部活動でレギュラーを目指したが怪我で挫折し、リハビリを経て復帰した ・資格試験に向けて猛勉強したが一度不合格になり、弱点を分析して再挑戦した |
| 自分のミスや能力不足で周囲に迷惑をかけ、そこから挽回した経験 | ・アルバイトで大きなミスをしたが、再発防止策を自ら提案し信頼を取り戻した ・インターンシップで実力不足を痛感し、フィードバックをもとにスキルを磨いた |
| 自分なりに考えを変えたり工夫したりして挫折を乗り越えた経験 | ・留学先で言葉が通じず孤立したとき、自分から話しかけるルールを決めて克服した ・塾講師のアルバイトで生徒の成績が伸びず悩んだが、指導法を変え成功した |
辛かったことだけでなく、「どうやって乗り越えたか」を説明できるかがポイントといえます。
小さな出来事でも克服に向け行動できた経験ならOK
人生で一番辛かったことを答えるときは、小さな出来事であっても克服に向け行動できた経験ならOKです。「全国大会の決勝で負けた」のような、ドラマチックな経験でなくても構いません。
たとえば「接客のアルバイトで、どうしてもお客さまとうまく話せず悩んだが、毎日マニュアルを自分なりに書き直して克服した」といった内容も立派なアピール材料になります。大切なのは、何が辛かったかが明確であり、それに対して主体的に行動したことを示せる経験です。
仕事に活かせない話やビジネスの場に適さない話はNG
人生で一番辛かったこととして、仕事に活かせない話やビジネスの場に適さない話をするのは避けましょう。具体的には、以下のようなエピソードは避けるのが無難です。
・「ライブに落選した」「推しが結婚した」など努力で解決できないエピソード
・「寝坊した」「課題を忘れた」などよくある失敗
・身内の不幸に関する経験
・ギャンブルやお酒に関する失敗
辛かったエピソードであればどんなものでも良いわけではなく、企業が知りたいのは「辛い時期を自分なりに乗り越えた経験」です。努力で解決できないものやよくある失敗などは、オリジナリティのある工夫やあなたなりの努力が見えづらいといえます。
また、身内の不幸のような面接官が深掘りしにくい話題や、ギャンブルやお酒など社会人として不適切なエピソードも避けましょう。「仕事で困難に直面した際にどう行動するか」をイメージしやすい内容を意識して選んでみてください。
辛かったこと以外の面接でよく聞かれる質問も知りたい方は、「【面接質問集】就活でよく聞かれること40選!答え方のポイントや回答例も解説」の記事をご覧ください。
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就活で「人生で一番辛かったこと」を聞く企業の意図
企業が「人生で一番辛かったこと」を尋ねるのは、あなたが入社後に困難に直面したときどう行動するかを予測するためです。そのため、回答ではただ辛かったことを述べるのではなく、企業の意図を理解したうえで要点を押さえた内容に仕上げる必要があります。
具体的にどのようなポイントをチェックしているのか、4つの意図を解説。「辛かったエピソードをどう伝えるべき?」とお悩みの方は、参考にしてみてください。
1.どのようなことに辛さを感じるのか知るため
面接官は、就活生がどのようなことに対して「辛い」と感じるのかを知ることで、人間性や価値観、ストレス耐性などを見抜こうとしています。
たとえば「チームの一体感がなくなってしまったこと」というエピソードを選んだ場合、チームワークや協調性を大切にする人という印象につながるでしょう。一方、「自分で設定した目標を達成できなかったこと」と答えれば、目標を達成しようとする責任感が伝わります。
企業はその人にとって辛かった経験を知ることで人柄や考え方を知り、自社の社風や業務内容にマッチするかを確認しているのです。
2.困難を乗り越える力をチェックするため
困難を乗り越える力があるか確認することも、企業が一番辛かったことを質問する理由です。辛い経験を乗り越えた過程から、就活生の精神力や忍耐力を図ろうとしています。
社会人になれば、仕事をするうえで課題や失敗に直面することもあるでしょう。困難を乗り越えるためには、どんなことがあっても仕事に対する意欲やモチベーションを保ち続ける精神力や忍耐力が必要です。
辛いことも途中で投げ出さずに最後までやり遂げた経験がある人材は、入社後のポテンシャルや諦めない精神力があると評価されやすいでしょう。
3.失敗から学ぶ力があるか知るため
企業は、就活生が辛い経験から何を学んだのかを知ることで、成長意欲や向上心を見ようとしています。
たとえば、資格試験に落ちて辛かったエピソードを紹介した場合。「自分の弱点を分析して効率的な勉強法を模索した」と自分なりの対処法で乗り越えた経験を語れれば、失敗を糧に乗り越える力や成長意欲を示せます。一方、「落ちたのが辛くて諦めてしまった」と伝えると、向上心がないと評価されかねません。
仕事でミスやトラブルが起こったときは、責任をもって対応したうえで、再発しないように考える必要があります。企業は社会人経験のない就活生に対して、辛い経験を聞き出すことで「失敗やトラブルがあっても仕事を放り出さないか」「失敗を糧に成長できる人材か」を評価しているといえるでしょう。
苦労したことを回答する方法については、「苦労したことを面接で聞かれた際の答え方は?聞かれる意図や伝え方のコツ」も参考にしてください。
4.ストレス耐性を見るため
ストレス耐性がどの程度あるかを確かめるために、辛かったことを聞く採用担当者もいます。仕事では楽しいことばかりではなく、理不尽なことやプレッシャーのかかる場面もあるでしょう。
企業は辛かった状況を話す際の表情や話し方、内容から、ストレスがかかる環境下で感情をコントロールし、前向きな行動に移せるかをチェックしています。淡々と、かつ前向きに解決策を語る姿を見せ、社会人としての安定感や信頼感をアピールすることが大切です。
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「人生で一番辛かったこと」の回答を考える5ステップ

人生で一番辛かったことの回答では、挫折や困難を乗り越えた経験を前向きに語ることが大切です。面接官に良い印象を与えるためにも事前に回答を準備しておき、「困難にこうやって立ち向かった」「辛い経験を自分なりに考えて乗り越えた」と分かりやすく伝えましょう。
ここでは、人生で一番辛かったことを好印象に伝える回答のコツを、5つのステップでご紹介します。自分の経験を当てはめ、一緒に質問の回答を考えてみましょう。
1.辛かった経験の概要を簡潔に述べる
まずは、辛かったことをひと言にまとめて伝えましょう。以下のように、「私がこれまでの人生で一番辛かったことは××です」と簡潔に伝え、これから何について話すのか分かりやすく示します。
・私が人生で一番辛かったことは、所属していたサッカー部のレギュラーになれなかったことです
・これまでで最も辛かったことは、アルバイト先のアパレルショップの売上が落ち、みんなのモチベーションが下がってしまったことです
先述したとおり、企業側が聞きたいのは辛い経験そのものよりも、それをどう乗り越えたかです。最初から長々と状況を説明してしまうと何が本題なのか伝わりづらいため、「いつどこで、どのような状況で起きたことなのか」を、1~2文ほどで短く提示しましょう。
2.辛さを数字や比較を使って分かりやすく伝える
次に、数字や比較などを活用してどのように辛かったかを分かりやすく伝えましょう。ただ「辛かった」だけでは主観的になってしまい、エピソードの背景が見えにくくなってしまいます。
・毎日10時間練習しても補欠のままだった
・前年比50%まで売上が落ち込み、活気がなくなった
客観的な指標を入れることで当時の様子が明確にイメージでき、面接官の共感を得やすくなるでしょう。
3.あきらめずに努力したことをアピールする
背景を説明したうえで、以下の例のように諦めずに努力したことをアピールしましょう。先述したように、面接官は就活生に困難を乗り越える力があるのかを見ています。
すぐに諦めたり、誰かが助けてくれるのを待ったりするのではなく、自分なりにどうにかしようと足掻いた姿勢を強調するのがポイント。精神力や忍耐力の強さが伝わります。
また、具体的な行動に移す前の「悔しかった」「次は絶対に成功させたかった」など素直な感情をひと言添えると、人間性が伝わるでしょう。
4.困難を乗り越えるために工夫した点と結果を伝える
努力をアピールするときは、「頑張った」「諦めなかった」という根性論だけでなく、「困難を乗り越えるためにどう工夫したか」「その結果どうなったか」を伝えます。ここが、面接官が最も知りたいポイントです。
たとえば、前述の例であれば、以下のように自分なりの工夫を述べられるでしょう。
・量より質が大切と考え直し、監督や仲間にアドバイスをもらって練習メニューを作り直した。結果的に、最後の大会でレギュラーに選ばれた
・幅広い層に来店してもらうためにSNSの発信を始め、新作の紹介やセール情報を積極的にシェアした。店舗だけでなくインターネット通販の利用客も増え、最終的に売上が前年比15%アップした
工夫と結果をセットで伝えることで、あなたが困難をどう乗り越えたかが明確になります。面接官も具体例をもとに入社後の働く姿をイメージしやすくなるため、高評価につなげることが可能です。
5.学んだことや仕事に活かせることを述べる
最後は、その経験を通じて得た学びで締めくくります。ただの思い出話で終わらせず、この経験があったからこそ今の自分があるとポジティブに言い換えましょう。
・この経験から、ただ量をこなすだけでなく、現状の問題点を分析したうえで行動に移す重要性を学びました。就職後に困難な問題に直面した際もこの視点を忘れず、御社に貢献します
・新しい手法や今までなかった考え方を柔軟に取り入れる姿勢を活かし、お客さまに寄り添った提案ができる営業を目指します
仕事への再現性をアピールして結ぶことで、ポテンシャルやあなたの強みを効果的にアピールできます。挫折経験の答え方については、「挫折経験の回答例文11選!エピソードがないときの対処法も紹介」も参考にしてください。
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「人生で一番辛かったこと」を答えるときの注意点
人生で一番辛かったことを答えるときは、これまでに紹介した企業側の視点や伝え方を意識しつつ前向きに述べることが大切です。単に苦労話で終えたり、ポジティブに受け止められない話をしたりすると、面接官に「質問の意図が分かっていない」と思われてしまう恐れがあります。
以下の5つの注意点を意識して、辛いことを乗り越えた前向きな姿勢に焦点を当てた伝え方をしましょう。
1.単なる苦労話で終わらせない
辛かったことを伝える場合は、苦労話で終わらないようにしましょう。「大変だった」「辛かった」などの感情を伝えることに終始してしまうと、あなたの人柄や価値観が伝わりません。
先述したとおり、面接官が知りたいのは苦労話ではなく、苦労をどのように乗り越えたかです。辛かったことに焦点を当てたり、経験を通して得た学びや成長を示せないエピソードを話したりするのは避けるべきといえます。
2.話していて辛くなってしまう話は避ける
自分のなかでまだ心の整理がついておらず、話しながら感情が昂ぶってしまうトピックは避けましょう。 面接中に涙を流してしまったり、言葉に詰まってしまったりすると、面接官もどう反応すべきか困惑してしまい、正当な評価が難しくなります。
今はもう乗り越えて、客観的に振り返れる話を選ぶのがおすすめです。
3.解決できていないエピソードは避ける
現在進行形で悩んでいることや、解決できずに逃げ出してしまった話は、「人生で一番辛かったこと」の回答としてふさわしくありません。
企業は困難を乗り越える力を見たいので、挫折したまま終わった話ではストレス耐性や課題解決能力を疑われてしまうリスクがあります。必ず自分なりの結末や、前向きな区切りがついている話を選びましょう。
4.嘘をついたり「ない」と答えたりするのは避ける
辛かったエピソードが思いつかない場合でも、嘘をついたり「特にない」と答えたりするのはNGです。
たとえばアルバイトで就いていない役職の話をしたり、部活の作り話を話したりすると、深掘りされたときにうまく答えられません。また、ほかの質問との整合性が取れず、嘘がばれてしまう恐れがあります。嘘はマイナスイメージにつながるため、かえって心象を悪くしてしまうでしょう。
また、思いつかないからと「ない」と答えると、「質問に答える気がない」「人生で挫折を乗り越えた経験のない、成長意欲のない人なのでは」といった印象につながります。人生で辛かった経験が特にないと感じても、「苦戦したこと」「困ったこと」などと「辛いこと」に近いエピソードを探してみてください。
就活で噓をつくリスクについては、「就活で嘘をつくとどうなる?ばれる理由やリスクも解説」の記事でも紹介しています。
5.履歴書やESの内容と面接での回答は一貫性を保つ
すでに履歴書やエントリーシートで辛かったことについて書いている場合、面接では応募書類の内容と一貫性を保つことが大切です。
面接官は応募書類の内容をもとに、面接であなたの人柄や強み、価値観についてさらに深掘りしようとしています。異なるエピソードにすると深掘りしにくいだけでなく、「どちらが本当なのか」と疑われるリスクもあるでしょう。
面接で辛かったことを聞かれたら、応募書類の内容をベースに回答して構いません。一貫性を守ることが効果的なアピールにつながります。
「就活の面接対策はどうする?方法やよく聞かれる質問54選と回答例を解説」の記事で面接対策を紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
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「人生で一番辛かったこと」の例文6選
これまでのポイントや注意点を踏まえ、状況別の「人生で一番辛かったこと」の例文を6つ紹介します。
実際に回答の組み立て方が分かっても、具体例がないとなかなか完成形をイメージしづらいもの。以下の例文を参考に、自分のエピソードに置き換えて回答を考えてみましょう。
例文1.大学受験の経験
以下は、大学受験の失敗をエピソードに選んだ例文です。
私の人生で一番辛かったことは、大学受験での失敗です。第一志望に落ち、浪人生活が始まった当初は、周囲と比較してしまい強い劣等感を感じていました。
しかし、このままではいけないと考え、模試の結果を徹底的に分析しました。自分の弱点が基礎の定着不足にあると気づき、毎日10時間の学習計画を立てて、基礎問題集を3回繰り返しました。
その結果、翌年には第一志望に合格することができました。この経験から、現状を客観的に分析し、泥臭く努力し続ける大切さを学びました。就職後もこの学びを活かして、困難な状況でも諦めずに冷静に取り組み、貢献する所存です。
合格のために「何が足りなかったか」を客観的に分析し、実行に移せている点がポイントです。
例文2.アルバイトでの経験
アルバイトのエピソードは、働く姿を面接官にイメージしてもらいやすいのが魅力。以下の例文を参考にしてみてください。
私がこれまでで一番辛かったことは、アルバイトでの失敗です。大学入学後すぐに始めたカフェのアルバイトで、年に1度発売されるコーヒー豆を少なく発注し、楽しみにしていたお客さまに届けられませんでした。
二度と同じ失敗を繰り返さないために、次の年は過去5年間の売上データの分析を行うのと同時に、先輩や店長との話し合いを実施し、最適な発注数を予測しました。また、お客さまの信用を取り戻すために積極的なコミュニケーションにも励みました。
結果として翌年は、過不足なく希望するお客さまにコーヒー豆をお届けし、喜んでいただけました。この経験は自分のミスが店舗の信用に関わるといった責任を自覚し、仕事に対する意識を改めるきっかけになりました。
入社後も責任感を持って業務を遂行し、信頼される社員として貢献したいと考えています。
自分のミスを挽回しようとする姿勢と、仕事に対する責任感が評価につながる文章といえます。
例文3.部活動での経験
部活動に打ち込んでいたなら、活動中の挫折や失敗をエピソードにするのも手です。
私が人生で一番辛かったことは、大学の部活動で怪我をし、小学生からの野球人生の集大成といえる大会への出場が危ぶまれてしまったことです。
学生最後の大会だったため、焦りと興奮で負担の大きい練習メニューを組んでしまい、体に過度な負担をかけてしまったことが原因です。無理のない程度に練習をするべきだったと後悔しました。
しかし、幸い大きな怪我ではなかったため、気持ちを切り替えて大会に間に合うようにリハビリメニューを考えました。主治医の先生や監督などとも相談して怪我の状態を踏まえたメニューを続けた結果、最後の試合に出場でき、ホームランを打てました。
この経験から、困難なときこそ冷静に状況を分析し、諦めずに行動する大切さを実感しました。仕事においても、冷静に計画を立て、困難な業務を遂行できる人材を目指します。
ショックな出来事があっても気持ちを切り替えようとする精神的な強さと、反省を活かして行動する姿勢が具体的に説明できています。
例文4.留学での経験
留学に関するエピソードでは、言語や文化が異なる海外での努力が示せます。行動力が評価される企業や、海外進出している企業などでの選考で効果的な題材といえるでしょう。
留学先のイギリスで、語学力不足から現地のコミュニティに馴染めず、最初の1ヶ月間孤立してしまったことが一番辛かったです。
この状況を打破するため、毎日最低3人に自分から話しかけるというルールを課しました。拙い英語でも身振り手振りで伝えようと努力した結果、徐々に友人が増え、最終的には現地のボランティア団体にも参加することができました。
この経験で、困難な環境でも自ら心を開き、飛び込んでいく勇気を得ました。入社後もこのチャレンジ精神を大切にし、積極的に新しい業務に挑戦します。
自分にルールを課すストイックな姿勢とチャレンジ精神は、仕事をするうえでも求められやすいスキルです。成果を示すことで、行動に起こす前との変化も分かりやすくなっています。
例文5.自分のコンプレックスに関する経験
自分のコンプレックスを克服した経験も、「辛かったこと」としてアピールできます。
私が人生で一番辛かったことは、大学のゼミ発表で頭が真っ白になり、ひと言も話せなくなった経験です。 幼少期から人前で話すことが苦手だったのですが、大切な発表で失敗してしまったことがとても心残りでした。
この経験を経て「このままではいけない」と感じ、コンプレックスを克服するために自らプレゼン大会の運営スタッフに立候補。人前で話す機会を強制的に増やしました。失敗しながら何度も練習を重ねた結果、人前でも堂々と自分の意見を言えるようになりました。
結果として、卒業論文発表では教授から高い評価をいただくことができました。苦手なことから逃げずに、あえてその環境に身を置くことで、道が開けることを学びました。
自分のコンプレックスから目を背けず、あえて厳しい環境に身を置く向上心が評価につながるポイントです。
例文6.辛かったことのNG例文
最後に、「辛かったこと」の回答として不適切な例文を紹介します。
人生で一番辛かったことは、大学時代に付き合っていた恋人と別れたことです。
ショックのあまり1ヶ月ほど大学を休み、何も手につかない状態になってしまいました。時間が経つにつれて徐々に立ち直ることができましたが、今でも思い出すと少し辛くなります。
この経験から、時間が辛い気持ちを和らげてくれることを学びました。
恋愛などのプライベートな話題は、ビジネスシーンでの評価につながりにくいため避けましょう。また、「時間が解決した」という受け身の姿勢は、向上心や課題解決力がないと判断されかねません。
「面接での話し方には重要マナーが!就活生なら知っておくべき好印象を与えるコツとは」の記事では、面接での好印象な話し方を紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
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人生で一番辛かったことが思いつかないときの対処法
辛かったことが思いつかないときは、さまざまな視点から自分の過去を振り返ってみるのがおすすめです。
「辛いこと」を探そうとすると視野が狭まってしまい、なかなか思い出せないことも。柔軟に過去を振り返り、活用できる経験がないか探してみましょう。
自己分析を行う
まずは、改めて自己分析を行ってみるのがおすすめです。志望動機や自己PRを作成するときはどうしても強みや人柄を示すのに着目しがちなので、辛かったことと経験がうまく結びつかないことも。フラットな目線から、さまざまな経験を深掘りしてみましょう。
今振り返れば「良かった」「充実していた」と思う経験でも、当時は苦しんでいたり、成功したからこそ良かったと思えていたりする可能性があります。「当時は辛かった」「今思うと心身に負担を感じていたかも」など、当時の状況や気持ちを中心に考えてみましょう。
自己分析の方法については、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事で解説しているので参考にしてください。
家族や友人に聞いてみる
家族や友人に、「大変そうだった時期や、辛そうだった時期はある?」と聞いてみましょう。「受験のとき毎日顔色が悪かったよ」「あのときすごく悩んでいたよね」といった客観的な指摘をもらうと、自分では当たり前と思っていた努力が、実は辛い状況を克服するエピソードになることがあります。
また、自分自身は忘れてしまっていても、周りが覚えているエピソードもあるでしょう。自分だけで思いつかない場合、周囲に聞いてみるのがおすすめです。
「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事では就活の進め方と迷ったときの相談先を紹介しているので、ご一読ください。
一番大変だったことを振り返る
「辛かったこと」という言葉がしっくりこないときは、「一番苦労したこと」「一番忙しくて逃げ出したかったこと」と言い換えてみてください。
たとえば、部活動の指導が厳しくて辞めたかった経験や、アルバイトと学業がどちらも忙しくてうまくいかなかったエピソードなどが例として挙げられます。こうした苦労を乗り越えた経験も、辛かったことの回答として有効です。
挫折経験から探す
挫折経験を振り返り、辛かったエピソードとして伝えるのもおすすめです。「努力したが実現できなかったこと」「全力を尽くしたが結果が出なかったこと」などを探してみましょう。
ポイントは、挫折で終わるのではなく、もう一度チャレンジできたエピソードを選ぶことです。たとえば、「県大会の決勝で負けてしまい悔しかったが、弱点を踏まえて練習方法を工夫した結果全国大会に出場できた」のような出来事であれば、ネガティブで終わらずにアピールできます。
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「人生で一番辛かったこと」が思い浮かばないあなたへ
人生で一番辛かったことを質問されたら、辛いことを乗り越えた精神力や問題解決力をアピールするつもりで回答するのがポイントです。「辛かったこと」という言葉に引っ張られ過ぎずに、あなたなりの努力や工夫を前向きに伝えることに重きを置いてみましょう。学業やアルバイト、部活動などこれまで頑張ってきたことのなかに、面接官に響くエピソードがあるはずです。
しかし、一人でエピソードを選んだり答え方を考えたりするのは難しいもの。うまく回答が思い浮かばないと、「どうしたら良いか分からない」「辛いことなんてないのにどう答えれば良い?」と悩んでしまう方もいるでしょう。そのようなときは一人で悩まずに第三者に相談することで、効率的に悩みを解消できる可能性があります。
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丁寧なヒアリングであなたの適性や希望、これまでの経験を聞きだしたうえで、企業へのアピールに効果的な強みやエピソード選びをサポート。企業が質問する意図や評価ポイントも解説するため、納得して選考対策に取り組むことが可能です。
さらに、面接対策や企業とのやり取り代行などもお任せください。企業情報と就職活動の双方に詳しいプロが、就職活動を一貫してお手伝いします。サービスはすべて無料のため、まずはお気軽にご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。