このページのまとめ
- 予約した説明会や選考をさぼるのはNG
- 就活をさぼりたいときは心身のSOSかもしれないので、自分の気持ちとしっかり向き合おう
- 就活をさぼるのは必ずしも悪いことじゃない、自分の中で上手なさぼり方を見つけよう
就活で気を張った状態が続くと「さぼりたい」と思う瞬間もありますよね。
説明会や面接など、すでに予定されているものを無断でさぼることはマナー違反ですが、就活には適度な息抜きも必要です。
この記事では、就活をさぼった場合の影響や、さぼりたいという気持ちとの向き合い方を紹介します。上手に気分転換をしてモチベーションを回復させ、就活に挑みましょう。
就活には悩みがつきものです。就活の悩みの種類別の解消法について知りたい方は「就活がうまくいかないときはどうすればいい?就活中の悩みを乗り越える秘訣まとめ!」も参考にしてください。
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- 就活をさぼることによる影響
- 企業に迷惑をかけるさぼりはNG
- 企業からの印象が悪くなり就活全体に悪影響の可能性も
- 就活をさぼりたくなる5つの理由
- 1.周囲の人と自分を比べて辛くなる
- 2.志望度が高い企業で不採用になった
- 3.志望業界・企業が定まっていない
- 4.疲労がたまっている
- 5.就活以外にやりたいことがある
- 就活をさぼりたい気持ちとの上手な向き合い方
- 1.思い切って一度さぼってみる
- 2.自己分析をやり直す
- 3.未開拓の業界や企業に目を向ける
- 4.焦らず自分のペースで行動する
- どうしても説明会や面接をキャンセルする場合の3つのポイント
- 1.欠席の連絡はなるべく早く
- 2.メールではなく電話で連絡
- 3.言葉遣いに注意
- 就活をさぼりたいあなたへ
- 就活さぼるに関するよくある質問
- Q.就活で不安だったことは?
- Q.就活の面接はなぜ落ちた?
- Q.就活で何度も落ちるのはなぜ?
就活をさぼることによる影響
今後の人生を左右する「就活」は、緊張し、悩み、苦しむ人も多く、まさに社会に出る前の最難関ポイントでしょう。
辛い就活に直面している人なら、誰でも一度は「さぼりたい」と考えてしまうものです。と同時に「そんな重要な場面でさぼってしまってもいいの?」「就活に悪影響ではないの?」と疑問もわくでしょう。
もし、就活をさぼった場合はどのような影響が出るのか、解説します。
企業に迷惑をかけるさぼりはNG
まず、説明会や面接など、企業が就活生個人のために時間を空けているものを欠席すると、企業に迷惑がかかります。就活生が準備を重ねてきたように、企業側もさまざまな用意をしていることを忘れてはいけません。
すでに予定されているものを休む場合、平気で約束を破る人間だとみなされるでしょう。あとになって、その企業で働きたいと主張しても、失った信頼は取り戻せません。
企業からの印象が悪くなり就活全体に悪影響の可能性も
予約した説明会や面接などの選考を無断でさぼった場合、企業からの印象は最悪です。あとから希望したとしても、その後の選考に進むことは難しいでしょう。
後先考えずにそのときの気分で無断欠席を繰り返した場合、受けられる企業の数はどんどん少なくなっていきます。志望する業界で働けない可能性も増すでしょう。
辛く苦しい就活から一時的に解放された結果、余計に苦しむことになるわけです。
とはいえ、根詰めていては長い就活を最後まで乗り切れません。さぼるにしても、自分の中で期間を決めるなど、相手に迷惑をかけない方法で上手にリフレッシュしましょう。
就活がしんどいと感じたら、「就活で体力がもたない?しんどいときに乗り切る方法と効率化するコツ!」を参考にしてください。
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就活をさぼりたくなる5つの理由
就活をさぼりたいと悩んでいるなら、まずは、その理由をしっかり把握しましょう。
1.周囲の人と自分を比べて辛くなる
就活を行っていると、早期に内定を獲得する人も出てきます。周囲の人が内定もらう中で、内定がもらえず焦ったり不安になったりしてモチベーションが下がってしまうケースは、就活生には多く見られます。
就活にかかる時間や進め方は人それぞれ。周りに惑わされず、割り切って自分のペースで進めることが大切です。
2.志望度が高い企業で不採用になった
第一志望など、志望度が高い企業で不採用になると、落ち込み、一気にやる気が損なわれてしまうことが多くあります。
就活は偏差値を見る受験と異なり、個別企業との相性を測るものです。不採用ということは、自分とその企業が合わなかったと考えてみましょう。
気分を変えて、今までとは全く違う業種に目を向けてみるのもいいかもしれません。就活を続けていれば、自分に最適の企業もいつかみつかるはずです。
3.志望業界・企業が定まっていない
自分のやりたいことが分からず、志望する業界・企業が決まっていないと目標がない状態になります。就活においても目標がなければ、やる気を出すのは難しいでしょう。
就活へのモチベーションを出すためにも、まずは自己分析をしましょう。難しく考えず、自分の好きなことや興味のあること、得意なこと、今までの経験などが活かせそうな職種を考えてみてください。
友人や先輩と就活について話してみるのもおすすめです。
業界や企業について知っていることを増やし、興味のあることを見つけましょう。
4.疲労がたまっている
就活をしながら学校に通ったり、アルバイトをしたりしているうちに疲労が溜まっている就活生は多くいます。
いつまで就活が続くのかわからない不安の中、緊張の日々を送っていることでしょう。
さらに家では面接対策を練ったり、自己PRや志望動機を作る、そんな毎日に疲れを感じます。
たまには、趣味など就活を忘れて過ごす日を設けるなどして、リフレッシュするのがおすすめです。
5.就活以外にやりたいことがある
留学や部活、サークル活動など、就活以外にやりたいことや夢がある場合は、就活に集中できず、やる気を出せないことがあります。
この場合は、将来像など長期的に考えた上で本当に就活よりも重要なことなのか、まずはしっかり向き合うことが大切です。就活には、自分の中で結論が出てから取り組みましょう。
就活中の上手な息抜き方法については、「就活が辛い時の対処法!原因や肩の力を抜くヒントもご紹介」を参考にしてください。
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就活をさぼりたい気持ちとの上手な向き合い方
就活をさぼりたい気持ちをゼロにするのは難しいので、この感情との上手な向き合い方を知っておきましょう。
1.思い切って一度さぼってみる
就活が辛くてどうしようもない場合は、思い切って一度、休んでみるという手もあります。
とはいえ、すでに予定されている説明会や選考を休むのではなく、企業にエントリーしない期間を自分の中で設けるということです。
志望度の高い企業にすでに落ちた場合や、エントリーがまだまだ先の場合などに向いているでしょう。
就活から離れる期間を作れば、気分転換できるかもしれません。
2.自己分析をやり直す
普段の生活の中で自分が「楽しい」と感じる瞬間や、心動かされる瞬間がどこにあるのかを意識しながら過ごしてみましょう。
そこから、改めて自分の好きなことや興味を見つめ直すと新しい発見があるはずです。
自分の好きなことや心動かされることを知れば、やりたいことが見え、自分の携わりたい仕事が見えてくるでしょう。
3.未開拓の業界や企業に目を向ける
志望度が高い企業で不採用になったり、志望業界・企業が定まっておらずモチベーションが上がらないという場合には、知らなかった業界・企業について調べてみましょう。
知り合いの社会人の業務内容を聞くのもおすすめです。
また、日常の中で何気なく手にしているものが、どのような経緯で自分の手元に届いているのか考えてみるといいでしょう。その経緯でどのような仕事があるのかなど調べてみると、今まで特に気にしていなかった業界があることに気づけるかもしれません。
4.焦らず自分のペースで行動する
自分のやりたいことを仕事にしようと頑張るのは良いことですが、それにこだわりすぎてしまうと視野が狭くなってしまいますし、やりたいことが自分にむいている仕事とは限りません。
少しだけ興味があることや、やりたいことに間接的に関わることなども視野に入れてみると良いでしょう。
就活でのモチベーションのあげ方については、「就活でモチベーションが上がらないときは?原因と対策を解説」を参考にしてください。
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「就活をさぼる→楽をする」ためのキャリアアドバイザーのアドバイス
キャリアアドバイザーに相談すると、就活のこんなところを楽にできます。
・自己分析が進む
一人ではなかなか自己分析が進まない、かといって周りの友達や家族と就活の話はしづらい、と自己分析で手が止まってしまう就活生は多いです。
・企業探しの手間を省ける
せっかく自己分析をしても、「じゃあそれにマッチした企業ってどこ?」「何社ある?」など一つひとつ見つけるのは時間がかかりますよね。
・一括でエントリーができ、企業とのやり取りも間にエージェントが入るため日程調整などを楽に進められる
企業宛のメールとなると、日程調整一つとっても言葉遣いや時間帯などに気を遣う必要があって疲れますよね。間にエージェントが入ることで、LINEを使ってラフなやり取りで選考を進められます。
・面接対策や書類添削を任せられる
学校のキャリアセンターは、就活ピークの時期になると予約がいっぱいになってしまったり、添削のためだけに足を運ぶ必要があったりと、やる気のあるタイミングと合致しないことも多いですよね。エージェントであれば専属のキャリアアドバイザーにいつでも連絡でき、LINEやオンラインでの添削・面接対策が可能です。
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どうしても説明会や面接をキャンセルする場合の3つのポイント
その日の気分だったり面倒くさかったり、という理由でさぼるのはNGです。
しかし、病気や身内の不幸など、やむを得ない理由があって欠席せざるを得ない場合もあるでしょう。その場合は、必ず事前に連絡を入れるようにしてください。
キャンセルするのが選考だった場合は辞退になってしまうこともあります。ただ、説明会だった場合は、欠席理由がやむを得ない事情と判断されれば、その後の就活に影響しない可能性も。
欠席する際は、企業側からの印象を悪くしないためにも、マナーを意識して連絡することをおすすめします。
1.欠席の連絡はなるべく早く
やむを得ず説明会や面接を欠席する場合は、なるべく早く連絡をしましょう。遅くとも前日までに伝えるのがマナーです。
また、連絡をする時間帯も意識する必要があります。忙しい時間帯を避けて、日中の連絡を取りやすい時間に連絡しましょう。一般的には、朝一やお昼どき、帰り際を除いた10時~11時、14時~17時の時間帯が良いと考えられます。
もし当日の連絡になってしまった場合は、担当者が忙しい可能性があります。その場合は電話を出た方に欠席の旨を伝え、改めて謝罪の連絡をする旨を伝えましょう。
2.メールではなく電話で連絡
連絡は、必ず電話でおこなってください。就活生の都合でキャンセルをするのですから、謝罪を伝える内容にします。
担当者が多忙でなかなかつながらない場合も、諦めず、日を改めるなどして電話をかけ続けるのがいいでしょう。
3.言葉遣いに注意
欠席の連絡の際の言葉遣いには注意が必要です。
たとえば「欠席します」と断定するのではなく「欠席させていただけないでしょうか」とお願いをしたり、「誠に恐縮ですが」とクッション言葉を使うことをおすすめします。
説明会キャンセルの電話の例文
本日の◯時の説明会の件でお電話いたしました。採用担当の△△様はいらっしゃいますか?
(担当者に取り次いでもらったら)突然のお電話失礼いたします。私、△日◯時から行われる説明会に伺う予定の、××大学の◯◯◯◯と申します。
△日◯時からの説明会に伺わせていただく予定でしたが、私事都合により、伺うことが難しくなりました。せっかく説明会のお席をご用意いただいたにも関わらず、誠に恐縮ですが、説明会を欠席させていただけないでしょうか。
お忙しい中、お手数おかけして申し訳ございませんでした。失礼いたします。
理由を尋ねられた際には「私事都合により」と答えるのが一般的です。必要がない限り、自分から欠席の理由を掘り下げなくてもいいでしょう。
また、電話を終えたあとすぐ切ってしまうのは失礼にあたります。相手が電話を切るのを待って、切られないようであればそっと切るようにしましょう。
就活の電話のマナーについては、「就活の電話で押さえておくべきことは?すぐに使える例文や間違えやすい敬語」を参考にしてください。
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就活をさぼりたいあなたへ
就活は適度にさぼってうまくリフレッシュしましょう。もちろん、企業に迷惑をかけないよう調整が必要です。
とはいえ「本当にさぼってしまっていいの?」「周りに置いて行かれない?」と不安に思う人もいるでしょう。そんなときは、就活のプロである就活エージェントに相談するのも一つの手段です。
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就活さぼるに関するよくある質問
就活さぼるについてよくある質問をまとめました。
Q.就活で不安だったことは?
A.今後の人生を左右する「就活」は、不安を抱く人も多いです。その原因は様々で「内定がもらえなかったら」や「そもそも就活ってなにをすればいいの」というものなどがあるでしょう。長い就活では不安を放置せず、向き合って解決することが大切です。
このほかの不安の原因と詳しい対処法は、「「就活どうしよう」と不安なあなたへ!悩みの原因と対処法をご紹介」を参考にしてください。
Q.就活の面接はなぜ落ちた?
A.面接では、書類からはわからない就活生の雰囲気や熱意、聞く姿勢、伝達力などがみられます。具体的には「第一印象の悪さ」や「質問の意図と回答にずれがある」ことなどです。落とされたときの面接を振り返って、次の機会に活かしましょう。
面接で落ちたときの原因やその対処法は、「就活の選考で落ちたときのメンタル切替方法は?具体的な対策法もご紹介」を参考にしてください。
Q.就活で何度も落ちるのはなぜ?
A.就活は偏差値など明確な合格ラインはなく、企業との相性や適性で採用不採用が決まります。ですから、多くの人が就活で落ちた経験があるでしょう。ただ、一向に書類が通過しない場合や、一次面接から先に進めないなど、何度も落ちることが一定の期間続いているのなら、あなたの今の就活の進め方に原因があるかもしれません。
何度も落とされる就活から抜け出したい人は、「就活に落ちまくる人が内定獲得のためにすべきこと|見直すところや面接対策方法を解説」を参考にしてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。