このページのまとめ
- 内定式がない企業は珍しくなく、特に中小企業ほど未実施の割合が高い
- 内定式がないことで不安を感じるときは、採用担当者への問い合わせや情報収集が有効
- 内定式がないことを気にするよりも、企業の理念や職場環境を重視した会社選ひが大切
「内定式がない企業は珍しい?」「なぜ内定式がない企業があるの?」と、疑問を抱く方もいるでしょう。内定式を開催しない企業は珍しくありません。経費削減や入社式と合同で開催したりといったさまざまな理由があるため、過度に不安を抱く必要はありません。
この記事では、企業が内定式を行わない理由や、自分に合った企業を見つけるためのポイントについて詳しく解説します。内定式だけでなく、さまざまな視点から判断して企業を選びましょう。。
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- 内定式がない企業の割合は?約6%の学生が「未実施」と回答
- 大手企業でも内定式がない場合がある
- 公務員の内定式は自治体によって異なる
- 企業が内定式を行わない5つの理由
- 1.経費を削減したいから
- 2.入社式と合同開催するから
- 3.オンラインで開催するから
- 4.内定式を開催する習慣がないから
- 5.中途採用や通年採用を中心に行っているから
- 内定式がないと感じる3つの不安
- 内定式がなくて不安なときの対処法
- 採用担当者に問い合わせる
- 企業のWebサイトやSNSを確認する
- 内定者同士でつながれる場を探す
- 内定式がなくても入社前にできる5つのこと
- 1.企業研究を入念に行う
- 2.内定者フォローイベントや研修に参加する
- 3.口コミをチェックする
- 4.インターンや入社前課題に積極的に取り組む
- 5.OB・OG訪問で先輩社員の話を聞く
- 内定式がなくて不安を覚えているあなたへ
内定式がない企業の割合は?約6%の学生が「未実施」と回答
内定式を行わない企業は、決して少なくありません。
就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2026年卒)『2025年10月1日時点 内定状況』」によると、民間企業への就職確定者のうち「内定式の開催は現時点で予定されていない」と回答した学生は全体の6.3%でした。

引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2026年卒)『2025年10月1日時点 内定状況』就職確定先企業の内定式開催状況(p.7)」
就職確定者のおよそ15人に1人は内定式がない環境に該当しているため、決して珍しいことではなく、過度に心配する必要もありません。
また、従業員規模が小さい企業ほど内定式を実施しない割合が高い傾向があります。同調査では、従業員規模300人未満の企業への就職確定者のうち16.3%が「内定式は予定されていない」と回答しました。中小企業では、コストや人員の事情から内定式を省略するケースが多いためと考えられます。
大手企業・公務員における具体的な傾向は、以下で解説するので確認しておきましょう。
大手企業でも内定式がない場合がある
大手企業は内定式を必ず開催するイメージがありますが、必ずしもそうではありません。就職みらい研究所の同調査では、従業員規模5,000人以上の企業への就職確定者でも1.1%が「内定式は開催予定なし」と回答しています。
中途採用・通年採用を中心とする大手企業や、内定式と入社式を統合している場合は、従来の内定式を省略するケースも珍しくありません。
なお、2026年卒の調査では従業員規模5,000人以上の企業の18.5%がオンライン形式で内定式を実施。「対面での華やかな式典」が行われないケースも増えていますが、オンラインでの開催もれっきとした内定式であり、企業のコミュニケーションの形が多様化しているといえます。
参照元
就職みらい研究所
就職プロセス調査(2026年卒)「2025年10月1日時点 内定状況」
公務員の内定式は自治体によって異なる
公務員の場合は民間企業のような「内定式」ではなく、「内定通知」という形で採用が確定するケースが一般的です。
ただし、自治体によっては「内定者説明会」や「採用予定者との懇談会」といった機会を設けているところもあります。内定後に連絡がなく不安な場合は、採用担当部署に問い合わせてみましょう。
内定式を含めた就職活動全体の流れや、これから始めるべき準備の詳細は、「就活とは?いつから何をやる?基本の流れと今からできる準備を解説!」の記事をご参照ください。
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企業が内定式を行わない5つの理由
就活生のなかには、内定がない企業に対して不安や疑問を抱いている方もいるでしょう。内定式がないからといって、必ずしも問題のある企業というわけではないので安心してください。
以下で、内定式を行わない事情や理由を解説します。きちんと理由を把握したうえで、納得して就活を進めましょう。
1.経費を削減したいから
経費削減は、企業が内定式を開催しない理由の一つです。内定式の開催には、会場費や人件費、資料作成費など、さまざまな費用がかかります。
特に中小企業では、これらの費用を抑えて、そのぶんを新入社員の研修費用や全社的な福利厚生に充てる場合があるようです。内定式をしない代わりに、そのぶんの予算を社員のために使うという考え方は、従業員を大切にする企業姿勢の表れともいえるでしょう。
2.入社式と合同開催するから
一般的に内定式と入社式は別々に開催されますが、近年では両者を合同で開催する企業も増加傾向にあるようです。
式典を一度にまとめて行うことで、会場費などの経費削減につながります。また、内定式を入社式と同時に行うことで、企業との本格的な接触を入社直前に設定でき、入社への意識をより高められるというメリットもあるでしょう。
3.オンラインで開催するから
近年では、オンラインでの内定式を導入する企業も増えています。従来の対面式の内定式とは異なりますが、時間や場所の制約なく参加できるのは大きなメリットといえるでしょう。
オンラインの内定式は、地方在住の内定者の交通費負担を軽減できるほか、主催する企業・内定者双方にとってより柔軟なスケジュール調整が可能です。また、録画を残せるため、欠席者もあとから式の様子を確認できるという利点もあります。
4.内定式を開催する習慣がないから
内定式を開催しない企業のなかには、そもそも内定式を行う習慣がないという場合もあります。これは企業の文化や方針によるものなので、内定者を歓迎する気持ちがないわけではありません。
内定式の代わりに、個別面談や少人数での懇親会の時間を設けたり、内定者同士のコミュニケーションの場を別途用意したりする企業もあります。そのため、内定式とは異なる形で内定者への配慮や企業理解の促進を図っているといえるでしょう。
内定式の代わりに実施されることが多い、内定者懇親会の内容や実施のタイミングについては「内定者懇親会は欠席して良い?電話・メールでの連絡方法やマナーを紹介」の記事で解説しているので参考にしてみてください。
5.中途採用や通年採用を中心に行っているから
新卒一括採用ではなく、中途採用や通年採用を中心としている企業では、内定式を開催しない場合があります。中途採用や通年採用は入社時期が個人によって異なるため、一斉に内定式を行うことが難しいためです。
このような採用形態の企業では、内定式の代わりに個別の入社オリエンテーションを実施するケースが多い傾向にあります。個別にコミュニケーションをとることで一人ひとりに合わせた丁寧なフォローができるため、内定者にとっては充実した内容になるでしょう。
内定式の有無だけでは、どのような企業か判断できません。その企業の理念や方針、従業員への待遇などの情報をしっかり確認することが大切です。就活では、内定式だけにとらわれ過ぎず、企業の本質を見極めましょう。
内定式と入社式の違いや、実施する目的は、「内定式は10月1日以外もある?開催時期やマナーを解説」の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
こんなお悩みはありませんか?
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自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない仕事を選んでしまうと、せっかく就職しても早期退職のリスクがあります。そこで活用したいのが、「適職診断」です。
まずは所要時間1分でできる診断に取り組んでみませんか?自分の特性とそれに合う企業を客観的に把握できれば、企業探しや自己分析をよりスムーズに進めることができるでしょう。
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内定式がないと感じる3つの不安
内定を獲得したにも関わらず、企業から内定式の案内がないと「この会社で大丈夫だろうか」と心配になるのは当然です。多くの就活生が同じようなシチュエーションに直面した際、主に以下の3つの不安を抱く傾向があります。

SNSでは「内定式がない会社は危ない」といった噂を目にすることもあるでしょう。しかし、実際には合理的な理由であえて実施しないホワイト企業もたくさんあります。同期と会えない寂しさはありますが、儀式がないからといって過度にネガティブになる必要はありません。
ただし、もし「内定式がないこと以外にも、選考中や連絡のやり取りで不信感がある」という場合は、念のためその企業に問題がないか慎重に見極めることも大切です。
「ブラック企業の見分け方は?危険な会社とホワイト企業を見極めるコツを紹介」の記事では、怪しい企業にみられる特徴を解説しているので、不安が拭えない方は一つの指標としてチェックしてみてください。
こうした不安の多くは、「情報や交流の機会が少ないこと」から生まれています。逆に言えば、情報収集や交流の機会を自ら作ることで、その不安を和らげることが可能です。
懇親会以外にも、自分から動いて不安を解消する方法はいくつかあります。次のセクションで、具体的な対処法をさらに詳しく紹介します。
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内定式がなくて不安なときの対処法
内定式がなくて不安なときは、一人で悩み続けるのは避けましょう。まずは落ち着いて、現状を把握するための行動を起こすことが大切です。
ここでは、内定先の企業で内定式が実施されなくて不安なときの対処法を解説します。不安を解消して、前向きな気持ちで入社準備を進めましょう。
採用担当者に問い合わせる
どうしても気になって不安な場合は、内定式が開催されない理由について採用担当者に直接問い合わせてみましょう。なぜなら、単に連絡のタイミングが遅れているだけだったり、内定式に代わる別のイベントが企画されていたりするケースがあるからです。
問い合わせをする際は、メールか電話で丁寧に行いましょう。問い合わせメールの文面は、以下の例文を参考にしてみてください。
内定後のスケジュールを問い合わせるメールの例文
件名:内定後のスケジュールにつきまして(学校名・氏名)
本文:△△株式会社 人事部 △△△△様
お世話になっております。
△△大学△△学部の△△(氏名)です。
先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
貴社への入社に向けて、気持ちを新たに準備を進めております。
本日は、今後のスケジュールについてお伺いしたくご連絡いたしました。
今後、内定式などの行事や、提出が必要な書類等の予定がございましたら、あらかじめスケジュールを調整しておきたく存じます。現時点で決まっている日程や、今後の目安などがございましたら、ご教示いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。
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大学・学部名
氏名
電話番号:090-0000-0000
メールアドレス:△△@example.com
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「内定式がない=怪しい」と決めつけるのではなく、入社に向けた準備を始めたいという前向きな姿勢を伝えるのがポイントです。
内定先にメールを送るときのマナーや返信方法は、「内定先にメールを送る際のマナーは?内容別の例文も解説」の記事で解説しているので参考にしてみください。
企業のWebサイトやSNSを確認する
企業のSNSやWebサイトの採用ページなどをチェックし、内定者フォローの様子や社内の雰囲気を確認しましょう。
また、企業によっては内定者専用のポータルサイトを用意していたり、オンラインコミュニティを設けていたりすることもあります。こうしたツールを有効に活用して、ほかの内定者とのコミュニケーションや情報共有を積極的に行いましょう。
内定式があるかないかだけでなく、入社に向けて不安に感じることがあれば、積極的に情報を収集して解消につなげることが大切です。
内定者同士でつながれる場を探す
内定式がない場合でも、内定者同士でつながれる場を自分から探すことで不安を解消できるでしょう。企業側が内定者向けのSNSグループやオンラインコミュニティを用意していないか、採用担当者に確認してみてください。もし設けていない場合は、「交流の場を作ってほしい」と相談してみるのも一つの方法です。
また、OB・OG訪問プラットフォームを活用すると、同じ企業の先輩社員だけでなく、プラットフォームによっては同期内定者と知り合える可能性があります。入社前から人間関係を築いておくことで、入社後の不安を大きく軽減できるでしょう。
「【新卒】内定とは?内々定・採用との違いや獲得から入社までの流れを解説」の記事も、内定後の準備の参考にあわせてご覧ください。
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内定式がない企業に入社する前に実施すべき5つのこと
内定式の有無に関わらず、内定式がなくても入社前にできることは数多くあります。内定獲得後は、以下のポイントを意識して入社準備を進め、入社当日を安心して迎えられるよう準備しておきましょう。
1.企業研究を入念に行う
内定を得ていても、改めて企業研究を行ってその会社の基本情報をしっかりと理解しておきましょう。雇用条件の確認を兼ねて企業の事業内容や経営理念、将来の展望などを把握すると入社後の働き方や仕事に対する取り組み方が分かるため、ミスマッチを防げます。
企業の歴史や成長過程を知ると、その会社の文化や価値観もみえてきます。また、決算情報や年次報告書にも目を通すと、経営の安定性や将来性の判断も可能です。
2.内定者フォローイベントや研修に参加する
内定者向けに企業が用意するフォローイベントや研修プログラムには、積極的に参加しましょう。内定式がない企業でも、「内定者懇親会」「事前研修」「ビジネスマナー講座」といった機会を別途用意していることがあります。
参加することで入社前から社員や同期とつながりができ、入社後のギャップを軽減できるでしょう。もし案内がない場合は、採用担当者に内定者向けの交流機会があるか問い合わせてみてください。
3.口コミをチェックする
口コミサイトには、実際に働いている社員や元社員の声が掲載されているので、本当にその企業へ入社すべきか見極めるための最終的な判断材料になるでしょう。社員の率直な声から、職場の実態や課題がみえてきます。
口コミをみる際は、ポジティブな意見もネガティブな意見も偏りなくチェックしましょう。また、投稿時期や部署による違いにも注目すると、入社後をよりイメージしやすくなります。
ただし、個人の主観的な意見も含まれるため、複数の情報源を比較しながら参考程度に考えましょう。
4.インターンや入社前課題に積極的に取り組む
内定後に課される入社前課題や推奨図書、任意のインターンシップがあれば、積極的に取り組みましょう。課題を通じて業界知識やビジネススキルを事前に身につけておくと、スムーズに入社後の業務を進められます。
課題に取り組む過程で疑問が生まれたら採用担当者に質問することで、企業への理解が深まるとともに入社意欲が伝わるでしょう。
5.OB・OG訪問で先輩社員の話を聞く
もし「内定式がない」と分かった場合は、内定者同士や社員と交流する機会が少なくなってしまうため、自発的にOB・OG訪問を活用するのがおすすめです。OB・OG訪問では、実際に働いている先輩社員から率直な話を聞けます。入社後のギャップや、仕事のやりがい、職場の人間関係など、普段の説明会では聞けない具体的な情報を得られるでしょう。
先輩社員の経験談は、入社を控えた時期の不安を解消する手助けになります。特に入社1~3年目の若手社員の話を聞けば、自分が入社したあとの姿をイメージしやすくなるでしょう。
「内定式とは?いつ開催される?当日のスケジュールや事前に必要な準備を解説」の記事で、内定式に行かないときの対処法にも触れています。「本来ならこの時期に何を準備するものなのか」を把握し、会社側とのやり取りに備える参考として、あわせてご一読ください。
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内定式がなくて不安を覚えているあなたへ
内定式がないことで、入社前のモチベーションが上がらなかったり、本当に歓迎されているのかと感じてしまったりすることもあるでしょう。しかし、内定式を実施しない企業は存在するため、決して珍しいことではありません。
就活において、内定式の有無だけで企業選びの判断をするのは避けましょう。内定式は1日限りのイベントですが、入社後は長期にわたってその会社で働くことになるためです。
企業を選ぶ際は表面的な形式や慣習にとらわれず、その企業で働くと自分がどう成長できるのか、どのようなキャリアを築けるのかなどを重視して判断するのをおすすめします。企業との相性を慎重に見極めることが、充実したキャリアへの第一歩となるでしょう。
自分に合った企業を見つけたい方は、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、キャリアアドバイザーがあなたの不安や悩みにマンツーマンで寄り添います。そのため、安心して入社日を迎えられるでしょう。
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