このページのまとめ
- 内定式は入社への意思を最終確認するための式典で、10月1日に行われることが多い
- 内定式前は当日のスケジュールを確認し、持ち物と服装を整えて参加しよう
- 内定式では私語を慎み、説明された内容はメモをとって誠意ある姿勢で臨むことが大切
「内定式とは何?」「いつ行われて、何をするものなの?」と不安を感じている就活生は多いでしょう。内定式とは内定者の入社意志を確認するための式典で、一般的には10月1日に開催されます。企業について改めて知り、入社意欲を高める機会になるでしょう。
この記事では、内定式の目的や開催時期を解説します。また、当日の流れや事前に必要な準備、欠席する場合の対応もご紹介。内定式前の準備にぜひお役立てください。
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- 内定式とは入社への意思を最終確認するための式典
- 内定・内々定・内定式の違い
- 内定式と入社式との違い
- 企業の約9割で対面形式の内定式が行われる
- 内定式が実施される時期
- 内定式の開催時期は10月1日が多い
- 内定式は10月1日以外の開催もある
- 内定式を実施しない企業もある
- 企業が内定式を実施する4つの目的
- 1.正式な内定を通知する
- 2.内定者の企業理解を深める
- 3.入社意欲を高め内定辞退を防止する
- 4.内定者・先輩社員との交流を促進する
- 内定式は何をする?一般的なスケジュールを解説
- 1.社長や役員の挨拶を聞く
- 2.内定証書を受け取る
- 3.自己紹介をする
- 4.企業理念や事業内容の説明を受ける
- 5.入社承諾書や書類提出などの事務手続きを進める
- 6.懇親会やグループワークを通じて交流を深める
- 内定式に参加するメリット
- 企業の雰囲気を知れる
- 同期と交流を深められる
- 入社に向けた準備を進めやすくなる
- 内定式に向けた5つの事前準備
- 1.出欠確認や案内メールへ迅速に返信する
- 2.当日のスケジュールを確認する
- 3.自己紹介の内容を考える
- 4.経営理念やビジョンなどの企業情報を再確認する
- 5.必要な持ち物をそろえる
- 内定式にふさわしい服装とは?選び方のポイント
- 服装指定がない場合の服装
- 平服・私服指定の場合の服装
- 内定式に参加するときのマナー
- 時間厳守を徹底して受付での挨拶を正しく行う
- 背筋を伸ばして話を聞く
- 説明された内容のメモをとる
- 私語は慎む
- 参加後にお礼のメールを送る
- 内定式に行かないときの対処法
- 欠席が決まった時点ですぐに連絡する
- 内定式の欠席を伝えるときの例文
- オンライン内定式に参加するときのポイント
- 通信環境が安定しているか事前に確認する
- 普段よりも明るい声を意識する
- シンプルな背景になる場所を選ぶ
- 内定式に万全の状態で臨みたい方へ
- 内定式に関するよくある疑問
- Q.内定式はいつ開催されますか?
- Q.内定式では何をするか教えてください
- Q.内定式に参加しないとダメですか?
内定式とは入社への意思を最終確認するための式典
内定式とは、企業が内定を出した学生を集め、入社への意思を最終確認するために開催する公式の式典です。
就活生にとっては、それまでの面接や説明会を経て、企業の一員になる実感を初めて得る重要な節目となるでしょう。一方、企業側にとっても、内定辞退を防ぐとともに入社に向けたモチベーションを高めてもらう大切な目的があります。
そのため、内定式は単なる手続きやイベントではなく、社会人としての第一歩を踏み出すための心構えを整える場でもあります。事前に内定式の目的や内容を正しく理解しておくことで、当日の緊張を和らげ、安心して臨めるようになるでしょう。
内定・内々定・内定式の違い
内定・内々定・内定式は似た言葉ですが、それぞれの指すタイミングや法的な意味合いが異なります。まずは以下の表で、それぞれの特徴や違いを比較してみましょう。
| 内々定 | 内定 | 内定式 | |
|---|---|---|---|
| 時期 | 10月1日より前 | 10月1日以降 | 10月1日または10月以降 |
| 意味 | 「内定を出す予定です」という企業からの事前通知 | 企業と学生の間で労働契約が正式に成立した状態 | 正式な内定の通知や入社意思の確認を行う式典 |
| 法的拘束力 | なし (口約束に近い状態) |
あり (始期付解約権保留付労働契約が成立) |
なし (式典自体に直接の法的効力はない) |
内々定は、政府の指針により正式な内定解禁日とされる10月1日より前に出される「内定の予告」であり、法律上の拘束力はありません。一方で10月1日以降に出される内定は、正式に労働契約が成立した状態となり、企業側から合理的理由のない取り消しができなくなります。
そして内定式は、内々定から正式な内定へと切り替わるタイミングで、企業と学生の意思を最終確認するために行われるイベントです。内定式という「行事」そのものに法的効力があるわけではないため、学業や体調不良などの正当な理由で不参加となった場合でも、それだけで内定が取り消される心配はありません。ただし、企業との労働契約が成立する重要な節目であることには変わりないため、無断欠席は避け、不参加の際は必ず事前に連絡を入れましょう。
内定と内々定の違いは、「内定とは?内々定との違いや新卒の場合の獲得から入社までの流れを解説」の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
内定式と入社式との違い
内定式と混同されやすいイベントとして「入社式」が挙げられます。どちらも企業が開催する公式な式典ですが、開催のタイミングや参加する新卒の立場、目的などが異なるので、しっかりと違いを把握しておくことが大切です。
| 内定式 | 入社式 | |
|---|---|---|
| 開催時期 | 10月の頭(卒業前の大学4年生時) | 4月の初頭(卒業後の入社当日) |
| 主な目的 | ・内定証書の授与 ・入社意志の最終確認 |
・辞令の交付 ・新入社員としての歓迎 |
| 参加者の身分 | 内定者(まだ学生) | 正式な従業員(社会人) |
内定式は入社前に行われ、企業から正式に内定が伝えられるとともに、入社準備の説明が行われます。この段階で参加者はまだ学生で、内定者同士や企業との絆を深める機会にもなるでしょう。
一方、入社式は実際に入社する際に行われ、正式に企業の一員として迎えられる式典です。新入社員だけでなく、経営陣や既存の社員も参加することが多く、企業全体の歓迎の場となります。
企業の約9割で対面形式の内定式が行われる
現在、内定式は対面形式での開催が主流です。就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2026年卒)『2025年10月1日時点 内定状況』」を見ても、92.5%の企業が対面で内定式を開催していることが分かります。

引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2026年卒)『2025年10月1日時点 内定状況』就職確定先企業の内定式実施形態(p.8)」
企業が対面での開催にこだわるのは、会社の雰囲気を肌で感じてもらい、同期や社員とのリアルなつながりを作ってもらいたいという意図があるからです。参加する学生側にとっても、直接会って話すことで、画面越しでは伝わりにくい社風や同期の人柄を把握できるというメリットがあります。
対面形式の場合、スーツの準備や会場までの移動経路の確認など、事前の準備が欠かせません。特に、地方から東京などの本社へ赴く際は、交通費や宿泊費の支給有無についての案内をしっかり確認しておくと安心です。
参照元
就職みらい研究所
就職プロセス調査(2026年卒)「2025年10月1日時点 内定状況」
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内定式が実施される時期
内定を獲得したは良いものの、「内定式はいつ行われる?」「案内はいつごろ届く?」と不安を感じることもあるでしょう。内定式の開催時期は、企業の選考スケジュールや政府のルール、カレンダーの日程などの影響を受けます。10月1日に一斉に実施する企業が多い一方で、開催時期や案内のタイミングが異なるケースも少なくありません。
ここでは、内定式が実施される一般的な時期や案内のタイミングについて詳しく解説します。
内定式の開催時期は10月1日が多い
内定式の開催時期は企業によって異なりますが、その多くは10月1日に実施されています。就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2026年卒)『2025年10月1日時点 内定状況』」を見ると、就職確定先企業における内定式の開催日・開催予定日は、10月1日が69.2%を占めていることが分かるでしょう。

引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2026年卒)『2025年10月1日時点 内定状況』就職確定先企業の内定式開催状況(p.7)」
これは、政府が定める採用選考に関する指針により、正式な内定解禁日が10月1日以降と定められていることが主な理由です。そのため、多くの企業がこの解禁日に合わせて一斉に式典を執り行います。
参照元
就職みらい研究所
就職プロセス調査(2026年卒)「2025年10月1日時点 内定状況」
厚生労働省
2027年(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請
内定式の案内が来るタイミング
内定式の案内は、内定通知から1〜2ヶ月後に届くケースが一般的です。企業は夏ごろから準備を始め、9月上旬〜中旬にかけて内定者へ具体的な日時や場所を連絡します。
案内が届いたら、速やかにスケジュールを確認して返信することが大切です。大学の講義やゼミの発表などでどうしても調整がつかない場合は、早めに企業へ相談しましょう。
内定式は10月1日以外の開催もある
一般的には10月1日に開催される内定式ですが、土曜日や日曜日などの休日に重なる場合は、直後の月曜日に開催される場合があるでしょう。また、内定者の学業への配慮や自社のスケジュールに合わせて、10月中旬から下旬、あるいは11月以降に時期をずらして実施する企業も一部存在します。
このほか、外資系企業やベンチャー企業、通年採用を導入している企業などでは、10月を待たずに夏ごろまでに前倒しで内定式を行ったり、複数回に分けて実施したりするケースも見られます。
このように、企業によって開催時期は異なるため、「10月1日にあるはずだ」という思い込みで内定式の案内を見落とすことがないように注意しましょう。
内定式の開催時期については、「内定式は10月1日以外もある?開催時期やマナーを解説」の記事でも詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
内定式を実施しない企業もある
すべての企業が必ずしも内定式を設けているわけではなく、なかには内定式を実施しない企業も存在します。特に、ベンチャー企業や中小企業、あるいは年間を通じて採用を行う通年採用を導入している企業などでは、式典という形を取らないケースも珍しくありません。
内定式を行わない企業の場合は、以下のような方法で入社への意思確認や各種手続きが進められます。
・Web上のマイページを通じた入社承諾書の提出
・個別の面談や、少人数での食事会の実施
・郵送での必要書類のやり取り
内定式の案内が来ないからといって不安になる必要はありませんが、10月が近づいてもスケジュールや提出書類についての連絡がない場合は、確認のために一度採用担当者へ問い合わせると安心です。
企業が内定式を実施しない理由について詳しくは、「内定式がない会社の割合とその理由は?不安なときの対処法を解説」の記事をご参照ください。
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企業が内定式を実施する4つの目的
企業は、単に慣習や形式的なイベントとして内定式を行っているわけではありません。内定を出した学生に対して歓迎の意を示すことはもちろんですが、明確な理由や狙いがあって実施しています。
ここでは、具体的に企業がどのような意図をもって内定式を企画しているのか、主な目的を4つに整理しました。
1.正式な内定を通知する
企業が内定式を行う目的の一つは、内定者に正式な内定通知を行い、入社への意思を最終確認することです。
前述したとおり、企業が正式な内定を出せるのは10月1日以降と定められています。そのため、内定式で内定証書を授与したり、内定承諾書などの提出を求めたりすることで、企業と内定者の間で労働契約を正式に結び、互いの意思をしっかりと確定させるのです。
内定式は、企業と内定者の双方にとって重要な「契約の成立」の節目としての役割があります。
2.内定者の企業理解を深める
内定式は、内定者が企業に対する理解をさらに深めるための場でもあります。そのため、社長や役員メッセージや、自社の歴史、経営理念、今後の事業ビジョンについての詳しい説明がなされるでしょう。
選考段階では見えづらかった具体的な業務展開や組織のカルチャーを、経営陣の生の言葉を通じて共有し、組織の一員としての共通認識をもってもらうのが目的です。あらかじめ企業の目指す方向性や価値観への理解を深めておくことで、入社後のミスマッチを防ごうとするでしょう。
3.入社意欲を高め内定辞退を防止する
企業側にとって、内定を出した優秀な学生が他社へ流出するのを防ぐ「内定辞退の防止」は非常に大きな目的の一つです。選考を通過したあとも、「本当にこの会社で良いのだろうか」と不安を抱える就活生は少なくありません。
そこで企業は、内定式で改めて歓迎の気持ちを伝えたり、企業の将来性や働く魅力を直接アピールしたりすることで、内定者の入社意欲を高めようとします。社長や役員から期待のメッセージを直接届けることにより、内定者の企業に対する愛着や入社意欲を引き上げる狙いがあるのです。
4.内定者・先輩社員との交流を促進する
先輩社員や同期となる内定者と直接顔を合わせる機会を設け、入社に向けたワクワク感や一体感を高めるのも内定式の狙いです。
入社前から人間関係のベースを作っておくことで、内定者がもつ心理的ハードルを下げ、入社後のチームワークを円滑にする効果が見込めます。また、先輩社員と接触させることで「憧れのロールモデル」を見つけてもらう意図も込められているでしょう。
先輩社員との交流で何を話すべきか分からない方は、「OB・OG訪問の質問リストを紹介!NG質問やメールの送り方も知っておこう」の記事をチェックしてみてください。
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内定式は何をする?一般的なスケジュールを解説
内定式の具体的な内容を把握しておくことは、当日の緊張を和らげるためにとても重要です。多くの企業では、内定者がスムーズに入社を迎えられるよう、あらかじめ決められたプログラムに沿って式典を進行します。
以下で、内定式当日の一般的な流れを解説するので、事前に確認しておきましょう。

1.社長や役員の挨拶を聞く
内定式のオープニングを飾るのが、社長や経営幹部、役員の方々からの挨拶です。企業トップの言葉を直接聞くことで、組織の一員になるという実感が一気に高まります。挨拶では、内定者への歓迎の言葉とともに、企業が目指すビジョンや今後の課題、新入社員に期待することなどが語られるでしょう。
この挨拶は、企業の最新の経営方針や価値観を深く理解する絶好の機会です。役員陣に好印象を与えるためにも、背筋を伸ばして真剣な表情でしっかりと話に耳を傾けましょう。
2.内定証書を受け取る
挨拶に続いて行われるのが、内定証書の授与です。内定式におけるメインイベントであり、企業があなたを正式に迎え入れる意思を示す大切な儀式といえます。
名前を呼ばれたら明るい声で返事をして起立し、堂々とした態度で証書を受け取ってください。証書を受け取る際の作法は、ビジネスマナーの基本ともつながる重要なポイントです。基本的には以下の手順を意識すると、スマートに受け取れます。
内定証書を受け取る際のマナー
- 名前を呼ばれたら「はい」と返事をして席を立つ
- 壇上へ進み、相手の正面で一礼する
- 相手が証書を差し出したら、両手でしっかりと受け取る
- 手元に収めたら、「ありがとうございます」とひと言添えて再度一礼し、席に戻る
緊張する場面ですが、落ち着いて丁寧な動作を心掛けましょう。
3.自己紹介をする
内定式では、内定者一人ひとりが自己紹介をする時間を設けている企業も多いようです。自己紹介は、企業の先輩社員や同期の仲間に自分の顔と名前を覚えてもらうための良い機会となります。
大勢の前で話すため緊張するかもしれませんが、第一印象を左右する大切な場面なので、伝える内容をあらかじめ考えて練習しておきましょう。背筋を伸ばし、明るくハキハキとした声で話すと、前向きで清潔感のある印象を周囲に与えられます。
4.企業理念や事業内容の説明を受ける
内定式の後半では、改めて企業の理念や具体的な事業内容についての詳しい説明が行われます。採用選考のなかで聞いていた内容よりも、さらに一歩踏み込んだ具体的な業務内容や、今後の経営計画などを学べる時間です。
入社までに学んでおくべきことや、準備すべき資格などのアドバイスが含まれるケースもあるため、聞き逃さないように注意してください。
5.入社承諾書や書類提出などの事務手続きを進める
内定式は、入社に向けた各種書類の提出や、今後の手続きについて確認する事務的な場でもあります。事前に内定を承諾している場合、この場で「内定承諾書」や「入社誓約書」を正式に記入・提出することも主な目的の一つです。そのほか、配属先の希望調査や、福利厚生の手続きに関する書類が配られることもあるでしょう。
書類の提出は社会人としてのスケジュール管理や正確性を測る最初のテストといえます。印鑑や筆記用具、企業から指定された必要書類に不備がないよう、前日までに必ず持ち物をチェックしておいてください。
内定式前後で扱われる書類と役割
内定式前後には、内定通知書や内定承諾書など、名称の似たさまざまな書類をやり取りします。それぞれの書類がどのような役割をもち、提出が必要なのかどうかを正しく理解しておきましょう。
主な書類の特徴は以下のとおりです。
| 書類の種類 | 特徴・役割 | 提出の有無 |
|---|---|---|
| 内定通知書 | 企業が就活生に対して採用内定を決定したことを正式に通知する書類 | 原則提出なし(受領のみ) |
| 内定承諾書 (入社誓約書) |
内定者が企業の提示した条件に同意し、入社する意思を誓約・表明する書類 | 期限までに企業へ提出する |
| 内定証書 | 内定式などで手渡される、採用内定の授与を証明・記念する証書 | 提出なし(手元で保管) |
これらの書類は、内定式前後の手続きを進めるうえで重要なものとなります。手元に届いたら必ず中身を確認し、提出が必要なものは期限を守って対応しましょう。
6.懇親会やグループワークを通じて交流を深める
式典や事務手続きが終わったあとは、懇親会やグループワークなどの企画が用意されていることもあるでしょう。食事を伴うランチ会や簡単なゲームを行うワークショップなど、企業によって形式はさまざまです。
リラックスした雰囲気のなかで同期と会話ができるため、将来一緒に働く仲間と強いつながりを作るチャンスになります。選考中の緊張感から解放され、楽しくコミュニケーションを図れる時間ですが、あくまでビジネスの場であることを忘れてはいけません。言葉遣いや態度が崩れ過ぎないよう、節度を守って周囲との交流を深めましょう。
企業独自のイベントを開催している場合もある
企業独自のユニークなイベントを内定式に組み込んでいるケースもあります。たとえば、自社の製品やサービスを実際に体験するツアーや、チーム対抗のビジネスゲーム、さらには1年後の自分に向けた手紙を書くタイムカプセルイベントなどが挙げられます。
これらは、内定者に自社の魅力をより深く知ってもらい、帰属意識を高めてもらうための工夫です。形式的な式典よりも、会社のカルチャーを体感しやすいプログラムになっています。
こうした企画は事前の準備が不要なケースが多いですが、受け身にならず積極的に参加する姿勢が大切です。周囲と協力しながら楽しむことで、企業への理解が深まるだけでなく、同期との仲も一層深まるでしょう。
内定式や懇談会にリラックスして参加したい方は、「面接で緊張しない方法とは?事前準備や当日の対処法を紹介!」の記事を参考にしてみてください。
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内定式に参加するメリット
内定獲得後は卒業に向けて多くの学生が忙しく過ごす時期でもあるため、「正直内定式に参加するのは面倒だな…」と感じてしまう方も少なくないでしょう。しかし、内定式は単なる手続きの場に留まらず、社会人生活をスムーズにスタートさせるための重要な準備の機会です。
ここでは、内定式に参加することで得られる主な3つのメリットを解説します。
企業の雰囲気を知れる
内定式に参加する大きなメリットは、会社の雰囲気や「リアルな空気感」を自分自身の目で確かめられる点です。選考中の緊張した面接やWeb画面越しでは見えづらかったオフィスの雰囲気や、社員同士の実際の距離感を肌で感じることができます。
働く環境やどんな人が働いているのかを事前に体験しておくことで、入社後のイメージが沸きやすくなり、社会人になることへの不安を和らげることができるでしょう。
同期と交流を深められる
これから一緒に働く同期と直接会って仲を深められる点も、内定式に参加するメリットです。特に、内定式後に開催される懇親会やワークショップでは、同じ「内定者」という立場でリラックスして会話を楽しめます。
入社前から連絡先を交換したりSNSでつながったりしておけば、残りの学生生活で励まし合えるだけでなく、4月の入社初日に感じる緊張や心細さも和らぎます。
入社に向けた準備を進めやすくなる
内定式に参加することで、4月からの社会人生活に向けた心の準備や具体的な手配が進めやすくなります。式典内では、入社までに必要な手続きの案内だけでなく、入社前に勉強しておくべきことや取得が推奨される資格などについて先輩社員から直接アドバイスをもらえる機会もあるためです。
残りの学生生活でやるべきことや目標がクリアになれば、直前に慌てることなく、心に余裕をもって社会人のスタートダッシュを切れるでしょう。
具体的に、入社前にやっておいたほうが良いことを知りたい方は、「【20卒 就活お悩み相談室 #7】入社前にやっておいたほうがいいことは?」をご覧ください。
内定式に参加しないリスク
ここまで内定式に参加するメリットをお伝えしてきましたが、参加しなかった場合はどのような影響があるのでしょうか。
内定式を欠席しても、それだけの理由で内定を取り消されることは基本的にはありません。採用内定は法的にも労働契約が成立しているとみなされるため、正当な理由のない内定取り消しは認められず、過度に恐れる必要はないでしょう。
しかし、参加しないことによって、いくつかのデメリットが生じる可能性はゼロではありません。主なリスクとしては、以下が挙げられます。
内定式に参加しないリスク
- 人間関係の構築のスタートダッシュが遅れる
- 企業のリアルな社風を体感し損ねる
- 配布物の受け取りや重要書類の手続きが煩雑になる
このように、周囲との情報格差や孤立感につながるリスクがあるでしょう。どうしても不参加となる場合は、事前に丁寧な連絡を入れるとともに、入社後は人一倍積極的なコミュニケーションを意識することが大切です。
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内定式に向けた5つの事前準備
内定式当日に緊張し過ぎて慌てたり、忘れ物をして焦ったりしないためには、前日までの入念な事前準備が欠かせません。ビジネスの場においては、事前準備の精度が当日の評価や自身の安心感に直結するからです。
ここでは、万全の状態で内定式当日を迎えるために押さえておきたい、5つの事前準備について解説します。

1.出欠確認や案内メールへ迅速に返信する
内定式の案内メールが届いたら、迅速に出欠の返信をしましょう。企業は会場の確保や資料の用意など、返信をもとにさまざまな調整を進めているため、連絡が遅れると迷惑が掛かってしまいます。
メールを確認してから24時間以内、遅くとも翌営業日中には返信するようにしてください。もしスケジュール調整に時間がかかる場合でも、「いつまでに回答できるか」を一度連絡するのが社会人としてのマナーです。
迅速な対応は「この学生は仕事が早そうだ」という信頼感にもつながるため、メールのチェックは毎日欠かさずに行いましょう。
2.当日のスケジュールを確認する
案内メールに記載されている当日のタイムスケジュールは、必ず事前に頭に入れておきましょう。当日の流れを把握していないと、次に何をすれば良いのか分からずにオロオロしてしまい、周囲から浮いてしまう原因になります。
具体的には、集合時間や開催場所、オンライン開催の場合は接続トラブルを避けるための入室開始時刻などをしっかり確認しましょう。対面式の場合は、会場までの移動経路や電車の遅延リスクも考慮して、遅くとも15分前には到着できる計画を立てるのがおすすめです。
一日の流れをシミュレーションしておくことで、当日の緊張が和らぎ、落ち着いて行動できるようになるでしょう。
3.自己紹介の内容を考える
内定式では高確率で自己紹介を求められるため、事前に話す内容を考えておく必要があります。ぶっつけ本番で話そうとしても、緊張して頭が真っ白になり、言葉に詰まってしまう恐れがあるからです。
自己紹介は、30秒〜1分程度を目安に考えておくのがおすすめです。大学名や氏名などの基本情報だけでなく、大学時代に力を入れたことや入社への意気込みを簡潔に盛り込むと、ボリューム感を保ちつつ興味を引く自己紹介ができます。30秒なら150〜200文字程度、1分なら300〜400文字程度を目安にまとめるのが良いでしょう。
役員や同期など、相手によってトーンを変えられるよう、いくつかのパターンを用意しておくと、どのような場面でも焦らずに対応できます。
社長や役員に向けた自己紹介の例文
社長や役員など、企業の経営陣に向けた自己紹介では、礼儀正しさと「入社後に貢献したい」という強い意欲を伝えるのがポイントです。
社長・役員向けの自己紹介
△△大学△△学部の刈谷知景子と申します。本日はこのような素晴らしい内定式を開催していただき、誠にありがとうございます。
大学時代は、主にマーケティングのゼミに所属し、市場調査やデータ分析を学んできました。御社の「挑戦を後押しする」というビジョンに深く共感しており、入社後は持ち前の分析力を活かして、一日も早く事業の発展に貢献したいと考えております。
まだまだ至らない点ばかりですが、先輩方の教えを吸収し、同期と切磋琢磨しながら精一杯努力してまいります。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
立場のある人に話すのは緊張するかもしれませんが、相手の目をしっかりと見て、ハキハキとした声で話すことを意識しましょう。
内定者に向けた自己紹介の例文
同期となる内定者向けの自己紹介では、過度に堅苦しくなり過ぎず、親しみやすさや「これから一緒に頑張ろう」という協調性をアピールするのがポイントです。
内定者向けの自己紹介
皆さん、はじめまして。△△大学から参りました、刈谷知景子です。本日は皆さんとお会いできるのを、ずっと楽しみにしていました。
学生時代はサークルでバドミントンをやっていて、体を動かすことが大好きです。もし同じ趣味の方がいたら、ぜひあとでお話しさせてください。
これから同期として、楽しいことも大変なことも一緒に分かち合いながら、高め合っていける関係を築けたらうれしいです。人見知りなところもありますが、気軽に声をかけてもらえると幸いです。これからどうぞよろしくお願いします。
プライベートな趣味や自分の人柄についてひと言添えると、懇親会後に話しかけてもらうきっかけになるのでおすすめです。
内定式の自己紹介で好印象を与えたい方は、「簡単な自己紹介の例文11選!話すべき内容や好印象を与えるコツを解説」の記事もご参照ください。
4.経営理念やビジョンなどの企業情報を再確認する
内定式に臨む前に、企業の経営理念や今後のビジョン、主な事業内容を改めてWebサイトなどで復習しておきましょう。選考から時間が経っていると、企業の細かい方針や最新のニュースを忘れてしまっていることがあるからです。
内定式では、社長からの訓話やグループワークが行われることも多く、企業の方向性を理解していないと話についていけなくなる恐れがあります。事前に知識をアップデートしておくことで、企業への理解がさらに深まり、入社へのモチベーションも高まるでしょう。
5.必要な持ち物をそろえる
内定式当日に忘れ物をしないよう、持ち物は前日までに必ずチェックしてカバンに入れておいてください。特に、入社承諾書などの提出書類を忘れてしまうと、企業の手続きが滞り、最初からマイナス印象を与えてしまいます。
以下では、内定式で一般的に必要とされる主な持ち物をまとめました。
内定式の持ち物
- 内定式の案内状(メールで届く場合もある)
- 提出を求められている書類(入社承諾書、卒業見込証明書など)
- 筆記用具
- メモ帳・ノート
- 印鑑
- クリアファイル
- スマートフォン・財布
- ハンカチ・ティッシュ など
企業から指定された持ち物はもちろん、指示がなくてもメモ帳や筆記用具は必須のアイテムです。カバンのなかで迷子にならないよう、整理整頓して入れておきましょう。
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内定式にふさわしい服装とは?選び方のポイント
内定式にふさわしい服装を選べるかどうかは、当日の第一印象を大きく左右します。企業によって「スーツ指定」「服装自由」「平服でお越しください」など案内の表現が異なるため、指定に合わせた適切な身だしなみを整えましょう。
ここでは、企業からの指定の有無に応じた服装の考え方を解説します。
服装指定がない場合の服装
企業から特に服装の指定がない場合は、就活で着用していたリクルートスーツを選ぶのが無難です。内定式はあくまでも式典であるため、指定がないからといって私服にすると、浮いてしまったり、TPOを守れない人という印象を与えたりする恐れがあります。
スーツを着用する場合は、事前にネクタイやシャツにシワがないか確認し、靴をきれいに磨いておくといった細かな部分まで整えておきましょう。
平服・私服指定の場合の服装
「平服でお越しください」と案内された場合は、普段着ではなく、オフィスカジュアルを意識した服装を選びましょう。男性はジャケットにスラックス、女性はジャケットにきれいめのスカートやパンツを合わせるコーディネートが基本です。
一方、「私服でお越しください」と案内された場合も、完全なラフスタイルではなく、清潔感のある襟付きのシャツやブラウスなどを選ぶと安心です。ジーパンやTシャツ、スニーカーといったカジュアル過ぎる身だしなみは避けることをおすすめします。
また、服装だけでなく、髪型や爪の手入れ、靴の汚れなど、細かな身だしなみにも気を配ることが大切です。清潔感のある爽やかな姿で出席すれば、自信をもって堂々と式に臨めるでしょう。
内定式の服装や髪型については、「内定式に適した髪型・服装は?おすすめのヘアスタイルや注意点を解説」の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
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内定式に参加するときのマナー
内定式は、社会人としての第一歩を踏み出す公式なビジネスの場です。式典中の立ち振る舞いを通じて、社会人としての最低限のマナーや素質が身についているかがチェックされます。基本的なビジネスマナーを徹底することで、入社前から人事担当者や役員に好印象を与え、信頼を獲得できるでしょう。
以下で解説する5つのマナーを把握し、内定式当日に臨んでください。
時間厳守を徹底して受付での挨拶を正しく行う
内定式当日は、遅刻を絶対に避けて余裕をもった行動を心掛けることが鉄則です。ビジネスにおいて時間は信用に直結するため、集合時間の10〜15分前には受付を済ませられるよう会場に到着しておきましょう。
万が一、電車の遅延などで遅れそうな場合は、遅れると判明した時点で速やかに電話連絡を入れてください。また、会場に到着したら受付が最初のアピールの場になります。「本日内定式に参加いたします、△△大学の△△(氏名)です。よろしくお願いいたします」と、明るくハキハキとした声で挨拶をしましょう。
背筋を伸ばして話を聞く
内定式の間は、常に背筋を伸ばして正しい姿勢をキープして話を聞きましょう。姿勢が崩れていると、やる気がないように見えたり、だらしない印象を周囲に与えたりしてしまうからです。
式典中は椅子の背もたれに寄りかかり過ぎず、骨盤を立てて座るよう意識してください。社長や役員の話を聞くときは、相手の目をしっかりと見て、適度なタイミングで相槌を打つと熱意が伝わりやすくなります。
説明された内容のメモをとる
内定式では、忘れずに説明された内容のメモをとりましょう。今後のスケジュールや入社までに必要な手続きなど、重要な説明が数多く行われるからです。提示された情報をすべて記憶することは難しいため、必ず手帳とペンを用意してメモをとるようにしてください。
たとえば、以下のような内容は聞き漏らさないようにしっかりと書き留めておくのがおすすめです。
内定式でメモすべきこと
- 今後の課題や提出書類の締め切り
- 入社式までの大まかなスケジュール
- 人事担当者から案内された連絡先や注意事項
積極的にメモをとる姿勢は、入社への意欲や真面目さをアピールすることにもつながります。
私語は慎む
式典の最中やプログラムの合間の待ち時間は、私語を慎んで静かに待機してください。同期のメンバーが近くにいるとつい話しかけたくなりますが、私語は会場全体に響きやすく、周囲に不真面目な印象を与えてしまいます。
たとえ周囲がざわついていたとしても、自分も同調して話し始めることは避けましょう。内定式では緊張感をもって静かに過ごすことが、社会人としての基本マナーです。同期との交流は、そのあとに用意されている懇親会などのカジュアルな場で行うようにしましょう。
参加後にお礼のメールを送る
内定式が無事に終了したあとは、速やかにお礼のメールを送りましょう。当日中、遅くとも翌営業日の午前中までにお礼のメールを送るのがおすすめです。感謝の気持ちを迅速に伝えることで、丁寧で仕事が早いという好印象を残せます。
内定式を開催してもらったことへの感謝に加え、式を通じて入社への意欲がさらに高まったことなど、具体的な感想を交えると熱意が伝わるでしょう。
たとえば、企業からの案内メールに返信する形でメールを送る際は、以下のポイントを押さえてください。
内定式のお礼メール作成のポイント
- 誤字脱字がないか入念にチェックする
- 営業時間内に送る
- 件名は「Re:~」のまま変えない
- 大学・学科名・氏名を明記する
社会人としての第一歩として、誠実な姿勢が伝わる文面を意識しましょう。就活におけるメールのマナーは、「就活メール例文14選!マナーや書き方・返信のポイントを紹介」の記事も参考にしてみてください。
内定式後に送るメールの例文
お礼メールを作成する際は、ビジネスメールの基本フォーマットをしっかり守ることが大切です。件名や宛先を明確にし、内定式を開催してもらった感謝と今後の抱負を自分の言葉で伝えましょう。
以下に、汎用的に使える例文を用意したので、送信する際の参考にしてみてください。
内定式後のメールの例文
件名:内定式のお礼(△△大学 刈谷 知景子)
本文:株式会社△△
人事部 採用担当 △△様
お世話になっております。
本日、内定式に出席いたしました、△△大学の刈谷 知景子です。
本日はお忙しいなか、私たちのために素晴らしい内定式を開催いただき、誠にありがとうございました。
社長をはじめとする皆さまからの温かいお言葉を拝聴し、貴社の一員となることへの自覚と、身が引き締まる思いが一段と強くなりました。また、懇親会では同期の仲間とも交流を深めることができ、非常に有意義な時間を過ごせました。
来年4月から貴社の事業発展に貢献できるよう、残りの学生生活でもさまざまな知識を吸収し、入社への準備を進めてまいります。
取り急ぎ、本日の御礼を申し上げたくメールいたしました。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
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△△大学△△学部
刈谷 知景子
電話番号:090-✕✕✕✕-✕✕✕✕
メールアドレス:✕✕✕✕@example.jp
住所:東京都△△区△△0-0-0
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内定式に行かないときの対処法
内定式は原則として参加すべき行事ですが、学業や体調不良など、やむを得ない事情で欠席せざるを得ない場合もあるでしょう。どうしても行けないときは、無断欠席は絶対に避け、不参加が決まった時点での迅速な対応が必要です。
ここでは、不参加となる場合の正しい連絡方法について詳しく解説します。
欠席が決まった時点ですぐに連絡する
内定式の欠席が決まったら、すぐに採用担当者へ連絡を入れるのが鉄則です。企業側は会場の割り当てや懇親会の食事、座席の配置など、早くからさまざまな準備を進めています。無断欠席は、企業に多大な迷惑を掛けるだけでなく、自身の信用を失う原因になりかねません。
連絡の手段は、原則として「電話」で行うのがマナーです。口頭で直接謝罪と理由を伝えたあとに、記録として残るようメールでも重ねて送るのが丁寧でしょう。ただし、営業時間外や担当者が不在の場合は、まずはメールで一報を入れ、翌営業日や担当者の戻り時間に合わせて、改めて電話をかけることができます。
就活で電話をかけるときのマナーを確認したい方は、「就活の電話のかけ方や出方が不安!基本マナーとそのまま使える会話例を紹介」の記事をチェックしてみてください。
内定式の欠席を伝えるときの例文
実際に内定式の欠席を伝える際は、理由を簡潔に述べるとともに、直前の連絡となったことに対する謝罪の意を示すことが大切です。また、入社への意欲が変わっていないこともあわせて伝えましょう。
ここでは、電話とメールそれぞれで欠席を伝える例文をご紹介します。
電話で欠席を伝えるときの例文
電話で伝える場合、担当者につながったらまず名乗り、欠席の理由と謝罪をハキハキと伝えましょう。相手は電話対応のために手を止めてくれているということを念頭に置き、簡潔かつ丁寧な対応を心掛けてください。
電話で欠席を伝える例
お世話になっております。内定をいただいております、△△大学の刈谷知景子と申します。採用担当の△△様はいらっしゃいますでしょうか?
採用担当者お電話代わりました、採用担当の△△です。
△△様、お忙しいところ失礼いたします。△△大学の刈谷知景子です。本日開催予定の内定式の件でご連絡いたしました。大変申し訳ないのですが、本日の朝から38度の高熱が出てしまい、どうしても本日の内定式に参加することが難しくなってしまいました。
採用担当者そうでしたか。体調は大丈夫ですか?無理なさらないでくださいね。
ご心配をおかけして誠に申し訳ございません。せっかく準備していただいたにもかかわらず、直前での欠席連絡となり、多大なご迷惑をお掛けすることを深くお詫び申し上げます。また、本日配布される書類や今後の手続きについて、後日体調が回復しましたら改めてご指示を伺ってもよろしいでしょうか?
採用担当者承知いたしました。書類は後日郵送いたしますので、まずはしっかり体を休めてくださいね。
温かいお言葉をいただき、ありがとうございます。ご迷惑をお掛けして大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。それでは、失礼いたします。
担当者が不在の場合は、対応してくれた社員に「本日体調不良により内定式を欠席させていただく旨」の伝言を頼み、追ってメールでも連絡を入れておきましょう。
メールで欠席を伝えるときの例文
電話での連絡とあわせて、証拠として手元に残るようメールも送っておくとより確実です。担当者が不在だった場合や、営業時間外に欠席が決まった際にも活用できます。
メールで欠席を伝えるときの例文
件名:【緊急】内定式欠席のご連絡(△△大学 刈谷 知景子)
本文:株式会社△△
人事部 採用担当 △△様
お世話になっております。
内定をいただいております、△△大学の刈谷 知景子です。
この度は、内定式のご案内をいただき誠にありがとうございました。
せっかくの機会をいただいたにもかかわらず、大変心苦しいのですが、本日の朝から体調を崩してしまい、どうしても出席が叶わない状態となってしまいました。そのため、大変不本意ながら本日の内定式を欠席させていただきたくご連絡いたしました。
直前の急なご連絡となり、採用担当の皆さまをはじめ、関係者の皆さまに多大なご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。
なお、入社への熱意や意思に変わりはございません。
内定式で配布される資料や、今後の必要な事務手続きにつきまして、どのように進めれば良いか、体調が回復次第、改めてご指示をいただけますと幸いです。
恐れ入りますが、取り急ぎメールにてご連絡申し上げます。
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△△大学△△学部
刈谷 知景子
電話番号:090-✕✕✕✕-✕✕✕✕
メールアドレス:✕✕✕✕@example.jp
住所:東京都△△区△△0-0-0
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欠席の連絡を入れたあとは、体調が回復したタイミングで無事に回復した旨と、改めてのお詫び・感謝のメールを送っておくと、より誠実な印象を与えられるでしょう。
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オンライン内定式に参加するときのポイント
企業によっては、内定式がオンラインで開催される場合もあります。オンラインであっても式典であることに変わりはないため、対面時と同等の緊張感やマナーをもって臨むことが重要です。特に、画面越しだからこそ注意すべきポイントをしっかり押さえましょう。
ここでは、オンライン内定式をスムーズかつ好印象で乗り切るための3つのポイントを解説します。
通信環境が安定しているか事前に確認する
オンライン内定式には、途中で接続が切れないよう安定したインターネット環境で臨むことが重要です。通信が不安定だと、音声が途切れたり画面がフリーズしたりして、大切な話を聞き逃すリスクがあります。
トラブルを防ぐための具体的な対策は、以下のとおりです。
通信環境を整えるためのポイント
- 当日使用する部屋のWi-Fi電波強度を確認する
- 必要に応じて、より安定する有線LANケーブルの接続を検討する
- 使用する配信ツールを最新版にアップデートしておく
- スマートフォンのテザリング機能などバックアップ回線を用意する
通信トラブルは周囲に迷惑を掛けるだけでなく、自己管理能力を疑われる原因にもなりかねません。前日までにテストを行い、接続に問題がないか確認しておくことで万全の状態で当日を迎えましょう。
普段よりも明るい声を意識する
画面越しのコミュニケーションでは、いつもよりトーンを上げた明るい声で発言しましょう。マイクを通した声は、自分が思っている以上に相手に低く、こもって聞こえてしまう傾向があるためです。
オンラインの場であっても、元気がない印象をもたれてしまうと、今後の社会人生活に対する意欲まで心配されてしまいかねません。そこで、発言する際は普段より少し高めのトーンと1.5倍のボリュームを意識し、お腹から声を出すように心掛けるのがおすすめです。
また、声のトーンや大きさだけでなく、話すスピードを少し落としてハキハキと喋ることも大切です。これら声の要素を少し意識するだけで、画面の向こうにいる採用担当者や同期へ良い印象を与えられるでしょう。
シンプルな背景になる場所を選ぶ
内定式に参加する際は、画面に映り込む背景をすっきりとシンプルな状態にしておきましょう。背景に生活感が溢れるものや私物が映り込んでいると、だらしない印象を与えてしまう恐れがあるからです。
基本的には、白やベージュの壁を背にできる場所を選んでカメラをセットするのがおすすめです。間取りの都合などで壁を背にすることが難しい場合は、企業から指定がない限り、ツールのバーチャル背景機能でシンプルなデザインの画像を設定するなどの工夫を施しましょう。
オンライン内定式に通ずるマナーを確認したい方は、「【就活】オンライン面接のマナーを解説!必要な準備や当日の流れを紹介」の記事をご参照ください。
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内定式に万全の状態で臨みたい方へ
内定を獲得したものの、「内定式がいつ開催され、何をするのか分からない」「準備しておくべきものがあるか不安」と感じている方も少なくないでしょう。
多くの企業では、内定式は10月1日を目安に開催されます。社長や役員からの挨拶を聞くほか、内定者同士の自己紹介などが行われるのが一般的です。自己紹介を考えておくだけでなく、提出書類や筆記用具、メモ帳などの持ち物も必要となるため、直前になって慌てないよう余裕をもって準備を進めておきましょう。
「本当にこの会社で良いのだろうか」「入社までにやっておくべきことはあるか」など、内定後の選択や過ごし方に悩みや不安を感じる方は、プロのキャリアアドバイザーに相談するのも一つの手段です。
キャリアチケット就職エージェントは、多くの就活生を見てきた経験豊富なキャリアアドバイザーが担当につき、1対1であなたの就活をサポート。希望条件にマッチする企業の紹介だけでなく、自己分析や企業研究のアドバイス、書類添削、面接対策、企業とのやり取りの代行なども行います。内定後のフォローも充実しており、内定式の有無や対応についての相談も可能です。
すべてのサポートを無料で受けられるので、まずはお気軽にキャリアチケット就職エージェントへお問い合わせください。
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内定式に関するよくある疑問
ここでは、内定式に関するよくある疑問をQ&A形式で解決します。
内定式はいつ開催されますか?
一般的には、10月1日に内定式を開催する企業が多いでしょう。10月1日が土日祝日の場合は、翌週の月曜日に実施されるケースが一般的です。ただし、近年は採用スケジュールの多様化に伴い、10月以降や入社直前の3月に実施する企業も増えています。
内定式の時期とあわせて、就活全体のスケジュールを確認したい方は、「就活とは?いつから何をやる?基本の流れと今からできる準備を解説!」の記事をご確認ください。
内定式では何をするか教えてください
内定式の主な内容は「社長や役員からの挨拶」「内定通知書の授与」「内定者の自己紹介(決意表明)」です。式典後は、先輩社員や同期との懇親会、グループワーク、今後のスケジュールや入社手続きの説明会などがセットで行われることがあります。
これらは内定者の不安を解消し、同期の結束を強め、社会人になる自覚をもたせるのが目的です。最近では、オンラインでの実施や、形式的な式典を省いて交流会をメインにする企業もあるでしょう。
内定式に参加しないとダメですか?
原則として参加すべきですが、学業や体調不良、やむを得ない先約がある場合は欠席しても問題ありません。内定式への不参加だけを理由に内定が取り消されることはありませんが、企業との信頼関係を維持するためにも、事前連絡と丁寧な理由の説明は必須です。
無断欠席は避けて、出席できないと分かった時点で速やかに企業に連絡しましょう。
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