このページのまとめ
- ベンチャー企業とは、独自のアイデアや技術を基に新しいビジネスを展開する会社のこと
- ベンチャー企業で働くメリットは、貢献度を感じやすい、幅広い知識を身につけられるなど
- 教育体制が整っていない場合がある、専門性を高めづらいというのがデメリット
- エンジニアとして活躍できるよう、チャレンジ精神や学ぶ姿勢を大切にしよう
- 相手の立場に立つ、当事者意識を持つといった心がけも必要
「ベンチャー企業はどんな会社のことを指すのか知りたい」「エンジニアとしてベンチャー企業に就職したらどんなメリットがあるんだろう」と思っている就活生はいませんか?
ここでは、エンジニアを目指す就活生の方に向けて、ベンチャー企業のメリット・デメリットや働く際の心得をご紹介します。
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ベンチャー企業とは
ベンチャー企業に明確な定義はありませんが、独自のアイデアや技術を基に、新しいビジネスを展開する企業を指します。
比較的若い会社が多いため、「経営基盤がしっかりしてなさそう」「事業が成功するとは限らないし、将来が不安…」と思う方もいるでしょう。
しかし経済情勢や社会のニーズによって企業の業績は変わるため、「大企業だから安心」「ベンチャー企業への就職はリスクが高い」などとは一概に言えません。
また、ベンチャー企業の中には、大企業の規模に引けを取らない「メガベンチャー」まで成長した会社があるのも事実。メガベンチャーは、売上規模が500~1000億円、従業員数が300人以上のベンチャー企業を指します。
企業選びの際に大切なのは、「その会社に就職してどんなことにチャレンジしたいのか」「10年後、20年後に自分がどうなっていたいのか」といった点を考えること。
これらを明確にするには自己分析が必要なので、部活動やアルバイトなどの経験を振り返り、自分の強み・弱みや価値観、働く上で譲れない条件などを考えてみましょう。
自己分析で自分の価値観が分かれば、企業選びの基準も明らかになると考えられます。
ベンチャー企業と大企業の違いについては「ベンチャー企業と大手企業はどちらがよい?特徴や決め方のコツを解説」も参考にしてください。
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ベンチャー企業で働くメリット
ベンチャー企業で働くメリットとして、下記の例が挙げられます。
企業への貢献度を感じやすい
ベンチャー企業には社歴や年齢に関係なく意見を言える雰囲気があり、自分のアイデアが形になったり、提案によって状況が改善したりするケースが多いようです。
会社に貢献できていることを実感しやすく、高いモチベーションで業務に携われるでしょう。
幅広い知識・スキルを身につけられる
大企業では担当業務を細かく分けており、1人が携われる範囲は限定的なよう。一方、ベンチャー企業は比較的社員が少ないため、一人で広範囲の仕事を担う傾向があるようです。
エンジニアとしてベンチャー企業に就職した際は、経験が浅くても要件定義から運用・保守までを担当することがあるよう。開発の全工程を一人で行えるエンジニアが育ちやすいといわれているので、より多くの業務を経験したい人にぴったりの環境といえるでしょう。
ベンチャー企業のメリット・デメリットについては「今知るべき、ベンチャー企業のメリット・デメリット」も参考にしてください。
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ベンチャー企業で働くデメリット
前項ではベンチャー企業で働くメリットをご紹介しましたが、下記のようなデメリットもあります。
教育体制が整っていない場合がある
仕事を円滑に進めるには、業務の知識・スキルやビジネスマナーが必要です。
しかし設立して間もない会社の場合、研修制度が整備されていないことも。研修などで学ぶ機会がなければ、自ら先輩に聞くなどして、少しずつ習得しなければなりません。
エンジニアとして働く際は、クライアントと電話で話したりメールを送ったりする機会があります。良好な関係を築くためにも、業務の基礎知識やビジネスマナーは早めに身につけることが大切です。
広範囲の業務に携わる場合、専門性を高めづらい
多くの業務に関わる環境の場合、特定の分野でスキルアップを図るのが難しくなります。
入社後にミスマッチが起きないよう、求人で仕事内容をしっかりチェックすることが大切。自分の目標を達成できる環境か確認し、しっかり考えた上で応募するようにしてください。
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エンジニアとして働く際の心得:行動編
エンジニアとして着実にスキルを高められるよう、下記を実践してみてください。
分からないことは質問する
調べても分からないことがある場合、上司や同僚に質問すると良いでしょう。曖昧なままにしておくと後々トラブルにつながる恐れもあるので、積極的に尋ねるのがおすすめです。
ただし、闇雲に聞くと「自分で解決する力がない」と思われてしまうので、まずはWebサイトなどで調べてから質問するようにしてください。
失敗を次に活かす
仕事にミスはつきもの。特に入社して間もないときは、分からないことが多く失敗することもあるでしょう。
うまくいかなかったときは、「どう改善すれば良いのか」「何が足りなかったのか」を考えることが大切。失敗を次に活かすことで、少しずつ成長できると考えられます。
改善方法が分からない場合は、上司や同僚に相談してアドバイスをもらうと良いでしょう。
継続的に勉強する
エンジニアとして活躍するには、最新の情報をチェックしながら学び続けることが大切。
勉強手段として書籍やWebサイトなどが挙げられますが、独学が不安な場合はセミナーに参加するのも1つの手です。エンジニア向けのセミナーについてはWebサイトなどで情報を得られるので、興味のある方はチェックしてみてください。
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エンジニアとして働く際の心得:意識編
エンジニアとして活躍できるよう、下記も心がけてみてください。
相手の立場に立つ
企業や事業の規模によって状況は異なりますが、プロジェクトを進める際はデザイナーやディレクター、クライアントなどとの連携が必要です。相手のニーズを把握する、噛み砕いて説明するといったことを心がければ、コミュニケーションがうまくいくと考えられます。
当事者意識を持つ
自分が関わる仕事に対して、目的意識や責任感を持つことが大切。「与えられた仕事を指示通りにこなす」だけではなく、何か工夫できる点はないか考えて行動することをおすすめします。
主体的な姿勢で仕事に取り組めば、課題発見力や問題解決スキルを磨けるでしょう。
上下関係を気にしすぎない
「まだ入社したばかりだから、意見を言うと雰囲気が悪くなりそう…」と遠慮してしまうのはもったいないこと。会社の雰囲気にもよりますが、フラットな職場であれば上下関係は気にしすぎない方が良いでしょう。
上司・同僚に対して敬意を表すことは心がけつつ、アイデアがあるときは積極的に提案してみてはいかがでしょうか。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。