このページのまとめ
- 内定保留は、電話で伝えるのがマナー
- 電話で内定保留を伝えるときは、1週間を目安に自分から回答期限を提示する
- 電話では感謝と入社意欲を述べ、正直に内定保留の理由を伝えることが大切
就活で企業から内定をもらって保留にしたい際に「電話でお願いしても良い?」と悩む人もいるでしょう。内定保留の相談は電話でするのがマナーです。しかし、伝え方を誤ると企業との関係性を損ねてしまう恐れがあるので、誠意をもって対応する必要があります。
この記事では、内定保留を電話で相談する際のマナーや伝え方の例文を状況別に解説。保留による内定取り消しのリスクも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 内定保留は電話で伝えるのがマナー
- 一般的な保留期間は1週間程度
- 企業の承諾があれば1ヶ月程度の延長は可能
- 内定保留を電話で伝えるときの5つのコツ
- 1.できる限り早く保留にしたい旨を伝える
- 2.保留を希望する具体的な期限を自分から提示する
- 3.入社意欲があることを伝える
- 4.嘘をつかずに保留する理由を簡潔に説明する
- 5.感謝と謝罪の言葉を伝える
- 【状況別】内定保留を電話で伝えるときの例文
- 内定通知の電話でそのまま保留を依頼する場合
- 内定通知後に自分から連絡して内定保留を伝える場合
- 内定承諾後に保留を依頼する場合
- 内定保留後に電話で承諾や辞退を伝えるときの例文
- 内定を承諾する場合
- 内定を辞退する場合
- 内定保留を検討する主な理由
- 他社の選考結果を確認してから判断したいから
- 提示された労働条件や社風に懸念があるから
- 家族や周囲に相談して承諾を得たいから
- 内定保留をするメリット
- 複数の内定先から自分に合う1社を絞り込める
- 周囲の意見を取り入れられる
- 内定保留をするデメリット
- 内定取り消しにつながる
- オワハラされる可能性がある
- 内定保留を電話でどのように伝えるか迷うあなたへ
- 電話での内定保留に関する質問
- Q.1ヶ月間内定を保留してもらうことは可能?
- Q.内定保留は印象が悪いって本当?
- Q.保留をお願いすると内定取り消しになる?
- Q.内定通知の電話で承諾してしまったら撤回は無理?
内定保留は電話で伝えるのがマナー
内定の連絡をいただいた際、その場で即決できない場合は電話で保留の意思を伝えましょう。メールよりも電話が推奨される理由は、採用担当者に対して直接感謝と誠意を伝えられるだけでなく、その場ですぐに回答期限の調整ができるからです。
企業は多大なコストをかけて採用活動を行っており、内定の保留は企業の採用計画に少なからず影響を及ぼします。一方的な通知になりやすいメールではなく、直接声で感謝の意と保留が必要な理由を丁寧に説明することで、良好な信頼関係を維持したまま回答を待ってもらえるでしょう。
一般的な保留期間は1週間程度
内定を保留できる期間は、1週間程度が目安です。状況によっては数日での回答を求められるケースもありますが、多くの企業では1週間程度であれば柔軟に対応してくれるでしょう。
ただし、内定保留の期間について明確な基準は決められていません。企業側は内定を出した学生の返事を待つ間、ほかの候補者への合否連絡を止めている状態です。保留が長引くと採用計画に支障をきたす恐れがあるため、以下の流れに沿って、可能な限り迅速に判断することを心掛けましょう。

企業ごとに許容される期間は異なるため、提示された期限を遵守しましょう。
企業の承諾があれば1ヶ月程度の延長は可能
どうしても1週間以上の期間が必要な場合でも、企業の承諾さえ得られれば、最長で1ヶ月程度の延長ができるケースも少なくありません。たとえば、他社の最終選考の結果が出るまでに時間がかかる場合や、地元に戻っての家族会議が必要な場合などが該当します。
ただし、これはあくまで企業側の厚意であることを忘れてはいけません。長期の保留を依頼する際は、単に「待ってほしい」と伝えるのではなく、具体的な理由と期限を提示することが必須です。
保留の延長を相談する際は、「△月△日に他社の結果が出るため、△日までにお返事します」と明確に伝えましょう。誠実な態度で相談すれば、企業側も納得感を持って待ってくれる可能性が高まります。
就活で企業と良好な関係を保つには、マナーを身につけておくことが欠かせません。今一度、就活のマナーを見直したい方は、「就活マナーの基本を解説!失敗しないための準備と対策」の記事をチェックしてみてください。
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内定保留を電話で伝えるときの5つのコツ
内定の返事を待ってもらう際は、伝え方ひとつで企業からの印象が大きく変わります。相手企業への敬意を払い、円満に関係を維持するためのポイントを押さえましょう。
誠実な対応を心がけることで、承諾後の入社もスムーズになり、仮に辞退することになってもトラブルを避けられます。以下で、内定保留を電話で伝えるときのコツを5つ解説するので参考にしてみてください。
1.できる限り早く保留にしたい旨を伝える
内定保留を決めたら、できる限り早く企業に伝えるのが鉄則です。企業側は採用予定人数を充足させるために、あなたの返事を待って次のアクションを決めます。
そのため、連絡が遅れるほど、企業は採用活動のスケジュールを調整しづらくなり、影響が出てしまうことも。他社の選考状況などで迷っている場合でも、回答期限の直前まで黙っているのではなく、内定通知を受けた当日か翌日には「検討のため保留したい」旨を連絡するのが望ましいでしょう。
企業の営業時間内に担当者へ連絡する
内定保留の電話をするときは、企業の営業時間内に連絡を入れましょう。担当者が不在の場合や、忙しい時間帯を避ける配慮も欠かせません。
企業へ連絡するのが望ましい時間帯は、以下のとおりです。
| 午前(10時~11時) | 始業直後の繁忙期が落ち着き、会議などが始まる前のタイミング |
|---|---|
| 午後(14時~16時) | 昼休憩が終わり、午後の業務が軌道に乗っている比較的穏やかな時間帯 |
まずは電話で連絡を試みましょう。担当者が不在の場合は、「内定保留のお願いと電話で連絡したが不在だった」という内容をメールで送っておくと、行き違いを防げるので確実です。
2.保留を希望する具体的な期限を自分から提示する
電話で内定保留を相談するときは、希望する具体的な期限を自分から提示しましょう。期限を曖昧にすると、採用担当者はいつまで待てば良いのか分からず、不安を募らせてしまいます。
「△月△日までにお返事させていただきます」と具体的な日付を伝えることが大切です。明確な期限を伝えれば、担当者の納得を得やすく、企業側はスケジュールを管理しやすくなるでしょう。
3.入社意欲があることを伝える
内定保留を相談するときは、入社意欲があることを伝えてください。単に「保留したい」とだけ伝えると、企業側に「第一志望ではないのだな」とネガティブに捉えられる恐れがあります。そのため、保留をお願いしつつも、貴社に魅力を感じているというポジティブな意思を添えましょう。
「御社は非常に魅力的な企業だと感じておりますが、一生に一度の選択として後悔のないよう、最後まで考え抜きたい」といったニュアンスを込めるのがおすすめです。入社意欲を言葉にすることで、企業側も「納得して入社してほしい」と柔軟に対応してくれるでしょう。
4.嘘をつかずに保留する理由を簡潔に説明する
保留の理由は、隠したり嘘をついたりせず、正直かつ簡潔に説明しましょう。嘘の保留理由を伝えると、あとからバレたときに信頼を損ね、正当な評価が得られなくなる可能性があるからです。
たとえば、他社の選考が残っている場合は「他社の選考も最後まで受けたうえで、総合的に判断したい」と伝えても問題ありません。また、家族と相談したい場合も、正直にその旨を話しましょう。誠実な姿勢で接することが、入社後の良好な信頼関係の維持につながります。
5.感謝と謝罪の言葉を伝える
保留の相談をする際は、内定を出してくれたことへの感謝と即答できないことへの謝罪を伝えることを忘れてはいけません。内定は、企業があなたを「一緒に働きたい仲間」として認めた証です。
「高く評価していただき心より感謝しておりますが、ご期待にすぐにお応えできず申し訳ございません」と、誠意ある対応を心掛けましょう。感謝と謝罪の言葉があるだけで、角を立てずに保留をお願いできます。言葉遣いや声のトーンに配慮し、謙虚な姿勢を保つことが大切です。
就活で企業に電話するときのマナ-は、「就活での電話のかけ方は?基本的なマナーや場面別の会話例を紹介」の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
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【状況別】内定保留を電話で伝えるときの例文
状況に合わせた適切な言い回しを用いることで、角を立てずに検討時間を確保できるでしょう。ここでは、内定保留を電話で伝えるときの例文を状況別に解説します。
内定通知の電話でそのまま保留を依頼する場合
担当者:先日は弊社の面接にお越しいただき、ありがとうございました。
ぜひ、弊社に入社していただきたく、内定のご連絡となります。
現時点での、△△さんのご意思を伺ってもよろしいでしょうか。
自分:内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。身の引き締まる思いです。
せっかくのお申し出で大変心苦しいのですが、現在他社の選考結果を待っている状況でございまして、ご回答を少しの間お待ちいただくことは可能でしょうか。御社は私にとって第一志望として考えている企業であり、ぜひ前向きに検討させていただきたいと思っております。
△日に他社の結果が出る予定ですので、△月△日(※余裕をもった日付)までにお返事を差し上げる形でもよろしいでしょうか。
ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんが、ご検討いただけますと幸いです。
担当者:分かりました。では、△日に内定のお返事をお待ちしております。
自分:お忙しいところ、大変申し訳ございません。お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
内定通知後に自分から連絡して内定保留を伝える場合
自分:△△大学の△△(氏名)です。先日は内定をいただき、誠にありがとうございました。
貴社とのご縁を大変嬉しく思う一方で、現在は改めて自身の将来のキャリアプランと照らし合わせ、慎重に検討を重ねております。自分自身が100%の確信をもって入社を決意し、貴社に貢献できるよう、納得のいくまで考え抜きたいと思い、ご連絡いたしました。
つきましては、1週間後の△月△日△曜日までに最終的なお返事を差し上げる形で、ご猶予をいただけないでしょうか。
担当者:承知しました。不安な点があればいつでも相談に乗りますので、じっくり考えて決めてください。
自分:温かいお言葉をいただき、誠にありがとうございます。期限までには必ずご連絡いたします。それでは、失礼いたします。
内定承諾後に保留を依頼する場合
自分:先ほど内定承諾のお返事を差し上げた△△(氏名)です。
承諾の返答をした直後に、このような勝手なお願いを差し上げる非礼を深くお詫び申し上げます。
御社の魅力は十分に理解しておりますが、承諾のお返事をしたあと、一生を左右する決断を前にして自身の覚悟がまだ定まりきっていないことを痛感いたしました。
納得した状態で入社し、御社に貢献できるよう、再度冷静に整理するお時間を数日いただけないでしょうか。
担当者:承諾後ということもあり、少し困惑しております。いつまでにお返事いただけますか。
自分:多大なご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます。ご懸念の通り、私の軽率な行動により多方面へご負担をおかけしていることを重く受け止めております。3日後の△曜日までには、必ず、最終的な決断をご連絡いたします。
担当者:分かりました。社内の手続きを一度止めますので、水曜日までには確実なお返事をください。
自分:こちらの勝手なお願いをお聞き入れいただき、深く感謝いたします。
この度は多大なるご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。
△曜日までには必ずお電話にて、回答させていただきます失礼いたします。
内定保留を伝えるときの例文は、「内定を保留するには?企業への電話・メールでの伝え方と例文をご紹介」の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
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内定保留後に電話で承諾や辞退を伝えるときの例文
内定保留をしたあとは、内定を承諾するか、辞退するかを伝える必要があります。ここでは、承諾時と辞退時、それぞれの例文を紹介するので参考にしてみてください。
内定を承諾する場合
「お世話になっております。△△大学の△△(氏名)です。
この度は、内定のお返事までお時間をいただき、誠にありがとうございました。
慎重に検討いたしました結果、ぜひ御社の内定を承諾させていただきたく存じます。
入社後は、一日でも早く御社の戦力となれるよう、精一杯努力してまいる所存です。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます」
内定を辞退する場合
「お世話になっております。△△大学の△△(氏名)です。
この度は、内定のお返事までお時間をいただき、誠にありがとうございました。
せっかくのお申し出をいただいたところ大変恐縮ですが、慎重に検討いたしました結果、この度は内定を辞退させていただきたくご連絡差し上げました。
自分の適性やキャリアについて深く考えた末、別の企業との縁を感じ、そちらへ入社する決意をいたしました。
△△さまには説明会から丁寧にご対応いただき、心より感謝しております。
本来であれば直接お伺いしてお詫びすべきところ、メールでのご連絡となりますこと、何卒ご容赦ください。
貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。」
就活で内定をもらったあとの対応を確認したい方は、「就活とは?基本的な流れやスケジュールとあわせて成功のポイントを解説」の記事をチェックしてみてください。
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内定保留を検討する主な理由
内定保留は、冷静に比較検討する時間を確保し、納得のいく進路を選択する有効な手段です。内定を獲得した際、即答せずに保留を検討する就活生は少なくありません。以下で、内定保留を検討する主な理由を解説します。
他社の選考結果を確認してから判断したいから
第一志望の企業の合否が出ていない段階で他社から内定をもらった場合、結果を待つために保留を希望するのが一般的です。複数の企業を並行して受けている状況では、すべての結果が揃ってから比較したいと考えるのは自然な心理といえるでしょう。
キャリアチケットが25卒を対象に実施した調査「2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(前編)」によると、内定承諾後に就活を継続した人の割合は、49.7%にのぼります。

この結果から、たとえ内定を得たあとであっても、より志望度の高い企業や自分に合う環境を求めて、最後まで慎重に吟味し続ける学生が半数近く存在することが分かります。
これほど多くの学生が納得感を重視している現状を踏まえれば、承諾前に保留を選択し、志望企業の結果を待つことは決して不自然なことではありません。
たとえば、現在最終面接の結果待ちをしている企業があるなら、その結果次第で進路は大きく変わります。自分にとって最適な企業を見極めるために、選考スケジュールを正直に伝え、回答期限を待ってもらうよう調整交渉を行うことが重要です。
内定承諾書を提出したあとに就活するか悩む方は、「内定承諾書を提出した後でも就活は続けられる?後悔しない判断方法を解説」の記事をチェックしてみてください。
提示された労働条件や社風に懸念があるから
内定通知書の内容が事前のイメージと相違する場合、承諾を保留し再検討が必要になるケースがあります。給与や勤務地、残業時間といった条件面は、長期的なキャリア形成において無視できない要素だからです。
また、条件面だけでなく、面接で感じた社風や社員の雰囲気が自分に合っているかを再確認したいという背景もあります。疑問を残したままの入社は早期離職のリスクを伴うため、情報を整理し、納得感を持って決断するために保留したいと考える人がいるでしょう。
家族や周囲に相談して承諾を得たいから
内定承諾などを即決せず、「自分一人の判断だけでなく、親や信頼できる大学の教授に相談してから決めたい」と考える学生は少なくありません。特に、地方から都市部への就職や転勤を伴う職種の場合、家族の理解を得ることは、入社後のミスマッチを防ぎ、納得感のある就職活動を進めるうえで欠かせない要素です。
また、周囲に相談することで、客観的な視点からアドバイスをもらえるというメリットもあります。自分一人では気づけなかった企業の魅力や懸念点がみえてくることもあるため、一度検討材料を持ち帰り、周囲と対話する時間が欲しいと感じる人もいるでしょう。
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内定保留をするメリット
複数の内定を獲得している状況では、それぞれの企業の条件や将来性を冷静に比較するための時間が必要です。
もちろん、内定の長期保留は企業にネガティブな印象を与えるリスクもあります。しかし、適切な期間内であれば、後悔のない決断を下すための正当かつ有効な手段となり得ます。
ここでは、内定保留をするメリットを解説するので、入社を承諾すべきか迷っている方は参考にしてみてください。
複数の内定先から自分に合う1社を絞り込める
内定保留をするメリットは、複数の内定先から自分に合う1社を絞り込めることです。就活では、複数の企業から同時期に内定をもらうケースは少なくありません。このような状況で焦って即決してしまうと、入社後に「本当にここで良かったのか」と後悔するリスクが高まります。
内定保留を活用することで、各企業の労働条件や職場環境、将来性などを詳しく比較検討でき、納得感を持って1社を選べるようになるはずです。たとえば、給与や福利厚生、勤務地、キャリアパスなどの要素を表にまとめて比較すると、客観的な判断がしやすくなるでしょう。
また、保留期間中に企業研究をさらに深めることも可能です。社員の口コミを再確認したり、業界の動向を分析したりすることで、入社後のミスマッチを防げます。もちろん、企業側への配慮として期限を厳守する必要はありますが、急いで決断を下すよりも、一定の時間をかけて検討するほうが、長期的にみて満足度の高いキャリア選択につながるでしょう。
仕事選びで後悔したくない方は、「内定辞退で後悔…未然に防ぐポイントや選択を誤ったと感じた際の対処法とは」の記事を参考にしてみてください。
周囲の意見を取り入れられる
自分一人で悩むのではなく、信頼できる第三者の客観的な意見を聞ける点もメリットです。自分だけの視点では気づかなかった企業の懸念点や、逆に隠れた魅力に気づくきっかけになります。
大学のキャリアセンターの職員やゼミの教授、あるいは実際に社会で働く親や先輩に相談してみましょう。プロの視点や社会人の経験則からのアドバイスは、意思決定を助ける貴重な判断材料となります。多くの意見に触れることで、自分のなかの優先順位がより明確になるでしょう。
ただし、周囲の意見を聞く際は、最終的な決断は自分自身で行うことが大切です。他人の意見に流されすぎず、自分の価値観や将来の目標と照らし合わせながら判断してください。
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内定保留をするデメリット
内定保留にはメリットがある一方で、一定のリスクが伴うことも理解しておかなければなりません。ここでは、内定保留をするデメリットを解説するので、前項で紹介したメリットと照らし合わせ自分に合った選択をしましょう。
内定取り消しにつながる
内定保留にするデメリットには、内定取り消しにつながる可能性があることです。特に長期間の保留を依頼した場合、「入社意欲が低い」と判断されて印象が悪くなり、企業側が採用を見送る可能性が生じます。
企業には採用スケジュールの締め切りがあるため、返答を待つ余裕がない場合、次点の候補者へ内定を出して枠を埋めてしまうケースも少なくありません。特に、採用人数が限られている中小企業やベンチャー企業では、一人の保留が採用計画全体を停滞させる大きな要因となります。
また、正当な理由なく返答を先延ばしにしていると、企業側から「契約の合意に至る見込みがない」と判断され、内定が白紙に戻されることも。トラブルを避けるためにも、不自然に長い保留期限を提示するのは控え、誠実なコミュニケーションを心掛けましょう。
オワハラされる可能性がある
内定を保留しようとすると、企業から「今すぐこの場で承諾してほしい」と強く迫られる「オワハラ(就活終われハラスメント)」を受ける場合があります。企業側も優秀な人材を逃したくない一心で、他社の選考を辞退するよう圧力をかけてくるのです。
オワハラの具体的な事例としては、以下のようなケースが見受けられます。
・「今決めないと内定を出すことはできない」と脅される
・他社の内定をその場で辞退するよう電話を強要される
・何度も面談に呼び出され、長時間拘束される
実際に、こうした強引な引き止めは決して珍しいことではありません。内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」によると、2024年度の調査で約10人に1人にあたる9.4%の学生がオワハラを受けたと回答しました。

引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)オワハラ経験の有無と受けた内容(p.14)」
こうした強引な引き止めにあうと、精神的な負担が大きくなり、冷静な判断ができなくなります。もしオワハラに遭遇した場合は、一人で抱え込まずに大学の相談窓口などを頼ってください。
オワハラを受けたときの対処法を知っておきたい方は、「オワハラとは?該当する事例や受けたときに実施すべき対処法を紹介」の記事を参考にしてみてください。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
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内定保留を電話でどのように伝えるか迷うあなたへ
「内定保留を電話でどのようにお願いすべき?」「もし、内定が取り消されたらどうしよう」と悩む人もいるでしょう。内定獲得後の対応が不安なら、ぜひ就職エージェントに相談してみてください。
キャリアチケット就職エージェントでは、就活のプロが個々の状況に合わせた支援を行っています。内定の保留の伝え方や企業との交渉方法についても、具体的なアドバイスができるので納得のいく就活ができるでしょう。
また、今の内定先に不安がある場合は、自分にあった企業をあらためて一緒に探すことも可能です。就活生一人ひとりの価値観や適性に合った企業を紹介し、内定獲得を丁寧にサポートするので、納得いくまで就活を続けたい人はぜひご相談ください。
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電話での内定保留に関する質問
ここでは、電話で内定保留をお願いする際に就活生が抱く疑問に回答します。内定保留について不安を軽減するため、ぜひ参考にしてみてください。
Q.1ヶ月間内定を保留してもらうことは可能?
A.1ヶ月の保留は、認められにくいのが実情です。企業側には採用枠の締め切りや入社準備のスケジュールがあるため、長期間の保留は断られる傾向にあります。
どうしても長期の猶予が必要な場合は、具体的な理由を提示し、個別に相談しましょう。基本的には、内定保留の目安である1週間以内に決断できるよう、他社の選考スケジュールを調整しておくのが賢明だといえます。
Q.内定保留は印象が悪いって本当?
A.内定保留の相談をしたからといって、一概に印象が悪くなるわけではありません。企業は就活生が他社と比較検討することを想定しているため、誠実に理由を話せば理解を得られるのが一般的です。
ただし、曖昧な理由で長期間待たせたり、不誠実な対応をとったりすれば、入社意欲を疑われ、評価に響く可能性も否定できません。感謝の気持ちを伝えつつ、社会人としてのマナーを守った対応を心掛けることが大切です。
Q.保留をお願いすると内定取り消しになる?
A.保留の依頼のみを理由に、内定が取り消される心配はほとんどありません。一度出した内定を企業が一方的に取り消すことには、法的リスクがあるからです。
ただし、保留期間中に企業側が求める提出書類を出さなかったり、連絡が一切とれなくなったりすると、入社の意思がないとみなされる恐れがあります。内定保留をお願いする場合は、誠実な対応を心掛けましょう。
内定取り消しが不安な人は、「内定取り消しは違法?認められるケースや不当だと感じたときの対処法を解説」の記事をご覧ください。
Q.内定通知の電話で承諾してしまったら撤回は無理?
A. 承諾後でも辞退できます。「民法第六百二十七条」では「退職(契約解除)の自由」が認められており、労働契約の解約を申し出てから2週間が経過すれば、契約は終了すると定められているためです。入社前であってもこの考え方が適用されるため、法的に強制入社をさせられることはありません。
しかし、承諾した瞬間から企業はデスクやPCの手配、配属先の調整といったコストを投じています。内定承諾後の辞退は、それらの準備を無に帰す「信頼を損なう行為」であるという自覚は不可欠です。
もし承諾後にどうしても考え直したいのであれば、一刻も早く連絡してください。連絡が早いほど企業側の損害を最小限に抑えられ、トラブルのリスクも低くなります。誠心誠意のお詫びを伝えるとともに、早急な行動を心がけましょう。
就活における内定の意味は、「就活における内定とは?獲得から入社までの流れや採用との違いを解説」の記事で解説しているので確認してみてください。
参照元
e-Gov法令検索
民法(明治二十九年法律第八十九号)
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。