最終学歴は「在学中」も記載できる?履歴書の正しい書き方と注意点を解説

このページのまとめ

  • 最終学歴は最も教育水準が高い学校のことで、最後に卒業した学校ではない
  • 大学や短大などに在学中の場合は、「卒業見込み」と書くのが履歴書のマナー
  • 中退した場合は、中退した学校を除いて最も教育水準が高い学校が最終学歴となる

最終学歴は「在学中」も記載できる?履歴書の正しい書き方と注意点を解説のイメージ

最終学歴が「在学中」の場合の書き方に悩んでいる就活生も多いでしょう。新卒の就活では、大学や短大などに在学中の状態で選考を進めるケースがほとんど。履歴書の最終学歴をどのように書けば良いか、書き方が誤っていないか不安になることもあるでしょう。

この記事では、在学中の学生における最終学歴の書き方を具体的に解説。好印象を残すポイント、応募書類作成のためにやるべきこともまとめたので、ぜひ参考にしてください。

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目 次

最終学歴は在学中でも記載OKだが表記に注意

たとえ卒業前でも、現在在学中の大学や専門学校などが一番高い学歴であれば、それが最終学歴として扱われます。ただし、まだ卒業していない場合は「○○大学 卒業見込み」と正しい表記が必要です。企業側も在学中であることを理解したうえで判断してくれるので、安心して正直に記載しましょう。

履歴書には「卒業見込み」と書くのが基本

就職活動で企業に提出する履歴書では、最終学歴が在学中の場合でも、学校名・学部学科の後に「卒業見込み」と記載するのが一般的。「卒業見込み」とは、すでに卒業に必要な単位をほぼ取り終えていて、企業の入社日までに問題なく卒業できる場合に使える表現です。

履歴書の学歴欄では、「卒業見込み」と一緒に、実際に卒業予定の年月(例:2026年3月)を記載しましょう。

「在学中」はバイトやインターン応募時に使う

アルバイトやインターンシップの履歴書では、正式な卒業が前提でないため、「卒業見込み」ではなく「在学中」と記載するのが一般的です。

この場合も学校名や学部・学科を記入し、その後に「在学中」と続けましょう。年月欄には履歴書を提出する時点の年月を書いてください。

「卒業予定」は基本的に履歴書では使わない

「卒業予定」は口頭での会話では使われることもありますが、履歴書の学歴欄では基本的に使いません。「在学中」または「卒業見込み」と明確に書き分けるようにしましょう。

卒業が確定していない場合は正確な見通しを記載

もし現在留年中などの事情で卒業が確定していない場合でも、見込みがあるなら「○年○月 卒業見込み」と記載しましょう。たとえば、2025年9月に卒業予定であれば、「2025年9月 卒業見込み」と記載。明確な時期を記すことで、企業側も選考の判断をしやすくなります。

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履歴書の最終学歴の定義

就職活動で履歴書を書くとき、「最終学歴はどれになるんだろう?」と悩む方もいるでしょう。

「最後に卒業した学校」が最終学歴だと思っている人もいますが、正しくは「これまで通った中で、最も学歴(教育水準)が高い学校」が最終学歴です。

たとえば、現在大学在学中で「卒業見込み」で就活をしている場合、最終学歴は「大学卒業見込み」になります。

また、大学を卒業したあと専門学校に進学している場合も、教育水準が高い大学の卒業が最終学歴です。専門学校のほうが後でも、学歴としては大学卒のほうが上になります。

さらに大学院を修了したあと別の大学に入学している人も、最終学歴は「大学院修了」です。

つまり「最後に通った学校」ではなく、「最も教育水準が高い学校」が最終学歴として履歴書に書くべき内容となります。履歴書に記入する際は、自分の最終学歴がどこにあたるかを正しく理解しておきましょう。

また、書類の書き方だけでなく、後々ために就活の流れを把握しておくことも大切です。「就活のやり方を徹底解説!基本的な進め方やスケジュールをご紹介」の記事を参考に、就活のやり方や流れを確認しましょう。

最終学歴を判断する基準

最終学歴はこれまで通ったなかで最も教育水準が高い学校であるため、進学した学校を比べる必要があります。教育水準の高さは、以下の順で高いとされているので覚えておきましょう。

・大学院
・大学
・高等専門学校、専門学校、短期大学
・高校

高等専門学校(高専)と専門学校、短期大学は同等の教育水準と捉えることが多いため、学歴にこれらの学校が複数ある場合は、「直近に卒業した学校」を最終学歴として扱います。

履歴書の学歴欄を書くときは「就活における履歴書の学歴欄の書き方とは?例文と一緒にご紹介!」も参考にしてください。

中退は最終学歴に含まれない

大学や高校を中退した場合は、その学校を卒業していないため最終学歴には含みません。

たとえば、高校を卒業して大学に進学したあと、大学3年生で中退した場合、最終学歴は高校卒業になります。

ただし、履歴書に大学の在籍歴が全く書かれていないと、「この期間は何をしていたんだろう?」と企業の採用担当者が不審に思うことも。中退した場合は、大学に入学した年月と中退した年月をしっかり書いておきましょう。

中退の理由まで履歴書に書く必要はなく、「△△大学△△学部△△学科 中途退学」のように書けば問題ありません。

「中退=不利」と思うかもしれませんが、正しく履歴を伝えることが信頼につながります。学歴に自信がない場合でも、ほかの自己PRや経験でしっかりアピールしましょう。

留学経験を学歴に記入できる場合もある

留学経験は、次のどちらかの条件を満たしていれば、学歴欄に記載することが可能です。

・1年以上の留学で、海外の大学に在籍していた場合
・留学先の学校で学位(学士号など)を取得した場合

一方で、語学留学など半年未満の短期留学や学位を取らない留学の場合は、正式な学歴として記入できません。そのため、学歴欄には書かず、自己PRや特技欄でアピールしましょう。

学歴欄:記載なし
自己PR欄:「半年間の語学留学で英語力を磨きました」

という形が好印象です。

留学経験のアピールの仕方については、「自己PRで留学経験をアピールするには?評価される強みや構成を解説」をご覧ください。留学の内容によって書き方が変わるので、自分の経験に合った方法でしっかり伝えましょう。

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学歴の証明書が必要になったら申請しよう

就職活動が進んでいくと、企業から「学歴を証明できる書類を出してください」と言われることがあります。提出が必要な書類は企業によって異なり、「卒業見込み証明書」「成績証明書」など、さまざまです。

学歴の証明書の提出を求められたら、何をいつまでに提出しなければならないのかを必ず確認してください

また、証明書の発行方法も大学によって違います。

・学内のキャリアセンターにある専用機械で自分で発行できる
・窓口で大学職員に申請して数日後に受け取る

それぞれの大学によって、発行の仕方や発行にかかる日数が違うので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

書類の提出が遅れると、企業側からの印象が悪くなる可能性もあります。「まだ時間があるから大丈夫」と思わずに、余裕のあるうちにキャリアセンターで確認だけでもしておくのが安心です。

成績証明書に関しては「成績証明書は就活で使う?必要なケースや提出方法を紹介」で詳しく解説しています。

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履歴書における学歴の書き方

履歴書の学歴欄の基本的な書き方を紹介します。履歴書を初めて作成する人はもちろん、書き方が不安な人も参考にしてください。

在学中の場合は「卒業見込み」と書く

大学や短大に在学中の場合は、履歴書の学歴欄に「△△大学△△学部△△学科 卒業見込み」と記入するのがマナーです。

「卒業見込み」というのは、卒業のために定められた単位を取得し、問題なければ卒業できる状態をいいます

最終学歴に「在学中」と記入すると、卒業年月が明確にならないため気をつけましょう。就職活動では在学中と記入せず、卒業見込みとするのが一般的です。

高校の卒業年月から時系列で記入する

就活の履歴書には、高校を卒業した年月から時系列で記入しましょう。小学校と中学校は義務教育なので記入は不要です。

なお、以後で紹介する内容に共通することですが、履歴書は「自分がどのような経歴を歩んできたか」という点を、誰が見ても正確に理解できる内容が求められます。

相手目線で履歴書を見たときに、「この期間は何をしていたのだろう」などと疑問を抱く内容では、記入が不足しているはず。自分のことを正しく理解してもらうつもりで学歴欄を書くように意識しましょう

学歴に記入できない学校もある

在学している、または卒業した学校のなかには、学歴に記入できない場合もあるため気をつけてください。

履歴書の学歴欄に正式に記入できるのは、文部科学省から認可を受けた学校法人に限られます。

国公立の学校や学校法人が運営する私立校であれば問題ありませんが、私立の専門学校の場合は注意が必要です。

専門学校は学校法人として認められている「専修学校」と、認可を受けていない学校が混在しています。学校名が「△△専門学校」となっていても認可を受けていない場合は、学歴として記入できないだけでなく、最終学歴が高校卒業になる可能性が高いです。

履歴書に学歴を記入する際には、自分の在学または卒業した学校が、文部科学省から認可を受けているかも確認しましょう。

学校名は略語を使わず正式名称で記入する

高校や大学名は、略語を使わず正式名称で記入するのが履歴書のマナーです。履歴書に記入する際は、下表を参考に正式名称に書き換えをしましょう。

略語 正式名称
都立・県立 東京都立・△△県立
高校 高等学校
中退 中途退学
転部 転学部

履歴書は採用後も企業で保存される公的な書類になるため、正式名称で記入するようにしてください。

学科や専攻まで書く

学校名を記入する際は、学部や学科・専攻まで正式に書きましょう。

ただし、学部や学科名が長く枠内に収まらない場合には、適宜省略して1行に収まるように記入して問題ありません。

大学院は修了と記入する

大学院の単位をすべて取得できた場合は、「卒業」ではなく「修了」と記入します。卒業はその学校の全課程を学び終えること、修了は学業などの一定の課程を終えることを表します。

卒業と修了には全課程と一定の課程という違いがあり、修士課程と博士課程に別れる大学院の場合は、「修了」を使うのが正しい書き方。大学院に在学中の人が就活を進める際は、卒業と修了の書き分けに注意しましょう。

西暦か和暦で統一する

履歴書の学歴欄を書く際は、西暦と和暦のどちらかに統一してください。統一する際の基準として、履歴書にあらかじめ印字されている年月日の記入欄に合わせるのがおすすめです。

履歴書の冒頭にある提出日を記入する欄が「令和 年 月 日」であれば、学歴も和暦で記入しましょう。「 年 月 日」のように西暦と和暦の記入がない場合は、履歴書全体で和暦か西暦かのどちらかに合わせれば問題ありません。
なお、和暦で記入する場合は「H」「R」などの略称は使わず、「平成」「令和」などの正式名称で書くのがマナーです。細かな内容ですが、少しの違和感が採用担当者のマイナス評価につながる可能性もあるため、基本を押さえて丁寧に学歴欄を記入しましょう。

履歴書の書き方に関しては「就活生が知っておきたい履歴書の書き方のルールを解説 」も参考にしてください。

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履歴書の最終学歴の書き方を5パターンで解説

履歴書の最終学歴の書き方について、5つのパターンで具体的に解説します。当てはまる可能性の高いシチュエーションをピックアップしているので、学歴の書き方に不安がある人は以下の内容を参考にしてください。

高校を卒業して大学在学中の場合

高校を卒業して大学に在学している場合の学歴欄は、以下のように記入しましょう。

・令和3年3月 △△県立△△高等学校△△科 卒業
・令和3年4月 △△大学△△学部△△学科 入学
・令和7年3月 △△大学△△学部△△学科  卒業見込み

大学院在学中の場合

現在、大学院に在学している場合は、以下のように記入しましょう。

・平成31年3月 △△県立△△高等学校△△科 卒業
・平成31年4月 △△大学△△学部△△学科 入学
・令和5年3月 △△大学△△学部△△学科 卒業
・令和5年4月 △△大学 △△学研究科△△専攻 修士課程入学
・令和7年3月 △△大学 △△学研究科△△専攻 修士課程修了

修士課程を修了して博士課程に進学した場合は、行を追加して学歴を正確に記入してください。

大学までは「卒業」と記入し、大学院は「修了」とする点も忘れないようにしましょう

大学を中退した場合

高校を卒業して大学を中退した場合は、以下のように記入します。

・平成31年3月 △△県立△△高等学校△△科 卒業
・平成31年4月 △△大学△△学部△△学科 入学
・令和4年7月 △△大学△△学部△△学科 中途退学

中退ではなく正式名称の「中途退学」と書きましょう。理由を記入する必要はありませんが、面接で質問される可能性は高いため、自分の言葉で中退理由や中退後の心境、行動などをまとめておくことをおすすめします。

大学を転部した場合

大学在学中に学部を変更した場合の記入方法は以下の通りです。

・平成30年3月 △△県立△△高等学校△△科 卒業
・平成30年4月 △△大学△△学部△△学科 入学
・令和2年4月 △△大学△△学部△△学科△△専攻 転学部
・令和4年3月 △△大学△△学部△△学科△△専攻 卒業

学部を移った場合においても、中退と同様に理由を記入する必要はありません。ただし、面接で転部した理由を聞かれた場合に備えて、回答を用意しておきましょう。

大学在学中に1年以上の海外留学をした場合

在学中に1年以上の海外留学を経験している場合は、以下の記入を参考にしてください。

・令和2年3月 △△県立△△高等学校△△科 卒業
・令和2年4月 △△大学△△学部△△学科 入学
・令和3年4月から令和4年7月まで △△国△△大学△△学部△△学科 留学
・令和7年3月 △△大学△△学部△△学科 卒業見込み

留学期間や留学先については企業の採用担当者が理解できれば問題ないため、必ずしも正式名称である必要はありません。

学歴のパターン別の書き方は「履歴書に「卒業見込み」と書けるのはいつ?在学中との使い分けも解説 」も参考にしてください。

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履歴書の書き方で好印象を残すポイント

履歴書の学歴欄については以下のポイントも押さえておきましょう。

・大学の研究やゼミのテーマを盛り込む
・企業にアピールできる場合は、学歴として認められない学校も盛り込む
・中退や休学、転部などをした際は理由を補足する

いずれも前提になるのが、「志望企業や希望する仕事内容と関連性がある場合」という点です。

履歴書やエントリーシートなどの書類選考では、特定の質問に対して限られたスペースで自分をいかに魅力的にアピールできるかが問われます。

学歴は自身の歩みを正確に伝えることがメインですが、その進路選択にもこだわりがあるはずです。

志望企業に対して、熱意や学業に対する向き合い方をアピールできる場合は、上記のポイントも踏まえて履歴書の記入内容を推敲してみてください

少しでも印象に残る内容を記入できれば、面接に進める確率も高まるでしょう。

学歴の書き方を把握して応募書類を用意したら、企業にエントリーしましょう。「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事もあわせてご覧ください。

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履歴書や応募書類を作成するためにやるべきこと

履歴書には学歴欄だけではなく、さまざまな項目が用意されています。それぞれの項目について入念に用意して内容を作り込めると、面接で詳しく話を聞いてみたいと思ってもらいやすくなるでしょう。

ここでは、履歴書やエントリーシートなどの応募書類を作成するためにやるべきことをまとめました。以下の内容も参考にしながら、面接に呼ばれる応募書類を作成しましょう。

自己分析をする

納得のいく就職活動を進めるために、最初にやるべきことは自己分析です。

理想的な企業と巡り合うためには、自分を知る作業が欠かせません。自分がどのように働きたいのか、大切にしている価値観は何かを把握すると、企業選びがしやすくなるほか、エントリーシートや面接での受け答えにも一貫性が出ます。

特に面接では、自己分析がしっかりできていると、質問にも落ち着いて答えることができ、自信を持って自分をアピールできるようになるでしょう。

自己分析をする際は、自分年表を作るつもりで過去の出来事を振り返ることから始めてみてください。印象に残っている経験から「なぜそれが印象的だったのか」「そのとき何を感じたか」を深掘りしていくと、自分の性格や特徴などを言語化できるようになるでしょう。

自己分析は「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事も参考に行ってください。

自分のアピールポイントを整理する

自己分析ができたら、次に考えるべきなのは、自分のどのようなポイントを就活でアピールするかです。「長所」と「強み」は似ているようで少し違います。

たとえば「明るい性格」は長所、「困難でも前向きに行動できる力」は強みというように、企業にとってどのような価値をもたらすかを意識して整理してみましょう。このとき、伝えたい長所や強みに対して、それぞれ理由や背景にあるエピソードもセットでまとめるのがおすすめです。

長所や強みごとにエピソードを用意しておけば、企業や職種に合わせて柔軟にアピールできます。企業ごとに求める人物像は異なるため、後で行う業界研究や企業研究の内容に合わせて、「どの強みを伝えるのが最適か」を判断できるようにしておくことが大切です。

自己PRについては、「自己PRとは?企業が求める理由や回答のポイント・例文を紹介 」でも解説しています。

業界研究をする

履歴書や応募書類を作成するにあたって、業界研究も欠かせません。どの企業にエントリーした場合も自己PRや志望動機の記入は必須で、さまざまある業界のなかで「なぜその企業が所属する業界を志望しているのか」という理由を明確にしておく必要があります。

志望先の選択肢や可能性を広げるのはもちろん、他業界と比べた結果としてその業界で働きたい理由を話せるようにするためにも、興味関心のあるなしに限らず満遍なく業界研究をしましょう。

応募書類において業界を志望する理由を問われるケースは少ないですが、面接では業界を選んだ理由を聞かれることもあるため、前もって対策しておいてください。

業界研究のやり方は、「業界研究のやり方は?効率的に進めるコツや行う目的を解説」を参考にしてください。

企業研究をする

業界研究とあわせて取り組みたいのが企業研究です。企業研究を丁寧に行うことで、「この会社を志望する理由」に具体性と説得力をもたせられます。また、企業が求める人物像や社風を理解しておけば、それにマッチした自己PRや志望動機を書けるようになるでしょう。

就職活動を成功させるためには、自己理解と企業理解が欠かせません。企業のことを知らない限り、自分の魅力を効果的にアピールするのは難しく、企業理解が足りていないと的外れな回答をしてしまう可能性もあります。

企業研究は面接の際にも役立つため、就活を始めた初期の段階で入念に行うことが大切です。選考が本格化する前に、企業の事業内容・求める人材・価値観などをしっかり調べておきましょう。

企業研究のやり方は、「就活を円滑に進める「企業研究」って?ポイントを解説!」も参考にしてください。

質問項目ごとの回答例をまとめる

自己分析や企業研究が一通り終わったら、面接や応募書類でよく聞かれる質問に対する回答例を作っておくのがおすすめです。企業によって細かい内容は異なりますが、よくある質問はどこも似ているため、基本となる答えのパターンを準備しておくと安心でしょう。

回答例をいくつか用意しておくと、選考のたびに一から考える必要がなく、エントリー先が増えてもスムーズに対応できます。また、作成した回答は面接でもそのまま活かせるため、伝える順序やポイントを整理する練習にもなるでしょう。

まとめるときは、「結論 → 根拠となるエピソード(理由) → 入社後にどう活かせるか」の流れで構成するのがコツです。たとえば、長所や学生時代に頑張ったこと、志望動機など、よく聞かれるテーマごとにテンプレートを用意しておくと、準備がより効率的になります。

履歴書やエントリーシートの応募書類を書き終わった際、企業によっては郵送が必要になる場合もあるでしょう。「エントリーシートを郵送する方法は?封筒の書き方や提出マナーも解説」の記事で、応募書類の郵送や提出のマナーを把握してくのがおすすめです。

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在学中の最終学歴といった履歴書の書き方に悩むあなたへ

履歴書やエントリーシートなど、就活で提出する応募書類はすべて正しく記入する必要があります。

自己分析や企業研究を通じて入念な準備ができていても、応募書類にミスがあると面接に進めなくなってしまうかもしれません。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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