SPIの受検方法はどうする?申し込みの流れや当日の受け方を解説

このページのまとめ

  • SPIの受検方法には、「テストセンター」「Webテスティング」などがある
  • SPIを受検する際は、Webでの事前予約が必要になる
  • SPIは事前に性格検査を受検しないと本予約ができないので注意する

SPIの受検方法はどうする?申し込みの流れや当日の受け方を解説のイメージ

初めてSPIを受検する場合、受検方法や申し込み方法がわからず不安を感じる就活生も多いのではないでしょうか。就活では、適性検査の受検が選考に含まれるケースも多く、基本的な流れを知っておくと安心です。

この記事では、テストセンターの申し込み方法を詳しく解説します。適性検査の受検方法別の特徴や、受検当日の流れもお伝えするので、当日に焦ることがないようにしましょう。

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目 次

SPIの4つの受検方法

SPIの受検方法には、「テストセンター」「インハウスCBT」「Webテスティング」「ペーパーテスト」の4つがあります。どの受検方法を指定されても問題ないように、どのように受検するのかを知っておきましょう。

テストセンター

テストセンターとは、用意された試験会場にてSPIを受検する方法です。指定された期間内で会場と時間を予約し、会場のパソコンで適性検査の回答を行う流れになります。テストセンターの会場は、次の7つが常設会場です。

・東京
・大阪
・名古屋
・札幌
・仙台
・広島
・福岡

また、就活の選考が活発な時期には、全国各地で臨時の試験会場が用意されます。なお、テストセンターであればどこで受検しても問題ないため、自宅の最寄だけでなく、外出先の近くなどもOKです。

多くの企業がテストセンターでの適性検査を取り入れています。テストセンターについて詳しく知りたい方は「テストセンターってなに?適性検査の種類と受検方法まとめ」の記事も参考にしてみてください。

インハウスCBT

インハウスCBTとは、応募した会社、または応募した会社が指定した場所に出向き、適性検査を受ける方法です。インハウスCBTの場合も、パソコンで受検します。面接などの選考と同日に行われる場合が多く、1日で適性検査と面接などを終わらせられるメリットがあります。

Webテスティング

Webテスティングとは、自宅や大学のパソコンを利用し、Web上で適性検査を受ける方法です。指定された期間内であれば、場所や時間を限定せず自由に受検できるメリットがあります。

ペーパーテスト

ペーパーテストは、紙で用意された適性検査に回答する方法です。応募先の会社や応募先の会社が指定した会場で受検するケースが一般的です。ペーパーテストはマークシート形式であり、自由回答がない点がポイントです。また、Webテストは就活生の回答内容によって問題が変わりますが、ペーパーテストの場合は受検者全員が同じ問題を解きます。

ペーパーテストのメリットとしては、開始直後に全体の問題を把握できることです。自分の解きやすいところから始められるので、Webテストのようにはじめから順番に解いていく必要はありません。ペーパーテストの特徴については、「SPIのマークシート形式「ペーパーテスト」の特徴や対策方法を解説」の記事も参考にしてみてください。

インターンシップでSPIを実施する会社もある

インターンシップの選考にて、SPIなどの適性検査を実施する会社もあります。インターンシップに参加予定の場合は、早めに適性検査の対策を行っておきましょう。

内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(8p)」によると、大学3年生の7月ごろからインターンシップへの参加者が増えます。選考が事前に行われることを考えると、大学3年生の5月から6月までには適性検査対策を終えておくのをおすすめします。

適性検査は、テストセンターで実施されることが多く、パソコンを使って回答することに慣れておくことが大切です。また、時間を計って問題を解く練習をしておくことも重要です。適性検査の対策方法については、「就活の適性検査の評価実態やコツを解説!何気なく回答はもうおしまい!」の記事で詳しく解説しています。キャリアチケットでも適性検査の対策をサポートしているので、1人での対策が不安な方はぜひ相談してください。

参照元
内閣府
就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議 幹事会(第6回)議事次第

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SPIの受検方法についてキャリアアドバイザーのアドバイス

テストセンターで受検する前には、必ず対策を行いましょう。問題集などを活用したSPI対策を行っておけば問題ありません。

また、Web上で多くみられる模擬テストを積極的に行い、なるべくテストセンター本番と同じ環境で練習することも大切です。テストセンター受検は、受検者ごとに出題内容が変わり、また問題ごとの制限時間も設定されています。未回答で進んでしまうと誤答とみなされてしまうので、問題集でよく間違えてしまう問題や時間のかかる問題を洗い出し、ピンポイントで対策するのがおすすめです。

最近は、特定の問題を集中的に練習できるアプリなども増えているので、自分にとって取り組みやすい対策を行いましょう。

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SPIをテストセンターやWebで受ける際の予約方法

テストセンターやWebでSPIを受ける場合、インターネットで仮予約をし、性格検査を受けることで本登録が完了します。ここでは、SPIの予約方法について解説します。

1.テストセンターIDを取得する

テストセンターでの受検が初めての場合は、テストセンターIDと呼ばれる受検に必要な識別番号の取得を行います。志望企業からメールが届くため、URLにアクセスして必要な情報を入力しましょう。会社からの受検案内メールには、次のような内容が記載されています。

・受検予約を行うページのURL
・企業別受検ID
・受検期限

テストセンターのサイトで個人情報の登録を済ませると、自分のテストセンターIDが発行されます。忘れないようにメモしておきましょう。

2.Webで仮予約する

次に、マイページで仮予約を行います。取得したテストセンターIDを使って、マイページにログインしてください。

ログインする際は、「自分のテストセンターID」と「受検する企業のID」の2つが必要です。それぞれ別のIDなので、混同しないようにしてください。ログインすると予約画面があらわれるので、希望の会場と日時を選んで仮予約します。仮予約が完了すると、予約確認メールが送られてくるので、情報に間違いがないか確認しておきましょう。

ただし、会場と日時を選択した時点では、まだ仮予約の状態です。本予約が完了するのは、性格検査を受検してからになるので注意してください。受検時期によっては会場の混雑が予想されるため、早めに空席確認をして仮予約を済ませると安心です。特に、就活の選考や授業が少ない土日は、予約が埋まりやすいので注意しましょう。

予約が埋まっていて希望の会場で受検できない場合は、就活などで用事があるエリアも合わせて検討すると会場を探しやすいのでおすすめです。

3.性格検査を受検する

仮予約を終えたら、性格検査を受検しましょう。仮予約後に性格検査を受けられる期間は決まっているので、忘れないように受検してください。性格検査が終われば、テストセンターの本予約が完了です。

性格検査は、会場の仮予約をした日の翌日午前3時までに受検を完了しなければ、予約が取り消しとなるので注意してください。また、予約日が土曜日の場合は翌日の午前2時までに受検する必要があります。

性格検査の所要時間は30分程度なので、テストセンターの仮予約作業を完了後、すぐに受検しておきましょう。

4.本人確認書類と受検票を用意する

テストセンターでの受検当日には、運転免許証や学生証などの「顔写真付き本人確認書類」と「受検票」が必要です。受検票については、性格検査終了後に表示されるため、印刷しておきましょう。もし、受検票を印刷できなかった場合は、次の情報をメモしておけば代用できます。

・テストセンターID
・カナ氏名
・検査名
・会場
・日程
・ターム

メモをする用紙は、A4用紙と決まっているので守るようにしましょう。

5.予約日に会場で能力検査を受検する

当日は受検票など必要な持ち物を用意し、予約した会場で受検します。基本的には、「印刷済みの受検票」「顔写真つきの本人確認書類」があれば受検可能です。筆記用具や電卓などは持ち込みが禁止されているので、気を付けてください。

また、テストセンターでの受検は服装の指定がないため、スーツを着用する必要はありません。会場には会社の関係者もいないので、リラックスできる格好で参加しましょう。しかし、「どのような服装で行けばいいのかわからない」と悩む場合は、スーツやオフィスカジュアルな服装でも構いません。適性検査後に選考や説明会が控えている場合は、スーツを着ておくとあとで着替える必要がないので手間が省けます。

テストセンターで必要な持ち物については、「テストセンター受検で必要な持ち物は?必要な物と持ち込みNGの物を解説」の記事を参考にしてください。余裕をもって準備しておけば、適性検査当日に焦らなくてすむのでおすすめです。

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SPIをテストセンターで申し込んだ場合の受検方法

ここでは、テストセンター当日の受検方法や流れについて解説します。初めて受検する場合でも焦らないように、基本的な流れを確認しておきましょう。

1.早めに会場に到着して受付を済ませる

受検当日は余裕をもって、早めに受付をしておきましょう。15分前には会場に着いていると安心です。1分でも遅刻した場合、受検できなくなるので気を付けてください。受検会場に到着したら、本人確認書類と受検票を持って受付をします。当日の受検会場で顔写真付き本人確認書類を提示できない場合は、受検できない可能性があるので忘れずに持参してください。

本選考やインターンシップの締め切りが集中する時期には、多くの就活生がテストセンター会場を訪れます。多くの就活生を見ると会場の雰囲気に圧倒され、緊張してしまうこともあります。時間に余裕を持って会場に着いておけば、その場に慣れる時間もでき、試験に集中できるでしょう。また、会場が混雑していても受付に間に合うように、早めの到着を心がけてください。

2.手荷物をロッカーに預ける

受付を済ませたら、手荷物はすべてロッカーに預けてください。筆記用具と座席表が入ったファイルを受け取り、試験室に向かいましょう。

テストセンターでは不正防止のため、「筆記用具」「時計」「電卓」などの持ち込みは認められていません。必要に応じて目薬やティッシュは持ち込めるので、風邪や花粉症などで必要な場合は、当日会場スタッフに確認してください。

3.ログインして受検する

検査室に入ったら、座席表に示された自分のブースに着席します。その後、スタッフとパソコン画面に表示される指示に従い、受検を開始してください。

もし、周囲の音が気になる場合はヘッドホンを借りられます。また、受検中にトラブルがあれば、挙手したり机上のブザーを使用したりしてスタッフを呼ぶことも可能です。すべての検査が終わったら、静かに退室しましょう。

4.受検後は終了の手続きをする

受検後は荷物をまとめて、再度受付で手続きを行います。借りていた筆記用具などを返却し、身分証明証と受検票を提示して本人確認をしてください。

本人確認が終われば、テストセンターでの受検は終了です。受検後、適性検査の結果が企業に送信されたか不安な場合は、マイページの受検履歴から結果の送信履歴を確認できます。しかし、基本的に適性検査の結果を見ることはできません。結果は応募先企業にのみ開示されます。適性検査の結果は、テストセンターで受けた場合使い回すことが可能です。しかし、適性検査の結果は見られないので、思ったような回答ができなかったと感じた場合は、再度受けて次回の志望企業の選考に活かすのも方法の一つです。

SPIを初めて受ける就活生には、「SPIテストセンターを初めて受ける人必見!受検の流れや注意点を解説」の記事もおすすめ。予約方法や受検方法なども詳しく解説しているので、あわせて読んでおくと安心して受検できます。

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SPIをWebテストで申し込んだ場合の受検方法

SPIをWebテスティングで回答する場合の流れも確認しておきましょう。受検開始から終了までの流れを解説します。

1.マイページにログインする

まずはマイページにログインし、受検画面を開きましょう。動作に問題がないか、表示画面に問題がないかなども確認しておいてください。

2.監督者と接続する

監督者と接続し、試験を行う場合があります。監督者にはWebカメラを通した映像が送られるので覚えておきましょう。カンニング対策として実施されています。

3.受付を行う

Webカメラを通じて、受付が行われます。「受検エリア」「着用物」「環境」の3つが確認されるので、監督者の指示に従ってください。

4.SPIを受検する

監督者の指示に従い、適性検査の受検を開始します。受検中もカメラは接続したままであり、試験画面の共有も行われます。

5.試験終了の受付を行う

試験が終わったら、再度受付を行います。監督者の指示に従い、受検を終えましょう。Webテストの特徴については、「SPIのWebテストとは?受かるための対策や練習方法を解説」の記事で詳しく解説しています。テストセンター受検かWebテストなのかを事前に確認して準備しておくと、落ち着いて適性検査に臨めるでしょう。

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SPIの受検方法で知っておきたい5つのポイント

ここでは、テストセンターに申し込むときに知っておきたいポイントを解説します。特に、初めてテストセンターで能力検査を受ける就活生は、確認しておいてください。

1.1時間前までならWebで予約を変更できる

テストセンターで適性検査を受ける場合、1時間前までであれば、Webで予約時間の変更が可能です。当日急に都合が悪くなったり、体調不良で受検が難しい場合などでも変更可能なので安心です。

ただし、開始1時間前を過ぎた場合は、会場に直接連絡する必要があります。会場の連絡先については、受検票もしくは受検予約の完了メールで確認してください。

2.席が空いていれば1時間前まで申し込みできる

テストセンターの場合、受検人数に余裕があれば開始1時間前まで申し込みが可能です。当日に予約する場合も通常と同様に、テストセンターのページへログインして予約日を選んでください。

ただし、直前の予約でも「性格検査を終えないと本予約できない」ことは変わらないため、仮予約後はすぐに性格検査を受検して、本予約を済ませなければいけません。

3.SPIの事前練習ができる

テストセンターでは能力検査を受けるまで、事前練習が可能です。マイページから練習ページにアクセスし、本番でスムーズに受検するために準備しましょう。

テストセンター受検では「一問ごとに制限時間がある」「正解するごとに問題の難易度が上がる」「受検者ごとに問題が異なる」といった特徴があります。特に、テストセンターを利用するのが初めての就活生は事前に練習しておくと安心です。適性検査は問題数が多いため、どれくらいのペースで問題を解く必要があるのか、時間を計りながら対策しておきましょう。

4.パソコンまたはスマートフォンから申し込む

テストセンターは、パソコンもしくはスマートフォンから申し込みできます。電話予約はできないため、注意してください。

性格検査を受けるときは、パソコンとスマートフォンのどちらを使用しても検査内容に違いはありません。ただし、画面のサイズによって一画面に表示される問題数が異なるため、自分が見やすいと感じるデバイスで受検するとよいでしょう。

5.同じ企業で受検できるのは1回まで

同じ会社の適性検査を受検できるのは1回までです。1度の受検で自分の能力をアピールできるように準備しておきましょう。

適性検査の対策には、問題集を繰り返し解くことが有効です。適性検査の出題傾向や頻出問題を把握しておくと、落ち着いて回答できるでしょう。適性検査は、Webテストかペーパーテストかによっても問題数や時間配分が異なります。時間配分ができていないと、難しい問題に時間をかけすぎたり、時間切れになって無回答で次の問題へ進んでいってしまったり、自分の思うような結果を出せない可能性があります。全ての問題を解くためにも、時間配分には十分注意してください。

また、SPIなどの適性検査で失敗しやすいのが、時間配分です。「SPIの時間配分はどうすればいい?試験形式ごとのポイントや対策を解説」の記事を参考に時間配分を考えておくと、当日の失敗を防げるのでおすすめです。

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SPIの自宅受検でもカンニングはNG

SPIを受検する場合でも、当然ですがカンニングをしてはいけません。試験官がいなかったり、Webでの監視体制がなかったりする場合もありますが、自分の実力で試験を受けましょう。

SPIでは受検前に、不正行為禁止についての確認を求められます。また、回答を中断した場合は同じ問題は出さないようにし、調べて回答することを防ぐ取り組みも行っています。当然ですが、カンニングなどの不正行為がバレた場合は印象が悪くなり、就活に悪影響を及ぼすので不正はやめてください。

不正行為や嘘など、就活での問題行為が及ぼす影響を「就活で嘘をつくとどうなる?ばれる理由やリスクも解説」の記事で紹介しています。適性検査だけに限らず、信頼を失わないように不正行為は行わず、実力で就活を行いましょう。

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SPIの受検方法がわからず心配なあなたへ

SPIを初めて受けるため、受検方法が心配な就活生も多いでしょう。テストセンターで受ける場合もあれば、自宅で受ける場合もあるので、受検方法ごとの違いを確認しておくのが大切です。

「問題集を解いてもなかなか思うように対策が進まない」「SPIの受検方法がわからずに不安」という場合は、就活エージェントのサポートを受けてみましょう。わからないことや不安なことを何でも相談できるので、安心して適性検査に臨めます。数ある就活エージェントのなかでもおすすめなのが、キャリアチケットです。キャリアチケットでは、就活生一人ひとりに合わせて支援できるように、マンツーマンでのサポートを行っています。

SPIの受検方法はもちろん、試験対策やSPI突破後の面接対策など、就活全般のサポートを実施しています。内容獲得まであなたに寄り添ってサポートするので、就活でお悩みの方はぜひキャリアチケットに相談してください。

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