このページのまとめ
- 内定保留できる期間は、1週間程度が目安
- 内定保留期間を相談する際は電話で誠意を伝え、メールで記録を残すと安心
- 内定保留期間を経て辞退する場合も、感謝と謝罪を込めて早急に連絡することが大切
内定保留したいものの、どれくらいの期間なら待ってもらえるのか知りたい就活生もいるでしょう。内定保留の許容範囲は企業や選考のタイミングによって異なりますが、1週間~10日程度が目安です。
この記事では、内定保留できる期間の目安や長期保留するリスクを解説します。また、内定保留の相談をするときのポイントや例文も紹介。内定を保留したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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- 新卒が内定保留できる期間の目安は1週間程度
- 内定保留できる期間は通知時期によって異なる
- 1ヶ月以上の長期保留には注意が必要
- 内定を保留したいと感じる理由
- 第一志望企業の選考結果を待ちたいから
- 提示された労働条件を詳細に確認したいから
- 他社の内定と迷っているから
- 内定先への不安をもっているから
- 家族に相談して合意を得たいから
- 内定保留を相談するときの5つのポイント
- 内定通知後できるだけ早く相談する
- 電話で連絡したあとメールで内容を残す
- 具体的な回答期限を自分から提示する
- 入社意欲があることをアピールする
- 保留が必要な正当な理由を誠実に説明する
- 【手段別】内定保留を伝えるときの例文
- 電話で伝える場合
- メールで伝える場合
- 【回答別】内定保留後に企業に連絡をするときの例文
- 内定を承諾する場合
- 内定を辞退する場合
- 内定保留の期間について悩んでいる人へ
- 内定保留の期間に関する質問
- Q.内定保留で取り消されることはある?
- Q.「内定保留できない」と言われたらオワハラになる?
- Q.内定保留をすると印象悪くなるのではと不安
新卒が内定保留できる期間の目安は1週間程度
新卒採用において、企業が回答を待ってくれる期間は「内定通知から1週間程度」が一般的な目安です。企業側は採用活動のスケジュールを組んでおり、欠員が出た場合には追加募集を行う必要があるため、あまり長くは待てないのが実情といえます。
内定保留から回答までの全体スケジュールは、以下のとおりです。

回答を先延ばしにし過ぎると、「入社意欲が低いのではないか」と判断されるリスクも。納得感のある決断を下すためにも、この1週間という時間をどう使うかが重要になります。
期限内にしっかりと優先順位を整理し、後悔のない選択ができるよう準備を進めましょう。
就活全体の流れを把握しておくことで、より冷静な判断が可能になります。「就活とは?基本的な流れやスケジュールとあわせて成功のポイントを解説」の記事でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
内定保留できる期間は通知時期によって異なる
内定を保留できる期間は、内定が出された時期によって変動することがあります。たとえば、政府の指針に沿った6月の採用選考活動解禁直後は、多くの学生が複数の選考を並行しているため、企業側も1週間〜10日前後の猶予を認めてくれる傾向が強いようです。
一方で、秋以降や追加募集の時期は、企業側も早急に人数を確定させたいため、数日以内の返答を求められるケースも少なくありません。
以下に、時期ごとに保留が認められる期間の目安をまとめました。
| 春(4〜6月):1週間〜10日 | 選考のピークであり、他社状況を考慮されやすい |
|---|---|
| 夏(7〜9月):3日〜1週間 | 採用枠が埋まり始め、早めの決断を求められる |
| 秋・冬(10月以降):1〜3日 | 内定式後や欠員補充のため、即決が好まれる |
このように、時期が後ろに倒れるほど、検討時間は短くなる傾向にあることを覚えておきましょう。
1ヶ月以上の長期保留には注意が必要
1ヶ月を超えるような長期の保留は、基本的には難しいと考えましょう。企業はあなたのために採用枠を1つ確保し続けている状態であり、その間は本来採用できたはずのほかの候補者にお断りを入れなければならないからです。
単に「なんとなく迷っている」という理由では、評価を下げてしまう恐れがあります。また、あまりに長く待たせると「自社への志望度が低い」と判断され、最悪の場合、内定取り消しになる可能性もあります。
どうしても長期の保留が必要な場合は、具体的な理由を誠実に伝えることが重要です。たとえば、「海外留学の終了を待って判断したい」「国家試験の結果を待ちたい」といった、やむを得ない事情であれば考慮される可能性もあるでしょう。
内定をもらったあと、スムーズに就活を進められるようスケジュールを把握しておくのがおすすめです。内定獲得後の対応は、「就活とは?基本的な流れやスケジュールとあわせて成功のポイントを解説」の記事で解説しているので参考にしてみてください。
早期選考の内定保留も1週間~10日が一般的
外資系企業やベンチャー企業を中心とした早期選考であっても、保留期間は1週間〜10日が一般的です。早期に内定を出す企業は、優秀な学生を早い段階で確保したいという狙いがあります。そのため、「本選考が始まる6月まで待ちたい」という数ヶ月単位の要望は、原則として通りにくいと考えたほうが良いでしょう。
もし第一志望の選考がまだ先にある場合は、正直に現在の選考状況を伝えて相談してみてください。誠実な対話を重ねることで、メリットのある妥協点が見つかることもあります。自分一人で抱え込まず、早めにアクションを起こすことが納得のいく就活につながるはずです。
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内定を保留したいと感じる理由
内定保留を選択するときは、回答を考える時間を確保したい理由を明確にすることが重要です。浅い考えで返答してしまうと、「やはり別の企業にすればよかった」「自分に合わない環境を選んでしまった」と後悔につながる可能性があります。
ここでは、内定を保留にしたいと感じる主な理由を解説するので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
第一志望企業の選考結果を待ちたいから
内定を保留したい理由は、第一志望の企業の選考が継続中であるためです。結果が判明しないまま入社を決断すると、将来「もし結果を待っていたら第一志望の企業に入れたかもしれないのに」という後悔が残り、内定先に就職しても仕事に全力を注げなくなる懸念があります。
納得感をもってキャリアをスタートさせるには、すべての結果が出揃った状態で比較・検討することが欠かせません。たとえば、現在の内定先が第三志望である場合、上位志望の結果を待たずに承諾することは、自身のキャリアに対する妥協になりかねません。
後悔のない選択をするために、最後まで可能性を追求したいという思いが保留の選択につながっています。
提示された労働条件を詳細に確認したいから
内定通知とともに示された条件面を冷静に精査したいのも、保留にしたい理由として挙げられます。求人票や面接時の説明だけでなく、契約内容として提示された「内定通知書」や「労働条件通知書」の細かい文言を読み解くには、それなりの時間が必要です。
キャリアチケットが25卒を対象に実施した調査によると、企業を選ぶポイントとして「業務・仕事内容(19%)」に次いで、「給与(16%)」や「勤務地(14%)」といった労働条件が上位に続いていることが分かりました。

この結果からも分かるとおり、近年の学生は実務内容を重視しつつも、それに見合う生活基盤(労働条件)が整っているかをシビアに判断する傾向にあります。キャリアのやりがいと同じくらい、現実的な生活の維持・向上を重視しているといえるでしょう。
月給の内訳や年間休日数、諸手当の有無など、生活に直結する項目は妥協できません。これらを自分自身のライフプランと照らし合わせ、無理なく働ける環境かどうかを慎重に見極めるプロセスがあるからこそ、一定の保留期間が必要になるのです。
参照元
キャリアチケット
【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査
他社の内定と迷っているから
他社の内定と迷っているから、内定保留にしたいと考える人もいるでしょう。すでに複数の内定を保持している場合、どの企業が自分にとってベストな選択肢かを決めかねている状態があります。
どちらも魅力的にみえる、あるいはそれぞれに異なるメリットがある場合、優先順位をつけるのは困難です。自分のキャリアの軸が定まりきっていない段階では、一方を断る決断を下すのが怖くなり、結果として回答を保留して考える時間を確保する形になります。
内定先への不安をもっているから
内定先への不安をもっていると、内定を保留したいと考えるでしょう。選考中は分からなかった部分や直感的に感じた違和感が、内定後に膨らんでしまうケースも少なくありません。
一度承諾してしまうと後戻りがしにくいという心理的なプレッシャーから、自身の不安要素を一つずつ整理する時間が求められます。「本当にこの社風に馴染めるだろうか」「Web上の評判にあるような過酷な環境ではないか」といった入社後のミスマッチを本能的に避けようとする自己防衛本能が、保留という選択肢となって表れているといえるでしょう。
家族に相談して合意を得たいから
家族に相談して合意を得たいということも、内定を保留にしたいと考える理由の一つです。自分一人の判断で決めるのではなく、家族など身近な関係者の意見を尊重したいというケースも少なくありません。
特に環境が大きく変わる就職においては、家族の理解がその後の仕事への集中力を左右する場合もあります。家庭環境によって考慮すべき点は多岐にわたりますが、最終的には「周囲に自信をもって報告し、心からの祝福を得たい」という思いが、慎重な判断を促す要因となっているでしょう。
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内定保留を相談するときの5つのポイント
内定を保留にしたい場合は、企業に「相談する」というスタンスで伝えることが重要です。その際に誠実な対応を心掛けることで、企業との良好な関係を保ったまま返答を待ってもらえるでしょう。
ここでは、内定保留を相談するときのポイントを5つ解説するので参考にしてみてください。
内定通知後できるだけ早く相談する
内定の返答を遅らせたい場合は、通知を受けてからできるだけ早く相談しましょう。企業は採用スケジュールを組んでおり、内定者の返事次第で次の採用枠を調整する必要があるためです。連絡を先延ばしにするほど採用計画に支障をきたす恐れがあるため、早めの相談が重要となります。
もし連絡が遅れると、「志望度が低いのではないか」「社会人としてのマナーに欠ける」といったマイナスの印象を与えかねません。たとえ気まずくても、当日中か遅くとも翌営業日には保留の旨を伝えましょう。
電話で連絡したあとメールで内容を残す
内定保留の相談は、まず電話で直接伝えるのがマナーといえます。メールだけでは一方的な印象を与えてしまいますし、担当者が内容をいつ確認したか把握しづらいためです。直接言葉で伝えることで、申し訳ないという誠意も伝わりやすくなるでしょう。
電話が終わったあとは、メールでも内容を送信しておくと安心です。証拠として文面を残しておくことで、回答期限の認識違いといったトラブルを防げるというメリットがあります。記録を残すことは、ビジネスにおけるリスク管理の一環としておすすめです。
具体的な回答期限を自分から提示する
保留をお願いする際は、「いつまで待ってほしいか」という具体的な日付を自分から提示しましょう。期限を曖昧にしたまま「少し考えさせてください」と伝えても、企業側はいつまで待てば良いか判断できず、困惑させてしまいます。
あまりに長い期間を指定すると、内定を取り消されるリスクはないものの、企業の熱意を損なう可能性があります。カレンダーを確認し、現実的に決断できる最速の日程を伝えるようにしてください。
入社意欲があることをアピールする
内定を保留する際には、入社意欲をアピールすることが大切です。企業側はあなたを高く評価し、「一緒に働きたい」と考えて内定を出しています。そのため、単に保留を伝えて待たせてしまうと、「志望度が低いのではないか」とネガティブな印象をもたれかねません。
内定保留を伝える際には「検討中ではあるが、入社への前向きな気持ちはある」という姿勢を明確に示してください。保留の理由を誠実に伝えるのはもちろん、その企業のどこに魅力を感じているか、あるいは入社後にどのように貢献したいと考えているかを添えましょう。
そうすることで、企業側の不安を払拭し、良好な関係を維持したまま回答を待ってもらえるはずです。
保留が必要な正当な理由を誠実に説明する
なぜ今すぐ返答できないのか、納得感のある理由を正直に話しましょう。嘘をついてしまうと、あとの会話で矛盾が生じて信頼を失う原因になりかねません。
たとえば、以下のような理由は正当なものとして受け入れられやすい傾向にあります。
・「第一志望の企業の最終選考が△日に控えているため」
・「将来に関わる重要な決断なので、両親と対面で相談したい」
・「入社後のキャリアプランや待遇について、自分の中で整理したい」
このように背景を丁寧に説明すれば、企業側も「それなら仕方ない」と歩み寄ってくれるはずです。
保留期間の延長を相談するときも慎重な交渉が必要
一度決めた回答期限をさらに延ばしてもらうのは、本来避けるべき事態です。しかし、どうしても他社の選考が長引くなど、やむを得ない事情が発生することもあるでしょう。その場合は、一度目の相談よりもさらに丁寧かつ慎重な交渉が求められます。
追加の延長をお願いする際は、現在の状況をより詳細に説明し、必ず「これが最後のお願いである」という強い覚悟を伝えてください。何度も延長を繰り返すと、採用担当者からの信頼を損なうだけでなく、最悪の場合は「入社意欲が低い」と判断され、内定の維持が難しくなる可能性もあるため、細心の注意が必要です。
万が一、延長依頼する必要が出てきた場合、スムーズに対応できるように、「内定承諾期間は延長出来る?依頼時のポイントや伝え方の例文を解説」の記事をチェックしておいてください。
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【手段別】内定保留を伝えるときの例文
連絡手段としては、まずは電話で誠意を伝え、そのあとに証拠としてメールを残すのがビジネスの基本です。状況に応じた適切な言い回しを使い分けることで、企業との良好な関係を維持したまま、考える時間を確保できるでしょう。
ここでは、実際に内定保留を伝える際の例文を、電話とメールで伝える場合に分けてそれぞれ解説します。
電話で伝える場合
自分:△△大学△△学部の△△(氏名)と申します。人事部の△△様に、内定のお返事の件でおつなぎいただけますでしょうか。
窓口:少々お待ちください。
採用担当者:もしもし、お電話かわりました。
自分:お世話になっております。△△大学の△△(氏名)と申します。先日は内定のご連絡をいただき誠にありがとうございました。御社にご評価いただけたこと、心より感謝申し上げます。
現在、ぜひ前向きに検討させていただいておりますが、本来であればすぐにお返事するべきところ、現在選考が進んでいる他社の結果を踏まえ、自分自身が一番納得できる形で決断を下したいと考えております。
誠に勝手なお願いで恐縮ですが、△月△日まで回答をお待ちいただくことは可能でしょうか。
採用担当者:承知しました。
自分:ありがとうございます。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
採用担当者:では、ご連絡をお待ちしています。
自分:本日はお忙しいところご対応いただき、ありがとうございました。(相手が通話を終了してから電話を切る)
電話で伝える場合には、まず内定をもらったことへのお礼を述べ、保留したい旨と理由、期日を伝えましょう。このとき、返事を保留することへのお詫びの言葉も忘れずに伝えてください。
メールで伝える場合
件名:内定承諾期間のご相談(△△大学△△学部 氏名)
本文:
株式会社△△
人事部 採用担当 △△様
お世話になっております。△△大学△△学部の△△(氏名)です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。数ある候補者のなかから私を評価していただけたこと、心より感謝申し上げます。
内定承諾のお返事につきまして、本来はすぐにでもお返事するべきところですが、誠に勝手ながら△月△日(△曜)までお時間をいただくことは可能でしょうか。
現在、他社の選考が最終段階にあり、その結果も含めて改めて自身のキャリアを熟考し、納得した形で貴社での仕事に邁進したいと考えております。
勝手なお願いであることは重々承知しておりますが、後悔のない決断をしたく存じます。何卒ご検討いただけますと幸いです。
まずは取り急ぎ、お礼とご相談を申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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△△大学△△学部△△学科4年
氏名
携帯電話:090-0000-0000
メールアドレス:△△@△△.jp
〒000-0000 東京都△△区△△1-2-3
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内定の保留についてメールで連絡する場合も、内定をもらったことへのお礼や保留の理由・期間、謝罪の文を必ず入れます。
企業に電話をしたものの担当者につながらなかった場合は、本文で名乗ったあとに「先ほどお電話いたしましたが、ご不在のようでしたので取り急ぎメールにてご連絡しております」と断りを入れると良いでしょう。
なお、会社にメールを送る際は本文の最後に署名を入れるのがマナーです。就活での署名には、大学名・学部名・学科名・学年、氏名、電話番号、メールアドレス、住所を記載してください。
本文と署名の区別がしやすくなるよう、上記の例文のように「-」(ハイフン)を使って線を引くのがおすすめです。
そのほか、企業に対する敬称は、電話(話し言葉)なら「御社」、メール(書き言葉)なら「貴社」という点にも注意してください。
内定保留を伝える際の例文は、「内定を保留するには?企業への電話・メールでの伝え方と例文をご紹介」でも解説しています。
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【回答別】内定保留後に企業に連絡をするときの例文
内定を保留したあとは、決めた期限までに必ず自分から結論を伝えなければなりません。承諾する場合も辞退する場合も、相手企業への敬意を忘れずに連絡することが社会人としてのマナーです。
連絡方法は、まずは電話で担当者へ直接伝えましょう。もし担当者が不在の場合や、企業側からメール指定がある場合は、メールで送付するのがおすすめです。
ここでは、承諾する場合と辞退する場合に分けて電話で伝えるときの例文を解説するので参考にしてみてください。
内定を承諾する場合
「お世話になっております、先日内定をいただきました△△大学の△△(氏名)です。回答をお待ちいただいていた件で、ぜひ貴社への入社をお願いしたくお電話いたしました。
お時間をいただき、誠にありがとうございました。 4月から精一杯努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。」
保留していた内定を承諾すると決めたら、まずは待っていただいたことへの感謝を伝えることが大切です。お礼を添えて入社への意欲をしっかりと伝えますが、その際は「入社をお願いする」ではなく、内定を「お受けする」や「承諾する」といった言葉選びを意識しましょう。
また、電話をかける際は担当者の忙しい時間帯を避け、本題に入る前に「今お時間よろしいでしょうか」と相手の状況を伺うのがマナーです。承諾の意思を伝えたあとは、入社承諾書の送付方法や今後のスケジュールについて指示があるはずですので、あらかじめメモの準備をしてから電話をかけ、不明点があればその場で確認しておくと安心でしょう。
内定承諾する際の伝え方は、「内定承諾の電話での伝え方は?受け答え例文やマナーを解説!」の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
内定を辞退する場合
「お世話になっております。先日内定をいただきました△△大学の△△(氏名)です。
先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
せっかくのお申し出ではございますが、検討の結果、この度は内定を辞退させていただきたくご連絡差し上げました。
貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、このような回答となりましたこと、深くお詫び申し上げます。本来であれば直接お伺いすべきところ、メールでのご連絡となりますこと、何卒ご容赦ください。
最後になりますが、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。」
内定を辞退する場合は、結論を先延ばしにせず、はっきりと伝えるのがマナーです。期待を寄せてくれた企業に対して申し訳ない気持ちはあるでしょうが、曖昧な表現を避けて感謝と謝罪を伝えましょう。
基本的には「検討の結果」と伝えるだけで十分ですが、もし辞退理由を深掘りされた場合は「より自分の適性に合うと感じる他社とのご縁があった」など、他社比較の結果であることを正直に、かつ丁寧に説明してください。
ただし、具体的な社名を出す必要はありません。あくまで「方向性の違い」や「自身の適性」に焦点を当てて話すのがスマートです。
内定辞退は法律上2週間前なら問題ない
内定を辞退することに強い不安を感じる人もいますが、「民法第六百二十七条」によると、解約の申し入れから2週間が経過すれば契約は終了します。
つまり、入社の2週間前までに伝えれば、法的には辞退が可能です。この規定は労働者を保護するためのものであり、内定段階の学生にも適用されます。
ただし、企業側はあなたを迎え入れるために、デスクの準備や研修の手配、備品の購入など、多大なコストと時間を費やしています。入社直前の辞退は、それらの準備を無に帰し、企業運営に支障をきたす可能性も否定できません。法的に可能であることと、相手への誠実な対応は別問題として考える必要があります。
納得できる就活にするためにも、決断ができ次第、1日でも早く連絡するのが社会人としてのマナーといえます。
参照元
e-Gov法令検索
民法(明治二十九年法律第八十九号)
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内定保留の期間について悩んでいる人へ
新卒の就活において、内定保留ができる期間は一般的に1週間程度です。しかし、第一志望の選考状況や自分自身の将来への不安から、その短期間で決断を下すのは決して容易ではありません。
「保留を伝えるとき、どれくらい待ってもらえるか分からない」「第一志望の結果が出るまで待ってほしいけれど、どう伝えれば角が立たないだろうか」と、一人で悩みを抱え込んでしまう学生は少なくありません。
内定保留の期間や伝え方に悩む方は、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、専属のキャリアアドバイザーが、あなたの悩みを1対1で相談に乗ります。内定保留期間に関する悩みはもちろん、あなたにぴったりの求人を紹介したり、選考対策のサポートをしたりして辞退後の支援も実施しているので納得できる仕事選びが可能です。
また、自己分析の深掘りや企業研究のサポートもしているので、あなたの強みやビジョンに合った企業を一緒に見つけられるでしょう。内定保留期間をはじめ、就活に関する不安を感じたら、お気軽にお問い合わせください。
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内定保留の期間に関する質問
ここでは、内定を保留できる期間に関する質問をQ&A形式で回答します。
Q.内定保留で取り消されることはある?
A. 正当な理由なく企業側から内定を一方的に取り消すことは、法律上困難です。ただし、「保留期間」には限度があります。企業が提示した期限を無断で過ぎたり、数ヶ月といったあまりに長期間の返答待ちを要求したりすると、入社の意思がないとみなされ、採用枠を他の候補者に回されるリスクはあるでしょう。
誠実なコミュニケーションを維持し、具体的な回答日を提示していれば、即座に取り消されることは稀です。スムーズに納得のいく決断を下し、入社準備へ移行できるよう、内定獲得後の流れを把握しておきましょう。
内定獲得から入社までの流れは「就活における内定とは?獲得から入社までの流れや採用との違いを解説」の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
Q.「内定保留できない」と言われたらオワハラになる?
A.単に「保留できない」と伝えること自体は、採用枠の確保など企業側の都合もあり、直ちにオワハラとはいえません。しかし、「今すぐ他社の選考を辞退しろ」と強要したり、承諾書を書くまで帰さないといった高圧的な態度は明確なオワハラに該当します。
内定の承諾や誓約書に法的拘束力はないため、 企業側の対応に強引さを感じたり、決断に迷いがある場合は、その場で返答せず、大学のキャリアセンターや公的な窓口へ相談しましょう。
オワハラに該当する事例は、「オワハラとは?該当する事例や受けたときに実施すべき対処法を紹介」の記事で解説しています。
Q.内定保留をすると印象悪くなるのではと不安
A. 内定保留を依頼しただけで、即座に印象が悪くなるとは限りません。企業側も、学生が他社と比較検討していることは十分に理解しているからです。
保留を伝える際は、単に「待って欲しい」と伝えるのではなく、「納得感をもって決断し、御社に貢献するために、現在進んでいる選考を最後までやり遂げたい」といった前向きな理由を添えましょう。そうすることで、「一つひとつの物事に責任を持って向き合い、慎重に決断を下せる人」というポジティブな印象を与えられる可能性もあります。
ただし、理由を曖昧にしたり、返答を先延ばしにして連絡を放置したりすることは厳禁です。これらは不誠実な印象を与え、入社後の信頼関係に悪影響を及ぼしかねません。「誠実な報告」と「入社意欲」をセットで伝えることが、入社後の良好な人間関係を築くためのカギとなります。
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