このページのまとめ
- 内定承諾期間の延長は、1週間から10日程度を目安にマナーを守って依頼しよう
- 延長の連絡は電話を優先し、感謝と志望度の高さをセットで伝えると好印象
- 内定承諾期間の延長は、稀に内定取り消しやオワハラのリスクを伴うので注意する
内定承諾期間は延長できるのか、不安を感じている就活生もいるでしょう。一般的には、誠実な対応と納得感のある理由があれば、内定承諾期間の延長は可能です。
この記事では、内定承諾期間を延長できる理由や期間の目安、依頼時のマナー、電話とメールの例文、延長後の対応や注意点などを紹介します。後悔のない選択のためにも、誠実な対応を心掛けましょう。
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- 内定承諾期間の延長は可能!ただしマナーは守ろう
- 誠実に対応すれば延長を認めてくれる企業は多い
- 延長期間は1週間から10日程度が目安
- 内定承諾期間の延長を依頼できる主な理由
- 他社の選考結果を待ちたい
- 複数社の内定で迷っている
- 内定先の労働条件を確認したい
- 家族や周囲に相談したい
- 内定承諾期間の延長を伝える際の4つのポイント
- 1.なるべく早めに電話で連絡する
- 2.感謝と志望度の高さをセットで伝える
- 3.内定承諾を迷う理由を誠実に説明する
- 4.返答期限は自分から提示する
- 企業に内定承諾期間の延長を依頼する際の例文
- 電話で伝える場合の例文
- 電話連絡後にメールを送る場合の例文
- 最初からメールで伝える場合の例文
- 内定承諾期間の延長後にすべき対応
- 延長後に内定を承諾する場合
- 延長後に内定を辞退する場合
- 内定承諾期間の延長で覚えておきたい注意点
- 1ヶ月など長期間の延長は断られる可能性が高い
- 延長を依頼できるのは基本的に一度きり
- 稀に内定取り消しとなるリスクがある
- 「オワハラ」を受ける可能性がある
- 延長を断られたら潔く従うのがマナー
- 内定承諾期間が延長できるか心配なあなたへ
- 内定承諾期間の延長に関してよくある質問
- Q.内定承諾期間を延長したい理由はどう伝える?
- Q.内定承諾期間を1ヶ月延長してもらうことは可能?
内定承諾期間の延長は可能!ただしマナーは守ろう
内定をもらったものの、他社の選考結果を待ちたいときや、もう少し検討時間が欲しい場合などは、内定承諾期間の延長を依頼できます。そもそも内定承諾書の提出は法律上の義務ではないうえ、企業側も学生が複数社の選考を並行していることを理解しているからです。
そのため、迷いを隠して無理に承諾するよりも、誠実に事情を伝えて延長を相談するほうが、結果的に良い関係につながりやすいでしょう。ただし、延長を依頼する際は企業への配慮とマナーを忘れてはいけません。企業側も採用計画に基づいて内定を出しているため、無責任な対応は避けるべきです。
以下では、内定承諾期間の延長について、企業側の受け止め方や目安となる期間などを解説します。
誠実に対応すれば延長を認めてくれる企業は多い
多くの企業は、学生が複数社の選考を並行して進めていることを理解しています。そのため、単に「他社の結果を待ちたい」という曖昧な理由ではなく、「御社が第一志望群であるからこそ、納得した状態で決断したい」という誠実な姿勢を見せれば、延長に応じてくれる傾向にあるでしょう。
むしろ、迷いがあるまま無理に承諾し、あとから辞退されるほうが企業にとっては損失です。入社意欲があることを前提としつつ、現在の状況を正直に話すことで、採用担当者にも「入社を真剣に検討してくれている」とポジティブに捉えてもらいやすくなるでしょう。
延長期間は1週間から10日程度が目安
内定承諾期間の延長を依頼する場合、一般的に延長できる期間は1週間から10日程度が目安です。この期間であれば、企業側も比較的受け入れやすく、採用スケジュールへの影響も少なく抑えられます。
企業が内定承諾期間を設定する理由は、採用計画を円滑に進めるためです。そのため、あまりに長期間の延長を求めると、企業の採用活動に支障をきたしかねないだけでなく、「自分のことしか考えていない」という印象を与えてしまう恐れがあります。
そのため、期限の延長を依頼する際は、延長が必要な理由を正直に伝えたうえで、必要最低限の期間を提示しましょう。
内定承諾後の辞退は極力避けるのがマナー
延長を申し出るのに躊躇して、「一旦承諾しておいて、あとから辞退すれば良いや」と考えてしまう人もいるかもしれません。しかし、内定承諾後の辞退は極力避けるのが就活におけるマナーです。
内定を承諾した時点で、備品の手配や研修の準備を進めたり、ほかの応募者へ不採用通知を出したりと、企業側は具体的な受け入れ実務をスタートさせます。そのため、一度承諾したあとに辞退を申し出ると、大きな負担や損害を与えてしまう恐れがあるのです。
あとから辞退して企業に迷惑を掛けるくらいであれば、少しでも迷いがある段階で正直に理由を話し、期間の延長をお願いするほうが誠実な対応といえます。決断に自信がもてないときこそ安易に承諾せず、内定承諾期間の延長について相談をしてみましょう。
そもそも就活における内定とは何か知りたい方は、「【新卒】内定とは?内々定・採用との違いや獲得から入社までの流れを解説」の記事をご確認ください。
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内定承諾期間の延長を依頼できる主な理由
内定承諾期間の延長を相談する際は、企業に納得してもらえる「妥当な理由」を伝える必要があります。曖昧な理由で引き延ばそうとすると、「志望度が低いのではないか」と疑われてしまう恐れがあるためです。
ここでは、就活生が内定承諾期間の延長を依頼する主な理由を4つご紹介します。企業にどのように説明すべきかでお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
他社の選考結果を待ちたい
就活生が内定承諾期間の延長を依頼する理由として多いのが、他社の選考結果を待ちたいというものです。第一志望の企業の合否が出る前に、別の企業から先に内定と承諾期限を提示されるケースは少なくありません。
このような場合は、すべての選考をやり切ったうえで納得して決めたいという姿勢を伝えると、企業も理解を示しやすいでしょう。ほかの企業名まで具体的に伝える必要はなく、選考が進んでいる企業があると説明すれば十分です。
複数社の内定で迷っている
すでに複数社から内定をもらい、どの企業に入社するか決めきれずに延長を依頼するケースもあります。入社後のミスマッチを防ぐためにも、焦って決断せず、じっくりと比較検討したいと考えるのは決して悪いことではありません。
入社する企業に迷っている場合は、それぞれの仕事内容や社風、労働条件などを改めて整理し、自分が就活で大切にしたい軸と照らし合わせてみましょう。迷ったときの判断基準や気持ちの整理方法については、「内定先が不安…内定ブルーの解消法や辞退するか迷うときの判断基準を解説」の記事で詳しく解説しています。
内定先の労働条件を確認したい
内定先の労働条件や仕事内容に不明点があり、確認してから承諾したいという理由で延長を依頼することもあるでしょう。給与や勤務地、残業の有無など、入社後の生活に直結する条件は、あいまいなまま承諾すると後悔につながりかねません。
気になる点や不安な要素があるときは、内定承諾の返事をする前に採用担当者へ確認しましょう。労働条件通知書や提示された資料の内容を丁寧に読み込み、疑問点をすべて解消したうえで納得して決断することが大切です。
家族や周囲に相談したい
就職は人生を左右する大きな決断だからこそ、家族や周囲に相談してから決めたいと考える人もいるようです。特に、勤務地が遠方になる場合や転居を伴う場合は、家族の理解を得たうえで最終的な結論を出したいと思うのは自然なことでしょう。
このような場合は、「自身の将来に関わる重要な決断のため、両親にしっかりと説明し、納得してもらったうえでお返事をしたい」と正直に伝えられます。誠意をもって説明すれば、企業側も就活生の誠実な姿勢として捉え、理解を示してくれる可能性が高いでしょう。
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内定承諾期間の延長を伝える際の4つのポイント
内定承諾期間の延長を依頼する際は、企業との信頼関係を損なわないよう、細心の注意を払う必要があります。連絡するタイミングや話す内容、期限の提示といったポイントを押さえることで、採用担当者にも納得してもらいやすくなり、誠実な印象を維持したまま延長を認めてもらいやすくなるでしょう。
ここでは、内定承諾期間の延長を伝える際の4つのポイントを解説します。

1.なるべく早めに電話で連絡する
内定承諾期間の延長が必要だと分かったら、期限ギリギリまで引っ張らず、可能な限り速やかに企業へ連絡を入れましょう。連絡が遅れるほど企業側の採用スケジュールに遅れが生じ、ネガティブな印象を与えてしまうリスクも高まるからです。
連絡をする際はメールだけで済ませようとせず、まずは電話で直接伝えることを第一に考えてください。電話であれば、感謝の気持ちや決断に悩む誠実な姿勢が声のトーンを通して伝わりやすいだけでなく、その場で担当者の意向を確認できるため行き違いを防ぐことができます。
なお、電話をかける時間帯にも配慮が必要です。企業の始業直後や終業間際、昼休みなどは避け、業務に少し余裕がありそうな時間帯を選んで電話をかけましょう。
電話のあとに改めてメールを送るのがおすすめ
電話で延長のお願いをし、担当者から承諾を得られたあとは、できるだけ早めにお礼のメールを送っておくのが安心です。
口頭だけでやり取りを終わらせてしまうと、言った・言わないのトラブルになったり、延長後の回答期限について認識の食い違いが発生したりする恐れがあります。電話で話した内容を文字に残しておくことで、すれ違いを防げるでしょう。
また、電話で対応してくれたことへの感謝をメールで改めて伝えることで、「丁寧で誠実な対応ができる人だな」と企業側に好印象を残せるのもメリットです。
2.感謝と志望度の高さをセットで伝える
内定承諾期間の延長をお願いする際は、「内定をいただいたことへの感謝」と「志望度の高さ」を必ずセットで伝えるようにしましょう。単に「回答を待ってほしい」とだけ伝えてしまうと、企業側に「キープ扱いをされているのでは」「入社意欲が低いのではないか」と懸念されてしまうかもしれません。
まずは評価して内定を出してくれたことへのお礼を丁寧に述べたうえで、「面接でお伺いした仕事内容に非常に魅力を感じている」「第一志望群として前向きに入社を検討している」といった熱意をしっかり言葉にしましょう。
入社意欲が高いことをアピールしたうえで延長を相談すれば、企業側も「それほど真剣に悩んでくれているのなら」と納得しやすくなります。
3.内定承諾を迷う理由を誠実に説明する
回答を保留したい理由は、嘘をつかず具体的かつ誠実に伝えることが大切です。曖昧にごまかそうとすると、かえって不信感を与えてしまう原因になります。
たとえば他社の選考結果を待ちたい場合は、「○日に他社の最終面接を控えており、すべての選考をやりきったうえで後悔なく御社への入社を決めたい」といったように、状況と本音を正直に説明しましょう。家族への相談や労働条件の確認が理由の場合も同様です。
事実に基づいて誠意ある説明を行えば、採用担当者も納得して延長に応じやすくなるでしょう。
4.返答期限は自分から提示する
延長を依頼する際は、延長したい期間や具体的な返答期限を企業側に委ねるのではなく、自分から明確な日付を提示するのがマナーです。
「いつまで待てば良いのか」を明確に伝えなければ、企業側の採用スケジュールに大きな影響を与えてしまいます。「○月○日までに必ず最終的なお返事をいたします」と期限を区切ることで、真剣に検討する姿勢が伝わり、受け入れてもらいやすくなるでしょう。
提示する期限は自分の状況を考慮しつつ、「1週間から10日程度」を目安に設定しましょう。
内定承諾の期日管理に際して、就活全体のスケジュールを把握したい方は、「就活とは?いつから何をやる?基本の流れと今からできる準備を解説!」の記事をご確認ください。
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企業に内定承諾期間の延長を依頼する際の例文
内定承諾期間の延長を依頼する際は、失礼のないよう丁寧なフレーズやビジネスマナーを意識することが大切です。
ここからは、「電話で依頼する場合」「電話後にメールを送る場合」「最初からメールで依頼する場合」の3つのシチュエーション別に例文をご紹介します。ぜひ、自分の状況に合うものを参考にしてみてください。
電話で伝える場合の例文
内定承諾期間の延長の依頼は、誠意や熱意がダイレクトに伝わる電話での連絡がおすすめです。回答を待ってもらうことへの申し訳なさを表しつつも、謙虚かつハッキリとした口調で延長を依頼しましょう。
内定承諾期間の延長を電話で依頼する場合
お忙しいところ恐れ入ります。先日内定のご連絡を頂戴した、△△大学△△学部、刈谷知景子と申します。採用担当の△△様はいらっしゃいますでしょうか。
採用担当者はい、私です。
お世話になっております、△△大学の刈谷知景子です。この度は内定のご連絡をいただきましてありがとうございます。実は、内定承諾の件でご相談があり、お電話させていただきました。今、お時間よろしいでしょうか。
採用担当者はい、大丈夫ですよ。
ありがとうございます。現在、他社の選考結果を待っている状況でございまして、自分の将来について後悔のないよう、すべての結果が出たうえで総合的に判断したいと考えております。
御社への志望度は非常に高く、ぜひ入社させていただきたいと考えておりますが、人生の重要な決断ですので、慎重に検討したいと思っております。身勝手なお願いではありますが、△月△日まで返答期限を延長していただくことは可能でしょうか。
口頭で伝える際は、「身勝手なお願いとは存じますが」「大変心苦しいのですが」といったクッション言葉を添えましょう。あくまでこちらから「お願い」をする立場であることを意識し、誠実で謙虚な言葉遣いを心掛けることが大切です。
就活における電話マナーは、「就活の電話のかけ方や出方が不安!基本マナーとそのまま使える会話例を紹介」の記事でも解説しています。電話をかける前にぜひご一読ください。
電話連絡後にメールを送る場合の例文
電話で内定承諾期間の延長を承諾してもらえたら、当日中にお礼のメールを送信しましょう。感謝を改めて伝えるとともに、「△月△日までに回答する」という合意内容を文面として残すことが目的です。
電話連絡後にメールを送る場合
件名:内定承諾期間の延長に関する御礼(△△大学 刈谷知景子)
本文:
△△株式会社
人事部△△様
いつもお世話になっております。
△△大学の刈谷知景子です。
本日はお忙しいなか、お電話でのご対応をいただき、誠にありがとうございました。
また、内定承諾の期限を△月△日まで延長いただくことを快諾くださり、心より感謝申し上げます。
貴社への志望度は非常に高く、面接でお聞かせいただいた事業展開のお話にも大変魅力を感じております。人生の重大な決断となりますので、お時間をいただいた分、しっかりと向き合って慎重に検討させていただきたく存じます。
お約束いたしました期限(△月△日)までには、必ず最終的な回答をご連絡いたします。
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------------
△△大学△△学部 刈谷知景子
〒000-0000
△△県△△市△△町1-1-1
電話:000-000-0000
メール:△△.△△@△△.com
--------------------------------------------------
電話の後、できる限り早いタイミングでこのようなフォローメールを送ってください。丁寧に対応する姿勢を示すことで採用担当者への印象も良くなり、延長期間中も安心して検討を進められます。
最初からメールで伝える場合の例文
原則は電話連絡ですが、企業側からメールでの連絡を指定されている場合や時間帯を変えて何度電話しても担当者が不在の場合などは、メールで延長を依頼することになります。メール本文では、電話ではなくメールで連絡した理由やお詫びをひと言添えつつ、要点を分かりやすくまとめましょう。
メールで内定承諾期間の延長を依頼する場合
件名:内定承諾期間延長のお願い(△△大学 刈谷知景子)
本文:
△△株式会社
人事部△△様
いつも大変お世話になっております。
△△大学△△学部の刈谷知景子と申します。
この度は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。
貴社より内定を頂戴できましたこと、大変嬉しく、心より感謝申し上げます。
本日は内定承諾の期限についてご相談があり、ご連絡いたしました。
現在、並行して受けている他社の選考が進行中であり、すべての結果が出たうえで、自身の将来について総合的に判断したいと考えております。
つきましては、大変不躾なお願いで恐縮ではございますが、内定承諾の返答期限を【△月△日】まで延長していただくことは可能でしょうか。
貴社への志望度は非常に高く、特に△△の事業領域で貢献したいという思いを強くもっております。だからこそ人生の重大な決断として、納得したうえで最終的なお返事をさせていただきたいと考えております。
ご多忙の折、誠に勝手なお願いで大変恐縮ではございますが、何卒ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------------
△△大学△△学部 刈谷知景子
〒000-0000
△△県△△市△△町1-1-1
電話:000-000-0000
メール:△△.△△@△△.com
--------------------------------------------------
電話がつながらずやむを得ずメールで連絡する際は、「お電話にて連絡しましたがご不在でしたので、取り急ぎメールにて連絡いたしました」とひと言つけ加えましょう。そのうえで、後日改めて電話で連絡することも記載してください。
内定辞退の具体的な伝え方は、「内定辞退はどう伝える?メール・電話の例文とマナーを紹介」の記事で詳しく解説しています。
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内定承諾期間の延長後にすべき対応
内定承諾期間の延長を認めてもらったら、自分から提示した返答期限までに、承諾するか辞退するかを連絡する必要があります。延長は企業に負担を掛けつつ返答を待ってもらっている状態のため、期限を厳守して誠実に対応しましょう。
ここでは、内定承諾期間の延長後に承諾する場合と辞退する場合、それぞれの伝え方をご紹介します。
延長後に内定を承諾する場合
延長してもらった期間内に入社の意思が固まったら、できるだけ早く承諾の連絡をしましょう。連絡手段は電話が基本です。「回答を待っていただいたことへの深い感謝」と「入社への強い決意」をしっかりと伝えると、好印象につながります。
電話での会話を終えたあとは、お礼と承諾の旨を記載した「承諾メール」を送信しておくと、双方の記録として残り安心です。なお、通知された手続き方法に従い、内定承諾書などの提出書類も期日内に速やかに送付するよう手配を進めてください。
なお、内定承諾後の手続きや準備の流れについては、「内定をもらったらすることは?電話・メールでの例文や迷ったときの対処法」の記事を参考にしてください。
延長後に内定を辞退する場合
熟考の末に辞退という結論に至った場合も、回答期限を待たず速やかに企業へ連絡を入れる必要があります。連絡はメールだけでなく、可能な限り電話で直接伝えるのが誠意ある対応です。回答を待ってもらったことへの謝罪と感謝、そして辞退の旨を理由とともに丁寧に伝えましょう。
長期間待ってくれた企業に対して気まずさを感じるかもしれませんが、回答を限界まで引き延ばしたり、無断で辞退したりするのは絶対に避けてください。丁寧かつ誠実なお詫びの姿勢を見せることが、最後まで良好な関係を保つポイントです。
内定辞退をうまく伝えたい方は、「新卒の内定辞退の伝え方!電話・メールで連絡する際のマナーや例文を紹介!」の記事をご参照ください。
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内定承諾期間の延長で覚えておきたい注意点
内定承諾期間の延長を依頼する際は、企業の事情やリスクを正しく理解したうえで慎重に対応することが不可欠です。依頼の仕方やタイミングによっては印象を悪くしてしまう恐れがあり、思わぬトラブルに発展してしまうケースもゼロではないからです。
ここでは、企業との良好な関係を維持しつつ後悔のない判断を下すために、あらかじめ知っておくべき5つの注意点を解説します。

1ヶ月など長期間の延長は断られる可能性が高い
内定承諾期間の延長を依頼する際、1ヶ月といった長期間だと断られる可能性が高いことを理解しておきましょう。企業は年間を通じて綿密な採用計画を立てており、長期間にわたって内定枠を確保し続けることは大きな負担となるためです。
前述したとおり、企業に受け入れてもらいやすい延長期間は1週間から10日程度といわれています。これを大幅に超える期間を要求すると、企業側が「本当にうちに入社する意思があるのか」と疑問をもつ可能性があるでしょう。
どうしても1ヶ月程度の延長が必要な事情がある場合は、その理由をできる限り具体的に説明し、誠意をもって企業の理解を求める必要があります。それでも企業の採用スケジュールの都合上、断られるリスクは非常に高いということを覚悟しておきましょう。
延長を依頼できるのは基本的に一度きり
内定承諾期間の延長は、基本的に一度きりと考えてください。一度延長を認めてもらったにもかかわらず、さらに再延長を申し出るのはマナー違反であり、企業側に強い不信感を与えてしまうためです。
企業側は限られた採用枠やスケジュールの都合をつけつつ、枠を確保して回答を待っています。何度も期限の延期を重ねてしまうと、「決断力に欠ける」「他社の合否が出るまでのキープ扱いをされている」と受け取られかねず、内定取り消しに発展するリスクも否定できません。
そのため、最初に延長をお願いする段階で「いつまでに決断できるか」を熟考しておく必要があります。自ら提示した期限内で必ず結論を出す覚悟をもって、延長期間の検討を進めていきましょう。
稀に内定取り消しとなるリスクがある
内定承諾期間の延長を相談する際、内定自体が取り消されてしまう危険性も頭に入れておかなければなりません。基本的には正当な理由があれば柔軟に対応してくれる企業が多いものの、依頼する際の対応次第ではそのまま不採用とされる恐れもあります。
具体的なケースとしては、以下のような状況が考えられるでしょう。
内定取り消しとなるケース
- 延長理由が不明確で、企業側が不信感を抱いた場合
- 複数回の延長を求めて、企業側の信頼を失った場合
- 延長期間中にほかの候補者が現れ、企業がそちらを優先した場合
特に、延長理由が曖昧だったり、企業への志望度が低いと判断されたりした場合に、内定取り消しのリスクは高まります。このようなリスクを避けるためにも、誠実な対応と明確な理由の説明が不可欠です。
もし、延長の相談をきっかけに内定を取り消されてしまった場合は、1人で抱え込まず、大学のキャリアセンターや就職エージェントのキャリアアドバイザーに相談し、落ち着いて次の対応を検討しましょう。
「オワハラ」を受ける可能性がある
内定承諾期間を延長したいと伝えた際に、「オワハラ」を受ける可能性もあります。オワハラとは「就活終われハラスメント」のことで、その場で内定を承諾させようとする行為です。
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」によると、2025年度の調査では8.3%の学生がオワハラの経験があると回答しています。なお、主なオワハラの内容は以下のとおりです。
| オワハラの内容 | 割合(2025年度調査) |
|---|---|
| 内々定を出す代わりに他社への就職活動をやめるように強要された | 64.1% |
| 内々定の段階で、内定承諾書の提出を求められた | 46.0% |
| 内々定辞退を申し出たところ、引き留めるために何度も説明を受けたり、拘束を受けた | 12.8% |
| 内々定後懇親会等が頻繁に開催され、必ず出席するように求められた | 8.3% |
| 内々定の条件として、急遽大学の推薦状の提出を求められた | 6.9% |
参照:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)-オワハラ経験の有無と受けた内容(p.14)」
もし電話で強く詰められたり、脅されたりした場合は、1人で抱え込まず大学のキャリアセンターや周囲に相談してください。強引な引き止めを行う企業は、入社後の環境も不透明である可能性があるため、冷静な判断が必要です。
オワハラについて詳しくは、「【新卒】オワハラとは何の略?該当する事例や受けたときの対処法を紹介」の記事をご覧ください。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(令和7年度)
延長を断られたら潔く従うのがマナー
企業の採用スケジュールや採用枠の都合上、どれほど誠実に頼み込んでも内定承諾期間の延長を断られる場合があります。もし希望が通らなかった際は、無理に食い下がることなく企業側の判断を静かに受け入れましょう。粘って交渉を続けようとすれば企業側への印象を大きく損ねてしまい、最悪の場合は関係値が冷え込んだまま判断を求められる事態になりかねないからです。
期限延長の依頼に不承諾の回答を受けた時点で、提示されている本来の期日までに「入社を承諾するか」「辞退するか」を選択しましょう。
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内定承諾期間が延長できるか心配なあなたへ
「内定承諾期間の延長を依頼したら印象が悪くなるのではないか」「内定を取り消されるのではないか」と不安を抱える就活生もいるでしょう。しかし、適切な方法で延長を依頼すれば、多くの企業が理解を示してくれます。重要なのは、企業への配慮を忘れずに、誠実な対応を心掛けることです。
就職先の選択で後悔したくない就活生は、キャリアチケット就職エージェントをぜひご利用ください。就活のプロであるキャリアアドバイザーが、ヒアリングを行ったうえであなたに合う企業を厳選してご紹介します。選考対策から内定後のフォローまで、1対1の丁寧なサポートを受けることが可能です。
企業とのやり取りも代行して行うので、仮に内定承諾期間を延長したいと思った場合も自分で直接連絡する必要はありません。悩みや不安は気軽にキャリアアドバイザーに相談できます。プロの力を借りながら、効率的に就活を進めていきましょう。
かんたん1分!無料登録就活の不安について相談したい
内定承諾期間の延長に関してよくある質問
ここでは、内定承諾期間の延長に関してよくある質問にお答えします。
内定承諾期間を延長したい理由はどう伝える?
延長の理由は、嘘をつかずに誠実に伝えるのが基本です。たとえば、他社の選考結果を待ちたい場合は「御社への志望度は非常に高いのですが、後悔のない選択をするために現在進んでいる他社の結果とあわせて熟考したいです」と前向きな姿勢を伝えましょう。
家族に相談したい場合は、「自身のキャリアに関わる重要な決断のため、両親にしっかりと説明し、納得してもらったうえで承諾のお返事をしたいです」と説明すれば、企業側も理解を示してくれやすくなります。
内定承諾期間を1ヶ月延長してもらうことは可能?
内定承諾期間を1ヶ月という長期にわたって延長してもらうことは、困難である可能性が高いでしょう。企業の採用活動には明確なスケジュールと採用枠が設定されており、1人の候補者のために1ヶ月も枠を空けたまま待ち続けると、採用計画に支障をきたすためです。
特別な事情がある場合は延長が認められる可能性もありますが、必ず認めてもらえるとは限りません。長期間の延長を依頼する際は、事情を詳細に説明し企業側の理解を得る努力が必要です。
内定を承諾するか辞退するかお悩みの方は、「今の内定先に決めるか、就活継続するか、どう見極めたらいいですか?」の記事も参考にしてみてください。
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