このページのまとめ
- 内定保留できる期間の目安は1週間程度だが、通知時期によって異なる場合がある
- 内定保留期間を相談する際は電話で誠意を伝え、メールで記録を残すと安心
- 内定保留期間を経て辞退する場合も、感謝と謝罪を込めて早急に連絡することが大切
内定保留したいものの、どれくらいの期間なら待ってもらえるのか知りたい就活生もいるでしょう。内定保留の許容範囲は企業や選考のタイミングによって異なりますが、1週間~10日程度が目安です。
この記事では、内定保留できる期間の目安や長期保留するリスクを解説します。また、内定保留の相談をするときのポイントや例文も紹介。内定を保留したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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- 新卒が内定保留できる期間の一般的な目安は1週間程度
- 通知時期によっては1週間以上保留可能な場合がある
- 1ヶ月以上の長期保留には具体的な理由が必要
- 内定を保留するメリット
- 納得いくまで比較して後悔のない選択ができる
- 第一志望の選考に集中して全力を尽くせる
- 家族や周囲の意見を聞いて冷静に決断できる
- 内定を保留するデメリット
- 企業から「入社意欲が低い」と疑われる恐れがある
- 内定を取り消されるリスクがある
- 内定を保留したいと感じる理由
- 第一志望企業の選考結果を待ちたいから
- 提示された労働条件を詳細に確認したいから
- 他社の内定と迷っているから
- 内定先への不安をもっているから
- 家族に相談して合意を得たいから
- 進学や留学も視野に入れているから
- これから選考が始まる業界もあるから
- 内定保留を相談するときの6つのポイント
- 1.内定通知後できるだけ早く相談する
- 2.電話で連絡したあとメールで内容を残す
- 3.具体的な回答期限を自分から提示する
- 4.入社意欲があることをアピールする
- 5.保留が必要な正当な理由を誠実に説明する
- 6.最低限のビジネスマナーを守る
- 【手段別】内定保留を伝えるときの例文
- 電話で伝える場合
- メールで伝える場合
- 【回答別】内定保留後に企業に連絡をするときの例文
- 内定を承諾する場合
- 内定を辞退する場合
- 内定保留で考えられるトラブルとその対処法
- 企業から「保留はできない」と断られる
- その場で内定承諾を迫るオワハラに遭う
- 保留期間中に内定を取り消される
- 内定保留の期間について悩んでいる人へ
- 内定保留の期間に関する質問
- Q.内定保留で取り消されることはある?
- Q.「内定保留できない」と言われたらオワハラになる?
- Q.内定保留をすると印象悪くなるのではと不安
新卒が内定保留できる期間の一般的な目安は1週間程度
新卒採用において、企業が回答を待ってくれる期間の一般的な目安は「内定通知から1週間程度」です。企業側は採用活動のスケジュールを組んでおり、欠員が出た場合には追加募集を行う必要があるため、あまり長くは待てないのが実情といえます。
内定保留から回答までの全体スケジュールは、以下のとおりです。

回答を先延ばしにし過ぎると、「入社意欲が低いのではないか」と判断されるリスクも。納得感のある決断を下すためにも、この1週間という時間をどう使うかが重要になります。
期限内にしっかりと優先順位を整理し、後悔のない選択ができるよう準備を進めましょう。
通知時期によっては1週間以上保留可能な場合がある
内定を保留できる期間は、内定が出された時期によって変動することがあります。たとえば、選考が本格化する前の春先(4〜5月)や、政府の指針に沿った6月の採用選考活動解禁直後は、多くの学生が複数の選考を並行しているため、企業側も1〜2週間前後の猶予を認めてくれる傾向が強いようです。
一方で、秋以降や追加募集の時期は、企業側も早急に人数を確定させたいため、数日以内の返答を求められるケースも少なくありません。
時期ごとに保留が認められる期間の目安をみてみましょう。
| 大学3年生〜大学4年生の3月 | 1週間〜10日程度 |
|---|---|
| 大学4年生の4〜5月 | 1〜2週間程度 |
| 大学4年生の6〜7月 | 1週間程度 |
| 大学4年生の8〜9月 | 3日〜1週間程度 |
| 大学4年生の10月以降 | 即日〜3日程度 |
このように、時期が後ろに倒れるほど、検討時間は短くなる傾向にあることを覚えておきましょう。以下で、詳しく解説します。
大学3年生〜大学4年生の3月
大学3年生から大学4年生の春先にかけての早期選考では、1週間から10日程度の保留が一般的です。企業側も、学生がこれから本格的な就活を迎えることを十分に理解しています。そのため、誠実に事情を話せば長めの期間を待ってもらえるケースが少なくありません。
他社の選考スケジュールなどを具体的に伝えることで、交渉がスムーズに進むはずです。状況によっては、数週間から1ヶ月近く待ってもらえることもあるでしょう。ただし、長期間の保留が認められた場合でも、企業からの連絡を放置せずこまめな状況報告を心掛けることが大切といえます。
大学4年生の4〜5月
大学4年生の4月から5月にかけては、1~2週間程度の保留が認められやすい時期となっています。多くの企業で面接が本格化し始めるタイミングであり、学生が複数社の選考を並行している状況を企業側も把握しているからです。
もし第一志望の企業の選考がまだ残っている場合は、素直に状況を伝えて相談してみるのがおすすめです。この時期であれば、企業側も採用枠にまだ余裕があるため、比較的柔軟な対応を期待できます。ただし、交渉する際は期限を曖昧にせず「いつまでに返答するか」を明確に提示するようにしてください。
大学4年生の6〜7月
政府の指針で採用選考が解禁される6~7月は、原則として1週間程度の保留が目安となります。この時期は多くの企業が一斉に内定を出し始めるため、採用枠が急速に埋まっていくからです。
企業側も目標人数の確保に向けて動いており、他社に優秀な学生を取られる前に承諾を得たいと考えているでしょう。したがって、この時期に1ヶ月などの長期間の保留をお願いするのは困難です。
複数社から内定を獲得している場合は、企業選びの軸や優先順位をあらかじめ明確にしておき、迅速に判断できる状態を作っておく必要があります。
大学4年生の8〜9月
夏休みに入る8~9月にかけては、保留期間が3日から1週間以内とさらに短くなります。10月1日の内定式に向けて、企業は式典の準備や参加人数の確定を進めなければならないからです。また、春夏の採用活動で内定辞退が出たことによる、欠員補充の意味合いが強くなる企業も増えてきます。
そのため、企業からは早急な決断を迫られる場面が多くなるでしょう。この時期に内定をもらったら、迷っている時間を最小限に抑え、速やかに承諾か辞退かの連絡を入れることが求められます。
大学4年生の10月以降
10月以降の秋採用や後期募集では、即日から遅くとも3日以内の返答が求められることが多いようです。すでに内定式を終えている企業が多く、内定辞退者の穴埋めなど、企業側も採用活動を早く終わらせたいという切実な背景があります。残りの採用枠がわずかとなっているケースが大半を占めているはずです。
この時期に内定を得た場合は、即座に入社するかどうかを判断しなければなりません。面接の段階から「もし内定が出たらすぐに入社を決断できるか」を自分の中でシミュレーションしておくことが重要となります。
1ヶ月以上の長期保留には具体的な理由が必要
どうしても長期の保留が必要な場合は、具体的な理由を誠実に伝えることが重要です。企業はあなたのために採用枠を1つ確保し続けている状態であり、その間は本来採用できたはずのほかの候補者にお断りを入れる必要があります。
単に「なんとなく迷っている」という理由では、評価を下げてしまう恐れも。また、あまりに長く待たせると「自社への志望度が低い」と判断され、最悪の場合、内定取り消しになる可能性もあるでしょう。
たとえば、「海外留学の終了を待って判断したい」「国家試験の結果を待ちたい」といった、やむを得ない事情であれば考慮されるケースも少なくありません。
内定をもらったあと、意思決定をスムーズに行えるようスケジュールを把握しておくのがおすすめです。内定獲得後の対応は、「就活とは?いつから何をやる?基本の流れと今からできる準備を解説!」の記事で解説しているので参考にしてみてください。
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内定を保留するメリット
就活において、複数社から内定をもらった際に返事を保留するのは、決して悪いことではありません。むしろ、これからの社会人人生を左右する重要な決断だからこそ、慎重に見極める時間を確保することは大きなメリットをもたらします。
安易に返事をしてあとから辞退するよりも、ルールを守って企業に相談するほうが、結果として円満な就活終了につながるでしょう。以下で、内定を保留することで得られる具体的なメリットを解説します。
納得いくまで比較して後悔のない選択ができる
内定を保留するメリットは複数の企業をじっくりと比較し、自分自身が納得できる決断を下せる点です。内定が出た嬉しさから焦って承諾してしまうと、入社後に「本当にこの会社で良かったのだろうか」とミスマッチに悩むリスクがあります。
内定を保留にすることで、提示された労働条件や企業の将来性、職場の雰囲気などを客観的に見比べる時間を作れれば、どの企業が自分のキャリアプランに合致しているかが明確になるでしょう。
第一志望の選考に集中して全力を尽くせる
現在進行形で第一志望の企業の選考が進んでいる場合、他社の内定を保留にすることで、目の前の就活に全力を注げるようになります。もし手元の内定をすぐに承諾するか辞退するかで頭を悩ませていると、肝心の面接対策や企業研究に集中できなくなってしまうでしょう。
他社の内定という心に余裕をもった状態で選考に臨めるため、本来の自分の実力を発揮しやすくなるメリットもあります。精神的な安定は、面接での堂々とした態度にもつながるはずです。
ただし、第一志望の選考スケジュールはあらかじめ把握しておく必要があります。内定保留期間の目安は一般的に1週間程度であるため、その期間内にどちらを優先するかを決断できるよう逆算して計画を立てましょう。
家族や周囲の意見を聞いて冷静に決断できる
内定を保留して得た時間は、自分一人の頭で考えるだけでなく、信頼できる周囲の人に相談するためにも役立ちます。たとえば、社会人の先輩である両親や大学のキャリアセンターの職員、あるいは他社で内定を得ている知人などに相談してみるのが良いでしょう。
自分では気づけなかった企業の懸念点や、逆に隠れた魅力に気づかされることも少なくありません。
また、事前に家族へ相談して合意を得ておくことは、入社直前のトラブルを防ぐためにも重要です。周囲からの応援を得て、すっきりとした気持ちで円満に就活を終わらせるためにも、冷静に話し合う時間を確保してください。
内定を安易に承諾しないほうが良い理由は、「早期選考の内定をとりあえず承諾するのはOK?後悔しないための対処法」の記事もご参照ください。
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自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない仕事を選んでしまうと、せっかく就職しても早期退職のリスクがあります。そこで活用したいのが、「適職診断」です。
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内定を保留するデメリット
内定保留は意思決定の時間を確保できる一方で、安易に保留を選択してしまうと、企業側との関係性に影響を及ぼす可能性があります。最悪の場合、就活の終了直前でトラブルに発展することもあります。
ここでは、内定保留するデメリットを解説するので、あらかじめ理解しておきましょう。
企業から「入社意欲が低い」と疑われる恐れがある
内定の保留を申し出ると、企業側から「自社への入社意欲が低いため、他社を優先しているのではないか」と疑われる恐れがあります。企業は多大なコストと時間をかけて採用活動を行っており、できるだけ早く確実に入社してくれる熱意のある人材を確保したいと考えているからです。保留期間が長引くほど、その懸念は強まってしまうでしょう。
このような疑念をもたれると、仮に最終的にその企業への入社を決意したとしても、入社前からマイナスの印象をもたれた状態でのスタートになりかねません。こうした経緯は社内で共有されることも多く、将来の配属先や人間関係に影響が及ぶ可能性もあります。保留したいときは、理由や期限を明確に伝え、誠実な態度で相談する姿勢を心掛けましょう。
内定を取り消されるリスクがある
企業側から内定を取り消されるリスクが生じる点も、内定保留をするデメリットです。法律上、簡単には企業が一方的に内定を取り消せませんが、保留期間があまりにも長過ぎる場合や、企業の定める期限を過ぎても返答をしない場合には、内定を辞退したものとみなされることがあります。
特に、採用枠が限られている中小企業や人気職種では、次のような状況が発生しやすいため注意が必要です。
・別の優秀な就活生で枠が埋まり、募集自体が終了してしまう
・「△日までに返答がなければ辞退とみなす」と期限を区切られる
・入社意欲を疑われ、採用担当者や配属予定先の社員からの印象が悪くなる
このように、内定保留期間を長引かせることは、せっかく獲得した内定を失う致命的な結果へつながる可能性があります。
内定の意味や取り消しの条件は、「【新卒】内定とは?内々定・採用との違いや獲得から入社までの流れを解説」の記事で解説しているので確認してみてください。
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内定を保留したいと感じる理由
内定保留を選択するときは、回答を考える時間を確保したい理由を明確にすることが重要です。浅い考えで返答してしまうと、「やはり別の企業にすれば良かった」「自分に合わない環境を選んでしまった」と後悔につながる可能性があります。
ここでは、内定を保留にしたいと感じる主な理由を解説するので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
第一志望企業の選考結果を待ちたいから
内定を保留したい理由は、第一志望の企業の選考が継続中であるためです。結果が判明しないまま入社を決断すると、将来「もし結果を待っていたら第一志望の企業に入れたかもしれないのに」という後悔が残り、内定先に就職しても仕事に全力を注げなくなる懸念があります。
納得感をもってキャリアをスタートさせるには、すべての結果が出揃った状態で比較・検討することが欠かせません。たとえば、現在の内定先が第三志望である場合、上位志望の結果を待たずに承諾することは、自身のキャリアに対する妥協になってしまいます。
後悔のない選択をするために、最後まで可能性を追求したいという思いが保留の選択につながっているでしょう。
なお、内定保留を願い出る際には、他社の選考状況を詳しく聞かれることも少なくありません。第一志望の選考が残っている場合のスマートな答え方については、「ほかに受けている企業を面接で聞かれたらどうする?好印象のコツを解説」の記事を参考に、企業側に悪印象を与えない回答を準備しておきましょう。
提示された労働条件を詳細に確認したいから
内定通知とともに示された条件面を冷静に精査したいのも、保留にしたい理由として挙げられます。求人票や面接時の説明だけでなく、契約内容として提示された「内定通知書」や「労働条件通知書」の細かい文言を読み解くには、それなりの時間が必要です。
キャリアチケットが25卒を対象に実施した調査によると、企業を選ぶポイントとして「業務・仕事内容(19%)」に次いで、「給与(16%)」や「勤務地(13%)」といった労働条件が上位に続いていることが分かりました。

この結果からも分かるとおり、近年の学生は実務内容を重視しつつも、それに見合う生活基盤(労働条件)が整っているかをシビアに判断する傾向にあります。キャリアのやりがいと同じくらい、現実的な生活の維持・向上を重視しているといえるでしょう。
月給の内訳や年間休日数、諸手当の有無など、生活に直結する項目は仕事選びで重要な要素です。これらを自分自身のライフプランと照らし合わせ、無理なく働ける環境かどうかを慎重に見極めるプロセスがあるからこそ、一定の保留期間が必要になるでしょう。
参照元
キャリアチケット
【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査
他社の内定と迷っているから
他社の内定と迷っているから、内定保留にしたいと考える人もいるでしょう。すでに複数の内定を保持している場合、どの企業が自分にとってベストな選択肢かを決めかねている状態に陥りやすいからです。
どの企業も魅力的にみえる、あるいはそれぞれに異なるメリットがある場合、優先順位をつけるのは難しいでしょう。自分のキャリアの軸が定まりきっていない段階では、一方を断る決断を下すのが怖くなり、結果として「回答を保留して考える時間を確保する」という選択をすることになります。
内定先への不安をもっているから
内定先への不安をもっていると、内定を保留したいという気持ちが強まるでしょう。選考中は分からなかった部分や直感的に感じた違和感が、内定後に膨らんでしまうケースも少なくありません。
一度承諾してしまうと後戻りがしにくいという心理的なプレッシャーのなかで判断するには、自身の不安要素を一つずつ整理する時間が必要です。「本当にこの社風に馴染めるだろうか」「Web上の評判にあるような過酷な環境ではないか」といった入社後のミスマッチを本能的に避けようとする心理が、保留という選択肢となって表れているといえるでしょう。
家族に相談して合意を得たいから
家族に相談して合意を得たいということも、内定を保留にしたいと考える理由の一つです。自分一人の判断で決めるのではなく、家族など身近な関係者の意見を尊重したいというケースも少なくありません。
特に環境が大きく変わる就職においては、家族の理解がそのあとの仕事への集中力を左右する場合もあります。家庭環境によって考慮すべき点は多岐にわたりますが、最終的には「周囲に自信をもって報告し、心からの祝福を得たい」という思いが、慎重な判断を促す要因となっているでしょう。
進学や留学も視野に入れているから
内定保留を検討するのは、就職という道だけでなく、大学院への進学や海外留学といった別の選択肢と迷っているケースもあります。学問への探求心や海外で挑戦したいという夢を捨てきれない場合、内定をすぐに承諾することは困難です。
自分のキャリアの第一歩として、本当にビジネスの世界へ飛び込むべきなのか、あるいは学びを深めるべきなのかを天秤にかける必要があります。人生の方向性を大きく左右する決断だからこそ、熟考するための時間を確保したいと考えるでしょう。
これから選考が始まる業界もあるから
これから選考が始まる業界もあることも、内定を保留したいと思う理由の一つです。志望している業界によっては、一般的なスケジュールよりも遅れて選考がスタートするため、内定を保留せざるを得ない場合があるでしょう。たとえば、公務員試験や一部のマスコミ、外資系企業などは、一般的な民間企業とは選考時期が大きく異なります。
すでに民間企業から内定を得ていても、これから始まる本命の試験を控えている就活生にとっては、まだ答えを出せない状況といえるでしょう。スケジュールに差がある業界を併願している場合は、必然的に長期の保留期間を検討せざるを得なくなります。
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内定保留を相談するときの6つのポイント
内定を保留にしたい場合は、企業に「相談する」というスタンスで伝えることが重要です。その際に誠実な対応を心掛けることで、企業との良好な関係を保ったまま返答を待ってもらえるでしょう。
ここでは、内定保留を相談するときのポイントを6つ解説するので参考にしてみてください。
1.内定通知後できるだけ早く相談する
内定の返答を遅らせたい場合は、通知を受けてからできるだけ早く相談しましょう。企業は採用スケジュールを組んでおり、内定者の返事次第で次の採用枠を調整する必要があるためです。連絡を先延ばしにするほど採用計画に支障をきたす恐れがあるため、早めの相談が重要となります。
もし連絡が遅れると、「志望度が低いのではないか」「社会人としてのマナーに欠ける」といったマイナスの印象を与えかねません。たとえ気まずくても、当日中か遅くとも翌営業日には保留の旨を伝えましょう。
2.電話で連絡したあとメールで内容を残す
内定保留の相談は、まず電話で直接伝えるのがマナーといえます。メールだけでは一方的な印象を与えやすく、担当者が内容をいつ確認したか把握しづらいためです。直接言葉で伝えることで、申し訳ないという誠意も伝わりやすくなるでしょう。
電話が終わったあとは、メールでもお礼と合わせて内容を送信しておくと安心です。記録として文面を残しておくことで、回答期限の認識違いといったトラブルを防げるというメリットがあります。このように口頭とテキストの両方で記録を残すことは、ビジネスにおけるリスク管理の一環としておすすめです。
電話をかける時間帯や不在時の対応にも配慮する
企業へ電話をかける際には、相手の業務スケジュールに配慮した時間帯を選ぶことが求められます。
以下の時間帯は、担当者が比較的多忙であるケースが多いため避けるのが賢明です。
・始業直後:午前9時〜10時ごろ
・昼休憩:正午〜午後1時
・終業間際:午後5時〜午後6時以降
もし担当者が不在だった場合は、折り返しを待つのではなく、自分から再度かけ直す旨を伝えてください。伝言をお願いする際は、取り次いでくれた方への感謝を忘れず、氏名と用件を簡潔に伝えるのがマナーです。
3.具体的な回答期限を自分から提示する
保留をお願いする際は、「いつまで待ってほしいか」という具体的な日付を自分から提示しましょう。期限を曖昧にしたまま「少し考えさせてください」と伝えても、企業側はいつまで待てば良いか判断できず、困惑させてしまいます。
あまりに長い期間を指定すると企業の熱意を損なうだけでなく、最悪の場合は内定を取り消されるリスクも。カレンダーを確認し、現実的に決断できる最速の日程を伝えるようにしてください。
4.入社意欲があることをアピールする
内定を保留する際には、入社意欲をアピールすることが大切です。企業側はあなたを高く評価し、「一緒に働きたい」と考えて内定を出しています。そのため、単に保留を伝えて待たせてしまうと、「志望度が低いのではないか」とネガティブな印象をもたれかねません。
内定保留を伝える際には「検討中ではあるが、入社への前向きな気持ちはある」という姿勢を明確に示してください。保留の理由を誠実に伝えるのはもちろん、その企業のどこに魅力を感じているか、あるいは入社後にどのように貢献したいと考えているかを添えましょう。
そうすることで、企業側の不安を払拭し、良好な関係を維持したまま回答を待ってもらえるはずです。
5.保留が必要な正当な理由を誠実に説明する
なぜ今すぐ返答できないのか、納得感のある理由を正直に話しましょう。嘘をついてしまうと、あとの会話で矛盾が生じて信頼を失う原因になりかねません。
たとえば、以下のような具体的な事情であれば、企業側にも状況を理解してもらいやすい傾向にあります。
・「第一志望の企業の最終選考が△日に控えているため」
・「将来に関わる重要な決断なので、両親と対面で相談したい」
・「入社後のキャリアプランや待遇について、自分の中で整理したい」
このように背景を丁寧に説明すれば、企業側も「それなら仕方ない」と歩み寄ってくれるはずです。
6.最低限のビジネスマナーを守る
学生気分を捨てて社会人としての正しいビジネスマナーを遵守することが、内定保留を穏便に進めるための大前提となります。言葉遣いや敬語の使い方はもちろん、相手の時間を割いてもらっていることへの配慮を怠ってはいけません。
横柄な態度や馴れ馴れしい口調は、それまでの高評価を一瞬で白紙に戻してしまいます。たとえば、日常で使いがちな以下の言葉遣いは、ビジネスシーンに適した表現に言い換えましょう。
| 不適切な言葉 | 言い換え方 |
|---|---|
| すいません / すいませんが | 恐れ入りますが / 申し訳ございません |
| 〜の方(ほう)はどうしますか? | 〜はいかがいたしましょうか? |
| 一応(いちおう)確認ですが | 念のため確認させていただきますが |
| ちょっと考えさせてください | 少々お時間をいただけますでしょうか |
| なるほどですね | おっしゃる通りです / 左様でございます |
| よろしかったでしょうか | よろしいでしょうか |
| わかりました | 承知いたしました / かしこまりました |
また、SNSの取り扱いにも細心の注意を払いましょう。内定保留に関する悩みをWeb上に書き込む行為は、企業の目に触れる可能性があるため危険です。情報管理の意識をもち、最後まで公私の区別をつけた誠実な対応を貫くことが、自身の身を守ることにもつながります。
保留期間の延長を相談するときも慎重な交渉が必要
一度決めた回答期限をさらに延ばしてもらうのは、本来避けるべき事態です。しかし、どうしても他社の選考が長引くなど、やむを得ない事情が発生することもあるでしょう。その場合は、一度目の相談よりもさらに丁寧かつ慎重な交渉が求められます。
追加の延長をお願いする際は、現在の状況をより詳細に説明し、必ず「これが最後のお願いである」という強い覚悟を伝えてください。何度も延長を繰り返すと、採用担当者からの信頼を損なうだけでなく、最悪の場合は「入社意欲が低い」と判断され、内定の維持が難しくなる可能性もあるため、細心の注意が必要です。
万が一、延長を依頼する必要が出てきた場合、スムーズに対応できるように、「内定承諾期間は延長できる?依頼時のマナーや電話・メールの例文を紹介」の記事をチェックしておいてください。
かんたん1分!無料登録失敗しない企業選びを知りたい
【手段別】内定保留を伝えるときの例文
連絡手段としては、まずは電話で誠意を伝え、そのあとに証拠としてメールを残すのがビジネスの基本です。状況に応じた適切な言い回しを使い分けることで、企業との良好な関係を維持したまま、考える時間を確保できるでしょう。
ここでは、実際に内定保留を伝える際の例文を、電話とメールで伝える場合に分けてそれぞれ解説します。
電話で伝える場合
電話会話例
窓口はい、株式会社△△です。
お世話になっております。
△△大学△△学部の△△(氏名)と申します。人事部の△△様に、内定のお返事の件でおつなぎいただけますでしょうか。
窓口少々お待ちください。
採用担当者もしもし、お電話かわりました。
お世話になっております。△△大学の△△(氏名)と申します。先日は内定のご連絡をいただき誠にありがとうございました。御社にご評価いただけたこと、心より感謝申し上げます。
現在、前向きに検討させていただいておりますが、本来であればすぐにお返事するべきところ、現在選考が進んでいる他社の結果を踏まえ、自分自身が一番納得できる形で決断を下したいと考えております。
誠に勝手なお願いで恐縮ですが、△月△日まで回答をお待ちいただくことは可能でしょうか。
採用担当者承知しました。
ありがとうございます。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
採用担当者では、ご連絡をお待ちしています。
本日はお忙しいところご対応いただき、ありがとうございました。(相手が通話を終了してから電話を切る)
電話で伝える場合には、まず内定をもらったことへのお礼を述べ、保留したい旨と理由、期日を伝えましょう。このとき、返事を保留することへのお詫びの言葉も忘れずに伝えてください。
メールで伝える場合
メールで内定保留を依頼するときの例文
件名:内定承諾期間のご相談(△△大学△△学部 氏名)
本文:株式会社△△
人事部 採用担当 △△様
お世話になっております。△△大学△△学部の△△(氏名)です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。数ある候補者のなかから私を評価していただけたこと、心より感謝申し上げます。
内定承諾のお返事につきまして、本来はすぐにでもお返事するべきところですが、誠に勝手ながら他社の選考結果が出揃う△月△日(△曜日)までお時間をいただくことは可能でしょうか。
現在、かねてより選考が進んでおりました他社の選考も最終段階を迎えております。大変勝手なお願いではございますが、その結果も含めて改めて自身のキャリアを熟考し、「やはり貴社で働きたい」という強い覚悟を持って、納得した形で貴社での仕事に邁進したいと考えております。
勝手なお願いであることは重々承知しておりますが、後悔のない決断をしたく存じます。何卒ご検討いただけますと幸いです。
まずは取り急ぎ、お礼とご相談を申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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△△大学△△学部△△学科4年
氏名
携帯電話:090-0000-0000
メールアドレス:△△@△△.jp
〒000-0000 東京都△△区△△1-2-3
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内定の保留についてメールで連絡する場合も、内定をもらったことへのお礼や保留の理由・期間、謝罪の文を必ず入れます。
企業に電話をしたものの担当者につながらなかった場合は、本文で名乗ったあとに「先ほどお電話いたしましたが、ご不在のようでしたので取り急ぎメールにてご連絡しております」と断りを入れると良いでしょう。
なお、会社にメールを送る際は本文の最後に署名を入れるのがマナーです。就活での署名には、大学名・学部名・学科名・学年、氏名、電話番号、メールアドレス、住所を記載してください。
本文と署名の区別がしやすくなるよう、上記の例文のように「-」(ハイフン)を使って線を引くのがおすすめです。
そのほか、企業に対する敬称は、電話(話し言葉)なら「御社」、メール(書き言葉)なら「貴社」という点にも注意しましょう。
内定保留を伝える際の例文は、「内定保留はどうやる?電話・メールでの好印象な伝え方や例文を紹介」でも解説しています。
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【回答別】内定保留後に企業に連絡をするときの例文
内定を保留したあとは、決めた期限までに必ず自分から結論を伝えなければなりません。承諾する場合も辞退する場合も、相手企業への敬意を忘れずに連絡することが社会人としてのマナーです。
連絡方法は、まずは電話で担当者へ直接伝えましょう。もし担当者が不在の場合や、企業側からメール指定がある場合は、メールで送付するのがおすすめです。
ここでは、承諾する場合と辞退する場合に分けて電話で伝えるときの例文を解説するので参考にしてみてください。
内定を承諾する場合
電話で内定を承諾する場合の例文
お世話になっております、先日内定をいただきました△△大学の△△(氏名)です。回答をお待ちいただいていた件で、ぜひ御社の内定をお受けしたくお電話いたしました。
お時間をいただき、誠にありがとうございました。 4月から精一杯努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
保留していた内定を承諾すると決めたら、まずは待っていただいたことへの感謝を伝えることが大切です。お礼を添えて入社への意欲をしっかりと伝えますが、その際は「入社をお願いする」ではなく、内定を「お受けする」や「承諾する」といった言葉選びを意識しましょう。
承諾の意思を伝えたあとは、入社承諾書の送付方法や今後のスケジュールについて指示があるはずです。あらかじめメモの準備をしてから電話をかけ、不明点があればその場で確認しておくと安心でしょう。
内定承諾する際の伝え方は、「内定承諾を電話で伝えるには?新卒向けの受け答え例文やマナーを解説!」の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
内定を辞退する場合
電話で内定を辞退する場合の例文
お世話になっております。先日内定をいただきました△△大学の△△(氏名)です。
先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
せっかくのお申し出ではございますが、検討の結果、この度は内定を辞退させていただきたくご連絡差し上げました。
貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、このような回答となりましたこと、深くお詫び申し上げます。本来であれば直接お伺いして、お詫びすべきところでございますが、お電話にて失礼いたします。
最後になりますが、御社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
内定を辞退する場合は、結論を先延ばしにせず、はっきりと伝えるのがマナーです。期待を寄せてくれた企業に対して申し訳ない気持ちはあるでしょうが、曖昧な表現を避けて感謝と謝罪を伝えましょう。
基本的には「検討の結果」と伝えるだけで十分ですが、もし辞退理由を深掘りされた場合は「より自分の適性に合うと感じる他社とのご縁があった」など、他社比較の結果であることを正直に、かつ丁寧に説明してください。
ただし、具体的な社名を出す必要はありません。あくまで方向性の違いや自身の適性に焦点を当てて話すのがスマートです。
内定辞退は法律上入社の2週間前なら問題ない
内定を辞退することに強い不安を感じる人もいますが、「民法第627条」によると、解約の申し入れから2週間が経過すれば契約は終了します。
つまり、法的には入社の2週間前までに伝えれば、辞退が可能です。この法律は労働者の職業選択の自由を保護するためのものであり、内定段階の学生にも適用されます。
ただし、企業側はあなたを迎え入れるために、デスクの準備や研修の手配、備品の購入など、多大なコストと時間を費やしている状況です。入社直前の辞退は、それらの準備を無に帰し、企業運営に支障をきたす可能性も否定できません。法的に可能であることと、相手への誠実な対応は別問題として考える必要があります。
納得できる就活にするためにも、決断ができ次第、1日でも早く連絡するのが社会人としてのマナーといえるでしょう。
参照元
e-Gov法令検索
民法(明治二十九年法律第八十九号)
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内定保留で考えられるトラブルとその対処法
内定保留を申し出る際には、企業側との間でトラブルが発生するリスクを想定しておくことが大切です。新卒採用を行う企業は、年間計画に基づいて採用活動を進めているため、内定保留によって採用スケジュールに狂いが生じることを懸念します。
もしトラブルに発展しそうな場合でも、適切な対処法を知っていれば、冷静に対応して円満な解決へ導くことが可能です。就活をトラブルなく、お互いに納得のいく形で終わらせるために、想定される主なトラブルとその対処法をあらかじめ確認しておきましょう。
企業から「保留はできない」と断られる
企業に内定保留を願い出た際、採用スケジュールの都合などから「保留は認められない」と断られてしまうケースが少なくありません。企業側としては、内定辞退のリスクを避けて早く採用枠を確定させたいため、保留を拒否することがあるためです。
特に、採用人数が少ない中小企業やベンチャー企業、あるいは選考のピーク時期には、待ってもらうのが難しい傾向にあります。
保留を断られてしまった場合は、一方的に自分の要望を押し通すのではなく、なぜ保留が必要なのかという正当な理由を誠実に伝えることが重要です。たとえば、「他社の選考が最終局面にあり、後悔のない選択をするために1週間だけ待っていただきたい」といった具体的な状況を説明しましょう。
それでも企業側が譲らない場合は、その場で無理に返事をするのではなく、一度持ち帰って家族に相談するなど、検討する時間を数日だけでももらえるよう最後の交渉を試みてください。
その場で内定承諾を迫るオワハラに遭う
内定を出す条件として、その場で他社の選考を辞退して就職活動を終えるように強く迫られる、いわゆる「オワハラ(就活終われハラスメント)」に遭うトラブルも存在します。企業側としては、優秀な人材を確実に確保したいという焦りから、高圧的な態度をとってしまうことがあるのです。内定保留を切り出した途端に態度が急変し、プレッシャーを与えられるケースも少なくありません。
もしこのようなオワハラに遭遇したとしても、その場の雰囲気に飲まれて安易に流されてしまわないよう、まずは冷静に「持ち帰る」姿勢を示すことが大切です。なお、万が一、強いプレッシャーに負けてその場で承諾の返事をしてしまったとしても、法的にはあとから辞退することが可能です。
ただし、後々のトラブルや心理的負担を避けるためにも、まずはその場をうまく切り抜ける方法を覚えておきましょう。オワハラを切り抜けるための主な対処法は、以下のとおりです。
| 状況 | 具体的な対処法 |
|---|---|
| その場で決断を迫られたとき | 「一生を左右する決断なので、一度持ち帰って家族としっかり相談して決めたい」と伝える |
| 他社の辞退を強要されたとき | 「他社の選考も最後までやり遂げることで、納得感をもって御社に入社する覚悟を決めたいと思います」と熱意を絡めて伝える |
| 高圧的な態度を取られたとき | 感情的にならずに冷静さを保ち、「本日は一度持ち帰らせてください」と伝えてその場を離れる |
オワハラを受けたときは、一人で抱え込まず、第三者に相談するのがスムーズに解決するカギです。相談先には、以下の機関が挙げられます。
・大学のキャリアセンター
・新卒応援ハローワーク(または労働局の総合労働相談コーナー)
・弁護士などの法律の専門家
客観的なアドバイスをもらえるだけでなく、悪質なケースでは大学から企業へ抗議してもらえることも。不安やプレッシャーを我慢せず、まずは信頼できる窓口へ早めに相談しましょう。
オワハラを受けたときの対処法は、「【新卒】オワハラとは何の略?該当する事例や受けたときの対処法を紹介」の記事でも解説しているのでチェックしてみてください。
保留期間中に内定を取り消される
一度は内定保留を認めてくれたにも関わらず、その保留期間中に企業側から内定を取り消されてしまうというトラブルが起こることもあります。企業が「入社意欲が低い」と判断し、ほかの志望度の高い学生を優先して採用してしまうことが主な原因です。また、業績の急激な悪化など、企業側のやむを得ない事情が重なって発生する場合もあります。
法律上、内定が出た時点で「始期付解約権留保付労働契約」が成立したとみなされるため、企業側が客観的に合理的な理由なく一方的に内定を取り消すことは認められません。そのため、「他を優先したい」といった企業都合の理由は、原則として合理的な理由にはならないのです。
しかし、口頭だけで保留のやり取りを終えていると、言った・言わないの水掛け論になり、トラブルの解決が難しくなってしまいます。
このような事態を防ぐための対処法として、内定保留の合意を得た際は、必ず書面やメールなどの記録として残しておくようにしてください。電話で許可をもらった場合でも、そのあとに「先ほどお電話にて、△月△日まで回答を待っていただける旨をご快諾いただき、誠にありがとうございました」といった確認メールを送信しておくのが確実です。
万が一、不当な理由で内定を取り消されてしまった場合には、まずは大学の窓口や弁護士などの専門家に相談し、証拠となるメールを提示して今後の対応を仰ぐようにしてください。
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内定保留の期間について悩んでいる人へ
新卒の就活において、内定保留ができる期間は一般的に1週間程度です。しかし、第一志望の選考状況や自分自身の将来への不安から、その短期間で決断を下すのは決して容易ではありません。
「保留を伝えるとき、どれくらい待ってもらえるか分からない」「第一志望の結果が出るまで待ってほしいけれど、どう伝えれば角が立たないだろうか」と、一人で悩みを抱え込んでしまう学生もいるでしょう。
内定保留の期間や伝え方に悩む方は、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、専属のキャリアアドバイザーが、あなたの悩みに1対1で相談に乗ります。内定保留期間に関する悩みはもちろん、あなたにぴったりの求人を紹介したり、選考対策のサポートをしたりして辞退後の支援も実施しているので納得できる仕事選びが可能です。
また、自己分析の深掘りや企業研究のサポートもしているので、あなたの強みやビジョンに合った企業を一緒に見つけられるでしょう。内定保留期間をはじめ、就活に関する不安を感じたら、お気軽にお問い合わせください。
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内定保留の期間に関する質問
ここでは、内定を保留できる期間に関する質問をQ&A形式で回答します。
内定保留で取り消されることはある?
正当な理由なく企業側から内定を一方的に取り消すことは、法律上困難です。ただし、「保留期間」には限度があります。企業が提示した期限を無断で過ぎたり、明確な理由なく長期間の保留を要求したりすると、「入社の意思がない」とみなされ、採用枠をほかの候補者に回されるリスクはあるでしょう。
誠実なコミュニケーションを維持し、具体的な回答日を提示していれば、即座に取り消されることは稀です。スムーズに納得のいく決断を下し、入社準備へ移行できるよう、内定獲得後の流れを把握しておきましょう。
不当な内定取り消しを受けたときの対処法は、「【新卒向け】内定取り消しが怖い…違法となるケースや不当な場合の対処法」を参考にしてみてください。
「内定保留できない」と言われたらオワハラになる?
単に「保留できない」と伝えること自体は、採用枠の確保など企業側の都合もあり、直ちにオワハラとはいえません。しかし、「今すぐ他社の選考を辞退しろ」と強要したり、承諾書を書くまで帰さなかったりといった高圧的な態度は明確なオワハラに該当します。
内定の承諾や誓約書に法的拘束力はないため、 企業側の対応に強引さを感じたり、決断に迷いがある場合は、その場で無理に返答せず、「親や大学と相談して△日までに回答します」と伝えて一度持ち帰りましょう。困ったときは、大学のキャリアセンターや公的な窓口へ相談してみてください。
内定保留をすると印象悪くなるのではと不安
内定保留を依頼しただけで、即座に印象が悪くなるとは限りません。企業側も、学生が他社と比較検討していることは十分に理解しているからです。
保留を伝える際は、単に「待って欲しい」と伝えるのではなく、「納得感をもって決断し、御社に貢献するために、現在進んでいる選考を最後までやり遂げたい」といった前向きな理由を添えましょう。誠実な姿勢をみせることで、志望度を疑われるようなマイナスの印象を避け、企業側にも納得して待ってもらいやすくなります。
ただし、理由を曖昧にしたり、返答を先延ばしにして連絡を放置したりすることは厳禁です。これらは不誠実な印象を与え、入社後の信頼関係に悪影響を及ぼしかねません。「誠実な報告」と「入社意欲」をセットで伝え、内定獲得後も企業と良好な関係を維持することを心掛けましょう。
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