グループディスカッションで落ちる人の特徴とは?突破に向けた7つの攻略法

このページのまとめ

  • グループディスカッションでは発言が多すぎても、少なすぎても落ちる可能性が高まる
  • グループディスカッションではメンバーに配慮し、グループ全体に貢献することが重要
  • グループディスカッションの前に、基本的な流れや役割ごとの動き方を把握しておくべき

グループディスカッションで落ちる人の特徴とは?突破に向けた7つの攻略法のイメージ

「グループディスカッションで落ちる…」と悩んでいる人には共通する特徴があります。選考を突破するには、落ちる特徴や原因を理解したうえで、入念な対策を進めることが重要です。

この記事では、自分ではなかなか気づきにくい失敗の原因やグループディスカッションを突破するための7つの攻略法、苦手と感じるときの対処法などを解説します。グループディスカッションの苦手意識を克服して、選考をスムーズに進めましょう。

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目 次

グループディスカッションで落ちる人の割合

グループディスカッションで落ちる人の割合に関して、正確な数値は公表されていませんが、基本的には企業の選考倍率と比例する傾向にあります。

したがって、倍率が高い企業の選考に参加する場合は、グループディスカッションで落ちる可能性も高くなるため、念入りに練習・対策をする必要があるでしょう。

また、社風や業務の特性上、グループディスカッションの結果を重視している企業もあります。特に、就活生の協調性やコミュニケーション能力を重視している企業の場合、グループディスカッションの結果が合否に大きな影響を与える可能性も高いといえるでしょう。

グループディスカッションに通らない原因と対処法については「グループディスカッションの役割と向いている人の特徴は?評価されるコツも」も参考にしてください。

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グループディスカッションで落ちる4つの原因

グループディスカッションで落ちてしまう原因を4点紹介します。どれほど能力が備わっていても、選考ポイントを押さえていなければ、評価されずに不採用になってしまいます。どのような部分がマイナス評価につながるかを解説するので、ぜひ参考にしてください。

1.企業の評価ポイントを理解していない

グループディスカッションでは、以下のような項目から就活生の思考力や協調性がチェックされています。

・人の話を聞く力があるか
・ロジカルシンキングができるか
・議論全体の流れが把握できるか
・自分の与えられた役割を全うできるか など

どれほど能力が秀でていても、企業の評価ポイントから外れてしまうと、効果的なアピールにつながりません。企業のWebサイトなどをチェックし、社風や求める人物像をリサーチして選考に挑みましょう。

なお、グループディスカッションの評価基準については「グループディスカッションの4つの評価基準とは?重要なのは絶対評価」でもも参考にしてください。

2.議論の流れを掴めていない

グループディスカッションの基本的な流れを理解できていない場合、選考で落ちる原因になります。議論の流れを掴んでいないと、話を時間内にまとめるのが難しくなり、ほかのメンバーにも迷惑をかけてしまいます。

協調性をチェックされる場で周りに迷惑となる行為は、マイナスの評価につながる原因となるため、スタートから発表までの流れを必ず予習しておきましょう。

なお、グループディスカッションの基本的な流れについては「グループディスカッションとは?進め方や評価されるポイントを解説!」も参考にしてください。

3.企業が求める人材ではない

企業が求める人材に合っていなければ、グループディスカッションで進行役を務め、スムーズなリーダーシップを発揮できたとしても、必ず選考に受かるとは限りません。

例えば、新しい風を運んできてくれるような斬新な発想力が求められている場合、「まとめ役」のポスト・役割は埋まっているため「今は必要ではない」という判断が下ります。

就職活動には「必ず通過する」という正解はありません。なぜなら、企業ごとに必要としている人物が異なり、判定の基準も企業によって大きく変化するからです。

どうしても入社したい企業がある場合は、徹底的に企業研究を行い、事前にその企業に求められる人物像を把握したうえで選考に臨みましょう。企業研究の効率的な進め方については「企業研究ノートとは?就活の効率を良くする上手な活用方法」も参考にしてください。

4.事前準備が足りていない

面接対策は万全でも「グループディスカッションの練習はしていなかった」という人もしばしば見られます。

準備不足は緊張を招く要因になります。過去のグループディスカッションはどのような流れだったか、どのような課題だったかなどを調べ、練習を繰り返しておくのが効果的です。

グループディスカッションの流れや形式を知り、事前対策の強化については「グループディスカッション対策をご紹介!テーマ別にポイントと対策を解説」も参考にしてください。

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グループディスカッションで落ちる人の特徴

グループディスカッションで落ちてしまう人にあてはまる6つの特徴を紹介します。「グループディスカッションでうまくアピールできない」と感じている人は、自分に該当するものがないかチェックしてみましょう。

1.自分の意見を言えない

消極的になり自分の意見を言えない人や、他人の意見を真似た発言ばかりしている人は、グループディスカッションで落ちる可能性が高まります。自分の意見をうまく伝えられないと、採用担当者に「積極性がない」「やる気がない」といった印象を与えかねません。

また、発言が少ない人も選考に落ちる可能性が高いといえます。特に、緊張しやすい人や人見知りな傾向がある人は要注意です。グループディスカッションでは個人の意見や行動が評価の対象になるため、自分の言葉で発言するように心がけましょう。

2.アピールが強すぎる

積極性に欠けるのはよくありませんが、発言しすぎるのもマイナスイメージになります。

グループディスカッションはチームで議論する場です。人が意見を述べようとしているのに気づかなかったり、自分の持ち時間を超えて話し続けたりすると、「自己主張が強すぎる」「グループディスカッションの意図をわかっていない」といった悪い印象を与えてしまう可能性があります。

企業は議論を通して、協調性やコミュニケーション能力の高さも評価しているので、自分だけ目立とうとアピールしすぎるのは控えましょう。

3.的外れな発言が目立つ

グループディスカッションでは出された課題や質問の内容、会話の流れに沿わない的外れな発言が目立つと、協調性がなく、自分勝手な印象になります。

また、自分の意見を押し通そうとしたり、グループの取組みに悪影響を与えたりするような発言もよくありません。会話の流れを汲み取った的確な意見を述べることが大切です。

4.否定的な発言が多い

グループディスカッション中は多彩な意見をそれぞれが出し合うので、時には人の意見を否定したくなることもあるでしょう。ただし、人の意見を否定するばかりで会話の流れを止めている場合は注意が必要です。

相手の意見に賛成できない場合は、「自分はこう思う」だけではなく、会話が発展するように「それに対してどう思うか」をメンバーに質問しましょう。建設的な会話を心がけることが大切です。

5.話をまとめられない

グループディスカッションには、あらかじめ制限時間が設けられています。にもかかわらず、1人が長々と話し続けてしまうと、ほかの人が発言する時間が減り、グループ全体の意見がまとまりません。

意見を述べるときは、議論の流れを汲み、簡潔にわかりやすくまとめましょう。

6.自分の役割を果たせていない

グループディスカッションではそれぞれに役割分担があります。例えば、以下のように与えられた役割を果たせていないと、企業からのマイナス評価につながりかねません。

・進行役なのにひとつの議論に集中してしまって話が滞る
・書記を担っているのに発言ばかりして要点の書き記しを疎かにしてしまう
・タイムキーパーなのに時間を管理できていない など

グループディスカッションは、与えられたテーマを制限時間内に結論を出し、まとめることがゴールです。自分に与えられた役割を忘れずに、全うするように心がけましょう。

なお、グループディスカッションに落ちやすい人の特徴については「グループディスカッションとは?基本知識から落ちやすい就活生の特徴まで」も参考にしてください。

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グループディスカッションにおける3つの評価ポイント

企業側の視点を知るのも、グループディスカッションを成功させるための対処法の一つです。3つの評価ポイントを具体的に解説するので、ぜひ参考にしてください。

1.周囲に気を配れているか

企業はグループディスカッションを通して、周囲に気を配れる人材なのかというポイントを評価しています。

就活において、自分をアピールするのは非常に大切なことです。しかし、個人の評価を意識するあまり、人の発言中に意見を被せたり、意見を無視したりするのは「周りへの配慮に欠けている」といったマイナスの印象を与えかねません。

そのため、自分の発言やアピールだけでなく、以下のような周囲への気配りも意識しましょう。

・発言できていない人に対し話を振る
・人が話している際に適度に相槌を打つ
・笑顔でグループ内の雰囲気を和らげる など

視野を広く持ち、議論が円滑に進むようなサポートができると高評価につながります。

2.積極的に発言しているか

グループディスカッションでは、参加者の積極性も評価の対象です。議論のなかで積極的に発言できれば、入社意欲の高さをわかりやすくアピールできます。

ただし、積極的の意味を履き違えないように注意してください。発言の内容が薄かったり、テーマに沿っていなかったりする場合、いくら発言数が多くても高評価にはつながりません。

また、積極性を意識するあまり、自分だけが長々と発言してしまうと、グループディスカッションにおける本来の趣旨とは外れてしまいます。発言の整合性を意識しつつ、あくまでも自分の持ち時間内で積極的に自分の意見を述べるように心がけましょう。

3.グループに貢献できているか

グループに貢献するよい発言や行動ができるかという点もチェックされます。例えば、以下のような動きができると、高評価につながるでしょう。

・論点がズレてしまったことに気づいて元の議題に沿った話題に戻す
・的確な時間配分でグループディスカッションの進行を管理する
・議論の要点をまとめて、的確な結論を導き出す など

上記のような項目から、企業は「入社後、チームのなかで活躍できそうか」「管理職の適性はあるか」といった就活生の将来性を評価しているのです。

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グループディスカッションをスムーズに進めるコツ

グループディスカッションをスムーズに進めるためのコツを4つ紹介します。大切なことばかりなので、しっかりチェックしておきましょう。

1.事前の雑談で緊張をほぐす

事前に時間があれば、議論を交わすメンバーと雑談して打ち解けておくのがおすすめです。

会話の内容は些細なことでかまいません。発言しやすい雰囲気を作っておけば、緊張がほぐれ、本番でも話しやすくなるでしょう。

また、多少なりともメンバーの人柄を知っておけば、適性を考慮したうえでスムーズに役割を分担できるので、時間の節約にもなります。

グループディスカッションをきっかけに交流が深まれば、議論後にフィードバックをしあったり、就活に関する情報を交換できたりする仲間が増える可能性もあります。選考を突破した場合は将来の同僚になる可能性もあるので、良好な関係を築くためにも積極的なコミュニケーションを心がけましょう。

2.ポジション争いはしない

担当する役割を決める際は、建設的に話し合うことが大切です。ポジション争いになってしまうと無駄な時間を消費するだけでなく、採用担当者の印象が悪化する原因にもなります。そのため、「△△の役割しかやらない」など、グループメンバーへの配慮が足りない自分勝手な発言は控えましょう。

できれば満遍なく役割の立ち回り方を予習しておき、被った場合は譲り合うように心がけてください。グループ内の調和を意識したバランサーとしての動き方をアピールできれば、採用担当者からの高評価が期待できるでしょう。

3.人の話をよく聞く

議論の内容をきちんと理解し、それに対する意見を述べるのは、社会人として重要な資質です。グループディスカッションにおいても評価されるポイントですので、誰かが発言している時は真剣に耳を傾けてください。

ただし、自分では真剣に聞いているつもりでも、周りに伝わっていないケースがあるため、頷きや相槌などのアクションを意識して行いましょう。

4.ロジカルに話す

発言する際は、最初に結論を提示するように心がけてください。その後に、なぜそのような結論にいたったのか理由を付け加えるイメージです。

「私は△△だと思います。理由は2つ。1つ目は△△で、2つ目は△△だからです。」というように、順序立てて述べれば、相手にも効率よく伝わります。

論理的な話し方は社会人の基本でもあるため、この機会に習得しておくとよいでしょう。
ロジカルシンキングのトレーニング方法についてはは「ロジカルシンキングとは?就活に役立つ効果的なトレーニング方法」も参考にしてください。

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グループディスカッションを突破するための攻略法7選

グループディスカッションを突破するための攻略法を7つ紹介します。第一志望の企業からの内定を獲得し、就活を成功させるためにも、しっかり準備しておきましょう。

1.基本の流れや役割を把握する

グループディスカッションでは、グループで議論した内容を時間内にまとめて結論を出すことが重要です。スムーズに議論を進めるためには、以下のような一連の流れを理解しておく必要があります。

1.自己紹介
2.役割決め
3.前提条件の確認
4.時間配分の決定
5.議論開始、アイデア出し
6.意見・アイデアのまとめ
7.発表

また、役割の種類や適切な動き方も予習しておくべきです。グループディスカッションのおもな役割としては、以下のようなものが挙げられます。

・司会、ファシリテーター
・タイムキーパー
・書記
・アイデアマン
・監視役

なお、チームメンバーは選考当日に発表されるため、状況に応じて臨機応変に対応することが重要です。ほかのメンバーと希望する役割が被ってしまうケースも考慮して、どのような役割でも対応できるような柔軟性を身につけましょう。

グループディスカッションの基本的な流れや役割については「グルディスの通過率をあげるためのコツを紹介!基本的な流れや役割の解説も」も参考にしてください。

2.何度も練習を積む

グループディスカッションを通過するには、何度も繰り返し練習を重ねることが重要です。具体的には、以下のような方法で実践的な練習を積みましょう。

・仲のよい友達や家族と実践形式で練習する
・学校のキャリアセンター(就職課)の練習会に参加する
・民間企業のセミナーに参加する

練習のファーストステップでは、仲のよい友達や家族に協力してもらうとよいでしょう。

友達や家族との練習は、いつでも気軽に実践練習ができるという部分がメリットです。一方で、ディスカッションしているつもりが途中で話が脱線してしまう場合もあるので注意しなければなりません。

親しい間柄でグループディスカッションする場合は、面接会場にいると想定し、議論のテーマと時間を決めて行いましょう。また、フィードバックの際には、採点方式を取り入れると評価がわかりやすくなります。

なお、グループディスカッションセミナーの参加メリットについては「就活グループディスカッションセミナーって?概要と参加のメリットをご紹介」も参考にしてください。

3.実践で場慣れする

第一志望の企業のグループディスカッションに挑む前に、志望度の低い企業を受けて慣れておくのもひとつの方法です。本番でしか味わえない緊張感になれておくと、志望度が高い企業のグループディスカッションでも発言しやすくなります。

また、グループディスカッションを実施しているインターンシップに参加するのも、効果的な練習方法です。業務体験の一環としてグループディスカッションの練習ができるため、非常に有意義な方法といえるでしょう。

インターンシップのエントリー方法については「インターンシップの申し込み方法6選!応募の流れやメールの送り方も解説」も参考にしてください。

4.GD用参考書で練習問題を解く

グループディスカッションの参考書を使って、本番で頻出する問題を解いてみてください。最後まで練習問題を解くことで、論理的思考力や課題解決能力を養えます。

また、グループディスカッションの専門書以外のビジネス書を読むことも重要です。特に、評価基準となる傾聴力や論理的思考力に関する書籍は、グループディスカッションを成功させるための参考になります。

書籍を使った練習は1人でも手軽にできるため、隙間時間を有効活用してグループディスカッション対策に取り組みたい人におすすめです。

5.日頃から情報収集を徹底する

グループディスカッションにおける議論のテーマになりそうな情報を常にインプットしましょう。議論のテーマとして取り上げられる内容は、各業界に特化したニュースや時事に関するものが多い傾向にあります。日頃から、テレビニュースや新聞、SNSを活用し、積極的に情報収集に努めましょう。

また、集めたテーマに対し、自分の考えを持っておくことも練習になります。議論のテーマを想定し、制限時間内に自分の意見をまとめられるように練習しておくと、本番でも効果的なアピールができるでしょう。

グループディスカッションで頻出するテーマについては「就活のグループディスカッションで頻出するテーマとは?対策法も解説!」も参考にしてください。

6.オンライン対策も忘れずに行う

近年増加しているオンライングループディスカッションへの対策も実施しておきましょう。具体的には、以下のような準備を進めてください。

・Web会議ツールの操作・設定方法を予習しておく
・自宅の通信環境を確認しておく
・相手目線で背景や表情がどう映るかをチェックしておく

また、オンライングループディスカッションは、対面よりも身振り手振りや表情、声の強弱が伝わりにくい傾向があります。そのため、普段よりもオーバーリアクションを心がけるとスムーズに議論が進みやすくなるでしょう。

7.就活のプロと練習する

グループディスカッションを通過したいなら、就活エージェントを利用するのもおすすめです。就活エージェントには、企業の採用活動を熟知したキャリアアドバイザーが在籍しており、選考を突破するためのアドバイスがもらえます。

なかには、グループディスカッション対策のポイントや企業ごとの評価基準を教えてくれるのはもちろん、面接対策やマナー、話し方のフィードバックを受けられるサービスもあります。無料のサービスが多く、グループディスカッションを含む選考対策として非常に効果的な方法なので、積極的に活用するのがおすすめです。

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喋らなくても受かる?グループディスカッションが苦手な場合の対処法

就活生のなかには「コミュニケーションが得意じゃない」「自分の意見を積極的に言いづらい」など、グループディスカッションに苦手意識を持つ人も少なくありません。

そのような就活生のために、グループディスカッションが苦手な場合の対処法を3つ紹介します。

聞き役に徹する

積極的に発言するのが苦手な人は、聞き役に徹するのがおすすめです。ただし、聞き役だからといって、全く発言しなくてよいわけではありません。あくまでもグループメンバーの意見をよく聞くことに重点を置き、それを踏まえたうえで発言するという意味です。

具体的には誰かの発言に対して、コメントするイメージで発言してみてください。大きく分けて「肯定」と「否定」の2パターンがあると思いますが、どちらにせよ相手の意見を一旦受け入れることが重要です。

例えば、相手の意見を肯定する場合は、はじめに同じ意見である旨を伝えましょう。ただし、全く同じ内容の発言はNGです。着地点は同じでも、アプローチの手段や表現方法を変え、自分の意見として発表しましょう。

一方、否定する場合は「素晴らしい意見だと思いますが△△も重要かと考えました」など、相手の意見を尊重する姿勢を見せるのが大切です。その後、否定の理由と自分が考えた別の結論を提示することで、相手の気分を害さない建設的な議論ができます。

話すのが苦手なら無理に自分から意見を切り出す必要はありません。議論の序盤は様子を見守り、活性化してきた意見を軸に考えをまとめていくとよいでしょう。

タイムキーパーを担当する

タイムキーパーは、時間を管理し、意見を出し合う時間やまとめの時間を適切に割り振るのが役目です。「残り△△分なので、そろそろまとめに入りましょう」といった会話が増えるので、自分も参加しているという意識を持つことができます。

適度な発言により場の空気に慣れておくことで、自分の意見を述べやすい雰囲気が作れるでしょう。

ただし、発言を意識しすぎて時間管理をおろそかにしてしまうと、結論が出せず、グループ全体の評価が下がる可能性もあります。責任重大なポジションなので、どれだけ議論が白熱しても頭の片隅では時間を意識しておきましょう。

書記として議論を記録する

コミュニケーションが苦手な人は、発言内容を書き留める「書記」を担当するのもおすすめです。「何か言わなければ」とプレッシャーを感じると、なかなか発言できないものです。書記になると、作業をしながら議論の流れを把握できるため、自分の意見を考えやすくなるでしょう。

素早く書きながら発言しなくてはいけない大変な役割ではありますが、あえて議論を見とおせる立場になることで落ち着ける場合もあります。

役割に徹することに気を取られすぎて自分の意見を伝えられないことがないように、発言のタイミングは逃さないように気をつけましょう。

グループディスカッションが苦手な人でもできる取り組み方については「人事の評価を上げる!苦手な人でもできるグループディスカッションの取り組み方」も参考にしてください。

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「グループディスカッションで落ちるかも…」と悩む就活生へ

就活生のなかには、グループディスカッションを難関と捉えている人も少なくありません。グループディスカッションで重視されるビジネスマナーや高評価につながる話し方、効果的な対策の進め方などに悩んだら、就活のプロに相談するのがおすすめです。

「量より質」の就活エージェント「キャリアチケット」では、専任の就活アドバイザーがグループディスカッションの対策方法や模擬面接などあなたの選考通過をサポートしています。

もちろん、自己分析や業界・企業研究などもサポートしているので、就活に不安を感じている学生はお気軽にお問い合わせください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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