このページのまとめ
- 自己PRのネタを探すには「自己分析」「自分史」がおすすめ
- 自己PRのネタを作る際には「インターンシップ」や「ボランティア」がおすすめ
- 自己PRのネタは複数用意しておくと企業や職種に適したアピールができる
「自己PRのネタが見つからない」「アピールできる成果や経験がない」と悩んでいる就活生もいるでしょう。就活では自己PRを求められる場合がほとんどであり、評価にも影響します。アピールする強みがないと、選考で評価されず困ってしまうでしょう。
この記事では、自己PRのネタがないときの探し方や作り方について解説しています。見つけたネタをアピールにつなげるポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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- 自己PRのネタが思いつかないのはなぜ?よくある悩みを解説
- 特別な経験が必要だと思い込んでいる
- アピールできる強みがないと思い込んでいる
- 自己PRのネタを探す6つの方法
- 1.自己分析を行う
- 2.他己分析を行う
- 3.自分史を作る
- 4.モチベーショングラフを作る
- 5.趣味や特技から探す
- 6.学業から探す
- 自己PRのネタを作るのにおすすめの行動
- アルバイトをする
- インターンシップに参加する
- 留学する
- ボランティアに参加する
- 自己PRのネタをアピールにつなげるためのポイント
- 企業が求める人物像を意識する
- 自己PRのネタは複数用意しておく
- 具体的なエピソードを伝えられるようにする
- 自己PRのネタ探しに苦労しているあなたへ
- 自己PRのネタに関するよくある質問
- Q.自己PRのネタを探す方法は?
- Q.自己PRのネタにできる強みの例を教えてください
- Q.自己PRでは何を話せばいいですか?
自己PRのネタが思いつかないのはなぜ?よくある悩みを解説
自己PRのネタが思いつかないのは、特別な経験が必要だと思い込んでいるからです。ここでは、ネタが思いつかないときによくある悩みを解説するので、自分にあてはまらないか考えてみてください。
特別な経験が必要だと思い込んでいる
自己PRのネタが思いつかないと悩む人に多いのが、特別な経験が必要だと思い込むケースです。「部活の大会で優勝した」「アルバイトで売上を20%アップさせた」などの経験がなければ、自己PRにならないと考える人もいるでしょう。
しかし、自己PRで求められているのは、成果だけではありません。「どのように努力をしてきたか」「目標達成に向けて何を考えたか」などの過程も評価されています。
自己PRのネタがないときは、成果にこだわっていないか振り返ってみましょう。日常の経験でも、努力の過程があればアピールにつながります。
アピールできる強みがないと思い込んでいる
アピールできる強みがないと思い込んでいる場合も、自己PRのネタに困りがちです。強みがないと思う場合は、まず自分の強みを探すところから始めましょう。
強みが見つからない場合に多いのが、自分の深掘りができていないケースです。これまでのエピソードを書き出し、「なぜ取り組んだのか」「なぜ頑張れたのか」など、1つずつ深掘りしていきましょう。
自分を深掘りする方法は、「自己分析で悩んでいる方に!質問項目を作ると良いって本当?」で詳しく解説しています。アピールできる強みを探してみましょう。
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自己PRのネタを探す6つの方法
自己PRのネタを探すには、自己分析や自分史などが効果的です。ここでは、自己PRのネタを探す際におすすめの、6つの方法を紹介します。
1.自己分析を行う
自己PRのネタを探すために、まずは自己分析を行いましょう。自己分析とは、自分の過去を振り返り、経験やエピソードを書き出す作業です。
自己分析で書き出したエピソードから、共通する行動や考えをまとめてみましょう。自分の性格や特徴が分かれば、アピールする強みも見つかるはずです。
自己分析の方法がわからない場合は、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」の記事を参考にしてください。
2.他己分析を行う
他己分析を行い、第三者の評価を取り入れるのもおすすめです。自分では気づかなかった強みを発見できるでしょう。
たとえば、自分ではあたりまえだった考えや行動が、他者から評価してもらえているケースもあります。第三者から評価されている点をアピールすれば、自己PRの説得力が増すでしょう。
他己分析の方法については、「他己分析の効果的なやり方とは?行うメリットやおすすめの質問も徹底解説」の記事で解説しているので参考にしてください。
3.自分史を作る
自分史を作り、幼少期からのエピソードを探す方法もあります。大学時代のエピソードだけではアピールが足りないと感じたら、試してみましょう。
自分史の作り方については、「就活における自分史の書き方は?書く内容やうまく書くコツを解説」の記事で解説しています。就活にも役立つので、作成してみてください。
4.モチベーショングラフを作る
モチベーショングラフを作り、自分の性格や特徴を分析するのもおすすめです。モチベーショングラフとは、自分のモチベーションが上がった時期、下がった時期を可視化するグラフになります。
たとえば、自分が活躍した時期や成果を出した時期は、モチベーショングラフはあがるでしょう。自分の強みや得意分野の発見につながります。
一方で、モチベーショングラフが下がった時期は、失敗した時期です。再度モチベーションを上げるためにした努力や行動を振り返れば、自己PRのネタになる可能性があります。
モチベーショングラフの作り方については、「自己分析に役立つモチベーショングラフとは?作成時のコツ・注意点・使い方」の記事を参考にしてください。
5.趣味や特技から探す
趣味や特技から、強みを探してみましょう。長く続けているものがあれば、「継続力」のアピールにつながります。
また、「特技を極めるために努力した経験」「趣味を楽しむための行動力や主体性」などもアピールできるでしょう。
趣味や特技を自己PRで伝えるコツは、「趣味・特技欄は自己PRのチャンス!書き方のポイントを例文つきで解説」の記事で紹介しています。自己PRの例文から気づけることもあるので、ぜひ参考にしてください。
6.学業から探す
大学で学んだ経験を自己PRで伝えるのもおすすめです。努力した経験を振り返り、ネタを探してみましょう。
ただし、大学時代の経験をアピールするようにしましょう。学業をアピールする場合、大学受験のエピソードを話す就活生がいます。大学受験の話をしてしまうと、入学後から就活までの期間は、どのように努力してきたのかが伝わりません。
自己PRのネタは、大学時代の内容にするのがおすすめです。中学や高校のエピソードを伝えたい場合は、「中学から大学まで8年間、毎日英語の勉強を続けた」のように、大学生になっても継続している内容を伝えましょう。
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自己PRのネタを作るのにおすすめの行動
ここでは、自己PRのネタ作りにおすすめの4つの行動を紹介します。
アルバイトをする
アルバイトで得た経験をネタ探しのツールにしてみましょう。アルバイト経験からは、次のような自己PRネタが見つかります。
・成果を上げるために努力した経験
・業務を改善するための行動した経験
・同僚と協力して仕事を行った経験
アルバイト経験は、社会経験を積むためにもおすすめです。社会人で必要なマナーや言葉遣いも学べるので、チャレンジしてみましょう。
インターンシップに参加する
インターンシップに参加すれば、自己PRで話せるような経験が積めます。具体的な成果を出せるように、長期のインターンシップに参加するといいでしょう。
インターンシップでは、次のような経験が自己PRのネタになります。
・協力して成果を出した経験
・与えられた課題を乗り越えた経験
・学業と両立するために努力した経験
また、志望企業のインターンシップであれば、参加した経験自体もアピールにつながります。企業や業務に対する理解も深まるのでおすすめです。
インターンシップについては、「インターンシップとは何か?特徴や選び方などをご紹介!」の記事も参考にしてください。
留学する
留学した経験を自己PRのツールにするのもおすすめです。日本と異なる環境や文化で生活すれば、新しい学びが得られるでしょう。留学では、次のような経験が自己PRにつながります。
・知らない土地で生活するために努力した経験
・留学のために勉強した経験
・留学先での困難を乗り越えた経験
留学経験を自己PRする方法は、「自己PRで留学について効果的に話すには」の記事を参考にしてください。自己PRの例文も紹介しているので、自分のアピールに取り入れてみましょう。
ボランティアに参加する
ボランティアで学んだ内容を自己PRにつなげるのもおすすめです。自己PR経験からは、次のようなネタを探せます。
・主体的にボランティアに参加した経験
・ボランティア先で協力した経験
・ボランティア中の困難を乗り越えた経験
ボランティア経験を自己PRで伝える際は、「自己PRでボランティア経験を魅力的に伝えよう!例文とあわせて書き方を解説」も参考にしてください。自己PRの例文も紹介しています。
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自己PRのネタをアピールにつなげるためのポイント
自己PRのネタをアピールにつなげるためには、企業の求める人物像を意識し、仕事と関連させることが大切です。
ここでは、思いついたネタをアピールにつなげるためのポイントを解説します。
企業が求める人物像を意識する
思いついたネタをアピールにつなげるためには、企業が求める人物像を意識しましょう。企業が採用したい人物とアピールがずれてしまうと、評価されにくいからです。
企業が求める人物像を知るためには、企業研究を行いましょう。「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事を参考にしてください。
自己PRのネタは複数用意しておく
自己PRのネタは、複数用意しておきましょう。志望する企業や職種によって、アピールする内容を変えるためです。
たとえば、営業職を志望する場合、目標達成まで諦めない「精神力」や「行動力」をアピールできます。しかし、事務職にもエントリーする場合、「精神力」をアピールしても、業務からは少し外れてしまいます。「正確性」「スケジュール管理力」のように、事務作業に適したアピールが重要です。
企業に評価されるためには、志望先に応じた自己PRの内容が求められます。ネタは複数用意しておき、対応できるようにしましょう。
具体的なエピソードを伝えられるようにする
自己PRでは、具体的なエピソードを伝えられるようにしましょう。エピソードがあれば、説得力が増すからです。
たとえば、「コミュニケーションスキルがあります」とアピールしても、具体性がなく、説得力がありません。
「ショップ店員を2年しており、お客さま満足度は80%を超えていました。お客さまのニーズを汲み取るコミュニケーションスキルに自信があります」のように具体的なエピソードがあれば、説得力が増すでしょう。
自己PRのネタが思いついたら、関連するエピソードも考えるようにしてください。エピソードを探すコツは、「自己PRが書けない!エピソードを見つけるコツとは?」の記事で解説しています。
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自己PRのネタ探しに苦労しているあなたへ
就活で困りやすいのが、自己PRのネタ探しです。「アピールできる強みがない」「自慢できる実績がない」などと悩んでいませんか。
自己PRは特別な成果がなくても大丈夫です。それでもネタ探しに困ったら、就活エージェントに相談してみましょう。
キャリアチケットでは、内定獲得に向けた就活支援を実施しています。自己PRのネタを探したい、アピール方法がわからない、などの悩みも解決。アピールできる強み探しから一緒に行うので、自己PRに行き詰った場合はぜひ相談してください。
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自己PRのネタに関するよくある質問
ここでは、自己PRのネタに困った就活生が抱きやすい、よくある質問に回答します。
Q.自己PRのネタを探す方法は?
A.自己PRのネタを探す場合は、次の方法を試してみましょう。
・自己分析を行う
・他己分析を行う
・自分史を作る
・モチベーショングラフを作る
・趣味や特技から探す
・学業から探す
自己PRのネタは、自分の過去から見つけられます。努力した経験や目標達成した経験などから、ネタを探してみましょう。
ネタが見つかれば、実際に自己PRを作成します。「受かる自己PRとは?書き方のコツや効果的なアピール方法をご紹介!」を参考に、考えてみてください。
Q.自己PRのネタにできる強みの例を教えてください
A.自己PRでは、次のような強みを伝えてみましょう。
・行動力
・主体性
・計画性
・傾聴力
・コミュニケーションスキル
・問題解決能力
・責任感
・粘り強さ
自分の強みが分からない場合は、探すところからスタートです。「「強み」ってどうやって見つければ良いの?簡単にできる「強み」の発見法」も参考に、ネタ探しをしてみましょう。
Q.自己PRでは何を話せばいいですか?
A.自己PRでは、「自分の強み」「強みを発揮したエピソード」「強みを業務で活かす方法」などを伝えます。強みを発揮し、得た成果があるならあわせて伝えましょう。
自己PRで伝える内容については、「自己PRは構成が大事!企業に評価される書き方やポイントを紹介!」の記事で詳しく解説しています。
自己PRの構成や例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。