このページのまとめ
- 就活セミナーとは、就活に役立つ情報やノウハウを学べるイベント
- 就活セミナーは「参加型」、説明会は「説明型」という違いがある
- セミナーの内容は、企業研究や自己分析などテーマによって異なる
- 就活セミナーで学んだ内容をふまえ、選考で活かせるようにする
- 就活セミナーに参加する前に、企業情報や時事ニュースの内容をチェックしておく
就活に備え「就活セミナー」の参加を考えている方も多いのではないでしょうか。就活セミナーは、就活イベントの1つで、自己分析の指南や面接対策、業界研究のサポートが受けられます。
このコラムでは、就活セミナーの内容や種類、参加する際のマナーなどについて詳しくご紹介。就活の苦手分野がある方は、セミナーで克服するのも手です。ぜひこれを機に、就活セミナーに参加してみてはいかがでしょうか。
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就活セミナーの内容は?
就活セミナーは、面接対策や自己分析の指南、企業・業界研究のサポートが受けられる実践型の就活イベント。就活セミナーを主催しているのは企業ではなく、大学のキャリアセンターや就職エージェントであることが多いです。セミナーには意欲の高い学生が多く参加しており、そいういった学生と繋がりを持つことで有益な就活の情報交換を行えるでしょう。
会社説明会とはどう違う?
就活イベントには、セミナー以外に「会社説明会」と呼ばれるものがあります。説明会は企業が主催する場合が多く、学生に会社の情報を知ってもらうために開催される採用広報イベントです。就活セミナーが、ESの記入や模擬面接などを実践する「参加型」であるのに対し、説明会は企業の説明を聞いて情報を得る「説明型」と考えられます。
就活セミナーは苦手分野を克服するチャンス
就活セミナーでは、企業・業界研究のサポートや自己分析の指南を受けられます。自分自身で就活の苦手分野を自覚している方は、セミナーに参加することで克服できるチャンスが生まれるでしょう。セミナーはテーマごとに開催されることが多いので、自分の興味のあるコンテンツや業界、苦手な分野のセミナーをピックアップして参加することをおすすめします。
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就活セミナーの種類5選
ここでは、就活セミナーの種類について詳しく説明していきます。セミナーはテーマによって得られる情報や知識が異なるので、自分の求めている内容にあったものを選びましょう。
1.業界研究セミナー
業界研究セミナーでは、世の中にある業界の種類や、各業界の仕事内容を知ることができます。業界研究そのものの仕方を学べるセミナーもあれば、1つの業界に特化したセミナーもあるので、自分が知りたい情報を得られるものを選びましょう。
たとえば志望業界自体が絞れていない場合、業界研究の仕方を学ぶセミナーがおすすめです。志望業界が決まっている場合は、その業界に特化したセミナーでさらに知識を深めましょう。ただし、志望業界以外でも、説明を聞いてみたら興味が出てくる場合もあります。時間に余裕のある方は、視野を広げる目的で多くの業界セミナーに参加してみるのも良いでしょう。
2.企業研究セミナー
企業研究セミナーでは、就活を進めるうえで欠かせない企業研究の効果的な方法を学べます。多角的に企業を知り、競合他社にはない「その企業ならではの特長」を知ることで、面接での志望動機が格段に述べやすくなるでしょう。
3.自己分析セミナー
自己分析セミナーでは、「自分の強みが分からない」「自分に合う仕事が見つからない」という就活生に向けて、より深く自分を知れる自己分析方法をレクチャーします。主にグループワークを通し、実践形式で自己分析の仕方を学べるので、1人で行うよりも身につく速度が早いでしょう。また、自己分析の結果から、適性に合った業界や企業をアドバイザーに提案してもらえる場合もあります。
4.ESセミナー
ES(エントリーシート)を書くのが苦手な方は、人事経験者にESを添削してもらえるESセミナーに参加してみてはいかがでしょう。ESの攻略法は、志望業界・企業によっても異なります。就活を熟知した人事経験者に添削してもらうことで、その企業のニーズに合ったESに仕上げられるでしょう。
5.面接対策セミナー
面接対策セミナーでは、実際の模擬面接を通して、立ち振る舞いや話し方の指南を受けられます。「前髪を触る」「俯きがち」などの癖は、自分自身では意外と分からないものです。第三者に指摘してもらうことで、初めて改善できるポイントもあるでしょう。また、GD(グループディスカッション)に特化したセミナーもおすすめです。GDでは役割分担があり、自分の担った役によって人事へのアピール方法も変わります。役割別の取り組み方や効果的な意見の出し方などを学べるので、まだGDに参加したことがない方はぜひセミナーを受講してみましょう。
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就活セミナーに参加する際の4つのポイント
就活セミナーの具体的な内容を理解できたところで、実際に参加する際のポイントを押さえておきましょう。以下、就活セミナーの前に押さえておくべき点をまとめました。ぜひご参考にしてください。
1.志望業界の現状を理解しておく
業界研究セミナーに参加する場合、その業界の特長や展望についてよく学んでおきましょう。事前知識がある状態で臨めば、理解度はさらに深まります。たとえばESセミナーや面接対策セミナーでも、志望業界の理解は重要です。志望動機を考えるうえで、その企業が業界でどのような位置づけなのか、その業界の動向が企業にどう影響していくのかを意識するのはとても大切だからです。
2.志望企業の情報を調べておく
志望企業の特長や風土を理解しておくことも重要です。就活セミナーへ参加する目的は、苦手分野を克服し「自分の志望企業に受かる」ためでしょう。そのため、企業の情報を深く知っていなければ、対策もできません。志望企業が主催しているセミナーであればなおさらです。セミナーへ参加する前には、必ず企業研究を掘り下げておきましょう。
3.志望企業や業界のニュースをチェックしておく
就活では、常に志望企業や業界のタイムリーなニュースを把握しておきましょう。特に影響力のある業界では、ビジネス情報メディアや新聞に情報が掲載されていることが多いです。たとえば金融業界に特化した雑誌や、広告業界向けニュースサイトも多数存在します。自分の志望業界の現状をこまめにチェックし、情報感度の高い学生が多いセミナーで後れを取らないようにしましょう。
4.持ち物・服装を確認しておく
持ち物
就活セミナーに参加する際は、学んだ内容を書き留めるためのメモ用紙とペン、スケジュール手帳、腕時計など必要なものを持参します。参加票が必須の場合、忘れずに持っていきましょう。
服装
就活セミナーは、説明会と同じ就活イベントなので、企業の方と会う機会も考えられます。そのため、服装なリクルートスーツが無難でしょう。「服装自由」と書かれている場合でも、念のためスーツで行くことをおすすめします。「私服でお越しください」といわれた際は、オフィスカジュアルや派手すぎない格好で参加しましょう。
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就活セミナーをキャンセルしたい場合
面接が入ったり、他企業の説明会とかぶったりして、予約していたセミナーに行けなくなってしまう場合もあるでしょう。以下で、就活セミナーをキャンセルする方法や選考への影響を説明しています。今後セミナーにキャンセルする可能性もあることを念頭に置き、よく確認しておきましょう。
すぐに担当者に連絡する
セミナーをキャンセルしたい場合、当日であればすぐに担当者に電話を入れましょう。前日までであれば、メールでもかまいません。しかし、担当者から連絡がなければ、念のため電話で再度キャンセルの旨を伝えても良いでしょう。
セミナー終了後にメールを送ると丁寧
セミナーをキャンセルした場合、セミナー終了後にお詫びのメールを入れておくと丁寧な印象を与えられます。企業へのメール内容では、社会人としての資質を判断されることが多いので、正しい言葉遣いで、失礼のない内容を意識しましょう。
キャンセルは選考に影響する?
企業主催のセミナーである場合、キャンセルが選考に影響する可能性がゼロとは限りません。しかし、事前にしっかり連絡をしており、その後の選考を真摯に取り組んでいれば問題ない場合がほとんどでしょう。ただし、無断キャンセルをした場合、選考に響く可能性があるので要注意です。セミナーをキャンセルする場合は、必ず担当者に一報を入れましょう。
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