このページのまとめ
- 志望業界が未定でも焦らず、市場の将来性を冷静に見極めよう
- ITや医療、脱炭素など社会課題の解決に直結する分野は高い将来性が期待できる
- メリットとデメリットを正しく理解し変化を楽しめる人は成長業界で活躍できる
これから伸びる業界について気になっている方もいるでしょう。就活において、将来性のある業界選びはキャリアの安定や成長に直結する重要なプロセスです。公的データから市場の動向を正しく読み解けば、自分が進むべき道がみえてくるでしょう。
この記事では、これから伸びる15の業界を解説します。失敗しない伸びる業界の見極め方や必要とされる資格も紹介するので、自分に合う業界を選ぶ際に、ぜひ役立ててください。
かんたん1分!無料登録プロに就活の悩みを相談する
- これから伸びる業界15選
- 1.AI・生成AI業界
- 2.IT業界
- 3.医療DX・ヘルスケア業界
- 4.GX・クリーンエネルギー業界
- 5.サイバーセキュリティ業界
- 6.物流テック業界
- 7.製造業
- 8.EC業界
- 9.宇宙開発業界
- 10.フードデリバリー業界
- 11.家事サービス業界
- 12.インフラ・建設テック業界
- 13.食品業界
- 14.エンタメ業界
- 15.農業業界
- これから変化が求められる可能性のある業界
- テレビ業界
- 金融業界
- 士業
- 出版業界
- これから伸びる業界選びで失敗しないための4つの視点
- 1.ライフスタイルの変化に対応しているか
- 2.活躍できる環境が整っているか
- 3.AIが代替しにくい仕事があるか
- 4.市場規模が大きいか
- これから伸びる業界に就職するメリット・デメリット
- メリット
- デメリット
- これから伸びる業界で活躍しやすい人の3つの特徴
- 1.変化を前向きにとらえられる
- 2.学び続ける姿勢がある
- 3.柔軟なコミュニケーション力がある
- 大学3年の4月時点で「志望業界が未定」は半数以上
- これから伸びる業界を志望する際のポイント
- 業界動向の変化に注意する
- 常にアンテナを張る必要があることを念頭に置く
- 仕事に活かせる資格を取得する
- これから伸びる業界を目指したい方へ
これから伸びる業界15選
少子高齢化や労働力不足といった課題に加え、生成AIなどの急速な技術革新により、日本の産業構造は今まさに激変しています。こうした変化のなかで、公的データから高い成長性と持続可能性が裏付けられている15の業界をピックアップしました。
納得のいくキャリアを築くために、単なる知名度ではなく、社会のニーズに直結した成長分野のリアルな現状を把握しておきましょう。
1.AI・生成AI業界
AI・生成AI業界は、これから伸びる業界のなかでもとりわけ成長スピードが速い分野です。総務省の「令和7年版 情報通信白書 」によると、生成AIを活用している、または活用に前向きな企業の割合は2024年時点で49.7%となり、前年の42.7%から大きく伸びています。

引用:総務省「令和7年版 情報通信白書 第2節 AIの爆発的な進展の動向 2 企業におけるAI利用の現状 (p.20)」
こうした急速な普及を受け、企業へのAI導入を支援するコンサルティングや、AIツールの定着を後押しするカスタマーサクセス、AIに的確な指示を出すプロンプトエンジニアリングなど、実務での活用を支える職種の需要も広がっています。
AIモデルを開発するエンジニアだけでなく、技術と現場をつなぐ役割を担える人材が幅広く求められている点が特徴です。生成AIの活用は今後さらに多くの業界・職種に波及すると見込まれており、技術の変化を前向きに学び続けられる人にとって、長期的なキャリアを築きやすい魅力的な業界といえます。
2.IT業界
IT業界は、現代社会の基盤を支える存在として、今後も右肩上がりの成長が続くと予測されています。総務省の「令和7年版 情報通信白書」によると、日本のICT市場規模(支出額)は増加傾向にあり、民間企業による情報化投資は2023年で17.5兆円です。同白書では今後もこの投資拡大の流れが続くと見込まれており、IT業界全体の市場規模をさらに押し上げる要因となっています。
(ICT:Information and Communication Technology、情報通信技術のこと)

引用:総務省「令和7年版 情報通信白書 第1節 ICT 産業の動向 3 情報化投資(p.54)」
この巨大な市場をさらに押し上げている要因が、各産業で加速するDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展です。また、生成AIをはじめとする先端技術の社会実装が急速に進んでいる点も見逃せません。単なるシステムの維持管理に留まらず、AIを活用した新たなビジネスモデルの構築が求められるなかで、IT業界の役割はより重要性を増しています。
参照元
総務省
令和7年版情報通信白書(PDF版)
3.医療DX・ヘルスケア業界
医療DX・ヘルスケア業界は、今後の超高齢社会において確実に伸びる業界に位置づけられます。高齢化によって医療の需要が高まる一方で、医療従事者の負担軽減や人手不足の解消が喫緊の社会的課題となっており、これらを解決するデジタル技術やサービスの需要が急速に高まっているからです。
厚生労働省の「我が国の人口について 日本の人口ピラミッドの変化(p.2)」によると、団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者となる2025年は大きな節目であり、現在は国民の約5人に1人が後期高齢者となる社会を迎えています。高齢化に伴って医療ニーズが複雑化・多様化する一方、働く世代の減少により、医療現場における医師や看護師などの慢性的な人手不足、および過密労働が深刻な問題となっています。
こうした医療現場の負担軽減と生産性の向上を両立させる切り札として、医療分野のデジタル化、いわゆる「医療DX」も急速に進んでいるのです。厚生労働省の「電子カルテの普及について 電子カルテシステムの普及状況の推移(p.3)」によると、2023年で電子カルテシステムを導入している一般病院の割合は65.6%、一般診療所は55%にのぼっていることが分かります。また、同資料で、政府は2030年までに全医療機関への普及を目指す方針を示しています。
このような業界において、具体的な活躍の場となるのが、デジタル技術やIoTを融合させた医療機器メーカーや、医療系システム開発会社などです。国を挙げた医療DXの推進やヘルスケア需要の拡大は、これらの企業に継続的な市場拡大と新たなビジネスチャンスをもたらします。
まさに「成長産業」の中心に位置しており、今後さらに需要が高まる将来性の高い分野といえるでしょう。
参照元
厚生労働省
第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について
4.GX・クリーンエネルギー業界
持続可能な社会の実現に向けた脱炭素への動きは世界的な流れであり、日本においても巨大な成長市場の一つです。
経済産業省が策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では、この環境対策を「経済成長の制約」ではなく「成長の機会」と捉え直しました。
そのなかで、2030年時点で年額約140兆円、2050年には年額290兆円の経済効果が見込まれています。
この莫大な市場規模の拡大に向けて、現在は再生可能エネルギーの導入拡大や次世代エネルギーとして期待される水素・アンモニアの活用に向けたインフラ整備が急ピッチで進行中です。こうした動きを背景に、政府は、政府は環境対策を経済成長の制約ではなく成長の機会と捉え直し、国を挙げてGX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みを本格化させています。
具体的には、10年間で20兆円規模の「GX経済移行債」を発行し、官民合わせて150兆円を超える投資を促す方針を示しました。さらに今後は、エネルギー効率を高める蓄電池技術や、CO2を回収・再利用するカーボンリサイクル技術など、日本が強みをもつ最先端の技術分野への期待もますます高まっていくでしょう。
このように、国を挙げた巨大な財政支援と日本発の強みな技術力が両輪となり、官民一体となって市場が急速に押し上げられているからこそ、将来にわたって成長が見込まれる業界です。
参照元
経済産業省
2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略
5.サイバーセキュリティ業界
あらゆる産業のデジタル化が進む一方で、サイバー攻撃の脅威は年々深刻化しており、情報資産を守るサイバーセキュリティ業界の需要は極めて好調です。総務省の「令和7年版 情報通信白書」によると、世界のサイバーセキュリティ市場(売上高)は拡大を続けており、2024年には前年同期比9.7%増の867億ドルに達したと報告されています。

引用:総務省「令和7年版 情報通信白書 第10節 サイバーセキュリティの動向 1市場の概況(p.105)」
日本国内においても、クラウドサービスの利用率上昇やリモートワークの定着、さらに生成AIを活用した巧妙な攻撃への対策として、セキュリティ投資を強化する企業が急増しました。2025年度には国内の情報セキュリティ市場規模が2兆円に達するとの予測もあり、今後も継続的な成長が見込まれるでしょう。
また、経済産業省が2025年5月に公表した「サイバーセキュリティ人材の育成促進に向けた検討会最終取りまとめ(p.5)」によると、国内のサイバーセキュリティ人材は約11万人不足していると指摘されています。このように専門人材が圧倒的に不足しているこの業界は、スキルを身につければ、将来にわたって職種や業界を問わず重宝される場所となるはずです。
参照元
総務省
令和7年版情報通信白書(PDF版)
経済産業省
「サイバーセキュリティ人材の育成促進に向けた検討会最終取りまとめ」を公表しました
6.物流テック業界
物流業界では、2024年4月に施行されたトラックドライバーの時間外労働規制、いわゆる「2024年問題」を契機に、物流の効率化・自動化を担う「物流テック」への投資が加速しています。国土交通省の「物流の2024年問題について 3.自動車運送事業における時間外労働規制の見直し(p.3)」試算によると、対策を講じなければ2024年度に14.2%、2030年度には34.1%の輸送能力が不足する可能性があるようです。さらに、2030年には約25万人のトラックドライバーが不足すると見込まれており、事態は深刻といえます。
こうした課題を解決する手段として注目されているのが、AIによる配送ルートの最適化、自動倉庫、隊列走行や自動運転トラックなどの技術です。荷主・運送会社・IT企業が連携し、これまで個別最適にとどまっていた物流プロセス全体を見直す動きも活発化しています。
深刻な人手不足を技術で乗り越えようとするこの業界では、物流の知識とITスキルを掛け合わせられる人材の需要が、今後ますます高まっていくでしょう。
参照元
国土交通省
第23回物流小委員会
7.製造業
製造業は成熟産業のイメージをもたれがちですが、生産現場のデジタル化によって新たな成長の局面を迎えているでしょう。経済産業省が公表した「2025年版ものづくり白書」によると、国内製造業の多くが人口減少に伴う人手不足や熟練技能の継承難といった構造的課題を抱えています。その解決策として、自動化やスマートファクトリー化への投資が急速に増加しているため、産業全体の変革が加速しているのです。
センサーやIoT機器で生産設備の稼働状況を可視化し、AIが異常を検知したり生産計画を最適化したりする「スマートファクトリー」は、少人数でも高い生産性を維持する切り札として注目されています。老朽化した基幹システムを刷新し、データを活用できる体制を整える動きも、中小の製造業を含めて徐々に広がりをみせているでしょう。
こうしたデジタル化やスマート化の波は、従来の大量生産のイメージを覆し、製造業を最先端のデータ活用産業へと変貌させています。ものづくりの基盤にIT技術が掛け合わされることで、これまでにない生産効率や新たなサービスが生み出されており、まさにデジタル技術との融合によって次なる産業の主役に躍り出ようとしている成長業界といえるでしょう。
参照元
経済産業省
2025年版ものづくり白書(ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告)
8.EC業界
スマートフォンやSNSの普及により、インターネットを通じた物品購入は日々の生活に欠かせないインフラとなりました。経済産業省の「令和6年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」によると、2024年の日本国内におけるBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は26.1兆円に達しています。

引用:経済産業省の「令和6年度 電子商取引に関する市場調査 報告書 (3)3分野合計の国内 BtoC-EC 市場規模及び経年推移(p.7)」
BtoC-EC市場は前年からさらに成長を遂げており、なかでも衣類や家電などを扱う「物販系分野のEC化率」も9.8%まで上昇しました。最近では、AIを活用したレコメンド機能の高度化や、オンラインと実店舗を融合させた新しい購買体験(OMO)の導入が積極的に進められています。
これにより消費者の利便性が向上しているだけでなく、購買データを起点とした新たなマーケティング手法やサービスが次々と誕生しています。このように、技術革新によってビジネスの仕組みが目まぐるしくアップデートされているEC業界は、今後もデジタル社会の進展とともにさらなる拡大と進化を続けていく、極めて高い将来性をもった成長市場といえるでしょう。
参照元
経済産業省
令和6年度電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました
9.宇宙開発業界
かつては国家主導の研究開発が中心だった宇宙開発分野は、現在、民間企業の参入が相次ぐ巨大なビジネス市場へと変貌を遂げました。内閣府の宇宙政策委員会が掲げる「宇宙産業ビジョン2030」では、2030年代早期に国内の宇宙産業市場規模を、策定当時の約1.2兆円から2.4兆円へと倍増させる目標を打ち出しています。
特に注目されているのが、小型衛星を活用したデータビジネスや、低コストなロケット打ち上げによる輸送サービスです。衛星から得られる膨大なデータを農業や防災、都市計画に活用する「宇宙データ利用」は、ITや建設など他業界との親和性も高く、新たな価値を生み出し続けています。
また、政府は「宇宙戦略基金」を創設し、10年間で1兆円規模の支援を行うことを決定しました。これにより、スタートアップから大学、大手企業に至るまでの技術革新が強力に後押しされ、民間の力による宇宙開発がより一層加速しています。
社会課題を解決するビジネスとしての高い将来性に加え、国家戦略としての強力なバックアップがあるこの業界は、次世代のスタンダードを創り出す成長業界といえるでしょう。
参照元
内閣府
宇宙産業ビジョン2030について
JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)
宇宙戦略基金
10.フードデリバリー業界
フードデリバリー業界は、中食需要の増加を背景に、これからも安定して伸びる業界と考えられます。共働き世帯の増加や、自宅で手軽に専門店の味を楽しみたいというニーズが社会に定着しているからです。
経済産業省の「令和5年度 電子商取引に関する市場調査 報告書 4.4.6 フードデリバリー(p.60)」によると、新型コロナウイルス感染症の拡大を追い風に、フードデリバリーの市場規模は急成長を遂げました。
2020年の3,487億円から、2021年には4,794億円(前年比37.48%増)、2022年には5,300億円(同10.56%増)へと拡大し、2023年には5,868億円(同10.72%増)に達しています。
この持続的な市場拡大は、フードデリバリーを利用して食事を注文することが、一過性の流行にとどまらず消費者の購買行動として定着したことを示唆しているでしょう。
このように、消費者のライフスタイルに深く根ざしたサービスへと進化したフードデリバリー業界は、今後も時代のニーズに応えながら、力強く伸び続けると考えられます。
参照元
経済産業省
令和5年度電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました
11.家事サービス業界
かつては富裕層向けというイメージが強かった家事代行ですが、現在は共働き世帯や単身世帯、高齢者世帯を支える生活支援インフラとして急速に市場を広げています。
経済産業省の「令和4年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業(各種サービス業に係る業界動向調査及び家事支援サービス業の実態把握・活用推進に係る調査)報告書」によると、家事支援サービスの市場規模は右肩上がりの成長を続けており、2021年度には前年度比9.4%増の約807億円に達しました。

引用:経済産業省の「令和4年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業(各種サービス業に係る業界動向調査及び家事支援サービス業の実態把握・活用推進に係る調査)報告書(1)市場規模・動向(p.66)」
家事代行の市場拡大の背景には、労働力不足を背景とした女性の社会進出や共働き世帯の増加、時間を有効活用する「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視するライフスタイルの定着があります。国も、家計負担の軽減や仕事の両立支援を目的に「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」を実施しており、個人の利用だけでなく企業の福利厚生としての導入を後押ししているのです。
最近では、掃除や料理といった従来のサービスに加え、自治体と連携した子育て支援など、サービスの幅も広がっています。こうした人々の生活を根本から支え、右肩上がりの成長を遂げているこの分野は、将来性と社会貢献度の両面で魅力的な選択肢となるはずです。
参照元
経済産業省
サービス産業
12.インフラ・建設テック業界
インフラ・建設テック業界には、日本の経済を支える道路や橋などのインフラ老朽化と、建設現場の深刻な人手不足といった課題があります。これらの課題をDX(デジタルトランスフォーメーション)で解決するのが「建設テック(コンストラクション・テック)」です。
国土交通省は、ICTを活用して建設現場の生産性を高める「i-Construction 2.0」を推進しており、2040年度までに建設現場における省人化を少なくとも3割、生産性を1.5倍向上させる目標を掲げています。
具体的には、ドローンによる測量やAIを活用した構造物のひび割れ検知、さらには建設機械の自動運転・遠隔操作といった技術の導入が次々と進んでいます。これにより、これまで「3K(きつい・汚い・危険)」と呼ばれたこともあった現場環境は、高度なテクノロジーを操るクリエイティブな職場へと変貌を遂げるでしょう。
また、インフラメンテナンス分野では、センサーを設置して橋やトンネルの異常を常時監視する「モニタリング技術」の需要も急増しています。今後、高度経済成長期に整備されたインフラの更新時期が重なるため、インフラ・建設業界の仕事量増加や成長に期待できるでしょう。
参照元
国土交通省
「i-Construction 2.0」を策定しました~建設現場のオートメーション化による生産性向上(省人化)~
13.食品業界
私たちの生活に最も身近な食品業界は今、最新テクノロジーを融合させた「フードテック」によって劇的な進化を遂げています。
農林水産省の資料「フードテックをめぐる状況」によると、世界の食料需要量は2050年には2010年比で1.7倍(58億トン)になる見通しであり、特に畜産物(1.8倍)や穀物(1.7倍)の増加が顕著になると予測されています。

引用:農林水産省「フードテックをめぐる状況 世界的な社会課題とフードテックの状況(p.2)」
こうした将来的な食料不足への懸念を背景に、従来の枠にとらわれない食の確保策や、環境配慮・健康志向といった多様化する消費者の価値観や食の需要に対応するための手段として、フードテックを活用した新ビジネスへの関心が高まりをみせてきました。海外では、すでに細胞性食品などのフードテックを活用した食品の販売が始まっており、社会実装が加速しています。
日本国内においても、こうしたグローバルな潮流に合わせ、生産から加工、流通、消費へとつながる「食」の各プロセスにおいて、新しい技術やビジネスモデルの導入を急ぐ動きが活発化しています。
こうした地球規模の課題解決とビジネスを両立させているこの分野は、これからさらに成長が期待される注目の業界といえるでしょう。
参照元
農林水産省
新事業創出(フードテック等)
14.エンタメ業界
日本のエンターテインメント業界は、インターネットの普及とデジタル技術の進化により、従来のメディアからオンライン・プラットフォーム中心へと大きな変革を遂げています。総務省の「令和7年版 情報通信白書」によると、2023年の日本のコンテンツ市場規模は12兆5,833億円に達しました。

引用:総務省の「令和7年版 情報通信白書 2 コンテンツ市場 1 我が国のコンテンツ市場の規模(p.80)」
特に、日本の強みであるアニメやゲーム、マンガといったIP(知的財産)の海外展開が加速しており、デジタル配信を通じたグローバル市場での売上高が堅調に推移しています。
これに伴い、生成AIを活用した制作プロセスの効率化や、メタバース、XR(クロスリアリティ)技術を用いた没入型のライブ体験など、テクノロジーを活用した新しいサービス形態が次々と誕生しています。
また、現在はSNSを通じたファンとの直接的なコミュニケーションや、個人クリエイターが活躍する「クリエイターエコノミー」の広がりも大きな特徴です。こうした単なる娯楽の提供にとどまらず、テクノロジーを駆使して世界中に新たな価値を届けるエンタメ業界では、今後も多様なクリエイティビティが発揮され、さらなる活性化が期待できるでしょう。
参照元
総務省
令和7年版 情報通信白書
内閣府
新たなクールジャパン戦略
15.農業業界
日本の農業は、担い手の減少や高齢化という課題を背景に、最新テクノロジーで生産性を飛躍的に高める「スマート農業」への転換期を迎えているでしょう。農林水産省の「令和5年度 食料・農業・農村白書 令和6年度 食料・農業・農村施策」では、ロボット技術やAI、IoTを活用した生産性向上の取り組みが重点的に紹介されています。
さらに、こうした動きを国として後押しするため、2024年には「スマート農業技術活用促進法」が成立しました。これにより、先端技術を導入する農業者や、技術開発を行う企業への支援体制がより一層強化されています。
具体的には、自動走行トラクターによる作業の省力化や、ドローンを用いたピンポイントな農薬散布、さらには衛星データとAIを活用した収穫時期の最適化予測などが現場で始まっています。このような農業への先端技術の導入は、これまで熟練者の経験や勘に頼っていた作業をデータ化し、異業種からの参入や若手就農者が挑戦しやすい環境を整える一助となるでしょう。
こうした背景から、いま農業は「伝統的な一次産業」から「最先端の成長産業」へと変貌を遂げつつあります。日本の食を支える社会的使命感と、最先端のDX(デジタルトランスフォーメーション)を同時に体験できる農業業界は、今後のキャリアを考えるうえで魅力的な選択肢となるでしょう。
成長が期待される業界の全体像を掴んだあとは、自分自身の適性や興味と照らし合わせながら、さらに踏み込んだ分析を行うことが大切です。
業界分析を開始するタイミングや調査しておきたい項目について知りたい方は、「業界分析とは?目的や効率的に行うためのコツを解説!」をご覧ください。
参照元
農林水産省
令和5年度 食料・農業・農村白書 全文
スマート農業技術活用促進法について
まずはあなたのモヤモヤを相談してみましょう
「キャリアチケット就職エージェント」は、量より質の就活を叶える無料の就活支援サービスです。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性に寄り添い、自己分析から企業紹介、面接対策まで一貫して伴走します。
就活の進め方に迷う時期から内定獲得まで、就活に関わるどんな悩みも丁寧に寄り添い、あなたの就活をバックアップします。
こんなお悩みはありませんか?
- 何から手をつければいいか分からない
- 選考で落とされる理由が分からない
- 自分にピンとくる会社が見つからない
就活は、正解が見えない中で決断の連続です。「何から始めればいいかわからない」「本当にこの会社でいいのか」「自分の強みは何なのか」と、一人で抱え込んでしまうのは無理もありません。
キャリアチケット就職エージェントは、そんなあなたの試行錯誤に寄り添い、最後まで伴走します。孤独になりがちな就活を、プロと一緒に「納得感のある就活」へ変えてみませんか?
かんたん1分で登録
これから変化が求められる可能性のある業界
成長が期待される業界がある一方で、社会構造や技術の変化により、従来のビジネスモデルの見直しを迫られている業界もあります。就活では成長している業界だけでなく、ビジネスモデルの変革を迫られている業界を知ることで、後悔しない選択がしやすくなるでしょう。
ここでは、変化への対応が特に求められている業界を紹介します。変化の背景にある理由や原因を正しく理解し、業界選びの判断材料に役立てましょう。
テレビ業界
若者のテレビ離れやインターネット動画配信サービスの普及により、テレビ業界は従来の広告ビジネスモデルからの変革を迫られています。スマートフォンの普及にともない、人々の娯楽や情報収集の手段が多様化したことが大きな原因です。
実際に、総務省の「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」によると、リアルタイムでテレビを視聴する人の割合は2004年の86.5%をピークに減少が続いており、2024年には54.4%まで落ち込んでいます。

引用:総務省「テレビ視聴環境の現状と課題 第1回会合(2021年11月)からの変化にフォーカスして主要メディアの接触率(個人全体 男女12-69才)<経年推移>(p.3)」
その結果、企業の広告費もテレビからインターネット広告へと移行しており、従来の地上波の広告収入に依存した経営が難しくなっているのが現状です。
このような状況下で、現在は各テレビ局が以下のような新しい取り組みに注力し、打開策を模索しています。
・見逃し配信サービスの強化と独自の動画配信事業
・番組やキャラクターの知的財産(IP)を活かした海外展開
・Webメディアやイベント事業との連携による多角化
このように、テレビ業界は今まさに大きな変革期を迎えています。もし業界の動向や具体的な仕事内容に興味がある方は、「テレビ業界の仕事とは?就職活動前に知りたい基礎知識を解説!」の記事を参考にしてみてください。
参照元
総務省
デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会
金融業界
低金利環境の長期化やフィンテック(FinTech)の台頭に加え、AI技術の進歩による業務効率化の可能性が高まったことで、金融業界は従来の店舗型ビジネスからの脱却を迫られています。これまでの「銀行に足を運び、窓口で手続きをする」という常識が崩れつつあるためです。
スマートフォンによる決済アプリや、手数料の安いネット銀行・ネット証券が普及したことで、従来の対面型銀行がもつ優位性は薄れてきました。また、AI技術の発展によって、融資の審査や定型的な事務作業が自動化されつつあり、多くの人員や実店舗を維持する必要性も低下しがちです。
こうした背景から、メガバンクをはじめとする金融機関では、実店舗の統廃合や人員の再配置が急速に進められています。今後は、単にお金を預かったり送金したりする決済インフラとしての機能にとどまらず、個々の顧客に寄り添った高度な資産運用コンサルティングや、デジタル技術を融合した新しい体験価値の創出が不可欠となるでしょう。
士業
公認会計士や税理士、弁護士、行政書士などの「士業」は、AIやクラウドサービスの普及によって、業務内容の大幅なシフトが必要とされています。これまで人間が手作業で行っていた業務の多くが、デジタルツールで瞬時に処理できるようになってきているからです。
たとえば、クラウド会計ソフトの登場により、記帳代行や確定申告書の作成といった定型業務は大幅に自動化・効率化されました。行政手続きのデジタル化や、契約書のチェック・簡単な法的アドバイスについても、生成AIを活用したサービスが代替しつつあります。そのため、定型業務を主な収入源としていた事務所は、今後厳しい競争に直面するでしょう。
今後は、単なる書類の作成や申請業務にとどまらず、顧客の経営課題に深く踏み込むコンサルティング力や、人間にしかできない高度な判断業務へと役割を変えていく必要があります。
出版業界
スマートフォンの普及による活字離れや、情報のデジタル化により、出版業界は従来の「紙の本を印刷して書店で売る」というシステムからの転換期を迎えています。読者のライフスタイルが激変し、雑誌や書籍の市場規模が縮小し続けていることが、この変革を迫られる要因です。
かつては書店が主要な情報への窓口であり、人々の生活に密着していました。しかし現在では、WebサイトやSNSから無料で瞬時に情報を得られるため、お金を払って紙の雑誌や書籍を購入する人が減っています。さらに、物流コストの上昇や書店の減少も、従来の出版ビジネスを維持することを困難にする要因といえるでしょう。
業界の選び方についてさらに詳しく知りたい方は、「志望業界はどう決める?業界の選択肢やおすすめの見つけ方を解説」の記事もあわせてご覧ください。
こんなお悩みはありませんか?
- 何から手をつければいいか分からない
- 選考で落とされる理由が分からない
- 自分にピンとくる会社が見つからない
自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない仕事を選んでしまうと、せっかく就職しても早期退職のリスクがあります。そこで活用したいのが、「適職診断」です。
まずは所要時間1分でできる診断に取り組んでみませんか?自分の特性とそれに合う企業を客観的に把握できれば、企業探しや自己分析をよりスムーズに進めることができるでしょう。
- 自分に向いてる仕事がわからない
- 自分の長所がわからない
- 時間をかけずに自己分析をしたい
かんたん6問で診断
これから伸びる業界選びで失敗しないための4つの視点
成長が期待される業界には、共通する伸びる理由が存在します。社会の変化を捉える視点や、テクノロジーと人間の役割をどう定義しているかなど、これからの伸びる業界の本質を理解することは、納得のいく企業選びにつながるでしょう。
ここでは、業界の将来性を見極めるための4つの視点を解説します。
1.ライフスタイルの変化に対応しているか
これから伸びる業界選びで失敗しないためには、社会全体のライフスタイルの変化に対応しているかを確認することが大切です。将来性のある業界は、人々のライフスタイルの変化を敏感に捉え、新しいサービスや製品を積極的に生み出している傾向にあります。
たとえば、健康志向の高まりや環境への配慮、デジタルコミュニケーションの普及など、社会の変化に合わせたビジネスモデルを展開する企業が多い業界がこれに該当するでしょう。特に、若い世代の価値観やライフスタイルを理解し、それに応える商品開発やサービス提供が業界全体として活発に行われているかどうかは、業界の将来性を見極める重要な指標の一つとなります。
2.活躍できる環境が整っているか
人材育成に積極的な投資を行い、活躍できる環境を整えているかどうかも、成長している業界を見極めるポイントの一つです。新入社員向けの研修プログラムが充実しているだけでなく、中長期的なキャリア開発支援や、スキルアップのための制度が整備されているかに注目しましょう。
また、そうした企業では若手社員も昇進のチャンスがあり、新規プロジェクトに参画する機会が豊富なことも特徴です。このように社員の活躍を積極的に推進しているかどうかは、就職先を選ぶ際の重要な判断材料になります。
3.AIが代替しにくい仕事があるか
AIが代替しにくい仕事があるかどうかも、これから伸びる業界選びで失敗しないために必要な視点の一つです。AIの進化が進むなか、人間にしかできない仕事の価値は高まっているでしょう。
一般的に、定型的な作業や膨大なデータの処理はAIが得意とする一方、非定型なアクションや感情の理解、高度な創造性を必要とする領域は、人間ならではの強みが発揮されます。
置き換わる可能性が高い定型業務が多い職業と、人間ならではの強みが求められ代替されにくい職業は、以下のとおりです。
【AIに代替される可能性が高い職業】
| 事務・受付系 | 一般事務、データ入力、フロントスタッフ、レジスタッフ |
|---|---|
| 対話・翻訳系 | コールセンター(一次対応)、翻訳家、ライター |
| 定型作業系 | 工場作業員 |
| データ分析・計算系 | 税理士(記帳・申告業務)、証券アナリスト(データ集計)、会計事務 |
【AIに代替されにくい職業】
| 対人・心理支援系 | カウンセラー、保育士、営業・交渉職、ホスピタリティの高い接客業 |
|---|---|
| 医療・福祉系 | 医師、看護師、介護職、理学療法士 |
| 技術開発・専門系 | 研究開発、高度な専門技術職 |
| クリエイティブ・感性系 | 芸術家、スポーツ選手 |
ただし、代替されにくいとされる職業であっても、従来の仕事のやり方がそのまま残るわけではありません。重要なのは、AIと人間が補完し合い、より質の高い仕事ができる環境があるかどうかです。AIを使いこなして付加価値を生み出せる仕事かどうか、という視点で業界をみてみましょう。
10年後もなくならない仕事について知りたい方は、「なくならない仕事とは?職種一覧や見つけるためのポイントを解説!」をご参照ください。
4.市場規模が大きいか
業界の将来性を判断する際は、市場規模に注目することも大切です。市場規模が大きい業界は競争が活発で、新しいサービスや商品が生まれやすい傾向にあります。
ただし、単純な市場規模だけでなく、成長率や今後の見通しもチェックしましょう。たとえば、現在は市場規模自体が小さくても、高い成長率を維持している産業であれば、将来性が期待できる可能性があります。
こうした将来性のデータは重要な指標ですが、それだけで決めてしまうのは禁物です。どれだけ将来性がある業界でも、そのなかで働く自分をイメージできるかどうかがより重要となります。自分の興味や価値観と照らし合わせながら、納得のいく選択をしましょう。
かんたん1分!無料登録プロに就活の悩みを相談する
これから伸びる業界に就職するメリット・デメリット
市場が拡大し、絶えず変化が起きる成長業界は、若手にとってチャンスに満ちた場所である一方、特有の適応力が求められる環境でもあります。勢いのある業界を選ぶことは、自身の市場価値を高める近道となりますが、メリットだけでなく、デメリットも正しく理解するのが重要です。
ここでは、後悔しないキャリア選択のために、成長業界に身を置くことのメリット・デメリットを解説します。
メリット
これから伸びる業界に就職するメリット
- 業界の拡大に伴って自身の可能性や選択肢を広げられる
- 新しい挑戦を通じて高いモチベーションを維持しながら働ける
- 業績好調に伴って好待遇や早期キャリアアップを目指せる
これから伸びる業界に就職するメリットの一つは、将来性のある環境で自分のキャリアを築けることです。業界の拡大に伴って新しい職種や役割が生まれやすいため、仕事を通して自分の可能性や選択肢を広げていけるでしょう。
また、こうした成長業界は新しいことにチャレンジする機会が多く、仕事へのモチベーションを高く保ちやすい環境です。成長している業界は企業業績も好調な傾向にあり、給与水準が上がりやすいといえます。さらに、組織の急拡大に伴ってポストや新規事業が次々と生まれるため、若手社員の段階から責任ある仕事を任されることも多く、早期のキャリアアップも期待できるでしょう。
デメリット
これから伸びる業界に就職するデメリット
- 急速な成長に伴って業務量が多くなり、長時間労働になるリスクがある
- 競争が激しく、常に自発的なスキルアップと精神的なタフさが求められる
- 新規参入が多く、企業の将来性を慎重に見極める必要がなる
これから伸びる業界に就職するデメリットは、長時間労働になるリスクがある点です。急速な成長に伴い業務量が多くなりがちなうえに、次々と新しいプロジェクトが始まるため落ち着いて仕事に取り組める時間が限られる可能性があります。
また、競争が激しく、常に新しい知識やスキルの習得が求められるため、人によってはプレッシャーに感じる場合もあるでしょう。
さらに、成長業界には新規参入企業も多く、企業選びが難しくなる可能性もあります。業界は成長していても、個別の企業の将来性については慎重に見極めることが必要です。
どのような業界や企業にも、メリットとデメリットがあります。「伸びている業界だから」「大企業だから」といった表面的な理由だけでなく、自分にとって長く働きたいと思えるような魅力を感じられるかどうかが大切です。
業界の成長性と合わせて、企業の規模による働き方の違いを理解しておくことも会社選びでは欠かせません。「大企業で勤務するメリットとデメリットは?会社選びで大切なポイントも解説」の記事も、あわせて企業選びの参考にしてみてください。
かんたん1分!無料登録プロに就活の悩みを相談する
これから伸びる業界で活躍しやすい人の3つの特徴
急速な成長を遂げる業界で重宝され、キャリアを切り拓いていける人には、共通する特徴があります。ここでは、これから伸びる業界で活躍しやすい人の特徴を3つ紹介します。それぞれの特徴について、なぜ重要なのか、どのように仕事に活かせるのかを理解し、納得のいく就活を目指しましょう。

1.変化を前向きにとらえられる
これから伸びる業界では、ビジネスにおける環境が日々変化する傾向にあります。そのため、変化を恐れず、チャンスだとポジティブにとらえる姿勢が大切です。新しい技術やサービスの導入、業務プロセスの変更などが頻繁に行われる環境下でも、柔軟に対応できる適応力が求められます。
たとえば、これまでの仕事のやり方が大きく変わる場合でも、その変化の意味や目的を理解し、建設的な提案ができる人が活躍していけるでしょう。また、失敗を恐れず、新しい取り組みに積極的にチャレンジすることも、キャリアアップにつながる可能性があります。
2.学び続ける姿勢がある
これから伸びる業界では、新しい知識やスキルの習得が欠かせません。業務時間外も自己啓発に取り組む意欲や、研修やセミナーといった学習の場を積極的に活用する姿勢が求められます。
特に、自分の専門分野以外にも関心をもち、幅広い視点で課題解決できる人がキャリアを築いていけるでしょう。自主的に学びの機会を見つけて継続的な成長を目指していけば、将来にわたって長く活躍し続けられるはずです。
3.柔軟なコミュニケーション力がある
これから伸びる業界では、多様な価値観をもつ人々とのチームワークが必要です。年齢や経験、専門分野の異なる同僚との円滑なコミュニケーションが、プロジェクトの成功につながります。
相手の立場や考えを理解しようとする姿勢、自分の意見を分かりやすく伝える能力、建設的な議論ができるスキルが重要です。
特に、部署や組織の枠を超えた協力が必要な場面では、これらのコミュニケーション力が活きてくるでしょう。こうした柔軟なコミュニケーション力を磨き、変化に対応しようとする姿勢は、変化の激しい時代を生き抜くための「一生モノの武器」になります。自身の資質をさらに深掘りし、社会で求められる普遍的な能力を理解しておくことは、自己分析の精度を高めるうえでも大いに役立つでしょう。
成長業界で求められる具体的な素養に加え、社会人として備えておきたい基礎能力についても詳しく知りたい方は、「人生100年時代を生き抜く術、教えます!社会人基礎力に追加された「3つの視点」とは?」をご参照ください。
かんたん1分!無料登録プロに就活の悩みを相談する
大学3年の4月時点で「志望業界が未定」は半数以上
就活のなかで、将来性のある業界が良いと漠然とした理想はあるものの、「どの業界を目指すべきか迷っている」という方も多いのではないでしょうか。
キャリアチケットの「28卒の就職活動に関する実態調査【前編】」によると、28卒の就活生で「志望業界が決まっていない」と回答した人は36.4%います。

上記のデータから、一定数の人がまだ志望業界を決めかねている状態なので、現時点で迷っていても焦る必要はまったくありません。これから本格的な就活を控える大学3年生にとって、今このタイミングでこれから伸びる業界を正しく知ることは、大きな武器になるでしょう。
ただし、どんなに将来性がある業界でも、求められる役割やスピード感が自分の性格と合っていなければ、入社後にギャップを感じてしまう原因になりかねません。やみくもにエントリーを増やすのではなく、まずは業界や企業の特性を深く理解することが、結果的に効率の良い就活へとつながります。
より具体的な研究方法や、なぜこの工程が選考突破に欠かせないのかを知りたい方は、「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」を参考にしてください。
参照元
キャリアチケット
28卒の就職活動に関する実態調査【前編】
かんたん1分!無料登録プロに就活の悩みを相談する
これから伸びる業界を志望する際のポイント
これから伸びる業界は魅力が多い一方で、変化のスピードが速いという特徴があります。なかには、一過性のトレンドで終わってしまう分野もあるため、見極めが重要です。
ここでは、これから伸びる業界を志望するときのポイントを紹介します。一時的なブームに惑わされず、長期的な視点で納得のいくキャリアを選択できるよう、参考にしてみてください。
業界動向の変化に注意する
これから伸びる業界は、社会情勢や技術革新の影響を受けやすく、状況が急激に変化する可能性があります。たとえば、新型コロナウイルスが流行した際は、それまで注目されていた業界が厳しい状況に直面した一方で、新たな成長分野も生まれました。
業界の動向を理解するためには、複数の視点からの分析が必要です。業界専門誌やニュースサイトだけでなく、就職情報サイトの業界研究コーナーや、説明会やOB・OG訪問での実際に働いている方の声なども参考になるでしょう。
また、その業界に関連する法規制の動向や、政府の支援策についても把握しておくのがおすすめです。
常にアンテナを張る必要があることを念頭に置く
これから伸びる業界で働くうえで重要なのは、情報収集のために常にアンテナを張ることです。入社後も、業界の動きや技術トレンド、競合他社の動向などを継続的にチェックする必要があります。
このような情報収集は、就活中から習慣づけておくのがおすすめです。たとえば、興味のある業界のニュースを毎日チェックする、業界のセミナーに積極的に参加するなど、できることから取り組んでみましょう。
特に手軽で効果的な方法として、SNSの活用が挙げられます。
「SNSで行う就活の情報収集とは?効率よく行う方法とメリットを知ろう」の記事では、SNSで情報収集する方法を紹介しているので、あわせて参考にしてください。
仕事に活かせる資格を取得する
志望業界で役立つ資格を取得することは、熱意のアピールだけでなく、実務をスムーズに開始するためにもおすすめの方法です。これから伸びる業界では、即戦力に近い知識をもつ人材が求められる傾向があります。資格の勉強を通じて業界の基礎知識を身につけることで、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながるでしょう。
特に、ITやGX、医療DXなど、一定の専門知識が求められる分野を目指す場合、業務に活かせる資格をあらかじめ取得しておくと選考で有利に働きます。主な資格とその特徴を以下の表にまとめました。
| 業界 | おすすめの資格 |
|---|---|
| IT・AI・セキュリティ | ITパスポート、基本情報技術者、G検定 |
| GX・エネルギー | 環境社会検定試験(eco検定) |
| 医療DX | ITパスポート、医療情報技師 |
学生のうちから資格に挑戦する姿勢は、入社後の成長意欲の高さとして企業側にも好印象を与えます。まずは興味のある分野の資格について調べて、少しずつ勉強を始めてみてください。
かんたん1分!無料登録プロに就活の悩みを相談する
これから伸びる業界を目指したい方へ
これから伸びるとされる業界は、ITや医療・介護、農業などです。これらの業界は、最新テクノロジーの活用や深刻な社会課題の解決を軸に、常に新しい価値を生み出し続けている点が大きな特徴です。
これから伸びる業界は魅力的ですが、表面的な情報だけで判断せず、慎重な検討が長期的なキャリアにつながります。業界全体の成長性と個々の企業の特徴を見極め、自身の価値観や働き方との相性を確認しましょう。
「これから伸びる業界に入りたいけど自分に合っているか不安」「自分に合う業界や企業の探し方が分からない」と悩む方は、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンであなたに合った求人をご紹介します。
企業ごとのES添削や面接対策も行っているので、自信をもって選考に臨めるでしょう。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
かんたん1分!無料登録プロに就活の悩みを相談する