面接が怖いときの原因と対策とは?行きたくないときの対処法も解説

このページのまとめ

  • 面接が怖いと感じるのはあたりまえのこと
  • 面接が怖いと感じるのは面接に慣れていないから
  • 面接が怖い状態から抜け出すには、面接対策を万全にするのが大事

面接が怖いときの原因と対策とは?行きたくないときの対処法も解説のイメージ

「面接が怖い」「面接でどうしたら良いかわからない」などと悩む就活生も多いでしょう。面接を怖いと感じる就活生は多く、あなただけが悩んでいるわけではありません。

この記事では、面接が怖いと感じる理由や対策について解説します。この記事を最後まで読めば、なぜ面接を怖いと感じるのかを理解でき、不安を解消して面接に臨めるようになるでしょう。

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目 次

面接が怖いと感じるのは普通のこと

面接が怖いと感じるのは、実は普通のことです。面接を初めて受ける就活生も多く、経験したことないものはイメージができないので怖くなってしまうのはあたりまえです。

大切なのは面接が怖いと感じたままにせず、自信をもって参加出来るように慣れていくこと。面接は就職活動だとどの企業でも行われる選考なので、慣れが大切です。

面接に慣れるためには、面接対策を行ったり、模擬面接を受けたりして経験を積んでいくと良いでしょう。面接を克服するためのコツについては、「面接が苦手!どうしたら克服できる?」の記事で紹介しているので参考にしてください。

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面接が怖いと感じる6つの理由

面接が怖いと感じたときは、自分の心を見つめ直し原因を探りましょう。代表的な理由を6つ紹介します。

1.不採用続きで失敗が怖いから

面接が怖くなる理由に多いのが、面接に落ちて不採用が続いているからです。不採用が続くと「自分には無理だ」「面接に受かるはずない」と感じてしまい、次第に怖くなってしまいます。

面接への恐怖心を感じてしまうと、本番で萎縮してさらに実力が出せなくなるでしょう。また面接で落ちてしまい、さらに面接が怖くなっていく負のループに陥りやすくなります。

特に、真面目な就活生ほど失敗を気にして自分を追い込んでしまいがち。不採用が続くと追い込まれてしまいやすいので、気持ちを強く持つことが大切です。

2.就活失敗のプレッシャーを感じるから

「面接に落ちると就活に失敗してしまう」と感じ、面接が怖くなる就活生もいます。就活の選考では面接を行う企業がほとんどであり、面接を突破しないと内定を獲得できないためです。

特に、日本は新卒で就職活動を行う考え方が一般的であり、新卒で就職できないとこのあとが苦しくなります。就活に失敗するとと人生が終わると、自分を追い込む人もいるでしょう。

プレッシャーを感じてしまうと、失敗できないと背負いこみ、面接が怖くなります。しかし、新卒の就活で失敗しても挽回のチャンスはあるので、自分を追い込まないことが大切です。

新卒の就活で失敗すると人生が終わりだと思い込んでいる場合は、「新卒の就活で失敗しても人生終了ではない!成功への道筋を解説」の記事も参考にしてください。

3.自分を否定されるのが怖いから

面接で自分を否定されることを恐れて、面接が怖いと感じる就活生もいます。圧迫面接のようなイメージを持っており、怖くなっている方もいるでしょう。

自分を否定されると、「自分はダメだ」「選考には受からない」とネガティブになってしまいがち。完璧に受け答えをしなくてはならないと背負いこんでいるケースも多くあります。

「うまく答えられなかったらどうしよう」「変な回答をしたら怒られる」などと失敗することばかり想定してしまい、面接が怖くなってしまうのです。

4.準備不足でうまく出来るかわからない

面接への準備ができていない場合、うまく出来るかわからず面接が怖くなります。失敗することへの恐怖が強いと、面接に行きづらくなるでしょう。

面接に対して自信を持つには、まず練習することが大事です。練習しないと自信を持てず、成功のイメージも描けません。

準備不足の就活生は「失敗したらどうしよう」「何を聞かれるかわからない」と不安が先に来てしまいます。面接への怖さを克服するには、練習をしっかりと行うことも大切です。

5.面接に慣れていない

面接に慣れていない場合も、恐怖心を持ってしまうでしょう。面接で何が起こるか分からず、具体的なイメージがもてないからです。

人はイメージできないものに恐怖を持ちがちであり、マイナスな想像ばかりしてしまいます。面接の経験を積み、あらゆる事態を想定出来るようになることも面接の怖さを減らすために大切です。

面接への怖さを減らすために、どのような質問がされるかをあらかじめ知っておくこともおすすめ。面接でよく聞かれる質問を「就活の面接で聞かれる質問集40選!答え方のポイントや回答例も解説」の記事で紹介しているのでぜひ見てみてください。

6.面接官からどのように思われているかがわからない

面接官がどのように感じているかがわからない点も、面接が怖くなる理由です。面接には正解がないため、自分の回答のよい悪いがわからず怖くなってしまいます。

また、面接官のなかには、「反応が薄い」「表情が変わらない」などのようなタイプもいるでしょう。好意的に反応してくれる面接官ばかりではないので、「これで良いのだろうか」と不安になります。

面接結果が出るまで、自分の面接がよいのか悪いのかは分かりません。面接官がどのように思っているか想像できず、面接を怖く感じてしまう場合もあります。

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面接が怖いときに効果的な10の対処法

面接が怖いときは、考え方や行動を変えることがおすすめ。「何とかなる」と楽観視できれば、面接の恐怖心も和らぐでしょう。面接が怖いときの対処法を10個紹介します。

1.失敗しても次に活かせると考える

面接に参加する際は、「失敗しても次に活かせる」と考えることが大事です。練習の心構えでいると、完璧を目指そうと思わなくて済み、気持ちも落ち着くでしょう。

面接が怖いと感じるのは、「失敗したらだめだ」と思い込んでしまうからです。「失敗するのがあたりまえ」と思っていれば、失敗も怖くなくなります。

面接は明確な正解がなく、失敗するのはあたりまえです。失敗しても次に生かせると考えれば、気持ちも楽になるでしょう。

2.自分に合う企業はほかにもあると考える

「自分に合う企業はほかにもある」と考えておくことも大切です。1つの企業しか見えていないと、面接へのプレッシャーが強まり、怖くなってしまいます。

面接に落ちるのはあなたが悪いわけではなく、企業の求める人物像と合わなかっただけです。あなたの強みを求める企業はほかにあるので、落ち込む必要はありません。

「面接は自分に合う企業を探すためのもの」と考えておけば、面接への怖さも軽減されるでしょう。

3.履歴書やエントリーシートの内容を見直す

履歴書やエントリーシートの内容を見直し、話すことを整理しておくのも大切です。話す内容が準備できていると、自信を持てるので怖さも軽減されます。

面接を怖く感じてしまうのは、何を話したら良いかがわからないから。話す内容がある程度決まっていれば、準備した内容を話すだけなので気持ちも落ち着くでしょう。

面接前にはあらためて、履歴書やエントリーシートの内容を確認するのが大事です。自分が伝えたいことを明確にできれば、自信をもって伝えられます。

4.質問を想定し答えを用意しておく

面接でよく聞かれる質問を想定し、答えを準備しておくのもおすすめです。聞かれる内容さえわかれば、落ち着いて回答出来るでしょう。

たとえば、自己PRや志望動機はどの企業でも聞かれる質問です。聞かれることがわかっていれば、質問されて慌てることはないでしょう。

面接で聞かれる質問はある程度パターンがあるため、事前に調べておくのがおすすめです。回答もあらかじめ用意しておけば、面接も怖くなくなるでしょう。

5.模擬面接を繰り返し場慣れする

模擬面接を繰り返し、面接に慣れておくことも大切です。場の雰囲気に慣れておけば、本番でも実力を発揮出来るでしょう。

面接に参加したことがないと、「どのような流れだろう」「どのような振る舞いが必要だろう」と不安になってしまいます。模擬面接を受けておけば、一連の流れがわかるので怖さも軽減出来るでしょう。

模擬面接は家族や友人と行ったり、大学のキャリアセンターに依頼したりするのがおすすめです。また、就職エージェントに依頼すると、採用担当者目線でアドバイスがもらえるので、より練習になるでしょう。

6.完璧さよりも素直さを意識する

面接では完璧に答えようとせず、素直に答えることを意識しましょう。面接では人柄も重視されているので、素直さが評価される場合もあります。

たとえば、答えに詰まったときは、「緊張しています」「申し訳ありません」と素直に答えても問題ありません。正直に話すことで、かえって印象が良くなる場合もあります。

面接は単なる質疑応答ではなく、コミュニケーションの場です。完璧な回答をするのではなく、素直に話すことも大切だと覚えておきましょう。

7.面接官と自分は対等な立場と考える

面接官と就活生は、対等な立場であることを知っておくことも大切です。面接は就活生が選ばれるだけではなく、就活生が企業を選ぶ場でもあります。

面接官の態度で、「この会社はやめておこう」と感じる場合もあるでしょう。企業が一方的に選んでいるわけではなく、実は就活生も選べる立場といえます。

面接官と就活生は対等であり、お互いに敬意をもって話すことが大切です。選ばれる側だけではなく、選ぶ側の意識も持てば面接への考え方が変わるでしょう。

8.他人と見比べず自分の個性を尊重する

他人と比べて自分をアピールするのではなく、自分の個性をアピールしましょう。自分に自信がなくなると、ほかの人のアピールを真似してしまいがちです。

面接で結果が出ていないと、「自分には強みがない」と感じてしまい、アピールの内容を変えてしまう場合があります。しかし、他人の真似をしても、面接官に見抜かれて評価されません。

自分のアピールに不安を感じたら、自己分析をやり直してアピール内容に自信を持てるようにしましょう。自己分析の方法は「自己分析とは?おすすめのやり方8選や実施時の注意点を紹介」の記事で紹介しています。

9.面接官との会話を意識する

面接が怖いと感じるときは、コミュニケーションを意識しましょう。会話することを意識すると、面接への怖さも和らぎます。

面接を怖く感じてしまうのは、質問に答える場だと考えているから。面接官も人間であり、自分から積極的にコミュニケーションを取る姿勢を示せば応えてくれます。

面接の形式にこだわろうとせず、普段の会話を意識してみましょう。コミュニケーションのとり方を変えれば、面接の雰囲気にとらわれずに、自由に話せるようになります。

10.就職エージェントに相談してアドバイスをもらう

面接が怖いときは、就職エージェントに相談してプロのアドバイスをもらうのもおすすめ。就職エージェントとは、自己分析から面接対策、内定獲得までトータルでサポートしてくれるサービスのことです。プロのアドバイザーに相談出来るため、面接に対する恐怖が和らぐ傾向にあります。

自分にマッチする企業も紹介してもらえるので、1人で悩むのに比べて効率的に内定を目指せるでしょう。

面接への向き合い方については、「面接で緊張しないコツとは?答えに詰まったときの対処法も解説」の記事でも紹介しています。不安や恐怖心に対して一つずつ対処していくことが大事なので、実践してみてください。

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面接中の怖さをやわらげる4つのコツ

面接での恐怖心を減らすには、面接に集中するのが大事。余計なことを考えると、徐々に苦しくなっていきます。あなたの恐怖心をやわらげるコツを4つ紹介するので参考にしてください。

面接官に緊張していることを伝える

恐怖心や緊張が抑えきれない場合、緊張していると伝えてしまうのがおすすめです。緊張していることがわかると、緊張をほぐそうとしてくれる面接官もいます。

面接官の目標は、あなたのことをより深く知ること。緊張で本来の実力が発揮できない、思ったことを伝えられない状況は、お互いにとって良くない状況です。

面接官も良い人材を採用したいため、応募者にベストなパフォーマンスを出して欲しいと考えています。緊張していることをあえて伝えることで、面接を受けやすくなるでしょう。

笑顔で話すことを意識する

面接に対して恐怖心があるからこそ、笑顔を意識して話しましょう。あなたのメンタルは、表情や言葉によっても左右されるからです。

怖くて暗い顔をしてしまうと、気分も落ち込んでしまいがち。面接官の反応も悪く、余計に恐怖心を持ってしまいます。笑顔で話すようにすれば、気持ちも明るくなりやすく、好印象も与えられるでしょう。まずは表情から笑顔に変えることが、面接での恐怖心を減らすコツです。

一旦落ち着いてから回答する

慌てて答えようとするのではなく、まずは一度落ち着きましょう。焦って回答してもミスが増えるだけで、よい結果にはつながりません。

一度失敗してしまうと、「また失敗するとどうしよう」と不安になり、萎縮してしまいます。ミスが続いてしまうので、一度落ち着いて、ゆっくりと回答するとよいでしょう。

相手の話に集中する

余計なことを考えないように、面接官の話に集中するのもおすすめです。一つのことに集中できていれば、「面接が怖い」「失敗したらどうしよう」のように、まどわされることも減るでしょう。

相手の話に集中していれば、答えるべき内容もわかり、コミュニケーションのミスも減ります。余計なことを考えるのは集中できていない証拠でもあるので、まずは面接に集中しましょう。

面接を受ける際のコツについては、「面接での話し方には重要マナーが!就活生なら知っておくべき好印象を与えるコツとは」の記事でも詳しく紹介しています。

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面接が怖いと泣く3つの原因

面接が怖い人の中には、面接中に泣いてしまう人という日も。面接で泣く人には、共通する原因があります。原因となるシチュエーションを紹介するので確認しておきましょう。

1.緊張している

面接で緊張していると、不安が強まり涙目になる傾向があります。質問にうまく答えられなかった場合、パニックになり泣いてしまうこともあるでしょう。

面接に対して過度なプレッシャーを感じている人は、予想外の事態が涙の引き金になるようです。

2.面接官から厳しい発言があった

面接官から厳しい言葉を投げかけられた場合、追い込まれて泣く人も少なくありません。企業によってはわざと厳しい質問をして、対応力をチェックする「圧迫面接」を行う場合も。自分の欠点を指摘する発言があった場合、傷ついて泣いてしまうことも考えられるでしょう。

ただし、暴言や人格否定、差別的な発言があった場合はハラスメントの疑いがあります。自分を恥じるよりも、企業側の姿勢を疑問視したほうがよいでしょう。

3.思ったように答えられない

準備どおりに答えられなかった際に、悔しさで泣いてしまう人もいるようです。真面目に努力してきた場合、成果を発揮できなかったことにショックを感じるでしょう。

また、集団面接で優秀な学生と同席した場合、劣等感にかられて涙が出るケースも。自分の至らない点が目について、恥ずかしさを感じることもあるでしょう。

圧迫面接の対処法については「就活で圧迫面接が行われるのはなぜ?特徴と8つの対処法・質問回答例も解説」の記事で紹介しているので参考にしてください。

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面接が怖くて泣いてしまったときの対処法

面接で泣いてしまったときは、「申し訳ありません」「緊張のあまり涙が出てしまいました」とひとこと謝り、気持ちを落ち着けましょう。

面接官によっては、涙を拭く時間を与えてくれる場合も。気持ちを切り替え、その後の面接できちんと答えられれば、内定が出る可能性もゼロではありません。

なお、面接中に「泣きそう」と気づいたときは、呼吸を深くするのがおすすめ。呼吸そのものに意識を集中すれば、心が落ち着き涙を抑えられるでしょう。面接の苦手意識の克服については「面接嫌いは直せる!苦手意識を持つ原因と克服方法を紹介」の記事で紹介しているので参考にしてください。

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面接が怖くて行きたくない場合の対処法

面接が怖くて行きたくないときは、行きたくないのか行けないのかはっきりさせましょう。原因によっては、面接に行かないという選択肢もあります。

行きたくないのか行けないのか見極める

面接に行きたくないときは、行きたくないのか、行きたいけど行けないのか見極めましょう。「頑張れば行けるが、行きたくない」場合は、気持ちが原因で行動できない可能性があります。

「頑張りたいけど体が動かない」場合は、心身に負担がかかり「行きたいけど行けない」状態にあるといえるでしょう。

行きたくても行けない場合は行かないほうが無難

精神的な理由で行きたくても行けない場合は、行かないほうが無難です。強いストレスを抱えたまま面接に臨んでも、不合格となりかえって心身のバランスを崩す恐れがあります。

辛いときは休憩し、心と体を休めましょう。信頼出来る第三者に相談し、自分の気持ちを聞いてもらうのもおすすめな方法です。

行きたくなければ「行かなかった場合」の未来を考える

行かなかった場合の未来を考え、面接に行くべきか自分で判断しましょう。面接に行かなければ、その企業で内定をもらうことはできません。

業界や企業について、理解を深めるチャンスを逸した可能性もあります。万が一不採用が続いた場合、受けられる企業がなくなり、「あのとき受けておけばよかった」と後悔する恐れも。

行かないメリットよりも行くメリットのほうが多いと思ったら、気持ちを切り替えて面接対策をしましょう。

就職活動に疲れてしまったときは、リフレッシュするのも大切です。「就活ストレスがやばいときはどうする?限界になる理由や対処法を解説」でリフレッシュ方法を紹介しているので、参考にしてください。

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面接が怖いけど内定に向けて頑張りたいあなたへ

面接を怖いと感じていても、内定獲得には避けて通れません。就職活動では面接を行う企業がほとんどであり、恐怖心と向き合う必要があります。

面接が怖いと不安なあなたにおすすめなのが就活エージェント。就活エージェントのサポートを受けることで、面接に対して自信を持てるようになり、恐怖心をやわらげることができます。

面接のサポートを受けたいあなたには、就活エージェントのキャリアチケットがおすすめ。マンツーマンでアドバイスを行うので、あなたに合わせて不安や恐怖を解消できます。面接だけではなく、自己分析や企業研究、書類選考など就職活動をトータルでサポート。就職活動の心強い味方になるので、不安な方はぜひ相談してください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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