このページのまとめ
- 就活で自信をもつには、面接対策などの準備を入念に行うのがおすすめ
- 就活に自信がもてないときは、小さな成功体験を積み重ねてみよう
- 就活では堂々と振る舞い、自信があるように見せることも重要

就活で自信がもてず、「このままだと就職できないのでは」と悩む就活生もいるでしょう。自信がもてない原因を明確にし、適切な対策をすることで堂々と就活に取り組めるようになります。
この記事では、就活で自信がもてない原因と自信喪失から抜け出す方法を解説します。また、自信をもって就活に臨むための対策も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 就活で自信がもてない主な理由
- 緊張してしまう
- 周囲と比べてしまう
- 学歴に自信がない
- 選考落ちが続いている
- 事前の準備が不足している
- 「どうせ受からない」と考えている
- 社会人として働けるか不安に感じている
- 自分に自信がもてないまま就活を行うデメリット
- 自分をアピールしきれない
- 面接官にマイナスな印象を与えやすくなる
- 内定を得る機会を逃しやすい
- ストレスを抱えてしまう
- モチベーションの維持が難しくなる
- 自分に自信をもって就活を行うメリット
- 自分の強みやスキルをアピールしやすくなる
- 失敗談をポジティブに話せる
- 採用担当者に好印象を与えられる
- 気持ちを切り替えやすくなる
- 就活に向けて自信を取り戻す4つの方法
- 1.自信がない部分をスキルアップする
- 2.目標や夢を明確にする
- 3.小さな成功体験を積む
- 4.面接などの選考経験を増やす
- 面接に自信がない人へのキャリアアドバイザーのアドバイス
- 自信をもって就活に臨むための7つの対策
- 1.自己分析で自分について理解する
- 2.業界・企業研究を行う
- 3.志望動機や自己PRの内容を見直す
- 4.面接でよく聞かれる質問を想定しておく
- 5.模擬面接を実施する
- 6.OB・OG訪問を行う
- 7.就職エージェントに相談する
- 就活に自信がもてないときの注意点
- 自分自身を否定しない
- 周りは気にせず自分のペースで進める
- 就活で面接官に自信がある印象を与えるコツ
- 背筋を伸ばして堂々と振る舞う
- 面接官の目を見て受け答えをする
- 大きな声でハッキリと話す
- 自信をもって就活に臨みたい方へ
就活で自信がもてない主な理由
自分に自信がもてずに、就活に不安を感じる人もいるでしょう。自信がもてない理由は、人によって異なるため、自分が自信をもてない理由を明確にすることが大切です。
自信がもてない原因を理解することは、適切な対策を立てるための第一歩になります。ここでは、就活生が自信をもてない主な理由を解説するので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
緊張してしまう
面接のような評価される場では、誰でも緊張することがあるでしょう。
緊張が原因で、面接で自分の言いたいことがうまく伝えられなかったり、受け答えがちぐはぐになってしまったりすることがあります。たとえば、頭が真っ白になってしまい、事前に準備した志望動機や自己PRを忘れてしまうといった事態が考えられるでしょう。
その結果、「失敗するのではないか」という不安につながり、次の選考への自信を失う悪循環に陥ってしまう可能性があります。緊張を和らげるためには、場数を踏むことや、深呼吸などのリラックス方法を知っておくのもおすすめです。
周囲と比べてしまう
周囲と比べることは、就活で自信を失う大きな要因になります。無意識のうちに周囲の表面上の成功している部分や優れた部分ばかりと比較し、「自分は劣っている」と感じてしまうからです。
自分の良いところは無視して、失敗したことや劣っている部分ばかりを比較した結果、自信喪失するといった悪循環から抜け出せなくなるでしょう。他人と比較するのではなく、「自分らしさ」や「自分が入社したい企業」に焦点を当てることが重要です。
学歴に自信がない
学歴に自信がないことも、就活で自信をもてない主な理由の一つです。特に集団面接などの選考の場では、ほかの候補者の発言を聞き、そのレベルを自分の学歴と比べてしまうことがあります。その結果、劣等感から自信を失う就活生も少なくありません。
しかし、厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況(2)若年正社員の採用選考にあたり重視した点(p.7)」をみると、新卒採用(新規学卒者)の選考にあたって企業が最も重視した点のなかで上位3項目は、「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神(79.3%)」「コミュニケーション能力(74.8%)」「マナー・社会常識(58.6%)」です。
このことから、多くの企業は新卒採用において、学歴や経歴といった形式的な要素よりも、応募者の意欲やポータブルスキルを重視していることがわかります。そのため、学歴以外の経験やスキルをアピールすることで、自信につなげられるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
選考落ちが続いている
選考落ちが続くことも、自信喪失につながる可能性があります。何度応募しても不採用通知が来ると、自分の能力や適性がまるで否定されたかのように感じ、「どれだけ頑張っても無駄」「どうせまた落ちる」と強烈なネガティブ思考になりやすいでしょう。
しかし、選考における不採用は能力だけではなく、企業文化との相性や、提示されたポジションと応募者の描くキャリアビジョンが合致するかなど、多角的な視点から総合的に判断されます。選考に落ちたからといって、あなたの価値や人格そのものを否定しているわけではないことを理解することが大切です。
事前の準備が不足している
選考への事前準備が不足している場合、「失敗するかもしれない」と自信を失いやすくなります。この「自信のなさ」の主な要因は、「実力の裏付け」の不足です。
準備が足りていないと、「当日のパフォーマンスですべてが決まる」という過度なプレッシャーと不確実性が高まり、心理的な不安を感じやすくなります。
自信をもつためには、「これだけ準備したから大丈夫」という確信が必要です。そのために、「いつ、何を、どれくらい準備するか」といった具体的なスケジュールを立てましょう。計画的に準備をすることで選考に対する不確実性が減り、「準備は万全、あとは実力を発揮するだけだ」と自信につながります。
「どうせ受からない」と考えている
就活で自信をもてない理由には、「どうせ受からない」と考えていることが挙げられます。過去の失敗体験や、周囲との比較から生じる自己肯定感の低下が原因となることが多いようです。
最初から諦めの気持ちがあると選考へのモチベーションが低下し、十分な準備をしなくなったり、選考で消極的な態度をとってしまったりします。結果として不採用となり、「やっぱり自分はダメだ」と自己肯定感をさらに下げ、「どうせ受からない」という最初の考えを強化してしまう、という負のループに陥りやすいでしょう。
就活への消極的な姿勢を改善するためには、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。完璧を目指すのではなく、「今日はこの企業研究を終える」といった小さな行動目標を設定し、それを確実に達成することを目指してみましょう。
社会人として働けるか不安に感じている
「社会人として働けるか不安に感じている」という漠然とした不安も、就活における自信のなさにつながることがあります。学生と社会人では生活や求められる責任が大きく変わるため、未知の環境への恐れを感じるのは自然なことです。
アルバイト経験が少ない、あるいはリーダー経験がないといった場合、企業で通用するスキルがないのではないか、仕事についていけるだろうかといった懸念が、選考を受ける際の心理的なプレッシャーとなります。
しかし、新卒採用ではポテンシャルや成長意欲が重視されることが多いため、過度に心配する必要はありません。具体的な入社後の目標や学びへの意欲を明確にすることが、不安解消の対策となるでしょう。
就活中によくある悩みは、「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」でも解説しているのでチェックしてみてください。
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自分に自信がもてないまま就活を行うデメリット
就職活動において自信がもてない状態のまま選考に臨むと内定獲得の機会を逃しやすくなったり、心身の健康に悪影響を及ぼしたりするリスクがあります。
自信がないことが就活にどのような悪影響をもたらすのかを理解し、早めの対策を講じることが重要です。ここでは、自信がない状態で就活を進めることの主なデメリットを解説します。
自分をアピールしきれない
自分に自信がもてないことのデメリットは、自分をアピールしきれないことです。選考では、自分の強みや意欲を明確に伝えることが求められますが、自信がないと発言に説得力がなくなります。
たとえば、面接で「あなたの強みは何ですか?」と聞かれても、声が小さくなったり、目を合わせられなかったりすることで、面接官は「頼りない」「仕事を任せられるのか?」という疑念を抱くことがあるでしょう。
エントリーシートの記載内容も、自信のなさから過小評価した表現になり、熱意やポテンシャルが伝わりません。自信をもってアピールできないと、企業は応募者の潜在能力を正しく評価できず、内定につながりにくくなるでしょう。
面接官にマイナスな印象を与えやすくなる
面接官にマイナスな印象を与えやすくなるのも、自信がない状態で就活を行うデメリットの一つです。面接では企業は、入社後に前向きに仕事に取り組む姿勢や多少の困難があっても乗り越えようとする力をチェックしています。
自信がないために、表情が暗くなったり、曖昧な受け答えをしたりすると、「入社意欲が低いのではないか」「ストレス耐性がないのではないか」といった誤解を招く可能性があるでしょう。面接官がネガティブな印象を抱くと、求めている人物像とかけ離れていると判断され、どんなに優秀なスキルや実績を持っていても採用から遠ざかってしまうのです。
内定を得る機会を逃しやすい
自信がないまま就職活動に臨むと、内定を得る機会を逃しやすい可能性があります。無意識に「どうせ自分には無理だ」という自己否定のフィルターがかかり、本来選べるはずの選択肢を狭めてしまうことがあるためです。
たとえば、少しでも「高望みかな」と感じる企業や、選考難易度が高そうな企業に対して、挑戦する前から及び腰になってしまい、エントリーを見送ってしまうことがあります。その結果、自信がある人なら挑戦して内定を獲得できたかもしれない魅力的な企業との接点が、最初から失われてしまうのです。
自己否定によって自ら挑戦の機会を手放すことは、結果的に選考に通過できる企業の絶対数自体を減らすことにつながります。最終的に自分が納得できる会社を選ぶための「選択肢」が大幅に減ってしまうという大きなデメリットになるでしょう。
ストレスを抱えてしまう
自信がないまま就活することのデメリットには、ストレスを抱えてしまうことが挙げられます。自信がないと、「失敗したらどうしよう」「自分には無理だ」などとネガティブ思考になりがちです。
不安や悩みに効果的な対処ができず解消されないままでいると、体調不良を引き起こしかねません。心身ともに疲弊した状態では、企業への応募や面接に十分な力が発揮できず、結果的に就活に大きな支障が出てしまう可能性があるでしょう。
就活にストレスを感じている方は、「こころを壊さない就職活動~『不安』といかに向き合うべきか」の記事で不安との向き合い方や不安への対処法を紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
モチベーションの維持が難しくなる
自信がなくなることで、就活へのモチベーションの維持が難しくなります。「どうせ選考に受からない」「内定なんて無理」などとネガティブになってしまうからです。
一度自信を失ってしまうと、最初は悩んでいなかったことに対しても悩むようになります。行動を起こす気力もなくなり、「選考に参加しない」「就活対策を行わない」など、就活そのものをやめてしまう場合もあるでしょう。
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自分に自信をもって就活を行うメリット
自信をもって就職活動を行えるようになれば、自分をアピールしやすくなり、就活に対してポジティブに向き合えるようになります。悩みや不安も少なくなるので、自信がもてないままでいるよりも就職活動を行いやすくなるでしょう。
ここでは、自信をもって就職活動を行うメリットを解説するので、チェックしてみてください。
自分の強みやスキルをアピールしやすくなる
自信をもって就活を行うメリットは、自分の強みやスキルをアピールできることです。自分の強みやスキルを自信をもって堂々とアピールすることで、面接官に「この人は本当に能力がある」という説得力と信頼感を与えられます。
面接では、いかに自分をアピールできるかが重要です。話している内容はもちろんですが、話し方や立ち振る舞いも印象に影響します。自信に満ちた姿勢は、入社後の活躍をイメージさせるポジティブな要素と捉えられるでしょう。
好印象を与える話し方については、「面接で受かるための攻略法6選!話し方のコツやよくある質問と回答例を紹介」の記事も合わせて参考にしてみてください。
失敗談をポジティブに話せる
自信をもって就活に臨めば、過去の失敗談や挫折経験も、成長のストーリーとしてポジティブに語れるようになります。就職活動において、完璧な人間である必要はありません。面接官が知りたいのは、失敗から何を学び、どう乗り越え、それを仕事にどう活かせるかという点です。
自信がないと、失敗談を話すときに言い訳のように聞こえたり、反省の度合いが伝わりにくくなったりします。しかし、自信があれば、「失敗はしたが、そこから学んだ教訓を次にどう活かしたか」という具体的な行動を力強く説明できるはずです。失敗を恐れず、前向きに捉える姿勢は、企業が求める「困難に立ち向かう力」のアピールにもなるでしょう。
失敗談を話すときの答え方は、「面接で失敗談を聞かれたら?見つけ方や効果的な答え方・新卒向けの回答例文を解説」の記事を参考にしてみてください。
採用担当者に好印象を与えられる
自信をもって就活に臨むと、面接官に好印象を与えられるメリットもあります。自信の有無は態度にも出るので、自分が意識していなくても伝わるものです。
話す際に堂々としていれば、「緊張せずに実力を発揮できそう」「落ち着いている」のようにプラスな印象を与えます。
一方で、下を向いていたり声が小さかったりする就活生に対しては、「社会人として働けるか」「自社の一員として振る舞えるか」などが懸念要素となり、その人物がもつ能力以前に採用をためらってしまうでしょう。
気持ちを切り替えやすくなる
気持ちを切り替えやすくなるのも、自信をもって就活に臨むメリットといえるでしょう。就職活動は、周囲と比較したり、選考に落ちてしまったりするなど精神的に落ち込む場面が少なくありません。
たとえば、選考に落ちた際に、自分に自信がないと、不採用の結果をすべて自分の能力不足のせいだと考えてしまい、モチベーションの維持が難しくなることがあります。しかし、自信を持っている人は、選考で不採用になったとしても「今回の企業とは縁がなかっただけだ」「自分の強みはほかの企業で必ず活かせる」と、結果を客観的に受け止めて自己否定に陥りにくい傾向があるでしょう。
自信をもって就活に臨むことは、不採用という結果も自己成長の糧とし、すぐに立ち直って次へ進む心の回復力を養うことにつながるのです。
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就活に向けて自信を取り戻す4つの方法
自信をもって就活に取り組みたいと思っても、「どのようにすれば自信がつくのか方法がわからない」と悩む人もいるでしょう。ここでは、就活に向けて自信を取り戻す方法を4つ紹介するので、参考にして実践してみてください。
1.自信がない部分をスキルアップする
就活に向けて自信を取り戻すには、自信がない部分をスキルアップするのがおすすめです。まず自分が「自信がない」と感じている部分を具体的に特定し、克服するための行動を起こしましょう。
たとえば、コミュニケーション能力が不足していると感じたときは、接客業のアルバイトやボランティアなど人と接する機会を積極的に作るのが効果的です。また、行動力が足りていないと感じるなら、興味のある習い事や資格の取得、一人旅など、とにかく行動してみるのも良いでしょう。
自信がない部分を単なる弱点と捉えるのではなく、集中的な行動で伸ばせる「伸びしろ」と捉え直すことが大切です。就活以外の行動であっても、弱点を乗り越えた経験を「どのような課題に直面し、どのように考え、行動し、何を学んだか」という一貫したストーリーとして語れるようにしておきましょう。
こうした行動を積み重ねることで、面接で話せる自信の根拠ができ、自信をもって就活に臨めるようになるはずです。
2.目標や夢を明確にする
目標や夢を明確にすることも、自信を取り戻す方法の一つです。目標が決まっていないと、進むべき方向がわからず悩みを抱えやすくなり、自信のなさにつながります。
「これからどうなりたいか」「どんな働き方をしたいか」といった目標を具体的に考えてみましょう。夢や目標が定まることで目標ができ、就活の方向性が定まります。就活の方向性が決まれば、夢や理想に向けて前向きに行動できるようになるでしょう。
目標や夢を考えるときのポイントは、「就活で将来のビジョンを聞かれたら?考え方のコツと面接で使える例文7選」をチェックしてみてください。
3.小さな成功体験を積む
就職活動に前向きに取り組むには、小さな成功体験を積んでみましょう。自信を取り戻すには、自分を認める習慣をつけることが大切です。ちょっとした出来事でも自己肯定できるようになれば、前向きに就活に取り組めます。
たとえば、「エントリーシートを提出する」「5社にエントリーする」など、達成しやすい小さな目標で問題ありません。小さな成功体験と、自分を認める習慣こそが、あなたを前向きな就職活動へと導くカギとなるでしょう。
4.面接などの選考経験を増やす
自信を取り戻すために、面接などの選考経験を増やすのも良いでしょう。自信がない状態でいきなり本命の面接に臨むのは、実力を発揮できず、かえって自信を失う原因になりかねません。まずは志望度の高くない企業や、選考形式が多様なインターンシップなどを活用し、「場慣れ」をすることを目的としてみましょう。
選考の場数を踏むうちに、面接官とのやり取りや、独特の緊張感に徐々に慣れていきます。また、選考通過を最終目的とするのではなく、「質問の意図を正確に理解できたか」「伝えたいことを落ち着いて話せたか」といった、自分なりの小さな目標を設定して臨むのが効果的です。
経験を重ねるごとに、想定外の質問にも落ち着いて対応できる「対応力」が身につき、それが結果的に自信へとつながるでしょう。
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面接に自信がない人へのキャリアアドバイザーのアドバイス
自信がもてないときは、自分の強みを理解することが大切です。自分の強みを理解していれば、それを活かせる企業を見極めやすくなります。自分の強みを求めている企業の選考を優先的に受けていくことで、「自分はここで活躍できる」という確信がもてるようになるので、結果として自信をもって選考に臨めるでしょう。
人にはそれぞれ得意不得意があり、それは仕事においても同じです。細かい作業をミスなく進めることが得意な人もいれば、その細かい作業を仕組化してなくすことが得意な人もいるでしょう。
ですが、企業によって仕事の進め方や求めている人物は異なるので、自分に合った仕事の進め方ができる企業を探す必要が出てきます。
ネームバリューから大企業ばかり受けてしまい、なかなか選考通過できず自信を失しなってしまったと面談に来てくれた学生も多くいます。エージェント面談では、学生の強みにあった企業を紹介し、面接に向けてのサポートも行っています。一人で強みが発揮できる企業を見つけるのが難しい方は、ぜひプロのアドバイザーを頼ってくださいね。
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自信をもって就活に臨むための7つの対策
就活を成功させるには、書類選考や面接に通過する必要があります。自分に自信をもっていても、適切な対策をとらないと効果的なアピールはできません。自分の魅力を企業に伝えられないと、内定獲得も難しくなるでしょう。
以下で、自信をもって就活に臨むための対策を7つ紹介するので、参考にしてみてください。
1.自己分析で自分について理解する
自信をもって就活に臨むには、まずは自己分析を行い、自己理解を深めることが大切です。自己分析を行うことで、自分の価値観や仕事で活かせる強みやスキル、長所などを深く理解できます。
自己分析が不足していると、企業選びの軸が曖昧になり、志望動機や自己PRに一貫性が持てず、企業とのミスマッチと判断され内定獲得が難しくなります。
自分自身を深く理解すれば、「なぜこの会社で活躍できるのか」という根拠が明確になり、自信につながるでしょう。志望動機や自己PRを作成するうえでの軸にもなり、面接で一貫性をもって発言できるようになるため、選考に対する不安が減り、自信をもって臨めるようになります。
自己分析の方法は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事を参考にしてください。
2.業界・企業研究を行う
業界・企業研究を行うのも、自信をもって就活に臨むために重要です。業界・企業研究が十分にできていれば、「どのような質問をされても大丈夫」という自信につながります。企業のWebサイトを確認したり、説明会に参加したりして応募先企業の理解を深めてみましょう。
業界や企業について調べたら、どのようにアピールすれば評価されそうかがみえてきます。企業が求める人物像に沿ったアピールができれば、内定につながりやすくなるでしょう。
企業研究の進め方は「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事を参考に実施してみてください。
3.志望動機や自己PRの内容を見直す
自信をもって就活するためには、志望動機や自己PRの内容を見直すことも有効です。企業に評価してもらえる志望動機や自己PRになっているかどうか、内容を確認してみましょう。
就活において、志望動機や自己PRは多くの企業で聞かれる項目です。内容が深掘りされ、企業の求める人物像と結びついていれば、質問にも堂々と答えられ、自信をもってアピールできるでしょう。
自分だけでは気づけない飛躍や不足点を発見するためにも、友人や就職エージェントなどに客観的な視点で添削してもらうのがおすすめです。
4.面接でよく聞かれる質問を想定しておく
面接でよく聞かれる質問を想定しておくことで、自信をもって就活に臨めるようになります。面接でよく聞かれる質問には、主に「志望動機」「自己PR」「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」などが挙げられるでしょう。
よくされる質問を想定し、あらかじめ答えを用意しておくことで、「急に聞かれて言葉に詰まった」「質問の意図を理解できず、的外れな回答をしてしまった」という事態を防ぎ、本番で終始落ち着いて臨めるようになります。
その結果、論理的で一貫性のある伝えたいアピールポイントを根拠とともに面接官へ明確に届けられるため、選考を有利に進める自信をもって就職活動に臨めるでしょう。
よくある質問は、「面接でよくある質問20選を回答例付きで解説!就活成功のための対策も紹介」の記事で紹介しているのでチェックしてみてください。
「自信がない」を短所ではなく長所に言い換えるのも手
面接では、自分の長所について聞かれることがあります。自分に自信がもてない方は、「アピールできる長所がない」と悩むかもしれません。長所をアピールできないと、「面接官にネガティブな印象を与えて選考に影響するのでは」と不安になりますよね。
しかし、短所である自信がないことを長所に言い換えるために、見方を変えてみましょう。たとえば、「自信がない」ことは、「常に慎重に準備を進めることができる」「現状に満足せず、より高みを目指す向上心の裏返しである」といった、ポジティブな側面に変換できます。
また、短所として伝える際には、どのように克服しようとしているのか、またはどのように業務に活かそうとしているのか、という具体的な改善策や向き合い方もセットで伝えるとネガティブな印象を与えるのを避けられるでしょう。
5.模擬面接を実施する
自信をもって就活に臨むには、模擬面接を実施することも有効です。たとえば、友人や家族に面接官役を依頼し、実際に面接と同じ服装で、質問に回答するといったように本番を想定した練習を行いましょう。
練習後には、面接官役の人から「回答にわかりにくい部分はなかったか」「服装に問題はなかったか」といった具体的なフィードバックを得るのがおすすめです。客観的な視点で自分だけでは気づけない改善点を教えてもらえるため、アピール内容の改善につなげられるでしょう。
「面接官が見ている6つのポイント!よくある質問と印象アップのコツも解説」の記事では、面接官が確認しているポイントを紹介しているので、模擬面接をするときの参考にしてみてください。
6.OB・OG訪問を行う
自信をもって就活に臨むために、OB・OG訪問を行い、社会人の先輩にアドバイスをもらうのもおすすめです。社会人になることや仕事に対する不安があれば、相談してみましょう。
社会人の先輩がどのような悩みを抱えてきたか、どのように乗り越えてきたかを教えてもらうことで、働くことへの漠然とした不安の解消につながります。また、具体的な仕事の話はもちろん、就職活動へのアドバイスももらえる場合があるので、キャリアのイメージを具体化でき、自信をもって選考に臨めるでしょう。
7.就職エージェントに相談する
就活に自信がもてないときは、就職エージェントに相談するのもおすすめです。不安や悩みを解消できれば、前向きな気持ちで就活に取り組めるでしょう。
就職エージェントはメンタル面のアドバイスはもちろん、書類選考や面接対策など具体的なアドバイスももらえます。面接準備を入念にしておけば、自信にもつながるでしょう。
私たちキャリアチケットでも、一人ひとりに自信をもって就活に臨んでいただくため、マンツーマンで徹底的に寄り添ったサポートを実施しています。自分の状況に合わせた的確なアドバイスを受けたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
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就活に自信がもてないときの注意点
就活がうまく進まないと、どうしても自分に自信がもてなくなることもあるでしょう。自信がもてない時でも自分を否定したり、周囲を比較したりする必要はありません。
焦らず正しく対処することで間違った方向へ進んだりすることを防ぎ、前向きな気持ちで就活につながるでしょう。
以下で、就活に自信がもてないときの注意点を解説するので、チェックしてみてください。
自分自身を否定しない
「自分に自信がもてない」「内定が獲得できていない」と悩んでも、自分自身を否定するのは避けましょう。あなたの価値や魅力は、内定の有無だけで決まるものではないため、自信を失う必要はありません。
大切なのは、あなたの価値に変わりはないと認めつつ、目の前の状況を建設的に捉え直すことです。たとえば、面接でうまく話せなかったり、選考で不合格が続いたりすると、「自分はダメな人間だ」と自己評価を下げてしまう傾向があります。
しかし、不合格は単にその企業との相性が合わなかったにすぎず、あなたの人間性や能力のすべてを否定するものではありません。 むしろ、この経験を単なる挫折で終わらせず、改善点を見つけて次に活かすという建設的な姿勢をもちましょう。
気持ちの切り替え方は、「面接に落ちたときのメンタル切り替え方法とは?原因や対処法も紹介」の記事を参考にしてみてください。
周りは気にせず自分のペースで進める
「自分は自分」という意識をもち、周りは気にせず自分のペースで進めることが大切です。「友人が内定をとった」「身近に立派な実績をもった人がいる」など、他人と比較すると、本来の目的を見失ったり、本意ではない行動をとったりするデメリットがあります。
たとえば、すでに内定をもらっている友人と自分を比較して、「自分も早く動かないと」と焦って、興味のない企業にエントリーシートを出してしまうと、結果的にミスマッチを招き、内定を得ても早期離職につながる可能性があるでしょう。
就活の進み方は、人それぞれ異なります。「何をしたいか」という自分だけの就活の軸を明確にすれば、自分のペースを保ちやすくなるでしょう。
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就活で面接官に自信がある印象を与えるコツ
面接において、質問への回答内容と同じくらい「自信がある」という印象を面接官に与えることは内定獲得の重要な要素となります。なぜなら、自信に満ちた態度は、入社後の活躍や企業への貢献意欲を面接官に想像させ、「この人と一緒に働きたい」と思わせることにつながるからです。
自信があるように見える態度は、言葉遣いや話す内容だけでなく、非言語的な要素、たとえば姿勢や表情、声の大きさによって大きく左右されます。ここでは、面接で自信がある印象を与えるための具体的なコツを紹介するので、意識して面接に臨みましょう。
背筋を伸ばして堂々と振る舞う
選考では背筋を伸ばし、はきはきと受け答えをしましょう。背筋が曲がっていると声が小さくなり、自信のなさが見えてしまいます。
背筋を伸ばし、面接官の目を見て話すことで自然と声が大きくなり、話す内容にも自信が伴う印象を与えられるでしょう。堂々とした態度で、素直に自分の考えを伝えてください。
面接官の目を見て受け答えをする
面接に臨む際は、面接官の目を見て受け答えをすることを意識しましょう。目線が合わなかったり、散らばったりしていると、落ち着かない印象を与えてしまうからです。相手の顔全体を見ながら、時折目線が合うようにするのが望ましいでしょう。
また、口角を少し上げるなど、表情も意識してみてください。表情が固まっていると、暗い印象を与えてしまいます。緊張している場合でも、表情筋を少し緩めることを意識し、落ち着いた態度で相手の目を見て話しましょう。
大きな声でハッキリと話す
面接で自信があるように見せるには、大きな声で、ハッキリと伝えるのもポイントです。小さい声で話すよりも大きい声で話すほうが、自分の考えを自分の意思で伝えている印象を与えられます。
また、ボソボソと話してしまうと、何を伝えたいかがわからず、自信もない印象になってしまいます。相手が聞き取りやすい大きさの声で、ハッキリと話すことが大切です。
自信を持ってハキハキと話すためには、面接練習を通じて、自分の話す声の大きさやトーンを客観的に確認しておきましょう。
面接の練習するときのポイントは、「面接の苦手意識を克服する方法8選!練習のポイントや就活マナーも解説」を参考にしてみてください。
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自信をもって就活に臨みたい方へ
就活に対して自信がもてず、「このまま就職できないのでは」と不安を感じる就活生もいるでしょう。就活は初めての経験で、緊張してしまうのも仕方ありません。
しかし、不安や緊張からくる自信のなさは、アピールすべき自分の強みや経験を曖昧にし、結果としてアピール不足になってしまいます。優れた能力をもっていても、自信をもって相手に伝えられなければ内定獲得には届きにくくなるでしょう。
内定を獲得するために自信をつけたい就活生は、ぜひキャリアチケットに相談してください。キャリアチケットでは、自信のなさの原因となっている不安を取り除くため、就活のプロがあなたに合わせたアドバイスをします。模擬面接や選考のフィードバックを通して自信をもってアピールできるように、書類選考や面接対策を実施いたします。
選考への入念な準備を行えばアピール内容に自信がもてるので、面接本番で実力を発揮できますよ。キャリアチケットのアドバイザーと一緒に、志望企業の内定獲得を目指しましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。