冬インターンの開催時期やポイントは?夏インターンとの違いも解説!

このページのまとめ

  • 冬インターンは12月から1月ごろが開催時期になる
  • 冬インターンは「企業の雰囲気が体験できる」「業界研究につながる」などがメリット
  • 冬インターン参加前に「業界」「業種」「仕事内容」などは調べておくのが大切

冬インターンの開催時期やポイントは?夏インターンとの違いも解説!のイメージ

「冬インターンの開催時期はいつごろ?」「夏インターンと何が違うの?」などが気になる学生も多いでしょう。インターンシップは夏にも冬にも開催されており、実施する企業や開催内容が変わってきます。

この記事では、冬インターンの開催時期や、必要な準備、参加メリットなどを解説。インターンの探し方も紹介しているので、どこから応募すれば良いか分からない学生も参考にしてください。

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目 次

冬インターンとは?夏・秋インターンとの違いを解説

冬インターンとは、大学生の冬休みの時期に行われるインターンシップです。ウィンターインターンと呼ばれる場合もあります。

冬インターンの特徴は、1dayなどの短期インターンが多いこと。実際の仕事を体験するよりも、企業について知るためのプログラムが多い傾向にあります。

キャリアチケットの「2026年入社予定学生の就活状況に関する調査」によると、大学3年生の4月末時点で3割がイベントやインターンに参加済みとの結果が出ました。

インターンといえば夏のイメージがあるかもしれませんが、冬のインターンに参加する就活生も多いことを覚えておくとよいでしょう。

参照元
キャリアチケット
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夏インターンとの違い

夏インターンと冬インターンでは、開催時期以外に大きな差はありません。冬インターンのほうが、夏インターンよりも期間が短い程度でしょう。しかし、冬期でも長期インターンを行う企業はあるので、時期ではなく企業ごとの違いが大きいといえます。

参加する学生については、夏インターンよりも冬インターンのほうが志望業界や企業が決まっている傾向にあります。企業側もインターンと採用を結びつける場合があるので、内定につながるかもしれないということは意識しておくとよいでしょう。

夏インターンについては、「夏に行われるインターンシップ『サマーインターン』とは」で解説しているので、参考にしてください。

秋インターンとの違い

秋インターンは9月から11月ごろに開催されるインターンシップです。大学の授業と重なる時期ということもあり、1dayや短期のインターンが行われる傾向にあります。

秋インターンの特徴は、ほかの時期と比べて倍率が低いこと。「夏インターンの直後である」「学校が始まっていてスケジュール調整が大変」などの理由から、参加者が少なくなる傾向にあります。

とはいえ、秋インターンでも内容はほかの時期と大きく変わるわけではないので、興味のある企業のインターンがあれば参加することをおすすめします。

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冬インターンはいつから?開催時期を解説

冬インターンの開催は、12月ごろからはじまるのが一般的です。12月から2月ごろ、大学生の冬休みを中心に開催されます。

そのため、募集や選考は9月や10月ごろから行われるので気をつけましょう。また、同じ冬インターンでも、企業によっては9月のように早期に募集する場合もあれば、12月のように少し遅れて募集する場合があります。企業によって変わってくるので、情報収集を欠かさないようにしてください。

インターンシップの申し込み時期や申し込み方法について知りたい場合は、「インターンシップの申し込みはいつから?参加方法やメールの書き方を解説」の記事を読んでおくと安心です。

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冬インターンに参加するメリット

冬インターンには、「会社や仕事の雰囲気がわかる」「モチベーションアップにつながる」などのメリットがあります。参加する前に、どのようなメリットがあるか確認しておきましょう。

会社の雰囲気を体感できる

インターンに参加すれば、企業の雰囲気を実感できます。自分に合うかどうかがわかるので、ミスマッチ防止につながるでしょう。

企業や従業員の雰囲気は、Webサイトではなかなか伝わりません。企業研究が不十分な場合、入社してから「想像と違った」とミスマッチが生じる可能性もあります。インターンに参加すれば、自分に合う企業かどうか判断が可能です。志望度の高い企業のインターンには、参加しておくとよいでしょう。

就活のモチベーションが上がる

インターンで新しい学びを得れば、モチベーションにつながります。今後の就活に向けてプラスになるでしょう。

冬インターンの場合、志望業界や企業が決まっている場合もあります。インターンでより企業のことを知れれば、志望度が高まるきっかけになるでしょう。また、意欲の高い参加者も多く、刺激を受けられる点もメリットです。

業界研究の材料になる

従業員の話を聞いたり業務について学んだりすれば、業界研究に役立ちます。企業説明会ではわからない点についても学べるでしょう。

内定を獲得するためには、業界研究や業種の調査を行い、ほかの学生との差別化を行うことも重要です。インターンシップに参加しておけば、「志望度が高い」「業界や企業への理解度が高い」と企業側に好印象を与える場合もあります。

業界研究が十分にできれば、自己PRや志望動機の内容もよくなるでしょう。企業に評価してもらうためには、インターンシップが重要です。

業界研究の進め方が不安な場合は、「業界研究のやり方とポイントを詳しく解説!自分に合った仕事を見つけよう」を参考にしてください。冬インターン参加前から、業界研究を始めましょう。

内定につながる場合がある

冬インターンに参加すると、選考に有利にはたらく場合もあります。インターン参加者限定の選考を行うケースもあるので、調べておきましょう。

また、インターン参加者のみ、一部選考が免除される場合もあります。企業の担当者に自分を覚えてもらうチャンスでもあるので、積極的に参加するのがおすすめです。

インターン採用のみの企業に就職できなくなる

インターンに参加しない場合、インターン採用のみの企業に就職できない点はデメリットです。通常の選考で採用が行われているか、確認した方がよいでしょう。

インターンの参加は内定直結や選考免除など、有利にはたらく場合もあります。志望度の高い企業のインターンは、積極的に参加したほうが内定につながるでしょう。

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冬インターンに参加するための準備

冬インターンに参加するためには、情報収集や自己分析などの準備が重要です。ここでは、参加前に実施しておきたい4つの準備を紹介します。

インターンの情報収集を行う

早くから情報収集を行い、エントリーに備えましょう。インターンシップの募集は、開催時期の2~3ヶ月前から始まります。

また、インターンシップの内容は企業ごとに違うので注意しましょう。業界や企業について簡単に学ぶものもあれば、実際の仕事を体験できるものもあります。自分の体験したいインターンシップの内容かどうか、事前に調べるようにしてください。

自己分析を行う

冬インターン参加前に、自己分析を行いましょう。自己分析を行えば、どのような企業や業種、仕事が自分に合っているか、考えやすくなるからです。たとえば、自己分析で長所や短所を明らかにしたとします。仕事や業種を調べた際に、自分の長所や能力を活かせるかどうか判断できるでしょう。

また、自己分析では就活の軸を見つけたり、価値観を明らかにしたりできるので、業界や業種、企業を選ぶ際の基準として活用できるます。自己分析をまだ行っていない場合は、今すぐ実践するのが大切です。自己分析の進め方は「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事で紹介しているので参考にしてください。

業界研究と企業研究を行う

業界研究と企業研究を行ってから、インターンに参加するのも大切です。事前に調べておけば、内容の理解がしやすく、有意義なインターンになるでしょう。

業界研究や企業研究では、ほかの業界や企業との比較も大切です。同業他社の特徴を理解して臨めば、企業側からの評価も高くなるでしょう。ほかの学生と差別化をはかるためにも、詳しく調べるようにしてください。

インターンの選考対策を行う

インターンに参加するための、書類選考や面接の対策を行いましょう。選考を通過しないと、インターンに参加できない企業も多いからです。

インターンの選考では、「書類選考」「面接」「書類選考と面接」のどれかのパターンが一般的になります。企業ごとに違うので、どのような形式になるか確認しておいてください。インターン応募の際にエントリーシートが必要になることもあります。エントリーシートの対策については、「エントリーシートとは?履歴書の違いや基本を押さえて選考を突破しよう」の記事を参考にしましょう。

面接対策については「面接対策は万全?就活に必要不可欠な準備とマナー」の記事で解説しているので参考にしてください。

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冬インターンに参加する際のポイント

冬インターンを希望する際は、参加目的を考えたり、挨拶などのマナーを学んでおいたりするのが大切です。ここでは、冬インターンに参加する際のポイントを解説します。

インターンに参加する目的を考える

有意義なインターンにするため、参加目的を明確にしておきましょう。「どのようなことを学びたいか」「どのような成長を遂げたいか」などを考えておくのが大切です。

目的もなく参加してしまうと、「何を学んだかがわからない」「得られるものがなかった」などと思う可能性があります。冬インターンを選ぶ段階から、「なぜインターンに参加するのか」を考えてください。

挨拶や身だしなみなどのマナーを守る

社会人に必要なマナーを守れるように準備しておきましょう。インターンに参加する学生も、挨拶や身だしなみなど、基本的なマナーが重要です。

挨拶などのマナーが守れていると、「社会人の準備ができている」「主体的に学んでいる」などと企業側から評価してもらえます。マナーはすぐに改善できる部分なので、冬インターン参加前に学んでおきましょう。

社会人に必要なマナーについては、「社会人としての心構えとは?必要なマナーや面接での答え方」で解説しているので参考にしてください。

参加後には振り返りを行う

インターンに参加したあとは、振り返りを実施しましょう。振り返りを行えば、成長につながります。たとえば、「インターンを経て何を学んだか」「今後の課題は何か」などを考えてください。インターンを経て成長した経験ができれば、面接でのアピールにも活かせるでしょう。

スケジュール管理に注意する

インターンとほかの予定が重ならないように注意してください。参加企業が多くなればなるほど、スケジュール管理が難しくなります。

インターンの場合、開催日だけではなく、「エントリー日」「書類提出日」「選考日」などの予定も管理が必要です。管理ができていないと、参加に必要な手続きができずに困ってしまう場合もあります。

スケジュール管理が苦手な場合は、手帳を使うなど工夫しましょう。就活にあう手帳の選び方は「就活におすすめ!手帳の選び方とポイント」で解説しています。

募集開始すぐに応募する

募集が始まれば、すぐに応募しましょう。企業によっては、先着順で締めきってしまう場合もあるからです。

エントリーが遅れると、応募すらできなくなってしまうことも。また、エントリーを忘れてしまう場合もあるので、募集開始後すぐに応募しておくとよいでしょう。

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冬インターンを探す方法

冬インターンは企業のWebサイトやキャリアセンターから見つけられます。ここでは、冬インターンを探す3つの方法を紹介するので、参考にしてください。

企業のWebサイトから探す

志望企業が決まっている場合は、企業のWebサイトを確認してみましょう。インターン用のWebサイトを作成し、募集している企業もあります。

また、企業によっては、自社のWebサイトにしかインターン情報を載せていない場合があるので気を付けましょう。興味のある企業については、直接Webサイトをチェックしてください。

インターンをまとめたWebサイトから探す

インターンシップについてまとめたWebサイトもあります。さまざまな企業の情報が掲載されているので、まとめて調べたいときに便利です。

また、Webサイトによっては業界や日程、プログラム内容などで絞り込みができる場合もあります。具体的な企業が決まっていない場合は、利用してみると探しやすいでしょう。

大学のキャリアセンターで探す

大学のキャリアセンターに相談し、紹介してもらうのもおすすめです。一人では決めきれない場合などに活用してみてください。

キャリアセンターの場合、大学宛に募集が来ています。そのため、企業側がその大学の人材を採用したいと考えている点もポイントです。Webでは公開されていない企業のインターンを見つけられるかもしれないので、チェックしておくとよいでしょう。

インターンの探し方については、「インターンの探し方を解説!自分に合う企業を選ぶには」の記事で詳しく解説しています。インターン探しに悩む就活生は、ぜひ参考にしてください。

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冬インターンへの参加を検討しているあなたへ

「冬インターンに参加したいけれど、どうすればよいのだろう?」と悩んでいる就活生もいるでしょう。インターンに参加したことがない場合、どのように情報を集めるか、どの企業のインターンに参加すればよいのかなど、悩んでしまいます。

キャリアチケット就職エージェントでは、サービスの一環としてインターンシップに悩む学生に向けてサポートを実施しています。インターンの探し方はもちろん、選考対策や就活マナーのアドバイスも行っているので安心してください。

インターン参加後は、就活本番に向けての対策も必要です。キャリアチケットでは、内定獲得に向けたサポートも行っています。インターン参加から内定まで、就活全般でぜひ活用してください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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