「抱負」の意味をおさらいしよう!例文付きで効果的な伝え方を紹介

このページのまとめ

  • 「抱負」は目標達成のための過程で、「目標」は目指すべきゴールといった意味
  • 就活で抱負を聞かれる理由は、相性や意欲、目標設定力を確認するため
  • 抱負を効果的に伝えるポイントは、ポジティブな言葉を1分程度にまとめること

「抱負」の意味をおさらいしよう!例文付きで効果的な伝え方を紹介のイメージ

「抱負」は、面接や内定式でよく聞かれる項目です。しかし、就活生の中には、「抱負」と「目標」の意味を混同している方も多いでしょう。抱負の意味や使い方を理解し、自分の言葉で伝えられるように考えておくことが大切です。

抱負の答え方で悩んでいる就活生に向けて、この記事では、対処法や効果的な伝え方などを解説します。例文も紹介しているので、面接や内定式で好印象に繋げるために参考にしてください。

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目 次

「抱負」とは、目標達成のための行動や決意のこと

抱負の意味は“心に抱いている決意や志望”です。抱負とは自分が立てた目標に対し、それを達成する「過程(行動)」に重きを置いた意味になります。混同しやすいですが“英語を勉強したい”“将来医者になりたい”などの希望や願望とは異なるものなので、抱負を述べる際は注意しましょう。

また、志望動機に抱負を入れ込むことは、入社意欲をアピールする有効な手段です。企業は、「入社後になりたい姿」を知り、企業の事業内容や方針を調べてきていると判断しているといえます。

入社後の展望の伝え方については、「貴社に入社したら…志望動機では入社後の展望を伝えよう!」も参考にしてください。

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「抱負」と「目標」の意味の違い

目指すべき最終地点である「目標」に対して目標を達成するための過程(行動)が「抱負」です。例をみて違いを理解しましょう。

・目標:TOEICで700点以上取る
・抱負:毎晩3時間の英語の勉強を半年間続ける

目標をゴールと考えると、抱負はゴールに向けての計画に値するものです。「抱負」という言葉の意味は「目標」も包括しています。抱負はまず目標を立ててから考えると良いといえるでしょう。

また、面接では、「5年後の自分」を問われる場合があります。企業とのミスマッチを防ぐために、志望する企業でなりたい姿を目標を設定することが大切です。

「5年後の自分」への答え方については、「「5年後の自分」にはどう答える?好印象を与える回答例やポイントを解説」も参考にしてください。

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抱負の具体例一覧

抱負の意味を理解するために、具体例をまとめました。ここで紹介する抱負は、就活だけでなく、日々の生活を充実させるためにも使えます。

目標が思い浮かばずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

・資格取得のために、1日4時間の勉強時間を設ける
・ダイエットのために、週に3回はジムに行く
・50万円貯金をするために、毎月4万円を残す
・一流の営業マンになるために、毎日読書を行う
・体調管理を徹底的に行い、栄養のある食事を心がける
・新卒で入社した人のリーダー的存在になるために、コミュニケーションを積極的に行う
・昇格や昇進を目指すために、具体的な目標設定を毎月行う

具体的な目標を設定し、目標に到達するための計画を抱負で示しましょう。

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就活の面接で抱負を聞かれる3つの理由

企業は、面接で学生からいろいろな情報を得て、そこから合否の判断をしています。抱負もその一つです。

どのような理由があるのか、以下をみていきましょう。

1.企業とのミスマッチがないかを判断するため

面接のタイミングで入社後の抱負を聞くことにより、どのような目標を持っているのかを知り、仕事内容にミスマッチがないか確認します。

入社後にミスマッチが発覚すると早期退職にも繋がるため、入社前に抱負を聞き、不一致がないかを判断しておきたいという意図があるでしょう。

2.抱負の内容から意欲や志望度を測りたい

入社後の抱負を聞くことにより、仕事への意欲や志望度の高さを確認しています。業界や企業について詳しく調べていないと、企業理念や社風に沿った具体的な抱負は立てられません。

そのため、具体的な抱負を考えられていると、面接官に企業研究や業界研究を綿密に行っているとの印象を与え、意欲や志望度が高いと判断されるでしょう。就活では、「第一志望かどうか」を質問される機会があります。

第一志望かどうかの質問への答え方については、「就活で第一志望かどうか聞かれたらどう答えるのがベスト?」も参考にしてください。

3.社会人として必要な目標設定力があるか知りたい

「目標の設定力」や「目標に対する行動力」を見て、社会人としての心構えがあるかを探る場合もあります。就職して社会人になってからも、常に目標を掲げて真摯に仕事に取り組むことが重要です。

志望する企業で、実際に働いている姿を想像できるような具体的な抱負が述べられるよう心がけましょう。

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抱負を立てる3つのメリット

自分自身の抱負を立てると、自分の気持ちや人間関係の面でメリットが生まれる場合があります。どのようなものがあるか以下で確認していきましょう。

1.自分の希望やすべきことが明確になる

抱負を立てることで、「なりたい自分」や「目標達成までどうしたら良いか」が明確になります。目標に対してどのように行動するかを考えたときに、自分自身の性格や資質などを振り返り、深堀りするきっかけにもなるでしょう。ただし、抱負を立ててからは必ず実行することが大切です。

目標を達成するためにどういった行動を取るかが、「抱負」を語るうえで重要になります。自分自身がしっかり実行できるかどうか知れるという点でも、抱負を立てることは有益です。

2.信頼度が上がる

明確な抱負を持っていると、周りからの信頼度が上がります。目標を持ち、しっかりと地に足のついたイメージがあると、仕事に対して「計画性がある」「冷静な分析が出来る」という好印象に繋がることもあるでしょう。

仕事で危機的状況に遭遇した場合でも、信頼があると周囲からの援助も得やすくなります。常に目標を持ち行動することは、自分自身への利点だけでなく、周りからの評価を得られるプラスアルファが生まれることもあるのです。

3.充実感が得られる

自分にとって身近なところで抱負を立てるのも、より充実感のある日々を過ごすためのポイントとなります。たとえば、抱負を“体調管理を徹底する”ために「毎日7時間睡眠をする」「朝食を毎朝欠かさず食べる」とするだけでも良いでしょう。

反省点を踏まえ、マイナス面をカバーできれば、より理想の自分に近づくことが出来るでしょう。また、抱負を立てたら手帳や見える場所に書き出しておくと良いでしょう。見返すことで、日々の行動を意識することができます。

小さな目標設定をし練習することで、徐々に抱負の立て方のコツがつかめます。そして目標に向かって行動していくことで、日々達成感を得ることが出来るでしょう。また、行動するにあたって「出来ていないこと」「苦手なこと」など反省点が浮き彫りになるため、自己分析にも繋がります。

また、自己分析のやり方については、「自己分析のやり方は?具体的な方法やメリットについて解説」も参考にしてください。

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抱負が思いつかないときの3つの対処法

「抱負を立てたいのに思いつかない」「抱負が漠然としていて不安」という方は、以下のポイントを確認し、考えてみましょう。

1.就職できたらどんな自分になりたいかをイメージする

抱負が思いつかない場合、まずは志望する企業で働いている自分をイメージしてみましょう。イメージする自分に近づくために、入社したら2年以内に資格取得をしてスキルアップを図ることが必要だと予想するとします。

資格取得が必要だと分かれば、それに向けてどのように勉強を進めるかを計画し、抱負を立てることが出来るでしょう。なお、自分の抱負を立てる際は、独りよがりな目標にならないよう、企業研究も欠かさずするように気をつけてください。

2.漠然とした抱負しか思いつかない場合は数字を用いる

漠然とした抱負しか思いつかない場合は、具体的な数字を盛り込んだ内容にしてみましょう。「資格を取得したい」よりも、「12月までに資格を取得したい」の方が具体的です。

設定した日付を逆算して、行動のプロセスを組み立てることもしやすくなります。抱負は数字を用いることで、より具体的で述べやすい内容になります。

抱負だけでなく、志望動機や自己PRにおいても、数字を使って伝えることは効果的です。自己PRの考え方については、「自己PRはESの要!考え方のコツを例文13選とあわせて解説」を参考にしてください。

3.自分自身の課題や悩みは何かを洗い出す

抱負を立てたいのに思いつかないというときに、今自分が抱えている課題や悩みを書き出すことが有効です。書き出してみることで、自分がどうしたいかを明確にし、これからどう行動していくかを考えることが出来ます。

自分自身の課題や悩みを、抱負を立てる際の材料にしてみましょう。

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面接で避けたほうが良い抱負

抱負を語るうえで、悪い印象を与えてしまってはいけません。就活の面接では避けた方が良い抱負を確認しておきましょう。

自慢やウケ狙いの抱負

「場の雰囲気を盛り上げよう」「自分を印象付けよう」と思っていても、自慢になるような抱負やウケ狙いの抱負は避けましょう。場の空気を乱してしまうような話題は、悪いイメージを与えてしまいます。

無理に盛り上げたり、印象付けようと意識したりする必要はありません。自分らしい抱負を考え、誠実さをアピールするようにしましょう。

プライベートを重視した抱負

仕事に関する抱負を述べる場面では、「仕事とプライベートを両立して頑張りたい」「仕事だけでなくプライベートも充実させたい」など、プライベートを優先した抱負はやめましょう。入社前や入社時からプライベートを重視していると、仕事に対する意欲が低いと思われてしまう可能性があるので注意してください。

ハードルが高すぎる抱負

やる気や熱意を伝えようとするあまり、「本当に実現できるの?」と相手に疑問を抱かせる抱負にしないようにしましょう。非現実的な目標設定は、不信感に繋がります。抱負は自分の実行できる範囲で立てるようにしましょう。

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「採用面接」「内定式」での効果的な抱負の伝え方

採用面接や内定式など、抱負を効果的に伝えるためのポイントには共通する点があります。以下を参考にしてください。

ポジティブな言葉を用いた内容にする

ポジティブな言葉を使った内容は、聞き手に対し好印象を与えます。選ぶ言葉ひとつで印象は変わってしまう場合があります。

「自信はありませんが」「上手く出来るか分かりませんが」などのネガティブな言葉で前置きしたり、「とにかく頑張ります」など漠然とした抱負を述べたりすることは避けましょう。自分らしさを意識しつつ、ポジティブな言葉を選んで仕事に対する熱意をアピールすることが大切です。

1分程度にまとめる

抱負はシンプルな構成にし、1分程度に簡潔にまとめましょう。自分の抱負を相手に分かりやすく伝えるためには、要点を押さえ、順序立てて話すことが重要です。まず始めに「入社前後に努力すること」「入社後の業務で頑張りたいこと」など、抱負を簡潔に述べましょう。

次に、なぜその抱負に至ったのかという背景や、実現するために行っていることを分かりやすく説明します。そして最後にこれから実行していくことで締めると良いでしょう。

ここでもう一つ大切なのは、笑顔を意識してハキハキと大きな声で発表することです。せっかくポジティブな言葉で抱負を述べても、ボソボソとした発言では前向きな姿勢が伝わりません。また、相手が聞き取りづらくなってしまうため、早口になり過ぎないように注意しましょう。

内定式では決意表明を行う

自分が実際に働く企業での発表は、「決意表明」を述べましょう。今の気持ちを真っすぐな言葉で伝えて、会社でどう頑張りたいか、熱意を伝えることがポイントです。内定式だけでなく入社式でも同じように、決意表明が伝わると「熱意のある人」「期待できる人」という好印象へと繋がります。

今後の抱負について、聞かれることを想定しいつでも答えられるようにしておくことが大切です。当日になって考えるのは難しいので、普段から何か行動する前に目標を立てたり、自分のキャリアプランについて考えたりしておきましょう。

内定式については、「髪の色や服装は?内定式が開催される目的と基本マナー」でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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抱負を効果的にアピールできる例文

いざ抱負を考えようとして「実際に働いた経験がないから思い浮かばない」と悩む方もいるでしょう。面接時・入社時の抱負が思いつかないときのために、例文をご紹介します。例文を参考に、自分らしい抱負を考えてみましょう。

就職面接で抱負を述べる場合

就職面接の場面では、まず自分の目標を述べ、その後抱負を述べるようにしましょう。

御社の顧客は、業務効率化のプロフェッショナルとしての役割を御社に期待していると考えます。

私が御社に入社した暁には、営業マンとしてお客さまに向き合い、最適なシステム導入の手助けをしたいと考えています。そのため入社までにソフトウェアの知識を蓄え、プログラミングにも挑戦します。

御社の企業理念“テクノロジーで働く人のムリ・ムダをなくす”を体現できるよう、社内外での信頼を積み重ね、ゆくゆくはリーダーを目指せるよう努力してまいります。

入社式で抱負を述べる場合

入社式では、新入社員らしく素直で謙虚かつ熱意のある決意表明をしましょう。

この度○○社○○課の一員になりました、○○と申します。

小学校からサッカーを続けておりますので、体力と気力には自信があります。社会人になるにあたり、自分の良い部分は伸ばし、短所は改善していきたいと思っております。

今日の気持ちを忘れずに、日々誠実に仕事に励むつもりでございますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

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抱負を達成するためにやることリスト

抱負を達成させることは、就活時だけでなく、入社後にも役立ちます。抱負を立てて満足するのではなく、達成させるための行動に移りましょう。ここからは、抱負を達成するためにやることを紹介します。

設定した抱負を思い出す習慣を作る

設定した抱負は、定期的に思い出す習慣を作りましょう。抱負を達成するためには、目標のための計画を思い出す必要があります。また、計画を日常的な習慣の1部として、体に慣れさせることが大切です。

抱負が書かれた画像をスマホのホーム画面に設定したり、玄関に抱負を張り付けたりして、いつでも目に入るように工夫しましょう。

定期的に抱負のブラッシュアップを行う

抱負を定期的にブラッシュアップすることで、目標達成に繋がるでしょう。抱負を立てた時期と現在では、状況が変化することも通常です。計画の習慣がうまく作れずに、予定していた時期では目標達成ができないこともあるかもしれません。

抱負は常にブラッシュアップを行い、計画を見直すことで、着実に目標達成に近づきましょう。

抱負を達成したときの褒美を決める

抱負を達成したときの自分へのご褒美を、あらかじめ決めておくことが大切です。抱負を達成することは、自分との戦いの面も出てくるでしょう。やる気を保ち、継続するためには、ご褒美を設定することも大切です。

ささいなご褒美でもかまいません。「高級焼肉店に行く」「温泉旅行に行く」などと、実現しやすく、少し贅沢なご褒美がおすすめです。ご褒美を設定して、抱負で立てた計画を、日々こなしていきましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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